JP2009519560A - ティルト補正のためのレンズの位置合わせ方法、光ディスクでのデータの読取り及び記録方法及び装置 - Google Patents

ティルト補正のためのレンズの位置合わせ方法、光ディスクでのデータの読取り及び記録方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、光ディスクのトラックからの情報の読取り、及び/又は前記光ディスクのトラックへの情報の記録で使用される光ビームを制御するためにレンズ光学系の対物レンズの位置合わせを制御する方法に関する。
当該方法は、以下のステップを含む。反射された光ビームの強度に対応する変調された光信号を検出するステップ。反射された光ビームは光ディスクのトラックの周期的な構造により変調される。半径方向の傾きを示す変調された光信号から半径方向の傾きのエラー信号を導出するステップ。半径方向の傾きは、半径方向における光ディスクに関する対物レンズの傾きを示す。半径方向の傾きのエラー信号を使用して、半径方向における光ディスクに関する対物レンズの位置を調節するステップ。半径方向の傾きのエラー信号を使用して、フィードバックループにより対物レンズの位置を調節するステップ。半径方向の傾きのエラー信号は、ラジアルプッシュプル(RPP)信号とセントラルアパーチャ(CA)信号の間の相互相関信号、又はラジアルプッシュプル信号とダイアゴナルプッシュプル(DPP)信号との間の相互相関信号に比例する。

Description

本発明は、光ディスクのトラックから情報を読取り、及び/又は光ディスクのトラックに情報を記録するのに使用される光ビームを制御するレンズシステムの対物レンズの位置合わせを制御する方法に関する。
また、本発明は、光ディスクからデータを読取り、及び/又は光ディスクにデータを記録する方法、並びに、光ディスクからデータを読取り、及び/又は光ディスクにデータを記録する装置に関する。
光ディスク技術は、情報を読取り及び/又は記録するために光ディスクのプロテクティブカバーレイヤの下の情報レイヤに小さなスポットで電磁ビームをフォーカスすることによる。光ディスクの情報レイヤに記録される情報の密度は、絶え間なく増加している。たとえば、CDタイプの光ディスクは、1.6μmのトラックピッチを有し、DVDタイプの光ディスクのケースでは、トラックピッチは、0.74μmであり、情報密度において7倍の増加に対応する。
Blu−Ray(BD)光ディスクのような将来的な高密度ディスクは、更に高い密度を有しており、トラックピッチは0.320μm、最小のビットレングスは74nmである。かかるメディアから情報を再生し、及び/又はかかるメディアに情報を記録することができるため、BD光ディスク装置は、405nmの短い波長及び増加された開口数NA=0.85を利用する。
しかし、ディスクが対物レンズに関して傾斜されるとき、フォーカスされたビームについてコマ収差が生じ、ビームスポットが非対称に歪む。かかるコマ収差は、対物レンズに関して基板の厚さ及びディスクの傾斜角に比例する。コマ収差は、開口数の3乗に比例する。結果的に、BDシステムは、非常に高い開口数(NA)のためにコマ収差に対して感度が高くなることが期待される。
光信号は、光ピックアップユニット(OPU)が光ディスクに関して傾斜しているときに前記収差により歪まされる。この傾斜は、接線方向の傾きとして当該技術分野で知られるトラックの方向であるか、半径方向の傾きとして当該技術分野で知られるトラック方向に実質的に垂直の方法である。接線方向の望まれない影響は、チャネルのインパルス応答を主に歪ませるので、更なる信号処理により補償することができる。他方で、半径方向の傾きの歪みの結果は、近傍のトラックに存在するデータに対応する信号からのクロストークの存在である。隣接するトラックにおけるデータは読取り及び/又は記録されるセントラルトラックに存在するデータとは完全に独立であるので、このクロストークは、更なる雑音を光ディスクに加えることに等価である。したがって、半径方向の傾きを最少にすることは、高い信号対雑音比を得るために重要である。
半径方向の傾きの前記影響を低減するため、装置の製造時にレンズティルトの調節を行うことが知られている。この方法は、対物レンズに関して装置のトレイが並行ではないことによるスタティックな傾きを補償することが知られている。米国特許出願第2003/0099171は、ディスクが装置に挿入されるたびにレンズティルト調節を行うことにおいて、たとえばセントラルアパーチャ(CA)信号といった光信号の使用を提案する。かかる方法により、装置のトレイ上の光ディスクの位置合わせによるスタティックな半径方向の傾きを補償することが可能である。前記方法は、固定されたステップで変動する傾斜角の関数として、生成された信号を最大にするための放物線のフィットを使用することに依存するので低速である。
