JP2009502275A - 空気供給装置が設けられた自動車シート - Google Patents

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Abstract

本発明は、空気流出開口部(6)から出る空気流を乗員の頭、首及び肩の領域に供給するための空気供給装置(4)が設けられた特に自動車用の自動車シートであって、前記空気供給装置が、前記空気流を加熱及び/又は冷却するための加熱装置及び/又は冷却装置(5)を備える自動車シートに関する。前記本発明の目的は、空気供給装置(4)の加熱装置及び/又は冷却装置(5)の効率度が向上した自動車シート用の空気供給装置を提供することである。このために、少なくとも1つの加熱層及び/又は冷却層(14、28、34)と少なくとも1つの通気層(10、12、30、32、38)とを有し、空気流を乱流又は拡散流に変換することを可能にする構造(40、40’、40”、40
’’’)が設けられるサンドイッチ構造(18)が使用される。

Description

本発明は、シートの乗員の頭、首及び肩の領域に空気流を供給するための空気供給装置を有する、請求項1の前段に記載の特に開放型自動車(オープンカー)用の自動車シートに関する。
特許文献1から知られているように、既に、自動車シートの空気供給装置が採用されており、この空気供給装置において、シートの乗員に面するシートの当該面には空気流出開口部が設けられ、シートの乗員の頭、首及び肩の領域に供給するために、前記空気流出開口部を通して、加熱素子で発生される暖かい空気流を流出できる。オープン走行時には、既知のように、フロントガラスを越えて又はその周囲を回った空気流によって、車両シートの後部に、いわゆる空気の渦が発生し、この空気の渦により、シートの乗員の頭、首及び肩の領域に、望ましくない巻き込み現象が生じる。これらの巻き込み現象を極めて最小限に抑えるために、空気供給装置によって発生された暖かい空気流は、空気流出開口部のノズルによってシートの乗員の適切な身体領域に導かれる。次に、頭、首及び肩の領域の所望の加温を実現するように、暖かい空気がシートの乗員の周囲に流れる。
独国特許出願公開第10317512B3号明細書
本発明の目的は、空気供給装置の加熱装置及び/又は冷却装置の効率が向上した冒頭に記載した種類の自動車シート用の空気供給装置を提供することである。
この目的は、本発明によれば、請求項1の特徴を有する自動車シートによって達成される。本発明の有利な実施形態及び好ましい重要な改良形態は別の請求項で規定されている。
本発明によれば、自動車シートの空気供給装置には加熱装置及び/又は冷却装置が設けられ、その通気層には、流入する空気流を乱流又は拡散流に変換できる構造が設けられる。この種類の乱流又は拡散流は、層状空気流よりも極めて多くの暖気又は冷気を吸収できるという利点を有する。層流とは異なり、加熱層及び/又は冷却層に直接接触する境界層が加温又は冷却されるだけでなく、実際に、本例では、空気流の拡散分布によって、極めて多量の空気成分がこのように加温又は冷却される。さらに、発生された乱流又は拡散流は通気層内により長く滞留するので、より多量の暖気又は冷気を吸収できる。この結果、加熱出力が一定であった場合、従来技術と比較して、流入空気と流出空気とのより大きい温度差をこのように達成できる。
空気流の乱流又は拡散流は、複数のスペーサ糸、スペーサ繊維、スペーサワイヤ等を有する通気層の構造によって実現される。例えば、独国特許発明第19805178C2号明細書から知られているように、前記通気層の可能な設計が採用されており、この文献は、車両用通気シートに使用するためのスペーサ編布に関しており、その内容が本明細書に明示的に参照される。この文献では、スペーサ編布は、その外側の広い面に対して横方向に延び、かつ乱流空気流又は拡散空気流が周囲に流れることができる複数のスペーサ繊維又はスペーサ糸を備える。ここで、スペーサ繊維又はスペーサ糸は、流れ方向と流速とを変化させることができる特定のパターンで相互に配置される。これに関連して、スペーサ繊維又はスペーサ糸が、例えば、円形、楕円形、長方形、正方形等のような多様な断面形状を有することができることに留意されたい。この場合、スペーサ繊維又はスペーサ糸は、相互配向構造又は非相互配向構造で整列させることができ、多様な材料からなる。編布、織布として又は組布として、スペーサ繊維又はスペーサ糸を構成することが特に有利であることが証明されている。しかし、それにもかかわらず、非配向構造でウールの形態でスペーサ糸又はスペーサ繊維を配置することが可能である。上記の編布、織布又は組布が、貫流空気に暖気/冷気を供給するために、非常に大きい周辺流動領域を有することが理解できる。
