JP2009302585A - 基板洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板及び基板搬送機構を洗浄する洗浄装置を提供すること。
【解決手段】
ウエハWを載置する載置台74を取り囲み、下部にドレイン管77が接続したカップ体76を設ける。このカップ体76は筐体60内に収納されている。前記筐体60内において、ウエハWの搬入経路でありカップ体76の外部にアーム体53を洗浄するための洗浄ヘッド63と、載置台74の上方にウエハWを洗浄するためのシャワーヘッド71と、を設ける。前記洗浄ヘッド63は、アーム体53の進入方向に直交するように伸びており、その長手方向の長さはアーム体53の幅全体をカバーするように形成されている。前記洗浄ヘッド63及びシャワーヘッド71は、共通の洗浄液供給源64A及びパージガス供給源65Aに接続されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板を洗浄する装置に関する。
従来、半導体製造工程の一つであるフォトレジスト工程においては、ウエハの表面にレジストを塗布し、このレジストを所定のパターンで露光した後に、当該ウエハに現像液を供給して現像してレジストパターンを作成している。このような処理は、一般に塗布ユニットと現像ユニットとを含んだ塗布、現像装置に露光装置を接続したシステムを用いて行われる。
この塗布、現像装置から露光装置へ、あるいは露光装置から塗布、現像装置へのウエハの受け渡しは、例えば塗布現像、装置と露光装置との間に介在するインターフェイス部を介することで行われている。例えば特許文献1には2つ搬送アームを備えたインターフェイス部の構成が記載されており、当該2つの搬送アームが協働することで前記装置間のウエハの受け渡しが行われている。
ところで近年、デバイスパターンの微細化、薄膜化の要請から露光の解像度を上げることを目的として液浸露光と呼ばれる露光手法を導入することが検討されている。液浸露光とはウエハの表面に光を透過させる超純水等の液層を形成した状態で、光源から発せられた光をこの液層を透過させることでウエハ表面に照射させて、所定の回路パターンをレジストに転写する露光処理である。詳しく述べると例えばArFを露光処理を行うための光源として用いた場合に、その光源から発せられた光の波長は大気中では193nmであるが水中では実質134nmになるように、この手法は光の波長が水中では短くなることを利用して解像度の高い露光処理を行うものである。
しかしながら上述の液浸露光を適用したフォトレジスト工程にはレジスト塗布膜が前記液層に溶出するという懸念がある。この溶出が起きると液体はパーティクルを吸着しやすいことから、露光処理後、液層を形成するために用いた液体がウエハに残留して、この液体を介して前記溶出成分がパーティクルとしてウエハ表面に付着する。このようなパーティクルが付着したウエハが露光装置から既述のインターフェイス部に設けられた搬送アームに受け渡されると、当該搬送アームがパーティクルにより汚染されることが考えられ、それ以後当該搬送アームを介して搬送されるウエハにパーティクル汚染が広がることになる。
露光時にパーティクルが付着したあるいは既述のように搬送アームを介してパーティクルが付着したウエハが塗布、現像装置内に搬入されると、例えば塗布、現像装置内の搬送アームに当該パーティクルが付着してそれが処理ユニット内に飛散したりあるいは他のウエハに転写したりすることで、塗布、現像装置内にパーティクル汚染が広がるおそれがある。パーティクル汚染を受けたウエハについては加熱処理時にパーティクルの付着している部位の温度が他の部位の温度とは異なり、特に化学増幅型のレジストに対して露光時に発生した酸触媒をレジスト内に拡散させる加熱処理時においては、パーティクルの付着がパターンの線幅に大きく影響を及ぼす。更に現像処理時にはウエハに付着しているパーティクルによりパターンが損傷されるおそれもある。
また、塗布、現像装置内にパーティクル汚染が広がるとすると例えば露光前、露光後で加熱処理を行うユニットを共用しているような場合は当該ユニットを介して露光装置側へ搬入されるウエハも汚染を受ける。露光装置へ向かうウエハは露光装置から搬出されるウエハと同様に搬送アームからもパーティクルが転写されるため、露光装置にはパーティクルが蓄積することが考えられる。その場合液浸露光が行われるとパーティクルが液層に乗って露光領域を移動することで露光が妨げられウエハにレジストパターンが正確に転写されなくなり、レジストパターンの欠陥部位がウエハ上に散在することが起きる心配がある。
