JP2009299707A - 変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】インターロックプレートの傾きを防止することができる変速機を提供する。
【解決手段】変速機は、トランスミッションケースCと、トランスミッションケースC内に設けられたインターロックプレート26とを有する。インターロックロックプレート26の一方端126a側が押圧されると他方端126b側のインターロックプレートがトランスミッションケースCの一部分であるボス部10cと当接する。
【選択図】図10

Description

この発明は、変速機に関し、より特定的には、シフトセレクトシャフトを有する変速機に関するものである。
従来、変速機は、たとえば特開2007−132358号公報(特許文献1)および特開2000−179686号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2007−132358号公報 特開2000−179686号公報
特許文献1では、インターロック部材を有する手動変速機が開示されている。しかしながら、インターロック部材の支持構造が開示されておらず、インターロックプレートが傾くことを防止する構造は開示されていない。
特許文献2では、インターロックを行なう際に、セレクトアーム部材をストライキングロッドに設けてストライキングロッドの回動によりインターロックプレートを移動させる構成が開示されている。
特許文献1および2では、インターロックプレートの傾きを防止することができなかった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、インターロックプレートの傾きを防止することが可能な変速機の構造を提供することを目的とする。
この発明の1つの局面に従った変速機は、ケースと、ケース内に設けられてシフトインナーレバーを受入れる溝が設けられたインターロックプレートとを備える。シフトインナーレバーは溝の延びる方向に沿って移動可能である。溝の一方端側のインターロックプレートの一部をシフトヘッドが押圧すると他方端側のインターロックプレートの一部がケースに当接する。
このように構成された変速機では、溝の一方端側のインターロックプレートの一部をシフトヘッドが押圧すると、これとは反対の他方端側のインターロックプレートの一部がケースに当接する。これにより、インターロックプレートの傾きを防止することができる。
好ましくは、インターロックプレートは、シフトセレクトシャフトを中心として回動可能であり、溝が設けられる第一方端側に対してシフトセレクトシャフトを挟んで反対側の第二端はケースに当接可能である。この場合、第一方端および第二端ともにケースに当接することでインターロックプレートの傾きをさらに抑制することができる。
好ましくは、ケースには溝の他方端側のインターロックプレートに向かって延在するボス部が形成されている。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。また、各実施の形態を組合せることも可能である。
図1は、この発明の実施の形態に従った手動変速機のギヤレイアウトの一部を示す図である。このギヤレイアウトでは、トランスミッションケース内に収容されるとともに、互いに平行に配置されたインプットシャフト1、図1で示すギヤレイアウトは、トランスミッションケース内に収容されるとともに、互いに平行に配置されたインプットシャフト1、アウトプットシャフト2およびリバースシャフトが、トランスミッションケースによって回転自在に支持されている。
インプットシャフト1は、エンジンのクランクシャフトにクラッチ機構を介して連結されており、このクラッチ機構と係合動作によりエンジンの回転駆動力が入力される。
インプットシャフト1とアウトプットシャフト2との間には、前進一速段から前進六速段および後進段の各変速段を成立させるための複数の一速から六速ギヤ列4〜10が設けられている。具体的には、前進段用のギヤ列として、図1において右側から軸線方向左側に向かって一速ギヤ列4、二速ギヤ列5、三速ギヤ列6、四速ギヤ列7、五速ギヤ列8および六速ギヤ列9が順に配置されている。また、後進段用のギヤ列として、リバースギヤ列10が配置されている。
一速ギヤ列4は、インプットシャフト1に回転一体に取付けられた一速ドライブギヤ4aと、アウトプットシャフト2に対して相対回転自在に組付けられた一速ドリブンギヤ4bとを備えている。一速ドライブギヤ4aと一速ドリブンギヤ4bとは互いに噛み合っている。
二速ギヤ列5は、インプットシャフト1に取付けられてインプットシャフト1と一体回転する第二速ドライブギヤ5aと、アウトプットシャフト2に対して相対回転自在に組付けられた二速ドリブンギヤ5bとを備えている。これら二速ドライブギヤ5aと二速ドリブンギヤ5bとは互いに噛み合っている。
三速ギヤ列6は、インプットシャフト1に相対回転自在に組付けられた三速ドライブギヤ6aと、アウトプットシャフト2とともに回転する三速ドリブンギヤ6bとを備えており、これら三速ドライブギヤ6aと三速ドリブンギヤ6bとは互いに噛み合っている。
四速ギヤ列7は、インプットシャフト1に相対回転自在に組付けられた四速ドライブギヤ7aと、アウトプットシャフト2と一体回転する四速ドリブンギヤ7bとを備えており、これら四速ドライブギヤ7aと四速ドリブンギヤ7bとは互いに噛み合っている。
五速ギヤ列8は、インプットシャフト1に相対回転自在に組付けられた五速ドライブギヤ8aと、アウトプットシャフト2と一体回転する五速ドリブンギヤ8bとを備えており、これら五速ドライブギヤ8aと五速ドリブンギヤ8bとは互いに噛み合っている。
六速ギヤ列9は、インプットシャフト1に相対回転可能に組付けられた六速ドライブギヤ9aと、アウトプットシャフト2と一体回転する六速ドリブンギヤ9bとを備えている。これら六速ドライブギヤ9aと六速ドリブンギヤ9bとは互いに噛み合っている。
上記各変速ギヤ列の切換動作(変速動作)は、3つのシンクロメッシュ機構(同期装置)11,12,13によって行なわれる。
