JP6701964B2 - 乗物用内装トリム - Google Patents

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Description

本発明は、乗物用内装トリムに関する。詳しくは、乗物の内装面を構成する通気構造を備えた表層部材と、表層部材により覆われた裏側領域に設けられた熱源と、を有する乗物用内装トリムに関する。
従来、自動車の車室内に、輻射熱で暖房を行う輻射放熱器が設けられた構成が知られている(特許文献1)。上記輻射放熱器は、フロアカーペットを熱放射面とする輻射放熱構造とされている。
特開2008−254665号公報
しかし、上記従来技術のように、輻射放熱器から放射される輻射熱のみで暖房する構成では、急速な暖房を行うといったような効率的な暖房を行うことができない。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、乗物用内装トリムに効率的な冷暖房を行える構成を設定することにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用内装トリムは次の手段をとる。
第1の発明は、乗物の内装面を構成する通気構造を備えた表層部材と、表層部材により覆われた裏側領域に設けられた熱源と、を有する乗物用内装トリムであって、更に、熱源により温冷された空気を裏側領域から表層部材の通気構造を通して外部に吹き出す送風構造を有するものである。
この第1の発明によれば、熱源から出る輻射熱が表層部材或いは通気構造を通って外部に伝達されることに加え、熱源により温冷された空気が送風構造により表層部材の通気構造を通って外部に吹き出されるようになる。このような構成により、送風構造のない構成と比べて、より効率的な冷暖房を行うことができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。裏側領域に送風構造によって送られる空気を裏側領域内で流す通風路が形成されている。通風路が熱源の外周面全体を取り囲むように形成されている。
この第2の発明によれば、裏側領域から外部に吹き出す空気をより効率的に温冷することができる。
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、次の構成とされているものである。熱源が、表層部材に沿って裏側領域で熱媒体を流通させる流通管として構成されている。
この第3の発明によれば、熱源を表層部材に沿った広い範囲に亘って簡便に設けることができる。
第4の発明は、上述した第1から第3のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。通気構造が、表層部材の面内方向における熱源と対向する対向域と対向域から外れた対外域とに跨って形成されて、対向域において対外域よりも通気性の高められた構成とされている。
この第4の発明によれば、熱源から出る輻射熱及び熱源により温冷された空気を、その対向域に形成された表層部材の通気性の高められた通気構造を通して外部に効率的に出すことができる。
第5の発明は、上述した第4の発明において、次の構成とされているものである。通気構造が、表層部材の所々の箇所に空けられた複数の通気孔により形成されており、対向域において複数の通気孔が対外域よりも密に集められて通気性の高められた構成とされている。
この第5の発明によれば、通気孔の疎密により通気性を簡便に調整することができる。
第6の発明は、上述した第1から第5のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。乗物用内装トリムが、乗物用シートの側部に設けられた側壁構造における着座者の身体に横側から面を向ける内張り構造として構成されている。
この第6の発明によれば、乗物用シートの着座者の身体に向けて、横方向から効果的に温冷感を付与することができる。
第7の発明は、上述した第6の発明において、次の構成とされているものである。側壁構造が、その天板部分にアームレストを備える構成とされ、側壁構造内に設けられた熱源の輻射熱が、アームレストの天板面から外部に伝えられる構成とされている。
この第7の発明によれば、アームレストに置かれる肘にも、熱源の輻射熱による温冷感を付与することができる。
第8の発明は、上述した第7の発明において、次の構成とされているものである。アームレストが、側壁構造からシート幅方向の内側に向けて庇状に張り出す形状とされている。アームレストの庇状に張り出す部分にも熱源が設けられて、アームレストの庇状に張り出す部分の底面部から熱源の輻射熱が下向きに放射されるようになっている。