さらに、例えばアルミニウム合金又は銅合金等の十分な伝導性を有する金属から、通気層の構造を製造することが特に有利であることが証明されている。したがって、この種類の金属糸は、暖気又は冷気を周辺流動空気に供給するのに特によく適している。このようにして、複数のスペーサ糸、スペーサワイヤ又はスペーサ繊維の周辺流動領域が大きいことにより、極めて有効な加熱装置及び/又は冷却装置を形成できる。
さらに、上記構造のスペーサ繊維、スペーサワイヤ又はスペーサ糸は、弾性的に可撓性の構造であり得るという利点を有する。これによって、通気層、あるいは加熱層及び/又は冷却層と通気層とのサンドイッチ構造全体と、加熱装置及び/又は冷却装置、あるいは空気供給装置全体を配置すべき設置空間とを適切に簡単に適合させることが可能である。
十分に暖気を伝えるか又は冷気を伝えるカバー層が加熱層又は冷却層に割り当てられた場合、特に高い加熱層の加熱出力又は冷却層の冷却出力を実現でき、これによって、発生された暖気/冷気が加熱層又は冷却層内に均一に分配される。特に、このことについては、例えばアルミニウム合金又は銅合金の金属箔又は金属板が適切であることが証明されている。
少なくとも3つの通気層を設けることによって、加熱装置及び/又は冷却装置の特に有効なサンドイッチ構造が形成され、この場合、加熱層又は冷却層は中央層と外側通気層との間にそれぞれ配置される。このようにして、中央通気層には、これらの側面にある加熱層又は冷却層の両方によって暖気又は冷気が供給され、この結果、中央層を通って流れる空気流を特に迅速に加温又は冷却できる。したがって、2つの外側通気層には、隣接する加熱層又は冷却層によってのみ暖気又は冷気が供給され、この結果、この領域において、前記加熱層又は冷却層を通って流れる空気流のより弱い加温又は冷却が行われる。これによって、特に、例えばハウジング又はそれに隣接する他の部品等の、このサンドイッチ構造を囲む構造部品のオーバーヒーティングが確実に生じなくなる。
さらに、複数の層がサンドイッチ構造に組み合わされている場合、例えば、各層の個々のスペーサ繊維、スペーサワイヤ又はスペーサ糸の距離及び配向が異なることによって、前記複数の層の流動抵抗を別々に形成できる。このようにして、例えば、3つの通気層の中央の適切により細かく網目状にされた編布又は織布等により、それらを通って流れる空気流が、2つの外層におけるよりも前記編布又は織布等により長く滞留することを実現できる。
別の好ましい実施形態では、中央に配置された通気層は、周縁側で加熱層によって囲まれる。これにより、貫流空気流の特に迅速かつ均一な加温又は冷却が行われる。ここで、加熱層の周縁側には、別の通気層を設けることができ、この場合、好ましい実施形態では、中央層によって、流れている空気流が、周縁側に配置された層を通って流れる空気流よりも強く加温又は冷却される。この構造によって、中央通気層で空気流を非常に迅速にかつ強く加温又は冷却できることが可能になり、一方、その結果、周縁側に配置された外側通気層を通って流れる空気流は、より低いか又はより高い温度を有し、例えばハウジング壁等の隣接する構造部品を過熱又は過冷却することがない。場合により挿入された加熱層又は冷却層を有する中央に構成されたこのような構造の通気層を任意選択的に延長できることが明らかである。さらに、加熱層及び冷却層の両方の円形及び楕円形等の構造が可能である。
好ましい実施形態では、サンドイッチ構造に組み合わされた層の下流にレストリクタが設けられ、このレストリクタによって、規定された流動阻止が実現されるようになっている。この場合、レストリクタは、サンドイッチ構造の領域の空気ダクトの内側に完全に配置される。格子又は絞りとして構成できるこのレストリクタによって、空気流が遅くなり一定化される。このことにより、より均一な空気流が得られ、したがって、加熱装置及び/又は冷却装置の効率が向上する。
本発明の別の利点、特徴及び詳細は、好ましい例示的実施形態の以下の説明からまた図面を参照すれば明らかである。
図1aと図1bには、自動車シートの背もたれ1の概略正面斜視図及び概略側面図がそれぞれ示されている。背もたれ1にはヘッドレスト2が割り当てられる。ここで、自動車シートは一体型シートとして構成され、ヘッドレスト2は、背もたれ1の前側において、背もたれ1に重なって接触するように配置される。ヘッドレスト2は、案内手段(図示せず)により、背もたれ1に対して高さ調節可能である。背もたれ1内には、基本構造部品として、空気供給装置4の下端のファン20(概略的に図示)と、ファン20よりも上方に配置された空気ダクト16とを備える空気供給装置4が固定される。空気ダクト16内において、ファン20の圧力側の上方のある距離にまたその圧力側に、図1aで破線でのみ示されている加熱装置及び/又は冷却装置5が設けられ、この加熱装置及び/又は冷却装置によって、ファン20で発生される空気流を以下により詳細に説明するように加熱または冷却できる。