本発明の目的は、高速且つ信頼性の高い対物レンズの位置合わせを制御する方法を提供することにある。
本発明の目的は、請求項1記載の方法により到達される。Blu−Rayディスク(BD)のような高密度光ディスクのケースでは、高い情報密度は、データの読取りにおいて高いデータ帯域幅を必要とするデータの読取り及び/又は書き込み、及び、かかる装置を雑音に対して感度を高いさせる装置のチャネルの処理のために高いビットレートに関連付けされる。したがって、半径方向の傾きを含むデータチャネルの全てのノイズソースは、係るシステムにおいて最小にされることが重要である。さらに、本方法は、必要に応じて実行されるように高速であることが望まれる。本発明に係る方法では、半径方向の傾きを示す半径方向の傾きエラー信号は、反射された光ビームの強度に対応する変調された光信号から導出され、反射された光ビームは、トラックの周期的な構造により変調される。半径方向の傾きエラー信号は、フィードバックループにより半径方向において光ディスクに関して対物レンズの位置を調節するために更に使用される。したがって、本発明に係る方法は、リアルタイムで半径方向の傾きを補償するのを可能にする。
前記方法は更なる利点を齎し、半径方向の傾きエラー信号の生成は、光スキャニング装置に既に存在する光信号に基づき、したがって公知の装置を変更することで本方法を実現するコストが最少になる。
更なる有利な実施の形態では、本発明に係る方法は、ラジアルプッシュプル(RPP)信号と、セントラルアパーチャ(CA)信号又はダイアゴナルナルプッシュプル(DPP)信号のいずれかとの間の相互相関信号に比例する半径方向の傾きのエラー信号を有する。その中央ラインからのトラックの僅かな正弦波の変位のため、ラジアルプッシュプル(RPP)信号は、光スキャニング装置の帯域幅を超える特徴的な周波数を有する周期的な成分を有する。半径方向の傾きにより生じるコマ収差による光スポットの変形は、異なる光信号間の相関を変え、これにより半径方向の傾きを検出する手段が提供される。ラジアルプッシュプル(RPP:radial push-pull)信号とダイアゴナルプッシュプル(DPP:diagonal push-pull)信号との間の相互相関信号、又はセントラルアパーチャ(CA:central aperture)信号とラジアルプッシュプル(RPP)信号との間の相互相関信号は、半径方向の傾きを検出することに対して十分に高い感度を提供するものであり、したがって、半径方向の傾きのエラー信号(RTES)を生成することに使用される場合があることが発見されている。前記相関信号は、半径方向の傾きへの単調な依存を示し、したがって、半径方向の傾きを最小にするためにフィードバックループを実現するために使用可能である。さらに、前記相互相関信号の使用は、ユーザデータの存在に頼らず、したがって空の光ディスクでは使用不可能であるという利点を有する。
半径方向の傾きエラー信号を発生するためにラジアルプッシュプル(RPP)信号と、セントラルアパーチャ(CA)信号又はダイアゴナルプッシュプル(DPP)信号との間の相互相関信号を使用することにおいて、変調された光信号をバンドパスフィルタリングすることが有利である。かかるバンドパスフィルタリングは、特徴的な(ウォブル)周波数の0.1〜0.5から2〜4倍のレンジである通過帯域を有することが好ましく、半径方向の傾きエラー信号について高い信号対雑音比を可能にする。
本発明に係る方法の実施の形態では、相互相関信号はロウパスフィルタリングされる。たとえばその中央のラインからトラックの正弦波の変位による周期的な成分の特徴的な周波数よりも低い遮断周波数を有するフィルタによるロウパスフィルタリングは、半径方向の傾きのエラー信号(RTES)において信号対雑音比を改善するという利点を有する。
更なる有利な実施の形態では、本発明に係る方法は、半径方向の傾きエラー信号を生成するセントラルアパーチャ(CA)信号を選択することで特徴づけられる。良好な半径方向の傾き予測器の別の重要な態様は、接線方向の傾き(TT)、デフォーカス(DEF)、デトラッキング(DET)及び球面収差(SA)のような他のシステムパラメータに対するその感度のなさである。ラジアルプッシュプル(RPP)信号とダイアゴナルプッシュプル(DPP)信号との相互相関信号は、TT,DEF又はSAのような他のシステムパラメータについて感度が高く、したがって乏しい半径方向の傾きの予測器であることが発見されている。他の側では、セントラルアパーチャ(CA)のラジアルプッシュプル(RPP)との相互相関は、全てのこれらシステムパラメータに対して感度がなく、結果的に半径方向の傾きエラー信号を発生するために有利なオプションである。