この第8の発明によれば、アームレストの庇状に張り出す部分の底面部から放射される輻射熱により、同アームレストの下方部に位置付けられる着座者の大腿部付近にも温冷感を付与することができる。
第9の発明は、上述した第1から第8のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。裏側領域に、送風構造の送風出力の強弱により送風構造により送られる空気の流通を許容したり阻止したりするフィルタが設けられている。送風構造がフィルタにより空気の流通を阻止される送風出力とされている時には、送風構造により送られる空気が表層部材の通気構造を通して外部に吹き出されるが、フィルタを通過して空気が送り出される送風出力の時には、更にフィルタを通過した空気が別の箇所から外部に吹き出されるようになっている。
この第9の発明によれば、送風構造の送風出力を強めることにより、送風構造により送られる空気を更に別の箇所から吹き出させるようにすることができ、同吹き出しにより冷暖房の効率を更に高めるなどの活用をすることができる。
実施例1の乗物用シートの概略構成を表した斜視図である。 アームレストの分解斜視図である。 乗物用シートの側面図である。 図3の内部構造を可視化して表した側面図である。 図3のV-V線断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
《シート1の基本構成について》
始めに、実施例1の乗物用内装トリム(内張り構造20)が適用されたシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図5を用いて説明する。なお、以下の説明において、「シート幅方向」「シート高さ方向」のように、各種方向に「シート」を付して示す場合には、シート1を基準とした各種方向を示すものとする。本実施例のシート1は、図1に示すように、自動車の右側座席として構成されており、着座者の背凭れ部となるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、肘置き部となる左右一対のアームレスト4と、を備えた構成とされている。
上述したシートバック2は、その上部領域に着座者の頭凭れ部となるヘッドレスト部を一体的に備えた、いわゆるハイバックタイプの構成とされている。シートクッション3は、車両のフロア上に設置されて、その後部箇所にシートバック2が連結された構成とされている。各アームレスト4は、シートクッション3の左右両側部にそれぞれ連結されて設けられた構成とされている。これらアームレスト4は、具体的には、シートクッション3の左右両側部から上方側に立ち上がる立壁部分4Aと、各立壁部分4Aの上側の縁部からシート幅方向の内側に折れ曲がる形で庇状に張り出す天板部分4Bと、を有する構成とされている。
各アームレスト4は、それらの立壁部分4Aが、着座者の尻部や大腿部をシート幅方向の外側から覆った状態となって設けられている。そして、各アームレスト4は、それらの天板部分4B上に、着座者の肘をのせることができるようになっている。これら天板部分4Bは、各立壁部分4Aの上側の縁部からシート幅方向の内側に折れ曲がる形で張り出す形状とされていることにより、それらの庇状に張り出す部分が、着座者の大腿部の上側に覆い被さる形で設けられる構成とされている。上記構成により、各アームレスト4は、それらの間で着座者の大腿部を外周側から包み込むように囲いを形成した状態に設けられた状態とされている。
上述した各アームレスト4には、着座者に輻射熱による温冷感を付与することのできる熱源(流通管23)と、同熱源(流通管23)により温冷された空気を着座者に向かって吹き出すことのできる送風構造26と、が設けられている。上記熱源(流通管23)や送風構造26は、各アームレスト4の立壁部分4Aや天板部分4Bからそれぞれ着座者に向かって温冷感を付与することができるように構成されている。
《アームレスト4の具体的な構成について》
以下、上述した各アームレスト4の具体的な構成について詳しく説明する。なお、各アームレスト4は、互いに左右対称となる実質的に同一の構成とされているため、以下では、これらを代表して、図1の紙面向かって右側となるシート1の左側に配置されたアームレスト4の構成について詳しく説明していくこととする。図2に示すように、アームレスト4は、その内部骨格を構成するアームフレーム10と、アームレスト4の内周側の意匠面を構成する内張り構造20と、アームレスト4の外周側の意匠面を構成する外張り構造30と、によって概略構成されている。