既述したパーティクル汚染以外の液浸露光を行う場合の問題としてウォータマークの形成がある。これは液浸露光を行う際に用いる液体がウエハに付着したまま乾燥することで、液体中の溶存成分がウエハ表面に凝固する現象であり、このウォータマークは、ウエハの現像処理が正常に行われるのを妨げるおそれがある。これらの問題に対する対策は特許文献1には記載されていない。
特開2004−193597
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、レジストを基板に塗布し、液浸露光後の基板を現像するにあたって、パーティクル汚染を抑えることのできる塗布、現像装置及び塗布、現像方法を提供することである。また本発明の他の目的は、液浸露光に用いた液体が基板表面で乾燥してウォータマークが形成されることで現像処理が正常に行われなくなることを防ぐことができる塗布、現像装置及び塗布、現像方法を提供することである。
本発明に係る塗布、現像装置は、基板の表面にレジストを塗布する塗布ユニット及び露光された後の基板に現像液を供給して現像する現像ユニットが設けられた処理ブロックと、基板の表面に液層を形成して液浸露光を行う露光装置とに接続されるインターフェイス部と、を備えた塗布、現像装置において、前記インターフェイス部は液浸露光後の基板に対して洗浄を行う基板洗浄ユニットと、露光装置からの基板を基板洗浄ユニットに搬送する保持体を備えた第1の搬送機構と、前記基板洗浄ユニットから基板を搬出して処理ブロックへ搬送する第2の搬送機構と、を備えたことを特徴とする。
前記塗布、現像装置において第2の搬送機構は、処理ブロックからの基板を第1の搬送機構に受け渡し、第1の搬送機構は当該基板を露光装置へ受け渡す構成としてもよく、また前記第1の搬送機構は、露光装置からの基板を基板洗浄ユニットへ搬送するための専用の保持体と、露光装置に基板を搬送するための専用の保持体とを備えていてもよい。さらに第2の搬送機構は、基板洗浄ユニットから基板を取り出す搬送アームと、この搬送アームから基板を受け取って処理ブロックに受け渡す搬送アームと、からなっていてもよい。
前記第1の搬送機構における、基板を基板洗浄ユニットに搬送する保持体を洗浄するための保持体洗浄ユニットが前記インターフェイス部に設けられていてもよい。そしてこの場合前記基板洗浄ユニットに前記保持体洗浄ユニットが組み合わせて設けられていてもよく、例えば当該保持体洗浄ユニットは基板洗浄ユニット内への搬送アームの進入路に対向する位置に設けられている。
また本発明に係る塗布、現像装置は例えば、液浸露光された基板の乾燥を抑えるために、基板洗浄ユニットに搬送される基板の周囲の雰囲気を加湿する湿度制御ユニットを備えており、前記湿度制御ユニットは例えば第1の搬送機構に組み合わせて設けられていてもよい。
本発明に係る塗布、現像方法は、処理ブロックにて基板の表面にレジストを塗布した後、当該基板の表面に液層を形成して液浸露光し、次いでこの基板を前記処理ブロックに搬送して当該基板の表面に現像液を供給して現像する塗布、現像方法において、液浸露光された後の基板を第1の搬送機構により基板洗浄ユニットに搬送する工程と、基板洗浄ユニットにおいて基板の洗浄を行う工程と、基板洗浄ユニットから洗浄された基板を第2の搬送機構により処理ブロックに搬出する工程と、を含むことを特徴とする。
前記塗布、現像方法において基板洗浄ユニットに搬送する工程は、第1の搬送機構に備えられた一の専用の保持体により行われ、さらに第1の搬送機構に備えられた他の専用の保持体により露光装置からの基板を基板洗浄ユニットへ搬送する工程が含まれていてもよい。
また前記第1の搬送機構における基板を基板洗浄ユニットに搬送する保持体を、保持体洗浄ユニットにより洗浄する工程を含んだ塗布、現像方法であってもよく、この場合は例えば基板洗浄ユニット内への搬送アームの進入路に対向する位置に保持体洗浄ユニットが設けられている。また基板が露光装置からインターフェイス部へ搬入された後、基板洗浄ユニットに搬入されるまでの間、当該基板の周囲における雰囲気を加湿する工程が含まれていてもよく、この場合基板の周囲における雰囲気を加湿する工程は、例えば第1の搬送機構に設けられた湿度制御ユニットにより行われる。
