JP2009303112A - 画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】読み取られた画像データを記憶するための記憶手段において消費される記憶容量を削減する。
【解決手段】原稿読取制御部32は、原稿サイズ検出部31により検出された原稿サイズ分の原稿画像を読み取るように画像読取部33を制御する。画像読取部33は、画像読取制御部32による制御に基づいて、原稿の画像を原稿サイズ分だけ読み取る。画像蓄積部34は、画像読取部33により読み取られた原稿サイズ分の画像データを記憶する。画像処理部35は、画像蓄積部34に記憶されている画像データに対して、用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域に白色の画像データを付加する処理を行う。画像出力部36は、画像処理部35により白色画像データの付加等の各種画像処理が行われた画像データを、指定されたサイズの用紙上に出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システムおよびプログラムに関する。
特許文献1には、読み取った画像の任意の箇所に白データを付加する機能を特徴とする画像処理装置が開示されている。
特開平10−276320号公報
本発明の目的は、読み取られた画像データを記憶するための記憶手段において消費される記憶容量を削減することが可能な画像読取装置、画像形成装置およびプログラムを提供することである。
[画像形成装置]
請求項1に係る本発明は、原稿のサイズを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された原稿のサイズに基づいて原稿画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた原稿画像に対する画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている画像データに対して、印刷用紙のサイズと前記原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加する付加手段と、
前記付加手段により用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域について予め定められた画像とするデータが付加された画像データを指定された用紙サイズの印刷用紙上に出力する画像出力手段とを有する画像形成装置である。
請求項2に係る本発明は、複数の原稿画像を1つの画像として出力する場合、前記付加手段は、前記記憶手段に記憶されている前記複数の画像データに対して、印刷用紙の用紙サイズと前記複数の原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加する請求項1記載の画像形成装置である
請求項3に係る本発明は、原稿読み取り領域を移動させる指定が行われた場合、前記読取手段は、移動した原稿読み取り領域に含まれる原稿画像を読み取り、
前記記憶手段は前記読取手段により読み取られた原稿画像に対応する画像データを記憶する請求項1記載の画像形成装置である。
請求項4に係る本発明は、原稿の外形から使用者によって定められた量内側の枠状領域に含まれる画像を消去する指定が行われた場合、前記読取手段により読み取られた原稿に対応する画像データのうち前記枠状領域に含まれる画像データを消去する枠消し処理を行う枠消し手段をさらに有し、
前記記憶手段は、前記枠消し手段により枠消し処理が行われた画像データを記憶する請求項1記載の画像形成装置である。
請求項5に係る本発明は、原稿の特定領域の抽出または削除の指定が行われた場合、前記読取手段により読み取られた原稿に対応する画像データのうち指定された特定領域に含まれる画像データ以外の画像データの消去処理または特定領域に含まれる画像データの消去処理を行う特定領域抽出消去手段をさらに有し、
前記記憶手段は、前記特定領域抽出消去手段による消去処理が行われた画像データを記憶する請求項1記載の画像形成装置である。
請求項6に係る本発明は、紙詰まりが発生した場合、前記付加手段は、前記記憶手段に記憶されている画像データに対して、印刷用紙の用紙サイズと原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
[画像形成システム]
請求項7に係る本発明は、原稿のサイズを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された原稿のサイズに基づいて原稿画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた原稿画像に対する画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている画像データに対して、印刷用紙のサイズと前記原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加する付加手段と、
前記付加手段により用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域について予め定められた画像とするデータが付加された画像データを指定された用紙サイズの印刷用紙上に出力する画像出力手段とを有する画像形成システムである。