上端において、垂直に延びる空気ダクト16は、前方に向かってL字状に角度が付けられ、空気流出開口部6に終端する。空気ダクト16内には、空気流出開口部6に近接する格子素子3が示されている。格子素子3は、サンドイッチ構造18から流出する空気流の追加の均一化及び一定化を保証するレストリクタとして構成される。さらに、格子素子3は動圧を発生させ、この結果、加熱装置及び/又は冷却装置5を通って流れる空気流は、サンドイッチ構造18内により長く滞留し、このようにして、より良く加温又は冷却することができる。図1bでは、背もたれ1のサイドの張り出し8と、背もたれ1の中央左右対称領域の破線で示されている椅子張りカバー7の延在形状とを見ることができる。これによって、空気供給装置4が背もたれ1内に完全に配置され、空気流出開口部6のみを外側から見ることができることも認識できる。空気供給装置4は、本例において、車両シートに一体化できかつシートの背もたれフレーム(図示せず)に固定できる予め組み立てられた取付モジュールとして形成される。しかし、同様に、新たに組み込み可能なモジュールとして、空気供給装置4を背もたれ1の後側にはめ込み、例えば取付けることも可能である。本発明の例示的実施形態では、空気供給装置4の下端に見ることができるファン20は、背もたれ1の後側に配置された、見ることができない入口開口部を有する。本図に示されている例示的実施形態では、空気ダクト16の両方はプラスチックからなる。この場合、ファン20のハウジングは空気ダクト16と一体に構成される。
空気供給装置4によって、シートの乗員の頭、首及び肩の領域に、暖かい及び/又は冷たい空気流を選択的に当てることができる。オープン走行時には、既知のように、フロントガラスを越えて又はその周囲を回って流れる空気によって、車両シートの後部の領域に、いわゆる空気の渦が発生し、この空気の渦により、シートの乗員の頭、首及び肩の領域に、望ましくない巻き込み現象が生じる。これらの巻き込み現象を極めて最小限に抑えるために、空気供給装置4によって発生された暖かい空気流が、シートの乗員の適切な身体領域に導かれる。次に、暖かい空気は、頭、首及び肩の領域の所望の加温を実現するように、シートの乗員の周囲に流れる。逆に、特に高温時の冷却のために、冷たい空気を用いることもできる。
図2には、空気供給装置4の加熱装置及び/又は冷却装置5が、関連付けられたファン20と共に示されている。加熱装置及び/又は冷却装置5には、中央通気層10と2つの外側通気層12とが設けられ、これらの層は、サンドイッチ構造18を形成するように、以下により詳細に説明する2つの加熱層及び/又は冷却層14と組み合わされる。この場合、サンドイッチ構造18は、単に概略的にまた要約して示されている空気ダクト16内に配置される。
この場合、断面を見ると、サンドイッチ構造18は空気ダクト16の断面の少なくともほぼ全体を占める。空気ダクト16内にはファン20も示されており、このファンによって、以下により詳細に説明するように、特に、車両シートの後部の領域からサンドイッチ構造18を通して空気が搬送される。本発明の例示的実施形態では、加熱装置及び/又は冷却装置5及びサンドイッチ構造18及び空気ダクト16のそれぞれの断面は略長方形状である。
中央通気層10と、それぞれ割り当てられた外側通気層12との間に配置された加熱装置及び/又は冷却装置14は、抵抗加熱素子、ペルチェ素子等を備え、これらの素子には、電流をそれぞれ供給でき、これらの素子は、本例において、薄層で変形可能な弾性の層22として構成される。2つの加熱層14には、十分に暖気を伝えるか又は冷気を伝えるカバー層24がそれぞれ割り当てられ、このカバー層のそれぞれは、中央通気層10の広い面(表面に当たる側)に隣接し、図示されている例示的実施形態において、十分な伝導性を有する金属箔又は金属板から、特にアルミニウム合金又は銅合金から製造される。本発明の例示的実施形態では、すべての層10、12、14、22及び24は平坦に構成されて、間隔が近接している。
