JP2002128298A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JP2002128298A
JP2002128298A JP2000328377A JP2000328377A JP2002128298A JP 2002128298 A JP2002128298 A JP 2002128298A JP 2000328377 A JP2000328377 A JP 2000328377A JP 2000328377 A JP2000328377 A JP 2000328377A JP 2002128298 A JP2002128298 A JP 2002128298A
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JP
Japan
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sheet
sheet feeding
frame
unit
feeding device
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JP2000328377A
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English (en)
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Takashi Yano
崇史 矢野
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの操作性を損なうことなく、狭いスペ
ースに設置可能なシート給送装置及び画像形成装置を提
供することにある。 【解決手段】 給紙カセット30a〜30dが装置本体
外へ移動した場合に、給紙カセット30a〜30dが装
置本体外へ移動して生じた空間に給紙ユニット31a〜
31dの位置を変更させる位置変更手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート等の記録媒
体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、
プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成
装置に関し、特に、これらの装置に備えられる、シート
を給送するためのシート給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置として、た
とえば、図6に示すような一般的な複写機は、給紙カセ
ット130a〜130dと給紙ユニット131a〜13
1dとからなる給紙部を、複写機本体100の内部に複
数有している。
【0003】給紙カセット130a〜130dは、シー
ト材Sを補給する際には給紙位置から引き出すことがで
き、給紙時には本体内の所定位置にセットされる。給紙
ユニット131a〜131dは、給紙カセット130a
〜130d内のシート材Sの前縁部に当接してシート材
Sのピックアップを行う給紙ローラの他、給紙ローラが
ピックアップした紙を搬送するための搬送ローラなどを
有している。
【0004】給紙ユニット131a〜131dの支持形
態には大きく分けて3種類あり、本体内部に機構の一つ
として組み込まれているものと、駆動部を含む一つのユ
ニットとして本体外方向へ取り外し可能に固定されてい
るものと、同じく一つのユニットとして本体外側へ移動
可能に支持されているものとがある。
【0005】従来の複写機で給紙ユニット131a〜1
31dを取り外し可能にしたり移動可能にしたりしてい
る目的は、給紙ローラや搬送ローラをはじめとする消耗
部品の交換性を向上させることにある。
【0006】給紙部は装置構成上、高さ方向に積み上げ
られる形で配置されており、各給紙部で給紙されたシー
ト材Sは、共通の縦パス132へと送り出され、画像形
成部へと搬送される。縦パスの外側のガイド面は、搬送
路の下端付近で回動可能に支持されている縦パス扉13
3上に構成されており、縦パス132内でジャムが発生
した場合は、縦パス扉133を開いて搬送路を露出させ
ることによりシート材の除去を行う。
【0007】画像形成部を通過したシート材Sは、定着
器122を通り、排紙部125へと排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0009】縦パス132内でシート材Sのジャムが発
生した場合、そのシート材Sを取り除くためには、本体
側面の縦パス扉133を外側へ開かなければならない。
