JP2009518544A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 金属をその酸化鉱から回収するための方法であって、鉱を、不活性雰囲気下、還元剤の存在下で加熱する工程によって特徴付けられる方法。
2. 還元剤が炭素またはグラファイト、好ましくはコールタールピッチ、フルフラールアルコールに由来する炭素、または樹脂に由来する炭素、好ましくはフェノール樹脂を含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 加熱が１１００℃を超える温度、好ましくは１１００〜２１００℃の温度、より好ましくは１４００〜１８００℃の温度で行われることを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
4. 加熱が２段階で行われることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の方法。
5. 鉱が酸化チタンを含むことを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載の方法。
6. 前記鉱が不活性雰囲気下、部分真空下、還元剤の存在下で加熱されることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載の方法。
7. 金属をその酸化鉱から生成するための方法であって、
   （ａ）鉱を、不活性雰囲気下、還元剤の存在下で加熱し、それによって前記金属の低級酸化物を生成する工程、および
   （ｂ）工程（ａ）において生成された前記金属の低級酸化物を電気化学的還元の対象とする工程
   を含むことを特徴とする方法。
8. 工程（ａ）からの金属酸化物を炭素と混合して、工程（ｂ）の電気化学的還元において使用するためのアノードに形成することを特徴とする請求項７に記載の方法。
9. （ａ）鉱が酸化チタンを含む；および
   （ｂ）鉱が、工程（ａ）において、不活性雰囲気下、部分真空下、還元剤の存在下で加熱される
   の１つまたは両方によって特徴付けられる請求項８に記載の方法。
10. 工程（ａ）において生成された前記金属の低級酸化物が、工程（ｂ）において電気化学的還元における溶質として採用されるか、または、
    電極に形成され、および工程（ｂ）において電気化学的還元における供給電極として採用される
    ことを特徴とする請求項７に記載の方法。