空気流が、サンドイッチ構造18の上流に取付けられたファン20によって発生された場合、この空気流はそれぞれの狭い面(断面に当たる側)を介して中央通気層10及び2つの外側通気層12に流入する。本発明の例示的実施形態では、3つの通気層10、12は、複数のスペーサ糸又はスペーサ繊維からなる、図7aと図7bを参照して以下により詳細に説明するスペーサ編布から製造される。この場合、スペーサ糸又はスペーサ繊維は、実質的に、空気流の流れ方向に対して横方向に又は通気層10、12の広い面に対して横方向に延びる。勿論、この種類のスペーサ編布の代わりに、複数のスペーサ糸から製造された織布、組布又はウール状組成物を使用することもできる。言い換えれば、スペーサ繊維又はスペーサ糸は、相互配向構造で、さもなければ、通常はウールと共に、互いに不規則に配置することができる。したがって、ファン20によって発生された空気流は、それぞれの通気層10、12を通って流れたときに、スペーサ糸又はスペーサ繊維で頻繁に対応して偏向され、ほんの僅かな距離にわたって、乱流拡散流がそれぞれの通気層10、12内に確立される。層流と比較して、スペーサ糸又はスペーサ繊維によって発生されたこの拡散流は、関連付けられた通気層10、12内により長く滞留し、したがって、抵抗加熱層22とカバー層24とからなる加熱素子14を介して、より多くの暖気(又は冷却層14の場合には冷気)を吸収できる。さらに、それぞれの通気層10、12内における空気流の拡散分布によって、個々の境界層がそれぞれの加熱層14に接触するだけでなく、空気流の十分で均一な混合が生じる。
中央通気層10は、その2つの広い面において、加熱層14及びカバー層24のそれぞれによって画定されるので、中央通気層10を通って流れる空気流は、特に強く加温される(又は冷却層14の場合には冷却される)。2つの外側通気層12のそれぞれが加熱層14又はその抵抗加熱層22に接触することによって、中央層10に面する前記外側通気層の広い面においてのみ、外側通気層12のそれぞれを通って流れる2つの空気流は、中央通気層10を通って流れる空気流よりも強く加温されない(又は冷却層14の場合には強く冷却されない)。これにより、特に、外側通気層12を通って流れる空気流の高温によって、確実に、空気ダクト16の壁部が過熱されることがなくなる。言い換えれば、外側通気層12を通って流れる2つの部分空気流は、より暖かい部分的中央空気流のためのある種の断熱体として作用する。
さらに、本発明の例示的実施形態では、中央通気層10は、この側面にある2つの外側通気層12よりも大きい流動抵抗を有する。中央通気層10のスペーサ糸又はスペーサ繊維が共に近接して配置され、このようにして、編布又は織布が、2つの外側通気層12の構造よりも緻密な網目状に又は全体的に高密度に形成されることによって、より大きい流動抵抗が得られる。この効果(通気層10、12の入口側において、すべての空気流の流入速度が同一であった場合)は、中央層10を通る部分空気流が、2つの外層12を通って流れる2つの部分空気流よりもゆっくりと前記中央層を通って流れることである。異なる速度によって、より多量の又はより少量の暖気(又は冷却層14の場合には冷気)を個々の空気流で吸収できる。さらに、すなわち、中央層10からのより暖かい中央空気流と、外層12からの若干暖かさの弱い2つの外側空気流とにより、出口側において、すべての空気流の場合による所望の階層化を実現できる。
図3は、サンドイッチ構造18が複数の通気層10、12と加熱層又は冷却層14とを有する第2の実施形態による加熱装置及び/又は冷却装置5の概略断面図を示している。この場合、破線で示されているように、サンドイッチ構造18は、1つ以上の中央通気層10によって補完することができ、したがって、前記サンドイッチ構造の厚さが可変である。本図に示されている実施形態では、3つの中央空気伝導層10と、外側において、外側通気層12のそれぞれとが配置され、少なくとも1つの加熱層及び/又は冷却層14は、個々の通気層10、12の間にそれぞれ設けられる。この場合、次に、サンドイッチ構造18は、空気ダクト16内に配置され、本発明の例示的実施形態において、複数のファン20の下流に配置される。図3において、最上加熱層14は、図2による最上加熱層14と同一であるが、第2の最上加熱層14’及び第3の最上加熱層14”は、上から見ると、それぞれ異なる構造を有する。第2の最上加熱層14’の場合、上部に配置されるか又は下部に配置された中央通気層10に直接隣接して、十分に暖気を伝える金属板又は金属箔から製造されるカバー層24がそれぞれ設けられる。図2を参照して既述したように、2つのカバー層24の各々には抵抗加熱層22がそれぞれ割り当てられる。第3の最上加熱層14”の構造は、2つの抵抗加熱層22ではなく、それらの一方のみが、2つのカバー層24の間に配置され、このようにして、これらの2つのカバー層24を加熱するという点において、第2の最上加熱層14’のこの構造とは異なる。図3による加熱装置5の作動方法については、異なる数の通気層10が使用されるか又は異なる数の加熱層14が割り当てられることを除いて別形態である図2による加熱装置5の作動方法を参照されたい。
