JP2009509994A - 殺真菌組成物 - Google Patents

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Abstract

植物病原体によって有用な植物またはその増殖材料に起こる病気を制御するため、通常は不活性なアジュバントに加え、活性成分として、成分(A)と、相乗的な効果をもたらす量の成分(B)との混合物を含んでいて、成分(A)がシプロジニルであり;成分(B)が、殺真菌活性が知られている化合物の中から選択した化合物である組成物は、真菌による有用な植物の病気を制御または防止するのに特に有効である。

Description

本発明は、植物病原体(特に植物病原性真菌)によって有用な植物に起こる病気を治療するための新規な殺真菌組成物と、有用な植物の病気を制御する方法に関する。
EP-0-310-550には、シプロジニル((4-シクロプロピル-6-メチル-ピリミジン-2-イル)-フェニル-アミン)が開示されている。これは子嚢菌類または不完全菌類によって起こる多数の病気に有効な殺真菌剤である。その一方で、いろいろな化学的クラスのさまざまな殺真菌化合物が、栽培されているさまざまな作物に施用される植物殺真菌剤として広く知られている。しかし植物病原性真菌に対する作物の寛容性と活性は、多くの場合、農業を実施する上での要求を常に満たしているわけではない。
植物病原性真菌に対する作物の寛容性および/または活性の向上が農業を実施する上で要求されていることを受けて、本発明により、植物病原体によって有用な植物またはその増殖材料に起こる病気を制御するため、通常は不活性な組成物用アジュバントに加え、活性成分として、成分(A)と、相乗的な効果をもたらす量の成分(B)との混合物を含む組成物であって、
成分(A)がシプロジニル(208)であり;
成分(B)が、ドジン(289)、クロロタロニル(142)、フォルペット(400)、プロチオコナゾール(685)、ボスカリド(88)、プロキナジド(682)、ジチアノン(279)、フルアジナム(363)、イプコナゾール(468)、メトラフェノン、一般式(A-1)の化合物:
Figure 2009509994

