JP2008285677A - 紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物 - Google Patents

紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 保存安定性(分散安定性)、吐出性に優れたマゼンタ色顔料を用いた紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物を提供する。
【解決手段】 キナクリドン系顔料と、光重合性化合物と塩基性の吸着基を有する高分子分散剤と、光重合開始剤と、キナクリドンスルフォン酸系化合物とを含有する紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インキ組成物を提供する。
高分子分散剤を溶解する光重合性化合物を含有していることが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、インクジェット記録装置用紫外線硬化型インクに関するものであり,更に詳しくは,色材にキナクリドン系顔料を用いた吐出安定性、保存安定性、に優れた紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物に関するものである。
インクジェット記録装置による印刷は、ノズルよりインクを吐出し被記録材に付着せしめる方式であり、該ノズルと被記録材が非接触状態にあるため、曲面や凹凸した不規則な形状を有する表面に対して、良好な印刷を行うことができる。このため,産業用途で広範囲にわたる利用分野が期待されている印刷方式である。
このようなインクジェット記録用インクには、主溶剤として水を用いる水性インクと主溶剤として有機溶剤を用いる油性インクがあり、主に水系溶媒に染料を溶解した水性インクが用いられている。従来の水性染料インクを産業用途で使用する場合の問題点として、非吸収材料へ印刷したときの乾燥速度、印刷画像の付着性、耐摩耗性、耐水性、耐光性等の耐久性不良があり、これらを改善したインクとして、色材に各色顔料を用いた紫外線等の活性エネルギー線で硬化乾燥する水性、および油性インクが数多く提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、色材に各色顔料を用い、吐出安定性、保存安定性の両方に優れた特性を示し、紫外線等の活性エネルギー線で硬化乾燥するインクジェット記録用インク組成物は得られていないのが現状であり、吐出安定性、保存安定性の双方に優れた各色顔料系の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物が強く求められている。
ノズル先端の吐出オリフィス(微細孔)よりインクを吐出させて印刷画像を形成するインクジェット記録用インクの吐出安定性に係わる一般的な要求特性として次の3点がある。
(1)低粘度であり、吐出口でのインクの乾燥による粘度変化が小さい。
(2)粒子化(インクの切断)がスムーズに行われる。
(3)吐出方向安定性が良好である。
顔料系インクのスムーズな粒子化、良好な吐出方向安定性を実現するためには、顔料粒子が微細に分散されていなければならない。インク中の粗大粒子の存在、分散安定性不良による凝集物の発生は、吐出口におけるインク柱のスムーズな切断を妨害すると共に、オリフィス周辺への凝集物の付着により吐出方向安定性が不良となるからである。したがって、吐出安定性、保存安定性に優れた各色顔料系の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物を得るためには、光重合性化合物を有する混合物中へ微細な顔料を安定に分散させる事が重要である。しかしながら従来の各色顔料系の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物においては、各色顔料の分散が必ずしも充分とは言えなかった。
特開2001−207098 特開2002−080767
すなわち本発明の目的は、微細なマゼンタ色顔料が安定に分散しており、吐出安定性、保存安定性に優れた顔料系の紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物を提供することである。
以上の説明から明らかなように、まず吐出安定性、保存安定性に優れた顔料系の紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物を得るためには、微細なマゼンタ色顔料を光重合性化合物中に安定に分散させなければならない。
すなわち本発明は、少なくともキナクリドン系顔料と、光重合性化合物と、光重合開始剤からなる紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物において、塩基性の吸着基を有する高分子分散剤と、キナクリドンスルフォン酸系化合物とを含有する事を特徴とする紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物を提供する。