[プログラム]
請求項8に係る本発明は、原稿のサイズを検出するステップと、
検出された原稿のサイズに基づいて原稿画像を読み取るステップと、
読み取られた原稿画像に対する画像データを記憶するステップと、
記憶されている画像データに対して、印刷用紙のサイズと前記原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加するステップと、
用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域について予め定められた画像とするデータが付加された画像データを指定された用紙サイズの印刷用紙上に出力するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、用紙基準で原稿画像を読み取る場合と比較して、読み取られた画像データを記憶するための記憶手段において消費される記憶容量を削減できる画像形成装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、複数画像を1つの画像にまとめて出力する機能を選択された場合でも、用紙基準で原稿画像を読み取る場合と比較して、読み取られた画像データを記憶するための記憶手段において消費される記憶容量を削減できる画像形成装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、原稿読み取り領域を移動させる機能が選択された場合でも、用紙基準で原稿画像を読み取る場合と比較して、読み取られた画像データを記憶するための記憶手段において消費される記憶容量を削減できる画像形成装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、原稿外形から使用者によって定められた量内側の枠状領域に含まれる画像を消去する枠消し機能を、使用者の意図通り忠実に実現できる画像形成装置を提供することができる。
請求項5に係る本発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、原稿の特定領域を抽出または削除する機能を、使用者の意図通り忠実に実現できる画像形成装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、紙詰まりが発生したことにより記憶手段内に不正な画像データが記憶された場合でも、不正な画像が印刷用紙上に出力されることを防ぐことができる画像形成装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、用紙基準で原稿画像を読み取る場合と比較して、読み取られた画像データを記憶するための記憶手段において消費される記憶容量を削減できる画像形成システムを提供することができる。
請求項8に係る本発明によれば、用紙基準で原稿画像を読み取る場合と比較して、読み取られた画像データを記憶するための記憶手段において消費される記憶容量を削減できるプログラムを提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像形成装置を含む画像形成システムのシステム構成を示す図である。本発明の一実施形態の画像形成システムは、図1に示されるように、例えばネットワーク30のような通信路により相互に接続された画像形成装置10、および端末装置20により構成される。
端末装置20は、印刷データを生成して、ネットワーク30経由にて生成した印刷データを画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、端末装置20から送信された印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を用紙上に出力する。なお、画像形成装置10の一例としては、印刷(プリント)機能、読み取り(スキャン)機能、複写(コピー)機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。そして、画像形成装置10には、自動原稿送り装置40が含まれているものもある。この自動原稿送り装置40は、原稿トレイ上にセットされた原稿束を順次スキャナに搬送する機能を有している。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける画像形成装置10のハードウェア構成を図2に示す。
画像形成装置10は、図2に示されるように、CPU11、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置13、ネットワーク30を介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)14、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置15、スキャナ16、プリントエンジン17、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)40を有する。これらの構成要素は、制御バス18を介して互いに接続されている。
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御する。
なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置10は、図3に示されるように、画像読取ユニット80と、画像出力部36とを備えている。そして、画像読取ユニット80は、少なくとも自動原稿送り装置(ADF)40、原稿サイズ検出部31と、画像読取制御部32と、画像読取部33と、画像蓄積部34と、画像処理部35とを有している。
自動原稿送り装置40は、原稿トレイに置かれた原稿を順次所定の原稿読み取り位置まで搬送する原稿搬送手段として機能する。この自動原稿送り装置40には、図4に示すように、6つのセンサSNS1〜SNS6が設けられている。SNS2〜6は、原稿トレイ上に設置された複数のセンサにより構成され、自動原稿送り装置40の原稿トレイ上に置かれた原稿のサイズの候補を検出するために設けられている。また、SNS1は、自動原稿送り装置40により搬送される原稿の実際のサイズを検出するために設けられている。
センサSNS2は、原稿の有無、つまり原稿が原稿トレイに置かれたか否かを検出するために設けられており、実際の原稿サイズの判定には関与していない。センサSNS3、SNS4は、原稿の主走査方向の幅を検出するためのセンサである。SNS3は、ガイド92の移動を検出するために設けられており、ガイド92の位置に応じて出力論理が変化する。また、SNS4は、ガイド91の移動を検出するために設けられており、ガイド91の位置に応じて出力論理が変化する。センサSNS5、SNS6は、上に原稿が載せられているか否かを検出するためのセンサである。原稿60が原稿トレイ上に置かれると、そのサイズに応じてセンサSNS5、SNS6の上を塞ぐこととなり、SNS5、SNS6は、上に原稿が載せられているか否かをそれぞれ検出する。
この自動原稿送り装置40を側面から見た際の断面図を図5に示す。図5に示されるように、自動原稿送り装置40では、原稿トレイ上に原稿60が置かれると、センサSNS2〜6の出力論理が変化する。そのため、センサSNS2〜SNS6により原稿トレイ上に置かれた原稿60の原稿サイズの推定が可能となる。なお、センサSNS1は、原稿が原稿トレイ上に置かれただけでは原稿サイズを測定することはできず、原稿の搬送が開始されて初めて原稿サイズを測定可能である。具体的には、センサSNS1により原稿の通過が検出された時間と、原稿の搬送速度とから、原稿の副走査方向の原稿サイズを正確に測定することが可能となる。
このように、原稿が原稿トレイ上に置かれただけでは正確な原稿サイズを測定することは困難であるため、原稿が定型サイズであるものと仮定して、センサSNS2〜SNS6上における原稿の有無を検出した検出結果に基づいて原稿サイズの推定が行われる。そして、1枚目の原稿が自動原稿送り装置40により搬送されて、センサSNS1を通過することにより原稿の正確なサイズを測定することとなる。
そして、図5に示されるように、自動原稿送り装置40により原稿が搬送されてくる読み取り位置には、図3に示した画像読取部33が設けられている。
画像読取部33は、原稿を照射するキセノンランプ51と、反射ミラー52、53と、結像レンズ54と、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子55とから構成されていて、自動原稿送り装置40により搬送されてきた原稿またはプラテンガラス70上に置かれた原稿画像を読み取る。
画像読取部33は、図示しないキャリッジに設けられていて、副走査方向に移動可能となっている。そのため、プラテンガラス70上に置かれた原稿の画像を読み取る場合には、画像読取部33は、副走査方向に移動しながら原稿の読み取りを行うことができる。また、原稿トレイ上に置かれた原稿の画像を読み取る場合には、画像読取部33は、原稿が搬送されてくる原稿読み取り位置まで移動することにより、原稿トレイから搬送されてきた原稿の画像を順次読み取ることができるような構成となっている。なお、ここで副走査方向とは、用紙が搬送される方向と同一な方向であり、主走査方向に対して垂直な方向をいう。なお、主走査方向とは、印刷用紙上に画像が形成される際に、偏向されたレーザ光が走査される方向を意味する。
原稿サイズ検出部31は、自動原稿送り装置40に設けられたセンサSNS1〜SNS6の出力信号に基づいて、自動原稿送り装置40の原稿トレイ上に置かれた原稿のサイズを検出する。ここで、原稿サイズとは、画像読取部33により読み取られた原稿の縦方向の長さと横方向の長さにより規定されるサイズのことを意味する。
原稿読取制御部32は、原稿サイズ検出部31により検出された原稿サイズ分の原稿画像を読み取るように画像読取部33を制御する。
画像読取部33は、画像読取制御部32による制御に基づいて、原稿読み取り位置に搬送されてきた原稿や、プラテンガラス70上に置かれた原稿の画像を原稿サイズ分だけ読み取る。画像蓄積部34は、画像読取部33により読み取られた原稿サイズ分の画像データを記憶する。
画像処理部35は、画像蓄積部34に記憶された画像データに対して、色変換処理等各種の画像処理を行う。そして、画像処理部35は、この画像処理に含まれる処理として、画像蓄積部34に記憶されている画像データに対して、用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域に対して予め定められた画像とするデータを付加する処理を行う。ここで、予め定められた画像とするデータを付加する処理とは、使用者により予め定められたデータを付加する処理をいい、例えば白色の画像データを付加する処理をいう。また、印刷用紙の色が白色以外の場合には、印刷用紙の色と同一色の画像データを付加する処理としてもよい。なお、予め定められた画像とするデータを付加する処理は、特定色のデータを付加する処理に限られない。