一般式(A-2)の化合物:
Figure 2009509994

一般式(A-3)の化合物:
Figure 2009509994

一般式(A-4)の化合物:
Figure 2009509994

一般式(A-5)の化合物:
Figure 2009509994

一般式(A-6)の化合物:
Figure 2009509994
の中から選択された化合物である新規な相乗性組成物を提案する。
驚くべきことに、本発明による活性成分混合物は、制御すべき植物病原体に対して原理的に予想された作用スペクトルをより広くするだけでなく、成分(A)と成分(B)の作用範囲を2通りの方法で広げる相乗効果を実現することが見いだされた。第1に、成分(A)と成分(B)の施用量を少なくしてもほぼ同じくらい良好な作用が維持される。第2に、活性成分混合物は、個々の2つの成分をそのように少ない施用量にしたのではまったく効果がなくなる場合でさえ、植物病原体を相変わらず高度に制御することができる。そのため制御できる植物病原体のスペクトルが実質的に広くなるとともに、使用上の安全性が向上する。
しかし本発明の殺虫組成物は、殺真菌活性に関する実際の相乗作用以外にさらに驚くべき有利な特性も持つことができる。その特性は、広い意味で相乗活性として記述することもできる。列挙できるそのような有利な特性の例として、他の植物病原体(例えば耐性のある系統)に対する殺真菌活性のスペクトルが広いこと;活性成分の施用量が減ること;害虫(例えば昆虫や、ダニ目の代表的なもの)に対する相乗効果があること;他の害虫(例えば耐性のある害虫)に対する殺虫活性のスペクトルが広いこと;個々の成分だとまったく無効である施用量でさえ、本発明の組成物の助けを借りて害虫が十分に制御されること;調剤中および/または施用時(例えば粉砕、篩がけ、乳化、溶解、分散のとき)の取り扱いがしやすいこと;保管安定性が向上していること;光に対する安定性が向上していること;分解性がより優れていること;毒物学的挙動および/または環境毒物学的挙動が改善されていること;有用な植物の性質が改善されること(例えば出芽、作物の収量、より発達した根系、若芽の増加、背丈の増加、葉の幅の増大、基部で枯れる葉の減少、より強い若芽、より緑が濃い葉、必要とされる肥料の減少、必要とされる種子の減少、より生産的な若芽、より早い開花、より早い種子の成熟、倒れる植物(挫折)の減少、苗条のより大きな生長、植物の活力の増大、早い発芽)がある。
本発明のさらに別の特徴は、植物病原体によって有用な植物またはその増殖材料に起こる病気を制御する方法であり、この方法は、有用な植物に、またはその植物が生えている場所に、またはその増殖材料に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
シプロジニルといくつかの成分B)が『The Pesticide Manual』[The Pesticide Manual - A World Compendium;第13版;編集者:C.D.S. Tomlin;イギリス作物保護カウンシル]に記載されている。シプロジニルとこれらの成分B)は、この本の中に、その個々の成分A)またはB)に関して上に丸括弧でくくって示した登録番号で掲載されている。例えば“クロロタロニル”は、登録番号(142)として掲載されている。成分A)またはB)のどれも、上にはいわゆる“一般名”で示してある。
以下の成分B)は、CAS登録番号http://www/:Metrafenone(CAS-220899-03-6)として登録されている。一般式(A-1)の化合物はWO 98/46607に記載されており、CAS-214706-53-3として登録されている。一般式(A-2)の化合物はWO 02/062759とWO 01/010825に記載されており、CAS登録番号http://www/:325156-49-8として登録されていて、ピリベンカルブとしても知られている。一般式(A-3)の化合物はWO 00/065913に記載されており、CAS-304911-98-6として登録されている。一般式(A-4)の化合物はEP-1-035-122に記載されており、CAS-291771-99-8とCAS-291771-83-0として登録されている。一般式(A-5)の化合物はWO 96/19442に記載されており、シフルフェナミド(CAS-180409-60-3)としても知られている。一般式(A-6)の化合物は日本国特開2000-319270に記載されており、CAS-304900-25-2として登録されている。
本発明によれば、成分(A)および/または成分(B)を用い、本発明の組成物を遊離した形態として、またはその塩または金属錯体として調製することができる。
遊離した形態、またはその塩または金属錯体としての本発明の組成物を調製するのに使用できる化合物の一例はシプロジニルである。
シプロジニルの塩を調製するのに使用できる酸として、以下のものが挙げられる:ハロゲン化水素酸(例えばフッ化水素酸、塩化水素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸);硫酸、リン酸、硝酸、有機酸(例えば酢酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、チオシアン酸乳酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、ケイ皮酸、シュウ酸、ギ酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、サリチル酸、p-アミノサリチル酸、2-フェノキシ安息香酸、2-アセトキシ安息香酸、1,2-ナフタレン-ジスルホン酸)。
金属錯体は、下になる有機分子と、主族IIの元素(例えばカルシウム、マグネシウム)、主族IIIおよびIVの元素(例えばアルミニウム、スズ、亜鉛)、副族I〜VIIIの元素(例えばクロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛など)の無機または有機の金属塩(例えばハロゲン化物、酢酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、トリクロロ酢酸塩、プロピオン酸塩、酒石酸塩、スルホン酸塩、サリチル酸塩、安息香酸塩など)とからなる。第4周期の副族元素が好ましい。金属は、いろいろある価数のうちの任意の価数を持つことができる。金属錯体は、単核または多核が可能である。すなわち1個以上の有機分子成分をリガンドとして持つことができる。
本発明の一実施態様では、シプロジニルを遊離形態で用いて本発明の組成物を調製する。
本発明の一実施態様では、成分(B)の化合物を遊離形態で用いて本発明の組成物を調製する。
この明細書全体を通じ、“組成物”という用語は、成分A)とB)のさまざまな混合物または組み合わせを意味する。例えば、単一の“直ちに混合できる”形態や、単一の活性成分を別々の組成物にしたものから構成される複合スプレー混合物(例えばタンク混合物)の形態や、順番に施用するとき、すなわち合理的な短期間(例えば数時間または数日間)に1つずつ施用するとき、個々の単一の活性成分を組み合わせて使用する形態がある。成分A)とB)を施用する順番は、本発明がうまくいく上で重要ではない。
例えば病気制御のスペクトルを広くしたい場合には、本発明の組成物は2種類以上の成分B)を含むこともできる。例えば農業を実施するには2種類または3種類の成分B)をシプロジニルと組み合わせることが望ましかろう。この組成物は、農業化学的に活性な1種類以上の成分(例えば除草剤、殺真菌剤、殺虫剤、殺線虫剤、植物生長調節剤)をさらに含むこともできる。