本方法の実施の形態では、半径方向の傾きエラー信号は、PIDコントローラを有するフィードバックループにより対物レンズの位置を調節するために使用される。本発明の実施の形態では、前記フィードバックループは、光ディスクのトラックに追従するためにフィードバックループと同時に使用される。係るトラッキングループは、光ディスクからデータを読取り及び/又は光ディスクにデータを記録するために光ディスクのトラックに追従するとき、閉じることが要求される。結果的に、前記2つのループが同時に使用されることで、データの読取り及び/又は記録の間に動的な半径方向の傾きを補償することが可能であり、したがってデータチャネルにおける最適な信号対雑音比が保証される。
また、本発明は、光ディスクからデータを読取り及び/又は光ディスクにデータを記録する方法に関し、本方法は、本発明に従って光ディスクとの情報の読取り及び/又は記録で使用される電磁ビームを制御するため、レンズシステムの対物レンズの位置を制御するステップを含む。
また、本発明は、光ディスクのトラックからデータを読取り、及び/又は光ディスクのトラックにデータを記録する装置に関し、本装置は、光ディスクのトラックへの情報の読取り又は記録で使用される電磁ビームを制御するレンズシステム、光ディスクに関してレンズシステムの対物レンズの位置合わせを制御するアクチュエーション手段、半径方向における光ディスクに関する対物レンズの傾きを示す半径方向の傾きを示す半径方向の傾きエラー信号を生成する信号生成手段、及び信号生成手段により生成される半径方向の傾きエラー信号に基づいてアクチュエーション手段を制御する制御手段を有する。本装置は、制御手段及びアクチュエーション手段は、光ディスクのトラックから情報を読み出し及び/又は光ディスクに情報を記録しつつ、対物レンズの位置を連続して調節することが可能である。
本発明のこれらの態様及び他の態様は、以下に記載される実施の形態を参照して明らかとなるであろう。本発明の特徴及び利点は、添付図面を参照して理解される。
図1には、本発明が実施される光ディスクドライブのブロック図が示される。光ディスク1は、ターンテーブル8に配置され、ターンテーブルモータ(MTR)9により回転される。ターテーブルモータ9の回転速度は、コントローラ(CTR)8により制御される。エンコードされた情報は、光ピックアップユニット(OPU)2により光ディスク1から読取られるか、光ディスク1に記録される。光ピックアップユニット2は、電磁ビーム3を生成し、光ディスクに電磁ビームをフォーカスし、光ディスク1の周期的な構造により変調された、反射された電磁ビームを受ける。光ピックアップユニット(OPU)2は、特に、電磁ビーム3を発生するレーザダイオード4、ディスクにビームをフォーカスするレンズシステム5、及び、受信された反射電磁ビームを光電流に変換する幾つかのフォトダイオードを有する検出システム6を有する。レーザの出力電力は、レーザコントローラ(LSR CTRL)7により制御され、レーザコントローラ7は、通常はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)を有する汎用のコントローラ8により制御される。
レンズシステム5及び検出システム6の更なる詳細は、図2a及び図2bを参照して説明される。図面を通して、同じ機能エレメントが幾つかの図面に現れたとき、同じ参照符号は、理解を簡単にするために使用される。以下に記載されるレンズシステム5の実施の形態は、Blu−Ray(BD)光ディスクドライブについて使用される実施の形態に対応する。他の代替的な実施の形態は、たとえばCD及びDVD光ディスクドライブに対応するものであり、当該技術分野で知られている。
レーザダイオード4により発生された発散するビームは、コリメータレンズ51により並行にされ、偏向ビームスプリッタ52を通して通過する。さらに、ビームは、球面収差を除く光学素子53、偏向の方向を変える4分の1波長(λ/4)素子54、及び光ディスク1の情報レイヤにおけるスポットにビームをフォーカスする対物レンズ55を通過する。反射されたビームは、対物レンズ55、4分1の波長(λ/4)素子54及び球面収差を除く光学素子53を通過する。反射されたビームは、検出器システム6に向けて偏向ビームスプリッタ52により反射される。
