JPH09106149A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09106149A JPH09106149A JP7265376A JP26537695A JPH09106149A JP H09106149 A JPH09106149 A JP H09106149A JP 7265376 A JP7265376 A JP 7265376A JP 26537695 A JP26537695 A JP 26537695A JP H09106149 A JPH09106149 A JP H09106149A
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- JP
- Japan
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の原稿搬送モードを具備する画像形成装
置において、前記複数のモード切り換えを効率良く行
う。 【課題解決手段】 第1と第2の原稿搬送モードを具備
する画像形成装置において、前記第1のモードと第2の
モードとで光学系の露光開始位置を切り換え制御する手
段と、原稿カバーを閉じた状態で、該原稿カバー上に装
着された原稿ストッカーを回動して該ストッカー上部に
原稿をセットすることで前記第2のモードの設定が完了
となる第2モード設定完了手段とを有する。
置において、前記複数のモード切り換えを効率良く行
う。 【課題解決手段】 第1と第2の原稿搬送モードを具備
する画像形成装置において、前記第1のモードと第2の
モードとで光学系の露光開始位置を切り換え制御する手
段と、原稿カバーを閉じた状態で、該原稿カバー上に装
着された原稿ストッカーを回動して該ストッカー上部に
原稿をセットすることで前記第2のモードの設定が完了
となる第2モード設定完了手段とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】複写機等の機器本体に装着し
て好適な原稿搬送装置に関し、外部から挿入された原稿
を機器内に自動的に搬入し、原稿を適切な状態にした
後、機器本体で所定の複写処理を実行後、再度外部に自
動的に排出する原稿搬送装置に関する。
て好適な原稿搬送装置に関し、外部から挿入された原稿
を機器内に自動的に搬入し、原稿を適切な状態にした
後、機器本体で所定の複写処理を実行後、再度外部に自
動的に排出する原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の原稿搬送装置を示す構成
図であり、複写機の原稿カバーに装着された従来例を示
している(特開平6ー67497号公報参照)。同図に
おいて、原稿搬送装置102は軸125を中心として開
閉自在に支持された原稿カバー126に装着されてお
り、原稿カバー126の上面を利用した原稿トレイ13
0、この原稿トレイ130から原稿Dを給紙する呼び込
みローラ131、給紙ローラ132、原稿Dを露光ガラ
ス120の−側にある露光部Aまで導くガイド板133
露光部A上で原稿Dを搬送する排出ローラ136等を備
えている。
図であり、複写機の原稿カバーに装着された従来例を示
している(特開平6ー67497号公報参照)。同図に
おいて、原稿搬送装置102は軸125を中心として開
閉自在に支持された原稿カバー126に装着されてお
り、原稿カバー126の上面を利用した原稿トレイ13
0、この原稿トレイ130から原稿Dを給紙する呼び込
みローラ131、給紙ローラ132、原稿Dを露光ガラ
ス120の−側にある露光部Aまで導くガイド板133
露光部A上で原稿Dを搬送する排出ローラ136等を備
えている。
【0003】この構成において、原稿搬送装置102が
作動すると、原稿トレイ130から原稿Dが給紙され、
この原稿Dがプラテンローラ134および従動ローラ1
37にかみ込まれる状態で搬送され、搬送ローラ136
を経て排出トレイ135に排出される。このとき、光学
系121はコピーランプ122をプラテンローラ134
の真下に移動させ、光学系121を固定したまま原稿D
を露光ガラス120の露光領域Aを通過させながらコピ
ーする。
作動すると、原稿トレイ130から原稿Dが給紙され、
この原稿Dがプラテンローラ134および従動ローラ1
37にかみ込まれる状態で搬送され、搬送ローラ136