画像出力部36は、画像処理部35により白色画像データの付加等の各種画像処理が行われた画像データを、指定されたサイズの用紙上に出力する。ここで、用紙サイズとは、例えば、A4サイズ、B5サイズのように、印刷用紙の縦方向の長さと横方向の長さにより規定されるサイズのことを意味する。
次に、本発明の一実施形態の画像形成装置10の動作を図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本実施形態の画像形成装置10の複写処理時の動作を示すフローチャートである。
まず、自動原稿送り装置40の原稿トレイに複写(コピー)しようとする原稿がセットされると、SNS2〜SNS6からの出力信号の論理に基づいて、原稿サイズ検出部31は原稿サイズの候補を検出する。そして、原稿が自動原稿送り装置40により搬送されると、SNS1からの出力信号により、原稿サイズ検出部31は、原稿の副走査方向の正確なサイズを検出する(ステップS101)。
すると、画像読取制御部32は、原稿サイズ検出部31により検出された原稿サイズに基づいて、検出された原稿サイズ分の原稿サイズを読み取るように、原稿読取部33を制御する(ステップS102)。そして、画像読取部33により読み取られた原稿画像データは、画像蓄積部34に保存される(ステップS103)。
次に、画像蓄積部34に保存されていた画像データは読み出され(ステップS104)、画像処理部35では、画像蓄積部34からに読み出された画像データに対して各種画像処理を行う。この画像処理の1つの処理として、指定された用紙サイズが読み取られた原稿画像の原稿サイズよりも大きい場合に、画像処理部35は、画像蓄積部34に保存されている画像データに対して、用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域を使用者によって定められた画像を付加する処理を行う(ステップS105)。本実施形態では、白色の画像データを付加する処理を行うこととする(ステップS105)。
そして、画像出力部36は、画像処理部35により白色画像データの付加等の画像処理が行われた後の画像データに基づいて画像を形成して出力する(ステップS106)。そして、このステップS101〜S106の処理は、原稿がなくなるまで繰り返される(ステップS107)。
なお、本実施形態の画像形成装置10では、画像読取部33によって読み取った画像データを、画像出力部36において印刷用紙上に出力する場合だけでなく、画像読取部33によって読み取った画像データを、画像形成装置10内の特定の記憶領域(例えば、親展ボックスとして設定された記憶領域)内に格納するような場合や、ネットワーク30等の通信路を介して端末装置20等の特定の記憶領域内に出力するような場合にも同様な処理が行なわれるようにしてもよい。このような場合には、画像処理部35によって用紙サイズと原稿サイズとの差分に対応した領域に白色の画像データが付加された画像データが、特定の記憶領域内に格納または出力される。
[具体例1]
次に、具体例を用いて、本実施形態の画像形成装置10による複写処理を行う際の動作を説明する。ここでは、図7に示すように、原稿サイズがA4の原稿を、用紙サイズがA3の印刷用紙に出力する場合を用いて説明する。
本実施形態の画像形成装置10では、画像読取制御部32は、検出された原稿サイズよりも指定された用紙サイズのほうが大きい場合に、検出された原稿サイズに対応した領域分の原稿画像を読み取るよう画像読取部33を制御する。つまり、画像読取制御部32は、原稿サイズ基準により原稿画像の読み取りを行うよう画像読取部33を制御する。
図8では、用紙サイズ基準で読み取りを行った場合を図8(A)に示し、原稿サイズ基準で読み取りを行った場合を図8(B)に示す。
用紙サイズ基準での読み取り動作が行われ、原稿サイズがA4で指定された用紙サイズがA3の場合、図8(A)に示されるように、A4の原稿画像を含めたA3分の画像の読み取りが行われる。その結果、A3サイズの画像データが得られることとなる。そのため、画像データを記憶するための画像蓄積部34のメモリ量としてはA3サイズ分のメモリ量が必要となる。最後に、このA3サイズの画像データに基づいてA3サイズの印刷用紙に画像が出力される。
本実施形態の画像形成装置10のように、原稿サイズ基準での読み取り動作が行われ、原稿サイズがA4で指定された用紙サイズがA3の場合、図8(B)に示されるように、用紙サイズにかかわらずA4分のみの画像の読み取りが行われる。その結果、A4サイズの画像データが得られることとなる。そのため、画像データを記憶するための画像蓄積部34のメモリ量としてはA4サイズ分のメモリ量のみが必要となる。そして、画像蓄積部34から読み出されたA4サイズの画像データをA3サイズの印刷用紙に出力するために、A3サイズとA4サイズの差分の領域に対して白色画像データが付加されA3サイズの画像データとなる。最後に、このA3サイズの画像データに基づいてA3サイズの印刷用紙に画像が出力される。