本発明の好ましい一実施態様は、成分B)の選択が、ボスカリド、プロキナジド、ドジン、フルアジナム、イプコナゾール、一般式(A-2)の化合物、一般式(A-3)の化合物、一般式(A-4)の化合物、一般式(A-6)の化合物の中からなされた組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)の選択が、ボスカリド、ドジン、フルアジナム、一般式(A-2)の化合物、一般式(A-3)の化合物の中からなされた組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)の選択が、ボスカリド、ドジン、フルアジナム、一般式(A-2)の化合物の中からなされた組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)の選択が、ボスカリド、ドジン、一般式(A-2)の化合物の中からなされた組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がクロロタロニルである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がフォルペットである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がプロチオコナゾールである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がボスカリドである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がプロキナジドである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がドジンである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がジチアノンである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がフルアジナムである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がイプコナゾールである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)がメトラフェノンである組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)が一般式(A-1)の化合物である組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)が一般式(A-2)の化合物である組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)が一般式(A-3)の化合物である組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)が一般式(A-4)の化合物である組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)が一般式(A-5)の化合物である組成物である。
本発明の好ましい別の一実施態様は、成分(B)が一般式(A-6)の化合物である組成物である。
本発明の組成物は、有害な微生物(例えば植物に病気をもたらす微生物、その中でも特に植物病原性の真菌と細菌)に対して有効である。
本発明の組成物は、以下のクラスの植物病原性真菌に対して特に有効である:子嚢菌類(例えばベンチュリア、ポドスフェラ、エリシフェ、モニリニア、ミコスフェレラ、ウンキヌラ、ボトリチス、ヘルミントスポリウム、フザリウム、セプトリア、ケルコスポラ、リンコスポリウム、ピリクラリア、プソイドケルコスポレラ);担子菌類(例えばヘミレイア属、リゾクトニア属、ファコプソラ属、プクキニア属、ウスチラゴ属、ティレティア属);不完全菌類(例えばアルテルナリア)。
本発明によれば、“有用な植物”には、一般に以下の植物種が含まれる:ブドウの木;穀物(コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギなど);ビート(サトウダイコン、飼料ビート);果実(梨果、核果、小果実などの果実であり、例えばリンゴ、ナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボ、イチゴ、ラズベリー、ブラックベリーがある);マメ類(インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメ、ダイズ);油性植物(セイヨウアブラナ、カラシ、ポピー、オリーブ、ヒマワリ、ココナツ、ヒマ、カカオマメ、ピーナツ);ウリ科植物(カボチャ、キュウリ、メロン);繊維植物(ワタ、アマ、アサ、ジュート);柑橘類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ミカン);野菜(ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ、ウリ科植物、パプリカ);クスノキ科(アボカド、シナモン、ショウノウ);トウモロコシ;タバコ;ナッツ;コーヒー;サトウキビ;茶;ホップ;ドリアン;バナナ;天然ゴムの木;芝または装飾植物(花、潅木、葉の広い樹木、常緑樹(針葉樹など))。このリストにはあらゆる有用な植物が挙げられているわけではない。
“有用な植物”という用語には、育種または遺伝子工学の従来法を用いた結果として除草剤(例えばブロモキシニル)やさまざまなクラスの除草剤(例えばHPPD阻害剤、ALS阻害(例えばプリミスルフロン、プロスルフロン、トリフロキシスルフロン)、EPSPS(5-エノール-ピロビル-シキメート-3-ホスフェート-シンターゼ)阻害剤、GS(グルタミンシンテターゼ)阻害剤、PPO(プロトポルフィリノーゲン-オキシダーゼ)阻害剤)に対して寛容にされた有用な植物も含まれるものとする。従来の育種法(突然変異誘発)によってイミダゾリノン(例えばイマザモクス)に対して寛容にされた作物の一例は、クリアフィールド(登録商標)サマーレイプ(カノラ)である。遺伝子工学の方法によって除草剤やさまざまなクラスの除草剤に対して寛容にされた作物の例としてグリホサート耐性トウモロコシとグルホシネート耐性トウモロコシのさまざまな品種があり、ラウンドアップレディ(登録商標)、ハーキュレックスI(登録商標)、リバティリンク(登録商標)の商標名で市販されている。
“有用な植物”という用語には、組み換えDNA技術を利用することで、選択的に作用する1種類以上の毒素(例えば毒素産生細菌、特にバシラス属の細菌からの毒素)を合成できるように改変された有用な植物も含まれるものとする。
“有用な植物”という用語には、組み換えDNA技術を利用することで、選択的な作用を有する抗病原物質(例えばいわゆる“病原関連タンパク質”(PRP、例えばEP-A-0 392 225を参照のこと))を合成できるように改変された有用な植物も含まれるものとする。そのような抗病原物質と、そのような抗病原物質を合成できるトランスジェニック植物は、例えばEP-A-0 392 225、WO 95/33818、EP-A-0 353 191によって公知である。そのようなトランスジェニック植物の生産方法は当業者に広く知られており、例えば上記の公開公報に記載されている。
本発明との関連で大いに注目される有用な植物は、穀物、ダイズ、イネ、アブラナ、梨果、核果、ピーナツ、コーヒー、茶、イチゴ、芝、ブドウの木、野菜(トマト、ジャガイモ、ウリ科植物、レタスなど)である。
この明細書で有用な植物の“場所”という用語には、有用な植物の植物増殖材料を播くか土の中に移すかした結果としてその有用な植物が成長している場所が含まれるものとする。そのような場所の一例は、作物が成長している畑である。
“植物増殖材料”という用語は、植物のうちでその植物を増やすのに使用できる生殖部分(例えば種子)や、生長材料(切れ端や塊茎(例えばジャガイモ))を意味するものとする。例として、(厳密な意味での)種子、根、果実、塊茎、球根、地下茎、植物のいろいろな部分などが挙げられよう。発芽した植物と、発芽後または土から芽を出した後に移植されることになる若い植物も挙げられる。若い植物は、移植する前に全体または一部を浸漬処理して保護するとよい。
“植物増殖材料”は、種子を意味することが好ましい。
本発明のさらに別の1つの特徴は、自然の生命サイクルから得られた植物起源および/または動物起源の天然物質、および/またはそれが加工された形態を真菌の攻撃から保護する方法であり、この方法は、植物および/または動物が起源のその天然物質、および/またはそれが加工された形態に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
本発明によれば、自然の生命サイクルから得られた“植物起源の天然物質”という用語は、自然の生命サイクルから得られた植物およびその一部と、収穫されたばかりの新鮮な形態の植物およびその一部を意味する。植物起源のそのような天然物質の例は、茎、葉、塊茎、種子、果実、穀粒である。本発明によれば、“植物起源の天然物質の加工された形態”という用語は、修飾プロセスの結果としての植物起源の天然物質の一形態を意味するものとする。そのような修飾プロセスを利用して植物起源の天然物質をより貯蔵に適した形態(貯蔵適性物質)に変えることができる。そのような修飾プロセスの例は、予備乾燥、湿潤化、破砕、粉末化、粉砕、圧縮、ローストである。植物起源の天然物質の加工された形態の定義には、材木も含まれる。材木は、素材のままの材木(例えば建築用材木、電柱、障壁)でも、完成した製品の形態(例えば家具、木製の製品)でもよい。
