JP2009510210A - インクジェット印刷 - Google Patents

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Abstract

サーマルインクジェット印刷に適した単相水性組成物は、少なくとも2つの硬化性オリゴマーを含む硬化性物質の混合物と、1つ以上の前記硬化性物質用共溶媒とを含有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェット印刷、特にサーマルインクジェット印刷に関し、サーマルインクジェット印刷に適した組成物に関係する。
インクジェット印刷プロセスは、2つの主なタイプに分けられる。すなわち、連続プロセスとドロップ・オン・デマンド(DOD)プロセスである。連続プロセスは、導電性インクを用い、荷電されたインクの液滴の流れを作り、液滴の流れは、電場によって被印刷物上の適切な位置へ曲げられる。DODプロセスでは、インクの個々の液滴が、(圧電インクジェット印刷では)圧電性アクチュエータにより、または(サーマルインクジェット印刷、またバブルジェット印刷としても知られている印刷では)インクを温めてバブルを形成することにより、プリントヘッドのノズルから射出される。サーマルインクジェット印刷は、圧電インクジェット印刷に対し、プリンタやプリントヘッドが低コストである点および印刷プロセスがより高い解像度で行える点で有利である。
インクジェット用インクは、下記を含め多くの要求を満たさなければならない。
・ 粘性が適度でなければならない。DOD用インクでは、圧電印刷よりサーマル印刷に対してより大きな制限があり、一般的にインクは、サーマルインクジェット印刷されるためには、プリントヘッドの運転温度(典型的には40〜50℃)で約4mPa・sより低い粘性を有し、このことは一般的に室温(25℃)では6.5mPa・sより低い粘性と同等である。この明細書では、特に指定しない限り、粘性の値はすべて25℃のものである。
・ インクは、容認できないレベルの印刷ノズルの目詰まりや閉塞を引き起こしてはならない。
・ インクは、プリントヘッドの作動寿命中に容認できないレベルまで、サーマルインクジェット印刷ヘッドの吐出ヒータに堆積(「コゲーション(kogation)」として知られるプロセス)してはならない。
・ インクは、原料が沈殿したり凝固したりすることなく、貯蔵中に安定していなければならない。
・ 印刷結果は、使用される分野に応じた所望の特性を満足しなければならず、関連するファクタの候補としては、耐水性、引っかき抵抗性、耐久性、収縮がないこと、クラックが生じないこと、柔軟性、光学濃度(カラーインクに対して)、沈着の均一性などが含まれる。
硬化性DODインクは知られている。硬化性DODインクは典型的には、適当な条件、典型的には紫外線(UV)、赤外線(IR)あるいは熱などに反応して硬化する1つ以上のモノマーなどを含有する。
米国特許第5,623,001号(サイテックス社、Scitex)は、水分(20〜75%)と、水混和性UV硬化性モノマーおよび/または、たとえばアクリル材料などのオリゴマー(20〜60%)とを含有するUV硬化性DODインクジェット用インクを開示し、特に圧電印刷用である。該文献では、サーマルインクジェット印刷については言及しておらず、サーマルインクジェット印刷に適した6.5mPa・sの粘性を有するインクの製造方法を教示せず、コゲーションの防止方法についても教示していない。
米国特許第5,952,401号(キャノン社)は、硬化性モノマーを用いた、圧電およびバブルジェット印刷用硬化性水性インクを開示する。該文献では、硬化性物質により生ずるコゲーションの防止については取り組んでいない。
米国特許第6,294,592号(BASF社)は、UV硬化性ポリウレタンの分散によって実証された硬化性インクジェット用インクを開示する。該文献では、粘性やコゲーションを防止する問題については取り組んでいない。
硬化性モノマーやオリゴマーは、水への溶解性、混和性が限定される傾向があり、サーマルインクジェット印刷用に使用できる十分に低い粘性(6.5mPa・sより低い)を有し、望ましくない相分離をせず、容認できないレベルのコゲーションを生ぜず、また、適切で有用な性質の印刷物を製造する水溶性インクを製造するのに、本質的な実用上の困難性を生ずる。
