JPH11280901A - 変速機におけるインタロック機構 - Google Patents

変速機におけるインタロック機構

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JPH11280901A
JPH11280901A JP9992998A JP9992998A JPH11280901A JP H11280901 A JPH11280901 A JP H11280901A JP 9992998 A JP9992998 A JP 9992998A JP 9992998 A JP9992998 A JP 9992998A JP H11280901 A JPH11280901 A JP H11280901A
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JP
Japan
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shift
interlock
casing
control box
transmission
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JP9992998A
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Inventor
Takeshi Okamoto
壮史 岡本
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/3408Locking or disabling mechanisms the locking mechanism being moved by the final actuating mechanism
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/36Interlocking devices

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は,シフトブロックの移動を規制す
るインタロック部材をケーシング本体とコントロールボ
ックスとの間にセレクト方向に移動可能に配設すること
により,変速機のインタロック機構の加工性及び組立て
性を向上する。 【解決手段】 シフトロッド31〜33のうち選択され
たシフトロッドのみのシフト方向変位を許容するインタ
ロック部材としてのインタロックプレート51は,ケー
シング本体24とコントロールボックス42との間にお
いて,インターナルレバー40がセレクト方向に変位す
るのと共に変位できるように配設されている。インタロ
ックプレート51をセレクト方向にガイドする段部56
の加工は,ケーシング本体24の上面に開口する部分に
形成されるので容易となり,且つインタロックプレート
51の組立は,段部56への載置によって容易に行え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,自動車,建設機
械及び作業用機械等に用いられる変速機に用いられるイ
ンタロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,変速機における二つのギヤレシ
オ間の変速には,ギヤと一体になって回転するスプライ
ンクラッチを有する低速側ギヤと,ギヤと一体になって
回転するスプラインクラッチを有する高速側ギヤとの間
に,出力軸と一体となって回転するクラッチハブを配置
し,そのクラッチハブ上に設けられたスプラインと嵌合
し且つ摺動自在なスプラインを有するスリーブが使用さ
れている。実際の変速は,出力軸と一体となって回転す
るクラッチハブのスプラインと嵌合しているスリーブを
摺動させ,スリーブを低速側ギヤ又は高速側ギヤのスプ
ラインクラッチとスプライン嵌合させることで変速及び
動力伝達を行っている。
【0003】このような,変速機の変速方式として,一
つのスリーブに対して一つのシフトアームが設けられ,
そのシフトアームを支持又は作動力を伝達するために一
本のシフトロッドが使用されているもの(個別支持ロッ
ド方式)がある。それぞれのシフトアームとシフトロッ
ドとは,ボルト,スプリングピン又は溶接等の適宜の固
着手段によって固定されている。したがって,一対の低
速と高速のギヤ間の変速に対して,シフトアームとシフ
トロッドとが各一つ使用されており,前進5段後進1段
の変速機においては,3本のシフトロッド,前進6段後
進1段の変速機においては4本のシフトロッドが用いら
れている。