その結果、複写機本体100縦パス側の脇に、ジャム処
理に必要な空間Ljをあらかじめ確保しておかなければ
ならないことに加え、縦パス側に外付けの大容量給紙部
を配置するような場合にも、縦パス132のジャム処理
の度に大容量給紙部を移動させなければならないなど、
設置上の制約がある。
【0010】ところで、ユーザーが実際に複写機を設置
する場所は、装置周辺に十分なスペースを確保し得る環
境であることは極めて稀で、多くの場合、部屋の角部や
物と物の間などに押し込まれるようにして設置されるこ
とがほとんどである。
【0011】そのため、従来の構成では、ジャムが発生
する度に複写機本体100を動かしたり、周囲の障害物
を移動させたりすることでジャム処理空間Ljを確保し
なければならず、ユーザーに多大な負担がかかってい
た。
【0012】近年、画像形成装置は小型化、省スペース
化の方向に向かっており、その点でもジャム処理に要す
るスペースの削減は大きな課題である。
【0013】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、ユー
ザの操作性を損なうことなく、狭いスペースに設置可能
なシート給送装置及び画像形成装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、装置本体外へ移動可能に設けら
れ、シートを積載するシート積載手段と、前記シート積
載手段に積載されるシートを給送するシート給送手段を
支持する枠体と、を備えたシート給送装置において、前
記シート積載手段が装置本体外へ移動した場合に、該シ
ート積載手段が装置本体外へ移動して生じた空間に前記
枠体の位置を変更させる位置変更手段を備えることを特
徴とする。
【0015】前記枠体は、前記シート給送手段により搬
送経路を給送されるシートをガイドする搬送ガイドの少
なくとも一部領域を備えることも好適である。
【0016】前記枠体は、前記搬送ガイドに設けられ、
前記搬送経路を挟んで対向して設けられる2つのガイド
部材のうちの一方を備えることも好適である。
【0017】前記枠体は、前記搬送ガイドに設けられ、
前記搬送経路を挟んで対向して設けられる2つのガイド
部材を備えることも好適である。
【0018】前記位置変更手段は、前記枠体を回動可能
に支持することも好適である。
【0019】前記位置変更手段は、前記枠体をスライド
可能に支持することも好適である。
【0020】前記枠体は、前記シート給送手段により給
送されるシートを分離する分離手段を備えることも好適
である。
【0021】前記シート積載手段及び前記枠体を有する
シート給送部を複数備え、前記枠体は、上流側に設けら
れるシート給送部に接続して該シート給送部から接続搬
送経路を給送されるシートをガイドする接続搬送ガイド
の少なくとも一部領域を備えることも好適である。
【0022】前記枠体は、前記接続搬送ガイドに設けら
れ、前記接続搬送経路を挟んで対向して設けられる2つ
のガイド部材のうちの一方を備えることも好適である。
【0023】前記枠体は、前記接続搬送ガイドに設けら
れ、前記接続搬送経路を挟んで対向して設けられる2つ
のガイド部材を備えることも好適である。
【0024】前記接続搬送経路のシートの残留を検知す
るシート検知手段を前記シート給送部ごとに備えること
も好適である。
【0025】画像形成装置にあっては、上記記載のシー
ト給送装置と、前記シート給送装置に給送されたシート
に画像を形成する画像形成手段と、を備えることを特徴
とする。
【0026】前記シート給送装置を着脱可能に設けるこ
とも好適である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
【0028】(実施の形態1)図1〜図3を参照して、
実施の形態1に係る画像形成装置について説明する。ま
ず、図2を用いて画像形成装置の概略構成について説明
する。
【0029】1は画像形成装置としての複写機本体であ
り、複写機本体1の上部には固定して設けられた透明ガ
ラス板からなる原稿台2が設けられている。3は原稿圧
着板であり、原稿台2の所定の位置に画像面を下向きに
して載置された原稿Oを押圧固定する。原稿台2の下側
には原稿Oを照明するランプ4と、照明した原稿Oの光
像を感光ドラム12に導くための反射ミラー5、6、
7、8、9、10及び結像レンズ11とからなる光学系
が設けられている。なお、ランプ4及び反射ミラー5、
6、7は矢印a方向に所定の速度で移動して原稿Oを走
査する。
【0030】画像形成手段としての画像形成部は、感光
ドラム12と、感光ドラム12の表面に均一な帯電を施
すための帯電器13と、帯電器13により帯電された感
