JP2009521496A5

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Publication number: JP2009521496A5
Application number: JP2008547744A
Authority: JP
Filing date: 2006-12-20
Publication date: 2010-02-12

Claims

成熟型ヒトＴＧＦ−β１、成熟型ヒトＴＧＦ−β２、及び成熟型ヒトＴＧＦ−β３を中和し、成熟型ヒトＴＧＦ−β１に対してＫ_dが４．０×１０^-12Ｍ以下であり、成熟型ヒトＴＧＦ−β２に対してＫ_dが８．０×１０^-12Ｍ以下であり、成熟型ヒトＴＧＦ−β３に対してＫ_dが４．０×１０^-12Ｍ以下である、モノクロナール抗体又はその抗原結合断片。
成熟型ヒトＴＧＦ−β１、成熟型ヒトＴＧＦ−β２、及び成熟型ヒトＴＧＦ−β３を中和し、インビトロＨＴ−２セル中和アッセイにおいて、成熟型ヒトＴＧＦ−β１に対してＩＣ₅₀が１００ｐＭ以下であり、成熟型ヒトＴＧＦ−β２に対してＩＣ₅₀が４００ｐＭ以下であり、並びに成熟型ヒトＴＧＦ−β３に対してＩＣ₅₀が２００ｐＭ以下である、抗ＴＧＦ−βモノクロナール抗体又はその抗原結合断片。
重鎖可変領域（ＨＣＶＲ）及び軽鎖可変領域（ＬＣＶＲ）を含んでなり、前記ＨＣＶＲ及び前記ＬＣＶＲは下記からなる群から選ばれる相補性決定領域（ＣＤＲｓ）を含む、請求項１又は請求項２に記載のモノクロナール抗体又はその抗原結合断片。
ａ）配列番号９６に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号９７に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９８に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ３、
配列番号８８に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号８９に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９０に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ３；
ｂ）配列番号９６に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号９９に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９８に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ３、
配列番号９１に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号８９に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９０に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ３；
ｃ）配列番号１００に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号１０１に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９８に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ３、
配列番号９２に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号８９に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９０に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ３；
ｄ）配列番号９６に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号１０１に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９８に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ３、
配列番号９３に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号９４に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９５に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ３；並びに
ｅ）配列番号９６に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号１０２に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９８に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲＣＤＲ３、
配列番号８８に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ１、
配列番号８９に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ２、
配列番号９５に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲＣＤＲ３。
ＨＣＶＲ及びＬＣＶＲを含んでなり、前記ＨＣＶＲ及び前記ＬＣＶＲは下記からなる群から選ばれる、請求項１から３のいずれかに記載のモノクロナール抗体又はその抗原結合断片。
ａ）配列番号６４に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲ及び
配列番号４１に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲ；
ｂ）配列番号６８に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲ及び
配列番号４３に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲ；
ｃ）配列番号６９に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲ及び
配列番号４５に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲ；並びに、
ｄ）配列番号７０に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲ及び
配列番号４６に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲ。
配列番号６９に示すアミノ酸配列を有するＨＣＶＲ並びに配列番号４５に示すアミノ酸配列を有するＬＣＶＲを含んでなる、請求項４に記載のモノクロナール抗体又はその抗原結合断片。
重鎖および軽鎖を含んでなり、該重鎖及び該軽鎖が以下からなる群から選ばれる、モノクロナール抗体。
ａ）配列番号７７に示すアミノ酸配列を有する重鎖及び
配列番号７６に示すアミノ酸配列を有する軽鎖；
ｂ）配列番号７９に示すアミノ酸配列を有する重鎖及び
配列番号７８に示すアミノ酸配列を有する軽鎖；
ｃ）配列番号８１に示すアミノ酸配列を有する重鎖及び
配列番号８０に示すアミノ酸配列を有する軽鎖；
ｄ）配列番号８３に示すアミノ酸配列を有する重鎖及び
配列番号８２に示すアミノ酸配列を有する軽鎖；並びに
ｅ）配列番号８５に示すアミノ酸配列を有する重鎖及び
配列番号８４に示すアミノ酸配列を有する軽鎖。
配列番号８１に示すアミノ酸配列を有する重鎖及び配列番号８０に示すアミノ酸配列を有する軽鎖を含んでなる、請求項６に記載のモノクロナール抗体。
Ｆａｂ断片、Ｆ（ａｂ’）₂断片またはｓｃＦｖである、請求項１〜５のいずれかに記載の抗原結合断片。
Ｆａｂ断片である、請求項１〜６のいずれかに記載の抗原結合断片。
請求項１〜９のいずれかに記載のモノクロナール抗体又はその抗原結合断片、及び薬理学的に許容できるキャリア、希釈材、又は賦形剤を含んでなる医薬品組成物。
医薬として用いるための、請求項１〜９のいずれかに記載のモノクロナール抗体又はその抗原結合断片。
必要とする患者の細胞増殖性障害の治療のための医薬の製造のための、請求項１から９のいずれかに記載のモノクロナール抗体又はその抗原結合断片の使用。
前記細胞増殖性障害が、骨髄異形成症候群（ＭＤＳ）／骨髄増殖性疾病（ＭＰＤ）、乳癌、前立腺癌、卵巣癌、肝細胞癌、膵臓癌、多発性骨髄腫、結直腸癌、有毛細胞白血病、慢性骨髄性白血病、及び急性骨髄性白血病からなる群から選ばれる、請求項１２の使用。