上述したアームフレーム10は、プレス加工された一枚の鋼板材により形成されている。具体的には、アームフレーム10は、上述したアームレスト4の立壁部分4Aの内部骨格を構成する略平板状に立ち上がるサイドフレーム部11と、サイドフレーム部11の上側の縁部からシート幅方向の内側に折り曲げられて天板部分4Bの内部骨格を構成する略平板状の天板フレーム部12と、を有する構成とされている。上述したサイドフレーム部11は、シート幅方向に面を向ける形に形成されている。また、天板フレーム部12は、シート高さ方向に面を向ける形に形成されている。上述したアームフレーム10は、その下端部がシートクッション3(図1参照)の図示しないサイド骨格に一体的に結合されて固定された状態とされている。なお、アームフレーム10は、樹脂等の金属以外の材料から成るものであってもよい。
外張り構造30は、インジェクション成形されたポリエチレン樹脂製の板材から成るアウタシールド31によって構成されている。上記アウタシールド31は、上述したアームフレーム10にシート幅方向の外側から図示しないクリップ等の締結具を用いて一体的に組み付けられている。上記組み付けにより、アウタシールド31は、図5に示すように、上述したアームフレーム10に対して、その高さ方向に略平板状に立ち上がる側板面部31Aによりサイドフレーム部11全体を外周側(シート幅方向の外側)から広く覆うと共に、上記側板面部31Aの上側の縁部からシート幅方向の内側に庇状に張り出す形で延びる天板面部31Bにより天板フレーム部12全体も外周側(上側)から広く覆った状態に設けられた状態とされている。なお、アウタシールド31は、ポリプロピレン樹脂等の他の樹脂材から成るものの他、ファブリックや皮革、金属等の樹脂以外の材料から成るものであってもよい。
内張り構造20は、図2に示すように、インジェクション成形されたポリエチレン樹脂製の板材から成るインナシールド21と、インナシールド21の外周側の面上(シート幅方向の外側面上)に貼り付けられたメッシュ22と、ポリエチレン樹脂製の管部材から成る流通管23と、ポリエチレン樹脂製の板材から成るダクト24と、発泡スチロール製の板材から成る断熱材25と、上述した送風構造26と、を備えた構成とされている。ここで、インナシールド21が本発明の「表層部材」に相当し、流通管23が本発明の「熱源」に相当する。
上述したインナシールド21は、上述したアームフレーム10にシート幅方向の内側から図示しないクリップ等の締結具を用いて一体的に組み付けられている。上記組み付けにより、インナシールド21は、図5に示すように、上述したアームフレーム10に対して、その高さ方向に略平板状に立ち上がる側板面部21Aによりサイドフレーム部11全体を内周側(シート幅方向の内側)から広く覆うと共に、上記側板面部21Aの上側の縁部からシート幅方向の内側に庇状に張り出す形で延びる天板面部21Bにより天板フレーム部12全体も内周側(下側)から広く覆った状態に設けられた状態とされている。上述したインナシールド21の各外周縁部には、上述したアウタシールド31の外周縁部に密閉状態で組み付けられるように突出するフランジ部21Cが形成されている。上記フランジ部21Cを有する構成により、インナシールド21は、上述したアウタシールド31に対して、互いの間で閉じた密閉空間を形成した状態に組み付けられるようになっている。
図2及び図5に示すように、上述したインナシールド21の側板面部21Aと天板面部21Bとには、これらに通気性を付与する無数の通気孔21Dが貫通して形成されている。これら通気孔21Dは、上述した側板面部21Aのシートクッション3の上側に張り出す領域の略全域に亘って広く散在する形に設けられた状態とされている。詳しくは、上記各通気孔21Dは、上述した側板面部21Aにおける、後述する流通管23がシート幅方向に隣り合って配索される領域である中央の対向域21Xにおいて、同対向域21Xから外れた外周縁側の対外域21Yよりも、多数密集し、かつ、個々の孔形状も大型化された形に形成された状態とされている。また、図5に示すように、上述した各通気孔21Dは、上述した天板面部21Bの略全域においても広く散在する形に設けられた状態とされている。なお、各通気孔21Dの個々の形状は、丸孔形状の他、ダイヤモンド形状その他の多角孔形状等、どのような形状から成るものであってもよい。