第一のシンクロメッシュ機構11は、一速ドリブンギヤ4bと二速ドリブンギヤ5bとの間におけるアウトプットシャフト2上に設けられている。つまり、この第一のシンクロメッシュ機構11が一速ドリブンギヤ4b側に作動すると、この一速ドリブンギヤ4bがアウトプットシャフト2に一体回転するように連結され、一速ドライブギヤ4aと一速ドリブンギヤ4bとの間で、インプットシャフト1からアウトプットシャフト2への動力伝達が行なわれることになる(第一変速段の成立)。一方、第一のシンクロメッシュ機構11が二速ドリブンギヤ5b側に作動すると、この二速ドリブンギヤ5bがアウトプットシャフト2に一体的に回転するように連結され、二速ドライブギヤ5aと二速ドリブンギヤ5bとの間で、インプットシャフト1からアウトプットシャフト2へ動力伝達が行なわれることになる(第2変速段の成立)。
第二のシンクロメッシュ機構12は、三速ドライブギヤ6aと四速ドライブギヤ7aとの間におけるインプットシャフト1上に設けられる。つまり、この第二のシンクロメッシュ機構12が三速ドライブギヤ6a側に作動すると、この三速ドライブギヤ6aがインプットシャフト1に一体的に回転するように連結され、三速ドライブギヤ6aと三速ドリブンギヤ6bとの間で、インプットシャフト1からアウトプットシャフト2への動力伝達が行なわれることになる(第三変速段の成立)。一方、第二のシンクロメッシュ機構12が四速ドライブギヤ7a側に作動すると、この四速ドライブギヤ7aがインプットシャフト1に一体的に回転するように連結され、四速ドライブギヤ7aと四速ドリブンギヤ7bとの間で、インプットシャフト1からアウトプットシャフト2への動力伝達が行なわれることになる(第四変速段の成立)。
第三のシンクロメッシュ機構13は、五速ドライブギヤ8aと六速ドライブギヤ9aとの間におけるインプットシャフト1上に設けられている。つまり、この第三のシンクロメッシュ機構13が五速ドライブギヤ8a側に作動すると、この五速ドライブギヤ8aがインプットシャフト1に一体的に回転するように連結され、五速ドライブギヤ8aと五速ドリブンギヤ8bとの間でインプットシャフト1からアウトプットシャフト2への動力伝達が行なわれることになる(第五変速段の成立)。一方、第三のシンクロメッシュ機構13が六速ドライブギヤ9a側に作動すると、この六速ドライブギヤ9aがインプットシャフト1に一体的に回転するように連結され、六速ドライブギヤ9aと六速ドリブンギヤ9bとの間で、インプットシャフト1からアウトプットシャフト2への動力伝達が行なわれることになる(第六変速段の成立)。
このようにして、前進時には、シフトチェンジ動作を除いて、インプットシャフト1の回転駆動力が上述した第一から第三のシンクロメッシュ機構11,12,13のうちのいずれか1つの作動によって選択された1つの一速から六速ギヤ列4〜9を介してアウトプットシャフト2へ伝達される。なお、第一から第三のシンクロメッシュ機構11,12,13としては、ダブルコーン式のものに限定されず、他の方式のものを採用してもよい。
一方、リバースギヤ列10は、インプットシャフト1に一体的に回転するように組付けられたリバースドライブギヤ10aと、アウトプットシャフト2に相対回転可能に組付けられたリバースドリブンギヤ10bと、リバースシャフトに対してスライド移動自在に組付けられたリバースアイドラギヤ10cとを備えている。これらのリバースドライブギヤ10a、リバースドリブンギヤ10bおよびリバースアイドラギヤ10cは前進時には動力伝達を行なっておらず、後進時において第一から第三のすべてのシンクロメッシュ機構11,12,13が中立状態に設定され、リバースアイドラギヤ10cがリバースシャフトの軸線方向に沿って移動することにより、上記リバースドライブギヤ10aとリバースドリブンギヤ10bとの両方に噛み合うことでリバースドライブギヤ10aの回転方向を逆転させてリバースドリブンギヤ10bに伝達することになる。これにより、アウトプットシャフト2が上記前進段の場合とは逆方向に回転し、駆動輪は後退方向に回転する。なお、上記リバースドリブンギヤ10bは第一のシンクロメッシュ機構11の外周側に一体的に回転するように設けられる。
このようにして、所定の変速比で変速または逆回転されてアウトプットシャフト2に伝達される回転駆動力は、ファイナルドライブギヤとファイナルドリブンギヤからなるファイナルリダクションギヤ列15の最終減速比によって減速された後、リファレンシャル装置に出力される。これにより、駆動輪が前進方向または後退方向に回転する。
図2は、この実施の形態における六速マニュアルトランスミッションのシフトパターン(シフトゲート形状)の概略図である。図2中鎖線で示すシフトレバーLは、図2の矢印Xで示す方向のセレクト操作と、このセレクト操作方向に直交する矢印Yで示す方向のシフト操作とを行ない得る形状に構成されている。
セレクト操作方向は、一速−二速セレクト位置P1、三速−四速セレクト位置P2および五速−六速セレクト位置P3およびリバースセレクト位置P4が1列に並んでいる。
上記一速−二速セレクト位置P1でのシフト操作(矢印Y方向の操作)により、シフトレバーLを一速位置1stまたは二速位置2ndに動かすことができる。一速位置1stに操作された場合、第一のシンクロメッシュ機構11は一速ドリブンギヤ4b側に作動し、この一速ドリブンギヤ4bがアウトプットシャフト2に一体的に回転するように連結される。また、二速位置2ndに操作された場合、第一のシンクロメッシュ機構11は二速ドリブンギヤ5b側に作動し、この二速ドリブンギヤ5bがアウトプットシャフト2に一体的に回転するように連結される。
同様に、三速−四速セレクト位置P2でのシフト操作により、シフトレバーLを三速位置3rdまたは四速位置4thに動かすことができる。三速位置3rdに操作された場合、第二のシンクロメッシュ機構12は三速ドライブギヤ6a側に作動し、この三速ドライブギヤ6aがインプットシャフト1に一体的に回転するように連結される。また、四速位置4thに操作された場合、第二のシンクロメッシュ機構12は四速ドライブギヤ7a側に作動し、この四速ドライブギヤ7aがインプットシャフト1に一体的に回転するように連結される。