本発明によれば、“自然の生命サイクルから得られた動物起源の天然物質、および/またはそれが加工された形態”という用語は、皮膚、獣皮、皮革、毛皮、毛髪などを意味するものとする。
本発明の組成物は、退色、脱色、かびなどの好ましくない効果を予防することができる。
好ましい一実施態様は、自然の生命サイクルから得られた植物起源の天然物質および/またはそれが加工された形態を真菌の攻撃から保護する方法であり、この方法は、植物起源のその天然物質および/またはそれが加工された形態に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
好ましい別の一実施態様は、自然の生命サイクルから得られた果実(梨果、核果、小果実、柑橘類が好ましい)および/またはそれが加工された形態を保護する方法であり、この方法は、その果実および/またはそれが加工された形態に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
本発明の組成物は、工業材料を真菌の攻撃から保護する分野でも使用することができる。本発明によれば、“工業材料”という用語は、産業で利用するために準備された生きていない材料を意味する。真菌の攻撃から保護する工業材料としては、例えば膠、糊、紙、ボード、織物、絨毯、皮革、木材、建造物、塗料、プラスチック製品、冷却用潤滑剤、水圧力作動水や、微生物が感染するか微生物によって分解される可能性のある他の材料である。微生物の増殖によって傷む可能性のある冷房システム、暖房システム、換気システム、エアコン・システム、製造プラントの一部(例えば冷却水の回路)も、保護すべき材料として挙げられよう。本発明の組成物は、退色、脱色、かびなどの好ましくない効果を予防することができる。
本発明の組成物は、技術的材料を真菌の攻撃から保護する分野でも使用することができる。本発明によれば、“技術的材料”という用語には、紙、絨毯、建造物、冷房システム、暖房システム、換気システム、エアコン・システムなどが含まれる。本発明の組成物は、退色、脱色、かびなどの好ましくない効果を予防することができる。
本発明の組成物は、うどんこ病、さび病、斑点病、夏枯れ病、かびに対して特に有効であり、その中でも特に、穀物のセプトリア、プクキニア、エリシフェ、リンコスポリウム、ピレノフォラ、タペシア;ダイズのファコスポラ;コーヒーのヘミレイア;バラのフラグミジウム;ジャガイモ、トマト、ウリ科植物のアルテルナリア;芝、野菜、ヒマワリ、アブラナのスクレロティニア;ブドウの木の黒腐病、レッド・ファイア病、うどんこ病、灰色かび病、つる割病;果実のボトリチス・キネレア;果実のベンチュリア属とモニリニア属;果実のペニシリウム属に対して有効である。
本発明の組成物は、種子や土が媒介する病気に対して特に有効である。その病気の病原体は、例えば、アルテルナリア属、アスコキタ属、ボトリチス・キネレア、ケルコスポラ属、クラビケプス・プルプレア(麦角菌)、コクリオボルス・サティブス、コレトリチュム属、エピコックム属、フザリウム・グラミネアルム、フザリウム・モニリフォルム、フザリウム・オキシスポルム、フザリウム・プロリフェラトゥム、フザリウム・ソラニ、フザリウム・スブグルチナンス、ゴイマンノミケス・グラミニス、ヘルミントスポリウム属、ミクロドチウム・ニバーレ、フォマ属、ピレノフォラ・グラミネア、ピリクラリア・オリゼ、リゾクトニア・ソラニ、リゾクトニア・ケレアリス、スクレロティニア属、セプトリア属、スファケロテカ・レイリアナ、ティレティア属、ティフラ・インカルナタ、ウロキスティス・オクルタ、ウスチラゴ属、ベルチキリウム属である。本発明の組成物は特に、穀物(例えばコムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ);トウモロコシ;イネ;ワタ;ダイズ;芝;テンサイ;アブラナ;ジャガイモ;マメ類(例えばエンドウマメ、レンズマメ、ヒヨコマメ);ヒマワリの病原体に対して有効である。
本発明の組成物はさらに、収穫後の病気に対して特に有効である。その病気の病原体は、例えば、ボトリチス・キネレア、コレトリチュム・ムセ、クルブラリア・ルナタ、フザリウム・セミテクム、ゲオトリチュム・カンディドゥム、モニリニア・フルクティコラ、モニリニア・フルクティゲナ、モニリニア・ラクサ、ムコール・ピリフォルミス、ペニシリウム・イタリクム、ペニシリウム・ソリトゥム、ペニシリウム・ディギタトゥム、ペニシリウム・エクスパンスムである。本発明の組成物は特に、果実(梨果(例えばリンゴ、ナシ)、核果(例えばモモ、プラム)、柑橘類、メロン、パパイヤ、キウイ、マンゴ、小果実(例えばイチゴ)、アボカド、ザクロ、バナナ、ナッツ)の病原体に対して有効である。
施用する本発明の組成物の量はさまざまな因子による。因子としては、例えば、使用する化合物、処理する対象(例えば植物、土、種子);処理のタイプ(例えばスプレー、散布、種子のドレッシング);処理の目的(例えば予防、治療);制御すべき真菌の種類;施用時間がある。
成分B)をシプロジニルと組み合わせて使用すると、驚くべきことに真菌に対するシプロジニルの効果が顕著に増大し、成分B)についても同様であることが見いだされた。さらに、本発明の方法は、この方法の活性成分を単独で用いて戦うことのできるそのような真菌よりも広い範囲のスペクトルの真菌に対して有効である。
A):B)の重量比は、相乗活性が得られるように選択する。一般に、A):B)の重量比は、2000:1〜1:1000であり、100:1〜1:100がより好ましく、20:1〜1:50が最も好ましい。
本発明の組成物に相乗活性があることは、A)+B)からなる組成物の殺真菌活性が、A)とB)それぞれの殺真菌活性の和よりも大きいという事実から明らかである。
本発明の方法は、有用な植物に、またはその植物が存在する場所に、またはその増殖材料に、本発明の組成物を混合物で、または別々に施用する操作を含んでいる。
本発明による上記組成物のいくつかは全身作用を持っており、葉、土、種子を処理する殺真菌剤として使用できる。
本発明の組成物を用いると、有用なさまざまな植物またはその一部(果実、花、葉、茎、塊茎、根)に発生する植物病原性微生物を防除または破壊できると同時に、植物のうちであとから成長する部分も植物病原性微生物の攻撃から保護される。
本発明の組成物は、有用なさまざまな植物またはその種子で多数の真菌を制御する上で特に興味深い。有用な植物としては、特に田畑の作物(例えばジャガイモ、タバコ、テンサイ、コムギ、ライムギ、オオムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシ、芝、ワタ、ダイズ、アブラナ、マメ類、ヒマワリ、コーヒー、サトウキビ、果実)、園芸における鑑賞植物、ブドウの木、野菜(キュウリ、マメ類、ウリ科植物)などがある。
本発明の組成物は、真菌、有用な植物、その植物が生えている場所、その増殖材料、自然の生命サイクルから得られた植物起源および/または動物起源の天然物質、その加工された形態、真菌による攻撃の恐れがある工業材料を処理するために施用される。
本発明の組成物は、有用な植物、その増殖材料、自然の生命サイクルから得られた植物起源および/または動物起源の天然物質、その加工された形態、工業材料に、真菌が感染する前、または感染した後に施用することができる。
本発明の組成物は、以下の植物の病原体を制御するのに特に役立つ。
果実および野菜のアルテルナリア属(例えばトマトに対するアルテルナリア・ソラニ)、
マメ類のアスコキタ属、
イチゴ、トマト、ヒマワリ、マメ類、野菜、ブドウのボトリチス・キネレア、
ピーナツのケルコスポラ・アラキディコラ、
穀物のコクリオボルス・サティブス、
マメ類のコレトトリチュム属、
穀物のエリシフェ属(例えばカラスムギのエリシフェ・グラミニス f. sp. ホルディ、コムギのエリシフェ・グラミニス f. sp. トリティキ、
ウリ科植物のエリシフェ・キコラケアルムとスフェロテカ・フリギネア、
穀物とトウモロコシのフザリウム属、
穀物と芝のゴイマンノミケス・グラミニス、
トウモロコシ、イネ、ジャガイモのヘルミントスポリウム属、
コーヒーのヘミレイア・バスタトリクス、
コムギのレプトシェリア・ノドルム、
コムギとライムギのミクロドチウム属、
ダイズのファコスポラ属、
リンゴのポドスフェラ・レウコトリチャ、
穀物、広葉作物、多年生植物のプクキニア属、
穀物のプソイドケルコスポラ属、
バラのファラグミジウム・ムクロナツム、
果実のポドスフェラ属、
オオムギのピレノフォラ属、
イネのピリクラリア・オリゼ、
オオムギのラムラリア・コロ-キグニ、
ワタ、ダイズ、穀物、トウモロコシ、ジャガイモ、イネ、芝のリゾクトニア属、
