JP2003253155A - 紫外線硬化型ジェットインクに用いる処理顔料の製造方法、およびこれを用いた紫外線硬化型ジェットインク組成物の製造方法 - Google Patents
紫外線硬化型ジェットインクに用いる処理顔料の製造方法、およびこれを用いた紫外線硬化型ジェットインク組成物の製造方法Info
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Abstract
型インクジェット記録用組成物に好適な式剤を提供す
る。 【解決手段】 顔料と親水性基を有する顔料誘導体を水
中で混合後、乾燥処理した顔料誘導体処理顔料を油性の
紫外線硬化型インクジェット記録用組成物の式剤として
用いる。特に親水性基がスルフォン酸基のとき好まし
く。また塩基性の吸着基を有する高分子分散剤を併用す
ると効果が顕著でさらに好ましい。高分子分散剤を溶解
する(メタ)アクリレートを選定し、希釈性有機溶剤を
用いないことでさらに効果被膜の耐久性を向上させるこ
とができる。
Description
トインク組成物に用いられる顔料の処理方法、もしくは
処理顔料の製造方法に関するものであり,更にこれを色
材に用いた吐出安定性、分散安定性に優れた紫外線硬化
型インクジェット記録用組成物に関するものである。
ノズルよりインクを吐出し被記録材に付着せしめる方式
であり、該ノズルと被記録材が非接触状態にあるため、
曲面や凹凸した不規則な形状を有する表面に対して、良
好な印刷を行うことができる。このため,産業用途で広
範囲にわたる利用分野が期待されている印刷方式であ
る。このようなインクジェット記録用インクには、主溶
剤として水を用いる水性インクと主溶剤として有機溶剤
を用いる油性インクがあり、主に水系溶媒に染料を溶解
した水性インクが用いられている。従来の水性染料イン
クを産業用途で使用する場合の問題点として、非吸収材
料への乾燥速度、印刷画像の付着性、耐摩耗性、耐水
性、耐光性等の耐久性不良があり、これらを改善したイ
ンクとして、色材に顔料を用い、かつ紫外線硬化性化合
物を用いて、紫外線等の活性エネルギー線で硬化乾燥す
るようにした水性、および油性のインクジェット記録用
組成物が数多く提案されている。
定性、保存安定性の両方を全て満足する、紫外線等の活
性エネルギー線で硬化乾燥するインクジェット記録用組
成物は得られていないのが現状であり、吐出安定性、保
存安定性に優れた顔料系の紫外線硬化型インクジェット
記録用組成物が強く求められている。
性、耐溶剤性等の耐久性を得るためには、水、有機溶剤
等の非反応性希釈溶剤を含有しない非水系(油性)の紫
外線硬化型インクを用いることが有利であり、吐出安定
性、保存安定性に優れ、かつ希釈溶剤を含有しない顔料
系の紫外線硬化型インクジェット記録用組成物が要望さ
れている。
フィス(微細孔)よりインクを吐出させて印刷画像を形
成するインクジェット記録用インクの吐出安定性に係わ
る一般的な要求特性として次の3点がある。 (1)低粘度であり、吐出口でのインクの乾燥による粘
度変化が小さい。 (2)粒子化(インクの切断)がスムーズに行われる。 (3)吐出方向安定性が良好である。
吐出方向安定性を実現するためには、顔料粒子が微細に
分散されていなければならない。インク中の粗大粒子の
存在、分散安定性不良による凝集物の発生は、吐出口に
おけるインク柱のスムーズな切断を妨害すると共に、オ
リフィス周辺への凝集物の付着により吐出方向安定性が
不良となるからである。したがって、吐出安定性、分散
安定性に優れた紫外線硬化型インクジェット記録用組成
物を得るためには、紫外線硬化性モノマーを含有する混
合物中へ微細な顔料を安定に分散させる事が重要であ
る。しかしながら従来の紫外線硬化型インクジェット記
録用組成物においては、顔料の紫外線硬化性モノマーへ
の分散が必ずしも充分とは言えなかった。
料が安定に分散しており、吐出安定性,保存安定性に優
れた紫外線硬化型インクジェット記録用組成物を提供す
ることであり、これを達成するための顔料の表面処理方
法を提供することである。さらに本発明の第二の目的
は、吐出安定性、保存安定性に加えて硬化被膜の耐久性
に優れた顔料系の紫外線硬化型インクジェット記録用組
成物を提供することにある。
ように、吐出安定性、分散安定性に優れた顔料系の紫外
線硬化型インクジェット記録用組成物を得るためには、
