JP2009523672A - フィルムライニングを施した、包装体およびその製法 - Google Patents

フィルムライニングを施した、包装体およびその製法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009523672A
JP2009523672A JP2008551366A JP2008551366A JP2009523672A JP 2009523672 A JP2009523672 A JP 2009523672A JP 2008551366 A JP2008551366 A JP 2008551366A JP 2008551366 A JP2008551366 A JP 2008551366A JP 2009523672 A JP2009523672 A JP 2009523672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
water
soluble film
structure according
porous support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008551366A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009523672A5 (ja
Inventor
プラディープ サングヴィ
ギャリー エル マイヤーズ
ジョセフ エム フイズ
リチャード シー フイズ
Original Assignee
モノソル アールエックス リミテッド ライアビリティ カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by モノソル アールエックス リミテッド ライアビリティ カンパニー filed Critical モノソル アールエックス リミテッド ライアビリティ カンパニー
Publication of JP2009523672A publication Critical patent/JP2009523672A/ja
Publication of JP2009523672A5 publication Critical patent/JP2009523672A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0087Galenical forms not covered by A61K9/02 - A61K9/7023
    • A61K9/009Sachets, pouches characterised by the material or function of the envelope
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/34Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
    • A23G3/50Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by shape, structure or physical form, e.g. products with supported structure
    • A23G3/56Products with edible or inedible supports, e.g. lollipops
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23PSHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
    • A23P10/00Shaping or working of foodstuffs characterised by the products
    • A23P10/30Encapsulation of particles, e.g. foodstuff additives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B13/00Tobacco for pipes, for cigars, e.g. cigar inserts, or for cigarettes; Chewing tobacco; Snuff
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
    • A61K9/0056Mouth soluble or dispersible forms; Suckable, eatable, chewable coherent forms; Forms rapidly disintegrating in the mouth; Lozenges; Lollipops; Bite capsules; Baked products; Baits or other oral forms for animals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
    • A61K9/7007Drug-containing films, membranes or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D65/00Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
    • B65D65/38Packaging materials of special type or form
    • B65D65/46Applications of disintegrable, dissolvable or edible materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/808Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package for immersion in the liquid to release part or all of their contents, e.g. tea bags

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

本発明は、袋状構造物の形状にある包装体に関するものであり、該包装体は、食物製品、薬剤、栄養剤、および化粧料等の活性物質を収容することができる。より具体的には、幾つかの態様において、本発明は、袋状構造物を提供し、該構造物は、密閉体積を包囲する少なくとも一つの多孔質支持体および該少なくとも一つの多孔質支持体を、少なくとも部分的に覆っている、少なくとも1種の水溶性フィルムを含む。該袋状構造物は、該密閉体積内に活性物質を、並びに該水溶性フィルム内に活性物質を含むことができる。本発明は、また該袋状構造物の製造方法および利用法にも関連する。