オオムギとライムギのリンコスポリウム・セカリス、
芝、レタス、野菜、アブラナのスクレロティニア属、
穀物、ダイズ、野菜のセプトリア属(例えばコムギのセプトリア・トリティキ)、
トウモロコシのスファケロテカ・レリアナ、
穀物のティレティア属、
ブドウの木のウンキヌラ・ネカトール、ギグナルディア・ビドウェリ、フォモプシス・ビティコラ、
ライムギのウロキスティス・オクルタ、
穀物とトウモロコシのウスティラゴ属、
果実のベンチュリア属(例えばリンゴのベンチュリア・イネクアリス)、
果実のモニリニア属、
柑橘類とリンゴのペニシリウム属。
有用な植物に施用する場合には、シプロジニルを5〜2000g a.i./ヘクタール(特に10〜1000g a.i./ヘクタール、例えば15、25、50、300、400、500、600、750g a.i./ヘクタール)の割合で施用するとともに、成分B)として使用する化合物のクラスに応じ、成分B)の化合物を1〜5000g a.i./ヘクタールの割合で(特に2〜2000g a.i./ヘクタール、例えば100、250、500、800、1000、1500g a.i./ヘクタール)組み合わせて施用する。
農業を実施する際には、本発明の組成物の施用量は、望む効果のタイプによって異なるが、一般に1ヘクタールにつき組成物の合計量が20〜4000gの範囲である。
本発明の組成物を用いて種子を処理する場合、種子1kgにつき0.001〜10gのシプロジニル(種子1kgにつき0.01〜1gが好ましい)と、種子1kgにつき0.001〜50gの成分B)の化合物(種子1kgにつき0.01〜10gが好ましい)があれば一般に十分である。
本発明の組成物は、従来からある任意の形態で使用できる。例えばツイン・パックの形態、種子を乾燥処理するための粉末(DS)、種子を処理するためのエマルジョン(ES)、種子を処理するための流動可能な濃縮液(FS)、種子を処理するための溶液(LS)、種子を処理するための水に分散可能な粉末(WS)、種子を処理するためのカプセル懸濁液(CF)、種子を処理するためのゲル(GF)、エマルジョン濃縮液(EC)、懸濁濃縮液(SC)、懸濁エマルジョン(SE)、カプセル懸濁液(CS)、水に分散可能な顆粒(WG)、乳化可能な顆粒(EG)、油中水型エマルジョン(EO)、水中油型エマルジョン(EW)、マイクロエマルジョン(ME)、油分散液(OD)、混和可能で流動可能な油(OF)、油と混和可能な液体(OL)、可溶性濃縮液(SL)、超低体積懸濁液(SU)、超低体積液体(UL)、原液(TK)、分散可能な濃縮液(DC)、湿潤化可能な粉末(WP)や、農業的に許容可能なアジュバントと組み合わせることが技術的に可能なあらゆる組成物の形態が可能である。
このような組成物は、従来法で製造することができる。例えば、活性成分を組成物用の適切な不活性なアジュバント(希釈剤、溶媒、充填剤、場合によっては他の組成物用成分(界面活性剤、殺生物剤、凍結防止剤、固着剤、増粘剤や、アジュバントの効果をもたらす化合物など))と混合する方法による。長く持続する効果を予定する場合には、従来の徐放性組成物も使用できる。特に、スプレーの形態で施用する組成物(水に分散可能な濃縮液(例えばEC、SC、DC、OD、SE、EW、EOなど)、湿潤化可能な粉末、顆粒など)は、界面活性剤(湿潤剤、分散剤など)と、アジュバント効果をもたらす他の化合物(例えばホルムアルデヒドと、スルホン酸ナフタレン、スルホン酸アルキルアリール、スルホン酸リグニン、スルホン酸脂肪アルキル、エトキシル化されたアルキルフェノール、エトキシル化された脂肪アルコールいずれかとの縮合生成物)を含むことができる。
種子ドレッシング用組成物は、本発明の組成物と希釈液を、適切な種子ドレッシング用組成物の形態(例えば水性懸濁液として)または種子への接着が優れた乾燥粉末の形態にして、公知の方法で種子に付着させる。このような種子ドレッシング用組成物は従来技術で知られている。種子ドレッシング用組成物は、単一の活性成分、または活性成分の組み合わせをカプセルに入れた形態(例えば徐放性のカプセルまたはマイクロカプセル)で含むことができる。
一般に、組成物は、0.01〜90重量%の活性成分と、0〜20重量%の農業的に許容可能な界面活性剤と、10〜99.99重量%の固体または液体の組成物用の不活性成分およびアジュバントとを含んでおり、活性成分は、一般式(I)の少なくとも1種類の化合物と、成分B)の化合物とからなり、場合によっては、他の活性剤(特に殺微生物剤や保存剤など)も活性成分に含まれる。組成物の濃縮形態は、一般に、約2〜80重量%(約5〜70重量%が好ましい)の活性剤を含んでいる。施用形態の組成物は、例えば、0.01〜20重量%(0.01〜5重量%が好ましい)の活性剤を含んでいる。市販されている製品は濃縮液の形態にすることが好ましいが、エンド・ユーザーは、通常は希釈した組成物を使用することになろう。
以下の実施例は本発明を説明するためのものである。“活性成分”は、シプロジニルと成分B)の化合物が特定の混合比になった混合物を意味する。
組成物の実施例
湿潤化可能な粉末
a) b) c)
活性成分[A]:B]=1:3(a)、1:2(b),1:1(c)] 25% 50% 75%
リグノスルホン酸ナトリウム 5% 5% -
ラウリル硫酸ナトリウム 3% - 5%
ジイソブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム - 6% 10%
フェノールポリエチレングリコールエーテル-
(7〜8モルのエチレンオキシド) - 2% -
高分散ケイ酸 5% 10% 10%
カオリン 62% 27% -
活性成分をアジュバントと完全に混合し、得られた混合物を適切なミルの中で完全に粉砕すると湿潤化可能な粉末が得られる。この湿潤化可能な粉末を水で希釈すると望む濃度の懸濁液が得られる。
種子を乾燥処理するための粉末
a) b) c)
活性成分[A]:B]=1:3(a)、1:2(b),1:1(c)] 25% 50% 75%
軽い鉱物油 5% 5% 5%
高分散ケイ酸 5% 5% -
カオリン 65% 40% -
タルク - - 20%
活性成分をアジュバントと完全に混合し、得られた混合物を適切なミルの中で完全に粉砕する。すると種子の処理に直接使用できる粉末が得られる。
乳化可能な濃縮液
活性成分(A):B)=1:6) 10%
オクチルフェノールポリエチレングリコールエーテル
(4〜5モルのエチレンオキシド) 3%
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 3%
ヒマシ油ポリグリコールエーテル(35モルのエチレンオキシド) 4%
シクロヘキサノン 30%
キシレン混合物 50%
植物の保護に使用できる必要なあらゆる希釈状態のエマルジョンは、この濃縮液を水で希釈することによって得られる。
ダスト
a) b) c)
活性成分[A]:B]=1:6(a)、1:2(b),1:10(c)] 5% 6% 4%
タルク 95% - -
カオリン - 94% -
無機充填剤 - - 96%
そのまま使用できるダストは、活性成分を基剤と混合し、得られた混合物を適切なミルの中で粉砕することによって得られる。この粉末は、種子のための乾燥ドレッシングに利用することもできる。
押し出しによる顆粒
活性成分(A):B)=2:1) 15%
リグノスルホン酸ナトリウム 2%
カルボキシメチルセルロース 1%
カオリン 82%
活性成分をアジュバントと混合して粉砕し、得られた混合物を水で湿らせる。この混合物を押し出した後、空気流の中で乾燥させる。
コーティングされた顆粒
活性成分(A):B)=1:10) 8%
ポリエチレングリコール(分子量200) 3%
カオリン 89%
細かく粉砕した活性成分を、ミキサーの中で、ポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに一様に付着させる。ダストではないコーティングされた顆粒がこのようにして得られる。
懸濁濃縮液
活性成分(A):B)=1:8) 40%
プロピレングリコール 10%
ノニルフェノールポリエチレングリコールエーテル
(15モルのエチレンオキシド) 6%
リグノスルホン酸ナトリウム 10%
カルボキシメチルセルロース 1%
シリコーン油(水中の75%エマルジョンの形態) 1%
水 32%
細かく粉砕した活性成分をアジュバントと密に混合すると懸濁濃縮液が得られる。それを元にして水で希釈することにより、望むあらゆる希釈度の懸濁液が得られる。この希釈液を利用してスプレーすること、注ぐこと、浸漬することにより、生きた植物と植物増殖材料を処理するとともに、微生物の感染から保護することができる。
種子を処理するための流動化可能な濃縮液