また、上述したインナシールド21の天板面部21Bの庇状に張り出した先の縁部からアウタシールド31の天板面部31Bの庇状に張り出した先の縁部に向かって立ち上がるフランジ部21Cには、シート幅方向の内側に向けて開口するシート前後方向に長尺なスリット21Eが貫通して形成されている。上記各通気孔21D及びスリット21Eの形成により、上述したインナシールド21には、そのアウタシールド31により覆われた裏側領域(外周側領域)の空気を後述する送風機FUの作動により外部に吹き出すことのできる送風構造26が形成された構成とされている。なお、インナシールド21も、ポリプロピレン樹脂等の他の樹脂材から成るものの他、ファブリックや皮革、金属等の樹脂以外の材料から成るものであってもよい。
図2に示すように、メッシュ22は、高い通気性を備えた薄肉面状のファブリックにより形成されている。上記メッシュ22は、上述したインナシールド21の側板面部21Aと天板面部21Bとに跨って外周側から重ね合わされた状態に貼着されて、これら側板面部21Aや天板面部21Bに形成された上述した各通気孔21Dを外周側から覆った状態とされている。上記構成により、インナシールド21に形成された各通気孔21Dが内外に通気可能にフィルタリングされて、異物を出入りさせにくい構成とされている。
流通管23は、ポリエチレン樹脂製の可撓性に富んだ長尺な円管状部材により形成されている。上述した流通管23は、図3〜図4に示すように、その両端部分がシートクッション3の下部に設けられた熱交換器HUに接続されて、そこから延びる管路部分がアームレスト4内に通された状態として設けられている。上記流通管23は、上述した熱交換器HUによって加熱或いは冷却された熱媒体HM(不凍液)をその内部で流通させてアームレスト4内で循環させることにより、アームレスト4内から着座者に向かって熱媒体HMの熱を放射させて温冷感を付与するものとなっている。なお、流通管23は、ポリエチレン樹脂以外の樹脂材の他、銅管等の金属管から成るものであってもよい。また、円管の他、角管その他の異形管から成るものであってもよい。また、流通管23の内部に流通させる熱媒体HMは、不凍液以外の液体の他、空気等の気体であってもよい。
上述した流通管23は、詳しくは、図1に示すように、上述した熱交換器HUからアームレスト4内に通された上流側の管路部分が、アームレスト4内の立壁部分4Aの前部領域を通って天板部分4Bの前部領域まで立ち上がる形に配設されている。そして、上記流通管23は、上述したアームレスト4の天板部分4B内の前部領域から、同天板部分4Bの後部領域まで後側に曲げ返されて、更にそこから前部領域まで折り返されるように曲げ返されて、そこからアームレスト4の立壁部分4A内へと落とされるように通された状態とされている。そして、上記流通管23は、上記立壁部分4A内においても、その前部領域から後部領域へと前後方向に繰り返し波状にうねる形に曲げ返されながら下側へと落とし込まれていき、その先の下流側の管路部分がアームレスト4外へと通し出されて熱交換器HUへと戻されるように配設されている。
上記構成により、流通管23は、その上流側の管路部分がアームレスト4内の天板部分4B及び立壁部分4Aの上部領域において前後方向に長い経路を辿って下方側に徐々に落とし込まれていくように配設された状態とされている。その結果、熱媒体HMの加熱或いは冷却された熱が、アームレスト4内の天板部分4B及び立壁部分4Aの上部領域を通る流通管23の管路部分から外部に向かって効率的に発せられるようになっている。
詳しくは、上記流通管23から発せられた熱は、インナシールド21の天板面部21Bや側板面部21Aに熱放射により伝えられて、これら天板面部21Bや側板面部21Aを介して着座者の大腿部に上側や横側から熱放射されて伝えられるようになっている。また、上記流通管23から発せられた熱は、上述したインナシールド21の天板面部21Bや側板面部21Aの通気孔21Dが形成された領域においては、これら天板面部21Bや側板面部21Aの形状そのものを介することなく、これら通気孔21Dを通して直接、着座者の大腿部に上側や横側から効率的に熱放射されて伝えられるようになっている。上記構成により、着座者に対して快適な温冷感を付与することができるようになっている。
上述した流通管23は、その所々の管路部分が、後述する断熱材25の所々の箇所に位置固定されて取り付けられた状態とされている。しかし、上記流通管23は、その略全域の管路部分が、上述した断熱材25とインナシールド21とに対して、それぞれ、外周面全体に亘って隙間が空けられた状態に設けられていて、これらとの間に空気を流通させられる通風路Aを形成した状態とされている。