【0004】変速機の一例が図4に示されている。図4
に示す変速機1は同期噛合い式の変速機であり,図に示
すように,アルミニウム合金製のケーシング4に軸受
5,6によってそれぞれ回転自在に支持された入力軸2
と出力軸3を備えている。出力軸3には,大径の歯車1
1から順に小径の歯車14まで,それぞれ軸受を介して
回転自在に配設されている。入力軸2の先端には,歯車
15が一体的に形成されている。出力軸3の端部23
は,歯車15の内側において軸受7によって回転自在に
収容されている。歯車11は,第1速用の歯車であり,
以下同様に,歯車12〜歯車15は,第2〜5速用の歯
車である。これらの歯車11〜15は,出力軸3に対し
て並列に配置されたカウンタ軸(図示せず)に固定され
た歯車(図示せず)が常時噛み合っている。歯車16は
逆転用の歯車であって,図示しないリバースアイドル歯
車と噛み合っている。リバースアイドル歯車は,カウン
タ軸(図示せず)に固定された歯車(図示せず)と常時
噛み合っている。また,カウンタ軸は,歯車15と噛み
合って常時回転しているので,ニュートラル状態では,
出力軸3に支持された歯車11〜16は,すべて出力軸
3上を空転している。歯車11と歯車16との間,歯車
12と歯車13との間,及び歯車14と歯車15との間
には,それぞれ変速機構8〜10が配設されている。図
示しないシフトレバーの操作によって,いずれかの変速
機構8〜10が選択して作動され,選択された一対の歯
車のうち一方の歯車がシフト方向に応じてシフトされ
る。
【0005】各変速機構8〜10は,歯車のサイズに応
じて大きさが異なる以外は実質的に同じ構造を有してい
るので,同等の構成要素には同じ符号を付して,以下
に,変速機構9のみについて説明する。図示の変速機の
場合,変速機構9は,出力軸3に相対回転可能に設けら
れた低速側ギヤである歯車12と高速側ギヤである歯車
13との間における同期変速機構である。変速機構9
は,出力軸3とスプライン嵌合して出力軸3と一体に回
転するように設けられたクラッチハブ17と,クラッチ
ハブ17の両側において歯車12,13と一体に設けら
れたドグ歯18,18と,クラッチハブ17とドグ歯1
8,18との間に配設されると共にクラッチハブ17と
ドグ歯18,18の相対回転を同期させるブロックリン
グ19,19,及び軸方向に摺動可能に設けられ且つク
ラッチハブ17の外周面に形成されたスプライン17a
と係合するスプライン歯22が内周面に形成されたスリ
ーブ20を備えている。スリーブ20の外周には,後述
するシフトアームが嵌合する環状溝21が形成されてい
る。ニュートラル状態では,図4に示すように,スリー
ブ20のスプライン歯22はクラッチハブ17のスプラ
イン17aに係合しているだけで,ブロックリング19
の歯やドグ歯18とは噛み合っていない。ブロックリン
グ19,19は出力軸3の軸方向に移動可能である。ド
グ歯18,ブロックリング19及びスリーブ20は,同
期変速機構におけるスプラインクラッチを構成してい
る。
【0006】この変速機1は,上記のように構成されて
おり,次のように操作される。シフトレバー(変速操作
レバー)による変速操作によってスリーブ20を左右の
いずれかの軸方向にシフトさせると,スリーブ20のス
プライン歯22の先端がブロックリング19と係合する
と共に,ブロックリング19をドグ歯18の円錐面に対
して押しつける。その結果,ブロックリング19とドグ
歯18とは摩擦係合し,ブロックリング19とドグ歯1
8との相対回転が少なくなって同期状態になる。スリー
ブ20を更に同方向に移動させると,スリーブ20のス
プライン歯22がブロックリング19の歯と完全に噛み
合う。スリーブ20とブロックリング19との同期作用
が得られると,スリーブ20を更に同方向に移動させる
ことで,スプライン歯22とドグ歯18との噛合いがス
ムーズに行える。スリーブ20のシフトが完了した時点
で,歯車12又は13からドグ歯18,スリーブ20,
クラッチハブ17,及び出力軸3に至る動力伝達径路が
形成される。
【0007】出力軸3に平行に隔置して配設されている
スリーブ20のシフト操作を行うために,シフトレバー
がシフト位置に応じて選択的に係合するシフトブロック
67〜69がシフトロッド61〜63にそれぞれ対応し
てボルト等の適宜の固着手段によって取り付けられてい
る。各シフトロッド61〜63には,それぞれ対応する
シフトアーム64〜66の本体部分がボルト等の適宜の
固着手段によって固定されており,シフトアーム64〜
66の先端部が対応する変速機構8〜10のスリーブ2
0の溝に係合している。即ち,図示の前進5速後進1速