本発明者らは、注意深く選定した硬化性物質の混合物を、硬化性物質用の水と混合可能な溶媒(共溶媒という)と共に使用することにより、インクジェット印刷に適した低粘性の組成物を製造できることを見出した。また、本発明者らは、コゲーションを防止しあるいは低減するのに効果的な種々の物質(本書では抗コゲーション剤という)を見出した。
一局面において、本発明は、少なくとも2つの硬化性オリゴマーを含む混合物と、1つ以上の硬化性物質用の共溶媒とを含有する、サーマルインクジェット印刷に適した単相水性組成物を提供する。
その組成物はサーマルインクジェット印刷に適し、よって、一般的に6.5mPa・s(25℃における)より低い粘性を有する。
用語「単相」は、水および共溶媒に溶解しあるいはそれらと完全に混合し、硬化性物質が完全に溶解された状態を意味するのに用いられる。相分離や沈殿は生じない。それにもかかわらず、単相組成物は、固体の他の物質を搬送することが出来、所望の用途での特性を達成する。たとえば、顔料の微細粒子は、従来通りに、分散して搬送され、色を与える。
硬化性物質は、印刷後、UV、熱あるいは赤外線などの適切な硬化刺激に晒されて(適切な反応開始剤が使われて)硬化により固まり、普通はフィルム形状で印刷物質を形成する。
2つのオリゴマーは、同種の物質の異なったグレードからよりも異なった化学的分類からで、たとえば、異なった鎖長、分子量などを有して、化学的に区別できるのが好ましい。
硬化性オリゴマーは、1つ以上のアルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパンを含むのが好ましい。これらは組成物の重量に対し、1〜10重量%、好ましくは3〜6重量%の範囲の総量で存在するのが適当である。
硬化性オリゴマーは、1つ以上のポリアルケンアクリル酸グリコールを含むのが好ましい。これらは組成物の重量に対し、3〜15重量%、好ましくは4〜10重量%の範囲の総量で存在するのが適当である。
少なくとも1つのアルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパンと少なくとも1つのポリアルケンアクリル酸グリコールの混合物を用いることで、よい結果が得られた。第1級のオリゴマーは、適度な水溶性を有し、たとえば固さや耐水性などの点でよい品質の印刷フィルムを生成するが、比較的高い粘性を有している。第2級のオリゴマーは、より高い水溶性とより低い粘性を有するが、かなり柔らかく、より水の影響を受けやすいフィルムを生成する。2つの級のオリゴマーの混合物を用いることで、よく全体的にバランスの取れた品質が得られる。
アルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパン・オリゴマーは、アクリレート、メタクリレート、および、ジ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)アクリレート等を含む多官能性(メタ)アクリレートをも含む。官能性の数は、より大きな官能性の物質では、より大きな収縮、より大きな耐水性/耐薬品性、およびより高い耐久性を有するフィルムを生成し、出来上がった硬化したフィルムの品質に影響する。より大きな官能性は、また、速い硬化反応を提供し、官能基が1〜2の材料は通常ゆっくりと硬化/重合し、かなり多くの割合の開始剤と硬化条件下に長時間晒される必要がある。官能性がとくに大きな(5以上)の物質のいくつかの欠点は、粘性が高いことと、収縮が大きく、柔軟性に乏しいフィルムが生成されることである。4官能性の物質は、架橋結合密度、および耐薬品性および印刷フィルムの引っかき抵抗性が向上するが、粘性が高く、よって控えめに(典型的には1〜2重量%)使わなければならない。
アルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパン・オリゴマーは、大きな水溶性を有するので、一般的に好ましいエトキシ化オリゴマーとエトキシ化、プロポキシ化等される。アルコキシル化する程度は、オリゴマーの水溶性に、また、出来上がった印刷物の水の影響の受けやすさに影響し、より高いレベルのアルコキシル化は、より水溶性の大きなオリゴマーおよびより水の影響を受けやすい印刷物を生成する。バランスのよい品質のためには、可能ならばエトキシ化のレベルの低い物質少量と組み合わせて、エチレンオキシド20単位(20 EO)を有する物質を用いるのが好ましい。エトキシ化(20 EO)トリアクリル酸トリメチロールプロパン(TMPTA)でよい結果が得られた。この物質は、優れた水溶性、速い硬化反応および低い皮膚刺激性を有し、優れた耐水性、耐溶媒性および脆性のないすなわちよい延性を有する印刷フィルムを生成する。