を経て排出トレイ135に排出される。このとき、光学
系121はコピーランプ122をプラテンローラ134
の真下に移動させ、光学系121を固定したまま原稿D
を露光ガラス120の露光領域Aを通過させながらコピ
ーする。
【0004】尚、露光ガラス120の上に原稿Dを載置
し、光学系121を露光ガラス120に沿って走査させ
てコピーを行う通常の複写プロセスでは、コピー開始信
号で露光の対象となる位置までコピーランプ122等を
移動させ、露光領域Bを図中左から右にスキャンしてコ
ピーを行う。
し、光学系121を露光ガラス120に沿って走査させ
てコピーを行う通常の複写プロセスでは、コピー開始信
号で露光の対象となる位置までコピーランプ122等を
移動させ、露光領域Bを図中左から右にスキャンしてコ
ピーを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の原稿搬
送装置は通常の露光領域Aとは別の露光領域Bで露光す
るように構成されているので、構造が複雑で規模が大き
くしかも原稿を原稿トレーから排紙トレーへ搬送するた
めコスト高になる不都合があった。
送装置は通常の露光領域Aとは別の露光領域Bで露光す
るように構成されているので、構造が複雑で規模が大き
くしかも原稿を原稿トレーから排紙トレーへ搬送するた
めコスト高になる不都合があった。
【0006】また、コスト的に高価で且つ操作性が良く
なく原稿先端のガイドが原稿挿入の障害となることもあ
った。
なく原稿先端のガイドが原稿挿入の障害となることもあ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置は、プラテン上面に開閉可能な原稿カバーを備え、
該カバーを操作者が手動で操作して前記プラテン上に原
稿を載置して複写を実行する第1のモードと単数枚原稿
を前記プラテンと前記原稿カバーとの隙間に自動的に挿
入して複写を実行する第2のモードとを具備する画像形
成装置において、前記第1のモードと第2のモードとで
光学系の露光開始位置を切り換え制御する手段と、前記
原稿カバーを閉じた状態で、該原稿カバー上に装着され
た原稿ストッカーを回動して該ストッカー上部に原稿を
セットすることで前記第2のモードの設定が完了となる
第2モード設定完了手段とを有することを特徴とする画
像形成装置である。
装置は、プラテン上面に開閉可能な原稿カバーを備え、
該カバーを操作者が手動で操作して前記プラテン上に原
稿を載置して複写を実行する第1のモードと単数枚原稿
を前記プラテンと前記原稿カバーとの隙間に自動的に挿
入して複写を実行する第2のモードとを具備する画像形
成装置において、前記第1のモードと第2のモードとで
光学系の露光開始位置を切り換え制御する手段と、前記
原稿カバーを閉じた状態で、該原稿カバー上に装着され
た原稿ストッカーを回動して該ストッカー上部に原稿を
セットすることで前記第2のモードの設定が完了となる
第2モード設定完了手段とを有することを特徴とする画
像形成装置である。
【0008】請求項2記載の画像形成装置は、前記第2
のモードにおいて原稿の搬送方向は前記プラテン上の原
稿ガイドと平行であることを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置である。
のモードにおいて原稿の搬送方向は前記プラテン上の原
稿ガイドと平行であることを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置である。
【0009】請求項3記載の画像形成装置は、前記第2
のモードにおいて原稿の先端位置を前記第1のモードに
おける原稿先端位置の内側とすることを特徴とする請求
項1記載の画像形成装置である。
のモードにおいて原稿の先端位置を前記第1のモードに
おける原稿先端位置の内側とすることを特徴とする請求
項1記載の画像形成装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による原稿搬送装
置を備えた複写機の全体構成図である。この複写機は本
体1の上端部に原稿台ガラス2が設けられ、原稿台ガラ
ス2の上方に原稿カバー3が配置され、原稿カバーの上
方に原稿ストッカ24が配置され、原稿ガラス2の下方
に光学系4が配置されている。原稿カバー3は原稿台ガ
ラス2に載置される原稿を押えるためのもので、下面に