次に、用紙サイズ基準で読み取りを行った場合と原稿サイズ基準で読み取りを行った場合とで、印刷が完了するまでに要する時間差について図9を参照して説明する。
ここでは、図7、図8に示すように原稿サイズが14で指定された用紙サイズがA3の場合を用いて説明する。また、画像出力部36における印刷速度が、画像読取部33における読取速度よりも2倍速いものとして説明する。
用紙サイズ基準で読み取りを行った場合、画像読取部33は、A3サイズ分の画像データを読み取る必要がある。そのため、図9(A)に示されるように、時刻t1に読み取りを開始したとしても印刷を終了する時刻は時刻t4となる。これに対して、原稿サイズ基準で読み取りを行った場合、画像読取部33は、A4サイズ分の画像データのみを読み取ればよい。そのため、図9(B)に示されるように、時刻t1に読み取りを開始すると、時刻t2においてA4サイズ分の画像データの印刷が終了し、残りの白色画像データが付加されたA4分の領域の印刷が終了する時刻t3には全ての印刷が完了する。
[具体例2]
次に、本実施形態の画像形成装置10により、複数画像を1つの画像にまとめて出力する機能(集約印刷機能)を実行した場合の動作について説明する。
このような、複数画像を1つの画像にまとめて出力する機能が選択された場合、本実施形態における画像処理部35は、画像蓄積部34に記憶されている複数画像の画像データをまとめた領域と用紙サイズの領域との差分の領域に白色の画像データを付加する。
ここでは、図10に示すように、原稿サイズがA4よりも小さい2つの原稿を、用紙サイズがA3の印刷用紙に出力する場合を用いて説明する。図10では、用紙サイズ基準で読み取りを行った場合を図10(A)に示し、原稿サイズ基準で読み取りを行った場合を図10(B)に示す。
用紙サイズ基準での読み取り動作が行われた場合、図10(A)に示されるように、2つの原稿に対してそれぞれA4分の画像の読み取りが行われ、2つのA4サイズの画像データが得られる。その結果、A3サイズの画像データが得られることとなる。そのため、画像データを記憶するための画像蓄積部34のメモリ量としてはA3サイズ分のメモリ量が必要となる。最後に、2つのA4サイズの画像データが1つのA3サイズの画像データに合成され、このA3サイズの画像データに基づいてA3サイズの印刷用紙に画像が出力される。
本実施形態の画像形成装置10のように、原稿サイズ基準での読み取り動作が行われる場合、図10(B)に示されるように、2つの原稿に対して原稿サイズ分のみの画像の読み取りが行われる。その結果、原稿サイズの画像データが得られることとなる。そのため、画像データを記憶するための画像蓄積部34のメモリ量としては原稿サイズ分のデータを格納するためのメモリ量のみが必要となる。そして、画像蓄積部34から読み出された2つの画像データを1枚のA3サイズの印刷用紙に出力するために、2つの画像データをまとめた領域とA3サイズとの差分の領域に対して白色画像データが付加されA3サイズの画像データとなる。最後に、このA3サイズの画像データに基づいてA3サイズの印刷用紙に画像が出力される。
[具体例3]
次に、本実施形態の画像形成装置10により、原稿読み取り領域を一定量シフト(移動)させる機能を実行した場合の動作について説明する。
このような、原稿読み取り領域を一定量シフトさせる指定が行われた場合、本実施形態における画像読取部33は、一定量シフトした原稿読み取り領域に含まれる原稿画像のみを読み取り、画像蓄積部34は画像読取部33により読み取られた原稿の一部の画像データを記憶する。
本実施形態の画像形成装置10により原稿読み取り領域のシフト処理が行われる場合の動作を図11のフローチャートに示す。この図11のフローチャートは、図6に示したフローチャートに対して、画像読み取り領域をシフトするステップS201を追加したものである。つまり、本実施形態における画像形成装置10では、原稿サイズを検知するステップS101の処理の後に画像読み取り領域をシフトする処理を行い(ステップS201)、その後にステップS102の画像読み取り処理が行われる。
この画像読み取り領域のシフト動作の具体例を図12を参照して説明する。図12では、原稿サイズがA4の原稿を一定量だけシフトさせて、用紙サイズがA3の印刷用紙に出力する場合を用いて説明する。また、図12では、用紙サイズ基準で読み取りを行った場合を図12(A)に示し、原稿サイズ基準で読み取りを行った場合を図12(B)に示す。
用紙サイズ基準での読み取り動作が行われた場合、図12(A)に示されるように、一定量だけシフトされたA4の原稿画像を含めたA3分の画像の読み取りが行われる。その結果、A3サイズの画像データが得られることとなる。そのため、画像データを記憶するための画像蓄積部34のメモリ量としてはA3サイズ分のメモリ量が必要となる。最後に、このA3サイズの画像データに基づいてA3サイズの印刷用紙に画像が出力される。
本実施形態の画像形成装置10のように、原稿サイズ基準での読み取り動作が行われた場合、図12(B)に示されるように、用紙サイズにかかわらず原稿を一定量シフトした原稿読み取り領域に含まれる原稿画像のみが読み取られ、A4の原稿サイズの一部分について画像の読み取りが行われる。その結果、A4サイズの画像よりも小さな画像が得られることとなる。そのため、画像データを記憶するための画像蓄積部34のメモリ量としてはA4サイズ分のメモリ量よりも少ないメモリ量で足りる。そして、画像蓄積部34から読み出された原稿画像の一部分の画像データをA3サイズの印刷用紙に出力するために、A3サイズと原稿画像の一部分の画像サイズの差分の領域に対して白色画像データが付加されA3サイズの画像データとなる。最後に、このA3サイズの画像データに基づいてA3サイズの印刷用紙に画像が出力される。