また、五速−六速セレクト位置P3でのシフト操作により、シフトレバーLを五速位置5thまたは六速位置6thに動かすことができる。五速位置5thに操作された場合、上記第三のシンクロメッシュ機構13は五速ドライブギヤ8a側に作動し、この五速ドライブギヤ8aがインプットシャフト1に一体的に回転するように連結される。また、六速位置6thに操作された場合、第三のシンクロメッシュ機構13は六速ドライブギヤ9a側に作動し、この六速ドライブギヤ9aがインプットシャフト1に一体的に回転するように連結される。
さらに、リバースセレクト位置P4でのシフト操作により、シフトレバーLをリバース位置REVに動かすことができる。このリバース位置REVに操作された場合、上記第一から第三のすべてのシンクロメッシュ機構11,12,13が中立状態となるとともに、上記リバースアイドラギヤ10cがリバースシャフトの軸線方向に沿って移動してリバースドリブンギヤ10bおよびリバースドライブギヤ10aに噛み合うことになる。
次に、上述したシフトレバーLを操作することで前進一速段〜前進六速段および後進段の各変速段の成立をさせるためのシフトレバーLの操作力を第一から第三の各シンクロメッシュ機構11,12,13やリバースアイドラギヤ10cに、選択的に伝達するためのシフトセレクト機構について説明する。
図3は、このシフトセレクト機構における各前進段用係合部22,23,24およびその周辺部をシフトセレクトシャフト20の軸線方向から見た断面図である。なお、この図3において、一速−二速用のフォークシャフト51に設けられた一速−二速用の前進段用係合部22、三速−四速用のフォークシャフト52に設けられた三速−四速用の前進段用係合部23および五速−六速用のフォークシャフト53に設けられた五速−六速用の前進段用係合部24が並んでいる。図4は、五速−六速用のフォークシャフト53と第三のシンクロメッシュ機構13との係合部を示す断面図である。図5は、各フォークシャフト51,52,53に設けられたシフトフォーク31,32,33およびその周辺部をシフトセレクトシャフト20の軸線方向から見た断面図である。
これらの図で示すようにシフトセレクト機構は、シフトレバーLが図示しないセレクトケーブルおよびシフトケーブルによりシフトセレクトシャフト20(図3および図5参照)に操作力の伝達が可能に連結されている。これにより、シフトセレクトシャフト20は、シフトレバーLのセレクト操作に応じて軸線周り(図3および図5に矢印M1およびM2で示す方向)に回動し、シフトレバーLのシフト操作に応じて軸線方向(図3および図5における主面垂直方向)へスライド移動するようになっている。すなわち、シフトレバーLに対するセレクト操作力(図2の矢印Xで示す方向の操作力)がセレクトケーブルを経てシフトセレクトシャフト20の軸線周りの回動力として、また、シフトレバーLに対するシフト操作力(図2で矢印Yで示す方向の操作力)がシフトケーブルを経てシフトセレクトシャフト20の軸線方向のスライド移動力としてそれぞれ伝達される。なお、図3におけるセレクトインナーレバー27は、シフトレバーLのセレクト操作力をセレクトケーブルを介して受け、シフトセレクトシャフト20に対して軸線周りの回動力を与えるためのセレクタインナーレバーである。
また、第一から第三の各シンクロメッシュ機構11,12,13に備えられている各スリーブ13a(図4参照)にはそれぞれに対応して設けられたシフトフォーク33(図4では3本のシフトフォーク31,32,33のうち五速−六速用のシフトフォーク33のみを示している)が係合されており、これらシフトフォーク33の一部には、それぞれに対応して設けられた前進段用のフォークシャフト53(図3では3本のフォークシャフト51,52,53のうち五速−六速用のフォークシャフト53のみを示している)によってそれぞれ支持されている。そして、シフトレバーLのセレクト操作に応じたシフトセレクトシャフト20の軸線周りの回動によって1本のフォークシャフト53(51,52)がシフト操作力の伝達が可能に選択され、シフトレバーLのシフト操作に応じたシフトセレクトシャフト20がスライド移動によって選択された1本のフォークシャフト53(51,52)が軸線方向にスライド移動し、このフォークシャフト53(51,52)に設けられた1本のシフトフォーク33(31,32)を介して所定の1つのシンクロメッシュ機構13(11,12)を作動させるようになっている。
図3で示すように、1本のフォークシャフト52(51,53)を選択するためのシフトインナーレバー21は、シフトセレクトシャフト20の外周に固定された筒部(基部)21aと、この筒部21aから径方向に延在したアーム部21bとを有している。またシフトセレクトシャフト20から筒部21aに亘って係合ピンPが挿入されており、シフトインナーレバー21はシフトセレクトシャフト20に対して一体回転可能かつスライド移動可能に連結されている。
シフトインナーレバー21の筒部21aには、軸線方向に相対移動可能にかつ軸線周りに相対回動不能にインターロックプレート(インターロック部材)26が嵌め合わせられている。このインターロックプレート26には、シフトインナーレバー21のアーム部21bの回動方向両側に接触する相対向する1対の案内面からなる係合片通路としての溝26cが軸線方向に延在して形成されている。そして、この溝26cの案内面同士の間隔は、シフトインナーレバー21のアーム部21bに係合されて軸線方向に移動されるヘッド22a,23a,24aが同時に複数通過することを規制するもの、つまり、1つのヘッド23a(22a,24a)の通過のみを許容するものとなっている。なお、インターロックプレート26は、上記したように、シフトインナーレバー21の筒部21aに対して軸線方向に相対移動可能であるが、トランスミッションケースに対しては軸線方向に移動しないように設けられている。
また、シフトレバーLが、図2でXで示すセレクト方向にセレクトされると、その操作力がセレクトケーブルにより上記セレクトインナーレバー27を介してシフトセレクトシャフト20に伝達されて、このシフトセレクトシャフト20は回動され、そのシフトレバーLの操作位置に応じた回動位置となる。図3では、シフトレバーLが三速−四速セレクト位置P2に操作されたときのシフトセレクトシャフト20およびシフトインナーレバー21の回動位置を示している。