の場合,第1速及び後進用シフトロッド61,第2速及
び第3速用シフトロッド62,並びに第4速及び第5速
用シフトロッド63の3本のシフトロッドが,それぞれ
ケーシング4に形成された嵌合穴27及び嵌合孔28に
おいて各シフトロッドの軸方向(シフト方向)に変位可
能に支持されている。第1速及び後進用シフトロッド6
1,第2速及び第3速用シフトロッド62,第4速及び
第5速用シフトロッド63には,それぞれ,第1速及び
後進用シフトアーム64,第2速及び第3速用シフトア
ーム65,並びに第4速及び第5速用シフトアーム66
が,シフトレバーによるシフト動作で互いに干渉するこ
とのないように取り付けられている。シフトレバーを操
作することにより,上記の順で操作力が伝達され,シフ
トアーム64〜66を介して変速機構8〜10のスリー
ブ20が選択的にシフトされる。
【0008】上記の個別支持ロッド方式のシフト機構6
0の一例が図5〜図8に示されている。図5は,シフト
機構を示す断面図であり,図6は図5の矢視Bの方向か
ら見たシフト機構の断面図であり,図7はインタロック
部材を示す斜視図であり,図8は図6の線C−Cで示す
平面で切断した断面図であり,インタロック機構の作動
状態を説明する図である。但し,図6において,インタ
ーナルレバー70は,図5に示す中立位置からシフト方
向に変位した状態を示している。シフト機構60では,
一対の低高速ギヤ間の変速に対して変速機1のケーシン
グ全長に相当する長さを有するシフトロッドが各1本設
けられている。各シフトロッドに取り付けられたシフト
ブロック67〜69がケーシング4内で一箇所に集合す
るように配設されている。各シフトブロック67〜69
には,シフトレバーに関連する係合手段であるインター
ナルレバー70の先端部75が係合可能な係合部76〜
78が形成されている。したがって,図示しないシフト
レバーの操作に応答して,インターナルレバー70がい
ずれかの係合部76〜78に嵌入し,シフト力をシフト
ブロック67〜69に与えると,シフトアーム64〜6
6(図1参照)をシフトロッド61〜63の軸方向にシ
フトさせることができる。
【0009】図示の例では,コントロールボックス72
において,支持穴73及び支持孔74で回動自在に支持
されたシフトシャフト71のスプライン71aとインタ
ーナルレバー70のスプライン70aとがスプライン嵌
合している。シフトレバーを操作することにより,イン
ターナルレバー70がシフトシャフト71の軸方向に変
位可能であると共に,シフトシャフト71と共に回動可
能である。したがって,シフトレバーの操作によって,
インターナルレバー70をシフトシャフト71の軸方向
(以後,「セレクト方向」という)に変位させて,イン
ターナルレバー70をいずれかの操作したいシフトブロ
ック67〜69と選択的に係合させることができる。そ
して,その係合状態においてシフトシャフト71を回動
操作することによって,インターナルレバー70が回動
されて,シフトブロック67〜69のいずれかをシフト
ロッド61〜63の軸方向(以後,「シフト方向」とい
う)に移動させることができる。その結果,第1速〜第
5速又は後進のいずれかの変速段が選択される。なお,
シフトレバーの操作に応じてシフトブロック67〜69
を作動する方式としては,シフトレバーの一方の端部が
係合手段となるダイレクトコントロール方式,或いは,
シフトレバーからワイヤ系又はロッド系を経て係合手段
と連係されるリモートコントロール方式がある。
【0010】変速機では,各変速段で変速比がそれぞれ
異なるため,2組の歯車が同時に噛み合うことは回避す
る必要がある。即ち,インターナルレバー70を作動さ
せるとき,操作したい特定のシフトブロックのみを操作
させる必要があり,他のシフトブロックはインターナル
レバー70の操作につられて動いてはならない。仮に,
他のシフトブロックがシフト方向に動くと,ギヤ鳴りや
二重噛合い等の不具合が発生する。このため,シフト機
構の中に二重噛合いを防止する機構,即ち,特定のシフ
トブロックのみを作動可能とし,他のシフトブロックの
動きを阻止するインタロック機構が設けられるのが普通
である。インタロック機構としては,従来,ボール式と
プレート式が知られている。
【0011】図5に示したシフト機構60に配設された
インタロック機構80は,インターナルレバー70と共
にセレクト方向(シフトロッド61〜63を横切る方
向)に移動することは許容されるが,シフト方向(シフ
トロッド61〜63の軸方向)には移動することは阻止
されるインタロックプレート81を備えたプレート式の