適切な市販の材料は、サートマー社(Sartomer)から販売の次のUV硬化性物質を含む。
SR415(EO 20 TMPTA)、CN435、SR9015(EO 15 TMPTA)
この級の有用な多官能性材料はSR494(EO 4 テトラアクリル酸ペンタエリスリトール−EO 4 PETA)である。
3.5重量%のEO 20 TMPTA(SR415)と1重量%のEO 4 PETA(SR494)との混合物でよい結果が得られた。
ポリアルケンアクリル酸グリコール・オリゴマーは、アクリレート、メタクリレートおよび、ジ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)アクリレート等を含む多官能性(メタ)アクリレートをも含む。ジアクリレートが今のところ好適である。ジアクリレートに比べてメタクリレートやジメタクリレートは粘性が低い(これは利点である)が、硬化反応が遅い(これは欠点である)。ポリアルケンは、ポリエチレン、ポリプロピレン等でよいが、ポリエチレングリコールが好ましい。よって、今のところ好ましい物質は、ジアクリル酸ポリエチレングリコール(PEG DA)である。PEG DAは、異なった分子量を有する異なったグレードの範囲で入手可能である。水溶性、顔料親和性や硬化反応速度などの要素を考慮すると、PEG400DA(たとえば、サートマー社のSR344として)が好適な材料である。PEG200DA(たとえば、サートマー社のSR259)はPEG400DAより粘性は低い(低分子量のために)が、水溶性が低く、安定性も低くて貯蔵寿命が短いという欠点がある。PEG600DA(たとえば、サートマー社のSR610)は、完全に水混和性で、とても柔軟な印刷物となる。PEG600DAの欠点は、PEG400DAやPEG200DAと比べて、粘性が高く、印刷物がより水の影響を受けやすいということである。
PEG400DA(SR344)を7重量%含む組成物でよい結果が得られた。
架橋結合密度を上昇させ出来上がったフィルムの反応性と引っかき抵抗性を向上するために、多官能性オリゴマーが、組成物に少量(典型的には1〜2重量%、粘性が高いので4重量%未満)だけオプションとして含まれてもよい。この種の物質の候補としては以下を含む。
・ テトラアクリル酸ペンタエリスリトール(PETA)(たとえば、サートマー社のSR295)。この物質は、高粘性である。また、室温で固体であり、よって、組成物の粘性を著しく増大させ、噴出性に影響を与える。
・ テトラアクリル酸ジメチロールプロパン(DMPTA)(たとえば、サートマー社のSR355)。硬化したフィルムに優れた品質を与えるが、高粘性である。
・ ペンタアクリル酸ジペンタエリスリトール(DPEPA)(たとえば、サートマー社のSR399)。親水性であるが、とても粘性である。印刷フィルムの耐水性を著しく向上するが、組成物の粘性に悪い影響を与える。
・ EOテトラアクリル酸ペンタエリスリトール(PETA)(たとえば、サートマー社のSR494)で、上記で参照。反応性、多官能性、耐薬品性、親水性および粘性の間でよく調和させる。
組成物は、1つ以上の硬化性モノマー材料を含むのが好ましい。これら材料は一般的に低い粘性を有し、組成物の粘性を下げるように作用する。これら材料は硬化性保湿剤として作用し、噴出の安定性や印刷の信頼性に役立ち、ノズルの乾燥を防ぐ。これら材料はオリゴマーと硬化し、フィルムの厚さを増す。オリゴマーと硬化するので、硬化の前後に印刷物から取り除く必要はない。よい結果が得られることが分かったので、N−ビニルモノマー材料、好ましくはN−ビニルアセトアミドを用いるのが好適である。N−ビニルピロリドン(NVP)も使えるが、健康と安全性の理由から避けるほうが好ましい。他の候補としては、N−メチル−N−ビニルアセトアミドがある。N−アクリロイルモルホリン(これは硬化性でもある)は、N−ビニルモノマー材料と組み合わせて有用な物質である。N−ビニルアセトアミドとN−アクリロイルモルホリンとの組み合わせは、よい結果をもたらすことが見出された。硬化性モノマー材料は、特にN−ビニル材料は、共溶媒としても機能する。N−ビニルモノマーは、コゲーションを防止あるいは低減するのに驚くほど有益であることが分かり、抗コゲーション剤として機能する。モノマー材料は、組成物の総重量の約40重量%までの量で用いることができるが、典型的には25重量%以下のレベルで用いる。