図4は、筒状空気ダクト16内に配置される第3の実施形態による加熱装置5の概略斜視図を示している。空気ダクト16内において、サンドイッチ構造18の上流にファン(図示せず)が設けられ、このファンによって、矢印26で示されている空気流が発生される。サンドイッチ構造18は、加熱層28と通気層30とから本質的になり、略円形断面の渦巻状に巻かれる。この場合、通気層30は、周縁側で加熱層28を完全に密閉するように構成される。次に、加熱層28は、抵抗加熱層22からなり、この抵抗加熱層は、その2つの広い面において、好ましくは金属箔又は金属板から製造されたそれぞれのカバー層24によって覆われる。この場合も、通気層30の中央部は加熱層28の二つの広い面に面していることが理解できる。したがって、これらの領域では、空気流の強い加熱が可能である。対照的に、通気層30の周縁外側部分、又は空気ダクト16の壁部に隣接する前記周縁外側部分は、一方のみの、すなわち内側の広い面が加熱層28に面している。それに応じて、空気ダクト16の壁部に隣接する通気層30の外側領域を通って流れる空気流の当該部は、上記のすべての空気流の内側部分よりも強く加温されない。結果として、断面を見ると、すべての空気流の階層化もこのように行われ、この場合、部分的中央空気流が空気流の外側部分よりも強く加温される。通気層30が、異なる流動抵抗を有する複数の部分を備えることもできることが明らかである。さらに、この場合には、加熱層28の代わりに又はそれに加えて、冷却層を設けることもできる。
図5には、サンドイッチ構造18が、筒状空気ダクト16として構成されたハウジング内に配置される第4の実施形態による加熱装置5の概略断面図が示されている。この場合、サンドイッチ構造18は、周縁側で加熱層34によって囲まれる全体的に略円形断面の中央通気層32を有する。加熱層34は金属板又は金属箔のカバー層24を有し、このカバー層は、通気層32の外装側に隣接し、次に、抵抗加熱層22によって外側を密閉される。加熱層34の外周側には、加熱層34と空気ダクト16の壁部との間で延びる外側通気層38が設けられる。この場合も、中央に配置された通気層32を外側通気層38よりも強く加温できることが理解できる。ここでも、中央通気層32及び外側通気層38は、貫流する空気流に対して、異なる流動抵抗を提供できる。
図6には、図5による加熱装置5の別の実施形態が示されており、この別の実施形態は、本質的に、本例でサンドイッチ構造18の楕円形断面が選択されていることによってのみ、図5による実施形態とは異なる。空気ダクト16の直径に従って、図5と図6によるサンドイッチ構造18を任意選択的に半径方向に延長できる。サンドイッチ構造18は、その長さに関して任意選択的に形成することもできる。
図7aと図7bには、通気層10、12、30、32、38の可能な構造40の概略平面図及び図7aの線VIIb−VIIbに沿った概略断面図がそれぞれ示されている。この場合、構造40は、その上下の広い面にハニカム構造42の形態のカバー層をそれぞれ有するいわゆるスペーサ編布からなる。上下のカバー層42の間には複数のスペーサ糸又はスペーサ繊維44が延び、この複数のスペーサ糸又はスペーサ繊維は2つのカバー層42に対してほぼ横方向に延びる。この場合、スペーサ糸又はスペーサ繊維42の相互配向及び距離によって、構造40の流動抵抗を変化させることができ、したがって、構造40を通って流れる空気流の流速を調節できる。本発明の例示的実施形態では、特にプラスチックからスペーサ糸又はスペーサ繊維44を製造できる。特定の一実施形態では、スペーサ糸又はスペーサ繊維44の代わりに、アルミニウム合金又は銅合金等の適切な熱伝導性金属から製造されることが好ましいスペーサワイヤ等が使用される。この種類の金属ワイヤは、プラスチック糸に関して、特に適切には通気層10、12、30、32、38を通って流れる空気流の乱流又は拡散流からの暖気又は冷気(加熱層及び/又は冷却層14、28、34によって発生される)をさらに加温できるという利点を有する。
図8aと図8bには、別の実施形態による通気層10、12、30、32、38の構造40’の概略平面図及び図8aの線VIIIb−VIIIbに沿った概略断面図がそれぞれ示されている。この場合、スペーサ繊維又はスペーサワイヤ46は構造40’の2つの広い面に対して垂直に延びる。ここで、スペーサ繊維又はスペーサワイヤ46は、図8aから理解できるように、一列に配置される。
図9aと図9bには、略長方形断面のスペーサ繊維48が構造40の2つの広い面の間に延びる別の構造40”の概略平面図及び図9aの線IXb−IXbに沿った概略断面図がそれぞれ示されている。代替形態のスペーサ繊維48の構造の平面図を示している図10を参照すると、通気層を通って流れる空気流の流れ方向に沿って、それに対して横方向に、さもなければ、それに対して斜めに、繊維を整列させることができることが明らかである。