検出器システム6は、A,B,C及びDで示される4象限検出器である。光ディスク1のトラックスキャニング方向20に関する4象限の相対的な位置は、図2bに示される。それぞれの象限は、受信されたビームの強度を象限の電気信号(A,B,C,D)に変換する光検出器を有する。
図1に開示される光ディスクドライブに戻り、検出器システム6により生成される象限の電気信号(A,B,C,D)は、たとえばプリアンプ、任意にフィルタリングといった信号処理ユニットにより前もって処理される。さらに、それぞれの象限の検出器により生成される信号を結合することで、以下の信号が構成される。
セントラルアパーチャ信号(CA):CA=A+B+C+D;
ラジアルプッシュプル信号(RPP):RPP=(A+D)−(B+C);
トラッキングプッシュプル信号(TPP):TPP=(A+B)−(D+C);
ダイアゴナルプッシュプル信号(DPP):DPP=(A+C)−(B+D)。
セントラルアパーチャ(CA)信号は、光ディスクのトラックにおける周期的な構造による信号変調による高周波情報を搬送し、データ検出のために通常は使用される。半径方向のプッシュプル(RPP)信号は、トラックに関してスポットの半径方向の変位に感度が高く、たとえば半径方向のエラートラッキング信号を生成することで使用される。
前もって処理されたセントラルアパーチャ(CA)信号は、高周波情報を搬送し、エンコーダ/デコーダユニット(ENC/DEC ELECTR)12に供給され、このユニットは、到来する信号をデコードして、ディスクに記憶された情報を取得する。また、デコーダユニット12は、誤り検出及び補正を実行する。また、デコードされた情報は、コントローラ8に供給され、このコントローラは、デコードされた情報を更に処理する。
信号の前処理ユニット(SIGN PRE−PROC)9により発生された前処理された信号は、光ディスクのトラックに関してレンズシステムを整列させ、フォーカスするための制御エラー信号を生成することにおいて使用される。
軸及び半径方向に沿ったレンズシステムの細かい変位及び光ディスク1に関して全体の光ピックアップユニット(OPU)2の粗い変位は、サーボユニット(SERVO CTRL)10により制御される。サーボユニット10は、前処理ユニット9から前処理されたサーボ信号を受け、コントローラ8により制御される。
それぞれの制御信号について、個別の制御フィードバックループが存在する。制御信号がサーボ信号である場合、制御ループは、サーボループとして知られる。サーボシステムから分離して、傾き調節のメカニズムは、たとえばレンズ−ディスクのアラインメントの目的のために最新の光ピックアップユニット(OPU)で既に利用可能である。かかるレンズの傾きのメカニズムは、光ピックアップユニット(OPU)全体、すなわち図2に例示される全体の光経路を傾けるのを可能にするメカニズムであるか、又は、代替的に、3次元又は4次元アクチュエータとして当該技術分野で知られるメカニズムである。かかる3次元又は4次元アクチュエータは、対物レンズ55のフォーカス及びトラッキングの動き(変換)を実行するだけでなく、1つの垂直軸(3次元)又は2つの垂直軸(4次元)に素って対物レンズ55を傾けるのを可能にする。
光信号は、光ピックアップユニット(OPU)の対物レンズが光ディスクに関して傾いているときに、コマ収差により歪まされる。この傾きは、接線方向の傾きとして当該技術分野で知られるトラックの方向、又は半径方向の傾きとして当該技術分野で知られるトラック方向に実質的に垂直な方向である。接線方向の傾きの望まれない影響は、チャネルのインパルス応答を主に歪ませるため、更なる信号処理により補償することができる。
半径方向の傾きに関して、たとえばPCT出願WO2004/105003に記載されるような半系方向の傾き推定を使用することは、当該技術分野で知られている。前記方法は、半径方向においてトラックを追従するために使用される半径方向のトラッキングループを開くステップ、プッシュプルの振幅を測定するステップを含む。次に、半径方向に関する対物レンズの方向は、放物線によるフィッティング方法を使用することでプッシュプル振幅が最大にされるように予め決定されたステップで調節される。WO2004/105003で記載されるように傾きを調節する方法を実行するときに半径方向のトラッキングループが開くので、前記方法は低速であり、遅延を導入する。これは、本方法が実行された後にトラックが再び探されることが必要とされるためである。