活性成分(A):B)=1:8) 40%
プロピレングリコール 5%
ブタノールPO/EOコポリマー 2%
10〜20モルのEOを含むトリスチレンフェノール 2%
1,2-ベンゾイソチアゾリン-3-オン(水中の20%溶液の形態) 0.5%
モノアゾ顔料カルシウム塩 5%
シリコーン油(水中の75%エマルジョンの形態) 0.2%
水 45.3%
細かく粉砕した活性成分をアジュバントと密に混合すると懸濁濃縮液が得られる。それを元にして水で希釈することにより、望むあらゆる希釈度の懸濁液が得られる。この希釈液を利用してスプレーすること、注ぐこと、浸漬することにより、生きた植物と植物増殖材料を処理するとともに、微生物の感染から保護することができる。
徐放性カプセル懸濁液
シプロジニルと成分B)の化合物の組み合わせを28部、またはこれらの化合物をそれぞれ別々にしたものを28部を用意し、2部の芳香族溶媒および7部のジイソシアン酸トルエン/ポリフェニルイソシアン酸ポリメチレン混合物(8:1)と混合する。この混合物を、1.2部のポリビニルアルコールと、0.05部の消泡剤と、51.6部の水との混合物の中で乳化し、望む粒径を実現する。このエマルジョンに、2.8部の1,6-ジアミノヘキサンを含む5.3部の水を添加する。重合反応が完了するまでこの混合物を撹拌する。
得られたカプセル懸濁液に0.25部の増粘剤と3部の分散剤を添加することによってそのカプセル懸濁液を安定化させる。このカプセル懸濁組成物は、活性成分を28%含んでいる。カプセルの直径の中間値は8〜15ミクロンである。
得られた組成物は適切な専用の装置に入れた水性懸濁液として種子に施用する。
本発明の別の特徴は、植物病原体によって有用な植物に起こる病気を制御する方法であり、この方法は、その有用な植物に、またはその有用な植物が生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
本発明の別の特徴は、植物病原体によって有用な植物に起こる病気を制御する方法であり、この方法は、その有用な植物に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
本発明の別の特徴は、植物病原体によって穀物に起こる病気を制御する方法であり、この方法は、その穀物に、またはその穀物が生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。好ましい穀物はコムギまたはオオムギである。
この実施態様の範囲でさらに好ましいのは、植物病原体によってコムギに起こる病気(ただし病気は、ブルメリア・グラミニス(エリシフェ・グラミニス)、プソイドケルコスポレラ・ヘルポトリコイデス、プクキニア・レコンディタ、プクキニア・ストリイフォルミス、ピレノフォラ・トリティキ-レペンティス、セプトリア・トリティキ、タペシア属からなるグループの中から選択された植物病原体によって起こる病気である)を制御する方法であり、この方法は、コムギに、またはコムギが生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。この実施態様の範囲でさらに好ましいのは、コムギに対するタペシア属を制御する方法であり、この方法は、コムギに、またはコムギが生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。この実施態様の範囲でさらに好ましいのは、コムギに対するブルメリア・グラミニス f. sp. トリティキを制御する方法であり、この方法は、コムギまたはコムギが生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
さらに好ましいのは、植物病原体によってオオムギに起こる病気(ただし病気は、ブルメリア・グラミニス(エリシフェ・グラミニス)、プクキニア・ホルディ、プクキニア・ストリイフォルミス、プクキニア・グラミニス、ピレノフォラ・テレス、ラムラリア・コロ-キグニ、リンコスポリウム・セカリスからなるグループの中から選択された植物病原体によって起こる病気である)を制御する方法であり、この方法は、オオムギに、またはオオムギが生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。より好ましいのは、病気が、ピレノフォラ・テレス、ラムラリア・コロ-キグニ、リンコスポリウム・セカリスからなるグループの中から選択された植物病原体によって起こる病気である場合の方法である。
この実施態様の範囲でさらに好ましいのは、オオムギに対するラムラリア・コロ-キグニを制御する方法であり、この方法は、オオムギに、またはオオムギが生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
本発明の別の特徴は、植物病原体によって果実または野菜に起こる病気を制御する方法であり、この方法は、その果実または野菜に、あるいはその果実または野菜が生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。好ましい果実は、柑橘類、リンゴ、ナシ、イチゴ、バナナである。好ましい野菜は、トマト、ジャガイモ、ウリ科植物(例えばキュウリ、メロン)、葉野菜(例えばレタス、ホウレンソウ、セロリ)、アブラナ属(例えばキャベツ、カリフラワー、アブラナ、ブロッコリ、芽キャベツ)、ネギ属(例えばタマネギ、セイヨウニラネギ)、根菜作物(テンサイ、ニンジン、パースニップ)、マメ類(例えばエンドウマメ、インゲンマメ)である。
この実施態様の範囲でさらに好ましいのは、植物病原体によって果実または野菜に起こる病気(ただし病気は、アルテルナリア属、ディアポルテ属、ミコスフェレラ属、スフェロテカ属、スクレロティニア属、ボトリチス属、フォマ属、ベンチュリア属、コレトトリチュム属からなるグループの中から選択された病気である)を制御する方法であり、この方法は、その果実または野菜に、あるいはその果実または野菜が生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。好ましいのは、病気がアルテルナリア属によって起こる場合の方法である。
さらに好ましいのは、植物病原体によって果実(ただし果実は、柑橘類、リンゴ、ナシ、イチゴ、バナナの中から選択される)に起こる病気(ただし病気は、アルテルナリア属、ディアポルテ属、ミコスフェレラ属、スフェロテカ属、スクレロティニア属、ボトリチス属、フォマ属、ベンチュリア属、コレトトリチュム属の中から選択された植物病原体によって起こる病気である)を制御する方法であり、この方法は、その果実に、またはその果実が生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。好ましいのは、病気がアルテルナリア属によって起こる場合の方法である。さらに好ましい一実施態様では、病気はボトリチス・キネレアによって起こる。
さらに好ましいのは、植物病原体によって野菜(ただし野菜は、トマト、ジャガイモ、キュウリ、レタス、ホウレンソウ、セロリ、キャベツ、カリフラワー、アブラナ、ブロッコリ、芽キャベツ、タマネギ、セイヨウニラネギ、テンサイ、ニンジン、パースニップ、エンドウマメ、インゲンマメの中から選択される)に起こる病気(ただし病気は、アルテルナリア属、ディアポルテ属、ミコスフェレラ属、スフェロテカ属、スクレロティニア属、ボトリチス属、フォマ属、ベンチュリア属、コレトトリチュム属の中から選択された植物病原体によって起こる病気である)を制御する方法であり、この方法は、その野菜に、またはその野菜が生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。より好ましい実施態様では、病気はボトリチス・キネレアによって起こる。
本発明の別の特徴は、植物病原体によってブドウに起こる病気を制御する方法であり、この方法は、ブドウに、またはブドウが生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
この実施態様の範囲でさらに好ましいのは、植物病原体によってブドウに起こる病気(ただし病気は、ボトリチス・キネレア、ウンキヌラ・ネカトール、ギグナルディア・ビドウェリ、プラスモパラ・ビティコラからなるグループの中から選択される)を制御する方法であり、この方法は、ブドウに、またはブドウが生えている場所に本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。好ましいのは、病気がボトリチス・キネレアによって起こる場合の方法である。