は原稿押えマット3aが取り付けられている。
置を備えた複写機の全体構成図である。この複写機は本
体1の上端部に原稿台ガラス2が設けられ、原稿台ガラ
ス2の上方に原稿カバー3が配置され、原稿カバーの上
方に原稿ストッカ24が配置され、原稿ガラス2の下方
に光学系4が配置されている。原稿カバー3は原稿台ガ
ラス2に載置される原稿を押えるためのもので、下面に
は原稿押えマット3aが取り付けられている。
【0011】光学系4は、原稿台ガラス2上に置かれた
原稿に対して光走査を行う光源ランプ4aと、原稿から
の反射光を導くミラー4b,4c,4dと、ミラー4b
〜4dを通過した反射光を集光するレンズ4eと、この
集光した反射光を本体中央部に設置された感光体ドラム
5aの表面の露光ポイントに導くミラー4f,4g,4
hとからなる。
原稿に対して光走査を行う光源ランプ4aと、原稿から
の反射光を導くミラー4b,4c,4dと、ミラー4b
〜4dを通過した反射光を集光するレンズ4eと、この
集光した反射光を本体中央部に設置された感光体ドラム
5aの表面の露光ポイントに導くミラー4f,4g,4
hとからなる。
【0012】感光体ドラム5aの周囲には、現像装置5
b、転写チャージャ5c、クリーニング装置5d、除電
ランプ5e、帯電チャージャ5fがそれらの順に配置さ
れ、さらに感光体ドラム5aから離れた位置に定着ロー
ラ5gが配置されている。これらの各装置によって複写
プロセス系5が形成されている。
b、転写チャージャ5c、クリーニング装置5d、除電
ランプ5e、帯電チャージャ5fがそれらの順に配置さ
れ、さらに感光体ドラム5aから離れた位置に定着ロー
ラ5gが配置されている。これらの各装置によって複写
プロセス系5が形成されている。
【0013】感光体ドラム5aの露光ポイントに形成さ
れた静電潜像は、現像装置5bでトナー像として現像さ
れる。このトナー像は転写チャージャ5cでコピー用紙
Pに転写され、さらに定着ローラ5gでコピー用紙に定
着される。このコピー用紙Pは、後述する用紙搬送系6
によって搬送されてくる。
れた静電潜像は、現像装置5bでトナー像として現像さ
れる。このトナー像は転写チャージャ5cでコピー用紙
Pに転写され、さらに定着ローラ5gでコピー用紙に定
着される。このコピー用紙Pは、後述する用紙搬送系6
によって搬送されてくる。
【0014】本体1の最下部には用紙収納部7が設けら
れている。この用紙収納部7の上方前端部(図の右方)
には給紙ローラ6aが配置されており、用紙収納部7に
収納されたコピー用紙Pはこの給紙ローラ6aによって
上から1枚ずつ給送され、搬送ローラ6b,6cによっ
てペーパストップ板6dまで搬送される。これらの各ロ
ーラ6a,6b,6cが後述するペーパストップ板6d
の上昇によってコピー用紙Pを感光体ドラム5aまで導
くための用紙搬送系を形成している。
れている。この用紙収納部7の上方前端部(図の右方)
には給紙ローラ6aが配置されており、用紙収納部7に
収納されたコピー用紙Pはこの給紙ローラ6aによって
上から1枚ずつ給送され、搬送ローラ6b,6cによっ
てペーパストップ板6dまで搬送される。これらの各ロ
ーラ6a,6b,6cが後述するペーパストップ板6d
の上昇によってコピー用紙Pを感光体ドラム5aまで導
くための用紙搬送系を形成している。
【0015】ペーパストップ板6dまで搬送されたコピ
ー用紙Pは、光源ランプ4aの走査タイミングに合わせ
てペーパストップ板6dが上昇し、搬送ローラ6b,6
cによって感光体ドラム5aに送られ、転写チャージャ
5cでトナー像が転写され、定着ローラ5gで定着され
る。定着ローラ5gでトナー像が定着されたコピー用紙
Pは、排紙受け部8に排出され、排紙トレー9に積載さ
れる。
ー用紙Pは、光源ランプ4aの走査タイミングに合わせ
てペーパストップ板6dが上昇し、搬送ローラ6b,6
cによって感光体ドラム5aに送られ、転写チャージャ
5cでトナー像が転写され、定着ローラ5gで定着され
る。定着ローラ5gでトナー像が定着されたコピー用紙
Pは、排紙受け部8に排出され、排紙トレー9に積載さ
れる。
【0016】また、本体1の前面であって、原稿カバー
3の下方には、操作パネル10が配置されている(図
2)。操作パネル10は、図2に示すようにコピーボタ
ン11a、クリアキー11b、コピー枚数設定キー11
c、コピー枚数表示部11d、コピーの明るさを調整す