[具体例4]
次に、本実施形態の画像形成装置10により、原稿外形から使用者によって定められた量内側の枠状領域に含まれる画像を消去する機能(枠消し機能)を実行した場合の動作について説明する。枠消しとは、図13に示されるように、ある原稿を複写しようとする際に、その原稿の外形から使用者によって定められた量内側の領域内の画像を消去する機能である。
このような、原稿外形から使用者によって定められた量内側の枠状領域に含まれる画像を消去する指定が行われた場合、本実施形態における画像処理部35は、画像読取部33により読み取られた原稿の画像データのうち枠状領域に含まれる画像データを消去する枠消し処理を行う枠消し手段として機能する。そして、画像蓄積部34は、画像処理部35により枠消し処理が行われた画像データを記憶する。
本実施形態の画像形成装置10により枠消し処理が行われる場合の動作を図14のフローチャートに示す。この図14のフローチャートは、図6に示したフローチャートに対して、枠消し処理を行うステップS301を追加したものである。つまり、本実施形態における画像形成装置10では、画像読み取り処理を行うステップS102の処理の後に、枠消し処理を行い(ステップS301)、その後にステップS103の画像データの保存が行われる。
この枠消し処理の具体例を図15を参照して説明する。図15では、原稿サイズがA4よりも少し小さい非定型サイズの原稿に対して枠消しを行って、用紙サイズがA4の印刷用紙に出力する場合を用いて説明する。また、図15では、用紙サイズ基準で読み取りを行った場合を図15(A)に示し、原稿サイズ基準で読み取りを行った場合を図15(B)に示す。
用紙サイズ基準での読み取り動作が行われた場合、図15(A)に示されるように、原稿サイズがA4よりも小さいにもかかわらず、指定された用紙サイズがA4であるため、A4分の画像の読み取りが行われる。そして、得られたA4分の画像データに対して枠消し処理が行われる。その結果として、原稿画像の右側部分の枠消し処理は行われない。そして読み取られたA4サイズの画像データは画像蓄積部34に記憶される。その後に、このA4サイズの画像データに基づいてA4サイズの印刷用紙に画像が出力される。
本実施形態の画像形成装置10のように、原稿サイズ基準での読み取り動作が行われた場合、図15(B)に示されるように、原稿サイズがA4よりも小さい場合でも原稿画像のみが読み取られる。その結果、A4サイズの画像よりも小さな画像が得られることとなる。そして、得られた原稿分の画像データに対して枠消し処理が行われる。その結果として、原稿画像の4辺とも指定量だけ枠消し処理が行われる。そして、枠消し処理が行われた原稿画像データは画像蓄積部34に記憶される。その後に、この原稿画像データに基づいてA4サイズの印刷用紙に画像が出力される。
[具体例5]
次に、本実施形態の画像形成装置10により、原稿の特定領域の抽出または削除を行う機能を実行した場合の動作について説明する。原稿の特定領域を削除する機能とは、例えば図16(A)に示すように、原稿を複写する場合に原稿画像の指定された領域の画像を削除して出力する機能である。また、原稿の特定領域を抽出する機能とは、例えば図16(B)に示すように、原稿を複写する場合に原稿画像の指定された領域の画像を抽出して出力する機能である。このような特定領域の指定は、原稿のある基準位置に対して座標を設定することにより行われる。
このような、原稿の特定領域の抽出または削除の指定が行われた場合、本実施形態における画像処理部35は、画像読取部33により読み取られた原稿の画像データのうち指定された特定領域に含まれる画像データ以外の画像データの消去処理または特定領域に含まれる画像データの消去処理を行う特定領域抽出消去手段として機能する。そして、画像蓄積部34は、画像処理部35による消去処理が行われた後の画像データを記憶する。
本実施形態の画像形成装置10により特定領域の抽出削除処理が行われる場合の動作を図17のフローチャートに示す。この図17のフローチャートは、図6に示したフローチャートに対して、特定領域の抽出または削除処理を行うステップS401を追加したものである。つまり、本実施形態における画像形成装置10では、画像読み取り処理を行うステップS102の処理の後に、特定領域の抽出または削除処理を行い(ステップS401)、その後にステップS103の画像データの保存が行われる。
この特定領域の抽出処理の具体例を図18を参照して説明する。図18では、原稿サイズがA4よりも少し小さい非定型サイズの原稿に対して特定領域の削除を行って、用紙サイズがA4の印刷用紙に出力する場合を用いて説明する。また、図18では、用紙サイズ基準で読み取りを行った場合を図18(A)に示し、原稿サイズ基準で読み取りを行った場合を図18(B)に示す。
用紙サイズ基準での読み取り動作が行われた場合、図18(A)に示されるように、原稿サイズがA4よりも小さいにもかかわらず、指定された用紙サイズがA4であるため、A4分の画像の読み取りが行われる。そして、得られたA4分の画像データに対して、指定された特定領域内の画像データの消去処理が行われる。