さらに好ましいのは、有用な植物におけるボトリチス属、好ましくはボトリチス・キネレアを制御する方法であり、この方法は、その有用な植物に、またはその植物が生えている場所に、活性成分が少なくともシプロジニルとボスカリドの混合物を含む本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
さらに好ましいのは、有用な植物におけるボトリチス属、好ましくはボトリチス・キネレアを制御する方法であり、この方法は、その有用な植物に、またはその植物が生えている場所に、活性成分が少なくともシプロジニルと一般式(A-2)の化合物の混合物を含む本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
さらに好ましいのは、有用な植物におけるボトリチス属、好ましくはボトリチス・キネレアを制御する方法であり、この方法は、その有用な植物に、またはその植物が生えている場所に、活性成分が少なくともシプロジニルと一般式(A-4)の化合物の混合物を含む本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
さらに好ましいのは、有用な植物におけるベンチュリア属を制御する方法であり、この方法は、その有用な植物に、またはその植物が生えている場所に、活性成分が少なくともシプロジニルとドジンの混合物を含む本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
さらに好ましいのは、有用な植物におけるアルテルナリア属を制御する方法であり、この方法は、その有用な植物に、またはその植物が生えている場所に、活性成分が少なくともシプロジニルと一般式(A-3)の化合物の混合物を含む本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
さらに好ましいのは、有用な植物におけるフザリウム属を制御する方法であり、この方法は、その有用な植物に、またはその植物が生えている場所に、活性成分が少なくともシプロジニルとイプコナゾールの混合物を含む本発明の組成物を施用する操作を含んでいる。
生物での実施例
相乗効果は、活性成分の組み合わせの作用が個々の成分の作用の和よりも大きいときにはいつでも存在する。
所定の活性成分の組み合わせに関して予想される作用Eは、いわゆるコルビーの式に従い、以下のように計算することができる(Colby, S.R.、「除草剤の組み合わせの相乗応答と拮抗応答の計算」、Weeds、第15巻、20〜22ページ、1967年)。ただし、
ppm=スプレー混合物1リットル当たりの活性成分(= a.i,)のミリグラム数、
X=活性成分A)をp ppm用いることによる作用の%、
Y=活性成分B)をq ppm用いることによる作用の%である。
Colbyによれば、p+q ppmの活性成分A)+B)を用いて予想される(加算的)作用は、E = X + Y - X・Y/100である。
実際に観察される作用(O)が予想される作用(E)よりも大きい場合には、組み合わせた作用は超加算的である。すなわち相乗効果が存在している。
実施例B-1:ボトリティス・キネレア(灰色かびの原因となる真菌)に対する作用
a)真菌増殖アッセイ
低温保管した真菌の分生子を栄養ブロス(PDB:ジャガイモ・デキストロース・ブロス)の中に直接混合する。テスト化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96ウエルの形態)に入れた後、真菌の胞子を含むその栄養ブロスを添加する。試験プレートを24℃にてインキュベートし、3日後に増殖の抑制をフォトメータで測定する。組み合わせた殺真菌剤の相互作用は、Colbyの方法に従って計算される。この実験で得られたデータは、シプロジニルとドジンを互いに混合したときの相乗効果と、シプロジニルとピリベンカルブを互いに混合したときの相乗効果を示している。
Figure 2009509994
b)インゲンマメの葉の断片の保護処理
円板状にしたインゲンマメの葉をマルチウエル・プレート(24ウエルの形式)に入れた寒天の上に置き、テスト溶液をスプレーする。乾燥させた後、円板状の葉に真菌の胞子懸濁液を接種する。適度なインキュベーションの後、接種してから4日後に、予防的殺真菌活性としての化合物の活性を調べる。組み合わせの中での殺真菌剤の相互作用は、Colbyの方法に従って計算される。
c)ブドウ全体の保護処理
年齢が5週間のブドウの苗(cv. Gutedel)を、スプレー・チェンバーの中で、調製したテスト化合物で処理する。施用してから2日後、ブドウの木に胞子懸濁液(1×105個の胞子/ml)をスプレーすることによって接種する。温室の中で21℃かつ相対湿度95%にて4日間にわたってインキュベートした後、葉のうちで病気に侵された部分の面積の割合を調べる。組み合わせの中での殺真菌剤の相互作用は、Colbyの方法に従って計算される。
d)トマトの苗全体の保護処理
年齢が4週間のトマトの苗(cv. Roter Gnom)を、スプレー・チェンバーの中で、調製したテスト化合物で処理する。施用してから2日後、トマトの苗に胞子懸濁液(1×105個の胞子/ml)をスプレーすることによって接種する。生長チェンバーの中で20℃かつ相対湿度95%にて4日間にわたってインキュベートした後、葉のうちで病気に侵された部分の面積の割合を調べる。組み合わせの中での殺真菌剤の相互作用は、Colbyの方法に従って計算される。
実施例B-2:ピレノフォラ・テレス(オオムギの網斑病の原因となる真菌)に対する作用
a)真菌増殖アッセイ
低温保管した真菌の胞子を栄養ブロス(PDB:ジャガイモ・デキストロース・ブロス)の中に直接混合する。テスト化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96ウエルの形態)に入れた後、真菌の胞子を含む栄養ブロスを添加する。試験プレートを24℃にてインキュベートし、2日後に増殖の抑制をフォトメータで測定する。組み合わせた殺真菌剤の相互作用は、Colbyの方法に従って計算される。この実験で得られたデータは、シプロジニルとピリベンカルブを互いに混合して使用したときの相乗効果を示している。
Figure 2009509994
b)葉の断片の保護処理
オオムギの葉の断片をマルチウエル・プレート(24ウエルの形式)に入れた寒天の上に置き、テスト溶液をスプレーする。乾燥させた後、円板状の葉に真菌の胞子懸濁液を接種する。適度なインキュベーションの後、接種してから4日後に、予防的殺真菌活性としての化合物の活性を調べる。組み合わせの中での殺真菌剤の相互作用は、Colbyの方法に従って計算される。
実施例B-3:プソイドケルコスポレラ・ヘルポトリコイデスのアクフォルミス変種(穀物の眼状斑点病の原因となる真菌)に対する作用 - 真菌増殖アッセイ
低温保管した真菌の胞子を栄養ブロス(PDB:ジャガイモ・デキストロース・ブロス)の中に直接混合する。テスト化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96ウエルの形態)に入れた後、真菌の胞子を含む栄養ブロスを添加する。試験プレートを24℃にてインキュベートし、3日後に増殖の抑制をフォトメータで測定する。組み合わせた殺真菌剤の相互作用は、Colbyの方法に従って計算される。この実験で得られたデータは、シプロジニルとボスカリドを互いに混合して使用したときの相乗効果と、シプロジニルとドジンを互いに混合して使用したときの相乗効果と、シプロジニルとピリベンカルブを互いに混合して使用したときの相乗効果を示している。
Figure 2009509994
Figure 2009509994
Figure 2009509994
実施例B-4:フザリウム・クルモルム(コムギの根腐れ病の原因となる真菌)に対する作用
低温保管した真菌の胞子を栄養ブロス(PDB:ジャガイモ・デキストロース・ブロス)の中に直接混合する。テスト化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96ウエルの形態)に入れた後、真菌の胞子を含む栄養ブロスを添加する。試験プレートを24℃にてインキュベートし、2日後に増殖の抑制をフォトメータで測定する。組み合わせた殺真菌剤の相互作用は、Colbyの方法に従って計算される。この実験で得られたデータは、シプロジニルとドジンを互いに混合したときの相乗効果と、シプロジニルとフルアジナムを互いに混合して使用したときの相乗効果と、シプロジニルとピリベンカルブを互いに混合して使用したときの相乗効果を示している。
Figure 2009509994
Figure 2009509994
Figure 2009509994
本発明の組み合わせは、上記の実施例すべてで優れた活性を示す。