ダクト24は、図2に示すように、一枚の鋼板材が横断面略U字状の開断面形状にプレス加工されて形成されている。上記ダクト24は、上述したアームフレーム10のサイドフレーム部11の前部領域にシート幅方向の内側から組み付けられることで、同サイドフレーム部11との間で略矩形状に閉じた横断面形状となる管路を形成した状態にセットされるようになっている。上記組み付けにより、ダクト24は、サイドフレーム部11の内周側の前部領域に、同前部領域に沿って高さ方向に延びる管路を形成した状態とされるようになっている。上記ダクト24は、その下端部が、シートクッション3の下部に設けられた送風機FUに接続されて、同送風機FUから送られてきた風をその内部に沿って上方側へと流通させるようになっている。上記送風により、ダクト24は、その内部に通された風を、その後側の壁部に形成された高さ方向に並ぶ複数の貫通孔24Aから後側へと吹き出すようになっている(図3〜図4参照)。
上記ダクト24の上端は、図2で上述したサイドフレーム部11の内周側の上部領域に、上側に開口した形となって設けられた状態とされている。上記ダクト24の上端側の開口には、通気性を備えたファブリック製のフィルタ24Bが開口を覆うように被せ付けられた状態とされている。上記フィルタ24Bは、上述した送風機FUの送風出力が弱い時には、図4の細い矢印で示すように、送風機FUから送られた風の流通を阻止して、送風機FUから送り出される風を、上述した各貫通孔24Aからしか吹き出させないように上端側の開口を塞ぐ機能をするようになっている。また、上記フィルタ24Bは、上述した送風機FUの送風出力が強い時には、図4の白抜き矢印で示すように、送風機FUから送り出された風を上側へと通過させて外部へ吹き出させるように機能するようになっている。
上述したダクト24に形成された各貫通孔24Aは、上述した流通管23の前後方向に直線状に延びる各直線部分23Aの略真ん前のところに位置して、各貫通孔24Aから吹き出された風を流通管23の各直線部分23Aの外周面に沿って後側へと流すようになっている。上記構成により、各貫通孔24Aから吹き出された風は、流通管23の周囲を通ることで流通管23からの輻射熱を受けて温冷されながら、インナシールド21の側板面部21Aの裏側領域内を方々に流通し、図5に示すように、同側板面部21Aに形成された各通気孔21Dから外部へと吹き出されるようになっている。
また、図4の白抜き矢印で示すように、上述した送風機FUの出力が強められて、上述したダクト24のフィルタ24Bが張られた上端側の開口から風が吹き出された時には、その風は、上側へと流されて、インナシールド21の天板面部21Bの裏側領域(上側領域)内へと流されるようになっている。そして、上記インナシールド21の天板面部21Bの裏側領域(上側領域)へと流された風は、同天板面部21Bの裏側領域に沿って後側へと流されて、図5に示すように、同天板面部21Bの裏側領域に沿って設けられた流通管23の周囲を通ることで同流通管23からの輻射熱を受けて温冷されながら、同天板面部21Bに形成された各通気孔21Dから外部(下部)へと吹き出されるようになっている。また、併せて、上記天板面部21Bの裏側領域(上側領域)内へと流された風は、天板面部21Bの庇状に張り出した先の縁部に形成されたスリット21Eからも、外部へと吹き出されるようになっている。
上記構成により、上述した側板面部21Aの各通気孔21Dから吹き出される温冷された風に加えて、天板面部21Bの各通気孔21Dやスリット21Eから吹き出される温冷された風も着座者に吹き付けられるようになる。したがって、着座者に対してより効率的な冷暖房を行うことができる。詳しくは、上記スリット21Eから吹き出される風により、両アームレスト4の天板部分4Bの間には、上述した各通気孔21Dから吹き出された風や流通管23から放射される輻射熱を外部に逃がしにくくするように作用するエアカーテンが形成されるようになっている。上記構成により、着座者に対してより効率的な冷暖房を行うことができるようになっている。
図2に示すように、断熱材25は、発泡スチロール製の板材により形成されている。上記断熱材25は、図5に示すように、上述したアームフレーム10のサイドフレーム部11の内周面(シート幅方向の内側面)上に重ね合わされた状態に組み付けられて、上述した流通管23から放射される輻射熱がアームフレーム10を伝って外部へ放出されてしまうことを防止する機能をするものとなっている。上述した断熱材25は、上述した流通管23のインナシールド21の側板面部21Aの裏側領域に配された部分全体を外周側(シート幅方向の外側)から広く覆って、同部分から放射される輻射熱を外部に漏出させないようになっている。