BDタイプの光ディスクの情報密度が高くなることは、データ読み取りにおいて更に広いデータ帯域幅が必要とされる、データを読取り及び/又は書込みするデータレートであって、光ディスクドライブのチャネルを処理するデータレートが高くなることに対応する。帯域幅が広くなることで、係る装置は雑音に対してより感度が高くなる。したがって、半径方向の傾きを含めてデータチャネルの全ての雑音源は、たとえば半径方向の傾きの補償を規則的に行うことで係るシステムにおいて最少にされる。
半径方向の傾きの補償の高速且つ信頼できる方法を提供する本発明に係るソリューションは、リアルタイムで半径方向の傾きエラー信号(RTES)を生成すること、光ディスクをスキャニングしつつ、リアルタイムで半径方向の傾きが補償されるようにフィードバックループを生成することにおいてRTES信号を使用することである。しかし、係るソリューションは、半径方向の傾きの良好な予測手段が識別される場合にのみ実現される。特に、光ディスクを走査しつつ、リアルタイムで使用することができるように十分に高速に予測手段を生成することが可能であるべきである。検出器システム6により生成される電気信号から始めて半径方向の傾きのエラー信号(RTES)を生成することが可能であることが確認されている。かかる電気信号は、必要とされる帯域幅を提供する。さらに、前記電気信号は、光ディスクドライブで既に利用可能であり、本発明を実現するコストは低減される。
空のBlu−Ray光ディスクをスキャニングする間、検出器システム6のそれぞれの象限により生成される電気信号及び構築されたCA,RPP,TPP及びDPP信号を分析するとき、その中間のラインからトラックの僅かな正弦波の変位による正弦波のような歪み信号が存在する。この変位は、たとえばトラック及び/又は溝のウォブルによるものであり、前記正弦波のような歪み信号は、ウォブル信号として当該技術分野では知られている。プッシュプル信号はトラックに関してスポットの半径方向の変位に対して更に感度が高いので、前記ウォブル信号は、ラジアルプッシュプル信号(RPP)又はダイアゴナルプッシュプル信号(DPP)の何れかで最も強い。前記ウォブル信号は、1MHzを超えるレンジで特徴的な周波数を有する。係るウォブル信号の存在は、その特徴的な周波数がサーボ帯域幅を超えるために、トラッキング性能に影響を及ぼさない。たとえば半径方向の傾きによる光スポットの歪みは、ラジアルプッシュプル信号(RPP)又はダイアゴナルプッシュプル信号(DPP)以下の構築された信号に存在する正弦波のような歪み(をブル)信号につながる。結果的に、ラジアルプッシュプル(RPP)信号又はダイアゴナル(DPP)信号のいずれかと、別の構築された信号(CA,RPP,TPP又はDPP)との間の相互相関信号は、半径方向の傾きの量を推定するために使用される。
図3は、半径方向の傾きの量の依存を幾つかの相互相関信号について示す。
ある信号が半径方向の傾きの量を推定するために使用される場合、前記信号の値と半径方向の傾きの値との間に強く且つ好ましくは単調な依存が存在するという基準を満たすべきである。ラジアルプッシュプル(RPP)信号とセントラルアパーチャ(CA)信号との間の相互相関信号、及びラジアルプッシュプル(RPP)信号とダイアゴナルプッシュプル信号(DPP)の間の相互相関信号が前記基準を満たすことが発見されており、図3に示される測定から分かる。他の相互相関信号は、半径方向の傾きへの係る強い依存を示さない。
前記基準に加えて、半径方向の傾きの良好な予測手段の別の重要な態様は、半径方向の傾きに対する感度である。したがって、第二の基準は、たとえば接線方向の傾き(TT)、デフォーカス(DEF)、デトラッキング(DET)及び球面収差(SA)といった他のシステムパラメータに対して鈍感であることである。
図4は、デフォーカスの量への依存をRPPxDPP及びRPPxCAの相互相関信号について示す。図4に示される依存から、RPPのDPPとの相関はデフォーカス(DEF)に対して余りに感度が高く、したがって好ましくない半径方向の予測手段である。他のサイドで、ラジアルプッシュプル(RPP)信号とセントラルアパーチャ(CA)信号の間の相互相関信号は、他のシステムパラメータに対して鈍感であるように見られ、したがって半径方向の傾きのエラー信号(RTES)を生成するために有利に使用することができる。
図5aは、本発明の実施の形態に係る半径方向の傾きエラー信号(RTES)を生成するRTES発生手段のブロック図を示す。