る露光キー11e等が配置され、上面部、原稿カバー3
下に本発明である原稿搬送装置20が形成されている。
3の下方には、操作パネル10が配置されている(図
2)。操作パネル10は、図2に示すようにコピーボタ
ン11a、クリアキー11b、コピー枚数設定キー11
c、コピー枚数表示部11d、コピーの明るさを調整す
る露光キー11e等が配置され、上面部、原稿カバー3
下に本発明である原稿搬送装置20が形成されている。
【0017】原稿搬送装置20は、原稿カバー3の前方
取手部下方であって原稿押えマット3aの前方に位置し
ている。この原稿搬送装置20は原稿が挿入される原稿
給紙口21、挿入された原稿によって押し上げられて原
稿検知スイッチをオンする原稿検知レバー22、挿入さ
れた原稿を原稿台ガラス2の上に搬送する搬送ローラ2
3等を備えている。さらに原稿カバー3の上面に設置さ
れた原稿ストッカー24をAを中心に回動させ開くこと
で、原稿トレーを兼用すると共に、原稿カバー3を原稿
ストッカー24のガイド部Bで押し上げる。この原稿ス
トッカー24のフック部25が、本体側のフック26に
引っ掛かり原稿カバーを本体に固定する(図4)。
取手部下方であって原稿押えマット3aの前方に位置し
ている。この原稿搬送装置20は原稿が挿入される原稿
給紙口21、挿入された原稿によって押し上げられて原
稿検知スイッチをオンする原稿検知レバー22、挿入さ
れた原稿を原稿台ガラス2の上に搬送する搬送ローラ2
3等を備えている。さらに原稿カバー3の上面に設置さ
れた原稿ストッカー24をAを中心に回動させ開くこと
で、原稿トレーを兼用すると共に、原稿カバー3を原稿
ストッカー24のガイド部Bで押し上げる。この原稿ス
トッカー24のフック部25が、本体側のフック26に
引っ掛かり原稿カバーを本体に固定する(図4)。
【0018】次に、図5に示すフローチャートを参照し
ながら、原稿搬送装置20および複写機本体の動作につ
いて説明する。図6に示すように、原稿カバー3を閉じ
て原稿ストッカー24を開き原稿給紙口21から原稿D
を挿入すると、検知レバー22が原稿Dによって押し上
げられ、原稿検知がオンとなる(S1)。
ながら、原稿搬送装置20および複写機本体の動作につ
いて説明する。図6に示すように、原稿カバー3を閉じ
て原稿ストッカー24を開き原稿給紙口21から原稿D
を挿入すると、検知レバー22が原稿Dによって押し上
げられ、原稿検知がオンとなる(S1)。
【0019】原稿検知スイッチがオンとなると、搬送ロ
ーラ23が正回転を開始し(S2)、原稿ガラス台2と
原稿押さえマット3aとの間に原稿Dが挿入され、原稿
押えマット3aの下面が原稿ガイドとしての機能を果
す。この隙間は、通常の用紙が0.08mm程度の厚み
であることを考慮すると0.1mm以上が望ましい。
ーラ23が正回転を開始し(S2)、原稿ガラス台2と
原稿押さえマット3aとの間に原稿Dが挿入され、原稿
押えマット3aの下面が原稿ガイドとしての機能を果
す。この隙間は、通常の用紙が0.08mm程度の厚み
であることを考慮すると0.1mm以上が望ましい。
【0020】原稿Dが検知レバー22を通過して原稿検
知スイッチをオフにすると(S3)、搬送ローラ23が
停止し(S4)、原稿Dが搬送ローラ23に後端部がつ
かまれた状態で停止する。
知スイッチをオフにすると(S3)、搬送ローラ23が
停止し(S4)、原稿Dが搬送ローラ23に後端部がつ
かまれた状態で停止する。
【0021】こうして原稿Dが原稿台ガラス2の上に自
動搬入されると、複写機はコピーボタン10aを押され
たと同様のコピー動作に入り、露光から始まりコピー用
紙排出までの複写処理を行う(S5〜S10)。
動搬入されると、複写機はコピーボタン10aを押され
たと同様のコピー動作に入り、露光から始まりコピー用
紙排出までの複写処理を行う(S5〜S10)。
【0022】この場合、原稿Dの後端が搬送ローラ23
につかまれた状態で複写処理に入るため、原稿搬送装置
20を使用しない通常の使用状態に比較して、図3に示
すように、約10mm程度の原稿置き位置の差が生じ
る。
につかまれた状態で複写処理に入るため、原稿搬送装置
20を使用しない通常の使用状態に比較して、図3に示
すように、約10mm程度の原稿置き位置の差が生じ
る。
【0023】これを解消するため、本実施例では光学系
の露光開始位置を原稿搬送装置で複写する場合と通常の