本発明によれば、露光装置により液浸露光を受けた基板を第1の搬送機構により基板洗浄ユニットに搬送して、当該基板洗浄ユニット6により前記基板を洗浄しているため、基板に液浸露光時のレジストの溶出物等のパーティクルが付着していたとしても除去される。また洗浄された基板を第1の搬送機構とは別の第2の搬送機構を介して搬送するので処理ブロックの各処理ユニット及び当該各処理ユニットで処理される基板にパーティクル汚染が広がることを防ぐことができる。従って基板の加熱処理時にパーティクルによりパターンの線幅が影響を受けたり、現像処理時にパーティクルによりパターンが損傷されたり、液浸露光の際にパーティクルが液層に乗って露光領域を移動することで露光が妨げられたりするといった不具合を抑えることができるので、基板にレジストパターンの形成を正確に行うことができる。
また、液浸露光された後、かつ前記基板洗浄ユニットに搬入される前における基板の周囲の湿度を制御する(加湿する)湿度制御ユニットを設けることで、液浸露光を受けた基板が基板洗浄ユニットに搬送されるまでに当該基板に付着した液体が乾燥してウォータマークが形成されることを防ぐことができる。従ってこのウォータマークにより現像処理が妨げられることが抑えられるので基板にレジストパターンを正確に形成することができる。
以下、本発明に係る露光装置が接続された塗布、現像装置の全体構成の一例について図1、図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態であるウエハの塗布、現像装置を液浸露光を行う露光装置に接続してなるレジストパターン形成装置を示す平面図であり、図2は同斜視図である。図中B1はウエハWが、例えば13枚密閉収納されたキャリア2を搬入出するためのキャリア載置部であり、キャリア2を複数個並べて載置可能な載置部20aを備えたキャリアステーション20と、このキャリアステーション20から見て前方の壁面に設けられる開閉部21と、開閉部21を介してキャリア2からウエハWを取り出すための受け渡し手段A1とが設けられている。
キャリア載置部B1の奥側には筐体22にて周囲を囲まれる処理部(処理ブロック)B2が接続されており、この処理部B2には手前側から順に加熱・冷却系のユニットを多段化した3個の棚ユニットU1,U2,U3及び液処理ユニットU4,U5の各ユニット間でウエハWの受け渡しを行う主搬送手段A2,A3とが交互に配列して設けられている。即ち、棚ユニットU1,U2,U3及び主搬送手段A2,A3はキャリア載置部B1側から見て前後一列に配列されており、各々の接続部位には図示しないウエハ搬送用の開口部が形成されていて、ウエハWは処理ブロックB2内を一端側の棚ユニットU1から他端側の棚ユニットU3まで自由に移動できるようになっている。また主搬送手段A2,A3は、キャリア載置部B1から見て前後一列に配置される棚ユニットU1,U2,U3側の一面部と、後述する例えば右側の液処理ユニットU4,U5側の一面部と、左側の一面をなす背面部とで構成される区画壁23により囲まれる空間内に置かれている。また、図中24は各ユニットで用いられる処理液の温度調節装置や温湿度調節用のダクト等を備えた温湿度調節ユニットである。
前記棚ユニットU1,U2,U3は、液処理ユニットU4,U5にて行われる処理の前処理及び後処理を行うための各種ユニットを複数段例えば10段に積層した構成とされており、その組み合わせはウエハWを加熱(ベーク)する加熱ユニット(PAB)(図示せず)、ウエハWを冷却する冷却ユニット等が含まれる。また液処理ユニットU4,U5は、例えば図2に示すように、レジストや現像液などの薬液収納部の上に反射防止膜塗布ユニット(BARC)26、レジスト塗布ユニット(COT)27、ウエハWに現像液を供給して現像処理する現像ユニット(DEV)28等を複数段例えば5段に積層して構成されている。
処理部B2における棚ユニットU3の奥側には、インターフェイス部B3を介して露光装置B4が接続されている。露光装置B4にはインターフェイス部B3からのウエハWを受け取るステージ40Aとインターフェイス部B3に対して露光後のウエハWを受け渡すステージ40Bとが設けられている。
続いて本発明の要部が構成されているインターフェイス部B3の構成について図1及び図3を用いて詳述する。インターフェイス部B3は、処理部B2と露光装置B4との間に前後に設けられる搬送室3A、搬送室3B及びそれらの搬送室の上部に設けられた湿度制御ユニット3C、気流制御ユニット3Dにより構成されている。前記搬送室3Aは筺体で囲まれ内部は閉空間として構成されており、その筺体の側面のパネルにはシャッタにより開閉自在な搬送口(不図示)が設けられている。そして搬送室3Aには当該搬送口を介して前記ステージ40A、40Bに対してウエハWの授受を行う第1の搬送機構に相当する搬送アーム5が設けられている。また、当該搬送室3Aには洗浄ユニット6が複数段、例えば2段積層されて設けられている。また搬送室3A上部の湿度制御ユニット3Cは、例えば搬送室3A内において上部全体から下方へ向けて予め設定した温度でかつ加湿された空気などの気体を供給することで後述のように温湿度を制御する。このように加湿する理由は露光装置B4から搬送されたウエハWの乾燥を防ぐためである。