微細な顔料を紫外線硬化性材料中に安定に分散させなけ
ればならない。本発明者らは、上記課題を解決するた
め、鋭意検討を重ねた結果、顔料と親水性基を有する顔
料誘導体を水中で混合後、乾燥処理することによって得
られる処理顔料を用いることにより、紫外線硬化性材料
中へ顔料が安定に分散することを見いだし本発明に至っ
た。
硬化性モノマー、重合開始剤を含有する紫外線硬化型イ
ンクジェット記録用組成物に用いる処理顔料の製造方法
あって、顔料と親水性基を有する顔料誘導体を水中で混
合後、乾燥することを特徴とする処理顔料の製造方法を
提供するものである。さらにまた本発明は、少なくと
も、紫外線硬化性モノマー、重合開始剤を含有する混合
物中へ顔料を分散する工程を有する紫外線硬化型インク
ジェット記録用組成物の製造方法であって、前記顔料を
水中で、親水性基を有する顔料誘導体と混合後、乾燥し
て使用することを特徴とする紫外線硬化型インクジェッ
ト記録用組成物の製造方法を提供するものである。
を有する顔料誘導体が水中で顔料と混合されることによ
り良好に分散し、顔料表面に吸着される。その後、該顔
料が紫外線硬化性モノマー中に分散されると、親水性基
を有する顔料誘導体は顔料から脱離しにくく長期にわた
って顔料の分散を安定化するため、吐出安定性が向上す
る。本発明における顔料誘導体は、水に溶解、または容
易に分散する親水性の化合物である必要があり、顔料分
子骨格にスルフォン酸基を導入した誘導体を用いること
が好ましい。また、本発明の紫外線硬化性インクジェッ
ト記録用組成物の製造方法においては、紫外線硬化性モ
ノマー、重合開始剤を含有する混合物中へ顔料を分散さ
せる際、該混合液中に塩基性の吸着基を有する高分子分
散剤を含有することが好ましい。
分子化合物の吸着による立体障害斥力による分散安定化
が有効に働く。さらにまた、顔料を分散させる前記混合
物は分散媒として紫外線硬化性化合物のみを含有するこ
とが好ましい。非水分散系(油性)で安定な分散液を得
るためには、高分子分散剤は、溶解しないと高分子鎖が
伸長せず、処理顔料への吸着点が露出しないため、これ
を溶解しなければならない。しかしここで希釈性有機溶
剤による溶解を行わず、高分子分散剤を溶解する(メ
タ)アクリレートをインクに含有させることにより被膜
耐久性の高い紫外線硬化性インクジェット記録液組成物
を作製することができる。
基性の吸着性の基を持つ高分子分散剤が好ましく、これ
を溶解する(メタ)アクリレーtトとしては、2−ヒド
ロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレートが高い溶
解度を実現し好ましい。現在実用化されている紫外線硬
化性化合物には、その反応機構によりラジカル重合型と
カチオン重合型がある。低粘度で硬化乾燥速度の速いイ
ンクを得るためには、紫外線硬化性化合物としてラジカ
ル重合型化合物である(メタ)アクリレートを使用する
事が好ましく、また本発明の処理顔料の製造方法で作製
した顔料も、(メタ)アクリレートを紫外線硬化性化合
物として用いた場合に好適である。
ともに、本発明を更に詳細に説明する。
ブラック、酸化鉄等の無機顔料、不溶性アゾ顔料、溶性
アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、ペ
リレン顔料、イソインドリン顔料、ベンズイミダゾロン
顔料、ピランスロン顔料、チオインジゴ顔料、キノフタ
ロン顔料等が挙げられる。
導体とは、顔料分子骨格にスルフォン酸基、アミノ酸基
等、官能基を導入したものであり、顔料と分散剤(高分
子分散剤等)との強固な吸着を発現させるための分散助
剤として用いられる。顔料誘導体の分子骨格は、通常色
相の関係から使用する顔料と同一のものを用いることが
好ましいが、同じ色相のものであれば、分子骨格の異な
るものも使用できる。
導体を精製水で混合処理することにより、顔料誘導体を
顔料に吸着させる方法であるため、水に溶解、または容
易に分散するものでなければ使用できない。具体的に
は、顔料分子骨格にスルフォン酸基を導入した顔料誘導
体が好ましい。カーボンブラック等の黒色顔料、フタロ
シアニン顔料等のシアン色顔料に用いる顔料誘導体を例
にとれば、顔料誘導体としては、フタロシアニンスルフ
ォン酸、またはフタロシアニンスルフォン酸のナトリウ
ム、アルミニウム等の金属塩が好ましい。