セントラルアパーチャ(CA)信号及びラジアルプッシュプル(RPP)信号は、入力として受信され、任意に、バンドパスフィルタ21,22をそれぞれ通過され、それぞれのバンドパスフィルタは、正弦波のような歪み信号の特徴的な周波数の0.1〜0.5から2〜4倍の通過帯域を有する。セントラルアパーチャ(CA)及びラジアルプッシュプル(RPP)信号は、乗算器23により相関される。最後に、乗算器により生成された信号は、ロウパスフィルタによりフィルタリングされる。ロウパスフィルタ24の特徴的な遮断周波数はkHzレンジで選択され、これは、正弦波のような歪み信号の特徴的な周波数よりも非常に低い。ロウパスフフィルタ24の出力は、半径方向のエラー信号(RTES)である。任意に、ロウパスフィルタは、積分器により置き換えられる場合がある。本発明の代替的な実施の形態では、相互相関及びフィルタリングのような信号の処理は、デジタルシグナルプロセッサにより実行される。
図5bに示される本発明の代替的な実施の形態では、セントラルアパーチャ(CA)信号とラジアルプッシュプル(RPP)信号が生成される前に、4象限の電気信号(A,B,C,D)は、バンドパスフィルタでフィルタリングされる。4象限信号は、プリアンプ26,27,28,29で前もって増幅され、任意に、たとえばそれぞれのプリアンプ26,27,28,29のゲインを調節することで正規化される。前もって増幅された象限の電気信号A及びDは加算器30に送出され、左の検出器信号を生成し、前もって増幅された象限の電気信号B及びCは第二の加算器31に送出され、右の検出器信号を生成する。つぎに、左及び右の検出器信号はバンドパスフィルタによりフィルタリングされ、通過帯域は、正弦波のような歪み信号の特徴的な周波数の0.1〜0.5から2〜4倍で選択される。左及び右検出器信号の加算34及び減算35により、セントラルアパーチャ(CA)信号及びラジアルプッシュプル(RPP)信号のそれぞれが取得される。最後に、セントラルアパーチャ(CA)信号及びラジアルプッシュプル信号(RPP)は乗算器37により相互に相関付けされる。結果的に得られる信号は、ロウパスフィルタでフィルタリングされ、半径方向の傾きエラー信号が生成される。
図6は、半径方向における対物レンズの位置を制御するために、半径方向の傾きのエラー信号(RTES)に基づいてフィードバックループを使用するための、本発明に係るフィードバックユニットを示す。
変調された光信号は、図2を参照して記載されるレーザダイオード4及びレンズシステム5を有する光信号生成手段により生成される。変調された光信号に基づいて、半径方向の傾きエラー信号(RTES)は、図5に関して記載されたように、本発明に係るRTES発生器41により生成される。
半径方向の傾きエラー信号(RTES)は、可変利得増幅器42により増幅される。可変利得増幅器41の利得は、通常はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)であるコントローラ43により制御される。可変利得増幅器42の関数は、フィードバックループの全体のゲインを制御することである。増幅された半径方向の傾きエラー信号(RTES)に存在するオフセットは、オフセットパラメータ44により除かれる。また、オフセットコンパレータ44は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)により制御される。代替的な実施の形態では、オフセットコンパレータ44及び増幅器42は、同じ増幅器ユニットに統合される。オフセットコンパレータ44により生成される信号は、PID(Proportional Integral Derivative)コントローラ45に送出される。PIDコントローラ45の役割は、半径方向の傾きエラー信号(RTES)の値がゼロの前後の所定のレンジで維持されるようにフィードバックを提供することである。代替的な実施の形態では、PIDコントローラ45の機能は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)43に部分的に統合される。PIDコントローラ45により生成されるフィードバック信号の比例(proportional)、積分(integral)及び微分(derivative)成分の値は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)45により制御される。PIDコントローラ45により生成されるフィードバック信号は、半径方向において対物レンズ55を傾斜させる役割を果たす光ピックアップユニット(OPU)2における対応するアクチュエータ46に供給される。アクチュエータの位置46における変化は、検出システム40により検出された変調された光信号の強度、結果的にRTES発生器41により生成された半径方向の傾きエラー信号(RTES)の強度における対応する変化が生成される。