ここで図4を用いて搬送アーム5について説明すると、当該搬送アーム5を構成する搬送基体50はガイド55に沿って昇降自在であり、ガイド55は鉛直軸回りに回転自在かつ進退自在に構成されている。その搬送基体50には例えば平板型のフォーク様形状を有し、移動体51、52を介して独立して進退可能な上下2枚のアーム体(保持体)53、54が設けられている。
なお、本明細書では基板を搬送する搬送機構において基板に接触して当該基板を保持する部分をアーム体、当該アーム体を支持して移動させる部分を搬送基体と記載し、アーム体及び搬送基体が含まれた搬送機構を搬送アームと記載する。
次に洗浄ユニット6について、図5及び図6を用いて説明する。図5及び図6は夫々洗浄ユニット6の縦断側面図及び横断平面図であり、洗浄ユニット6の内部に搬送アーム5のアーム体53が進入する様子を示している。洗浄ユニット6は筺体60を備えており、この筺体60の側壁部には、前記アーム体53に保持されたウエハWが搬入される搬送口61が形成されており、シャッタ62により開閉自在とされている。さらに他の側壁部には後述する搬送アーム7がウエハWを受け取るために進入可能な搬送口70が形成されており、シャッタ70aにより開閉自在とされている。
筺体60内部においてアーム体53の進入路と対向する天井部にはアーム洗浄ヘッド(以下洗浄ヘッドと言う)63が設けられている。この洗浄ヘッド63はアーム体53の進入方向に直交するように伸びており、その長手方向の長さはアーム体53の幅全体をカバーするように形成されている。当該洗浄ヘッド63の上部には洗浄液供給管64及びパージガス供給管65が接続されており、洗浄ヘッド63の下部には洗浄液供給口、パージガス供給口が形成されている。なお、洗浄液供給口、パージガス供給口は例えば夫々洗浄ヘッド63の長手方向に沿って設けられ、夫々の供給口は例えば多数の孔が直線状に穿孔されることで構成される。洗浄液吐出口と洗浄液供給管64と、パージガス供給口とパージガス供給管65とは夫々洗浄ヘッド63の内部に形成されている通路を介して連通しており、洗浄液供給管64はバルブ64aを介して洗浄液、例えば純水等が貯留された洗浄液供給源64Aと接続されている。パージガス供給管65はバルブ65aを介して、例えばN2(窒素)ガスなどの不活性ガスが貯留されているパージガス供給源65Aに接続されている。洗浄ヘッド63の下部には廃液(洗浄液)を回収するためのカップ体66が設けられており、カップ体66の下部は吸引管を兼用するドレイン管67と連通している。
また前記洗浄ヘッド63よりも内側の天井には洗浄液供給部をなすシャワーヘッド71が設けられており、当該シャワーヘッド71の上部には洗浄液供給管72及び乾燥用の気体であるパージガス供給管73が夫々接続されている。シャワーヘッド71の下部には例えば多数の小孔からなる洗浄液吐出口及びパージガス吐出口が例えば別々に例えば互い違いに設けられており、この場合パージガス吐出口とパージガス供給管73と、また洗浄液供給口と洗浄液供給管64とはシャワーヘッド71の内部に形成された通路を介して互いに連通している。なお洗浄液供給口とパージガス供給口とは共用化されていてもよい。パージガス供給管73はバルブ73aを介してパージガス供給管65に接続されると共に、洗浄液供給管72はバルブ72aを介して洗浄液供給管64に接続されており、各供給管に介設されたバルブの切り替えによって洗浄液及びパージガスの供給先が洗浄ヘッド63またはシャワーヘッド71のいずれかに切り替わるように構成されている。
シャワーヘッド71の中央部の下方には、ウエハWを水平に保持するための載置台74が設けられており、当該載置台74はウエハWの裏面中央部を真空吸引することでウエハWを略水平に保持する例えばバキュームチャックからなる。この載置台74はアーム53の中央空間に入り込んでアーム53との間でウエハWと受け渡しできるように設けられている。74bは駆動機構であり、載置台74を鉛直軸周りに回転させるためのものである。
載置台74の周囲には、例えば3本のピン75が昇降部材75aを介して駆動機構75bにより昇降できるように設けられている。ピン75を昇降させることで、アーム体53と載置台74との間でウエハWを受け渡すことができる。また当該載置台74を囲むようにカップ体76が設けられており、カップ体76の下部はドレイン管77に連通している。このドレイン管77は前記ドレイン管67と連通しており、その端部はバルブ77aを介して例えばエジェクターポンプなどの吸引手段78に接続されている。
