JPH08262593A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08262593A
JPH08262593A JP7062553A JP6255395A JPH08262593A JP H08262593 A JPH08262593 A JP H08262593A JP 7062553 A JP7062553 A JP 7062553A JP 6255395 A JP6255395 A JP 6255395A JP H08262593 A JPH08262593 A JP H08262593A
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Hideaki Hagiwara
英章 萩原
Kazuhiko Yamakawa
一彦 山川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置において、原稿搬送装置を利用
した多機能な複写機を提供する。 【構成】 原稿台と原稿カバーと原稿トレーと原稿を前
記原稿台上に搬送する搬送手段と前記原稿トレーの回動
に伴なって前記原稿カバーを前記原稿台より離間させる
浮上機構とを具備する画像形成装置において、前記原稿
カバーと前記原稿台との間に配置され、前記原稿トレー
の回動時に連動して前記原稿台上に載置されている原稿
を原稿挿入部とは逆の方向に押し出す原稿排出手段を設
けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置に装着して好適な原稿搬送装置に関し、外部から挿入
された原稿を画像形成装置の画像形成位置へと自動的に
搬入し、画像形成装置で所定の処理を実行した後に再び
外部に自動的に排出する原稿搬送装置を備えた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、複
写原稿を透明な原稿台上に載置した後、原稿カバーを閉
成し、コピースイッチを操作することで、載置された原
稿の複写画像を、適宜搬送される用紙上に形成してい
る。
【0003】この場合、特に複写原稿がシート状であれ
ば手動で原稿台に載置する作業が面倒なため、該シート
原稿を載置トレイ上に載置し、この載置されたシート原
稿を給紙手段を用いて自動給紙する原稿搬送装置が原稿
台上に備えられている。この原稿搬送装置は、原稿載置
トレイ上の原稿を最上部または最下部のものから複写装
置本体からの給紙指令に従って、順次原稿露光部へと1
枚づつ給送し、露光終了後に、該原稿を排紙トレイへと
排出するように構成されており、装置が非常に大掛かり
なものとなり、コストが非常に高くなっている。
【0004】そのため、該原稿自動搬送装置を複写装置
本体に装着すれば、当然コスト高になる。また、複写す
る原稿が1枚または数枚程度である場合、原稿自動搬送
装置を利用すると、原稿の載置トレイにセットすると共
に複写装置との同期との関係で両者が準備完了であるこ
とを待って動作が開始されるため、1枚目の原稿の複写
時間がかえって長くなり、手動で原稿を載置しても、複
写時間には差がなくなることもある。
【0005】そこで、コスト低減等を行う目的で、図1
1に示すように原稿を載置し画像形成する露光部である
原稿台とは別に、シート原稿を他の露光位置へと1枚づ
つ挿入し搬送する原稿搬送装置が提案されている。この
原稿自動搬送装置は、特開平6−67497号公報とし
て提案されたものである。同図において、原稿搬送装置
102は軸125を中心として開閉自在に支持された原
稿カバー126に装着されており、原稿カバー126の
上面を利用した原稿トレイ130,この原稿トレイ13
0から原稿Dを給紙する呼び込みローラ131,給紙ロ
ーラ132,原稿Dを露光ガラス120の一側にある露
光部Aまで導くガイド板133,露光部A上で原稿Dを
搬送する排紙ローラ136等を備えている。
【0006】この構成において、原稿搬送装置102が
作動すると、原稿トレイ130から原稿Dが、給紙さ
れ、この原稿Dがプラテンローラ134および従動ロー
ラ137にかみ込まれる状態で搬送され、排紙ローラ1
36を経て排紙トレイ135に排出される。このとき、
光学系121はコピーランプ122をプラテンローラ1
34の真下に移動させ、光学系121を固定したまま原
稿Dを露光ガラス120の露光領域Aを通過させながら
コピーする。
【0007】尚、画像露光のための透明な原稿台120
の上に原稿Dを載置し、光学系121を露光ガラス12