また、シフトレバーLが、図2で矢印Yで示すシフト方向にシフト操作されると、その操作力がシフトケーブルによりシフトセレクトシャフト20に伝達されて、このシフトセレクトシャフト20が軸線方向(図3の主面に直交する方向)にスライド移動し、そのシフトレバーLの操作位置に応じたスライド位置となる。
一方、第一から第三の各シンクロメッシュ機構11,12,13に対応して設けられた各フォークシャフト51,52,53(図3では、一速−二速用のフォークシャフト51、三速−四速用のフォークシャフト52、五速−六速用のフォークシャフト53を示し、図4では、五速−六速用のフォークシャフト53のみを示している)には、シフトインナーレバー21のアーム部21bの回動経路を挟んで軸線方向の両側に配設された各1対のヘッド(前進段用係合片)22a,23a,24aを有する前進段用係合部22,23,24がそれぞれ設けられている。また、フォークシャフト51,52,53から各前進段用係合部22,23,24に亘ってそれぞれ係合ピンPが貫通しており、各前進段用係合部22,23,24は各フォークシャフト51,52,53に対して一体となって移動するように構成されている。
また、各ヘッド22a,23a,24aは、セレクト操作に応じてシフトインナーレバー21のアーム部21bが選択的に係合可能な位置に配置され、選択されたヘッド22a,23a,24aは、このアーム部21bによってシフトセレクトシャフト20の軸線方向に係合移動されるようになっている。
各1対のヘッド22a,22a、23a,23a、24a,24aの中立位置から上記軸線方向への移動、つまり、各1対のヘッド22a,22a、23a,23a、24a,24aを有する各前進段用係合部22,23,24の中立位置から上記軸線方向への移動は、第一から第三のシンクロメッシュ機構11,12,13の作動およびその後の前進段への変速動作の実行にそれぞれ連動されるようになっている。
さらに、図5で示すように、シフトセレクトシャフト20には、リバース用レバー25が一体して回転し、かつ一体してスライドするように設けられている。またこのシフトセレクトシャフト20が回動する際のリバース用レバー25の回動軌跡上に隣接してリバースヘッド28aを備えたリバースアーム(後進段用シフト部材)28が設けられている。このリバースアーム28は、リバースヘッド28aが形成されている側とは反対側の先端部分が上記リバースアイドラギヤ10cに係合されている。このため、シフトレバーLが、図2におけるリバースセレクト位置P4までセレクト操作された場合には、リバース用レバー25がリバースヘッド28aに対向する位置まで回動されることになる(図5の仮想線を参照)。この状態からシフトレバーLがリバース位置REVにシフト操作されると、たとえばリバース用レバー25が図5において紙面奥側に移動し、リバース用レバー25がリバースヘッド28aに当接してリバースアーム28をシフトセレクトシャフト20の軸線に沿う方向に移動させ、これにより上記リバースアイドラギヤ10cがリバースシャフトの軸線方向に移動してリバースドライブギヤ10aおよびリバースドリブンギヤ10bに噛み合うようになっている。
シフトレバーLが、中立位置(この実施の形態では三速−四速セレクト位置P2)にあり、いずれの変速段の成立していない状態では、シフトインナーレバー21のアーム部21bも軸線方向および回動方向の中立位置にあり、各ヘッド22a,22a、23a,23a、24a,24aは、このアーム部21bの回動経路の両側に沿って隣接して配置される。
そして、上述したシフトレバーLのセレクト位置に応じ、シフトセレクトシャフト20と連動してシフトインナーレバー21のアーム部21bが回動し、シフトレバーLのセレクト位置に応じた回動位置に配置されているヘッド22a,23a,24aと係合可能な位置に選択的に配置される。たとえば、シフトレバーLが一速−二速セレクト位置P1に操作された場合にはシフトインナーレバー21のアーム部21bは一速−二速用のフォークシャフト51に設けられた前進段用係合部22のヘッド22aと係合可能に配置され、シフトレバーLが三速−四速セレクト位置P2に操作された場合にはシフトインナーレバー21のアーム部21bは三速−四速用のフォークシャフト52に設けられた前進段用係合部23のヘッド23aと係合可能に配置され、シフトレバーLが五速−六速セレクト位置P3に操作された場合にはシフトインナーレバー21のアーム部21bは五速−六速用のフォークシャフト53に設けられた前進段用係合部24のヘッド24aと係合可能に配置される。また、シフトレバーLがリバースセレクト位置P4に操作された場合には、シフトセレクトシャフト20が図5における反時計回り方向に回動することでリバース用レバー25がリバースアーム28のリバースヘッド28aに係合可能に配置される。
このようにしていずれかの前進段用のヘッド23a(22,24)にシフトインナーレバー21のアーム部21bが係合可能に配置されることで、1つのフォークシャフト52(51,53)が操作力を伝達可能に選択される。または、リバースアームのリバースヘッド28aにリバース用レバー25が係合可能に配置される。
この状態から、シフトレバーLがシフト方向に操作されると、その操作力がシフトケーブルによりシフトセレクトシャフト20に伝達される。これにより、シフトセレクトシャフト20がその軸線方向にスライド移動する。そして、シフトインナーレバー21のアーム部21bがいずれかの(前進段用の)ヘッド23a(22a,24a)に係合している場合には、その係合しているヘッド23a(22a,24a)とともに、そのヘッド23a(22a,24a)が設けられているいずれかの前進段用係合部23(22,24)およびこれらに連動するフォークシャフト52(51,53)をスライド移動させることでいずれかのシンクロメッシュ機構12(11,13)が作動することになる。
また、リバース用レバー25がリバースヘッド28aに係合している場合には、このリバースヘッド28aとともにリバースアーム28を軸線方向にスライド移動させることにより、リバースアーム28がリバースアイドラギヤ10cをリバースシャフトの軸線方向に移動させることになる。