図3に戻り搬送室3Bについて説明すると、搬送室3Bも搬送室3Aと同様に筺体に囲まれており、また当該筺体の側面のパネルには搬送室3A、3B間でウエハの授受を行うための、シャッタにより開閉自在な搬送口(不図示)が形成されている。搬送室3B内においてキャリア載置部B1側から見た左側に、例えば冷却プレートを兼ねたウエハWの受け渡し用ステージを有する2つの高精度温調ユニット34が例えば上下に積層されて設けられている。
一方搬送室3Bにおけるキャリア載置部B1側から見た右側の下方には洗浄ユニット6からウエハWを受け取る搬送アーム7が設けられている。搬送アーム7は、搬送基体7Bを介して昇降自在、鉛直軸周りに回転自在な搬送基体7Bを備え、この搬送基体7B上をアーム体7Aが進退自在に構成されている。当該搬送アーム7Aは、前記搬送口を介して搬送室3Aの洗浄ユニット6内に進入できるように構成されている。
搬送アーム7の上方には、複数例えば13枚のウエハWを一時的に収容する2つのバッファカセット36が2部、例えば上下に連続して設けられており、さらにその上方にはウエハWのエッジ部のみを選択的に露光するための周縁露光装置37が設けられている。搬送室3Bの中央部には搬送アーム33が設けられており、当該搬送アーム33は搬送基体33Bを介して昇降自在かつ鉛直軸回りに回転自在な搬送アーム33Aを備えており、前記バッファカセット36及び周縁露光装置37とウエハWを受け渡しできるように構成されている。なお本実施形態においては当該搬送アーム33と前記搬送アーム7とが第2の搬送機構に相当し、搬送アーム33は処理ブロックB2から受け取ったウエハWを、高精度温調ユニット34を介して第1の搬送機構である搬送アーム5に受け渡し、また搬送アーム7から受け取ったウエハWを処理ブロックB2に搬送するように構成されている。また搬送室3Bの上部の気流制御ユニット3Dは搬送室3B内において、下方に向けて一定温度のクリーンエアが供給するように構成されている。
ところでこの実施形態における塗布、現像装置は、図示はしていないが例えばコンピュータからなるプログラム格納部を有する制御部を備えている。プログラム格納部には後述するような当該塗布、現像装置及び露光装置の作用、つまりウエハの処理及びウエハの受け渡し等が実施されるように命令が組まれた例えばソフトウエアからなるプログラムが格納され、当該プログラムが制御部に読み出されることにより制御部は当該塗布、現像装置の作用を制御する。なおこのプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスクなどの記録媒体に収納された状態でプログラム格納部に格納される。
次に上述の実施形態の作用について説明する。先ず外部からウエハWが収納されたカセットCが載置台21に載置されると、開閉部22と共に密閉型カセットCの蓋体が外されて受け渡し手段A1によりウエハWが取り出される。次いでウエハWは第1の棚ユニットU1の一段をなす受け渡しユニット(TRS1)を介してメイン搬送アームA2へと受け渡され、棚ユニットU1〜U3内の一の棚にて、塗布処理の前処理として例えば反射防止膜形成ユニットにて、ウエハW表面に露光時の光の反射を防止するための膜である反射防止膜の形成が行われる。次にウエハWは、塗布ユニット4Aにてレジスト液が塗布され、レジスト膜が形成される。
レジストの液膜が形成されたウエハWは棚ユニットU1〜U3の一の棚をなす加熱ユニット(PAB)にて例えば100℃前後の温度で所定の第1の加熱処理が行われ、この後ウエハWは、冷却ユニット(CPL2)で所定の温度に冷却される。なお加熱ユニット(PAB)が水平移動する冷却プレートを備えている場合にはその冷却プレートで冷却される。
以降インターフェイス部におけるウエハWの搬送について図3及びウエハWの流れを模式的に描いた図7を参照しながら詳述する。冷却されたウエハWは搬送アーム33により搬送室3A内に搬送され(ステップS1)、周縁露光装置37に搬入されて周縁露光処理を受ける。周縁露光処理を受けたウエハWは搬送アーム33により高精度温調ユニット34に搬送され(ステップS2)、当該ユニット内においてウエハW表面の温度は、露光装置B4内の温度に対応した設定温度に高精度に温調される。ウエハWが冷却されると、搬送アーム5のアーム体54が搬送口32を介して高精度温調ユニット34内に進入して、ウエハWの受け渡しが行われ、ウエハWはアーム体54上に保持される(ステップS3)。その後、搬送アーム5が移動して搬送口31を介してウエハWは露光装置B4のステージ40Aに受け渡される(ステップS4)。
