JP2009518039A5

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Publication number: JP2009518039A5
Application number: JP2008544528A
Authority: JP
Filing date: 2006-12-08
Publication date: 2010-02-04
Anticipated expiration: 2026-12-08

Claims

単離されたヒトのモノクローナル抗体またはその抗原結合部分であって、該抗体が、
（ａ）ヒトのＰＴＫ７に結合し；かつ、
（ｂ）ウィルムス腫瘍細胞株（ＡＴＣＣアクセッション番号ＣＲＬ−１４４１）に結合する、
抗体またはその抗原結合部分。
請求項１に記載の単離されたモノクローナル抗体またはその抗原結合部分であって、
（ａ）配列番号１〜４からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、重鎖可変領域；および、
（ｂ）配列番号５〜１０からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、軽鎖可変領域、
を含む、抗体またはその抗原結合部分。
単離されたモノクローナル抗体またはその抗原結合部分であって、
（ａ）配列番号１〜４からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、重鎖可変領域；および、
（ｂ）配列番号５〜１０からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、軽鎖可変領域、
を含み、ここで、該抗体またはその抗原結合部分はヒトのＰＴＫ７に結合する、抗体またはその抗原結合部分。
ヒトのＰＴＫ７に結合する、単離されたモノクローナル抗体またはその抗原結合部分であって、
（ａ）配列番号１１〜１４からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域ＣＤＲ１；
（ｂ）配列番号１５〜１８からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域ＣＤＲ２；
（ｃ）配列番号１９〜２２からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域ＣＤＲ３；
（ｄ）配列番号２３〜２８からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域ＣＤＲ１；
（ｅ）配列番号２９〜３４からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域ＣＤＲ２；および、
（ｆ）配列番号３５〜４０からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域ＣＤＲ３
を含む、単離された抗体またはその抗原結合部分。
モノクローナル抗体またはその抗原結合部分であって、
（ａ）配列番号４のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および／または配列番号１０のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域；
（ｂ）配列番号１のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および／または配列番号５のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域；
（ｃ）配列番号１のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および／または配列番号６のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域；
（ｄ）配列番号２のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および／または配列番号７のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域；
（ｅ）配列番号３のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および／または配列番号８のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域；および、
（ｆ）配列番号３のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および／または配列番号９のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域；
を含み、ここで、該抗体またはその抗原結合部分は、ヒトのＰＴＫ７に結合する、モノクローナル抗体またはその抗原結合部分。
ヒトのＰＴＫ７への結合について請求項４に記載の抗体と競合する、単離されたモノクローナル抗体またはその抗原結合部分。
治療剤に結合している請求項１〜５のいずれか１項に記載の抗体またはその抗原結合部分を含む、免疫結合体。
前記治療剤が細胞毒素または放射性同位元素である、請求項７に記載の免疫結合体。
配列番号１、配列番号２、配列番号３、配列番号４、配列番号５、配列番号６、配列番号７、配列番号８、配列番号９または配列番号１０を含む、抗体またはその抗原結合部分の可変領域をコードする、単離された核酸分子。
請求項９に記載の核酸分子を含む、発現ベクター。
請求項１０に記載の発現ベクターを含む、宿主細胞。
抗ＰＴＫ７抗体を調製するための方法であって、請求項１１に記載の宿主細胞において該抗体を発現する工程、および、該宿主細胞から該抗体を単離する工程を含む、方法。
ヒトのＰＴＫ７を発現する腫瘍細胞の増殖によって特徴づけられる疾患の治療または予防のための組成物であって、請求項１〜５のいずれか１項に記載の抗体またはその抗原結合部分を、該疾患を治療または予防するために有効な量において含む、組成物。
前記疾患が癌である、請求項１３に記載の組成物。
前記癌が、結腸癌、肺癌、乳癌、すい臓癌、メラノーマ、急性骨髄性白血病、腎臓癌、膀胱癌、卵巣癌、および前立腺癌からなる群より選択される、請求項１４に記載の組成物。