光ドラム12の表面に前記光学系から照射される光像に
より形成された静電潜像を現像してシートSに転写すべ
きトナー像を形成するための現像器14と、感光ドラム
12の表面に現像されたトナー像をシートSに転写する
ための転写帯電器19と、感光ドラム12からトナー像
が転写されたシートSを分離するための分離帯電器20
と、トナー像を転写した後、感光ドラム12に残留した
トナーを除去するためのクリーナ26とを備えている。
【0031】画像形成部の下流側にはトナー像が転写さ
れたシートSを搬送するための搬送部21と、搬送部2
1により搬送されるシートS上の像を永久画像として定
着するための定着器22が設けられている。また、定着
器22で像が定着されたシートSを複写機本体1から排
出するための排出ローラ24が設けられており、さら
に、複写機本体1の外側には排出ローラ24で排出され
たシートSを受け取るための排出トレイ25が設けられ
ている。
【0032】次に、本発明の特徴的な構成を備えたシー
ト給送装置について説明する。本実施の形態の複写機に
は、シート給送部としての給紙部が4段設けられてい
る。
【0033】各給紙部は、シートを収納するためのシー
ト積載手段としての給紙カセット30a〜30dと、給
紙カセット30a〜30d内のシートSをピックアップ
して搬送するためのローラや、その駆動部などを備えた
枠体としての給紙ユニット31a〜31dとから構成さ
れる。
【0034】本実施の形態では、リタード分離方式の給
紙部を例に挙げる。
【0035】図3は給紙部の拡大図である。給紙ユニッ
ト31について説明すると、シート給送手段としての給
紙ローラ51は、給紙カセット30内のシートSの上面
に当接してシートSをピックアップする。搬送ローラ5
2は、給紙ローラ51によってピックアップされたシー
トSを下流側へ搬送する。
【0036】搬送ローラ52と対向する位置には、分離
手段としての分離ローラ53が設けられている。分離ロ
ーラ53には、図示しないトルクリミッタを介してシー
トSを給紙カセット30側(上流側)へ押し戻す方向の
駆動が伝達されており、トルクリミッタのトルク値およ
び分離ローラ53の搬送ローラ52に対する加圧力は、
両ローラのニップにシートが1枚だけ挟持されている時
には分離ローラ53がシートSと共に給紙下流方向へ連
れ回り、複数枚挟持されている時には、2枚目以降のシ
ートを給紙カセット30に押し戻す方向へ回転するよう
に設定されている。
【0037】搬送ローラ52の更に下流には引き抜きロ
ーラ54aが設けられている。引き抜きローラ54a
は、搬送ローラ52から送られてきたシートSの搬送を
引き継ぎ、縦パス32に送り出す役割の他、下方に位置
する他の給紙ユニット31から搬送されてきたシートS
の縦パス32内での搬送を担う役割も持っている。
【0038】引き抜きローラ54aの対向位置には引き
抜き従動コロ54bが配置されており、引き抜き従動コ
ロ54bは、複写機本体1側に組み付けられた縦パスガ
イド55の途中に設けられている。
【0039】また、引き抜きローラ54aの近傍にはシ
ート検知手段としてのシート検知センサ57が設けられ
ており、その出力は給紙動作の制御やジャムの検知に利
用される。
【0040】給紙ユニット31の縦パスガイド55に対
向する部分には、接続搬送ガイドの2つのガイド部材の
うちの一方としての搬送ガイド56が設けられており、
各段の給紙ユニット31の搬送ガイド56と、本体1側
の縦パスガイド55とにより、シートの接続搬送経路と
しての一本の縦パス32が形成される。
【0041】給紙ユニット31の奥側には、これらロー
ラの駆動制御を行う給紙駆動部があり、駆動源となるス
テッピングモータもこの中に組み込まれている。また、
給紙駆動部は給紙カセット30奥側の面と部分的に対向
する構成になっており、その部分には、給紙カセット3
0がセットされた状態の時、給紙カセット30へ駆動を
伝達して紙面高さを調整するためのカップリング(図示
しない)が設けられている。また、給紙ユニット31の
下部には、給紙カセット31を着脱する際に給紙カセッ
ト31を移動させるガイドレール58が一体で構成され
ている。
【0042】一方、給紙カセット30上には、シートを
持ち上げるための中板61、中板61を持ち上げるため
のリフタ62、そして、給紙ユニット31側のカップリ
ングと接続してリフタ62に駆動を伝達するためのカッ
プリング(図示しない)が持たれている。
【0043】給紙ユニット31から駆動を受けること
で、リフタ62および中板61は、シートSの最上面が
給紙高さに位置するよう、シートSをリフトアップす
る。
【0044】給紙カセット30には、給紙可能なセット