0に沿って走査させてコピーを行う通常の複写プロセス
では、コピー開始信号で露光の対象となる位置までコピ
ーランプ122等を移動させ、露光領域Bを図中左から
右にスキャンしてコピーを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平6−67
497号公報に記載の原稿搬送装置は、原稿台である露
光ガラス上の原稿カバー上を利用して、原稿を順次露光
位置へと搬送するため、コスト的には多少軽減できる。
【0009】しかしながら、通常の露光領域Aとは、別
の露光領域Bを設けることと、該露光領域Bでも露光す
るように構成されているので、光学系をその都度、原稿
搬送による露光位置と、原稿台120に載置する露光位
置とを区別して移動制御する必要があり、従来自明の原
稿自動搬送装置同様、構造が複雑で規模が大きくなる。
そのため、原稿を原稿トレイから排紙トレイへ搬送して
おり、この点では従来の原稿自動搬送装置と変わりがな
く、この分コスト高になるという不都合があった。
【0010】本発明の目的は、簡易な構成で規模も小さ
く、コスト的に安価な、しかも操作性のよい原稿搬送装
置を提供することにある。本発明はシート原稿の枚数
が、1枚あるいは数枚程度のものの複写を行う場合にお
いて、特に好都合であって、さらに原稿を載置する露光
部へと原稿を搬送する原稿搬送装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置は、原稿を載置し原稿の画像を露光するための原稿
台と、一側端部が軸支され前記原稿台上に開閉可能に設
けられ、原稿を原稿台へと押圧する原稿カバーと、該原
稿カバーの軸支部分と反対側で軸支され前記原稿カバー
と前記原稿台が設けられた画像形成装置本体上の板面と
の間を回動可能とした原稿トレーと、前記原稿カバーを
閉成した時に形成される原稿カバーと前記板面との間の
原稿挿入部に配置され、挿入される原稿を原稿台側へと
搬送する搬送手段と、前記原稿トレーの前記画像形成装
置本体の板面への回動時に前記原稿カバーを原稿台より
離間させる浮上機構と、を具備する画像形成装置におい
て、前記原稿カバーと前記原稿台との間に配置され、前
記原稿トレーの回動時に連動して前記原稿台上に載置さ
れている原稿を原稿挿入部とは逆の方向に押し出す原稿
排出手段を設けたことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0012】請求項2記載の画像形成装置は、前記搬送
手段は挿入された原稿を原稿台側へ搬送すべく正回転駆
動を行う前に逆回転駆動を行い載置台上の原稿を前記原
稿トレーと前記画像形成装置本体上の板面との間に形成
された空間より排出することを特徴とする画像形成装置
である。
【0013】請求項3記載の画像形成装置は、前記搬送
手段の下側のローラの下方に該ローラと連動する付属ロ
ーラを設け、前記搬送手段の上下ローラにて原稿を原稿
台へ挿入すると同時に前記付属ローラと前記搬送手段の
下ローラとによって載置台上の原稿を排出することを特
徴とする画像形成装置である。
【0014】請求項4記載の画像形成装置は、前記原稿
カバーの原稿挿入口側に前記搬送手段の駆動軸に従動す
る原稿カバー内搬送手段を設けたことを特徴とする請求
項1記載の画像形成装置である。
【0015】
【作用】本発明の構成においては、原稿カバー上の原稿
カバーを開くと原稿カバーを押し上げて原稿台ガラスと
の間に隙間を作り、原稿カバーの取手部下方に形成され
た原稿検知手段に外部から原稿を挿入すると、原稿検知
手段が原稿を検知し、それに応じて搬送ローラが回転
し、原稿が原稿カバーと原稿台ガラスとの間に自動的に
搬入される。
【0016】この場合、原稿の後端部を噛んだ状態で搬
送ローラを停止するように構成すれば、搬送ローラを逆
転することによって原稿を自動的に排出することが可能
となる。そして、搬送ローラの逆回転による原稿の排出
距離を搬入時よりも短く設定すれば、搬送ローラが原稿
の前端部を噛んだ状態で停止することにより、原稿が次
の繰り返しコピー要求を受付、繰り返しコピーが可能と
なる。
【0017】更に、先使用者が通常操作(原稿ストッカ
ーを使用しない場合)した場合に、テーブルガラス上に
置き忘れられた原稿は原稿排出手段によりテーブルガラ
ス上から外部へ押し出され、又は搬送ローラの逆回転駆
動手段によって搬送ローラに挟み込まれて外部へ排出さ
れる。
【0018】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例を図1〜図7に基づいて説