上述した断熱材25は、上述したインナシールド21の天板面部21Bの裏側領域までは延びておらず、側板面部21Aの裏側領域でのみ流通管23を外周側から覆った状態として設けられている。詳しくは、上記断熱材25は、その流通管23と対向する内周側の面部に、流通管23の管路形状との直接接触を避けるように流通管23の管路形状よりもひとまわり大きな形に凹んだ凹面25Aが形成されている。上記凹面25Aにより、上述した断熱材25と流通管23の各管路部分との間には、互いの対向する領域の全域に亘って隙間が形成された状態とされている。上記構成により、流通管23の各管路部分の周囲には、その全周域に亘って空気を流通させられる通風路Aが形成された状態とされている。上述した凹面25Aは、図2で上述したダクト24の各貫通孔24Aから後側に向かって吹き出される風が流通管23の各管路部分に当てられる流れを遮ることがないよう、上述した凹み形状が前側まで連続的に延びて前側に開口した形となって形成されている。
上述した断熱材25は、図5に示すように、その上下側の各縁部と後側の縁部とが前述したインナシールド21の外周面に密着した状態として設けられている。上記構成により、断熱材25は、図4で前述したダクト24の各貫通孔24Aから後側に吹き出された風が、断熱材25の配設領域を越えて上下方向や後方向に漏れ出てしまうことを抑止して、インナシールド21の側板面部21Aの裏側領域内のみで風を流通させて、上述した各通気孔21Dから外部へと集中的に風を吹き出させられるようになっている。
上述した断熱材25は、上述したインナシールド21の天板面部21Bの裏側領域までは延びていない。そのため、上記インナシールド21の天板面部21Bの裏側領域に配設された流通管23から放射された輻射熱は、アームフレーム10の天板フレーム部12及びアウタシールド31の天板面部21Bを伝って着座者の肘が置かれる天板面上に伝えられることとなる。したがって、アームレスト4に置かれる肘にも、上記輻射熱による温冷感を付与することができる。
<まとめ>
以上をまとめると、本実施例の乗物用内装トリム(内張り構造20)は、次のような構成とされている。すなわち、乗物の内装面を構成する通気構造(通気孔21D)を備えた表層部材(インナシールド21)と、表層部材(インナシールド21)により覆われた裏側領域に設けられた熱源(流通管23)と、を有する乗物用内装トリム(内張り構造20)であって、更に、熱源(流通管23)により温冷された空気を裏側領域から表層部材(インナシールド21)の通気構造(通気孔21D)を通して外部に吹き出す送風構造(送風構造26)を有するものである。
このような構成とされていることにより、熱源(流通管23)から出る輻射熱が表層部材(インナシールド21)或いは通気構造(通気孔21D)を通って外部に伝達されることに加え、熱源(流通管23)により温冷された空気が送風構造(送風構造26)により表層部材(インナシールド21)の通気構造(通気孔21D)を通って外部に吹き出されるようになる。このような構成により、送風構造(送風構造26)のない構成と比べて、より効率的な冷暖房を行うことができる。
また、上記裏側領域に送風構造(送風構造26)によって送られる空気を裏側領域内で流す通風路(通風路A)が形成されている。通風路(通風路A)が熱源(流通管23)の外周面全体を取り囲むように形成されている。このような構成とされていることにより、裏側領域から外部に吹き出す空気をより効率的に温冷することができる。
また、熱源が、表層部材(インナシールド21)に沿って裏側領域で熱媒体(熱媒体HM)を流通させる流通管(流通管23)として構成されている。このような構成とされていることにより、熱源(流通管23)を表層部材(インナシールド21)に沿った広い範囲に亘って簡便に設けることができる。
また、通気構造(通気孔21D)が、表層部材(インナシールド21)の面内方向における熱源(流通管23)と対向する対向域(対向域21X)と対向域(対向域21X)から外れた対外域(対外域21Y)とに跨って形成されて、対向域(対向域21X)において対外域(対外域21Y)よりも通気性の高められた構成とされている。このような構成とされていることにより、熱源(流通管23)から出る輻射熱及び熱源(流通管23)により温冷された空気を、その対向域(対向域21X)に形成された表層部材(インナシールド21)の通気性の高められた通気構造(通気孔21D)を通して外部に効率的に出すことができる。