Description

本件特許出願は、2006年1月20日付で出願した、米国仮特許出願第60/760,438号の利益を請求するものである。この仮特許出願の内容を、参考としてここに組入れる。
本発明は、袋状構造物形状の包装体に係り、この包装体は、食物製品、薬剤、栄養剤および化粧料等の活性物質を含むことができる。該袋状構造物は、このものを選択された身体部位に配置した際に溶解する、水溶性のフィルムを含むことができる。本発明は、またこのような袋状構造物の製造方法、並びにその利用法にも係る。
薬物、食物製品および関連する消費可能な製品を、所定量で包装することは、しばしば望ましいことである。例えば、無煙タバコ製品は、従来経口用途用の個々の袋状構造物(pouches)内に包装されていた。このような包装体は、典型的には風味の無い、かつ水-不溶性の多孔質材料で作られている。従って、該材料は、典型的にはその使用中に口内で溶解することは無い。しかし、該袋状構造物に収容された製品は、その使用中に、該多孔質物質を通して口腔内に流れ出してしまう。
このような包装された製品の使用中に、消費し得る香料を得ることも、また望ましいことである。例えば、消費者は、時として、無煙タバコ製品の使用中に、ミントの香味を享受する。しかし、典型的には、風味の無い多孔質材料が、このような包装体を作成するのに利用されている。
更に、該包装された製品と該多孔質包装材料との間の望ましからぬ相互作用が、しばしばこのような製品において起る。従来公知の包装体系は、この問題を首尾よく処理していない。
従って、本発明は、袋状構造物等の包装製品の製造において使用される、多孔質支持体に、水溶性フィルムライニング、またはカバーを付与する。該水溶性フィルムは、該包装体内部に収容された飲食可能な物質と共に味わうことのできる、香料を含むことができる。あるいはまた、該水溶性フィルムは、該包装体内部に収容された活性物質と組み合わせて使用するための、様々な他の活性物質を含むことができる。これによって、本発明の袋状構造物は、上記従来技術の諸欠点を克服するものである。
本発明の幾つかの態様においては、活性成分を投与するための袋状構造物を提供し、該構造物は、密閉体積を包囲する、少なくとも1種の多孔質支持体;および該少なくとも1種の多孔質支持体を、少なくとも部分的に覆っている、少なくとも1種の水溶性フィルムを含む。
本発明の幾つかの態様は、活性成分を投与するための袋状構造物の製造方法を提供するものであって、該方法は以下の諸工程:(a) 水-不溶性多孔質支持体を製造する工程;(b) 該多孔質支持体を、水溶性フィルムによって、少なくとも部分的に覆う工程;および(c) 該少なくとも部分的に覆われている多孔質支持体を折畳んで、密閉体積を画成する工程を含む。
本発明の幾つかの態様においては、個体の口腔内に多数の活性成分を放出する方法が提供され、該方法は、以下の諸工程:
(a) (i) 密閉体積を包囲する、少なくとも1種の多孔質支持体;
(ii) 該少なくとも1種の多孔質支持体を、少なくとも部分的に覆う、少なくとも1種の水溶性フィルム、ここで該水溶性フィルムは、第一の活性成分を含み;および
(iii) 該密閉体積内に収容された第二の活性成分、
を含む、袋状構造物を作成する工程;
(b) 該袋状構造物を該個体の口腔内に適用する工程;および
(c) 該少なくとも1種の水溶性フィルムを、該個体の口腔内で溶解させ、かつ該第二の活性成分と共に、該第一の活性成分を該個体の口腔内に放出させる工程を含む。
本発明の幾つかの態様は、個体の口腔内に、タバコ製品との組合せで、活性成分を放出する方法を提供するものであり、該方法は、以下の諸工程:
(a) (i) 密閉体積を包囲する、少なくとも1種の多孔質支持体;
(ii) 該少なくとも1種の多孔質支持体を、少なくとも部分的に覆う、少なくとも1種の水溶性フィルム、ここで該水溶性フィルムは、活性成分を含み;および
(iii) 該密閉体積内に収容されたタバコ製品、
を含む、袋状構造物を作成する工程;
(b) 該袋状構造物を該個体の口腔内に適用する工程;および
(c) 該少なくとも1種の水溶性フィルムを、該個体の口腔内で溶解させ、かつ該タバコ製品との組合せで、該活性成分を該個体の口腔内に放出させる工程を含む。
本発明は、袋状構造物形状にある包装体に関し、これは選択された身体の部位、例えば口腔内に投与することができる。該袋状構造物は、或る密閉体積を包囲する、多孔質支持体物質および該多孔質支持体を覆う水溶性のフィルムを含むことができる。幾つかの態様において、該フィルムは、該袋状構造物をライニングするのに利用でき、一方他の態様において、該フィルムは、該袋状構造物の外側表面を覆うことができる。あるいはまた、該フィルムは、該袋状構造物の内側および外側表面両者を覆うことができる。
飲食可能な製品等の物質は、該袋状構造物の内部に収容することができる。該袋状構造物の内部に収容するための物質の例は、香料、呼気改善剤等を含むが、タバコ製品を含まない、活性成分、例えば食品製品、薬剤、栄養物(nutraceuticals)および化粧料を含有する。活性成分は、また例えば香料または薬物を収容する該袋状構造物を覆うのに使用する、該水溶性フィルム内に配合することも可能である。例えば、口腔内に投与するに際して、該水溶性フィルムは、溶解し、かつそこに含まれている該活性成分を遊離する。該フィルム由来の該活性成分は、該袋状構造物内に収容された活性成分と混合することができ、結果としてこれら両活性成分は口腔内に放出される。
あるいはまた、幾つかの態様において、該袋状構造物内に収容されたおよび/または該水溶性フィルムに配合された該物質は、タバコ製品、例えばタバコ、タバコ抽出物、タバコの合成化合物、タバコ香料等を含むこともできる。タバコ製品は、本明細書に記載される態様の何れにおいても、活性成分の代わりに使用できる。
幾つかの態様において、該袋状構造物内に収容された該活性成分は、望ましからぬことに、該多孔質支持体と相互作用する可能性がある。例えば、該活性物質は、該支持体を染色し、または変色する恐れがある。従って、該フィルムライニングは、該多孔質支持体に対するバリアを与え、該バリアは、該袋状構造物内に収容された該活性物質の作用から、該支持体を保護する。
経口投与以外にも、ここに記載される該袋状構造物に対しては、様々な他の投与経路も意図されており、例えば口腔、舌下、経粘膜、歯粘膜、経歯肉、経鼻、経眼、経耳、経膣、経直腸または局所投与を包含するが、これらに限定されない。
上記の如く、幾つかの態様においては、該袋状構造物は、密閉体積を包囲する、少なくとも1種の多孔質支持体を含むことができる。該袋状構造物は、また少なくとも1種の水溶性フィルムをも含むことができ、これは少なくとも部分的に該多孔質支持体を覆っている。
該多孔質支持体は、唾液等の水分の、該袋状構造物の流通を可能とし、また該収容された活性成分またはその溶解性抽出物の、該袋状構造物から口腔内への流出をも可能とする。該多孔質支持体は、水-不溶性物質、例えば無煙タバコ製品、ティーバッグ等において従来から使用されているもの等を含むことができる。適当な物質は、繊維、紙、水-不溶性ポリマー、布および織物等を含むが、これらに限定されない。水-不溶性ポリマー、例えばセルロース系ポリマーを使用することができる。有用な水-不溶性ポリマーの具体的な例は、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルエチルセルロース、セルロースアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートおよびこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。上記したもの等の様々な物質の複合支持体も、該多孔質支持体を製造するのに使用できる。
幾つかの態様において、該多孔質支持体は、該水溶性フィルムによって、少なくとも部分的に覆うことができる。該水溶性フィルムは、約20μm〜約100μmなる範囲の厚みを持つことができる。該水溶性フィルムは、身体内の投与部位、例えば口腔内の水分と接触した際に溶解し得る。該水溶性フィルムの溶解速度を、様々な態様に対して調節して、そこに含まれる該活性成分の様々な放出速度を得ることができる。例えば、幾つかの態様において、該水溶性フィルムは、例えば約1-2分間といった、迅速な溶解速度を持つことができ、これは、該活性成分の迅速な放出をもたらす。他の態様において、該水溶性フィルムは、例えば30-60分間または約24時間までといった、緩慢な溶解速度を示すようにすることもでき、この緩慢な溶解速度は、該フィルムに含まれる該活性成分の放出を持続する。特に、選択されたフィルム形成ポリマーおよびフィルムの厚みを含む、種々の異なるファクタが、該フィルムの溶解速度に影響を与える可能性がある。
該水溶性フィルムは、少なくとも1種の水溶性ポリマーを含むことができる。ここで使用する句「水溶性ポリマー」およびその様々な変形は、少なくとも部分的に水溶性の、また望ましくは完全にまたは支配的に水溶性の、あるいは水を吸収するポリマーを意味する。
幾つかの態様において、該水溶性ポリマーは、該多孔質支持体と共に熱封止して、封止された袋状構造物を製造することができる。更に、様々な水溶性ポリマーまたはその組合せを使用して、該フィルムの溶解速度を調節することができる。該溶解速度は、また様々な粘度または分子量を持つ水溶性ポリマーを組み合わせることによって、調節することも可能である。
例えば、幾つかの態様において、該水溶性ポリマーは、ポリエチレンオキシドを単独で、または他の水溶性ポリマーとの組合せで含むことができる。水溶性セルロース系ポリマー、例えばヒドロキシプロピルセルロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロース等を使用することも可能である。特に、ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、望ましからぬ程度まで溶融すること無しに、該多孔質支持体材料と共に熱封止することができる。
該フィルムにおいて使用するポリエチレンオキシドの分子量は、約100,000〜約8,000,000なる範囲内であり得る。望ましくは、該ポリエチレンオキシドの分子量は、約100,000〜約900,000なる範囲内であり得る。更に、2004年5月28日付で出願された、本譲受人の継続中の米国特許出願第10/856,176号(米国特許出願公開第2005/0037055号)に記載されているように、様々な分子量を持つポリエチレンオキシドのブレンドを使用することも可能である。該米国特許出願第の内容全体を、参考としてここに組入れる。
幾つかの態様において、様々な粘度を持つ水溶性ポリマー、例えばセルロース系ポリマーを使用することができる。例えば、該水溶性ポリマーは、約15cpsなる粘度を持つヒドロキシプロピルメチルセルロースと、約50cpsなる粘度を持つヒドロキシプロピルメチルセルロースとの組合せを含むことができる。該より高い粘度を持つヒドロキシプロピルメチルセルロースの添加は、該フィルムに、例えば約30-60分なる緩慢な溶解速度を付与することができ、このことは幾つかの態様においては、望ましいことであり得る。付随的に、より高粘度のヒドロキシプロピルメチルセルロースは、ある程度まで該フィルム内に含まれる該活性成分を、封入(カプセル化)するように機能し得る。このような封入は、該活性成分の放出期間の、より一層長期に渡る延長を可能とする。
市販品として入手できるこのようなポリマーの例は、メトセル(METHOCEL) E15(15cpsなる見掛けの粘度を持つヒドロキシプロピルメチルセルロース)およびメトセル(METHOCEL) E50(50cpsなる見掛けの粘度を持つヒドロキシプロピルメチルセルロース)を含むが、これらは両者共にダウケミカル社(Dow Chemical Company)から入手できる。
該水溶性フィルムにおいて使用するのに適した、他の水溶性ポリマーの例は、プルラン、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ザンタンガム、トラガカントゴム、グアーガム、アカシアガム、アラビアガム、ポリアクリル酸、メチルメタクリレートコポリマー、カルボキシビニルコポリマー、デンプン、ゼラチンおよびこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。このようなポリマーの、該フィルムにおける使用は、上で言及した米国特許出願第10/856,176号に、詳しく記載されている。
幾つかの態様においては、該水溶性フィルムにポリデキストロースを添加することも望ましいことであり得る。ポリデキストロースは、フィラーおよび溶解度増強剤として機能する水溶性ポリマーであり、即ちこの物質は、該フィルムの封止特性を弱めることなしに、該フィルムの溶解時間を高める。ポリデキストロースは、約5〜約30質量%なる範囲、より具体的には9〜約15質量%なる範囲の量で存在し得る。
また、様々な随意の添加物を、該水溶性フィルムに配合することができ、該添加物の例は、特にシリコーン-含有化合物等の消泡剤、粘着防止剤、可塑剤、ポリアルコール、界面活性剤および熱硬化性ゲル、例えばペクチン、カラギーナン、およびゼラチンを含むが、これらに限定されない。
水溶性フィルムは、選択された注入成型法、または堆積法および制御された乾燥法を利用して製造することができる。このような方法は、共通の譲受人の、2002年2月14日付で出願され、米国特許出願公開第2003/0107149 A1号として公開された、米国特許出願第10/074,272号に、より詳細に記載されている。該米国特許出願の内容全体を、参考としてここに組入れる。あるいはまた、水溶性フィルムは、共通の譲受人の、2004年5月28日付で出願され、米国特許出願公開第2005/0037055 A1号として公開された、米国特許出願第10/856,176号に記載されているように、押出すことも可能である。該米国特許出願の内容全体を、参考としてここに組入れる。
幾つかの態様において、該水溶性フィルムそれ自体は、少なくとも1種の活性成分を含むことができる。少なくとも1種の活性成分、例えば食物製品、薬剤、栄養剤または化粧料を、該袋状構造物の該密閉体積中に収容することも可能である。該水溶性フィルムに含められた該活性成分は、該袋状構造物に収容されている活性成分と同一であっても、またこれとは異なっていてもよい。
幾つかの態様において、該袋状構造物に収容し、および/または該水溶性フィルムに配合するのに適した活性物質は、食物製品;植物性薬品;漢方薬;無機物;昆虫;栄養剤;薬剤;化粧料;薬物;生物学的に活性な物質;医薬;解毒剤;ワクチン;抗原またはアレルゲン;口内洗浄剤成分;香料;芳香剤;酵素;保存剤;甘味料;着色剤;香辛料;ビタミン;ポリフェノール;フィトケミカル;およびこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。このような活性物質は、タバコ製品を含まない。
植物性薬品の例は、限定するものではないが、根、樹皮、葉、幹、花、果実、ヒマワリ種子、およびこれらの組み合わせを包含する。
広範囲に渡る医薬、生物学的に活性な物質、および薬剤を含めることができる。有用な薬物の例は、ACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害剤、抗-狭心症性薬物、抗-不整脈薬、抗-喘息薬、抗-コレステロール血症薬、鎮痛薬、麻酔薬、抗-痙攣薬、抗-鬱薬、抗-糖尿病薬、下痢止調剤、解毒薬、抗-ヒスタミン剤、抗-高血圧症薬、抗-炎症剤、抗-高脂血症薬、抗-躁病薬、制吐薬、抗-発作薬、抗-甲状腺調剤、抗-腫瘍性薬物、抗ウイルス剤、アクネ治療薬、アルカロイド、アミノ酸製剤、鎮咳薬、抗-尿酸血症薬、抗ウイルス薬、同化作用性製剤、全身性および非-全身性感染防止剤、抗-新生物剤、抗-パーキンソン症薬、抗-リウマチ薬、食欲刺激剤、生物学的応答調節剤、血液改善剤、骨代謝調節剤、心血管作用薬、中枢神経系刺激剤、コリンエステラーゼ阻害剤、避妊薬、充血除去剤、栄養補給剤、ドーパミン受容体アゴニスト、子宮内膜症治療薬、酵素、勃起不全治療薬、排卵誘発薬、胃腸薬、ホメオパシー治療薬、ホルモン、高カルシウム血症および低カルシウム血症治療薬、免疫調節剤、免疫抑制剤、偏頭痛治療用製剤、動揺病治療薬、筋弛緩剤、肥満治療薬、骨粗鬆症治療製剤、子宮収縮薬、副交感神経遮断薬、副交感神経興奮薬、プロスタグランジン、精神療法薬、呼吸調整薬、鎮静剤、禁煙補助薬、例えばブロモクリプチンおよびニコチン、交感神経遮断薬、抗-震顫性製剤、尿管作用薬、血管拡張薬、緩下薬、制酸剤、イオン交換樹脂、解熱薬、食欲抑制薬、去痰薬、抗-不安薬、抗-潰瘍剤、抗-炎症性物質、冠動脈拡張薬、大脳血管拡張薬、末梢血管拡張薬、向精神薬、刺激剤、抗-高血圧症薬、血管収縮薬、偏頭痛治療用製剤、抗生物質、精神安定剤、抗-精神病薬、抗-腫瘍性薬物、抗-凝血薬、トロンビン変換抑制剤、催眠薬、鎮吐薬、制吐薬 、抗-痙攣薬、神経筋作用薬、高-および低-血糖症治療薬、甲状腺作用薬および抗-甲状腺薬、利尿薬、鎮痙薬、テリン(terine)緩和剤、食欲抑制剤、造血剤、抗-喘息薬、咳止め薬、多糖類分解酵素作用薬、DNAおよび遺伝子調節薬、およびこれらの組み合わせを含む。
投薬療法用活性成分の例は、制酸剤、H2-アンタゴニスト、および鎮痛薬を含む。例えば、制酸性投与剤は、成分としての炭酸カルシウム単独またはこれと水酸化マグネシウム、および/または水酸化アルミニウムとの組合せを使用して、製造することができる。更に、制酸剤は、H2-アンタゴニストとの組合せで使用することができる。
鎮痛薬は、場合によりカフェインを含んでいてもよい、アヘン(麻酔薬)およびアヘン誘導体、例えばオキシコドン(オキシコンチン(OxycontinTM)として入手できる)、イブプロフェン、アスピリン、アセタミノフェン、およびこれらの組み合わせを包含する。
他の薬物は、下痢止剤、例えばイモジウム(immodium) AD、抗-ヒスタミン薬、鎮咳薬、充血除去薬、ビタミンおよび呼気改善剤を含む。本発明において使用する適当なビタミンは、任意の従来公知のもの、例えばビタミンA、B、CおよびEを包含するが、これらに限定されない。単独でまたは風邪、痛み、熱、咳、充血、鼻水およびアレルギー治療薬との組合せで使用される普通薬、例えばアセタミノフェン、クロルフェニルアミンマレエート、デキストロメトルファン、シュードエフェドリンHClおよびジフェンヒドラミンは、本発明のフィルム組成物に含めることができる。