しかし、この特定領域の指定は、画像データのある位置を基準として座標により指定されるため、この基準が設定される場所によっては、使用者が意図していない場所の画像が消去される。一般的に、プラテンガラス70では右上が読み取り開始位置に設定されているため、原稿の右上の頂点が基準位置に設定される。このように原稿の右上を基準として設定すると、原稿サイズが非定型の場合、原稿の状態で指定された座標と、読み取られたA4サイズの画像データ上の座標とはずれが発生することとなる。そのため、用紙サイズ基準で読み取られたA4サイズの画像データでは、使用者が意図していたのはずれた領域に対して消去処理が行われる。そして特定領域の削除処理が行われたA4サイズの画像データは画像蓄積部34に記憶される。その後に、このA4サイズの画像データに基づいてA4サイズの印刷用紙に画像が出力される。
本実施形態の画像形成装置10のように、原稿サイズ基準での読み取り動作が行われた場合、図18(B)に示されるように、原稿サイズがA4よりも小さい場合でも原稿画像のみが読み取られる。その結果、A4サイズの画像よりも小さな画像が得られることとなる。そして、得られた原稿分の画像データに対して特定領域の消去処理が行われる。この場合には、使用者が特定領域を指定した際の原稿のサイズと、読み取られた画像データのサイズは同じであるため、指定された特定領域のずれは発生しない。そのため、使用者が意図した領域の画像を消去する処理が行われる。そして、特定領域の削除処理が行われた原稿画像データは画像蓄積部34に記憶される。その後に、この原稿画像データに基づいてA4サイズの印刷用紙に画像が出力される。
[変形例]
上記実施形態では、画像形成装置に対して本発明を適用した場合を用いて説明しているが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、図3に示された画像読取ユニット80の機能を独立した装置として構成した画像読取装置に対しても同様に適用することが可能である。
また、上記実施形態では、画像処理部35は、画像蓄積部34に記憶されている画像データに対して、常に用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域に白色の画像データを付加する処理を行うものとして説明しているが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。例えば、画像処理部35は、通常は白色の画像データを付加する処理を行わないが、紙詰まり(ジャム)が発生してエラーとなった場合にのみ紙詰まりが解消した後の処理において白色の画像データを付加する処理を行うようにしてもよい。また、このような場合において、紙詰まりが解消した後の処理において白色の画像データを付加するか否かを使用者が選択することができるようにしてもよい。
本発明の一実施形態の画像形成装置のシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。 自動原稿送り装置40に設けられた6つのセンサSNS1〜SNS6を示す図である。 自動原稿送り装置40を側面から見た際の断面図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10の複写処理時における動作を示すフローチャートである。 原稿サイズがA4の原稿を、用紙サイズがA3の印刷用紙に出力する場合を示す図である。 原稿サイズがA4の原稿を、用紙サイズがA3の印刷用紙に出力する際の、本発明の一実施形態の画像形成装置10における複写処理の動作を説明するための図である。 用紙サイズ基準で読み取りを行った場合と原稿サイズ基準で読み取りを行った場合とで、印刷が完了するまでに要する時間差について説明するための図である。 原稿サイズがA4よりも小さい2つの原稿を用紙サイズがA3の印刷用紙に出力する場合を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10により原稿読み取り領域のシフト処理を行う場合の動作を示すフローチャートである。 原稿サイズがA4の原稿を一定量だけシフトさせて用紙サイズがA3の印刷用紙に出力する場合を示す図である。 原稿外形から使用者によって定められた量内側の枠状領域に含まれる画像を消去する機能(枠消し)を説明するための図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10により枠消し処理を行う場合の動作を示すフローチャートである。 原稿サイズがA4よりも少し小さい非定型サイズの原稿に対して枠消しを行って、用紙サイズがA4の印刷用紙に出力する場合を示す図である。 原稿の特定領域の抽出または削除を行う機能を説明するための図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10により特定領域の抽出削除処理を行う場合の動作を示すフローチャートである。 原稿サイズがA4よりも少し小さい非定型サイズの原稿に対して特定領域の削除を行って、用紙サイズがA4の印刷用紙に出力する場合を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 通信インタフェース(IF)
15 ユーザインタフェース(UI)装置