たとえば、図3に示すようにシフトインナーレバー21のアーム部21bが三速−四速用のフォークシャフト52に設けられた前進段用係合部23のヘッド23aに係合可能に配置されている状態からシフトレバーLが三速位置3rdにシフト操作された場合には、シフトセレクトシャフト20が図3の紙面奥側に移動し、これに伴ってアーム部21b、前進段用係合部23、三速−四速用のフォークシャフト52および三速−四速用のシフトフォーク32が同じ方向に移動することで、第二のシンクロメッシュ機構12が三速ドライブギヤ6a側に作動して3段変速が成立する。また。この図3に示す状態からシフトレバーLが四速位置にシフト操作された場合には、シフトセレクトシャフト20が図3の紙面手前側に移動し、これに伴ってアーム部21b、前進段用係合部23、三速−四速用のフォークシャフト52および三速−四速用のシフトフォーク32も同じ方向に移動することで、第二のシンクロメッシュ機構12が四速ドライブギヤ7a側に作動して4段変速が成立することになる。
図4は、五速−六速用のフォークシャフト53と第三のシンクロメッシュ機構13との係合部分を示す断面図である。この図に示すように、フォークシャフト53には二点鎖線で示す連結部30aを介してシフトフォーク33が取付けられており、シフトフォーク33の先端部から第三のシンクロメッシュ機構13のスリーブ13aに係合されている。
また、フォークシャフト53には五速−中立位置−六速段に対応した3個のロックボール溝41,42,43が形成され、これらのロックボール溝41,42,43のいずれかに、フォークシャフト53側に押圧されている1個のロックボール44が選択的に嵌め合わされるようになっている。ロックボール44は、トランスミッションケースCに形成された穴C1の内部に収容され、同じく穴C1に収容されたプラグ45によって係止された圧縮状態のコイルスプリング46によりフォークシャフト53側に押圧されている。これらの構成により、ギヤ抜け防止と節度感が得られるようになっている。
各前進段用係合部22,23,24が設けられたフォークシャフト51,52,53が、上記中立位置から軸線方向へわずかに移動すると、ロックボール44がロックボール溝42から完全に離脱しない限り、ロックボール44がロックボール溝42側に押圧されていることによりフォークシャフト53およびこれに固定されている前進段用係合部22,23,24(ヘッド22a,23a,24a)に対し、中立位置に復帰させようとする中立位置復帰力が作用する。
また、図4に示すように、第三のシンクロメッシュ機構13においては、シンクロナイザハブ17の外径側に周方向に等間隔をおいて複数のシンクロナイザキー18が設けられており、各シンクロナイザキー18の中央部に外周側に突出して形成された突起18aがスリーブ13aの内周面に形成された周方向の溝13bに係合されている。シンクロナイザキー18は、シンクロナイザハブ17の内部に設けられたキースプリング19によってスリーブ13aの内周面に押付けられている。係る構成によっても、ロックボール44からなる機構と同様に、ヘッド22a,23a,24aおよびフォークシャフト53が上記中立位置から軸線方向へわずかに移動すると、シンクロナイザキー18の突起18aがスリーブ13aの内周面に形成された溝13bから完全に離脱しない限り、シンクロナイザキー18がスリーブ13aの内周面に押圧されていることによりスリーブ13aに対し、中立位置に復帰させようとする中立位置復帰力が作用する。
なお、一速−二速用のフォークシャフト51と第一のシンクロメッシュ機構11との係合部分、三速−四速用のフォークシャフト52と第二のシンクロメッシュ機構12との係合部分も同様の構成となっている。
次に、手動変速系のギヤ鳴り防止装置について説明する。図5は、ギヤ鳴り防止装置、各シフトフォークおよびその周辺部をシフトセレクトシャフトの軸線方向から見た断面図である。このギヤ鳴り防止装置は、リバースシフトギヤ鳴りの発生を防止するものであって、リバースシフト操作に際して、シンクロメッシュ機構を作動させて(たとえば第三のシンクロメッシュ機構13を六速段成立側に作動させて)インプットシャフト1の回転を十分に低下または停止させた上でインプットシャフト1とアウトプットシャフト2との連係を行なうものである。この例では、第三のシンクロメッシュ機構13を作動させることにより、ギヤ鳴りを防止するギヤ鳴り防止装置を例に挙げて説明するが、ギヤ鳴り防止により利用するシンクロメッシュ機構は、第三のシンクロメッシュ機構13以外であってもよい。
図5で示すように、ギヤ鳴り防止装置は、シフトセレクトシャフト20に備えられた第一のヘッド(第一ヘッド部材)61、三速−四速用のフォークシャフト52に備えられた第二のヘッド(中間ヘッド部材)62、五速−六速用のフォークシャフト53に備えられた第三のヘッド(プレボーク用ヘッド部材)63を備えている。これら各ヘッド61,62,63は、上記シフトインナーレバー21や各前進段用係合部22,23,24で構成される上記セレクトシフト機構の位置から離れた位置(シフトセレクトシャフト20の軸線方向においてシフトセレクト機構の位置から所定間隔離れた位置)に設けられている。
上記第一のヘッド61は、シフトセレクトシャフト20に対して一体的に設けられている。つまり、第一のヘッド61は、シフトセレクトシャフト20の回動に伴って回動し、軸線方向のスライド移動に伴って軸線方向に移動するようになっている。言い換えると、第一のヘッド61は、シフトレバーLのセレクト位置(図2における矢印X方向の操作)に伴うシフトセレクトシャフト20の回動に伴って、このシフトセレクトシャフト20と同一方向に回動し、シフトレバーLのシフト操作(図2における矢印Y方向の操作)に伴うシフトセレクトシャフト20の軸線方向のスライド移動に伴って、このシフトセレクトシャフト20と同一軸線方向に移動するようになっている。
なお、この実施の形態では、シフトレバーLが三速−四速セレクト位置P2にある状態から五速−六速セレクト位置P3に向けてセレクト操作された場合には、シフトセレクトシャフト20および第一のヘッド61が図5における時計回りに回動し、逆にシフトレバーLが三速−四速セレクト位置P2にある状態からリバースセレクト位置P4に向けてセレクト操作された場合にはシフトセレクトシャフト20および第一のヘッド61が図5における反時計回りに回動するようになっている。