本発明において使用しようとしているものは、また不安緩解薬、例えばアルプラゾラム(ザナックス(XanaxTM)として入手できる);抗-精神病薬、例えばクロゾピン(clozopin) (クロザリル(ClozarilTM)として入手できる)およびハロペリドール(ハルドール(HaldolTM)として入手できる);非-ステロイド系抗-炎症剤(NSAID's)、例えばジクロフェナク(ボルタレン(VoltarenTM)として入手できる)およびエトドラク(ロジン(LodineTM)として入手できる);抗-ヒスタミン剤、例えばロラタジン(クラリチン(ClaritinTM)として入手できる)、アステミゾール(ヒスマナール(HismanalTM)として入手できる)、ナブメトン (リラフェン(RelafenTM)として入手できる)、およびクレマスチン(タビスト(TavistTM)として入手できる);制吐薬、例えばグラニセトロン塩酸塩(キトリル(KytrilTM)として入手できる)およびナビロン(セサメット(CesametTM)として入手できる);気管支拡張剤、例えばベントリン(BentolinTM)、アルブテロール硫酸塩(プロベンチル(ProventilTM)として入手できる);抗-鬱薬、例えばフルオキセチン塩酸塩(プロザック(ProzacTM)として入手できる)、セルトラリン塩酸塩(ゾロフト(ZoloftTM)として入手できる)、およびパロキセチン(paroxtine)塩酸塩(パクシル(PaxilTM)として入手できる);抗-偏頭痛薬、例えばイミグラ(ImigraTM)、ACE-阻害剤、例えばエナラプリラト(バソテック(VasotecTM)として入手できる)、カプトプリル(カポテン(CapotenTM)として入手できる)およびリシノプリル(ゼストリル(ZestrilTM)として入手できる);抗-アルツハイマー病薬、例えばニセルゴリン;およびCaH-アンタゴニスト、例えばニフェジピン(プロカルディア(ProcardiaTM)およびアダラット(AdalatTM)として入手できる)およびベラパミル塩酸塩(カラン(CalanTM)として入手できる)である。
勃起不全治療薬は、ペニスに対する血流を容易にする薬物、および自律神経活性に作用する薬物、例えば副交感神経作用(コリン作用)活性を高めおよび交感神経作用(アドレナリン作用)活性を低下する薬剤を含むが、これらに限定されない。有用な非-限定的薬物は、シルデナフィル、例えばバイアグラ(ViagraTM)、タダラフィル(tadalafils)、例えばシアリス(CialisTM)、バーデナフィル(vardenafils)、アポモルフィン、例えばウプリマ(UprimaTM)、ヨヒンビン塩酸塩、例えばアフロジン(AphrodyneTM)およびアルプロスタジル、例えばカバージェクト(CaverjectTM)を含むが、これらに限定されない。
本発明において使用しようとしている評判のH2-アンタゴニストは、シメチジン、ラニチジン塩酸塩、ファモチジン、ニザチジン(nizatidien)、エブロチジン、ミフェンチジン、ロキサチジン、ピサチジン、およびアセロキサチジンを含むが、これらに限定されない。
活性制酸剤成分は、以下に列挙するものを含むが、これらに限定されない:水酸化アルミニウム、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、アミノ酢酸、リン酸アルミニウム、炭酸ジヒドロキシアルミニウムナトリウム、重炭酸塩、アルミン酸ビスマス、炭酸ビスマス、次炭酸ビスマス、次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス、次サリチル酸(subsilysilate)ビスマス、炭酸カルシウム、クエン酸イオン(酸または塩)、アミノ酢酸、マグネシウムアルミネートサルフェート水和物、マガルドレート(magaldrate)、アルミノ珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、マグネシウムグリシネート、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、マグネシウムトリシリケート、ミルク固形分、アルミニウムモノ-オルジベーシック(mono-ordibasic)リン酸カルシウム、リン酸三カルシウム、重炭酸カリウム、酒石酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、アルミノ珪酸マグネシウム、酒石酸および塩。
製薬的に活性な試薬は、例えば草本、樹木、またはブタクサ由来の植物花粉;ネコまたは他の毛皮で覆われた動物の皮膚および毛髪から脱落した、小さな鱗片である、動物のフケ;昆虫、例えばコナチリダニ、ハチおよびスズメバチ;およびペニシリン等の薬物を含むが、これらに限定されないアレルゲンまたは抗原を含むことができる。
特に活性物質が光感受性である場合には、酸化防止剤も、該活性物質の劣化を防止するために、添加することができる。
本発明において使用する該生物学的に活性な物質は、有益なバクテリアを含むことができる。より具体的には、幾つかのバクテリアは、通常舌の表面上および咽頭の裏側に存在する。このようなバクテリアは、食物中に見出されるタンパク質を分解することによって、該食物の消化を助ける。従って、これらのバクテリアを、本発明の幾つかの態様において組込むことも望ましいことであり得る。
また、口臭および関連する口腔手当て状態を処置するための活性物質、例えば微生物の繁殖抑制において効果的な活性物質等を含めることも望ましいことであり得る。口臭は、揮発性の含硫黄化合物を発生する、口腔内における嫌気性バクテリアの存在により引起される可能性があるので、このような微生物を抑制する成分が、望ましいものであり得る。このような成分の例は、特に抗菌薬、例えばトリクロサン、二酸化塩素、塩素酸塩、および亜塩素酸塩を含む。マウスリンスおよび練り歯磨等の口腔手当て組成物における、亜塩素酸塩、特に亜塩素酸ナトリウムの使用は、米国特許第6,251,372号、同第6,132,702号、同第6,077,502号、および米国特許出願公開第2003/0129144号に教示されている。これら公知技術の全てを、参考としてここに組入れる。該口腔手当て組成物において、このような成分は、悪臭および関連する口腔の状態にとって有効な量で配合する。
化粧学的活性薬剤は、メントール等の呼気改善剤、他の香料または芳香剤、特に口腔衛生のために利用されているもの、並びに四級アンモニウム塩基等の歯科並びに口腔清浄化において使用されている活性物質を含むことができる。香料の作用は、酒石酸、クエン酸、バニリン等の香気増強剤を使用することにより、高めることができる。
ポリフェノールの例は、限定されるものではないが、特にフラボノイド、例えばカテキン、エピカテキン、プロシアンジン(procyandins)、アントシアニン等を包含する。
フィトケミカル物質の例は、限定されるものではないが、特にアリルスルフィド、インドール、グルコシノレート(glucosinolates)、スルファフォラファン(sulfaforaphane)、イソチオシアネート、チオシアネート、チオール、リコペン、カロチノイド、フタリド、ポリアセチレン、シリマリン(silymarin)、モノテルペン、エラグ酸、フェノール、フラボノイド、フィチン酸、サポニン、ジンゲロール(gingerols)、およびグリシルリチンカテキン等を包含する。
同様に着色添加剤を使用することもできる。幾つかの態様においては、該水溶性フィルムに着色剤を添加して、得られる袋状構造物の全体としての審美的な外観を改善することも望ましいことであり得る。例えば、該袋状構造物内に収容された該活性成分は、該袋状構造物を構成する該多孔質支持体の望ましからぬ染色を引起す恐れがある。該フィルムは、このような望ましからぬ染色を隠蔽する着色剤または白色化剤を配合し、結果として該袋状構造物の外観を改善することを可能とする。このような着色添加剤は、食物、薬物および化粧料用着色剤(FD&C)、薬物および化粧料用着色剤(D&C)、または外用薬物および化粧料用着色剤(Ext. D&C)を含む。これらの着色剤は、染料、その対応するレーキ、および幾つかの天然産の並びに誘導された着色剤である。レーキは、水酸化アルミニウム上に吸収された染料である。
着色剤の他の例は、公知のアゾ染料、有機または無機顔料、または天然産の着色剤を含む。無機顔料、例えば鉄またはチタンの酸化物が好ましく、これらの酸化物は、該成分の全質量を基準として、約0.001〜約10質量%なる範囲、および好ましくは約0.5〜約3質量%なる範囲の濃度にて添加される。
香料は、天然または合成香料液体から選択することができる。このような薬剤の例示的なリストは、揮発性オイル、合成香味オイル、風味のある芳香性物質、オイル、液体、オレオレジン、または植物、葉、花、果実、幹およびこれらの組み合わせ由来の抽出液を包含する。その例の非-限定的な代表的リストは、ミントオイル、ココア、および柑橘類オイル、例えばレモン、オレンジ、グレープ、ライムおよびグレープフルーツ由来のオイル、および果実エッセンス、例えばリンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、イチゴ、ラズベリー、サクランボ、プラム、パイナップル、アンズエッセンスまたは他の果実の香料を包含する。
該風味付け物質を添加して、ホットまたはコールド風味付け飲料またはスープを製造することができる。これら風味付け物質は、限定されるものではないが、茶またはスープ風味付け物質、例えばビーフまたはチキン風味付け物質を包含する。
他の有用な風味付け物質は、アルデヒドおよびエステル、例えばベンズアルデヒド(サクランボ、アーモンド)、シトラール、即ちα-シトラール(レモン、ライム)、ネラール、即ちβ-シトラール(レモン、ライム)、デカナール(オレンジ、レモン)、アルデヒドC-8(柑橘類果実)、アルデヒドC-9(柑橘類果実)、アルデヒドC-12(柑橘類果実)、トリルアルデヒド(サクランボ、アーモンド)、2,6-ジメチルオクタノール(未熟な果実)、および2-ドデセナール(柑橘類、マンダリン)、これらの組み合わせ等を含む。
香料は、該水溶性フィルム中に、該フィルムの質量を基準として、約5〜約30質量%なる範囲、より具体的には該フィルムの約15〜約27質量%なる範囲内の量で存在することができる。
あるいはまた、幾つかの態様において、該袋状構造物内に収容され、および/または該水溶性フィルム中に配合される該物質は、1種またはそれ以上のタバコ製品、例えば無煙タバコ、タバコ抽出物、タバコの合成化合物、タバコ風味、嗅ぎタバコ等を含むことができる。タバコ製品は、また本明細書に記載した、上記活性成分の何れかとの組合せで使用することも可能である。例えば、タバコ製品は、該袋状構造物の該密閉体積中に収容することができ、また活性成分、例えば香料は、該水溶性フィルム中に配合することができる。更に、該水溶性フィルムを細断し、該袋状構造物を、該タバコ製品でライニングさせたものに加えて、またはそのための代替物として、該タバコ製品と混合することができる。
幾つかの態様は、また該水溶性フィルム中に、乳化剤系を含むこともできる。該フィルム内、特に高濃度の、例えば該フィルム組成物の約25-30質量%なる範囲の量の香料を配合した態様において、乳化剤系を使用することによって、強力な香味の影響力に関して、香料によって生成される不均一なパターンを緩和することが可能となる。不均一なパターンは、有害なフィルム外観をもたらす恐れがあり、また結果的に幾つかの態様においては望ましからぬこととなり得る。該乳化剤系は、様々な乳化剤、例えばプロピレングリコールアルギネート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(ポリソルベート(Polysorbate) 80)および/またはソルビタンモノオレエートの何れかを含むことができる。幾つかの態様において、該乳化剤系は、該フィルムの質量に対して、約0.5〜約1.5質量%なる範囲の量のプロピレングリコールアルギネート、該フィルムの質量に対して、約0.1〜約1質量%なる範囲の量のポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートおよび該フィルムの質量に対して、約0.1〜約1質量%なる範囲の量のソルビタンモノオレエートを含むことができる。
活性物質は、また甘味料を含むことができる。該甘味料は、以下に列挙する非-限定的なリストから選択することができる:グルコース(コーンシロップ)、デキストロース、転化糖、フルクトース、およびこれらの組み合わせ;サッカリンおよびその様々な塩、例えばナトリウム塩;ジペプチド甘味料、例えばアスパルテーム;ジヒドロカルコン化合物、グリシルリチン、ステビアレボディアナ(Stevia Rebaudiana) (ステビオシド(Stevioside))、スクロースのクロロ誘導体、例えばスクラロース;糖アルコール、例えばソルビトール、マニトール、キシリトール等。同様に本発明において、使用を意図しているものは、水素化デンプン水解物であり、また合成甘味料である3,6-ジヒドロ-6-メチル-1,1,1,2,3-オキサチアジン-4-オン-2,2-ジオキシド、特にカリウム塩(アセスルファム-K)、およびそのナトリウムおよびカルシウム塩、および天然の強力な甘味料、例えばロハンクオ(Lo Han Kuo)を使用することも可能である。他の甘味料を使用することも可能である。
一般に、該水溶性フィルム内に収容される該活性成分は、該フィルムの質量に対して、約0.001〜約30質量%なる範囲、より好ましくは約1〜約27質量%なる範囲内の量で存在し得る。
幾つかの態様において、該水溶性フィルムは、該フィルムに帯電した環境を付与し、あるいは該環境を維持するためにイオン性の成分を含むことができる。特に、該フィルムライニングまたはカバーの表面上に、イオン性の電荷を付与または維持することにより、該フィルムに、該粘膜表面に対する接着特性を付与することが可能となる。正味の(+)または(-)イオン性電荷の付与を可能とする、任意の成分を使用することができる。例えば、イオン性電荷の付与を可能とする、酸、塩基、塩、または任意のポリマーを、該水溶性フィルム内に含めることができる。
上に記載した任意の活性成分を、該水溶性フィルム内に配合し、および/または該袋状構造物の該密閉体積内に収容することができる。幾つかの態様においては、該水溶性フィルム内に配合した活性成分とは異なる活性成分を、該袋状構造物内に含めることができる。例えば、香料を、該フィルムに配合し、かつ食物製品を、該袋状構造物内に収容することが可能である。あるいはまた、幾つかの態様は、該水溶性フィルム内におよび該袋状構造物内に同一の活性成分を収容することができる。更には、多数の活性成分を、該水溶性フィルム内に配合し、および/または該袋状構造物内に収容することができる。
適当な活性成分および水溶性フィルム製造に係る詳細は、共通の譲受人による、また上に引用した米国特許出願第10/074,272号および同第10/856,176号並びに共通の譲受人による、2004年1月30日付で出願された米国特許出願第10/768,809号に、より一層詳しく記載されている。これらの内容全体を、参考としてここに組入れる。
上記の如く、該水溶性フィルムは、少なくとも部分的に、該多孔質支持体を覆うものであり得る。幾つかの態様において、該水溶性フィルムは、完全に該多孔質支持体を覆っていてもよい。該少なくとも部分的にフィルムで覆われた多孔質支持体は、様々な異なる方法で成型して、袋状構造物とすることができる。
幾つかの態様において、該多孔質支持体は、密閉体積を画成して、袋状構造物を生成するように、折畳むことができる。例えば、図1に示したように、該多孔質支持体は、折畳み、かつギャザリングして、袋状構造物壁100および密閉体積200を持つ袋状構造物10とすることができる。該多孔質支持体は、該袋状構造物10のギャザリング点300において、例えば熱封止により、それ自身封止することができる。図1の2-2軸に沿って取った、図2に示すように、該袋状構造物壁100は、内側表面111および外側表面112を持つ、多孔質支持体110を含むことができる。該水溶性フィルム120は、少なくとも部分的に該支持体110の該内側表面111を覆うことができる。このような組合せは、フィルムでライニングした袋状構造物を構成する。あるいはまた、該水溶性フィルムは、図2Aに示したように、該多孔質支持体の該外側表面あるいはその内側表面および外側表面両者を、少なくとも部分的に覆うことができる。図2Aにおいて、該水溶性フィルム130は、更に該多孔質支持体110の該外側表面112を覆っている。
幾つかの態様において、少なくとも部分的に該多孔質支持体の内側表面および/または外側表面を覆っている、該水溶性フィルムは、該表面(1または複数)と積層されていてもよい。例えば、該水溶性フィルムは、該表面(1または複数)と結合し、またはこれに接着されていてもよい。
別の態様においては、二枚の多孔質支持体を備えていてもよい。これら二枚の多孔質支持体は、シート状の部材であってもよい。図3に示したように、二枚の多孔質支持体は、相互に周辺部において面対面嵌合状態にあってもよく、この場合には、袋状構造物の壁400および壁500が画成され、またこれらは密閉体積600を包囲する。該多孔質支持体は、周辺部面対面係合部において、相互に融着することができる。
より具体的には、図3の4-4軸に沿って取った、図4に示したように、壁400は、内側表面411および外側表面412を持つ多孔質支持体410を含むことができる。該水溶性フィルム420は、該多孔質支持体410の該内側表面411を、少なくとも部分的に覆うことができる。同様に、壁500は、内側表面および外側表面を持つ多孔質支持体を含むことができ、また水溶性フィルムは、少なくとも部分的に該内側表面を覆っている。このような組合せは、フィルムでライニングされた袋状構造物を構成する。あるいはまた、該水溶性フィルムは、該多孔質支持体の該外側表面あるいはその内側表面および外側表面両者を、少なくとも部分的に覆うことができる。
単一の多孔質支持体または多数の多孔質支持体を折畳んで、袋状構造物とするための様々な他の方法を使用することができる。例えば、単一の多孔質支持体それ自体を折畳んで、チューブ状の形状とすることができる。このチューブ状の多孔質支持体は、その長さに沿って、かつその各端部において封止して、その内部に密閉体積を画成することができる。該チューブ状の多孔質支持体の該内側表面および/または該外側表面は、水溶性フィルムにより、少なくとも部分的に覆われていてもよい。幾つかの態様において、該水溶性フィルムは、該多孔質支持体と積層することができる。該多孔質支持体を折畳みかつ封止する他の方法は、当然に本発明の範囲内に入るものと考えられる。
本発明は、また上記した袋状構造物の製造方法をも目的とする。この局面によれば、水溶性の多孔質支持体を提供することができる。該多孔質支持体は、水溶性フィルムによって、少なくとも部分的に覆われていてもよい。該水溶性フィルムは、上記した様々な成分の何れかを含むことができる。該多孔質支持体は、内側表面および外側表面を持つことができ、またこれら表面の一方または両方において、該水溶性フィルムで覆われていてもよい。幾つかの態様において、該水溶性フィルムは、該多孔質支持体と、その内側表面および/または外側表面上で、積層されていてもよい。例えば、該水溶性フィルムは、例えば接着剤または熱を利用して、該フィルムと結合し、またはこれに接着することができる。