RTES信号に関連される先のフィードバックループは、閉じた半径方向のエラートラッキングループが維持される間に維持される。結果的に、半径方向の傾きの補償が実行された後にトラックシークを実行する必要がない。
上述された補償方法は、光ディスクにデータを記録する改善された方法を取得するために有利に使用される。本発明に従って光ディスクにデータを記録する方法では、記録の前に、記録プロセスが開始される前に半径方向の傾きが補正される。任意に、半径方向の傾きは、記録プロセスを中断し、半径方向における次の利用可能な空のトラックへのジャンプ、及び本発明で記載された傾き補償方法を実行することで周期的に補正される。これにより、ディスクのワープ(warping)/ベンディング(bending)による動的な傾きを補正することができる。
なお、上述された実施の形態は、本発明を限定するのではなく例示することを意図している。当業者であれば、特許請求の範囲から逸脱することなしに多くの代替的な実施の形態を設計することができる。請求項では、括弧間に配置される参照符号は請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。動詞「有する“comprise”」及び「含む“include”」並びにその派生は、請求項に記載した以外のエレメント又はステップの存在を排除するものではない。エレメントに先行する冠詞“a”又は“an”は、複数の係るエレメントの存在を排除するものではない。本発明は、幾つかの個別のエレメントを有するハードウェアにより、及び適切なファームウェアにより実現される。ファームウェアは、光ストレージのように適切な媒体に記憶/ディストリビュートされるか、ハードウェア部分と共に供給される場合があるが、インターネット又は有線又は無線電気通信システムを介してディストリビュートされるような他の形態でディストリビュートされる場合がある。幾つかの手段を列挙しているシステム/デバイス/装置の請求項では、これらの手段は、同一アイテムのハードウェア又はソフトウェアにより実施される場合がある。所定の手段が相互に異なる従属の請求項で引用されるという事実は、これら手段の組み合わせを使用することができないことを示すものではない。
本発明が実施される光ディスクドライブのブロック図である。 図2a及び図2bは、本発明が実施される光ピックアップユニット及び検出システムのブロック図である 半径方向の傾きの量の依存を幾つかの相互相関信号について示す図である。 デフォーカスの量の依存をRPPxDPP及びRPPxCA相互相関信号について示す図である。 図5a及び図5bは、本発明の2つの実施の形態に係る半径方向の傾きエラー信号(RTES)を発生するユニットのブロック図である。 本発明に係る半径方向における対物レンズの位置を制御するため、半径方向の傾きのエラー信号(RTES)に基づいたフィードバックループを使用するユニットを説明する図である。

Claims (17)

  1. 光ディスクのトラックからの情報の読取り、及び/又は前記光ディスクのトラックへの情報の記録で使用される光ビームを制御するためにレンズ光学系の対物レンズの位置合わせを制御する方法であって、
    当該方法は、
    反射された光ビームの強度に対応する変調された光信号を検出するステップと、前記反射された光ビームは前記光ディスクのトラックの周期的な構造により変調され、
    半径方向の傾きを示す前記変調された光信号から半径方向の傾きのエラー信号を導出するステップと、前記半径方向の傾きは、半径方向における光ディスクに関する対物レンズの傾きを示し、
    前記半径方向の傾きのエラー信号を使用して、半径方向における光ディスクに関する前記対物レンズの位置を調節するステップとを含み、
    当該方法は、
    前記半径方向の傾きのエラー信号を使用して、フィードバックループにより前記対物レンズの位置を調節するステップを更に含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記半径方向の傾きのエラー信号は、ラジアルプッシュプル信号とセントラルアパーチャ信号との間の相互相関信号、又はラジアルプッシュプル信号とダイアゴナルプッシュプル信号との間に相互相関信号に比例する、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記変調された光信号をバンドパスフィルタによりフィルタリングするステップを含む、