位置の他に、シートSの補給を行うために複写機本体1
から移動して引き出された補給位置があるが、その他に
複写機本体1から完全に抜き取ることもできる。なお、
給紙機構の動作制御などの詳細は、本発明の本質ではな
いため省略する。
【0045】さて、図1に概略斜視図を示すように、給
紙ユニット31は奥側を位置変更手段としてのヒンジで
支持されている。そのため、給紙カセット31が複写機
本体1から引き抜かれた状態では、給紙ユニット31の
手前側のロック59を解除することにより、給紙カセッ
ト30があった複写機内の空間へ、給紙ユニット31を
回動させることができる。
【0046】先述した通り、給紙ユニット31は縦パス
32の搬送ガイド56も持っているため、給紙ユニット
31を回動させると、その部分の搬送路を開くことがで
きる。
【0047】次に、ジャム処理の方法を具体的に説明す
る。
【0048】ジャムが発生してシートSの搬送が停止す
ると、複写機のCPU40は、先述したシート検知セン
サ57の出力状態より、縦パス32のどの位置にジャム
紙Sjが残留しているかを検出し、何段目の給紙部で処
理を行うべきかをユーザに指示する。
【0049】この情報は、複写機本体1の操作部にある
表示パネルに表示される。支持された給紙段の給紙カセ
ット30を引き抜き、ロック59を解除して給紙ユニッ
ト31を回動させると、その部分の縦パス32が露出
し、ジャム紙Sjが視認できる状態になる。
【0050】先述した各給紙ユニット31の引き抜きロ
ーラ54aは、電磁クラッチを介して駆動接続されてい
るため、シートSの搬送中を除けば駆動が解除され、任
意の方向へ自由に回転できる。また、搬送ローラ52は
ワンウェイクラッチを介して駆動接続されており、搬送
方向へは自由に回転させることができる。
【0051】故に、ジャム紙Sjが他段のローラに噛ん
でいる状態でも、手で引っ張るだけで容易にそれを除去
することができる。
【0052】また、ローラやトルクリミッタの交換にお
いては、従来のように給紙ユニット31が完全に固定さ
れているわけではなく、容易に回動させられることか
ら、最も交換しやすい位置に動かして作業を行うことが
できる。
【0053】(実施の形態2)次に、実施の形態2につ
いて述べる。本実施の形態では、実施の形態1のように
給紙ユニット31を動かすことで縦パス32の一部が開
く構成ではなく、縦パス32の一部分を取り出す構成に
なっている。また、給紙ユニット31は奥ヒンジで回動
する構成ではなく、位置変更手段としてのスライドレー
ルで支持されており、給紙カセット30を引き抜くこと
でできた空間に向かって平行移動させられる構成になっ
ている。以下に具体的な構成を説明する。なお、実施の
形態1と同様の構成部分については同一の符号を付し
て、その説明は省略する。
【0054】図4は実施の形態2における給紙部の概略
斜視図、図5は同じく実施の形態2の構成をとる複写機
の概略断面図である。
【0055】給紙ユニット31は給紙カセット30から
縦パスに至る搬送路の他に、縦パスそのものの一部分3
2a〜32dを持っている。つまり、実施の形態1にお
いて接続搬送ガイドの2つのガイド部材としての縦パス
ガイド55と搬送ガイド56の両方が給紙ユニット31
上に構成される形になる。
【0056】そして、各段の給紙ユニットが正規位置に
セットされることにより、各縦パスの一部分32a〜3
2dは一本の縦パスを形成する。当然、引き抜きローラ
54aに対向する引き抜き従動コロ54bも、給紙ユニ
ット31上に設けられている。
【0057】引き抜きローラ54aは実施の形態1と同
様に電磁クラッチを介して駆動接続されているため、シ
ート搬送中以外は任意の方向に自由に回転することがで
きる。縦パスでジャムが発生した場合、シート検知セン
サ57の出力をもとに複写機本体1のCPU40が指示
した給紙ユニット31をスライドさせると、縦パス内に
残留していたジャム紙Sjはその下の段の引き抜きロー
ラ54aに挟持され、図4のように先端が突出した状態
で現れる。
【0058】これは、上段の給紙ユニットの引き抜きロ
ーラにジャム紙Sjが達していなく、下段の引き抜きロ
ーラに挟持されている状態で上段の給紙ユニットをスラ
イドさせた場合、ジャム紙Sjは抵抗の大きな下段側に
残留する原理による。あとは、露出したジャム紙Sjを
引っ張るだけで、容易にジャム処理を行うことができ
る。
【0059】以上、上述した実施の形態のように、給紙
カセット30を引き抜くことでできた空間に給紙ユニッ
ト31を移動することにより、縦パス32の一部を開放
することができるので、縦パス32内でのジャム発生時
に、従来のように、縦パス扉を装置側面外方向へ開かな