一旦、該多孔質支持体が、該水溶性フィルムで覆ったら、該支持体を折畳んで、密閉体積を画成し、かくして袋状構造物を製造することができる。幾つかの態様において、該フィルムで覆われた多孔質支持体それ自体を、ギャザリングし、または折畳み、その接触点において熱封止することができる。例えば、幾つかの態様において、フィルムで覆われた多孔質支持体それ自体を、該支持体の一部分が、その第二の部分との周辺部に沿って係合するように折畳むことができる。該支持体は、該周辺の係合点において、熱封止することができる。他の態様においては、例えば、周辺部において面対面係合状態にある、二枚のフィルムで覆われた多孔質支持体を、その周辺部に沿って、相互に融着または熱封止することができる。幾つかの態様において、該水溶性フィルムは、該多孔質支持体と共に熱封止することができる。
該袋状構造物を熱封止する前に、ここにおいて規定した如き密閉体積内に、活性成分を配置することができる。上に記載した該活性成分の何れかを、該袋状構造物内に収容することができる。
幾つかの態様においては、例えば、該少なくとも部分的にフィルムで覆われた多孔質支持体それ自体を折畳んで、密閉体積をもつ袋状構造物を製造することが可能である。該袋状構造物の2つの側部を封止して、密閉し、該袋状構造物の一つの側部を開放状態にしておくことができる。活性成分またはタバコ製品を、該袋状構造物の該開放側部を介して、該密閉体積内に充填することができる。次いで、該袋状構造物の該開放側部を封止して、密閉し、最終製品を製造することができる。例えば、該袋状構造物の該側部は、熱および/または圧力の印加によって封止することができる。あるいはまた、幾つかの態様においては、袋状構造物のストランドを形成し、該構造物ストランドの一方の側部を開放状態にしておくことができる。活性成分またはタバコ製品の一部を、各袋状構造物内に満たすことができる。引続き、該構造物ストランドの該開放側部を封止によって閉じ、個々の袋状構造物を、該ストランドから切断することによって生成することができる。この方法は、Focke等に付与された米国特許第5,174,088号に、詳細に記載されている。この特許の内容全体を、参考として個々に組み入れる。
本発明は、また多数の活性成分を、個体の口腔内に放出する方法をも目的とする。このような方法によれば、袋状構造物を提供することができる。該袋状構造物は、密閉体積を包囲する、少なくとも一つの多孔質支持体を含むことができる。更に、少なくとも一つの水溶性フィルムは、該多孔質支持体を少なくとも部分的に覆うことができる。該水溶性フィルムは、第一の活性成分を含むことができる。該水溶性フィルムは、また上に記載した他の成分の何れかを含むこともできる。第二の活性成分は、該袋状構造物の該密閉体積中に収容することができる。該第一および第二の活性成分は、同一でもまたは異なっていてもよい。次いで、該袋状構造物を、個体の口腔内に適用することができる。一旦、該口腔内に適用され、かつ唾液と該袋状構造物とが混合され始めると、該水溶性フィルムが溶解され、また該第一の活性成分を、該個体の口腔内に遊離することができる。望ましくは、該第二の活性成分も、該第一の活性成分と共に、該袋状構造物から該口腔内に遊離し得る。
より具体的には、幾つかの態様において、該第一の活性成分が、該水溶性フィルムから放出された場合、該第一の活性成分は、該袋状構造物内に収容されている該第二の活性成分と結合することができる。該第一の活性成分の一部は、該水溶性フィルムから放出された際に、該第二の活性成分によって収着されてもよい。該第一の活性成分の収着濃度は、より多くのフィルムが溶解されるにつれて増大し得る。従って、唾液が該袋状構造物と混合され、また包囲されている該第二の活性成分に到達するにつれて、該第二の活性成分に収着される、該第一の活性成分の一部も、唾液と混合し、かつ該袋状構造物から遊離することができる。このようなメカニズムは、個体の口腔内での、該第一の活性成分の長期に及ぶ遊離をもたらすことができる。例えば、該第一の活性成分が香料である場合、このメカニズムは、該製品の全使用期間中に渡り、長期間の香料の遊離を可能とする。その上、該第一の活性成分の収着は、該袋状構造物内に収容されている該第二の活性成分の含水率を変えることによって調節することができる。
あるいはまた、個体の口腔内に、タバコ製品との組合せで、活性成分を放出する方法をも提供する。上記と同様に、袋状構造物を製造することができる。該袋状構造物は、密閉体積を包囲する少なくとも一つの多孔質支持体を含むことができる。更に、少なくとも一つの水溶性フィルムは、該多孔質支持体を、少なくとも部分的に覆うことができる。該水溶性フィルムは、活性成分を含むことができる。該水溶性フィルムは、また上記した他の成分の何れかをも含むことができる。タバコ製品を、該袋状構造物の該密閉体積内に収容することができる。該袋状構造物は、個体の口腔内に適用することができる。一旦、該口腔内に適用され、かつ唾液と該袋状構造物とが混合され始めると、該水溶性フィルムが溶解され、また該活性成分を、該個体の口腔内に遊離することを可能とする。望ましくは、該タバコ製品も、該活性成分と共に、該袋状構造物から該口腔内に遊離し得る。
実施例1:
本発明のフィルムをライニングした袋状構造物を、以下の記載に従って調製する。該袋状構造物の該多孔質支持体を覆うのに使用する、水溶性フィルムは、以下の表1に記載の成分を、そこに指定された量で使用して製造する。
Figure 2009523672
1:コロイド(Colloid) 602として市場から入手できる。
2:ALDO MOとして市場から入手できる。
3:T SOL P-80として市場から入手できる。
4:クリル(Crill) 4 NFとして市場から入手できる。
5:デグッサ(Degussa)社からサイパーナット(Sipernat)として(あるいはSAPS FK500LSとして)市場から入手できる。
水を、該グリセロールモノオレエート、ポリソルベート 80、ソルビタンモノオレエート、プロピレングリコールおよびグリセリンと共に、ビーカーに添加する。このビーカーを、クランプで、ホットプレート上に固定する。ミキサ装置の混合翼を用いて、攪拌を開始し、また該ポリエチレングリコールアルギネート、二酸化チタンおよびメチルパラベンを、該バッチに加えてスラリーを得る。混合を10分間継続する。このバッチを85℃に加熱し、次いで該ヒドロキシプロピルメチルセルロース(15 cps)をこれに添加してスラリーとし、引続き該ヒドロキシプロピルメチルセルロース(50 cps)を添加してスラリーとする。該バッチを、均一に分散されるまで混合する。該ポリエチレンオキシドを、該バッチに加えてスラリーとし、均一に分散されるまで混合する。攪拌を停止し、該シリカおよびステアリン酸マグネシウムを、このバッチに添加する。低速(1に設定)にて、攪拌を再度開始する。混合を5分間継続し、次いで該バッチを、加熱から開放する。この溶液が粘性を増す(濃厚化する)につれて、該攪拌速度は、徐々に低下し、該混合物を急速に冷却させる。一旦、該溶液が室温に達したら、第一のギア(3に設定)にて混合する。混合は、該ポリマーが水和されるまで継続する。この溶液を、該ミキサから取出し、各200gの4つのバッチに分割する。
これら4つのバッチ各々に、異なる香料の組合せを添加する。該第一のバッチに添加した、該香料の組合せは、Dr.ペッパー(Pepper)型の風味、チェリー風味およびコーラ風味である。該第二のバッチに添加した、該香料の組合せは、コーラ風味およびチェリー風味である。該第三のバッチに添加した、該香料の組合せは、Dr.ペッパー(Pepper)型の風味およびバニラ風味である。該第四のバッチに添加した、該香料の組合せは、コーラ風味、バニラ風味および赤砂糖風味である。
該4種のバッチに、該別々の香料の組合せを添加した後、各バッチを、高速攪拌条件下で、約10分間混合する。次いで、各バッチを、低速攪拌(2に設定)にて、5分間混合する。該ミキサを、第一ギアに切替えて、各バッチを、直ぐに使用できる状態まで、設定2において混合する。
各バッチを注入成型してフィルムとし、かつ乾燥する。引続き、各フィルムを、本発明の袋状構造物の製造において使用するのに適した小片に細断する。多孔質支持体を準備し、該フィルム片を、これらが少なくとも部分的に該多孔質支持体を覆うように配置する。該フィルム片を、該多孔質支持体の一方の側部または両側部において、該支持体と積層することが可能である。該フィルムは、熱および/または圧力によって、該支持体と積層することが可能である。次いで、該支持体を、それ自身に対して折畳んで、密閉体積を備える袋状構造物を形成する。該袋状構造物の両側部は、接触点において封止し、該袋状構造物一方の側部を開放状態にしておくことができる。次に、活性成分またはタバコ製品を、該開放側部を介して該支持体内に充填することができる。該活性成分または該タバコ製品の充填部分を、重さによって計取ることができる。次いで、該開放側部を、熱および/または圧力の適用により封止して、閉じて、密閉した袋状構造物を形成することができる。
あるいはまた、個々の袋状構造物のストランドを形成することも可能である。先ず、ある長さを持つ、フィルムで覆った多孔質支持体を、それ自体に対して折畳むことができる。該ストランドの長さに沿って、各ポケット間に継目を形成することにより、多数の別々のポケットを、その中に画成し、その一方の側部を開放状態にしておくことができる。該ポケット間の継目は、熱および/または圧力の適用により形成することができる。次いで、活性成分またはタバコ製品の一部分を、該開放側部を介して、各ポケットに計取ることができる。次いで、該開放側部を、熱および/または圧力の適用により、該ストランド全体に沿って封止することができる。個々の袋状構造物は、該ストランドから各ポケットを切断することにより得ることができる。
多数の別々の充填された袋状構造物を、カン等の容器内に包装して、消費のために市販することができる。
実施例2:
本発明のフィルムでライニングした袋状構造物を、以下の記載に従って製造する:該袋状構造物の該多孔質支持体を覆うのに使用する、水溶性フィルムは、以下の表2に記載の成分を、そこに指定された量で使用して製造する。
Figure 2009523672
1:コロイド(Colloid) 602として市場から入手できる。
2:ALDO MOとして市場から入手できる。
3:T SOL P-80として市場から入手できる。
4:クリル(Crill) 4 NFとして市場から入手できる。
5:デグッサ(Degussa)社からサイパーナット(Sipernat)として(あるいはSAPS FK500LSとして)市場から入手できる。
水を、該グリセロールモノオレエートと共にビーカーに添加し、また85-90℃にて加熱する。該メチルパラベンと二酸化チタンとのブレンドを、このバッチに添加し、該バッチ中に約10分間分散させる。該ヒドロキシプロピルメチルセルロース(15 cps)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(50 cps)、ポリエチレンオキシド、スクラロース、シリカ、ステアリン酸マグネシウムおよびポリデキストロースのブレンドを、該バッチに添加する。次いで、該プロピレングリコールアルギネート、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビタンモノオレエートおよびポリソルベート 80を、該バッチに添加する。該ポリマーが、該バッチ内に十分に分散したら、加熱を止め、更に水を添加して、該バッチを冷却する。この溶液を、各200gのバッチに4分割する。
温度が約50℃に達したら、該香料を各バッチに添加し、該ポリマーを水和させる。該4つのバッチの各々に、異なる香料を添加する。オレンジを、該第一のバッチに添加する。マンダリンオレンジを、該第二のバッチに添加する。カプチーノを、該第三のバッチに添加する。シナモンを、該第四のバッチに添加する。
該4つのバッチに、これらの香料を添加した後、各バッチを高速攪拌条件下で、約10分間混合する。次いで、各バッチを、低速攪拌下(2に設定)で、約5分間混合する。該ミキサを第一ギアに切替えて、各バッチを、直ぐに使用できる状態まで、設定2において混合する。
各バッチを注入成型してフィルムとし、かつ乾燥する。引続き、フィルムでライニングされた袋状構造物を、実施例1に記載のようにして製造する。
実施例3:
本発明のフィルムをライニングした袋状構造物を、以下の記載に従って調製する。該袋状構造物の該多孔質支持体を覆うのに使用する、水溶性フィルムは、以下の表3に記載の成分を、そこに指定された量で使用して製造する。
Figure 2009523672
1:ALDO MOとして市場から入手できる。
2:T SOL P-80として市場から入手できる。
3:クリル(Crill) 4 NFとして市場から入手できる。
4:デグッサ(Degussa)社からサイパーナット(Sipernat)として(あるいはSAPS FK500LSとして)市場から入手できる。
水を、該グリセロールモノオレエートと共にビーカーに添加し、また85-90℃にて加熱する。該メチルパラベンと二酸化チタンとのブレンドを、このバッチに添加し、該バッチ中に約10分間分散させる。該ヒドロキシプロピルメチルセルロース(15 cps)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(50 cps)、ポリエチレンオキシド、スクラロース、シリカ、ステアリン酸マグネシウムおよびポリデキストロースのブレンドを、該バッチに添加する。次いで、該プロピレングリコールアルギネート、グリセリン、ソルビタンモノオレエートおよびポリソルベート 80を、該バッチに添加する。該ポリマーが、該バッチ内に十分に分散したら、加熱を止め、更に水を添加して、該バッチを冷却する。この溶液を、各100gのバッチに4分割する。
温度が約50℃に達したら、該香料を各バッチに添加し、該ポリマーを水和させる。該4つのバッチの各々に、香料を添加する。モカを、該第一のバッチに添加する。オレンジコニャックを、該第二のバッチに添加する。冬緑油を、該第三および第四のバッチに添加する。
該4つのバッチに、これらの香料を添加した後、各バッチを高速攪拌条件下で、約10分間混合する。次いで、各バッチを、低速攪拌下(2に設定)で、約5分間混合する。該ミキサを第一ギアに切替えて、各バッチを、直ぐに使用できる状態まで、設定2において混合する。
各バッチを注入成型してフィルムとし、かつ乾燥する。引続き、フィルムでライニングされた袋状構造物を、実施例1に記載のようにして製造する。
実施例4:
本発明のフィルムをライニングした袋状構造物を、以下の記載に従って調製する。該袋状構造物の該多孔質支持体を覆うのに使用する、水溶性フィルムは、以下の表4に記載の成分を、そこに指定された量で使用して製造する。
Figure 2009523672
1:ALDO MOとして市場から入手できる。
2:デグッサ(Degussa)社からサイパーナット(Sipernat)として(あるいはSAPS FK500LSとして)市場から入手できる。
水を、該グリセロールモノオレエートと共にビーカーに添加し、また85-90℃にて加熱する。該メチルパラベン、シリカ、ステアリン酸マグネシウム、スクラロースおよび二酸化チタンのブレンドを、該バッチに添加し、該バッチ中に約10分間分散させる。該ヒドロキシプロピルメチルセルロース(15 cps)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(50 cps)、ポリエチレンオキシドおよびポリデキストロースのブレンドを、該バッチに添加する。次いで、該ポリエチレングリコールおよびグリセリンを、該バッチに添加する。該ポリマーが、該バッチ内に十分に分散したら、加熱を止め、更に水を添加して、該バッチを冷却する。この溶液を、各50gの7つのバッチに分割する。
温度が約50℃に達したら、該香料を各バッチに添加し、該ポリマーを水和させる。該7つのバッチ各々に、香料を添加する。カプチーノを、該第一のバッチに添加する。モカを、該第二のバッチに添加する。マンダリンオレンジを、該第三のバッチに添加する。オレンジを、該第四のバッチに添加する。オレンジコニャックを、該第五のバッチに添加する。冬緑油を、該第六および第七のバッチに添加する。
該7つのバッチに、これらの香料を添加した後、各バッチを高速攪拌条件下で、約10分間混合する。次いで、各バッチを、低速攪拌下(2に設定)で、約5分間混合する。該ミキサを第一ギアに切替えて、各バッチを、直ぐに使用できる状態まで、設定2において混合する。
各バッチを注入成型してフィルムとし、かつ乾燥する。引続き、フィルムでライニングされた袋状構造物を、実施例1に記載のようにして製造する。
実施例5:
本発明のフィルムをライニングした袋状構造物を、以下の記載に従って調製する。該袋状構造物の該多孔質支持体を覆うのに使用する、水溶性フィルムは、以下の表5に記載の成分を、そこに指定された量で使用して製造する。
Figure 2009523672
1:デグッサ(Degussa)社からサイパーナット(Sipernat)として(あるいはSAPS FK500LSとして)市場から入手できる。
水を、該消泡剤と共にビーカーに添加し、また85-90℃にて加熱する。該メチルパラベン、シリカ、スクラロースおよび二酸化チタンのブレンドを、このバッチに添加し、該バッチ中に分散させる。該ヒドロキシプロピルメチルセルロース(15 cps)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(50 cps)、ポリエチレンオキシドおよびポリデキストロースのブレンドを、該バッチに添加する。次いで、該ポリエチレングリコールおよびグリセリンを、該バッチに添加する。該ポリマーが、該バッチ内に十分に分散したら、加熱を止め、更に水を添加して、該バッチを冷却する。温度が約50℃に達したら、該ペパーミント香料を添加し、該ポリマーを水和させる。
該バッチを高速攪拌条件下で、約10分間、次いで低速攪拌下(2に設定)で、約5分間混合する。該ミキサを第一ギアに切替えて、該バッチを、直ぐに使用できる状態まで、設定2において混合する。
該バッチを注入成型してフィルムとし、かつ乾燥する。引続き、フィルムでライニングされた袋状構造物を、実施例1に記載のようにして製造する。
本発明の一態様に従う、袋状構造物の側面図である。 図1のライン2-2に沿って取った断面図である。 図1のライン2-2に沿って取ったもう一つの断面図である。 本発明の一態様に従う、袋状構造物の断面図である。 図3のライン4-4に沿って取った断面図である。
符号の説明
10、20・・袋状構造物;100、400、500・・壁;110、410・・多孔質支持体;111、411・・内側表面;112、412・・外側表面;120、130、420・・水溶性フィルム;200、600・・密閉体積;300・・ギャザリング点