明する。
【0019】本体1の上端部に原稿台ガラス2が設けら
れ、原稿台ガラス2の上方に原稿カバー3が配置され、
原稿カバーの上方に原稿ストッカ24が配置され、原稿
ガラス2の下方に光学系4が配置されている。原稿カバ
ー3は原稿台ガラス2に載置される原稿を押さえるため
のもので、下面には原稿押さえマット3aが取り付けら
れている。
【0020】光学系4は、原稿台ガラス2上に置かれた
原稿に対して光走査を行う光源ランプ4aと、原稿から
の反射光を導くミラー4b,4c,4dと、ミラー4b
〜4dを通過した反射光を集光するレンズ4eと、この
集光した反射光を本体中央部に設置された感光体ドラム
5aの表面の露光ポイントに導くミラー4f,4g,4
hとからなる。
【0021】感光体ドラム5aの周囲には、現像装置5
b、転写チャージャ5c、クリーニング装置5d、除電
ランプ5e、帯電チャージャ5fがそれらの順に配置さ
れ、さらに感光体ドラム5aから離れた位置に定着ロー
ラ5gが配置されている。これらの各装置によって複写
プロセス系5が形成されている。
【0022】感光体ドラム5aの露光ポイントに形成さ
れた静電潜像は、現像装置bでトナー像として現像され
る。このトナー像は転写チャージャ5cでコピー用紙P
に転写され、さらに定着ローラ5gでコピー用紙に定着
される。このコピー用紙Pは、後述する用紙搬送系によ
って返送されてくる。
【0023】本体1の最下部には用紙収納部7が設けら
れている。この用紙収納部7の上方前端部(図の右方)
には給紙ローラ6aが配置されており、用紙収納部7に
収納されたコピー用紙Pはこの給紙ローラ6aによって
上から1枚ずつ給送され、搬送ローラ6b、6cによっ
てペーパストップ板6dまで搬送される。これらの各ロ
ーラ6a、6b、6cが後述するペーパストップ板6d
の上昇によってコピー用紙Pを感光体ドラム5aまで導
くための用紙搬送系を形成している。
【0024】ペーパストップ板6dまで搬送されたコピ
ー用紙Pは、光源ランプ4aの走査タイミングに合わせ
てペーパストップ板6dが上昇し、搬送ローラ6b,6
cによって感光体ドラム5aに送られ、転写チャージャ
5cでトナー像が転写され、定着ローラ5gで定着され
る。定着ローラ5gでトナー像が定着されたコピー用紙
Pは、排紙受け部8に排出され、排紙トレー9に積載さ
れる。
【0025】尚、SPFモードとあるのは、Single Pap
er Feedの略であり、下記するように原稿トレー(原稿
ストッカー)に原稿を1枚入れてコピーをするモードの
ことである。
【0026】また、図2にて、本体1の前面であって、
原稿カバー3の下方には、操作パネル10が配置されて
いる。操作パネル10は、図3に示すようにコピーボタ
ン11a、クリアキー11b、コピー枚数設定キー11
c、コピー枚数表示部11d、コピーの明るさを調整す
る露光キー11e等が配置され、上面部、原稿カバー3
下に本発明である原稿搬送装置20が形成されている。
【0027】図4、図5にて、原稿搬送装置20は、原
稿カバー3の前方取手部下方であって原稿押さえマット
3aの前方に位置している。この原稿搬送装置20は原
稿が挿入される原稿給紙口21、挿入された原稿によっ
て押し上げられて原稿検知スイッチをオンする原稿検知
レバー22、挿入された原稿を原稿台ガラス2の上に搬
送する搬送ローラ23等を備えている。さらに原稿カバ
ー3の上面に設置された原稿ストッカー24を開くこと
で、原稿トレーを兼用すると共に、原稿カバー3を原稿
ストッカー24のガイド部24aで押し上げる。この原
稿ストッカー24のガイド部24aが、本体の爪26に
引っ掛かり原稿カバーを本体に固定する。
【0028】複写機本来のコピー操作(原稿ストッカー
を使用しない操作)に於いて、使用者が原稿の取り忘れ
をした場合、後に来た他の使用者がSPFモードでコピ
ーを取ろうとすると、前者が忘れた放置原稿を、予め取
り去る必要が有る。もし取り去らない場合は、互いの原
稿が重なり、正しくコピーされないか、原稿のダメージ
となる。これを防止する為に下記の手段にて取り忘れ原
稿(放置原稿)を排出する事が可能である。
【0029】図7にて原稿ストッカー24の開閉によ
り、原稿ストッカーの支点部に設けられたピニオンギヤ
ー31が回転し、その下に位置するラックギヤー32を
原稿カバーに貼り付けられたマットとテーブルガラスの
間に挿入する。上記ラックギヤーには、テーブルガラス
上をすべるプレート板30が回転されておりこのプレー
ト板30が、先のコピー操作でテーブルガラス上に置き
忘れられた、原稿33をストッカーと反対側に押し出