さらに、図11aと図11bは、スペーサ糸、スペーサ繊維又はスペーサワイヤが、非相互配向構造でウールの形態で整列される構造40’’’の概略平面図及び図11aの線XIb−XIbに沿った断面図をそれぞれ示している。この場合、特に、プラスチックから、さもなければ金属から、スペーサ糸、スペーサ繊維又はスペーサワイヤを製造できる。
本発明による空気供給装置が一体化される自動車シートの概略斜視図である。 本発明による空気供給装置が一体化される自動車シートの概略側面図である。 3つの通気層の間に配置された2つの加熱層又は冷却層からなるサンドイッチ構造を有する空気供給装置の加熱装置及び/又は冷却装置の概略断面図である。 任意選択的に延長可能な複数の通気層が、加熱層又は冷却層によってそれぞれ互いに離隔されるサンドイッチ構造の概略断面図である。 略渦巻状に巻かれかつ空気供給装置の空気ダクト内に配置される、通気層と加熱層及び/又は冷却層とのサンドイッチ構造の概略斜視図である。 中央通気層が、周縁側で加熱層又は冷却層によってまた別の通気層によって囲まれる円形のサンドイッチ構造の概略断面図である。 中央通気層が、周縁側で加熱層又は冷却層によってまた別の通気層によって囲まれる楕円形のサンドイッチ構造の概略断面図である。 第1の実施形態による通気層の構造の平面図である。 第1の実施形態による通気層の構造の、図7aの線VIIb−VIIbに沿った断面図である。 第2の実施形態による通気層の構造の平面図である。 第2の実施形態による通気層の構造の、図8aの線VIIIb−VIIIbに沿った断面図である。 第3の実施形態による通気層の構造の概略平面図である。 第3の実施形態による通気層の構造の、図9aの線IXb−IXbに沿った断面図である。 第4の実施形態による通気層の構造の概略平面図である。 第5の実施形態による通気層の構造の概略平面図である。 第5の実施形態による通気層の構造の、図11aの線XIb−XIbに沿った断面図である。

Claims (23)

  1. 空気流出開口部(6)から流出する空気流をシートの乗員の頭、首及び肩の領域に供給するための空気供給装置(4)を有する自動車用のシートであって、前記空気供給装置(4)が、空気流を加温及び/又は冷却するための加熱装置及び/又は冷却装置(5)を備え、
    前記加熱装置及び/又は冷却装置(5)が、少なくとも1つの加熱層及び/又は冷却層(14、28、34)と少なくとも1つの通気層(10、12、30、32、38)とを有するサンドイッチ構造(18)を備え、前記通気層(10、12、30、32、38)が、空気流を乱流又は拡散流に変換できる構造(40、40’、40”、40’’’)を有することを特徴とする自動車シート。
  2. 前記サンドイッチ構造(18)の下流には、前記サンドイッチ構造(18)から出る空気流を均一にするためのレストリクタ(3)、好ましくは格子素子が配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動車シート。
  3. 前記通気層(10、12、30、32、38)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)が、複数のスペーサ糸(44、46)、スペーサ繊維(48)、スペーサワイヤ等を備えることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  4. 前記通気層(10、12、30、32、38)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)が編布から形成されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  5. 前記通気層(10、12、30、32、38)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)が織布から形成されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  6. 前記通気層(10、12、30、32、38)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)が組布から形成されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  7. 前記通気層(10、12、30、32、38)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)が、ウール、特に金属ウールの形態で不規則に形成されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  8. 前記通気層(10、12、30、32、38)が、その2つの広い面において、それぞれのカバー層(42)によって画定されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  9. 前記2つのカバー層(42)が、本質的にハニカム構造を有することを特徴とする請求項8に記載の自動車シート。