Claims (37)

  1. 活性成分を投与するための袋状構造物であって、
    密閉体積を包囲する、少なくとも1種の多孔質支持体;および
    該少なくとも1種の多孔質支持体を、少なくとも部分的に覆っている、少なくとも1種の水溶性フィルム、
    を含むことを特徴とする、前記袋状構造物。
  2. 前記少なくとも1種の多孔質支持体が、水-不溶性物質を含む、請求項1記載の袋状構造物。
  3. 前記水-不溶性物質が、繊維;紙;水-不溶性ポリマー;布;および織物からなる群から選択される、請求項2記載の袋状構造物。
  4. 前記水溶性フィルムが、少なくとも1種の水溶性ポリマーを含む、請求項1記載の袋状構造物。
  5. 前記水溶性ポリマーが、熱-封止可能なものである、請求項1記載の袋状構造物。
  6. 前記水溶性ポリマーが、ヒドロキシプロピルメチルセルロース;ポリエチレンオキシド;およびこれらの組み合わせからなる群から選択される請求項4記載の袋状構造物。
  7. 前記水溶性ポリマーが、約15cpsなる粘度を持つヒドロキシプロピルメチルセルロースおよび約50cpsなる粘度を持つヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む、請求項4記載の袋状構造物。
  8. 更に、ポリデキストロースをも含む、請求項6記載の袋状構造物。
  9. 前記水溶性フィルムが、少なくとも1種の活性成分を含む、請求項1記載の袋状構造物。
  10. 前記活性成分が、食物製品;植物性薬品;漢方薬;無機物;昆虫;栄養剤;薬剤;化粧料;薬物;医薬;解毒剤;ワクチン;抗原またはアレルゲン;口内洗浄剤成分;香料;芳香剤;酵素;保存剤;甘味料;着色剤;香辛料;ビタミン;およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項9記載の袋状構造物。
  11. 前記着色剤が、白色化剤を含む、請求項10記載の袋状構造物。
  12. 前記水溶性フィルムが、約1分〜約2分なる範囲内の溶解速度を持つ、請求項1記載の袋状構造物。
  13. 前記水溶性フィルムが、約30分〜約60分なる範囲内の溶解速度を持つ、請求項1記載の袋状構造物。
  14. 前記水溶性フィルムが、約24時間までの、溶解速度を持つ、請求項1記載の袋状構造物。
  15. 更に、前記密閉体積中に収容された活性成分を含む、請求項1記載の袋状構造物。
  16. 前記活性成分が、食物製品;植物性薬品;漢方薬;無機物;昆虫;栄養剤;薬剤;化粧料;薬物;医薬;解毒剤;ワクチン;抗原またはアレルゲン;口内洗浄剤成分;香料;芳香剤;酵素;保存剤;甘味料;着色剤;香辛料;ビタミン;およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項15記載の袋状構造物。
  17. 更に、前記密閉体積中に収容された少なくとも1つのタバコ製品を含む、請求項1記載の袋状構造物。
  18. 前記少なくとも1種の多孔質支持体が、内側表面を有し、かつ前記水溶性フィルムが、少なくとも部分的に該内側表面を覆っている、請求項1記載の袋状構造物。
  19. 前記水溶性フィルムが、前記内側表面と積層されている、請求項18記載の袋状構造物。
  20. 前記少なくとも1種の多孔質支持体が、外側表面を有し、かつ前記水溶性フィルムが、少なくとも部分的に該外側表面を覆っている、請求項1記載の袋状構造物。
  21. 前記水溶性フィルムが、前記外側表面と積層されている、請求項20記載の袋状構造物。
  22. 第一および第二の多孔質支持体を作成し、ここで該第一の多孔質支持は、シート状の部材を含み、かつ該第二の多孔質支持は、シート状の部材を含み、該第一および第二の多孔質支持体は、相互に周辺部で面対面係合状態にある、請求項1記載の袋状構造物。
  23. 前記第一の多孔質支持体および前記第二の多孔質支持体が、前記周辺面対面係合部において、融着されている、請求項22記載の袋状構造物。
  24. 前記第一の多孔質支持体が、第一の内側表面を有し、かつ前記第二の多孔質支持体が、第二の内側表面を有し、前記水溶性フィルムが、少なくとも部分的に該第一の内側表面を覆っており、かつ第二の水溶性フィルムが、少なくとも部分的に該第二の内側表面を覆っている、請求項22記載の袋状構造物。
  25. 前記第一の多孔質支持体が、第一の外側表面を有し、かつ前記第二の多孔質支持体が、第二の外側表面を有し、前記水溶性フィルムが、少なくとも部分的に該第一の外側表面を覆っており、かつ第二の水溶性フィルムが、少なくとも部分的に該第二の外側表面を覆っている、請求項22記載の袋状構造物。
  26. 一つの支持体を作成し、該支持体が、前記密閉体積を画成するように、折畳まれている、請求項1記載の袋状構造物。
  27. 前記水溶性フィルムが、約20μm〜約1,000μmなる範囲内の厚みを持つ、請求項1記載の袋状構造物。
  28. 前記水溶性フィルムが、消泡剤を含む、請求項1記載の袋状構造物。
  29. 前記水溶性フィルムが、該フィルムを基準として、約5〜約27質量%なる範囲内の量で存在する、香料を含む、請求項1記載の袋状構造物。
  30. 前記水溶性フィルムが、更に乳化剤系をも含み、該乳化剤系が、プロピレングリコールアルギネート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートおよびソルビタンモノオレエートを含む、請求項29記載の袋状構造物。
  31. 前記水溶性フィルムが、押出成型される、請求項1記載の袋状構造物。
  32. 前記水溶性フィルムが、更に該水溶性フィルムに対して、帯電した環境を付与し、あるいは該環境を維持する、イオン性成分をも含む、請求項1記載の袋状構造物。
  33. 活性成分を投与するための袋状構造物の製造方法であって、該方法が以下の諸工程:
    (a) 水-不溶性多孔質支持体を製造する工程;
    (b) 該多孔質支持体を、水溶性フィルムによって、少なくとも部分的に覆う工程;および
    (c) 該少なくとも部分的に覆われている多孔質支持体を折畳んで、密閉体積を画成する工程、
    を含むことを特徴とする、前記方法。
  34. 更に、前記少なくとも部分的に覆われている多孔質支持体を、それ自体に対して熱-封止する工程をも含む、請求項33記載の方法。
  35. 個体の口腔内に多数の活性成分を放出する方法であって、該方法が、以下の諸工程:
    (a) (i) 密閉体積を包囲する、少なくとも1種の多孔質支持体;
    (ii) 該少なくとも1種の多孔質支持体を、少なくとも部分的に覆う、少なくとも1種の水溶性フィルム、ここで該水溶性フィルムは、第一の活性成分を含み;および
    (iii) 該密閉体積内に収容された第二の活性成分、
    を含む、袋状構造物を作成する工程;
    (b) 該袋状構造物を該個体の口腔内に適用する工程;および
    (c) 該少なくとも1種の水溶性フィルムを、該個体の口腔内で溶解させ、かつ該第二の活性成分と共に、該第一の活性成分を該個体の口腔内に放出させる工程、
    を含むことを特徴とする、前記方法。
  36. 前記第一の活性成分が、香料を含み、かつ前記第二の活性成分が、食物製品、薬剤、栄養剤および化粧料からなる群から選択される、請求項35記載の方法。
  37. 個体の口腔内に、タバコ製品との組合せで、活性成分を放出する方法であって、該方法が、以下の諸工程:
    (a) (i) 密閉体積を包囲する、少なくとも1種の多孔質支持体;
    (ii) 該少なくとも1種の多孔質支持体を、少なくとも部分的に覆う、少なくとも1種の水溶性フィルム、ここで該水溶性フィルムは、活性成分を含み;および
    (iii) 該密閉体積内に収容されたタバコ製品、
    を含む、袋状構造物を作成する工程;
    (b) 該袋状構造物を該個体の口腔内に適用する工程;および
    (c) 該少なくとも1種の水溶性フィルムを、該個体の口腔内で溶解させ、かつ該タバコ製品と共に、該活性成分を該個体の口腔内に放出させる工程、
    を含むことを特徴とする、前記方法。
JP2008551366A 2006-01-20 2007-01-19 フィルムライニングを施した、包装体およびその製法 Pending JP2009523672A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US76043806P 2006-01-20 2006-01-20
PCT/US2007/001284 WO2007084587A2 (en) 2006-01-20 2007-01-19 Film lined pouch and method of manufacturing this pouch