Claims (10)

  1. 植物病原体によって有用な植物またはその増殖材料に起こる病気を制御するため、通常は不活性なアジュバントに加え、活性成分として、成分(A)と、相乗的な効果をもたらす量の成分(B)との混合物を含む組成物であって、
    成分(A)がシプロジニルであり;
    成分(B)の選択が、ドジン、クロロタロニル、フォルペット、プロチオコナゾール、ボスカリド、プロキナジド、ジチアノン、フルアジナム、イプコナゾール、メトラフェノン、一般式(A-1)の化合物:
    Figure 2009509994

    一般式(A-2)の化合物:
    Figure 2009509994

    一般式(A-3)の化合物:
    Figure 2009509994

    一般式(A-4)の化合物:
    Figure 2009509994

    一般式(A-5)の化合物:
    Figure 2009509994

    一般式(A-6)の化合物:
    Figure 2009509994
    の中からなされる組成物。
  2. 成分(B)の選択が、ボスカリド、プロキナジド、ドジン、フルアジナム、イプコナゾール、一般式(A-2)の化合物、一般式(A-3)の化合物、一般式(A-4)の化合物、一般式(A-6)の化合物の中からなされる、請求項1に記載の組成物。
  3. 成分(B)の選択が、ボスカリド、ドジン、フルアジナム、一般式(A-2)の化合物の中からなされる、請求項1に記載の組成物。
  4. 植物病原体によって有用な植物またはその増殖材料に起こる病気を制御するため、通常は不活性なアジュバントに加え、活性成分として、請求項1に記載の成分(A)と、請求項1に記載の成分(B)との混合物を含んでいて、成分(A)と成分(B)の重量比が2000:1〜1:1000である組成物。
  5. 植物病原体によって有用な植物またはその増殖材料に起こる病気を制御する方法であって、その有用な植物に、またはその植物が存在する場所に、またはその増殖材料に請求項1の組成物を施用する操作を含む方法。
  6. 植物病原体によって有用な植物に起こる病気を制御する方法であって、その有用な植物に、またはその植物が存在する場所に請求項1に記載の組成物を施用する操作を含む方法。
  7. 上記有用な植物が穀物である、請求項6に記載の方法。
  8. 上記有用な植物が果実または野菜である、請求項6に記載の方法。
  9. 上記有用な植物がブドウである、請求項6に記載の方法。
  10. 生命サイクルから得られた植物起源および/または動物起源天然の天然物質、および/またはその加工された形態を保護する方法であって、植物起源および/または動物起源のその天然物質、および/またはその加工された形態に請求項1に記載の組成物を施用する操作を含む方法。
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