す。上記ブレード板は原稿を押し出した後、定位置に保
持され原稿ストッカーよりSPFモードで送り込まれた
原稿の先端より奥に保持される事により送り込まれた原
稿の障害とはならない。
【0030】次に、図6に示すフローチャートを参照し
ながら、原稿搬送装置20および複写機本体の動作につ
いて説明する。図7に示すように、原稿カバー3を閉じ
て原稿ストッカー24を開き原稿給紙口21から原稿D
を挿入すると、検知レバー38が原稿Dによって押し上
げられ、原稿検知がオンとなる(S1〜S3)。
【0031】原稿検知スイッチがオンとなると、搬送ロ
ーラ23が正回転を開始し(S4)、原稿ガラス台2と
原稿押さえマット3aとの間に原稿Dが挿入され、原稿
押さえマット3aの下面が原稿ガイドとしての機能を果
たす。この隙間は通常の用紙が0.08mm程度の厚み
であること考慮すると0.1mm以上が望ましい。
【0032】原稿Dが検知レバー38を通過して原稿検
知スイッチをオフにすると(S5)、搬送ローラ23が
停止し(S6)、原稿Dが搬送ローラ23に後端部がつ
かまれた状態で停止する。
【0033】こうして原稿Dが原稿台ガラス2の上に自
動搬入されると、複写機はコピーボタン10aを押され
たと同様のコピー動作に入り、露光から始まりコピー用
紙排出までの複写処理を行う(S7、S8)。
【0034】この場合、原稿Dの後端が搬送ローラ23
につかまれた状態で複写処理に入るため、原稿搬送装置
20を使用しない通常の使用状態に比較して、図7に示
すように、約10mm程度の原稿置き位置の差が生じ
る。これを解消するため、本実施例では、光学系のレン
ズ位置を基準からシフトすることで原稿Dと用紙のセン
ターを一致させるようにしている。
【0035】具体的には、原稿検知スイッチがオンする
と、複写機はコピーボタン10aを押されたことと同じ
ことになるので、レンズ4eがレンズ移動用ソレノイド
によって、5mm移動し、原稿Dの結像を10mm寄せ
てコピー用紙の搬送基準とが一致する(S7)。
【0036】ステップS6の複写処理が終了すると、搬
送ローラ23が逆回転し(S9)、原稿Dを原稿給紙口
へ排出する。この排出は原稿Dの挿入時の搬送ローラ2
3の回転時間を記憶しておき、この記憶時間に対して短
め(例えば、搬送距離にして10mm程度)に設定した
所定時間の経過を検知して(S10)、搬送ローラ23
の逆回転を停止する(S11)。原稿Dは搬送ローラ2
3に若干噛まれた状態で停止するので、再度もう1枚コ
ピーがほしいとき、搬送ローラの停止後、一定時間内
(例えば2秒以内)にコピーボタンを押せば搬送ローラ
23は正回転し再度複写状態に入る。これにより複数枚
コピーをとることができる。また一定時間以上経過すれ
ば搬送ローラ23は再度逆回転し、原稿Dを原稿ストッ
カー24に排出する(S12〜S16)。
【0037】上記の動作において*1に示す所にて、す
なわち、原稿ストッカーを開くだけで、原稿を挿入する
前に放置原稿が排出されるのが本実施例の排出手段の動
作である。
【0038】(実施例2)本発明の他の実施例を図8
(A),(B),(C),図6に基づいて説明する。
【0039】図8(A),(B)にて、原稿ストッカー
24の開閉により原稿ストッカーの支点部近くに設けら
れたフック部24a,ストッカーの回転支点34を中心
に位置A、位置B、位置Cの順に移動する。上記フック
部24aは搬送ローラ23の上部に接する原稿引き込み
フック35の当り35aを動かし、その動きにより、原
稿引き込みフック35の先端を原稿33の上に当接させ
ると共に原稿を矢印の方向へ引き込む。引き込まれた原
稿は搬送ローラ23,圧着ローラ37の間に挟み込ま
れ、搬送ローラの回転駆動により、原稿ストッカーの下
部に排出される。上記により矢印36の方向に引き込ま
れた原稿が搬送ローラ23、圧着ローラ37の間に挟み
込まれると同時に、ストッカーのセッティング動作(A
→B→Cの動作)により、搬送ローラ23と同軸上に固
定されたギヤ23aをストッカー24の支点部に固定さ
れたギヤ24bにより駆動し(図8(C)参照)、上記
搬送ローラを逆転させ先に挟み込まれた原稿を外部に排
出させる。
【0040】又、本実施例の応用として、前記により矢
印方向に引き込まれた原稿が搬送ローラ23、圧着ロー
ラ37の間に挟み込まれた状態で、ストッカー上にSP
F用原稿がセットされ検知スイッチ38がONすると同
時に、図示されていない搬送ローラ23を駆動するモー
ターが搬送ローラを逆方向に回転させ、上記挟み込まれ
た原稿をOCカバー領域外に排出する方法もある。