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009523672A true JP2009523672A (ja) 2009-06-25
JP2009523672A5 JP2009523672A5 (ja) 2010-03-11

Family

ID=38288221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008551366A Pending JP2009523672A (ja) 2006-01-20 2007-01-19 フィルムライニングを施した、包装体およびその製法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20070190157A1 (ja)
EP (1) EP1986601A2 (ja)
JP (1) JP2009523672A (ja)
CN (1) CN101370477A (ja)
AU (1) AU2007207563A1 (ja)
CA (1) CA2636026A1 (ja)
WO (1) WO2007084587A2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010521957A (ja) * 2007-02-28 2010-07-01 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム フレーバーラッパーを有する経口ポーチ製品
JP2013507105A (ja) * 2009-10-09 2013-03-04 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム テクスチャ加工コーティングを備えた湿潤無煙タバコ製品
JP2013507109A (ja) * 2009-10-09 2013-03-04 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 即時かつ長続きする香味放出を提供する香味ビーズを含有するタバコなし袋状製品
JP2013523092A (ja) * 2010-03-26 2013-06-17 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 非喫煙用タバコ製品の消費中の感覚刺激の抑制
JP2013527846A (ja) * 2010-04-30 2013-07-04 アロヴェイト・エルエルシー 口腔粘膜を介してアレルギーを減感作するための方法、物品及びキット
JP2015529095A (ja) * 2012-09-21 2015-10-05 アール・ジエイ・レイノルズ・タバコ・カンパニー 繊維状複合タバコ含有材料