本発明の紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物は,保存安定性(分散安定性)、吐出性に優れるものであり,各種の被印刷材料への印刷に好適である。
キナクリドンスルフォン酸系化合物は、キナクリドンスルフォン酸、またはキナクリドンスルフォン酸の金属塩であることが好ましい。
キナクリドン系顔料が非水分散系で安定な分散液となるためには立体障害斥力による分散安定化が有効であり、分散剤として、高分子化合物の吸着による立体障害を利用した高分子分散剤を使用する必要があるが、更に、同時に使用する分散助剤の選定も重要である。本発明の紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物は、塩基性の吸着基を有する高分子分散剤と、分散助剤としてキナクリドンスルフォン酸系化合物を含有しているため、高分子分散剤の吸着力が高まり、長期にわたって高分子分散剤の効果を維持することができる。
本発明で用いる光重合性化合物は、高分子分散剤を溶解する光重合性化合物を含有していることが好ましい。
顔料の分散性を改良するための高分子分散剤の使用にあたっては、これを溶解させる非反応性の希釈溶剤が通常使用されるが、非反応希釈溶剤の使用は印刷物の耐久性を低下させる。
したがって吐出安定性、保存安定性に加えて、印刷物の付着性、耐磨耗性、耐水性、耐溶剤性等の耐久性を得るためには、水、有機溶剤等の非反応性希釈溶剤を実質的に含有しない非水系の紫外線硬化型インクを用いることが有利であり、吐出安定性、保存安定性に優れ、かつ希釈溶剤を含有しない、各色顔料系の紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物が好ましい。
紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物が、高分子分散剤を溶解する光重合性化合物を含有することにより、希釈性溶剤を添加する必要がなく、硬化被膜の硬化性と、耐久性を良好にすることができる。さらに非反応性希釈溶剤を実質的に含まないので、印刷物に溶剤が残留することがなく、溶剤臭がすることがないため衛生上、環境上にも好ましい。
次に、本発明の実施形態を示すとともに、本発明を更に詳細に説明する。
本発明に用いられるキナクリドン系顔料としては、公知慣用のものがいずれも使用できる。具体的には、例えばC.I.ピグメントレッド122等のジメチルキナクリドン系顔料、C.I.ピグメントレッド202、同レッド209等のジクロロキナクリドン系顔料、C.I.ピグメントバイオレット19等の無置換キナクリドン系顔料、およびこれらの顔料から選ばれる少なくとも2以上の顔料の混合物もしくは固溶体等を挙げることができる。キナクリドン系顔料は、インク総量の0.5〜10質量%の範囲で用いることが好ましい。
本発明に使用するキナクリドン系顔料の平均粒径は10〜200nmであることが好ましい。顔料の平均粒径が10nm未満の場合は、粒径が小さくなることによる耐光性の低下が生じる傾向にあり、200nmを越える場合には、吐出安定性が不十分となる傾向にある。
本発明に分散助剤として使用するキナクリドンスルフォン酸系化合物としては、公知慣用のものがいずれも使用できる。これは、例えば無置換キナクドリン、ジメチルキナクリドン、ジクロロキナクリドン等を公知の方法により濃硫酸等と反応させることで合成できるキナクリドンスルフォン酸類、およびそのナトリウム、アルミニウム等の金属塩類、ならびにアンモニウム塩類等が挙げられる。安定な分散液を得ためには、分散媒である(メタ)アクリレートに溶解し難い親水性のキナクドリンスルフォン酸系化合物を使用することが好ましい。特にキナクドリンスルフォン酸、またはキナクリドンスルフォン酸の金属塩が好ましい。これは、キナクドリン系顔料に吸着したキナクリドンスルフォン酸系化合物が脱離しにくいためである。
親水性のキナクリドンスルフォン酸系化合物の使用方法としては、キナクリドン系顔料、高分子分散剤、(メタ)アクリレートと混合して使用しても良いが、キナクリドン系顔料、キナクリドンスルフォン酸系化合物を精製水、またはメタノール、エタノール等の低級アルコールと精製水の混合液中で混合後、乾燥処理することによって得られる処理キナクリドン顔料として使用することが好ましい。
キナクリドンスルフォン酸系化合物の使用量としては、キナクリドン系顔料に対して3〜15質量%の範囲にあることが好ましく、特に6〜10質量%の範囲にあることが好ましい。使用量が少なすぎる場合には分散助剤としての併用効果が発現されにくく、多すぎる場合には過剰の未溶解成分が吐出安定性に悪影響を及ぼす場合がある。