  10. 前記通気層(10、12、30、32、38)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)がプラスチックから製造されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  11. 前記通気層(10、12、30、32、38)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)が、特に金属、十分に暖気を伝えるか又は冷気を伝える金属から製造されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  12. 前記通気層(10、12、30、32、38)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)が容易に変形可能であるように構成されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  13. 前記加熱層及び/又は冷却層(14、28、34)には、十分に暖気を伝えるか又は冷気を伝えるカバー層(24)が割り当てられ、該カバー層が前記加熱層及び/又は冷却層(14、28、34)と前記通気層(10、12、30、32、38)との間に配置されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  14. 少なくとも3つの通気層(10、12)が設けられ、加熱層及び/又は冷却層(14)のそれぞれが、前記中央層及び前記外側通気層(10、12)の間に配置されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  15. 前記中央通気層(10)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)が、前記外側通気層(12)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)よりも大きい流動抵抗を有することを特徴とする請求項14に記載の自動車シート。
  16. 前記通気層(30)と前記加熱層及び/又は冷却層(28)との前記サンドイッチ構造(18)が、略渦巻状に巻かれることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  17. 前記通気層(32)が、周縁側において前記加熱層及び/又は冷却層(34)によって囲まれることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  18. 前記加熱層及び/又は冷却層(34)が、周縁側において、別の通気層(38)によって囲まれることを特徴とする請求項17に記載の自動車シート。
  19. 前記内側通気層(32)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)が、前記周縁外側通気層(38)の前記構造(40、40’、40”、40’’’)よりも大きい流動抵抗を有することを特徴とする請求項18に記載の自動車シート。
  20. 前記空気流出開口部(6)が、出口格子(3)、メッシュ等によって覆われることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  21. 新たに組み込み可能なモジュールとして、前記空気供給装置(4)を背もたれ(2)にはめ込むことができることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  22. 予め組み立てられた取付モジュールとして、前記空気供給装置(4)を前記自動車シートに一体化できることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
  23. 前記サンドイッチ構造(18)が前記空気供給装置(4)の空気ダクト(16)内に配置され、前記サンドイッチ構造(18)が、断面に見られるように、前記空気ダクト(16)の断面の少なくともほぼ全体を占めることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車シート。
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