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9044049B2 (en) * 2005-04-29 2015-06-02 Philip Morris Usa Inc. Tobacco pouch product
JP5004947B2 (ja) * 2005-04-29 2012-08-22 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム タバコポーチ製品
US8685478B2 (en) 2005-11-21 2014-04-01 Philip Morris Usa Inc. Flavor pouch
US9101160B2 (en) 2005-11-23 2015-08-11 The Coca-Cola Company Condiments with high-potency sweetener
US20070231441A1 (en) * 2006-03-29 2007-10-04 Monosol, Llc Edible film having improved sealing properties
EP2077824A4 (en) * 2006-09-29 2012-07-18 Monosol Rx Llc CONDITIONING IN WHICH A FILM IS INCORPORATED AND METHOD FOR MANUFACTURING THE SAME
US8017168B2 (en) 2006-11-02 2011-09-13 The Coca-Cola Company High-potency sweetener composition with rubisco protein, rubiscolin, rubiscolin derivatives, ace inhibitory peptides, and combinations thereof, and compositions sweetened therewith
US9032971B2 (en) 2006-11-15 2015-05-19 Philip Morris Usa Inc. Moist tobacco product and method of making
US20080308115A1 (en) * 2007-06-08 2008-12-18 Philip Morris Usa Inc. Oral pouched products including tobacco beads
WO2009007854A2 (en) 2007-06-08 2009-01-15 Philip Morris Products S.A. Oral pouch product including soluble dietary fibers
US9888712B2 (en) 2007-06-08 2018-02-13 Philip Morris Usa Inc. Oral pouch products including a liner and tobacco beads
US8202589B2 (en) * 2007-07-16 2012-06-19 Philip Morris Usa Inc. Oral delivery pouch product with coated seam
US8424541B2 (en) * 2007-07-16 2013-04-23 Philip Morris Usa Inc. Tobacco-free oral flavor delivery pouch product
WO2009010878A2 (en) * 2007-07-16 2009-01-22 Philip Morris Products S.A. Method of flavor encapsulation of oral pouch products through the use of a drum coater
US8124147B2 (en) * 2007-07-16 2012-02-28 Philip Morris Usa Inc. Oral pouch products with immobilized flavorant particles
US8950408B2 (en) * 2007-07-16 2015-02-10 Philip Morris Usa Inc. Oral pouch product having soft edge
US8312886B2 (en) * 2007-08-09 2012-11-20 Philip Morris Usa Inc. Oral tobacco product having a hydrated membrane coating and a high surface area
GB2456524A (en) * 2008-01-15 2009-07-22 Concentrated Solutions Ltd Apparatus For Dispensing A Water Dispersible Substance
US8469037B2 (en) 2008-02-08 2013-06-25 Philip Morris Usa Inc. Pre-portioned moist product and method of making
EP2348900A1 (en) * 2008-09-02 2011-08-03 Philip Morris Products S.A. Container formed from a sheet material comprising tobacco fibres
US8377215B2 (en) 2008-12-18 2013-02-19 Philip Morris Usa Inc. Moist botanical pouch processing
US9027567B2 (en) * 2008-12-30 2015-05-12 Philip Morris Usa Inc. Oral pouch product with multi-layered pouch wrapper
US8863755B2 (en) * 2009-02-27 2014-10-21 Philip Morris Usa Inc. Controlled flavor release tobacco pouch products and methods of making
US8539958B2 (en) * 2009-10-13 2013-09-24 Philip Morris Usa Inc. Oral moist smokeless tobacco products with net-structured gel coating and methods of making
US10051884B2 (en) 2010-03-26 2018-08-21 Philip Morris Usa Inc. Controlled release mentholated tobacco beads
US8268370B2 (en) 2010-03-26 2012-09-18 Philip Morris Usa Inc. Solid oral sensorial products including stain inhibitor
WO2011129883A1 (en) 2010-04-12 2011-10-20 Altria Client Services Inc. Pouch product with improved seal and method
US10327467B2 (en) * 2010-04-14 2019-06-25 Altria Client Services Llc Preformed smokeless tobacco product
US9724271B2 (en) 2010-04-30 2017-08-08 Allovate, Llc Methods and articles for preventing or reducing risk of developing a hyperallergenic immune system
US10881132B2 (en) 2011-12-14 2021-01-05 R.J. Reynolds Tobacco Company Smokeless tobacco product comprising effervescent composition
WO2014018075A1 (en) 2012-07-23 2014-01-30 Crayola, Llc Dissolvable films and methods of using the same
CA2924714C (en) 2013-09-19 2024-04-09 Allovate, Llc Toothpaste for delivering allergens to oral mucosa
US20160157515A1 (en) 2014-12-05 2016-06-09 R.J. Reynolds Tobacco Company Smokeless tobacco pouch
CN106420906B (zh) * 2016-09-30 2019-11-19 道真自治县华树药业有限责任公司 苦参的加工工艺
RU2020107126A (ru) * 2017-07-17 2021-08-17 ФРИЛЕНДЕР ИННОУВЭЙШНЗ ЮэСЭй, ЭлЭлСи Картридж, устройство и способ для упаковки ингалируемого вещества
DE102018101778A1 (de) * 2018-01-26 2019-08-01 Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag Mehrschichtiger Oraler Dünnfilm
JP6935582B2 (ja) * 2018-04-04 2021-09-15 日本たばこ産業株式会社 口腔用たばこ製品、口腔用たばこ製品用の包装材の製造方法及び口腔用たばこ製品の製造方法
GB2613475B (en) * 2018-05-14 2023-09-27 Rks Global Pte Ltd A dosage in film package form, an film composition and a process for preparation thereof
DK3809884T3 (da) 2019-06-07 2022-10-24 Philip Morris Products Sa Nikotinposeprodukt
DK180339B1 (en) 2019-06-07 2020-12-18 Ncp Nextgen As Nicotine pouch composition and pouch comprising such
US20200405038A1 (en) * 2019-06-29 2020-12-31 Elc Management Llc Unit Dose Foam Applicator
EP3794962A1 (en) * 2019-09-19 2021-03-24 Nerudia Limited A smokeless article
JP2023504756A (ja) 2019-12-09 2023-02-06 ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド カンナビノイドを含む口腔用製品
WO2021116919A1 (en) * 2019-12-09 2021-06-17 Nicoventures Trading Limited Fleece for oral product with releasable component

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0386837A (ja) * 1989-08-14 1991-04-11 Medaphore Inc 新規凍結乾燥組成物ならびに薬剤、生物製剤、栄養分および食品の経口投与方法
WO1998036128A1 (en) * 1997-02-12 1998-08-20 J.R. Crompton Limited Porous web material
WO2001056904A1 (en) * 2000-02-02 2001-08-09 J R Crompton Limited Beverage infusion packages and materials therefor