本発明において使用する高分子分散剤は、顔料への吸着基が塩基性のものであって、本発明に使用するキナクリドン系顔料、分散助剤として使用するキナクリドンスルフォン酸系化合物に対しては、良好な分散安定性を付与することができる。具体的には、味の素ファインテクノ製のアジスパーPB821、PB822、PB817、アビシア製のソルスパーズ24000GR、32000、楠本化成製のディスパロンDA―703―50、DA−705、DA−725等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、高分子分散剤の使用量は、顔料に対して10〜80質量%の範囲が好ましく、特に20〜60質量%の範囲が好ましい。使用量が少なすぎる場合には分散安定性が不十分となり、多すぎる場合にはインクの粘度が高くなり吐出安定性の点から好ましくない。高分子分散剤は溶解しないと高分子鎖が伸長せず、顔料への吸着点が露出しないため、高分子分散剤を溶解する溶剤(光重合性化合物)とともに使用される。
本発明に使用する光重合性化合物としては、その反応機構による分類として、ラジカル重合型のものと、カチオン重合型のものがあり、双方の公知の光重合性化合物を広く使用することができる。
本発明に使用するラジカル重合型光重合性化合物としては、例えば単官能(メタ)アクリレート、多官能(メタ)アクリレートを単独または2種以上併用して用いることができる。
本発明に使用できる単官能(メタ)アクリレートとしては例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、アミル、2−エチルヘキシル、オクチル、ノニル、ドデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、シクロヘキシル、ベンジル、メトキシエチル、ブトキシエチル、フェノキシエチル、ノニルフェノキシエチル、グリシジル、ジメチルアミノエチル、ジエチルアミノエチル、イソボルニル、ジシクロペンタニル、ジシクロペンテニル、ジシクロペンテニロキシエチル等の置換基を有する(メタ)アクリレート等が挙げられる。
また、多官能(メタ)アクリレートとしては例えば、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、トリシクロデカンジメタノール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール等のジ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール1モルに4モル以上のエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA1モルに2モルのエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン1モルに3モル以上のエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加して得たトリオールのジまたはトリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA1モルに4モル以上のエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート,ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート,ジペンタエリスリトールのポリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性リン酸(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性アルキルリン酸(メタ)アクリレート等が挙げられる。
本発明に使用する代表的なカチオン重合型光重合性化合物の具体例としては、エポキシ化合物、ビニルエーテル化合物等を挙げることができる。
エポキシ化合物の具合例としては、ビスフェノールA型エポキシ化合物、ビスフェノールF型エポキシ化合物、フェノールノボラック型エポキシ化合物、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル等の脂肪族系エポキシ化合物、ダイセル化学工業(株)製のセロキサイド2000、3000、4000等の脂環式エポキシ化合物等を挙げることができる。
ビニルエーテル化合物の具体例としては、2―ヒドロキシエチルビニルエーテル、トリエチレングリコールビニルモノエーテル、テトラエチレングリコールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等をあげることができる。
本願発明で使用する光重合性化合物としては、高分子分散剤を溶解する光重合性化合物を含有していることが望ましく、とくに良好な分散安定性をうるために高分子分散剤を30重量%以上溶解する光重合性化合物を含有していることが好ましい。