露光装置B4にて既述のように液浸露光処理を終えたウエハWは、ステージ40Bによって搬送口31を介して搬送室3A内に搬送されて、搬送アーム5のアーム体53に受け渡され(ステップS5)、ウエハWを受け取った搬送アーム5は洗浄ユニット6に接近する一方で、洗浄ユニット6のシャッタ62が開かれる。アーム体53が前進して図5及び図6に示されるようにウエハWを保持した状態でアーム体53が洗浄ユニット6内部へ進入して、ピン75を介して載置台74上にウエハWが受け渡される(ステップS6)。なお露光装置B4から洗浄ユニット6へのウエハWの搬送が行われている間、湿度制御ユニット3Cにより搬送室3A内の温度は例えば露光装置B4内と同じ温度である23℃に維持されており、相対湿度も同様に露光装置B4内と同じ70%に維持されている。
ウエハWの受け渡し後、搬送アーム5が洗浄ユニット6から離れる一方でシャッタ62が閉じる。その後、載置台74が水平に回転するとともに、載置台74に載置されたウエハWに対して洗浄液供給源72Aからシャワーヘッド71を介して洗浄液である純水が、例えば一定時間吐出されてウエハWの表面が洗浄される。洗浄液の供給が終わるとパージガス供給源65Aからシャワーヘッド71を介してN2ガスがウエハW表面に供給される一方で、載置台74が回転を続けることによりウエハWの乾燥が行われる。このウエハWの洗浄及び乾燥が行われている間、吸引手段78によりウエハWからこぼれ落ちたり、飛散したりしてカップ76内に捕捉された水は吸引され、ドレイン管77を介して洗浄ユニット6内から排出される。
ウエハWの乾燥が終了すると搬送アーム7が当該洗浄ユニット6へ接近する一方で、洗浄ユニット6のシャッタ70aが開かれる。当該搬送アーム7のアーム体7Aが前進して搬送口70を介して洗浄ユニット6内へ進入し、ピン75を介してウエハWを受け取り、洗浄ユニット6から退避する(ステップ7)。続いて搬送アーム7と、搬送アーム33との間でウエハWの受け渡しが行われ(ステップ8)、搬送アーム33は受け取ったウエハWを処理部B2の棚ユニットU3に含まれる第2の加熱ユニット(PEB)に搬送する(ステップS9)。なお上記ステップの進行中、搬送アーム33は露光装置B4あるいは処理部B2における他のウエハWの搬送状況によっては、前記制御部の指示に従い既述のステップの進行を中断してバッファカセット36に一旦ウエハWを退避させ、その後再び当該バッファカセット36からウエハWを取り出して未処理のステップを進行させる。
処理部B2におけるウエハWの搬送について簡単に説明すると、PEBにおいて所定の加熱処理が行われ、この後ウエハWは、冷却ユニット(CPL2)で所定の温度に冷却される。なお加熱ユニット(PAB)が水平移動する冷却プレートを備えている場合にはその冷却プレートで冷却される。次にウエハWは現像ユニット(DEV)に搬送されて所定の現像処理が行われ、続いてウエハWはメイン搬送機構A3により取り出される。この後ウエハWはメイン搬送機構A2、A3により加熱ユニット(POST)に搬送されて所定の加熱処理が行われ、次いで冷却ユニット(CPL3)にて所定の温度に調整される。この後ウエハWは、第1の棚ユニットU1の受け渡しユニットTRS1を介してキャリア載置部B1における例えば元のキャリアCに戻される。
既述のようなウエハWの搬送が例えば予め設定した回数行われた後に、搬送アーム5はウエハWを保持しない状態で洗浄ユニット5に接近する。ウエハWを洗浄する場合と同様にシャッタ62が開き、第1の移動体51が洗浄ユニット6内へ前進するとともに、吸引手段78によりカップ体66の内部が減圧雰囲気となる。さらに洗浄液供給源64Aから純水が洗浄液供給管64内に供給され、当該純水が洗浄ヘッド63から下方へ向けて吐出される。純水の吐出が行われる間、アーム体53が前進を続けることによりアーム体53の洗浄が行われる。
アーム体53の前進が終わると純水の吐出が停止して、続けてパージガス供給源65AからN2ガスやクリーンエアなどがパージガス供給管65内に供給され、当該パージガスは洗浄ヘッド63から下方へ向けて吐出される。パージガスの吐出が行われる間アーム体54が後退してアーム体53の表面に付着した洗浄液である純水がパージガスにより除去されて、アーム体53の乾燥が行われる。このような洗浄及び乾燥が行われる間に使用済みの洗浄液(廃液)はカップ体66の内部に捕捉されドレイン管67、77を介して洗浄ユニット6内から除去される。なお洗浄液及びパージガスの吐出プロセスは上記の例に限らず、例えばアーム体53が前進あるいは後退している間、洗浄液及びパージガスの吐出が行われてもよい。またアーム体53を複数回往復させ、その間洗浄液及びパージガスの吐出が行われてもよい。