により異なり粒子径の小さい顔料ほど添加量を多くする
必要がある。具体的には、顔料に対して1〜15質量%
の範囲が好ましく、3〜12質量%の範囲が特に好まし
い。使用量が少なすぎる場合には効果が発現されにく
く、多すぎる場合には過剰の未溶解成分が吐出安定性に
悪影響を及ぼす。
物を除去したイオン交換水、蒸留水等であることが好ま
しい。これらの水を用いる事により、無機塩等の水溶性
不純物により発生するノズル目詰まりを防止できる。
で顔料を微分散させる目的で水に水溶性有機溶剤を添加
してもよい。具体的にはメタノール、エタノール、イソ
プロパノール等の炭素数が3以下の低級アルコールが好
ましく、水溶性有機溶剤の使用量は、水に対し100質
量%以下であることが好ましい。
の分散攪拌機を用いて行うことができる。混合処理時の
顔料濃度は、処理効果を高める点から8質量%以下とす
ることが好ましい。顔料と親水性基を有する顔料誘導体
の混合物を、ヌッチェ等でろ別し、80〜140℃の温
度で乾燥することにより、処理顔料を得ることができ
る。
が塩基性のもの、酸性のもの、および両方をもつものに
分類される。本発明で得られる処理顔料に対しては、塩
基性の吸着基を持つ分散剤が良好な分散安定性を付与で
きる点で好ましい。具体的には、味の素ファインテクノ
製のアジスパーPB821、PB822、PB817、
アビシア製のソルスパーズ24000GR、3200
0、楠本化成製のディスパロンDA―703―50、D
A−705、DA−725等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。また、分散剤のインク中への
含有量は、顔料に対して30〜80質量%の範囲が好ま
しい。
ためには、高分子分散剤は、溶解しないと高分子鎖が伸
長せず、処理顔料への吸着点が露出しないため、高分子
分散剤を溶解する希釈性溶剤が必要となる。しかしなが
ら希釈性溶剤の使用は被膜の強度、耐久性を低下させ
る。このため顔料は紫外線硬化性化合物と重合開始剤の
みからなる分散媒に分散することが好ましく、希釈性溶
剤にかわって前記高分子分散剤を溶解する(メタ)アク
リレートを含有させて顔料の分散を行わなければならな
い。
(メタ)アクリレートとしては、良好な分散安定性をを
得るために、高分子分散剤を30%以上溶解するものを
選定する必要がある。具体的には、2−ヒドロキシ−3
−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、テトラフ
ルフリル(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコー
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレートなど
が挙げられる。中でも、2−ヒドロキシ−3−フェノキ
シプロピルアクリレートが特に好ましく、例えば、大阪
有機化学製 商品名「ビスコート#220」、共栄社化
学製 商品名「エポキシエステルM−600A」、東亜
合成化学製 商品名「アロニックスM−5700」等と
して市販されているので、容易に入手可能である。な
お、本発明では、アクリレートとメタアクリレートとを
併せて(メタ)アクリレートと称している。これらの高
分子分散剤を溶解する(メタ)アクリレートの含有量
は、インク中の高分子分散剤の含有量と同量以上含有さ
せる事が好ましい。
化被膜の耐久性を付与するために、高分子分散剤を溶解
する(メタ)アクリレート以外の紫外線硬化成分とし
て、各種の(メタ)アクリレートを含有させることがで
きる。具体的には、(メタ)アクリレ−トオリゴマー、
単官能(メタ)アクリレート、多官能(メタ)アクリレ
ートが挙げられる。これらは2種類以上併用して用いる
事ができる。
オリゴマーとしては、ウレタン(メタ)アクリレートオ
リゴマー、エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー、
ポリエステル(メタ)アクリレートオリゴマー等が挙げ
られ、2種類以上併用して用いることができる。(メ
タ)アクリレートオリゴマーの含有量は、ジェットイン
ク組成物の粘度、硬化性の点から、紫外線硬化性組成物
の総量に対して、2〜20%の範囲で用いることが好ま
しい。