くても、ジャム処理を行うことが可能となる。
【0060】また、給紙ローラなどの消耗部品の交換に
関しても、給紙ユニットを作業し易い位置に移動させて
交換を行うことができる。
【0061】したがって、縦パス側の側面からの画像形
成装置本体に対する操作が不要となるため、画像形成装
置をその縦パス側の側面を壁やシェルビング等の障害物
に隣接させた状態で設置することが可能となる。これ
は、ユーザの操作性を損なうことなく、狭いスペースへ
の画像形成装置の設置を可能とするものである。
【0062】また、上述したように2つの実施の形態に
ついての説明を行ったが、本発明はこれらの構成に限定
されるものではない。上述した実施の形態ではリタード
分離方式の給紙装置を例に挙げたが、これはデュプロ分
離方式やつめ分離方式、あるいはくし歯分離方式など、
他の給紙方式であっても良い。
【0063】また、上述した実施の形態では、位置変更
手段として、給紙ユニット31の移動を奥ヒンジによる
回動またはスライドレールによる平行移動で行ったが、
その他、手前ヒンジや上ヒンジ、下ヒンジによる回動を
はじめ、給紙ユニット31を複写機本体1内側へ取り外
す構成であっても良い。
【0064】その他、上述した実施の形態では、給紙カ
セット30の着脱用のガイドレール58を給紙ユニット
上に構成しているが、これは複写機本体1に固定してあ
っても良い。また、給紙ユニット31の駆動源を給紙ユ
ニット自身に組み込んでいるが、駆動源を複写機本体1
に持たせ、給紙ユニット31へと駆動伝達する方式でも
構わない。
【0065】また、上述した実施の形態では、給紙部が
4段設けられている場合について説明したが、これに限
らず、例えば給紙部が1つの場合でもよく、該給紙部か
ら搬送経路を給送されるシートをガイドする搬送ガイド
の2つのガイド部材のうちの一方、または両方が給紙ユ
ニットに設けられていれば、上述した実施の形態と同様
に容易にジャム処理を行うことができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート積載手段が移動して生じた空間に枠体の位置を変
更させることにより、ジャムが発生した場合のジャム処
理を、従来のようにシートの搬送経路の側面の外側から
行う必要はなくなり、装置本体の内側から行うことがで
きる。
【0067】また、シート給送手段を支持する枠体の位
置を容易に変更することができるので、シート給送手段
等の消耗部品の交換に関しても、装置本体の内側から、
枠体の位置を作業し易い位置で作業することができる。
【0068】したがって、装置本体の側面の外側から行
わなければならない作業を無くすことができるので、壁
などに隣接した非常に狭いスペースであっても、ユーザ
の操作性を損なうことなく、装置本体を設置することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の給
紙部の概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の概
略断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の給
紙部の拡大図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の給
紙部の概略斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の概
略断面図である。
【図6】従来の画像形成装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 原稿台 3 原稿圧着板 4 ランプ 5,6,7,8,9,10 反射ミラー 11 結像レンズ 12 感光ドラム 13 帯電器 14 現像器 19 転写帯電器 20 分離帯電器 21 搬送部 22 定着器 24 排出ローラ 25 排出トレイ 26 クリーナ 30a〜30d 給紙カセット 31a〜31d 給紙ユニット 32,32a〜32d 縦パス 40 CPU 51 給紙ローラ 52 搬送ローラ 53 分離ローラ 54a 引き抜きローラ 54b 引き抜き従動コロ 55 縦パスガイド 56 搬送ガイド 57 シート検知センサ 58 ガイドレール 59 ロック 61 中板 62 リフタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA14 BB02 BD04 BD06 DA06 EA02 EB22 3F049 AA04 DA12 DB03 DB13 LA02 LA05 LA07 LB03 3F101 FB04 FE03 FE08 FE22 LA02 LA05 LA07 LB03 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC06 GA01 GB01 GC01 GD02 HA16 HB03 HC04 HC06 JA01 KB03 KB17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体外へ移動可能に設けられ、シート