たとえば、5重量%のN−ビニルアセトアミドと5重量%のN−アクリロイルモルホリンの混合物は、単に共溶媒として機能する他の物質と組み合わせて、よい結果が得られる(以下に議論する)。
種々のUV硬化性物質(素材供給業者から得られる)の粘性の値を下表に示す。
Figure 2009510210
テトラブチル臭化アンモニウム(TBAB)は抗コゲーション剤として効果的であり、組成物の残余と混合可能であることも見出した。この物質は、少量、典型的には5重量%以下で存在するのがよい。3.5重量%のTBABを含有する組成物でよい結果が得られた。
したがって、さらなる局面では、本発明はサーマルインクジェット印刷に適した単相水性組成物を提供し、該組成物は、1つ以上の硬化性物質と;硬化性物質用の1つ以上の共溶媒と;N−ビニルアセトアミド、テトラブチル臭化アンモニウム、N−メチル−N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドンおよびこれらの混合物から選択された抗コゲーション剤を含有する。
N−ビニルアセトアミドとTBABの混合物を含有する抗コゲーション剤で、よい結果が得られた。
本発明のこの局面における他の特徴は、本発明の他の局面に関連して別のところで記載するのがよい。
共溶媒は、硬化性物質の溶媒として機能する。共溶媒は、水とよい親和性を有し、低粘性であるのが理想的である。共溶媒は、アルコール、チオール、エーテル等を含む水溶性有機溶媒から選ばれるのが典型である。グリコールエーテルは、水とのよい親和性、低粘性、および高沸点を有するので、共溶媒として上手く機能する。さらに、グリコールエーテルは、保湿剤として機能し、プリントヘッドノズルの乾燥を防止する。エチレングリコールモノブチルエーテル(EGMBE)は、特に好ましい。共溶媒の候補としての限定的なリストには次のものが含まれる:イソプロピルアルコール(IPA)(これは、よい噴出をする。)、N−メチルピロリドン(NMP)、メトキシプロピルアセテート(MPA)(これは低粘性である。)、ジアセトンアルコール(DAA)、メトキシプロパノール(MeOPr)、メチルアルコール、エチルアルコール、乳酸メチル、乳酸エチル、2−ピロリドン、1,4−ブタンジオール、ジメチルスルホキシド(DMSO)、グリコールエーテル、特にプロピレングリコール・N−ブチルエーテル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコール・N−ブチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコール・N−ブチルエーテル、プロピレングリコールメチル酢酸エーテル、ジプロピレングリコールメチル酢酸エーテル、プロピレングリコール・N−プロピルエーテル、ジプロピレングリコール・N−プロピルエーテル、エチレングリコール・N−ブチルエーテル(またはエチレングリコールモノブチルエーテル(EGMBE))、ジエチレングリコール・N−ブチルエーテル、トリエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル。
上記のように、ある硬化性モノマーは、たとえばN−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドン、N−メチル−N−ビニルアセトアミドなどのN−ビニルモノマー材料と、N−アクリロイルモルホリンとは、共溶媒として機能する。
本発明のある特定の実施の形態では、組成物は、モノマー材料としても機能するわけではない共溶媒を含む。そのような共溶媒は、硬化性モノマー材料と共に用いられる。
本発明の別の特定の実施の形態では、組成物は、モノマー材料としても機能する共溶媒だけを含む。N−ビニルアセトアミドをモノマーおよび共溶媒として用い、他の共溶媒物質を出来るだけ含まない組成物が、特に興味深い。
好適な局面では、本発明は、サーマルインクジェット印刷に適した単相水性混合物を提供し、該混合物は少なくとも2つの硬化性オリゴマーを含む硬化性物質の混合物と、硬化性物質用の1つ以上の共溶媒とを備え、硬化性オリゴマーにはアルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパンとポリアルケンアクリル酸グリコールを含む。