16 スキャナ
17 プリントエンジン
18 制御バス
20 端末装置
30 ネットワーク
31 原稿サイズ検出部
32 画像読取制御部
33 画像読取部
34 画像蓄積部
35 画像処理部(白色画像データ付加部)
36 画像出力部
40 自動原稿送り装置(ADF)
51 キセノンランプ
52、53 反射ミラー
54 結像レンズ
55 光電変換素子
60 原稿
70 プラテンガラス
80 画像読取ユニット
91、92 ガイド
SNS1〜SNS6 センサ
S101〜S107 ステップ
S201 ステップ
S301 ステップ
S401 ステップ

Claims (8)

  1. 原稿のサイズを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された原稿のサイズに基づいて原稿画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた原稿画像に対する画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている画像データに対して、印刷用紙のサイズと前記原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加する付加手段と、
    前記付加手段により用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域について予め定められた画像とするデータが付加された画像データを指定された用紙サイズの印刷用紙上に出力する画像出力手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 複数の原稿画像を1つの画像として出力する場合、前記付加手段は、前記記憶手段に記憶されている前記複数の画像データに対して、印刷用紙の用紙サイズと前記複数の原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 原稿読み取り領域を移動させる指定が行われた場合、前記読取手段は、移動した原稿読み取り領域に含まれる原稿画像を読み取り、
    前記記憶手段は前記読取手段により読み取られた原稿画像に対応する画像データを記憶する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 原稿の外形から使用者によって定められた量内側の枠状領域に含まれる画像を消去する指定が行われた場合、前記読取手段により読み取られた原稿に対応する画像データのうち前記枠状領域に含まれる画像データを消去する枠消し処理を行う枠消し手段をさらに有し、
    前記記憶手段は、前記枠消し手段により枠消し処理が行われた画像データを記憶する請求項1記載の画像形成装置。
  5. 原稿の特定領域の抽出または削除の指定が行われた場合、前記読取手段により読み取られた原稿に対応する画像データのうち指定された特定領域に含まれる画像データ以外の画像データの消去処理または特定領域に含まれる画像データの消去処理を行う特定領域抽出消去手段をさらに有し、
    前記記憶手段は、前記特定領域抽出消去手段による消去処理が行われた画像データを記憶する請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 紙詰まりが発生した場合、前記付加手段は、前記記憶手段に記憶されている画像データに対して、印刷用紙の用紙サイズと原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 原稿のサイズを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された原稿のサイズに基づいて原稿画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた原稿画像に対する画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている画像データに対して、印刷用紙のサイズと前記原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加する付加手段と、
    前記付加手段により用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域について予め定められた画像とするデータが付加された画像データを指定された用紙サイズの印刷用紙上に出力する画像出力手段と、
    を有する画像形成システム。
  8. 原稿のサイズを検出するステップと、
    検出された原稿のサイズに基づいて原稿画像を読み取るステップと、
    読み取られた原稿画像に対する画像データを記憶するステップと、
    記憶されている画像データに対して、印刷用紙のサイズと前記原稿のサイズとの差分に対応する領域を予め定められた画像とするデータを付加するステップと、
    用紙サイズと原稿サイズとの差分の領域について予め定められた画像とするデータが付加された画像データを指定された用紙サイズの印刷用紙上に出力するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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