Family Cites Families (100)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2142537A (en) * 1936-07-22 1939-01-03 Rare Chemicals Inc Anesthetic ointment
US2277038A (en) * 1937-10-30 1942-03-24 Curtis David Anesthetic preparation
US2352691A (en) * 1941-07-25 1944-07-04 Curtis David Anesthetic compound and preparation
US2501544A (en) * 1946-10-23 1950-03-21 Shellmar Products Corp Therapeutic product
NL247796A (ja) * 1959-01-27 1900-01-01
US3249109A (en) * 1963-11-01 1966-05-03 Maeth Harry Topical dressing
GB1142325A (en) * 1965-05-14 1969-02-05 Higham Stanley Russell Means for administering drugs
US3632740A (en) * 1968-06-13 1972-01-04 Johnson & Johnson Topical device for the therapeutic management of dermatological lesions with steroids
US3536809A (en) * 1969-02-17 1970-10-27 Alza Corp Medication method
US3598122A (en) * 1969-04-01 1971-08-10 Alza Corp Bandage for administering drugs
US3640741A (en) * 1970-02-24 1972-02-08 Hollister Inc Composition containing gel
US3892905A (en) * 1970-08-12 1975-07-01 Du Pont Cold water soluble plastic films
US3641237A (en) * 1970-09-30 1972-02-08 Nat Patent Dev Corp Zero order release constant elution rate drug dosage
US3753732A (en) * 1971-04-19 1973-08-21 Merck & Co Inc Rapidly disintegrating bakery enrichment wafer
US3731683A (en) * 1971-06-04 1973-05-08 Alza Corp Bandage for the controlled metering of topical drugs to the skin
US4251400A (en) * 1971-11-03 1981-02-17 Borden, Inc. Hot and cold water redispersible polyvinyl acetate adhesives
US3814095A (en) * 1972-03-24 1974-06-04 H Lubens Occlusively applied anesthetic patch
US3911099A (en) * 1974-01-23 1975-10-07 Defoney Brenman Mayes & Baron Long-acting articles for oral delivery and process
US4136145A (en) * 1974-07-05 1979-01-23 Schering Aktiengesellschaft Medicament carriers in the form of film having active substance incorporated therein
US4136162A (en) * 1974-07-05 1979-01-23 Schering Aktiengesellschaft Medicament carriers in the form of film having active substance incorporated therein
US3972995A (en) * 1975-04-14 1976-08-03 American Home Products Corporation Dosage form
GB1491272A (en) * 1975-09-10 1977-11-09 Lingner & Fischer Gmbh Polymer adhesive compositions containing gelling agents
US4031200A (en) * 1975-12-15 1977-06-21 Hoffmann-La Roche Inc. Manufacture of pharmaceutical unit dosage forms
US4029757A (en) * 1975-12-15 1977-06-14 Hoffmann-La Roche Inc. Manufacture of pharmaceutical unit dosage forms
US4029758A (en) * 1975-12-15 1977-06-14 Hoffmann-La Roche Inc. Preparation of pharmaceutical unit dosage forms
US4123592A (en) * 1976-04-07 1978-10-31 Philip Morris Incorporated Process for incorporating flavorant into cellulosic substrates and products produced thereby
US4139627A (en) * 1977-10-06 1979-02-13 Beecham Inc. Anesthetic lozenges
US4675009A (en) * 1977-11-07 1987-06-23 Lec Tec Corporation Drug dispensing device for transdermal delivery of medicaments
SE7713618L (sv) * 1977-12-01 1979-06-02 Astra Laekemedel Ab Lokalanestetisk blandning
SE424955B (sv) * 1978-06-16 1982-08-23 Hesselgren Sven Gunnar Retentionspreparat for tandproteser
JPS5562012A (en) * 1978-11-06 1980-05-10 Teijin Ltd Slow-releasing preparation
GB2042888B (en) * 1979-03-05 1983-09-28 Teijin Ltd Preparation for administration to the mucosa of the oral or nasal cavity
US4291015A (en) * 1979-08-14 1981-09-22 Key Pharmaceuticals, Inc. Polymeric diffusion matrix containing a vasodilator
JPS5933361Y2 (ja) * 1980-03-14 1984-09-18 日東電工株式会社 電極パッド
JPS5758615A (en) * 1980-09-26 1982-04-08 Nippon Soda Co Ltd Film agnent and its preparation
US4503070A (en) * 1981-07-31 1985-03-05 Eby Iii George A Method for reducing the duration of the common cold
US4432975A (en) * 1981-04-13 1984-02-21 Icn Pharmaceuticals, Inc. Process for introducing vitamin B-12 into the bloodstream
GB2108517B (en) * 1981-06-12 1985-06-12 Nat Res Dev Hydrogels
US4373036A (en) * 1981-12-21 1983-02-08 Block Drug Company, Inc. Denture fixative composition
US4460562A (en) * 1982-01-06 1984-07-17 Key Pharmaceuticals, Inc. Polymeric diffusion matrix containing propranolol
US4529748A (en) * 1982-08-16 1985-07-16 Richardson Gmbh Dental prosthesis adhesive
US4608249A (en) * 1982-11-02 1986-08-26 Nitto Electric Industrial Co., Ltd. Hydrophilic therapeutic material
US4466973A (en) * 1983-02-01 1984-08-21 Thomas Rennie Method of treating nasal and sinus congestion
JPS59222406A (ja) * 1983-06-01 1984-12-14 Teijin Ltd 歯周疾患治療用製剤及びその製造法
US5024701A (en) * 1983-08-01 1991-06-18 Hercules Incorporated Denture adhesive composition
US4615697A (en) * 1983-11-14 1986-10-07 Bio-Mimetics, Inc. Bioadhesive compositions and methods of treatment therewith
US4659714A (en) * 1984-03-27 1987-04-21 Dentsply, Ltd. Anesthetic methods for mammals
CA1248450A (en) * 1984-04-05 1989-01-10 Kazuo Kigasawa Soft patch
EP0159604B1 (en) * 1984-04-09 1990-11-07 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha Sustained-release preparation applicable to mucous membrane in oral cavity
ATE59302T1 (de) * 1984-07-24 1991-01-15 Key Pharma Klebende schicht zur transdermalen freigabe.
JPS6164570A (ja) * 1984-09-04 1986-04-02 Akebono Brake Ind Co Ltd アンチスキツド制御方法
US4593053A (en) * 1984-12-07 1986-06-03 Medtronic, Inc. Hydrophilic pressure sensitive biomedical adhesive composition
US4748022A (en) * 1985-03-25 1988-05-31 Busciglio John A Topical composition
US4900556A (en) * 1985-04-26 1990-02-13 Massachusetts Institute Of Technology System for delayed and pulsed release of biologically active substances
US4772470A (en) * 1985-04-27 1988-09-20 Nitto Electric Industrial Co., Ltd. Oral bandage and oral preparations
JPS61280423A (ja) * 1985-06-05 1986-12-11 Kiyuukiyuu Yakuhin Kogyo Kk 口腔内粘膜貼付剤
GB8514665D0 (en) * 1985-06-11 1985-07-10 Eroceltique Sa Oral pharmaceutical composition
EP0283474A1 (de) * 1985-10-09 1988-09-28 Desitin Arzneimittel GmbH Verfahren zur herstellung einer darreichungs- und dosierungsform für arzneimittelwirkstoffe, reagentien oder andere wirkstoffe
US5229164A (en) * 1985-12-19 1993-07-20 Capsoid Pharma Gmbh Process for producing individually dosed administration forms
JPH0759496B2 (ja) * 1986-03-25 1995-06-28 ロ−ト製薬株式会社 歯周病治療剤
US4722761A (en) * 1986-03-28 1988-02-02 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Method of making a medical electrode
IL78826A (en) * 1986-05-19 1991-05-12 Yissum Res Dev Co Precursor composition for the preparation of a biodegradable implant for the sustained release of an active material and such implants prepared therefrom
DE3630603A1 (de) * 1986-09-09 1988-03-10 Desitin Arzneimittel Gmbh Darreichungs- und dosierungsform fuer arzneimittelwirkstoffe, reagentien oder dergleichen sowie verfahren zu deren herstellung
JPH0739508B2 (ja) * 1986-11-11 1995-05-01 株式会社林原生物化学研究所 プルラン・ポリエチレングリコ−ル会合物とその製造方法並びに用途
JPH0744940B2 (ja) * 1986-12-24 1995-05-17 ライオン株式会社 口腔貼付用基材
US4860754A (en) * 1987-04-01 1989-08-29 E. R. Squibb & Sons, Inc. Electrically conductive adhesive materials
US5028632A (en) * 1987-04-20 1991-07-02 Fuisz Pharmaceutical Ltd. Taste masked medicated pharmaceutical
DE3714074A1 (de) * 1987-04-28 1988-11-10 Hoechst Ag Grundlage fuer schleimhaut- und prothesenhaft-pasten, verfahren zu ihrer herstellung sowie pasten auf basis dieser grundlage
DE3726797A1 (de) * 1987-08-12 1989-02-23 Bayer Ag Arzneimittel fuer den bereich der mundhoehle
US4927634A (en) * 1987-12-16 1990-05-22 Richardson-Vicks Inc. Pharmaceutical compositions containing dyclonine HC1 and phenol
JPH0710702Y2 (ja) * 1988-01-29 1995-03-15 ジューキ株式会社 ミシンの布送り装置
US4915950A (en) * 1988-02-12 1990-04-10 Cygnus Research Corporation Printed transdermal drug delivery device
US5234957A (en) * 1991-02-27 1993-08-10 Noven Pharmaceuticals, Inc. Compositions and methods for topical administration of pharmaceutically active agents
US4900552A (en) * 1988-03-30 1990-02-13 Watson Laboratories, Inc. Mucoadhesive buccal dosage forms
US5047244A (en) * 1988-06-03 1991-09-10 Watson Laboratories, Inc. Mucoadhesive carrier for delivery of therapeutical agent
US4937078A (en) * 1988-08-26 1990-06-26 Mezei Associates Limited Liposomal local anesthetic and analgesic products
US4948580A (en) * 1988-12-08 1990-08-14 E. R. Squibb & Sons, Inc. Muco-bioadhesive composition
US4910247A (en) * 1989-03-27 1990-03-20 Gaf Chemicals Corporation Adhesive composition
JPH02258718A (ja) * 1989-03-31 1990-10-19 Nippon Kayaku Co Ltd ペースト状基剤及び製剤
US5089307A (en) * 1989-05-23 1992-02-18 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Edible film and method of making same
DE4018247A1 (de) * 1990-06-07 1991-12-12 Lohmann Therapie Syst Lts Herstellungsverfahren fuer schnellzerfallende folienfoermige darreichungsformen
JPH0473268A (ja) * 1990-07-10 1992-03-09 Toppan Printing Co Ltd 個装洗剤用袋材料の製造方法
NZ242065A (en) * 1991-03-26 1996-06-25 Csl Ltd Delayed release implant having a degradable or rupturable polymeric coating
JPH05147140A (ja) * 1991-11-29 1993-06-15 Mitsubishi Rayon Co Ltd 包装用フイルム
JP3232488B2 (ja) * 1992-08-20 2001-11-26 株式会社林原生物化学研究所 プルラン高含有物とその製造方法並びに用途
US5286502A (en) * 1992-04-21 1994-02-15 Wm. Wrigley Jr. Company Use of edible film to prolong chewing gum shelf life
US5393528A (en) * 1992-05-07 1995-02-28 Staab; Robert J. Dissolvable device for contraception or delivery of medication
US5411945A (en) * 1992-08-29 1995-05-02 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo Pullulan binder and its uses
AU679937B2 (en) * 1992-11-18 1997-07-17 Johnson & Johnson Consumer Products, Inc. Extrudable compositions for topical or transdermal drug delivery
US5346701A (en) * 1993-02-22 1994-09-13 Theratech, Inc. Transmucosal delivery of macromolecular drugs
US5786092A (en) * 1994-11-21 1998-07-28 W.R. Grace & Co.-Conn. Peelable laminate
US5766620A (en) * 1995-10-23 1998-06-16 Theratech, Inc. Buccal delivery of glucagon-like insulinotropic peptides
DE19646392A1 (de) * 1996-11-11 1998-05-14 Lohmann Therapie Syst Lts Zubereitung zur Anwendung in der Mundhöhle mit einer an der Schleimhaut haftklebenden, Pharmazeutika oder Kosmetika zur dosierten Abgabe enthaltenden Schicht
US6596298B2 (en) * 1998-09-25 2003-07-22 Warner-Lambert Company Fast dissolving orally comsumable films
US6231957B1 (en) * 1999-05-06 2001-05-15 Horst G. Zerbe Rapidly disintegrating flavor wafer for flavor enrichment
JP2001068446A (ja) * 1999-06-30 2001-03-16 Applied Materials Inc 半導体ウェーハの汚染物質の検出
US8642051B2 (en) * 2000-03-21 2014-02-04 Suzanne Jaffe Stillman Method of hydration; infusion packet system(s), support member(s), delivery system(s), and method(s); with business model(s) and Method(s)
US6660292B2 (en) * 2001-06-19 2003-12-09 Hf Flavoring Technology Llp Rapidly disintegrating flavored film for precooked foods
US20050008677A1 (en) * 2003-04-14 2005-01-13 Fmc Corporation Delivery system of homogeneous, thermoreversible gel film containing kappa-2 carrageenan
US20080196730A1 (en) * 2004-07-02 2008-08-21 Radi Medical Systems Ab Smokeless Tobacco Product

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0386837A (ja) * 1989-08-14 1991-04-11 Medaphore Inc 新規凍結乾燥組成物ならびに薬剤、生物製剤、栄養分および食品の経口投与方法
WO1998036128A1 (en) * 1997-02-12 1998-08-20 J.R. Crompton Limited Porous web material
WO2001056904A1 (en) * 2000-02-02 2001-08-09 J R Crompton Limited Beverage infusion packages and materials therefor

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010521957A (ja) * 2007-02-28 2010-07-01 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム フレーバーラッパーを有する経口ポーチ製品
US8616221B2 (en) 2007-02-28 2013-12-31 Philip Morris Usa Inc. Oral pouch product with flavored wrapper
US9345267B2 (en) 2007-02-28 2016-05-24 Philip Morris Usa Inc. Oral pouch product with flavored wrapper
JP2013507105A (ja) * 2009-10-09 2013-03-04 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム テクスチャ加工コーティングを備えた湿潤無煙タバコ製品
JP2013507109A (ja) * 2009-10-09 2013-03-04 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 即時かつ長続きする香味放出を提供する香味ビーズを含有するタバコなし袋状製品
US9687023B2 (en) 2009-10-09 2017-06-27 Philip Morris Usa Inc. Moist smokeless tobacco product for oral usage having on a portion of the outer surface at least one friction reducing strip that provides texture during use
JP2013523092A (ja) * 2010-03-26 2013-06-17 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 非喫煙用タバコ製品の消費中の感覚刺激の抑制
US10117453B2 (en) 2010-03-26 2018-11-06 Philip Morris Usa Inc. Inhibition of sensory irritation during consumption of non-smokeable tobacco products
US11129405B2 (en) 2010-03-26 2021-09-28 Philip Morris Usa Inc. Inhibition of sensory irritation during consumption of non-smokeable tobacco products
JP2013527846A (ja) * 2010-04-30 2013-07-04 アロヴェイト・エルエルシー 口腔粘膜を介してアレルギーを減感作するための方法、物品及びキット
JP2015529095A (ja) * 2012-09-21 2015-10-05 アール・ジエイ・レイノルズ・タバコ・カンパニー 繊維状複合タバコ含有材料

Also Published As

Publication number Publication date
CA2636026A1 (en) 2007-07-26
WO2007084587A2 (en) 2007-07-26
CN101370477A (zh) 2009-02-18
EP1986601A2 (en) 2008-11-05
AU2007207563A1 (en) 2007-07-26
US20070190157A1 (en) 2007-08-16
WO2007084587A3 (en) 2008-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009523672A (ja) フィルムライニングを施した、包装体およびその製法
JP5356235B2 (ja) フィルム−埋設包装およびその製造方法
CN105682639B (zh) 口腔可分散膜
RU2530655C2 (ru) Материал в виде частиц для контролируемого высвобождения активных ингредиентов
US20140335153A1 (en) Thin film with high load of active ingredient
ES2260961T3 (es) Peliculas consumibles por via bucal de disolucion rapida.
JP2009507854A (ja) 粘着防止剤を組み込む即溶性製剤用の均一なフィルム
US20150374640A1 (en) Uniform films for rapid-dissolve dosage form incorporating anti-tacking compositions
JP5719778B2 (ja) 可食性フィルムの製造方法
JP2010270118A (ja) オンダンセトロン膜組成物
BRPI0906648A2 (pt) tiras de filme comestível para liberação imediata de ingredientes ativos
US20030124178A1 (en) Soft, adherent, soluble oral patch
JP2006525986A (ja) 喉に医薬活性剤をデリバリーするための菓子製品
WO2015092811A2 (en) Oral films
US9346601B2 (en) Reduction in stress cracking of films
US7182964B2 (en) Dissolving thin film xanthone supplement
JP2014012685A (ja) 全身性医薬品の経口媒体
JP2006089479A (ja) 医薬用冷却エマルジョン
CA2906050C (en) Films and drug delivery systems for rizatriptan
US20070172515A1 (en) Film bandage for mucosal administration of actives

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100119

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120705