本発明のさらに好適な局面は、サーマルインクジェット印刷に適した単相水性混合物にあり、該混合物は少なくとも2つの硬化性オリゴマーと少なくとも1つの硬化性モノマーとを含む硬化性物質の混合物と、硬化性物質用の1つ以上の共溶媒とを備え、硬化性オリゴマーにはアルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパンとポリアルケンアクリル酸グリコールを含み、該モノマーはN−ビニル化合物を含有する。
この局面では、N−ビニルアセトアミドはモノマーと共溶媒との両方として機能するのが好ましい。
別の局面では、本発明は、サーマルインクジェット印刷に適した単相水性混合物を提供し、該混合物は少なくとも2つの硬化性オリゴマーと硬化性N−ビニルモノマーとを含む硬化性物質の混合物と、硬化性物質用の非硬化性の共溶媒とを含有する。
非硬化性の共溶媒の例としては、上記のように、EGMBE、NMP、IPA等がある。
物質の混合物は、共溶媒として用いられる。ある好適な共溶媒は、N−アクリロイルモルホリン(これは、硬化性であり、高沸点で適度の粘性を有する)とエチレングリコールモノブチルエーテルとの混合物を含有する。N−アクリロイルモルホリンは、組成物の重量の5%の量で存在するのが都合がよく、EGMBEは組成物の重量の約16%を構成する。
共溶媒は、典型的には組成物の全重量の15〜30重量%の範囲の量で存在する。
組成物は、オプションとして、濡れ性を向上するために少量(いわば1重量%まで)の界面活性剤を含む。適切な界面活性剤は、組成物が印刷される被印刷物を考慮して選定される。適切な界面活性剤は以下のものを含む。
Figure 2009510210
たとえばFC4430やFC4432などのフッ素系界面活性剤で、たとえば0.2重量%の量のものが、現在のところ好適である。
組成物は、典型的には、硬化性物質に適した適切な開始剤、たとえば熱開始剤、光開始剤などを含む。適切な開始剤は、適当なレベルの使用(典型的には約5重量%未満)で、当業者に周知である。光開始剤の例としては、イルガキュア(Irgacure)2959、イルガキュア184、651、127、1800、819(チバ社、Chiba)、ダロキュア(Darocure)1173等がある(イルガキュアとダロキュアは登録商標)。熱開始剤の例としては、和光ケミカル社から販売のVA044(2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩)、VA057(2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチル−プロピオンアミジン]がある。硬化性物質のあるものは、開始剤の存在なしで、たとえば電子ビームに晒されることに応答して硬化する(電子ビーム硬化として知られている)。
組成物は、また水分を、通常は少なくとも約35重量%、より典型的には少なくとも約45重量%以上の量で含む。
組成物は、たとえばメチルハイドロキノンなどの、任意的な安定剤を含んでもよい。
組成物は、たとえば被印刷物上の透明コーティングまたは層またはフィルムを印刷するのに用いられる。あるいは、組成物は、たとえば、文字や画像の印刷用に周知の方法で溶液中の染料や分散した顔料を搬送するなどの、媒体として用いられる。たとえば、黒文字や画像を印刷するためには、アクリジェット(AcryJet)170(ローム・アンド・ハース社;Rohm and Haas)、ホスタジェット(Hostajet)(クラリアント社;Clariant)、キャブ・オー・ジェット(Cab−O−Jet)300およびキャブ・オー・ジェット200(キャボット社;Cabot Crop.)などのカーボンブラックの水分散液を用いるのは適している。分散用に、キャブ・オー・ジェット200は顔料表面にスルホン酸基を有し、キャブ・オー・ジェット300は顔料表面にカルボン酸基を有する。アクリジェット、HostajetおよびCab−O−Jetは登録商標である。
インクを印刷用の従来のおよび任意的な成分のさらなる詳細と、それらの使用は、たとえば米国特許第6,294,592号にある。
本発明による組成物は、従来の方法で、サーマルインクジェットプリンタを使って、用いられる。組成物は、所望の被印刷物上に印刷され、たとえばUV光や熱などに晒されるなど、硬化性物質の性質により適切な硬化状況に晒される。たとえばマイクロ波への照射を用いるなど、乾燥工程も要求される。UV硬化性物質では、乾燥工程により耐濡れ性や耐久性の向上したフィルムを生成することが分かったので、たとえば赤外線源への露出など、短い乾燥工程は硬化を行うのに有利であることが分かった。