また、通気構造が、表層部材(インナシールド21)の所々の箇所に空けられた複数の通気孔(通気孔21D)により形成されており、対向域(対向域21X)において複数の通気孔(通気孔21D)が対外域(対外域21Y)よりも密に集められて通気性の高められた構成とされている。このような構成とされていることにより、通気孔(通気孔21D)の疎密により通気性を簡便に調整することができる。
また、乗物用内装トリムが、乗物用シート(シート1)の側部に設けられた側壁構造(立壁部分4A)における着座者の身体に横側から面を向ける内張り構造(内張り構造20)として構成されている。このような構成とされていることにより、乗物用シート(シート1)の着座者の身体に向けて、横方向から効果的に温冷感を付与することができる。
また、側壁構造(立壁部分4A)が、その天板部分にアームレスト(アームレスト4の天板部分4B)を備える構成とされ、側壁構造(立壁部分4A)内に設けられた熱源(流通管23)の輻射熱が、アームレスト(アームレスト4の天板部分4B)の天板面から外部に伝えられる構成とされている。このような構成とされていることにより、アームレスト(アームレスト4)に置かれる肘にも、熱源(流通管23)の輻射熱による温冷感を付与することができる。
また、アームレスト(アームレスト4の天板部分4B)が、側壁構造(立壁部分4A)からシート幅方向の内側に向けて庇状に張り出す形状とされている。アームレスト(アームレスト4)の庇状に張り出す部分(天板部分4B)にも熱源(流通管23)が設けられて、アームレスト(アームレスト4)の庇状に張り出す部分(天板部分4B)の底面部から熱源(流通管23)の輻射熱が下向きに放射されるようになっている。このような構成とされていることにより、アームレスト(アームレスト4)の庇状に張り出す部分(天板部分4B)の底面部から放射される輻射熱により、同アームレスト(アームレスト4の天板部分4B)の下方部に位置付けられる着座者の大腿部付近にも温冷感を付与することができる。
また、上記裏側領域に、送風構造(送風構造26)の送風出力の強弱により送風構造(送風構造26)により送られる空気の流通を許容したり阻止したりするフィルタ(フィルタ24B)が設けられている。送風構造(送風構造26)がフィルタ(フィルタ24B)により空気の流通を阻止される送風出力とされている時には、送風構造(送風構造26)により送られる空気が表層部材(インナシールド21)の通気構造(通気孔21D)を通して外部に吹き出されるが、フィルタ(フィルタ24B)を通過して空気が送り出される送風出力の時には、更にフィルタ(フィルタ24B)を通過した空気が別の箇所(インナシールド21の天板面部21Bの通気孔21Dやスリット21E)から外部に吹き出されるようになっている。このような構成とされていることにより、送風構造(送風構造26)の送風出力を強めることにより、送風構造(送風構造26)により送られる空気を更に別の箇所(インナシールド21の天板面部21Bの通気孔21Dやスリット21E)から吹き出させるようにすることができ、同吹き出しにより冷暖房の効率を更に高めるなどの活用をすることができる。
<その他の実施形態について>
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の乗物用内装トリムは、上記実施例で示したような乗物用シートの他にも、ドア、ボディサイド、天井、フロア、コンソール、ダッシュボード、トランクルーム等の種々の内装トリムが対象となるものである。また、本発明の適用対象となる乗物は、自動車や鉄道等の車両の他、航空機、船舶等の他の乗物であってもよい。また、本発明の構成は、乗物用シートにおけるアームレストの他、シートバックやシートクッション、ヘッドレスト、オットマン、キャノピ等の種々のシート構成部材にも適用することができるものである。なお、アームレストは、シートの左右両側部に一対で設けられるものの他、片側のみに設けられるものであってもよく、シートバックからシート前方側にアーム状に延び出すタイプの構成であってもよい。
また、表層部材に設けられる通気構造は、表層部材に部分的な貫通孔を空けることで形成されるものであってもよいが、表層部材そのものを通気性を備えたファブリック等の通気素材によって形成することで持たされるものであってもよい。また、表層部材は、乗物の内装面を構成するものの、別のカバー部材によって外観的に隠される形で設けられるものであってもよい。また、本発明は、断熱材のない構成であっても構わない。