高分子分散剤を溶解する光重合性化合物のうち、ラジカル重合型光重合性化合物の具体例としては、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、テトラフルフリル(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。中でも、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレートが特に好ましく、例えば、大阪有機化学製 商品名「ビスコート#220」、共栄社化学製 商品名「エポキシエステルM−600A」、東亜合成化学製 商品名「アロニックスM−5700」等として市販されているので、容易に入手可能である。なお、本発明では、アクリレートとメタアクリレートとを併せて(メタ)アクリレートと称している。これらの高分子分散剤を溶解する(メタ)アクリレートの含有量は、インク中の高分子分散剤の含有量と同量以上含有させる事が好ましい。
また、高分子分散剤を溶解するカチオン重合型光重合性化合物としては、低粘度の脂環式エポキシ化合物を用いることが好ましく、具体的にはセロキサイド3000を挙げることができる。
このように高分子分散剤を溶解する光重合性化合物を使用することで、インク組成物中に非反応性希釈溶剤を実質的に含有しない、紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物を作製することができる。
ここで非反応性とは光重合性を有しないという意味である。また実質的に含有しないとは、高分子分散剤の希釈溶剤として通常使用される量より遙かに少ない量以下という意味であって、塗膜強度や被膜硬化性、耐久性に影響を与えず、また衛生上、人体に影響を与える可能性のある量より遙かに少ない量以下という意味である。通常の高分子分散剤の使用量を考慮し、非反応性希釈溶剤の使用量を考慮すれば、非反応性希釈溶剤の含有量はインク組成物の0.5重量%程度以下が好ましく、0.1重量%程度以下がさらに好ましく、0.01重量%程度以下が最も好ましい。
このように本願発明では光重合性化合物として、ラジカル重合型光重合性化合物とカチオン重合型光重合性化合物の双方を使用することができる。しかし、低粘度で硬化乾燥速度の速いインクを得るためには、光重合性化合物としてラジカル重合型化合物である(メタ)アクリレートを使用することが好ましい。
さらに本発明のインク組成物に優れた硬化性、硬化被膜の耐久性を付与するためには、ラジカル重合型光重合性化合物からなる紫外線硬化性組成物中にポリウレタン(メタ)アクリレートを含有させることが好ましい。ポリウレタン(メタ)アクリレートを含有する紫外線硬化性組成物が良好な硬化性を示す理由は、一般的な(メタ)アクリレートの末端二重結合に比べて、ポリウレタン(メタ)アクリレートの末端二重結合は近傍にウレタン結合が在るために開裂しやすいためであると考えられる。また,ポリウレタンの特性に由来して耐摩耗性が良好となる。
インクジェット用として使用するポリウレタン(メタ)アクリレートは、低粘度であるか、または結晶性等でポリウレタン(メタ)アクリレート自体の粘度は高くとも、(メタ)アクリレートで希釈されることによって容易に低粘度化することが必要である。このためには、長鎖ポリエーテル、ポリエステル等のポリオールを使用せず、ポリイソシアネートとモノヒドロキシ(メタ)アクリレートを反応させたポリウレタン(メタ)アクリレートを用いることが望ましい。
ポリウレタン(メタ)アクリレートは、ジェットインク組成物の粘度、硬化性の点から、紫外線硬化性組成物の総量に対して、3〜15%の範囲で用いることが好ましい。
本発明に使用する光ラジカル重合開始剤は、用いる紫外線硬化性化合物が硬化できる公知慣用のものがいずれも使用できる。光重合開始剤としては、分子開裂型または水素引き抜き型のものが本発明に好適である。
本発明に使用する光ラジカル重合開始剤として、ベンゾインイソブチルエーテル、2,4−ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、ベンジル、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシド6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシド、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキシド等が好適に用いられ、さらにこれら以外の分子開裂型のものとして、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オンおよび2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン等を併用しても良いし、さらに水素引き抜き型光重合開始剤である、ベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、イソフタルフェノン、4−ベンゾイル−4'−メチル−ジフェニルスルフィド等も併用できる。