【0041】尚、この場合のフローとしては図6のフロ
ーチャートで示す*2の所に搬送ローラの逆転駆動を追
加すれば良い。
【0042】(実施例3)本発明の他の実施例を図9、
図10、図6に基づいて説明する。
【0043】図9にて、前記により、矢印方向に引き込
まれた原稿が搬送ローラ23、圧着ローラ37の間に挟
み込まれると同時に、前記搬送ローラ23と別に原稿ス
トッカー24の支点部に同軸で設けられた原稿搬送ロー
ラ39を図示されていない駆動モーターで正方向(矢印
方向)に回転、原稿搬送ローラと圧接連結された搬送ロ
ーラ23が逆転し、先に挟み込まれた原稿を排出する。
【0044】図10(A),(B)にて、前記原稿搬送
ローラ39の正方向の回転により駆動ベルト42により
OCカバー内の排出ローラ43を回転させる事によって
テーブルガラス上の原稿を搬送ローラ23と圧接ローラ
41の間に送り込まれ、ローラ39に圧接駆動された搬
送ローラ23によりOCカバー外部に排出する。
【0045】尚、この場合のフローとしては図6のフロ
ーチャートで示すS4(搬送ローラ正回転)の所で、該
搬送ローラの駆動を利用(駆動源)して、排出ローラを
駆動し、放置原稿の排出動作を実行するものである。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、原稿搬送装置を原稿カ
バーの下、操作パネルの上に設け、原稿ストッカーを開
くことで原稿カバーを押し上げる形成にしたので、別途
に原稿カバーを上下する機構が不要であり、構造が簡略
になるとともに、前述の従来の原稿搬送装置に比べ、大
幅に機構が簡素化(ローラは7本が2本、スイッチは3
個が1個、ソレノイドは1個が0)され、大幅なコスト
低減を図ることが出来る。また原稿給紙口が操作パネル
上部に位置することから、複写機本体の正面から操作す
ることができ、操作性が大幅に向上する。
【0047】原稿トレーは、原稿ストッカーを兼用して
おり、通常時は原稿カバー上に収納され、従来の原稿搬
送装置のように大きい、重いという違和感が無く、原稿
搬送装置を持たない通常の原稿カバーと差異を感じ無
い。
【0048】また原稿トレーを開くことで本体にフック
される為、本体と固定され、原稿搬送装置が、動作時安
定して原稿搬送が出来るとともに、原稿搬送装置を使っ
ているという操作上の区分がはっきりする。
【0049】さらに、原稿を搬入し原稿をコピー完了
後、再度もう1枚とりたい時は一定時間内であれば、コ
ピーボタンを押すことで自動的に原稿を再挿入し、手間
をはぶき、とらない場合は、自動排出する。この自動排
出した原稿は、原稿トレー上、すなわち兼用の原稿スト
ッカー上にあり、原稿トレーを原稿カバーに、元にもど
すと原稿は原稿ストッカー内に収納されることとなり、
一定のフォーマットのような原稿で頻繁にコピーする原
稿は、原稿ストッカーに常に入れておく場合便利であ
る。
【0050】加えて請求項1記載の発明によれば、先使
用者が原稿カバー内に原稿を忘れたとしても原稿搬送装
置のセッティング操作により自動的に排出される為原稿
のダメージ等の問題が解決できる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、搬送ローラ
を正回転させる前に逆回転させることにより更に確実に
原稿台上の放置原稿を排出できる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、搬送ローラ
の征動ローラ(下ローラ)の更に下側に付属(従動)ロ
ーラを設けることにより、原稿トレイからの原稿を搬送
するのと同時に放置原稿を排出できるため時間的なロス
が防止できる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、OCカバー
内に搬送ローラの駆動ローラを駆動源とする別ローラを
設けることで更に確実な放置原稿の排出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の全体断面図であ
る。
【図2】本発明に係る画像形成装置の斜視図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の操作パネルを表す
図である。
【図4】本発明の原稿搬送装置の断面図である。
【図5】本発明の原稿装置の原稿カバーと原稿トレー
(原稿ストッカー)との結合部を表す図である。
【図6】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の原稿排出手段(その1)を表す断面図