既述の実施形態によれば、液浸露光を受けたウエハWを第1の搬送機構である搬送アーム5により、洗浄ユニット6に搬送し、当該洗浄ユニット6により液浸露光後のウエハWを洗浄しているため、当該ウエハWに液浸露光時のレジストの溶出物などのパーティクルが付着していたとしても除去される。またウエハWの表面に液体が付着しているとパーティクルが付着しやすいが、前記洗浄ユニット6により洗浄されたウエハWを乾燥しているので、新たにウエハW表面にパーティクルが付着することが抑えられる。さらに第1の搬送機構である搬送アーム5により洗浄ユニット6にウエハWが搬送され、第2の搬送機構である搬送アーム7、33を介して処理ブロックB2に搬送されている。従って、処理部B2の各処理ユニット及び当該各処理ユニットで処理されるウエハWにパーティクル汚染が広がることを防ぐことができる。このためウエハWの加熱処理時にパーティクルの存在により基板の表面の加熱が均一に行われないことに基づいてパターンの線幅が影響を受けたり、現像処理時にパーティクルによりパターンが損傷されたりするような不具合を抑えることができ、ウエハWに微細なレジストパターンの形成を正確に行うことができる。さらに処理部B2へのパーティクル汚染を低減できることから露光装置B4に搬送されるウエハWへのパーティクルの付着が抑えられるため、露光装置B4にパーティクルが蓄積されることも抑えられる。従って液浸露光の際にパーティクルが液層に乗って露光領域を移動することで露光が妨げられる不具合を抑えることができる。
また搬送アーム5は、露光装置B4からのウエハWの受け取りと露光装置B4へのウエハWの受け渡しとを別々のアーム体53(54)で行っている。即ち搬送アーム5に備えられたアーム体54は既述の液浸露光を受けたウエハWの保持には関与しないため、当該搬送アーム5は処理部B2から搬送されたウエハWに対して液滴やパーティクルを付着させることなく露光装置B4に搬送することができる。従って露光装置B4におけるパーティクルの蓄積をより確実に抑えることができる。
またアーム体53にはウエハWから転移したパーティクルが蓄積し、パーティクルがインターフェイス部B3内に飛散するおそれがあるが、洗浄ユニット6により例えば定期的にアーム体53を洗浄して、付着したパーティクルを除去するため、アーム体53がパーティクル汚染源になることを回避できるし、さらにまたアーム体53を取り外して別途洗浄したり、あるいは交換したりするなどの手間が不要になるので、装置のメンテナンス性が向上するという利点もある。
また本実施形態においては湿度制御ユニット3Cにより搬送室3Aの湿度を制御する(加湿する)ことによって、露光装置B4から搬送室3Aに搬送されたウエハWが洗浄ユニット6に搬送されるまでに、液浸露光時にウエハWに付着した液体が乾燥してウォータマークが形成されることを防ぐことができる。従ってこのウォータマークにより現像処理が妨げられることが抑えられるのでウエハWにレジストパターンを正確に形成することができる。
なお本実施形態においてはインターフェイス部の省スペース化を図るため基板洗浄ユニットに保持体洗浄ユニットが組み合わせて設けられている洗浄ユニット6を設けているが、両洗浄ユニットは夫々分離された構成であってもよい。また同様に省スペース化を図るためにアーム体53、アーム体54は夫々同一の搬送基体50に設けられ、一つの搬送アーム5として構成されているが、例えばアーム体53、アーム体54を夫々異なる搬送アームに設けて夫々の搬送アームを第1の搬送機構として構成してもよい。
本発明の他の実施形態として図8に既述の実施形態とは異なる構成のインターフェイス部B3を示した。先に説明した実施形態と比較すると、搬送アーム7が使用されず、また洗浄ユニット6が搬送室3B内に設けられている。この実施形態においては搬送アーム33は第2の搬送機構として設けられており、先の実施形態と同じく、洗浄ユニット6内から洗浄済みのウエハWを搬出して処理部B2に受け渡す他に、処理部B2からウエハWを受け取り高精度温調ユニット34を介して搬送アーム5に受け渡す機能を有している。このような構成としても先の実施形態と同様の効果が得られる。