また、この第一のヘッド61には、シフトセレクトシャフト20の外周囲を取囲むように円筒形状に形成されたスリーブ部61aと、このスリーブ部61aの外周面の一部から外周側に向けて延びる押圧爪部61bとを備えている。この押圧爪部61bは、シフトセレクトシャフト20の軸線方向に沿う方向から見た形状(図5で示す形状)が、外周側に向かって先細りとなるほぼ台形状に形成されている。図5で示す押圧爪部61bの位置のうち、実線で示すものはシフトレバーLが三速−四速セレクト位置P2にある状態であり、二点鎖線で示すものは、シフトレバーLがリバースセレクト位置P4にある状態を示す。つまり、シフトレバーLが三速−四速セレクト位置P2からリバースセレクト位置P4までセレクト操作されると、それに伴って押圧爪部61bは図中の実線で示す位置から二点鎖線で示す位置まで回動するようになっている。
さらに、上記シフトセレクトシャフト20にはコイルスプリング64が巻き掛けられており、このコイルスプリング64の周方向の付勢力によって、シフトセレクトシャフト20に対する回転方向の操作力に制限を加えるようになっている。
第二のヘッド62は、三速−四速用のフォークシャフト52に対して相対的な回転移動および相対的な軸線方向の移動がともに可能なように設けられている。つまり、この第二のヘッド62は、三速−四速用のフォークシャフト52から独立して回動が可能であり、かつ三速−四速用のフォークシャフト52から独立して軸線方向の移動が可能になっている。
また、この第二のヘッド62には、三速−四速用のフォークシャフト52の外周囲を取囲むように円筒形状に形成されたスリーブ部62aと、このスリーブ部62aの外周面の一部から外周側に向けて延び受圧爪部62bと、同じく上記スリーブ部62aの外周面の一部から外周側へ向けて延びるプレボーク用押圧爪部62cとを備えている。
図6は、第二のヘッド62の配設位置近辺にある三速−四速用のフォークシャフト52の側面図である。図6で示すように、三速−四速用のフォークシャフト52には、この三速−四速用のフォークシャフト52上での第二のヘッド62の位置を規制するためのストッパ52aが形成されている。このストッパ52aは、図6における左側(図5における紙面に直交する奥側)への第二のヘッド62の移動を阻止するためのものである。このため、この第二のヘッド62は、ストッパ52aに当接した位置(以下、この位置を第二のヘッド62の軸線方向の初期位置と呼ぶ)では、図6における左側への移動は阻止されている一方、図6における右側(図5における紙面に直交する手前側)への移動は許容された状態となっている。
このようにして、第二のヘッド62がストッパ52aに当接した位置にある場合、上記受圧爪部62bは、上記第一のヘッド61が回動(図5中において反時計回り方向に回動)した際に、この第一のヘッド61に備えられている押圧爪部61bから押圧力を受ける位置に設けられる。つまり、これら第一のヘッド61の押圧爪部61bと第二のヘッド62の受圧爪部62bとは、シフトセレクトシャフト20および三速−四速用のフォークシャフト52の軸線に対して直交する方向に延びる仮想面上で互いに対向するように配置されている。
また、上記第二のヘッド62のプレボーク用押圧爪部62cは、受圧爪部62bの形成位置に対して第二のヘッド62の周方向で180°の角度間隔をあけた位置に形成されている。つまり、プレボーク用押圧爪部62cは受圧爪部62bの形成位置の反対側の位置に形成されている。そして、このプレボーク用押圧爪部62cの表面には、第一のヘッド61の押圧爪部61bから押圧力を受けて回動する際の回動方向(図5中の時計回り方向)の下流側に向かって図5の紙面奥側に傾斜するテーパ面62dが形成されている。
また、三速−四速用のフォークシャフト52には、第二のヘッド62に対して付勢力を与えるコイルスプリング(付勢部)65が巻き掛けられており、このコイルスプリング65の付勢力によって、第一のヘッド61の押圧爪部61bから受ける回動方向の押圧力の方向とは逆方向への付勢力が第二のヘッド62に付与されている。つまり、この第二のヘッド62は、上記第一のヘッド61の押圧爪部61bからの押圧力を受けていないときや、この押圧力が解除されたときには、コイルスプリング65の付勢力によって初期位置(図5で示す位置:以下、この位置を第二のヘッド62の回動方向の初期位置と呼ぶ)に戻されるようになっている。
さらに、このコイルスプリング65は、第二のヘッド62に対して軸線方向の付勢力も付与している。具体的には、第二のヘッド62を上記ストッパ52aに当接させる方向(上記軸線方向の初期位置に向かう方向)への付勢力が付与されており、第二のヘッド62は、このコイルスプリング65からの付勢力以外の軸線方向の外力が作用していない場合には、ストッパ52aに当接した状態が維持されることになる(図6の実線を参照)。また、図6における右側(図5における紙面に直交する手前側)への外力が作用した場合には、この外力によりコイルスプリング65の付勢力に抗して第二のヘッド62は図6における右側(図5における紙面に直交する手前側)に移動することになる(図6の二点鎖線を参照)。
上記第三のヘッド63は、五速−六速用のフォークシャフト53に対して一体的に設けられている。つまり、この第三のヘッド63は、五速−六速用のフォークシャフト53の軸線方向のスライド移動に伴って軸線方向に移動するようになっている。言い換えると、第三のヘッド63は、五速段または六速段へのシフト操作に伴う五速−六速用のフォークシャフト53の軸線方向のスライド移動に伴って同一軸線方向に移動するようになっている。