である。
【図8】(A)本発明の原稿排出手段(その2)を表す
断面図(原稿トレー閉時)である。 (B)本発明の原稿排出手段(その2)を表す断面図
(原稿トレー開時)を表す図である。 (C)(A),(B)において原稿トレーの軸部の詳細
図である。
【図9】本発明の原稿排出手段(その3)を表す断面図
である。
【図10】(A)本発明の原稿排出手段(その4)を表
す断面図である。 (B)(A)において搬送ローラと原稿カバー内のロー
ラとの関係を表す図である。
【図11】従来装置の原稿搬送装置の断面図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 原稿台ガラス 3 原稿カバー(OCカバー) 3a 原稿押さえマット 4 光学系 4a 光源ランプ 4b ミラー 4c ミラー 4d ミラー 4e レンズ 4f ミラー 4g ミラー 4h ミラー 5 複写プロセス系 5a 感光体ドラム 5b 現像装置 5c 転写チャージャ 5d クリーニング装置 5e 除電ランプ 5f 帯電チャージャ 5g 定着ローラ 6a 給紙ローラ 6b 搬送ローラ 6c 搬送ローラ 6d ペーパストップ板 7 用紙収納部 8 排紙受け部 9 排紙トレー 10 操作パネル 11a コピーボタン 11b クリアキー 11c コピー枚数設定キー 11d コピー枚数表示部 11e 露光キー 20 原稿搬送装置 21 原稿給紙口 22 原稿検知レバー 23 搬送ローラ 23a 搬送ローラギヤー 24 原稿トレイ(原稿ストッカー) 24a ガイド部 24b 原稿トレイギヤー 26 爪 30 ブレード板 31 ピンオンギヤー 32 ラックギヤー 33 原稿 34 回転支点 35 原稿引き込みフック 35a フックの当たり部 37 圧着ローラ(従動ローラ) 38 検知スイッチ(検知レバー) 39 原稿搬送ローラ 41 圧着ローラ(従動ローラ) 42 駆動ベルト 43 排出ローラ 102 原稿搬送装置 120 露光ガラス 121 光学系 122 コピーランプ 125 軸 126 原稿カバー 130 原稿トレイ 131 呼び込みローラ 132 給紙ローラ 133 ガイド板 134 プラテンローラ 135 排紙トレイ 136 搬送ローラ 137 従動ローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置し原稿の画像を露光するため
    の原稿台と、一側端部が軸支され前記原稿台上に開閉可
    能に設けられ、原稿を原稿台へと押圧する原稿カバー
    と、該原稿カバーの軸支部分と反対側で軸支され前記原
    稿カバーと前記原稿台が設けられた画像形成装置本体上
    の板面との間を回動可能とした原稿トレーと、前記原稿
    カバーを閉成した時に形成される原稿カバーと前記板面
    との間の原稿挿入部に配置され、挿入される原稿を原稿
    台側へと搬送する搬送手段と、前記原稿トレーの前記画
    像形成装置本体の板面への回動時に前記原稿カバーを原
    稿台より離間させる浮上機構と、を具備する画像形成装
    置において、前記原稿カバーと前記原稿台との間に配置
    され、前記原稿トレーの回動時に連動して前記原稿台上
    に載置されている原稿を原稿挿入部とは逆の方向に押し
    出す原稿排出手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段は挿入された原稿を原稿台
    側へ搬送すべく正回転駆動を行う前に逆回転駆動を行い
    載置台上の原稿を前記原稿トレーと前記画像形成装置本
    体上の板面との間に形成された空間より排出することを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段の下側のローラの下方に該
    ローラと連動する付属ローラを設け、前記搬送手段の上
    下ローラにて原稿を原稿台へ挿入すると同時に前記付属
    ローラと前記搬送手段の下ローラとによって載置台上の
    原稿を排出することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿カバーの原稿挿入口側に前記搬
    送手段の駆動軸に従動する原稿カバー内搬送手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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