組成物は、種々の被印刷物上に印刷され、金属やプラスチック(たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、低密度(LD)ポリエチレン、配向ポリスチレン、高密度(HD)ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリカーボネート、ポリイミドフィルム、等)などの、非多孔性あるいはセミ多孔性の被印刷物との特有の使用を見出した。
非多孔性の被印刷物の取り扱いが困難であっても、本発明は速乾性で耐久性の高い高品質の印刷を生成する組成物を提供する。特に、出来上がった印刷は、優れた引っかき抵抗性、耐水性、柔軟性ならびに光学濃度(カラーインク用)の要求を満たす。この組成物は、非多孔性被印刷物への産業用印刷で特に用途を見出す。
本発明を説明のために、以下の実施例で、添付の図面を参照して、さらに説明する。
実施例においては、特に断らない限り、数量はすべて重量%である。
規定の材料を混合して、以下のUV硬化性インク処方が作られた。
Figure 2009510210
すべてのインクは、分散した顔料を搬送する、単相水性組成物の形であった。
粘性は、ブルックフィールド(Brookfield)DV−II+粘度計を用い、25℃の温度で60rpmの回転速度で動かして測定した。簡潔に、17.5mlのインク組成物をチャンバーに移し、次に適切なスピンドルをチャンバー内に下げて、温度が安定するまで放置した。測定は、再現性のある粘性指示値が得られるまで、30、60、120および300秒ごとに行われた。
組成物を、HP45Aカートリッジ(43mlのインク容量)を用いて、ボルク(Wolke)(登録商標)プリンタから600×600dpiで異なる被印刷物のある範囲に印刷した。印刷物は、毎分30mの線速度で赤外線ランプとUVシステムの下をコンベア輸送され、1秒間赤外線ランプ(300ワット球)に晒すことによる予硬化・加熱/乾燥工程を経て、「H」バルブ付き500ワット・フュージョン・ライト・ハマー(500 Watt Fusion Light Hammer)6システムからのUVに晒されて硬化した(Fusion Light Hammerは登録商標)。
噴出信頼性は、プリンターカートリッジの寿命を通じて定期的な間隔で印刷の品質を観察することにより評価した。印刷の品質が低下する前に、製品は、少なくともカートリッジのインクのすべてを噴出できるのがよい。耐濡れ性は、濡れた布で拭き、印刷のインクの減少を調べて評価した。噴出信頼性と耐濡れ性は、1から5のスケールで評価した。実用的に使用する組成物としては、噴出信頼性は少なくとも評価4であるのがよい。耐濡れ性が重要な用途では、組成物は少なくとも耐濡れ性の評価4であるのが好ましいが、耐濡れ性が重要でない用途もある。
図1と図2は、それぞれインク処方H17とH45bのインクで印刷した後のプリントヘッドを示す。H17インクでは、かなりの量の沈殿が観察され、噴出信頼性1の理由となった。この性能は、抗コゲーション剤がないためである。対照的に、H45bインクでは、2つのカートリッジ全部のインクを印刷した後にも目立った沈殿は観察されなかった。
種々の被印刷物にH45bインクを用いたテスト結果のまとめを以下に示す。
Figure 2009510210
[テストの方法]
1.スリーエム(3M)テープでのテスト(3Mは登録商標)。1片のスリーエム616テープに強い圧力をかける。1分間待った後、テープを取り出し、フィルムが除去された%を記録する。
2.濡れ磨耗テスト。テスト用試料を水に浸し、親指で強く圧力を掛けて20回こする。フィルムが除去された%を記録する。
H45b組成物は、好ましい処方である。優れた噴出信頼性と耐濡れ性を有することに加え、よい開始停止性能(すなわち、ある時間の連続印刷の後にカートリッジを空運転させ、再スタート時に印刷がすぐに復帰する)を示す。H45b組成物のカートリッジの2つを全部印刷した後に、プリントヘッドヒータに有意な物質の沈殿はなかった。H4組成物およびH38組成物もまた、短期間の印刷ではかなり興味深く、さらに最適化できる。
さらなる実験として、H45bをベースとした組成物でTBABの代わりに2つの周知の抗コゲーション剤、デクエスト(Dequest)2016(1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸テトラナトリウム塩)とデクエスト2054(ヘキサメチレンジアミン・テトラ(メチレンホスホン酸))(米国特許出願第2003/0015119号に開示のように)をそれぞれ1.2%および0.5%のレベルで、テストした。しかし、両物質ともインクに加えると凝固し、よってこの目的には適さない。