また本発明の他の好ましい実施形態として、第1の搬送機構に湿度制御ユニットが組み合わせて設けられていてもよい。図9はそのような第1の搬送機構である搬送アームの構成を示した一例である。図中81は、昇降軸80に沿って昇降する昇降体であり、この昇降体81の上に搬送基体82が鉛直軸周りに回転自在に設けられている。83は液浸露光された後のウエハWを受け取り、保持するアーム体であり、当該アーム体83は図中一点鎖線で示すように搬送基体82上を進退自在に構成されている。搬送基体82の上方にはこの搬送基体82と対向するようにウエハWの表面をカバーする大きさを持つ加湿気体供給部であるシャワーヘッド84が設けられている。このシャワーヘッド84は昇降軸80の上部に支持部材85を介して設けられている。86はガス供給管である。支持部材85及びシャワーヘッド84の内部にはこのガス供給管86と連通した通路が形成され、シャワーヘッド84の下部には当該通路と連通した例えば多数の小孔からなる吐出口が形成されている。図中87はエア供給源、88は温調部、89は加湿部であり、エア供給源87から供給されたガスはガス供給管86を介して前記シャワーヘッド84の吐出口から下方に吐出されるが、吐出されるガスの温度及びガス中における水の含量は夫々温調部88及び加湿部89により設定された値に制御されるものとする。
露光装置B4から露光済みのウエハWが搬送室3A内に搬送されると、アーム体83が前進してウエハWを受け取り、シャワーヘッド84の吐出口から前記加湿ガス100の供給が開始されると共に、前記搬送アーム83は後退して初期位置(図中の実線部分)に戻る。前記加湿ガスの吐出が続けられたまま既述の実施形態の搬送アーム5と同様に当該搬送アーム8は洗浄ユニット6付近に移動して、ウエハWは洗浄ユニット6内に搬入される。以上のような構成、作用としても露光後のウエハWの周囲の湿度が制御されて露光時にウエハWに付着した水分の乾燥が防がれることから、ウエハW表面におけるウォータマークの形成が抑えられて、現像処理が当該ウォータマークに阻害されることが防がれる。なお図9に示す第1の搬送機構は1つのアーム体83を備えた構成であるが、既述の実施形態のように2つのアーム体を設けて、液浸露光前のウエハWの搬送と液浸露光後のウエハWの搬送とを、2つのアーム体を使い分けて行うようにしてもよい。
以上において本発明で処理される基板としては、ウエハに限らず、例えば液晶ディスプレイ用のガラス基板などであってもよい。
本発明の実施の形態に係る塗布、現像装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る塗布、現像装置を示す全体斜視図である。 上記塗布、現像装置のインターフェイス部の一例を示す斜視図である。 前記インターフェイス部に設けられた搬送機構の一例を示す斜視図である。 前記インターフェイス部に設けられた洗浄ユニットの縦断側面図である。 前記洗浄ユニットの横断平面図である。 前記インターフェイス部におけるウエハWの搬送経路を示した模式図である。 本発明の他の実施形態に係るインターフェイス部の構成の一例を示す斜視図である。 搬送機構及び湿度制御ユニットの他の一例を示す説明図である。
W ウエハ
B2 処理部
B3 インターフェイス部
B4 露光装置
3A 3B 搬送室
3C 湿度制御ユニット
33 5 7 8 搬送アーム
6 洗浄ユニット

Claims (1)

  1. 基板の表面に塗布液を塗布する塗布ユニット及び露光された後の基板に現像液を供給して現像する現像ユニットが設けられた処理ブロックと、基板の表面に液層を形成して液浸露光を行う露光装置に接続されるインターフェイス部と、このインターフェイス部に設けられた基板搬送機構と、を備えた塗布、現像装置に組み込まれ、液浸露光後の基板に洗浄処理を行う洗浄装置において、
    開閉自在なシャッタを有する搬送口を備えた筐体と、
    基板を水平に保持するための載置台と、
    この載置台を鉛直軸回りに回転させる駆動機構と、
    前記載置台を囲むようにして設けられ、底部に廃液管が接続されたカップ体と、
    前記筐体内で前記搬送口の長手方向に前記基板搬送機構の進入する上方に位置するように設けられ、洗浄装置に基板を搬出入するための基板搬送機構へ洗浄液を供給するための第1のノズルと、
    カップ体の上方に設けられ、載置台に保持された基板の表面へ洗浄液を供給するための第2のノズルと、
    カップ体の外方に設けられ、第1のノズルより供給される洗浄液を回収するための回収部と、
    を備え、前記第1のノズルは、基板搬送機構に基板を保持しない状態で当該基板搬送機構を前記搬送口から進入させながら、洗浄液を供給して洗浄することを特徴とする洗浄装置。
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