モードで複写する場合で切換える。
の露光開始位置を原稿搬送装置で複写する場合と通常の
モードで複写する場合で切換える。
【0024】具体的には原稿検知スイッチがONすると
原稿搬送を開始すると同時に原稿搬送装置を使用してい
る事を記憶する。原稿がセットされた後の光源ランプの
走査開始から露光ランプONタイミングとペーパストッ
プ板の前に停止しているコピー用紙を感光体へ搬送開始
するタイミングを切換える。
原稿搬送を開始すると同時に原稿搬送装置を使用してい
る事を記憶する。原稿がセットされた後の光源ランプの
走査開始から露光ランプONタイミングとペーパストッ
プ板の前に停止しているコピー用紙を感光体へ搬送開始
するタイミングを切換える。
【0025】S10の複写処理が終了すると、搬送ロー
ラ23が逆回転し(S11)、原稿Dを原稿給紙口21
へ排出する。この排出は原稿Dの挿入時の搬送ローラ2
3の回転時間を記憶しておき、この記憶時間に対して短
め(例えば、搬送距離にして10mm程度)に設定した
所定時間の経過を検知して(S12)、搬送ローラ23
の逆回転を停止する(S13)。原稿Dは搬送ローラ2
3に若干噛まれた状態で停止するので、再度もう1枚コ
ピーがほしいとき、搬送ローラの停止後、一定時間内
(例えば2秒以内)にコピーボタンを押せば搬送ローラ
23は正回転し再度複写状態に入る。これにより複数枚
コピーを取る事ができる。また一定時間以上経過すれば
搬送ローラ23は再度逆回転し、原稿Dを原稿ストッカ
ー24に排出する(S14〜S17)。
ラ23が逆回転し(S11)、原稿Dを原稿給紙口21
へ排出する。この排出は原稿Dの挿入時の搬送ローラ2
3の回転時間を記憶しておき、この記憶時間に対して短
め(例えば、搬送距離にして10mm程度)に設定した
所定時間の経過を検知して(S12)、搬送ローラ23
の逆回転を停止する(S13)。原稿Dは搬送ローラ2
3に若干噛まれた状態で停止するので、再度もう1枚コ
ピーがほしいとき、搬送ローラの停止後、一定時間内
(例えば2秒以内)にコピーボタンを押せば搬送ローラ
23は正回転し再度複写状態に入る。これにより複数枚
コピーを取る事ができる。また一定時間以上経過すれば
搬送ローラ23は再度逆回転し、原稿Dを原稿ストッカ
ー24に排出する(S14〜S17)。
【0026】尚、本発明に関して、原稿カバーを開いて
プラテン(原稿台ガラス)上に原稿載置して複写動作を
実行することをOCモードもしくは第1のモード、通常
モードと呼ぶ。
プラテン(原稿台ガラス)上に原稿載置して複写動作を
実行することをOCモードもしくは第1のモード、通常
モードと呼ぶ。
【0027】又、原稿ストッカーに原稿を載置して自動
的に原稿がプラテン上に搬送され、複写動作を実行する
ことをSPF(Single Paper Feede
r)モードもしくは第2のモードと呼ぶ。
的に原稿がプラテン上に搬送され、複写動作を実行する
ことをSPF(Single Paper Feede
r)モードもしくは第2のモードと呼ぶ。
【0028】図7にSPFモード、通常モードの原稿セ
ット位置を示す。
ット位置を示す。
【0029】SPFモードの場合、原稿トレイが基準と
なり、通常モードはガラス押えが基準となる。このた
め、SPFモードの原稿セット位置は通常モードの内側
となる。
なり、通常モードはガラス押えが基準となる。このた
め、SPFモードの原稿セット位置は通常モードの内側
となる。
【0030】図3に通常搬送装置の構成図を示す。
【0031】原稿ストッカーに原稿がセットされると、
原稿が原稿検知レバー22を押し上げ原稿がセットされ
たことを検知する。検知すると原稿搬送ローラ23が回
転し原稿を搬送する。原稿が原稿検知レバーを通過し、
レバーが下がり原稿が通過したことを検知し、所定時間
後に搬送ローラを停止する。又排出時は搬送ローラを挿
入時と逆方向に回転し、原稿が検知レバーを押し上げ所
定時間後に回転を停止する。
原稿が原稿検知レバー22を押し上げ原稿がセットされ
たことを検知する。検知すると原稿搬送ローラ23が回
転し原稿を搬送する。原稿が原稿検知レバーを通過し、
レバーが下がり原稿が通過したことを検知し、所定時間
後に搬送ローラを停止する。又排出時は搬送ローラを挿
入時と逆方向に回転し、原稿が検知レバーを押し上げ所
定時間後に回転を停止する。
【0032】光学系の露光開始位置を第1のモードと第