インタロック機構である。インタロックプレート81
は,図7に示すように,中央の本体82と,本体82の
セレクト方向両側に延びる角状の端部83,83と,本
体82のシフトブロック側の面に形成されている突起部
84とから成る。本体82にはシフト方向に長孔85が
穿設けられており,突起部84は,長孔85の両側にお
いてセレクト方向に延びている。図5及び図6に示すよ
うに,インターナルレバー70は,シフトシャフト71
と共に回動するときには長孔85内を回動自在であるの
で,インタロックプレート81をシフト方向に移動させ
ることができない。ケーシング4の取付け孔88にソケ
ット86が取り付けられており,ソケット86に形成さ
れた角状の袋穴87にはインタロックプレート81の角
状端部83,83が摺動自在に嵌合している。
【0012】したがって,図5,図6及び図8に示す図
示の状態では,インターナルレバー70の先端部75が
シフトブロック68の係合部77において係合し,シフ
トブロック68を一方のシフト方向に変位させている。
インタロックプレート81の突起部84は係合部77と
係合していないので,シフトブロック68はインターナ
ルレバー70の回動操作に応じてシフト方向に移動する
ことができる。しかしながら,インタロックプレート8
1の突起部84が,シフトブロック68の両側のシフト
ブロック67,69にそれぞれ形成されている係合部7
6,78と係合しているので,シフトブロック67及び
69は,シフト方向に移動しないようにインタロックプ
レート81によって規制されている。
【0013】図9〜図11には,別の従来のインタロッ
ク機構90が示されている。図9はシフト機構を示す断
面図であり,図10は図9の矢視D−Dの方向から見た
シフト機構の断面図であり,図11はインタロック部材
を示す斜視図である。但し,図10において,インター
ナルレバー70は,図5に示す中立位置からシフト方向
に変位した状態を示している。インタロック機構90
は,図11に示すように,全体として門形のインタロッ
クプレート91を備えたものである。その他の構造は,
図5〜図8に示したインタロック機構80が備える構造
と同様であり,同じ要素及び部位には同じ符号を用いて
いるので,重複する説明を省略する。インタロックプレ
ート91は,シフトシャフト71が嵌合する嵌合孔93
が形成された両側の腕部92,92と,腕部92の先端
側に形成された爪部94と,両腕部92,92の上端を
連結するブリッジ部95を備えている。インタロックプ
レート91の腕部92,92は,嵌合孔93でシフトシ
ャフト71に嵌合しており且つインターナルレバー70
のスプライン嵌合軸部の端部に当接しているので,イン
タロックプレート81と同様に,インターナルレバー7
0と共にセレクト方向に移動する。
【0014】インターナルレバー70は爪部94,94
間の隙間を通して回動自在である。爪部94,94間で
延びるインターナルレバー70の先端部75が,係合部
76〜78の一つに係合可能である。爪部94,94
は,残るシフトブロック67〜69の係合部76〜78
に係合可能である。インタロックプレート91のブリッ
ジ部95は,コントロールボックス72の上部に形成さ
れているガイド溝96に係合しているので,インタロッ
クプレート91は,シフトシャフト71の回りに回転す
ることができず,インターナルレバー70と共にシフト
方向には回動することができない。
【0015】図5〜図8に示したインタロック機構80
の場合,インタロックプレート81をガイドする専用の
ソケット86を用意する必要があり,しかも,インタロ
ックプレート81の端部83をガイドするための袋穴8
7の寸法精度を高くして,端部83と同一形状の加工す
る必要がある。また,図5に示したインタロック機構8
0を組み立てるには,インタロックプレート81をケー
シング4に対して上方から挿入し,インタロックプレー
ト81を取り付け孔88に対して所定位置に保持した状
態で,インタロックプレート81の両端部83,83に
ソケット86の袋穴87を合わせつつ,横方向からソケ
ット86をケーシング4の取り付け孔88に挿入し,最
後に,コントロールボックス72を上方から被せなけれ
ばならない。よって,部品点数,部品の加工性,組付け
性に難点がある。
【0016】図9〜図11に示したインタロック機構9
0の場合,インタロックプレート91をセレクト方向に
ガイドするためだけの部品は必要ではなく,且つ組付け
に際してもインタロックプレート91と一体になったコ
ントロールボックス72をケーシング4に被せるのみで
あり,先の従来例に生じている問題点はない。しかしな