また上記光ラジカル重合開始剤に対し、増感剤として例えば、トリメチルアミン、メチルジメタノールアミン、トリエタノールアミン、p−ジエチルアミノアセトフェノン、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、N,N−ジメチルベンジルアミンおよび4,4'−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等の、前述重合性成分と付加反応を起こさないアミン類を併用することもできる。もちろん、上記光ラジカル重合開始剤や増感剤は、紫外線硬化性化合物への溶解性に優れ、紫外線透過性を阻害しないものを選択して用いることが好ましい。
光ラジカル重合開始剤と増感剤は紫外線硬化性組成物総量に対して0.1〜20質量%,好ましくは,4〜12質量%の範囲で用いる。
本発明に使用する光カチオン重合開始剤は、用いる紫外線硬化性化合物が硬化できる公知慣用のものがいずれも使用できる。具体的には、トリフェニルスルフォニウムヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニルスルフォニウムヘキサフルオロフォスフェート等のポリアリールスルフォニウム塩、ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロアンチモネート、P−ノニルフェニルヨードニウムヘキサフルオロアンチモネート等のポリアリールヨードニウム塩等を挙げることができる。これらの光カチオン重合開始剤は2種類以上を併用して使用することができる。
光カチオン重合開始剤は紫外線硬化性組成物総量に対して0.1〜20質量%,好ましくは,1〜10質量%の範囲で用いる。
また、本発明のインク組成物には、表面張力の調整、被印刷材料に対する接着性の付与等を目的に、非反応性樹脂、添加剤等を配合する事もできる。
前述した通り、本発明の紫外線硬化型ジェットインク組成物の製造は、最初にキナクリドン系顔料とキナクリドンスルフォン酸系化合物を精製水中で攪拌混合後、ヌッチェ等でろ別、乾燥して処理キナクリドン顔料を調製する。次に処理キナクリドン顔料、(メタ)アクリレート、高分子分散剤を加えた混合物をビーズミル等の通常の分散機を用いてキナクリドン顔料を分散した後、光重合開始剤、表面張力調整剤等の添加剤を加えて攪拌、溶解することで調製できる。予め、ビーズミル等の通常の分散機を用いて高濃度の顔料分散液(ミルベース)を作製後、光重合開始剤を溶解した(メタ)アクリレート、添加剤等を攪拌、混合して調製することもできる。
以下,実施例によって本発明を更に詳細に説明するが,本発明の範囲にかかる実施例に限定されるものではない。なお,以下の実施例中,部は質量部を表す。
(処理キナクリドン顔料の調製)
(処理キナクリドン顔料調製例)
精製水1000部にキナクリドンスルフォン酸 2部を加えて攪拌・混合する。この溶液中にファストゲンスーパーマゼンタRTS(C.I.ピグメントレッド122、大日本インキ化学工業製)40部を加えて、30分間攪拌・混合後、ヌッチェでろ別する。ろ別した固形物を120℃で2時間乾燥して処理キナクリドン顔料を作製する。
(ポリウレタン(メタ)アクリレートの合成例)
撹拌装置、温度計、コンデンサー、滴下ロートを付けた1L四つ口フラスコにカプロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(プラクセルFA−1;ダイセル化学製)606.7gを入れ、撹拌しながら反応液温が70℃を越えないように注意し滴下ロートよりトリレンジイソシアネート227.7gを滴下する。滴下終了後、反応液温を70℃前後に保ちながら撹拌を続け、1時間後にジラウリン酸ジブチル錫0.1gを添加してさらに攪拌を続ける。約10時間後、未反応のイソシアネート基が無いことを確認し取り出す。
(ミルベースの調製例)
(ミルベース調製例1)
調製例の処理キナクリドン顔料 10部、アジスパーPB821(味の素ファインテクノ製高分子分散剤)4.5部、アロニックスM5700(東亜合成製)10.5部、エチレンオキサイド付加1,6ヘキサンジオールジアクリレート 67.5部、3−メトキシブチルアクリレート 7.5部を攪拌機で1時間撹拌混合した後、ビーズミルで4時間処理してミルベースを作製した。
(ミルベース調製例2)
調製例の処理キナクリドン顔料 10部、ソルスパーズ24000GR(アビシア製高分子分散剤)4.5部、アロニックスM5700(東亜合成化学製)14部、エチレンオキサイド付加1,6ヘキサンジオールジアクリレート 67.5部、3−メトキシブチルアクリレート 7.5部を攪拌機で1時間撹拌混合した後、ビーズミルで4時間処理してミルベースを作製した。
(ミルベース比較調製例1)
ミルベース調製例1に使用した処理キナクリドン顔料の替わりにファストゲンスーパーマゼンタRTSを用いて、ミルベース調製例1と同様な方法でミルベースを作製した。
(インクの調製例)
(実施例1)
合成例のポリウレタンアクリレート 4.5部、エチレンオキサイド付加トリメチロールプロパントリアクリレート 9.0部、エチレンオキサイド付加1,6ヘキサンジオールジアクリレート 49.5部、3−メトキシブチルアクリレート 7.0部に光重合開始剤としてイルガキュア369(チバ・スペチャリティー・ケミカルズ製)5.6部を加えて60℃で光重合開始剤を加温溶解した溶液に、調製例1のミルベースを30部加えて十分に混合後、1.2μmのメンブランフィルターでろ過することによってジェットプリンター用インクを作製した。