また、この第三のヘッド63には、五速−六速用のフォークシャフト53の外周囲を囲むように円筒形状に形成されたスリーブ部63aと、このスリーブ部63aの外周面の一部から外周側に向けて延びるプレボーク用受圧爪部63bとを備えている。このプレボーク用受圧爪部63bは、上記第二のヘッド62に形成されているプレボーク用押圧爪部62cに対向するように形成されている。つまり、第一のヘッド61の押圧爪部61bからの押圧力を受けて第二のヘッド62が回動した場合に、この第二のヘッド62のプレボーク用押圧爪部62cに形成されているテーパ面62dが接触する位置に形成されている。また、このプレボーク用受圧爪部63bには、上記プレボーク用押圧爪部62cに形成されているテーパ面62dに対向する傾斜面でなる受圧面63cが形成されている。このため、第二のヘッド62が回動してプレボーク用押圧爪部62cに形成されているテーパ面62dが第三のヘッド63のプレボーク用受圧爪部63bに形成されている受圧面63cに押圧力を作用させる状況では、この第二のヘッド62からの押圧力の分力が第三のヘッド63の軸線に沿う方向に作用し、この第三のヘッド63は五速−六速用のフォークシャフト53とともに軸線方向にスライド移動し、これにより第三シンクロナイザ機構が作動してインプットシャフトの回転を停止させることができる。
図7は、図3中の矢印VIIで示す方向から見たインターロックプレートの図である。図8は、ギヤ鳴り防止装置をシフトセレクトシャフトの軸線方向から見た図である。図9は、図8中の矢印IXで示す方向から見た側面図である。
図7から9で示すように、インターロックプレート26には凹部26aが設けられている。この凹部26aは、リバースシフト時にヘッド24aと嵌りあい、ヘッド24aに接続されたフォークシャフトの軸方向の移動を許容するためのものである。図7から9はリバースシフト操作前の状態を示している。この状態では、各ヘッド61,62,63は互いに接触することなく所定間隔を隔てて配置されている。つまり、各ヘッド61,62,63同士の間で操作力の伝達が行われない状態である。
図10は、図3中の矢印Xで示す方向から見たインターロックプレートの側面図である。図10を参照して、インターロックプレート26はシフトセレクトシャフト20と交差するように配置されている。インターロックプレート26の一方端126aと他方端126bはともにシフトセレクトシャフト20の軸線方向に相対するように設けられている。他方端126b側はボス部110cに当接可能な形状とされている。インターロックプレート26の第一端部226aと第二端部226bとはシフトセレクトシャフト20を挟んで反対側に位置している。第一端部226aはヘッド23a側に位置し、第二端部226bは、トランスミッションケースCの壁面と当接するように位置している。
図10中の点線で示す位置は、インターロックプレート26が傾いた状態におけるインターロックプレート26の概略位置を示している。インターロックプレート26には、ヘッド23aから圧力が加わる場合があり、この力によってインターロックプレート26が傾こうとする。しかしながら、トランスミッションケースCおよびボス部110cとインターロックプレート26とが当接することにより、傾きを抑制している。
図10で示すように、インターロックプレート26に、シフトセレクトシャフト20を支持するボス部10cに向かって軸方向に延びる突出部126fを設けているため、ボス部10cと突出部126fとが接触しやすくなる。突出部126fは、平坦部126hと比較してボス部10c側へ突出している。これにより、ヘッド23aに近い側のボス部10cとシフトセレクトシャフト20と直交する端面を有する突出部126fとの距離は、ヘッド23aから遠い側のボス部10cと平坦部126hとの距離よりも小さい。
インターロックプレート26とボス部10cとの間のクリアランス1226、トランスミッションケースCとインターロックプレート26との間のクリアランス2226,3226とを調整することにより、インターロックプレート26がまずトランスミッションケースCと当接し、次にインターロックプレート26がボス部10cと当接するようにする。本来トランスミッションケースCとの当接の役割を果たす第二端部226bをトランスミッションケースCと当接させ、それでも支えきれない荷重をボス部10cとインターロックプレート26との当接部分で支える。このようにすることで、インターロックプレート26が大きくなることを防止し、インターロックプレートの重量増を最小限に抑える。
図11から図13は、図10中の矢印XIで示す方向から見たインナーレバーの動作を説明するための図である。図11を参照して、三速から二速へ変速動作を行なう場合に、インターロックプレート26に力が加わることがある。具体的には、図11で示す状態では、三速に変速されている。この状態から、二速への変速を行なう場合には、インナーレバーのアーム部21bを、図1で示す状態からヘッド22aへ係合させる必要がある。このとき、図11中の矢印で示すように、アーム部21bには、シフト方向の運動成分とセレクト方向との運動成分が加わる。すなわち、図12で示すように、アーム部21bが移動する過程において、ヘッド23aがインターロックプレート26を押圧する。また、ヘッド22aもインターロックプレート26を押圧する。すなわち、インターロックプレート26の溝26cには、1つのヘッドのみが通過することが可能であるが、図12で示すように、2つのヘッドがともに溝を通過できない状態には、各々のヘッドがインターロックプレート26を押圧する。これにより、インターロックプレートが押されて傾く。図13で示すように、シフト動作完了時には、ヘッド22aが溝26cを通過することで二速へのシフト動作が完了する。
図14は、別の局面に従ったインターロックプレートへの力の加わりを示す図である。図14を参照して、上述のプレボーク動作が行なわれる状態において、ヘッド23aがインターロックプレート26を押圧することもある。これにより、インターロックプレート26はヘッドからさまざまな力を受ける。しかしながら、この発明に従った構造では、インターロックプレート26が複数箇所でケースと当接するため、インターロックプレート26の傾きを防止することができる。