    を積載するシート積載手段と、 前記シート積載手段に積載されるシートを給送するシー
    ト給送手段を支持する枠体と、 を備えたシート給送装置において、 前記シート積載手段が装置本体外へ移動した場合に、該
    シート積載手段が装置本体外へ移動して生じた空間に前
    記枠体の位置を変更させる位置変更手段を備えることを
    特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】前記枠体は、前記シート給送手段により搬
    送経路を給送されるシートをガイドする搬送ガイドの少
    なくとも一部領域を備えることを特徴とする請求項1に
    記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】前記枠体は、 前記搬送ガイドに設けられ、前記搬送経路を挟んで対向
    して設けられる2つのガイド部材のうちの一方を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】前記枠体は、 前記搬送ガイドに設けられ、前記搬送経路を挟んで対向
    して設けられる2つのガイド部材を備えることを特徴と
    する請求項2に記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】前記位置変更手段は、前記枠体を回動可能
    に支持することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】前記位置変更手段は、前記枠体をスライド
    可能に支持することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1項に記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】前記枠体は、前記シート給送手段により給
    送されるシートを分離する分離手段を備えることを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート給
    送装置。
  8. 【請求項8】前記シート積載手段及び前記枠体を有する
    シート給送部を複数備え、 前記枠体は、上流側に設けられるシート給送部に接続し
    て該シート給送部から接続搬送経路を給送されるシート
    をガイドする接続搬送ガイドの少なくとも一部領域を備
    えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に
    記載のシート給送装置。
  9. 【請求項9】前記枠体は、 前記接続搬送ガイドに設けられ、前記接続搬送経路を挟
    んで対向して設けられる2つのガイド部材のうちの一方
    を備えることを特徴とする請求項8に記載のシート給送
    装置。
  10. 【請求項10】前記枠体は、 前記接続搬送ガイドに設けられ、前記接続搬送経路を挟
    んで対向して設けられる2つのガイド部材を備えること
    を特徴とする請求項8に記載のシート給送装置。
  11. 【請求項11】前記接続搬送経路のシートの残留を検知
    するシート検知手段を前記シート給送部ごとに備えるこ
    とを特徴とする請求項8,9または10に記載のシート
    給送装置。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のいずれか1項に記載
    のシート給送装置と、 前記シート給送装置に給送されたシートに画像を形成す
    る画像形成手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】前記シート給送装置を着脱可能に設ける
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285677A (ja) * 2008-06-26 2008-11-27 Dic Corp 紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物

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