また、熱源となる流通管は、アームレスト内で高さ方向に繰り返し波状にうねるように曲げ返されながら前後方向に延びるように配設されていてもよい。また、熱源としては、熱媒体を流通させる流通管の他、ヒータ線等の電熱線や、その他各種の熱源を用いることができる。また、送風構造は、熱源の周囲の少なくとも一部に風を通すことで熱源により温冷された空気を表層部材の通気構造を通して外部に吹き出せるように構成されたものであればよく、必ずしも熱源の全周に風を通すような構成とされていなくてもよい。また、乗物用シートの側部に設けられる側壁構造は、高さ方向に寸胴な形で延びる形状とされて、その天板面上にアームレストが形成される構成であってもよい。すなわち、アームレストが側壁構造の上縁部からシート幅方向の内側に向けて庇状に張り出す形となって形成されるものはでなく、単に、寸胴状に延びる側壁構造の天板面に形成されるものであってもよい。また、送風出力が高い時にフィルタを通過した空気が外部に吹き出される「別の箇所」は、本発明の乗物用内装トリムを構成する表層部材における別の箇所であってもよいし、表層部材以外の別の箇所であってもよい。
1 シート(乗物用シート)
2 シートバック
3 シートクッション
4 アームレスト
4A 立壁部分(側壁構造)
4B 天板部分
10 アームフレーム
11 サイドフレーム部
12 天板フレーム部
20 内張り構造(乗物用内装トリム)
21 インナシールド(表層部材)
21A 側板面部
21B 天板面部
21C フランジ部
21D 通気孔(通気構造)
21E スリット
21X 対向域
21Y 対外域
22 メッシュ
23 流通管(熱源)
23A 直線部分
24 ダクト
24A 貫通孔
24B フィルタ
25 断熱材
25A 凹面
26 送風構造
30 外張り構造
31 アウタシールド
31A 側板面部
31B 天板面部
HM 熱媒体
HU 熱交換器
A 通風路
FU 送風機

Claims (3)

  1. シートクッションの側部から上方に向けて立ち上がる立壁部分と、該立壁部分からシート幅方向の内側に向けて庇状に張り出す天板部分と、を有するアームレストの着座者の身体側に面を向ける内張り構造を成す乗物用内装トリムであって、
    前記内張り構造は、その内装面を構成する通気構造を備えた表層部材と、該表層部材により覆われた裏側領域に設けられた熱源と、前記熱源により温冷された空気を前記裏側領域から前記表層部材の前記通気構造を通して外部に吹き出す送風構造と、を有し、
    前記熱源は、前記表層部材に沿って前記裏側領域で熱媒体を流通させる流通管として構成され、
    前記裏側領域に前記送風構造によって送られる空気を該裏側領域内で流す通風路が、前記流通管の横断面の外周面全体を取り囲むように形成され、
    前記通気構造は、前記表層部材の所々の箇所に空けられた複数の通気孔から成り、
    前記複数の通気孔は、前記流通管とシート幅方向に対向する対向域と、該対向域から外れた対外域と、に跨って形成され、
    前記対向域において、前記複数の通気孔が前記対外域よりも密に集められて通気性が高められ、
    前記通風路を通って温冷された空気が、前記複数の通気孔を通ってシート幅方向の内側に向かって吹き出すと共に、前記熱源の輻射熱が、前記天板部分から外部に伝えられる乗物用内装トリム。
  2. 請求項1に記載の乗物用内装トリムであって、
    前記熱源は、前記アームレストの前記立壁部分と前記天板部分とに設けられており、前記天板部分の底面部から前記熱源の輻射熱が下向きに放射されるようになっている乗物用内装トリム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗物用内装トリムであって、
    前記裏側領域に、前記送風構造の送風出力の強弱により該送風構造により送られる空気の流通を許容したり阻止したりするフィルタが設けられ、前記送風構造が前記フィルタにより空気の流通を阻止される送風出力とされている時には該送風構造により送られる空気が前記表層部材の前記通気構造を通して外部に吹き出されるが、前記フィルタを通過して空気が送り出される送風出力の時には更に前記フィルタを通過した空気が別の箇所から外部に吹き出されるようになっている乗物用内装トリム。
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