JP2009527634A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ポリオレフィンと、ギ酸メチルを含みポリマーと実質混和性である発泡剤ブレンドとを含有する、ポリオレフィンフォーム構造体を製造するための膨張性配合物。
2. 請求項１に記載の膨張性配合物を調製すること、および
   ポリオレフィンフォーム構造体を形成するために配合物を膨張させること
   を包含する方法によって製造される、ポリオレフィンフォーム構造体。
3. 請求項１に記載の膨張性配合物を調製することであり、ポリオレフィンを溶融すること、および有効量の発泡剤ブレンドをポリオレフィン中に溶解することを含むもの、および
   ポリオレフィンフォーム構造体を形成するために配合物を膨張させること
   を包含する、ポリオレフィンフォーム構造体の作成方法。
4. 膨張性配合物は膨張性ビーズの形態であり、なるべくなら更に輪郭形状に成形される、請求項２のポリオレフィンフォーム構造体または請求項３の方法。
5. 膨張性ビーズは、下記（ａ）、（ｂ）、および（ｃ）、すなわち
   ａ．（ｉ）ポリオレフィンを溶融すること、
   （ｉｉ）混合物を規定するためにポリオレフィン中に有効量の発泡剤ブレンドを溶解すること、および
   （ｉｉｉ）膨張性ビーズを形成するために混合物を押し出すこと、
   ｂ．有効量の発泡剤ブレンドをポリオレフィンビーズ中に溶解すること、
   ｃ．発泡剤ブレンドの存在下でポリオレフィンを合成すること
   からなる群より選ばれるプロセスによって形成される、請求項４のポリオレフィンフォーム構造体または方法。
6. ビーズを膨張させる工程は、
   ビーズを、少なくともポリマー−発泡剤ブレンドシステムのガラス転移温度か、またはこれより高い温度に加熱すること、または
   ポリマー−発泡剤ブレンドシステムのガラス転移温度または結晶溶融温度までの温度にてビーズを外部圧縮応力にさらすこと
   を包含する、請求項４または５のポリオレフィンフォーム構造体または方法。
7. ポリオレフィンを溶融すること、
   混合物を規定するためにギ酸メチルを含む有効量の発泡剤ブレンドをポリオレフィン中に溶解すること、
   混合物から押出物を形成すること、および
   ポリオレフィンフォーム構造体を形成するために押出物を膨張させること
   を包含し、発泡剤が実質的にポリマーと混和性である方法によって製造される、請求項１に記載の膨張性配合物を含むポリオレフィンフォーム構造体。
8. ポリオレフィンを溶融すること、
   混合物を規定するためにギ酸メチルを含む有効量の発泡剤ブレンドをポリオレフィン中に溶解すること、
   混合物から押出物を形成すること、および
   ポリオレフィンフォーム構造体を形成するために押出物を膨張させること
   を含み、発泡剤ブレンドはポリマーと実質混和性である、請求項１に記載の膨張性配合物を含むポリオレフィンフォーム構造体の作成方法。
9. 発泡剤ブレンドは
   １００重量％のギ酸メチルからなり、および／または
   ギ酸メチルおよび少なくとも１種の共発泡剤からなり、および／または
   約５０重量％より多くのギ酸メチルを含む、請求項１に記載の膨張性配合物、または請求項２または７に記載のポリオレフィンフォーム構造体、または請求項３または８に記載の方法。
10. 少なくとも１種の共発泡剤は、無機薬剤、炭化水素、ハロゲン化炭化水素、エーテル、エステル、アセタール、アルカノール、カーボネート、アミン、ケトン、化学発泡剤、およびこれらの任意の組合せからなる群より選ばれる、請求項９に記載の膨張性配合物、またはポリオレフィンフォーム構造体、または方法。
11. 発泡剤ブレンドは、約５から約８０重量％までのギ酸メチル、および約２０から約９５％までの、Ｃ_２からＣ_５までの炭化水素、ハロゲン化炭化水素、メタノール、ジメチルエーテル、二酸化炭素、窒素およびアルゴンからなる群より選ばれる少なくとも１種の共発泡剤からなる、請求項９に記載の膨張性配合物、またはポリオレフィンフォーム構造体、または方法。
12. ポリオレフィンフォームは約１から１５ｌｂ／ｆｔ^３（約１６．０から約２４０ｋｇ／ｍ^３、１ｌｂ＝約１６．０ｋｇ／ｍ^３として換算）までの密度を有し、および／または
    ポリオレフィンフォーム構造体は実質クローズドセル構造であり、および／または
    ポリオレフィンフォーム構造体は寸法安定性があり、および／または
    ポリオレフィンフォーム構造体は７日間までの熟成後に約１５％未満の絶対％ゲージ変化を有する、請求項１に記載の膨張性配合物、または請求項２または７に記載のポリオレフィンフォーム構造体、または請求項３または８に記載の方法。
13. ポリオレフィンには、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはこれらの組合せが包含される、請求項１に記載の膨張性配合物、または請求項２または７に記載のポリオレフィンフォーム構造体。
14. ポリオレフィンフォーム構造体はシート、板材または厚板材の形態である、請求項２または７に記載のポリオレフィンフォーム構造体、または請求項３または８に記載の方法。
15. 押出物は約１から約１８重量％までの発泡剤を含有する、請求項７に記載のポリオレフィンフォーム構造体。