図15は、別の局面に従ったインターロックプレートの側面図である。図15を参照して、別の局面に従ったインターロックプレート26では、ヘッド23a側に延びる突出部126gが設けられている点で、図10で示すインターロックプレート26と異なる。シフトセレクトシャフト20に平行な端面を有する突出部126gは、平坦部126kと比較してヘッド23a側へ延びている。ボス部10cに近い側のインターロックプレート26の一部分をヘッド23a側へ延ばすことで、半径方向に延びる突出部126gとボス部10cとを接触しやすくして、インターロックプレート26の傾きを防止することができる。
図16は、別の局面に従ったインターロックプレートの側面図である。図16で示すように、ヘッド23aに近い側のボス部10cの先端部112cが、ヘッド23aから遠い側のボス部10cの先端部111cよりもインターロックプレート26に近くなるように形成されている。このように先端部112cを形成することで、先端部112cとボス部10cとが当接しやすくなり、インターロックプレート26の傾きを防止することができる。
この発明に従った変速機は、インターロックプレート26と、トランスミッションケースCとを有する。インターロックプレート26には、ヘッドを受入れる溝26cが設けられている。この溝近傍のインターロックプレート26がトランスミッションケースCに当接可能である。溝26cの一方端126a側をヘッド23aが押圧すると、他方端126b側のインターロックプレート26の一部がボス部110cに当接する。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形することが可能である。
シフトセレクトシャフト20は、運転手に手動で操作されるものに限られず、アクチュエータにより動かされてもよい。また、シフトレバーはハンドルコラムに設けられてもよく、フロアパネル上に設けられていてもよい。
さらに、図10の突出部126f、図15の突出部126gおよび図16の先端部112cの2つまたは3つを組合せて、インターロックプレート26の傾きをより効果的に防止することが可能な構成を採用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態に従った手動変速機のギヤレイアウトの一部を示す図である。 この実施の形態における六速マニュアルトランスミッションのシフトパターン(シフトゲート形状)の概略図である。 このシフトセレクト機構における各前進段用係合部22,23,24およびその周辺部をシフトセレクトシャフト20の軸線方向から見た断面図である。 五速−六速用のフォークシャフト53と第三のシンクロメッシュ機構13との係合部分を示す断面図である。 ギヤ鳴り防止装置、各シフトフォークおよびその周辺部をシフトセレクトシャフトの軸線方向から見た断面図である。 第二のヘッド62の配設位置近辺にある三速−四速用のフォークシャフト52の側面図である。 図3中の矢印VIIで示す方向から見たインターロックプレートの図である。 ギヤ鳴り防止装置をシフトセレクトシャフトの軸線方向から見た図である。 図8中の矢印IXで示す方向から見た側面図である。 図3中の矢印Xで示す方向から見たインターロックプレートの側面図である。 図10中の矢印XIで示す方向から見たインナーレバーの動作を説明するための図である。 図10中の矢印XIで示す方向から見たインナーレバーの動作を説明するための図である。 図10中の矢印XIで示す方向から見たインナーレバーの動作を説明するための図である。 別の局面に従ったインターロックプレートへの力の加わりを示す図である。 別の局面に従ったインターロックプレートの側面図である。 別の局面に従ったインターロックプレートの側面図である。
符号の説明
1 インプットシャフト、2 アウトプットシャフト、4 一速ギヤ列、4a 一速ドライブギヤ、4b 一速ドリブンギヤ、5 二速ギヤ列、5a 二速ドライブギヤ、5b 二速ドリブンギヤ、6 三速ギヤ列、6a 三速ドライブギヤ、6b 三速ドリブンギヤ、7 四速ギヤ列、7a 四速ドライブギヤ、7b 四速ドリブンギヤ、8 五速ギヤ列、8a 五速ドライブギヤ、8b 五速ドリブンギヤ、9 六速ギヤ列、9a 六速ドライブギヤ、9b 六速ドリブンギヤ、10 リバースギヤ列、10a リバースドライブギヤ、10b リバースドリブンギヤ、10c リバースアイドラギヤ、11,12,13 シンクロメッシュ機構、13a スリーブ、13b 溝、15 ファイナルリダクションギヤ列、17 シンクロナイザハブ、18 シンクロナイザキー、18a 突起、19 キースプリング、20 シフトセレクトシャフト、21b アーム部、21 シフトインナーレバー、21a 筒部、22,23,24 前進段用係合部、22a,23a,24a ヘッド、25 リバース用レバー、26 インターロックプレート、26a 凹部、26c 溝、27 セレクトインナーレバー、28 リバースアーム、28a リバースヘッド、30a 連結部、31,32,33 シフトフォーク、41,42,43 ロックボール溝、44 ロックボール、45 プラグ、46 コイルスプリング、51,52,53 フォークシャフト、52a ストッパ、61,62,63 各ヘッド、61a スリーブ部、61b 押圧爪部、62d テーパ面、62c プレボーク用押圧爪部、63b プレボーク用受圧爪部、63c 受圧面、64 コイルスプリング、65 コイルスプリング、110c ボス部、126a 一方端、126b 他方端、226a 第一端部、226b 第二端部。

Claims (3)

  1. ケースと、
    前記ケース内に設けられ、インナーレバーを受入れる溝が設けられたインターロックプレートとを備え、
    前記インナーレバーは、前記溝の延びる方向に沿って移動可能であり、
    前記溝の一方端側のインターロックプレートの一部をシフトヘッドが押圧すると溝の他方端側のインターロックプレートの一部がケースに当接する、変速機。
  2. 前記インターロックプレートは、シフトセレクトシャフトを中心として回動可能であり、溝が設けられる第一端側に対してシフトセレクトシャフトを挟んで反対側の第二端はケースに当接可能である、請求項1に記載の変速機。
  3. 前記ケースには前記溝の他方端側のインターロックプレートに向かって延在するボス部が形成されている、請求項1または2に記載の変速機。
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