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 通過帯域は、ウォブル周波数の0.1〜0.5から2〜4倍のレンジにある、
    ことを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 前記相互相関信号をロウパスフィルタでフィルタリングするステップを含む、
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  6. 前記半径方向の傾きのエラー信号は、ラジアルプッシュプル信号とセントラルアパーチャ信号との間の相互相関信号に比例する、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の方法。
  7. 前記フィードバックループは、PIDコントローラを有する、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の方法。
  8. 前記フィードバックループの使用と、前記光ディスクのトラックに追従するためのフィードバックループの使用とは同時に行われる、
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 請求項1乃至5の何れか記載の方法に従って、光ディスクでの情報の読取り及び/又は記録で使用される電磁ビームを制御するための、レンズ光学系の対物レンズの位置合わせを制御するステップを含む、
    光ディスクにデータを記録する方法。
  10. 光ディスクのトラックから情報を読取り、及び/又は前記光ディスクのトラックに情報を記録する装置であって、
    光ディスクのトラックでの情報の読取り又は記録で使用される電磁ビームを制御するレンズシステムと、
    光ディスクに関するレンズシステムの対物レンズの位置合わせを制御する作動手段と、
    反射された光ビームの強度に対応する変調された光信号を検出する手段と、前記反射された光ビームは前記光ディスクのトラックの周期的な構造により変調され、
    半径方向の傾きを示す前記変調された光信号から半径方向の傾きのエラー信号を生成する信号生成手段と、前記半径方向の傾きは、半径方向における光ディスクに関する対物レンズの傾きを示し、
    前記信号生成手段により生成された前記半径方向の傾きのエラー信号に基づいて、前記作動手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段及び前記作動手段は、フィードバックループにより前記対物レンズの位置を調節して、半径方向の傾きを最小にする、
    ことを特徴とする装置。
  11. 前記検出手段は、ラジアルプッシュプル信号、セントラルアパーチャ信号又はダイアゴナルプッシュプル信号を生成し、
    前記半径方向の傾きのエラー信号は、前記ラジアルプッシュプル信号と前記セントラルアパーチャ信号又は前記ダイアゴナルプッシュプル信号との間の相互相関信号に比例する、
    ことを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 前記変調された光信号をフィルタリングするバンドパスフィルタを更に有する、
    ことを特徴とする請求項10記載の装置。
  13. 前記バンドパスフィルタの通過帯域は、ウォブル周波数の0.1〜0.5から2〜4倍のレンジにある、
    ことを特徴とする請求項10記載の装置。
  14. 前記信号生成手段は、前記相互相関信号をロウパスフィルタでフィルタリングする、
    ことを特徴とする請求項11記載の装置。
  15. 前記セントラルアパーチャ信号は、前記半径方向の傾きのエラー信号を生成するために選択される、
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の装置。
  16. 前記制御手段は、前記対物レンズの位置を調節するために前記半径方向の傾きのエラー信号に基づいてフィードバックループを生成するPIDコントローラを有する、
    ことを特徴とする請求項10又は12記載の装置。
  17. 当該装置は、前記レンズシステムが前記光ディスクのトラックに追従するのを可能にするトラッキングサーボループを生成する手段を更に有し、
    当該装置は、前記フィードバックループと前記トラッキングサーボループとを同時に使用する、
    ことを特徴とする請求項16記載の装置。

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