がら,図10に示すように,シフトシャフト71の中心
からシフトブロック67〜69までの距離Lに対し,シ
フトシャフト71の中心からコントロールボックス72
のガイド溝96までの距離Mの方が短いため,図5〜図
8に示したインタロック機構80におけるインタロック
プレート81の端部83とソケット86の袋穴87との
寸法精度と,図9〜図11に示したインタロック機構9
0におけるインタロックプレート91とコントロールボ
ックス72のガイド溝96との寸法精度とが同じ程度で
あるとすると,インタロックプレート91とシフトブロ
ック67〜69との係合部に生じるガタ量は,後者の場
合の方が大きくなる。ガタ量を前者に生じるガタ量と同
一程度若しくはそれ以下に抑えるには,シフトシャフト
71の中心からコントロールボックス72のガイド溝9
6までの距離Mを距離Lと同様に長く取る必要があり,
そうするとコントロールボックス72の高さが高くなる
という問題点が生じる。
【0017】シフトセレクトレバー(インターナルレバ
ーに相当)をシフトシャフトの軸方向であるセレクト方
向に移動して所望のシフトブロックをセレクトし,且つ
シフトシャフトを回動させることによってシフトセレク
トレバーを回動し,セレクトされたシフトブロックをシ
フトさせる変速機において,インタロックプレートの回
転防止構造として,実開平3−67756号公報に開示
されたものがある。このインタロックプレート回転防止
構造は,シフトセレクトレバーで選択したフォークヘッ
ドのみの移動を許容し,シフトセレクトレバーが係合し
ていない他のフォークヘッドの動きを止めるインタロッ
クプレートを,該インタロックプレートに形成されたセ
レクト方向に延びる面と変速機のケーシングの内面に形
成したガイド面との共働によって,シフトセレクトレバ
ーと共に回動するのを規制したものである。インタロッ
クプレートは,シフトセレクトレバーのセレクト方向の
移動時にはシフトセレクトレバーと共にガイド面に案内
されて可動である。
【0018】また,同様の変速機のインタロックプレー
トに関して,特開平8−152064号公報に開示され
たものがある。この公報に開示のものは,インタロック
プレートの両端に2本のガイドロッドを嵌合させ,一方
のガイドロッドの嵌合隙間を,他方の高い嵌合精度を与
えた嵌合隙間よりも大きく設定して,2本のガイドロッ
ドの平行度の誤差を吸収して,ガイドロッドの位置精度
に関係なく,インタロックプレートを精度良く位置決め
できるようにすると共に,ガイドロッドにより案内させ
てイッタロックプレートをこじれなく,滑らかに摺動で
きるようにすることを図ったものである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このように,従来の変
速機におけるインタロック機構80,90では,インタ
ーロックプレート81のようにシフトブロックに接近し
て配置すると,インターロックプレートとシフトブロッ
クとのガタ量を抑えることができるが,その反面,ケー
シング内での組立を必要とするために部品の加工性と組
立性が悪くなる。インターロックプレート91のように
部品の加工性と組立性を改善するために,ケーシング上
部から延びてシフトブロックに係合する構造とすると,
インターロックプレートとシフトブロックとのガタ量が
増加するという問題がある。そのため,変速機ケーシン
グとコントロールボックスとの間にインターロックプレ
ートを移動可能に取り付けてインターロックプレートの
構造と配置とのバランスを取って,インターロックプレ
ートとシフトブロックとのガタ量を抑えつつ,部品の加
工性と組立性を改善する点で解決すべき課題がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
課題を解決することであり,部品点数の増加を伴うこと
なく,インタロックプレートのガタ量を抑え,シフトア
ーム及びコントロールボックスの高さを抑えることによ
りシフト機構の高さを低くし,且つ構成部品の加工性と
組立性が向上する変速機のインタロック機構を提供する
ことである。
【0021】この発明は,複数のシフトブロックを備え
るシフトロッドを支持するケーシング,及び該ケーシン
グに対してインターナルレバーと連動してセレクト方向
に摺動可能であり且つ前記インターナルレバーが係合す
る特定の前記シフトブロック以外のシフトブロックをシ
フト方向移動不能に係止するインタロック部材を具備す
る変速機において,前記ケーシングはケーシング本体と
該ケーシング本体に取り付けられたコントロールボック
スとから成り,前記インタロック部材は,前記ケーシン