(実施例2)
合成例のポリウレタンアクリレート 6.0部、エチレンオキサイド付加トリメチロールプロパントリアクリレート 12.0部、ジプロピレングリコールジアクリレート 29.0部、2−メトキシエチルアクリレート 13.0部に光重合開始剤としてイルガキュア819(チバ・スペチャリティー・ケミカルズ製)4.8部、ダロキュア1173(チバ・スペチャリティー・ケミカルズ製)3.2部を加えて60℃で光重合開始剤を加温溶解した溶液に、調製例2のミルベースを30部加えて十分に混合後、1.2μmのメンブランフィルターでろ過することによってジェットプリンター用インクを作製した。
(比較例)
インク調製例1で使用した調製例1のミルベースの替わりに比較調製例1のミルベースを用いて、インク調製例1と同様な方法でジェットプリンター用インクを作製した。
実施例1〜2,比較例のインクの分散安定性、吐出性、硬化性を下記の方法により評価した。結果を表.1に示す。
(分散安定性:60℃保存30日の粘度変化)
E型粘度計により、25℃での粘度を測定した。
(吐出性)
ヘッド温度を45℃に保温したピエゾ式ヘッドを有するインクジェットプリンターで印刷を行い、記録物の印刷状態を目視により評価した。
○:所定の位置に印刷できている。
×:吐出しない。
(硬化性:メタノールラビング評価)
ガラス面に印刷したものを、コンベア式UV照射装置により,120W/cmのメタルハライドランプ,0.5J/cm2の条件で紫外線照射し,印刷被膜の硬化状態をメタノールラビングにより評価した。
メタノールラビング評価:メタノールを含ませた綿棒を印刷物上に押しあて,左右に擦りつけて印刷被膜の剥離,薄化等の破壊がおこるまでの綿棒の通過した回数を計測する。
Figure 2008285677
上記の通り,実施例1、2のインクが吐出性、分散安定性(粘度変化)、硬化性全て良好であるのに対し,キナクリドンスルフォン酸を含有しない比較例のインクは分散安定性が不良であり、60℃で14日保存したインクの吐出性も不良であった。

Claims (6)

  1. 少なくともキナクリドン系顔料と、光重合性化合物と、光重合開始剤からなる紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物において、塩基性の吸着基を有する高分子分散剤と、親水性のキナクリドンスルフォン酸系化合物とを含有し、前記キナクリドン系顔料は、予め水中で親水性のキナクリドンスルフォン酸系化合物と混合後、乾燥処理する工程によって、前記親水性のキナクリドンスルフォン酸系化合物が吸着されたものであり、前記親水性のキナクリドンスルフォン酸系化合物は、キナクリドンスルフォン酸、またはキナクリドンスルフォン酸の金属塩である事を特徴とする紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物。
  2. 前記高分子分散剤を溶解する光重合性化合物を含有する請求項1に記載の紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物。
  3. 前記高分子分散剤を溶解する光重合性化合物として、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレートを含有する請求項2に記載の紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物。
  4. 非反応性希釈溶剤を実質的に含有しない請求項1〜3のいずれか1項に記載の紫外線硬化型インクジェット用マゼンタ色インク組成物。
  5. ポリウレタン(メタ)アクリレートを含有し、前記ポリウレタン(メタ)アクリレートが、ポリイソシアネートとヒドロキシ(メタ)アクリレートから合成されるポリウレタン(メタ)アクリレートである請求項1〜4のいずれか1項に記載の紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物。
  6. 少なくともキナクリドン系顔料と、光重合性化合物と、光重合開始剤からなる紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物の製造方法であって、キナクリドン系顔料と、キナクリドンスルフォン酸またはキナクリドンスルフォン酸の金属塩を水中で混合後、乾燥することによって、前記キナクリドンスルフォン酸系化合物が吸着した処理キナクリドン系顔料を製造する工程と、前記処理キナクリドン系顔料を、塩基性の吸着基を有する高分子分散剤、光重合性化合物を加えた混合物中で分散する工程と、分散後の混合物に光重合開始剤を添加する工程を有することを特徴とする、紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物の製造方法。
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