レートとして例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、アミル、2−エチルヘキシル、オクチル、ノニル、
ドデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、シクロヘキシ
ル、ベンジル、メトキシエチル、ブトキシエチル、フェ
ノキシエチル、ノニルフェノキシエチル、グリシジル、
ジメチルアミノエチル、ジエチルアミノエチル、イソボ
ルニル、ジシクロペンタニル、ジシクロペンテニル、ジ
シクロペンテニロキシエチル等の置換基を有する(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。これらは2種類以上
併用して用いることができる。
は例えば、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−
1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,8−オクタンジオー
ル、1,9−ノナンジオール、トリシクロデカンジメタ
ノール、エチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール
等のジ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシ
エチル)イソシアヌレートのジ(メタ)アクリレート、
ネオペンチルグリコール1モルに4モル以上のエチレン
オキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加して得
たジオールのジ(メタ)アクリレート、ビスフェノール
A1モルに2モルのエチレンオキサイドもしくはプロピ
レンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパン1モルに3モル以
上のエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイド
を付加して得たトリオールのジまたはトリ(メタ)アク
リレート、ビスフェノールA1モルに4モル以上のエチ
レンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加し
て得たジオールのジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート,ペンタエリス
リトールトリ(メタ)アクリレート,ジペンタエリスリ
トールのポリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイ
ド変性リン酸(メタ)アクリレート、エチレンオキサイ
ド変性アルキルリン酸(メタ)アクリレート等が挙げら
れる。これらは2種類以上併用して用いることができ
る。
紫外線硬化性化合物が硬化できる公知慣用のものがいず
れも使用できる。光重合開始剤としては、分子開裂型ま
たは水素引き抜き型のものが本発明に好適である。
ンゾインイソブチルエーテル、2,4−ジエチルチオキ
サントン、2−イソプロピルチオキサントン、ベンジ
ル、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォ
スフィンオキシド6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォスフィンオキシド、2−ベンジル−2−ジメチルア
ミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1
−オン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,
4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキシド等が
好適に用いられ、さらにこれら以外の分子開裂型のもの
として、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ
パン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−
2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オンおよび
2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モ