グ本体と前記コントロールボックスとの間でセレクト方
向にのみ移動可能に配設されていることを特徴とする変
速機におけるインタロック機構に関する。
【0022】また,この変速機におけるインタロック機
構において,前記インタロック部材は,前記ケーシング
本体及び前記コントロールボックスの一方に形成された
段部と前記ケーシング本体及び前記コントロールボック
スの他方に形成された前記段部に対応する規制面との間
でセレクト方向にみ移動可能に配設されており,前記規
制面は,前記ケーシング本体と前記コントロールボック
スとの合わせ面と面一に延びるように形成されている。
【0023】この発明による変速機におけるインタロッ
ク機構は,上記のように構成されているので,次のよう
に作動する。即ち,シフトレバーを操作してセレクト方
向に移動されたインターナルレバーが係合するいずれか
特定のシフトブロック以外のシフトブロックは,インタ
ーナルレバーと連動してケーシングに対してセレクト方
向に摺動するインタロック部材が係止することになるた
め,シフト方向に移動することができない。したがっ
て,複数のシフトブロックが同時にシフト方向に移動す
ることによるギヤ鳴りや二重噛み合いが防止される。ケ
ーシングはケーシング本体と該ケーシング本体に取り付
けられたコントロールボックスとから成っており,イン
タロック部材は,ケーシング本体とコントロールボック
スとの間でセレクト方向に移動可能に配設されている。
したがって,インタロック部材を摺動自在に保持する構
造は,ケーシング本体とコントロールボックスとのいず
れかにのみ単独に配設されることがない。インタロック
部材は,コントロールボックスをケーシング本体に取り
付けるときに同時に両者の間に摺動自在に保持されるの
で,インタロック部材の取り付けに関する加工及び組立
が簡単になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による変速機のインタロック機構の実施例について説明
する。図1は,この発明による変速機のインタロック機
構を備えたシフト機構の一例を示す断面図,図2は図1
に示す変速機のシフト機構の矢視A−Aで見た断面図,
図3は図1及び図2に示されたインタロック機構に用い
られるインタロック部材の斜視図である。
【0025】シフト機構30は,従来のシフト機構60
と同様に,一対のギヤ間の変速に対してシフトロッドが
各1本設けられている。即ち,図示の前進5速後進1速
の場合,第1速及び後進用シフトロッド31,第2速及
び第3速用シフトロッド32,及び第4速及び第5速用
シフトロッド33が,それぞれケーシング4に各ロッド
の軸方向にシフト可能に支持されて設けられている。シ
フトブロック37〜39は,ケーシング4内で一箇所に
集合するように配設されている。変速機1のケーシング
4は,ケーシング本体24と,その上面25に対して載
置するように取り付けられるコントロールボックス42
とから構成されている。
【0026】コントロールボックス42において,スプ
ライン41aが形成されたシフトシャフ41が支持穴4
3及び支持孔44で回動自在に支持されており,シフト
シャフ41のスプライン41aに,インターナルレバー
40のスプライン40aがスプライン嵌合している。シ
フトレバーを操作することにより,インターナルレバー
40がセレクト方向に移動して,インターナルレバー4
0の先端部45がいずれかのシフトブロック37〜39
の係合部46〜48と選択的に係合する。その係合状態
において,引き続くシフトレバーの操作により,シフト
シャフ41が回動し,セレクトされたいずれかのシフト
ブロック37〜39をシフト方向に移動させることがで
きる。その結果,第1速〜第5速又は後進のいずれかの
変速段が選択される。シフトロッド31〜33,シフト
ブロック37〜39は,それぞれ図4においては,シフ
トロッド61〜63,シフトブロック67〜69に対応
するものであり,この発明の実施例は,図4に示した変
速機1に適用することができるものである。
【0027】インターナルレバー40を作動させると
き,操作させたいシフトブロック以外のシフトブロック
の動きを防止するために,インタロック機構50が設け
られている。インタロック機構50を構成するインタロ
ック部材としてのインタロックプレート51は,図3の
斜視図に示すような構造を有している。即ち,インタロ
ックプレート51は矩形の本体52を有しており,本体
52のセレクト方向両側の端部53,53をケーシング
4とコントロールボックス42との間で移動可能に挟み