図1は、インクジェットプリントヘッドの一部分の写真であり、H17インク処方の1つの全カートリッジを印刷後の、ヒータとインク流路が結合された4つの印刷ヘッドノズルを示す。 図2は、プリントヘッドの図1と類似のもので、H45bインク処方の2つの全カートリッジを印刷後である。

Claims (21)

  1. サーマルインクジェット印刷に適した単相水性組成物であって、
    少なくとも2つの硬化性オリゴマーを含む硬化性物質の混合物と;
    1つ以上の前記硬化性物質用共溶媒とを含有する;
    組成物。
  2. 前記硬化性オリゴマーは、少なくとも1つのアルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパンと少なくとも1つのポリアルケンアクリル酸グリコールを含有する;
    請求項1の組成物。
  3. 前記アルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパン・オリゴマーはトリアクリレート(トリメタクリレート)を含有する;
    請求項2の組成物。
  4. 前記アルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパン・オリゴマーはエトキシ化トリアクリル酸トリメチロールプロパンを含有する;
    請求項3の組成物。
  5. 前記アルコキシル化アクリル酸トリメチロールプロパン・オリゴマーはエトキシ化テトラアクリル酸ペンタエリスリトールをさらに含有する;
    請求項4の組成物。
  6. 前記ポリアルケンアクリル酸グリコール・オリゴマーはポリエチレンジアクリル酸グリコールを含有する;
    請求項2ないし請求項5のいずれか1項の組成物。
  7. 前記硬化性物質の混合物は1つ以上の硬化性モノマーをさらに含有する;
    請求項1ないし請求項6のいずれか1項の組成物。
  8. 前記硬化性モノマーはN−ビニルモノマー材を含有する;
    請求項7の組成物。
  9. 前記硬化性モノマーはN−ビニルアセトアミドを含有する;
    請求項8の組成物。
  10. 前記硬化性モノマーは、N−ビニルピロリドンの不存在下、N−ビニルアセトアミドを含有する;
    請求項9の組成物。
  11. 前記硬化性モノマーは、N−ビニルアセトアミドとN−アクリロイルモルホリンを含有する;
    請求項8ないし請求項10のいずれか1項の組成物。
  12. 前記共溶媒は、水溶性有機溶媒である;
    請求項1ないし請求項11のいずれか1項の組成物。
  13. 前記共溶媒は、グリコールエーテル、好ましくはエチレングリコールモノブチルエーテルである;
    請求項12の組成物。
  14. 前記組成物は、抗コゲーション剤を含む;
    請求項1ないし請求項13のいずれか1項の組成物。
  15. 前記抗コゲーション剤は、テトラブチル臭化アンモニウムを含む;
    請求項14の組成物。
  16. 少なくとも約35重量%の量の水分を含む;
    請求項1ないし請求項15のいずれか1項の組成物。
  17. 染料または顔料をさらに含む;
    請求項1ないし請求項16のいずれか1項の組成物。
  18. サーマルインクジェット印刷に適した単相水性組成物であって、
    1つ以上の硬化性物質と;
    1つ以上の前記硬化性物質用共溶媒と;
    N−ビニルアセトアミド、テトラブチル臭化アンモニウム、N−メチル−N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドンおよびこれらの混合物から選択された抗コゲーション剤とを含有する;
    組成物。
  19. 前記抗コゲーション剤は、N−ビニルアセトアミドとテトラブチル臭化アンモニウムを含む;
    請求項18の組成物。
  20. 請求項1ないし請求項19のいずれか1項による組成物を被印刷物にサーマルインクジェット印刷する工程を含有する;
    印刷方法。
  21. 前記被印刷物は、非多孔性である;
    請求項20の方法。
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