ルフォリノプロパン−1−オン等を併用しても良いし、
さらに水素引き抜き型光重合開始剤である、ベンゾフェ
ノン、4−フェニルベンゾフェノン、イソフタルフェノ
ン、4−ベンゾイル−4'−メチル−ジフェニルスルフ
ィド等も併用できる。
て例えば、トリメチルアミン、メチルジメタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、p−ジエチルアミノアセト
フェノン、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、p−ジ
メチルアミノ安息香酸イソアミル、N,N−ジメチルベ
ンジルアミンおよび4,4'−ビス(ジエチルアミノ)
ベンゾフェノン等の、前述重合性成分と付加反応を起こ
さないアミン類を併用することもできる。もちろん、上
記光重合開始剤や増感剤は、紫外線硬化性化合物への溶
解性に優れ、紫外線透過性を阻害しないものを選択して
用いることが好ましい。
物総量に対して0.1〜20質量%,好ましくは,7〜
14質量%の範囲で用いる。
力の調整、被印刷材料に対する接着性の付与等を目的
に、樹脂、添加剤等を配合する事もできる。
明するが,本発明の範囲にかかる実施例に限定されるも
のではない。なお,以下の実施例中,部は質量部を表
す。
スルフォン酸4部を加えて攪拌・混合する。この溶液中
に#960(三菱化学製塩基性カーボンブラック)40
部を加えて、30分間攪拌・混合後、ヌッチェでろ別す
る。ろ別した固形物を120℃で2時間乾燥して処理カ
ーボンブラックを作製する。
フタロシアンスルフォン酸3部を加えて攪拌・混合す
る。この溶液中にFastogen Blue TGR
(大日本インキ化学工業製のC.I.ピグメントブルー
15:3)60部を加えて、30分間攪拌・混合後、ヌ
ッチェでろ別する。ろ別した固形物を120℃で2時間
乾燥して処理フタロシアニン顔料を作製する。
ク 10部、アジスパーPB821(味の素ファインテ
クノ製高分子分散剤)6部、アロニックスM5700
(東亜合成製)14部、エチレンオキサイド付加1,6
ヘキサンジオールジアクリレート 63部、3−メトキ
シブチルアクリレート 7部を攪拌機で1時間撹拌混合
した後、ビーズミルで4時間処理してミルベースを作製
した。
ロシアニン顔料 10部、アジスパーPB821(味の
素ファインテクノ製高分子分散剤)3部、アロニックス
M5700(東亜合成製)7部、エチレンオキサイド付
加1,6ヘキサンジオールジアクリレート 72部、3
−メトキシブチルアクリレート 8部を攪拌機で1時間
撹拌混合した後、ビーズミルで4時間処理してミルベー
スを作製した。
製例1に使用した処理カーボンブラックの替わりに未処
理の#960を用いて、ミルベース調製例1と同様な方
法でミルベースを作製した。
製例2に使用した処理フタロシアニン顔料の替わりに未
処理のFastogen Blue TGRを用いて、
ミルベース調製例2と同様な方法でミルベースを作製し
た。 (ミルベース比較調整例3)ミルベース調整例1の調整
例の処理カーボンブラック10部のかわりに、#960
(三菱化学製塩基性カーボンブラック)9部にフタロシ
アニンスルフォン酸1部を加えミルベース調整例1と同
様の攪拌条件でミルベースを作製した。
プロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリレートとトリ
レンジイソシアネートとの反応物) 4.0部、エチレ
ンオキサイド付加トリメチロールプロパントリアクリレ
ート14.0部、エチレンオキサイド付加1,6ヘキサ
ンジオールジアクリレート 39.0部、3−メトキシ
ブチルアクリレート 8.0部、DC57Additi
ve(ダウコーニング製ポリエーテル変性シリコーンオ
イル) 0.1部に光重合開始剤としてイルガキュア3
69(チバ・スペチャリティー・ケミカルズ製)5.6
部を加えて60℃で光重合開始剤を加温溶解した溶液
に、調製例1のミルベースを35部加えて十分に混合
後、1.2μmのメンブランフィルターでろ過すること
によってジェットプリンター用インクを作製した。
リゴマー(カプロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリ
レートとトリレンジイソシアネートとの反応物) 4.