2のモードとで切り換える制御を以下に示す。
2のモードとで切り換える制御を以下に示す。
【0033】光源ランプの走査を開始した後タイマーを
スタートさせ、タイマーが0になると、ペーパストップ
板の前に停止している用紙を転写位置への搬送を開始す
る。露光開始位置の切り換えは前記タイマーの値をSP
Fモードと通常モードで変える事により行う。
スタートさせ、タイマーが0になると、ペーパストップ
板の前に停止している用紙を転写位置への搬送を開始す
る。露光開始位置の切り換えは前記タイマーの値をSP
Fモードと通常モードで変える事により行う。
【0034】図8にフローチャートを示す。
【0035】光源ランプの走査を開始する前にSPFモ
ードか通常モードかを判別する(S18)。SPFモー
ドの場合タイマーにt2 と言う値をセットする(S2
0)。SPFモードの方が通常モードに比べ原稿先端位
置が内側にあるため、t1>t2となる。光源ランプの走
査を開始する(S21)と同時にタイマーをスタートす
る(S22)。タイマーが0になるのを待ち(S2
3)、タイマーが0になれば用紙搬送を開始する(S2
4)。複写処理を行う(S25)。
ードか通常モードかを判別する(S18)。SPFモー
ドの場合タイマーにt2 と言う値をセットする(S2
0)。SPFモードの方が通常モードに比べ原稿先端位
置が内側にあるため、t1>t2となる。光源ランプの走
査を開始する(S21)と同時にタイマーをスタートす
る(S22)。タイマーが0になるのを待ち(S2
3)、タイマーが0になれば用紙搬送を開始する(S2
4)。複写処理を行う(S25)。
【0036】また、給紙タイミングは上記タイマー値を
切り換える事により切り換える事が可能である。
切り換える事により切り換える事が可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、原稿搬送装置を原稿カ
バーの下、走査パネルの上に設け、原稿ストッカーを開
くことで原稿カバーを押し上げる構成にしたので、構造
が簡略になるとともに、大幅なコスト低減を図ることが
出来る。また原稿給紙口を操作パネル上部に位置するこ
とから、複写機本体の正面から操作することが出来、操
作性が大幅に向上する。
バーの下、走査パネルの上に設け、原稿ストッカーを開
くことで原稿カバーを押し上げる構成にしたので、構造
が簡略になるとともに、大幅なコスト低減を図ることが
出来る。また原稿給紙口を操作パネル上部に位置するこ
とから、複写機本体の正面から操作することが出来、操
作性が大幅に向上する。
【0038】原稿トレーは、原稿ストッカーも兼用して
おり、通常時は、原稿カバー上に収納され、従来の原稿
搬送装置の様に大きい、重いという違和感がなく、原稿
搬送装置を待たない通常の原稿カバーと差異を感じな
い。
おり、通常時は、原稿カバー上に収納され、従来の原稿
搬送装置の様に大きい、重いという違和感がなく、原稿
搬送装置を待たない通常の原稿カバーと差異を感じな
い。
【0039】また、原稿トレーを開くことで本体にフッ
クされるため本体と固定され、さらに複写モードにより
光源系の露光開始位置を切り換える事によって動作時安
定して原稿搬送が出ると共に原稿搬送装置を使っている
という操作上の区分がはっきりする。
クされるため本体と固定され、さらに複写モードにより
光源系の露光開始位置を切り換える事によって動作時安
定して原稿搬送が出ると共に原稿搬送装置を使っている
という操作上の区分がはっきりする。
【0040】さらに、原稿を搬入し原稿をコピー完了
後、再度もう1枚取りたいときは一定時間内であれば、
コピーボタンを押すことで自動的に原稿を再挿入し手間
を省き、取らない場合は自動排出する。この自動排出し
た原稿は、原稿トレー上、すなわち兼用の原稿ストッカ
ー上にあり、原稿トレーを原稿カバーに、元に戻すと原
稿は原稿ストッカー内に収納されることとなり、一定の
フォーマットのような原稿で頻繁にコピーする原稿は、
原稿ストッカーに常に入れておく場合便利である。
後、再度もう1枚取りたいときは一定時間内であれば、
コピーボタンを押すことで自動的に原稿を再挿入し手間
を省き、取らない場合は自動排出する。この自動排出し
た原稿は、原稿トレー上、すなわち兼用の原稿ストッカ
ー上にあり、原稿トレーを原稿カバーに、元に戻すと原
稿は原稿ストッカー内に収納されることとなり、一定の