込むことにより,インタロックプレート51が,ケーシ
ング4のケーシング本体24とコントロールボックス4
2との間にセレクト方向に変位可能に配設されている。
インタロックプレート51の本体52には,シフト方向
に延び且つインターナルレバー40が回動自在に係合す
る長孔54が形成されており,本体52のシフトブロッ
ク側に対向する面側には,長孔54の両側においてセレ
クト方向に延びる突起部55が形成されている。インタ
ロックプレート51の突起部55の幅は,シフトブロッ
ク37〜39の係合部46〜49に係合可能な幅に設定
されている。インタロックプレート51は,インターナ
ルレバー40と長孔54との係合によりインターナルレ
バー40のセレクト方向の移動に連動して移動する。こ
のとき,突起部55がインターナルレバー40がセレク
トした特定のシフトブロック以外のシフトブロックを係
合部で係止するので,特定のシフトブロック以外のシフ
トブロックはシフト方向に移動することがない。
【0028】ケーシング本体24の上部には,インタロ
ックプレート51の突起部55を内部に突出させる状態
で取り付けることができる装着孔49が形成されてい
る。図示の例では,装着孔49の周囲において,ケーシ
ング4の上面24からの段差を持たせた段部56が形成
されており,インタロックプレート51は,その周縁部
を段部56の棚状の上面57に載置した状態でケーシン
グ本体24に装着されている。段部56の上面57は,
インタロックプレート51がインターナルレバー40の
通常のセレクト操作に対応してセレクト方向に移動でき
るにように,セレクト方向には充分に長い領域が確保さ
れている。段部56の側面58がインタロックプレート
51のシフト方向の幅に対応した位置に形成されている
ので,インタロックプレート51はシフト方向に移動し
ないように規制されている。段部56の側面58は,イ
ンタロックプレート51がセレクト方向にスムーズに且
つガタ無く移動できるように案内している。
【0029】インタロックプレート51は,段部56の
上面57とコントロールボックス42の下面59との間
に挟み込まれており,そのことにより,インタロックプ
レート51の上下の動きが規制されている。段部56の
段差,即ち,段部56の上面57とコントロールボック
ス42の下面59との間の間隔は,インタロックプレー
ト51の上下の動きを規制するが,インタロックプレー
ト51がセレクト方向の移動はスムーズに且つガタ無く
移動できるように,インタロックプレート51の板厚に
対応した間隔に形成されている。
【0030】インタロックプレート51を押さえるコン
トロールボックス42の規制面59aは,ケーシング本
体24の上面25に対して合わせ面としての下面59か
ら面一に延びる面である。したがって,この規制面59
aは,コントロールボックス42の下面59の延長部分
をそのまま利用し,且つコントロールボックス42の下
面59と共通して加工することができる。インタロック
プレート51の段部56を,ケーシング本体24側に設
けるのに代えて,コントロールボックス42側に設ける
ことができる。この場合,ケーシング4に形成されるイ
ンタロックプレート51の載置面を,コントロールボッ
クス42の下面との合わせ面と面一に延びる面とするこ
とにより,上記と同様の加工性の改善を図ることができ
る。なお,変速機のシフトロッドについては,複数のシ
フトロッドをケーシングに摺動自在に支持する例を挙げ
て,上記のように説明したが,かる構造に代えて,1本
のシフトロッドをケーシングに固定し,シフトアームに
直接繋がっているシフトブロックをシフトロッド上でシ
フト方向に摺動可能とした構造としてもよい。
【0031】
【発明の効果】この発明による変速機のインタロック機
構は,上記のように変速機のケーシング本体とコントロ
ールボックスとの間にインターロックプレートを移動可
能に配設しているので,インターロックプレートとシフ
トブロックとのガタ量を抑えつつ,部品の加工性と組立
て性を改善することができる。即ち,インタロックプレ
ートとシフトブロックとの間の距離はインタロックプレ
ートからケーシング本体とコントロールボックスとの取
付け位置までであるので,インタロックプレートとケー
シング本体(又はコントロールボックス)との嵌合部の
精度に起因するシフトブロックとの間に生じるガタを充
分実用に耐えれる程度に抑えてシフトレバーの操作性を
向上することができる。
【0032】また,この発明による変速機のインタロッ
ク機構によれば,従来の,インタロックプレートをセレ
クト方向のみの摺動を行わせるためにソケットという専
用部品を用意する必要がない。また,インタロックプレ