5部、エチレンオキサイド付加トリメチロールプロパン
トリアクリレート 9.5部、エチレンオキサイド付加
1,6ヘキサンジオールジアクリレート 63.0部、
3−メトキシブチルアクリレート 3.0部、DC57
Additive 0.1部に光重合開始剤としてイル
ガキュア819(チバ・スペチャリティー・ケミカルズ
製)4.0部、ダロキュア1173(チバ・スペチャリ
ティー・ケミカルズ製)3.0部を加えて60℃で光重
合開始剤を加温溶解した溶液に、調製例2のミルベース
を20部加えて十分に混合後、1.2μmのメンブラン
フィルターでろ過することによってジェットプリンター
用インクを作製した。
のミルベースの替わりに比較調製例1のミルベースを用
いて、実施例1と同様な方法でジェットプリンター用イ
ンクを作製した。 (比較例2)実施例2で使用した調製例2のミルベース
の替わりに比較調製例2のミルベースを用いて、実施例
2と同様な方法でジェットプリンター用インクを作製し
た。 (比較例3)実施例1で使用した調整例1のミルベース
の替わりに比較調整例3のミルベースを用いて、実施例
1と同様な方法でジェットプリンター用インクを作製し
た。
散安定性、吐出性、硬化性を下記の方法により評価し
た。結果を表.1に示す。一方比較例3のインクは未分
散のシナジストがベース中に多量に存在してインキ化が
不可能であった。
化)E型粘度計により、25℃での粘度を測定した。 (吐出性)ヘッド温度を45℃に保温したピエゾ式ヘッ
ドを有するインクジェットプリンターで印刷を行い、記
録物の印刷状態を目視により評価した。 ○:所定の位置に印刷できている。 ×:吐出しない。 (硬化性:メタノールラビング評価)ガラス面に印刷し
たものを、コンベア式UV照射装置により,120W/
cmのメタルハライドランプ,0.5J/cm2の条件
で紫外線照射し,印刷被膜の硬化状態をメタノールラビ
ングにより評価した。 メタノールラビング評価:メタノールを含ませた綿棒を
印刷物上に押しあて,左右に擦りつけて印刷被膜の剥
離,薄化等の破壊がおこるまでの綿棒の通過した回数を
計測する。
施例1、2のインクが吐出性、分散安定性(粘度変
化)、硬化性全て良好であるのに対し,未処理顔料を用
いた比較例1、2のインクは分散安定性が不良であり、
60℃14日保存インクの吐出性も不良であった。
導体処理顔料は紫外線硬化型油性ジェットインク組成物
に用いる色材として好適であり、これを用いることによ
り、吐出安定性,保存安定性に優れた紫外線硬化型ジェ
ットインクを得ることができる。非水分散系(油性)で
安定な分散液を得るためには、高分子分散剤は、溶解し
ないと高分子鎖が伸長せず、処理顔料への吸着点が露出
しないため、高分子分散剤を溶解する(メタ)アクリレ
ートをインクに含有させなければならない。
は、塩基性の吸着性の基を持つ高分子分散剤が好まし
く、これを溶解する(メタ)アクリレートとしては、2
−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレートが
好ましい。2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルア
クリレートを顔料分散時に含有させることにより、高分
子分散剤を溶解する希釈製溶剤を添加する必要がなく、
吐出安定性に加え、硬化被膜の耐久性に優れたインクジ
ェット記録用組成物を作製することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも顔料、紫外線硬化性モノマー、
重合開始剤を含有する紫外線硬化型インクジェット記録
用組成物に用いる処理顔料の製造方法あって、顔料と親
水性基を有する顔料誘導体を水中で混合後、乾燥するこ
とを特徴とする処理顔料の製造方法。 - 【請求項2】前記親水性基を有する顔料誘導体が、スル
フォン酸基を有する顔料誘導体である請求項1に記載の
処理顔料の製造方法。 - 【請求項3】少なくとも、紫外線硬化性モノマー、重合
開始剤を含有する混合物中へ、顔料を分散する工程を有
する紫外線硬化型インクジェット記録用組成物の製造方
法であって、前記顔料を親水性基を有する顔料誘導体と
水中で混合後、乾燥して使用することを特徴とする紫外
線硬化型インクジェット記録用組成物の製造方法。 - 【請求項4】前記混合物が塩基性の吸着基を有する高分
子分散剤を含有する請求項3記載の紫外線硬化型インク
ジェット記録用組成物の製造方法。 - 【請求項5】前記混合液が分散媒として紫外線硬化性化
合物のみを含有する請求項3記載の紫外線硬化型インク
ジェット記録液の製造方法。 - 【請求項6】前記混合液中の紫外線硬化性化合物とし
て、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレ
ートを含有する請求項5記載の紫外線硬化型インクジェ
ット記録用組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
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