フォーマットのような原稿で頻繁にコピーする原稿は、
原稿ストッカーに常に入れておく場合便利である。
【図1】本発明による原稿搬送装置を備えた複写機の全
体断面図である。
体断面図である。
【図2】図1に示す複写機の外観斜視図である。
【図3】本発明による原稿搬送装置の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図4】本発明による原稿搬送装置の一部を示す構成図
である。
である。
【図5】本発明による原稿搬送装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】本発明による原稿搬送装置を備えた複写機の使
用状態を示す図である。
用状態を示す図である。
【図7】SPFモードと通常モードとの原稿セット位置
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図8】本発明による原稿搬送装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】従来の原稿搬送装置の構成図である。
1 複写機本体 2 原稿台ガラス 3 原稿カバー 3a 原稿押えマット 4 光源系 5 複写プロセス系 6 用紙搬送系 7 用紙収納部 8 排紙受け部 10 操作パネル 20 原稿搬送装置 21 原稿給紙口 22 原稿検知レバー 23 搬送ローラ 24 原稿ストッカー 25 原稿ストッカー側フック 26 本体側フック 102 原稿搬送装置 120 露光ガラス 121 光学系 122 コピーランプ 125 軸 126 原稿カバー 130 原稿トレイ 131 呼び込みローラ 132 給紙ローラ 133 ガイド板 134 プラテンローラ 135 排出トレイ 136 搬送ローラ 137 従動ローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 プラテン上面に開閉可能な原稿カバーを
備え、該カバーを操作者が手動で操作して前記プラテン
上に原稿を載置して複写を実行する第1のモードと単数
枚原稿を前記プラテンと前記原稿カバーとの隙間に自動
的に挿入して複写を実行する第2のモードとを具備する
画像形成装置において、前記第1のモードと第2のモー
ドとで光学系の露光開始位置を切り換え制御する手段
と、前記原稿カバーを閉じた状態で、該原稿カバー上に
装着された原稿ストッカーを回動して該ストッカー上部
に原稿をセットすることで前記第2のモードの設定が完
了となる第2モード設定完了手段とを有することを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記第2のモードにおいて原稿の搬送方
向は前記プラテン上の原稿ガイドと平行であることを特
徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記第2のモードにおいて原稿の先端位
置を前記第1のモードにおける原稿先端位置の内側とす
ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7265376A JPH09106149A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7265376A JPH09106149A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09106149A true JPH09106149A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17416330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7265376A Pending JPH09106149A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09106149A (ja) |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP7265376A patent/JPH09106149A/ja active Pending
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