ートの摺動用には,上面が開いているケーシング本体ま
たは下面が開いているコントロールボックスに段部等の
加工を施すことで済むので,ソケット用の取付け孔をケ
ーシング本体に穿設し且つソケットに袋穴を精度良く形
成する必要がなく,加工性が向上する。更に,ケーシン
グ上にインタロックプレートを載置し,コントロールボ
ックスで蓋をすれば良く,インタロックプレートの端部
に袋穴を合わせつつソケットをケーシングに挿入して組
み付ける必要がなく,組立て性が改善される。
【0033】また,この発明による変速機のインタロッ
ク機構によれば,インタロックプレートのブリッジ部を
ケーシングに形成したガイド溝に係合させることでイン
タロックプレートをセレクト方向のみ移動させる従来の
構造と比較しても,次のような利点がある。即ち,イン
タロックプレートに対する折曲げや穿設の加工が必要で
なく,また,コントロールボックスの奥部にインタロッ
クプレート用のガイド溝を形成する必要もない。しか
も,インタロックプレートの組立てにおいて,インタロ
ックプレートをシフトシャフトとコントロールボックス
のガイド溝とに嵌合させる必要もない。変速機は,シフ
ト機構の高さが低くなりコンパクトに構成される。シフ
トシャフトの中心からインタロックプレートのガイド溝
までの距離よりもシフトブロックまでの距離の方が長い
ことに起因して,インタロックプレートとシフトブロッ
クとの間で,ガタが増幅されることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による変速機におけるインタロック機
構の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示すインタロック機構の矢視A−Aで見
た断面図である。
【図3】図1に示すインタロックシフト機構に用いられ
るインタロックプレートの一例を示す斜視図である。
【図4】従来の変速機の変速機構を示す断面図である。
【図5】従来の変速機のインタロック機構の一例を示す
断面図である。
【図6】図5に示すインタロック機構の矢視B−Bの方
向から見た断面図である。
【図7】図5に示すインタロック機構に用いられるイン
タロックプレートを示す斜視図である。
【図8】図6の矢視C−Cについて見たインタロック機
構の作動状態を説明する断面図である。
【図9】従来のインタロック機構の別の例を示す断面図
である。
【図10】図9に示すインタロック機構の矢視D−Dの
方向から見た断面図である。
【図11】図9に示すインタロック機構に用いられるイ
ンタロックプレートを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 変速機 4 ケーシング 24 ケーシング本体 25 上面 30 シフト機構 31,32,33 シフトロッド 37,38,39 シフトロッド 40 インターナルレバー 41 シフトシャフト 42 コントロールボックス 50 インタロック機構 51 インタロックプレート 56 段部 59 下面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシフトブロックを備えるシフトロ
    ッドを支持するケーシング,及び該ケーシングに対して
    インターナルレバーと連動してセレクト方向に摺動可能
    であり且つ前記インターナルレバーが係合する特定の前
    記シフトブロック以外のシフトブロックをシフト方向移
    動不能に係止するインタロック部材を具備する変速機に
    おいて,前記ケーシングはケーシング本体と該ケーシン
    グ本体に取り付けられたコントロールボックスとから成
    り,前記インタロック部材は,前記ケーシング本体と前
    記コントロールボックスとの間でセレクト方向にのみ移
    動可能に配設されていることを特徴とする変速機におけ
    るインタロック機構。
  2. 【請求項2】 前記インタロック部材は,前記ケーシン
    グ本体及び前記コントロールボックスの一方に形成され
    た段部と前記ケーシング本体及び前記コントロールボッ
    クスの他方に形成された前記段部に対応する規制面との
    間でセレクト方向にみ移動可能に配設されており,前記
    規制面は,前記ケーシング本体と前記コントロールボッ
    クスとの合わせ面と面一に延びていることを特徴とする
    請求項1に記載の変速機におけるインタロック機構。
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