JP6068866B2 - 変速機 - Google Patents

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本発明は、リバース時の変速が可能な変速機に関する。
自動車用の変速機は、通常、リバース時の変速比は1つであるが、リバース時に変速できれば、車両後進時の登坂力を高められる等、利点がある。従来、リバース時に変速できるようにした車両の変速機として、変速機の出力シャフトに設けられた複数のギヤの間にリバース変速に用いる切り替え機構を設け、切り替え機構を出力シャフトに沿って切り替えることで、リバース時の変速を行うようにしたものが知られている(特許文献1)。
特開昭62−274136号公報
しかしながら、変速機のミッションケース内に収容される出力シャフトに、リバース変速に用いる切り替え機構を追加して設けると、その分、出力シャフトの軸長が長くなってしまうため、変速機の大型化および重量アップが避けられない。
そこで、本発明の目的は、軸長が長くなる部品を追加することなく、リバース時の変速が可能となる変速機を提供することにある。
上記目的を達成するために創案された第1の発明は、エンジンの回転が選択的に入力される第1入力シャフトおよび第2入力シャフトと、変速後の回転が出力される出力シャフトとを有する変速機であって、第1入力シャフトに固定された第1ドライブギヤと、第2入力シャフトに固定された複数の歯数の異なる第2ドライブギヤと、出力シャフトに回転自在に挿通され、第1ドライブギヤと噛合する第1ドリブンギヤと、出力シャフトに回転自在に挿通され、第2ドライブギヤと夫々噛合する複数の第2ドリブンギヤと、これら第2ドリブンギヤの何れか一つを選択して出力シャフトに相対回転不能に固定するための選択機構と、第1ドリブンギヤと第2ドライブギヤとの間に介設され、第1入力シャフトの回転を反転させて第2入力シャフトに伝達するリバースアイドルギヤ機構とを備え、リバースアイドルギヤ機構が、第1ドリブンギヤに噛合された第1リバースアイドルギヤと、第2ドライブギヤの何れかに噛合された第2リバースアイドルギヤと、第1リバースアイドルギヤの回転を第2リバースアイドルギヤに伝達する状態と伝達しない状態とに切り換える切換機構とを有し、第1リバースアイドルギヤが噛合された第1ドリブンギヤと第2リバースアイドルギヤが噛合された第2ドライブギヤとが、変速機の軸方向に隣り合うように配置された、ことを特徴とする変速機である。
これらの変速機においては、第1ドライブギヤは、複数の奇数段変速ギヤまたは偶数段変速ギヤから成り、第2ドライブギヤは、第1ドライブギヤが奇数段変速ギヤの場合には複数の偶数段変速ギヤから成り、第1ドライブギヤが偶数段変速ギヤの場合には複数の奇数段変速ギヤから成っていてもよい。
これらの変速機においては、第1リバースアイドルギヤが、第1ドリブンギヤを成す複数のギヤのうち最も低速段のギヤに噛合され、第2リバースアイドルギヤが、第2ドライブギヤを成す複数のギヤのうち最も高速段のギヤに噛合されていてもよい。
これらの変速機においては、第2入力シャフトが中空シャフトであり、その内部に第1入力シャフトが相対回転自在に挿通されていてもよい。
本発明に係る変速機によれば、リバース時、第1入力シャフトの回転は、リバースアイドルギヤ機構によって反転されて第2入力シャフトに伝達され、出力シャフトに挿通された複数の第2ドリブンギヤが前進時とは反対回りに回転する。よって、選択機構が、これら第2ドリブンギヤの何れか一つを選択して出力シャフトに相対回転不能に固定することで、リバース時の変速が可能となる。この選択機構は、前進時の変速機構を兼ねるので、軸長が長くなる部品を追加することなく、リバース時の変速が可能となる変速機を実現できる。
本発明の一実施形態に係る自動車用の変速機を模式的に示す説明図である。 上記変速機の通常リバース時を示す説明図である。 上記変速機のエクストラリバース(通常リバースよりも低いギヤ比)時を示す説明図である。 上記変速機のハイスピードリバース(通常リバースよりも高いギヤ比)時を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1入力シャフト1、第2入力シャフト2)
図1に本発明の一実施形態に係る自動車用の変速機Mを模式的に示す。なお、図1中、一点鎖線は、信号の流れを示している。本実施形態に係る変速機Mは、ミッションケースにベアリングで軸支された第1入力シャフト1と第2入力シャフト2とを有する。第2入力シャフト2は中空シャフトとなっており、その内部に第1入力シャフト1が相対回転自在に同芯的に挿通されている。第1入力シャフト1は、第2入力シャフト2の端部から突出された突出部1xを有する。第1入力シャフト1、第2入力シャフト2は、夫々、クラッチを介してエンジンの回転軸(クランク軸)に接続されており、エンジンの回転が選択的に入力可能となっている。
(出力シャフト3)
変速機Mは、変速後の回転を出力するための出力シャフト3を有する。出力シャフト3は、第1入力シャフト1および第2入力シャフト2と平行にミッションケースにベアリングで軸支されており、自動車(車両)の駆動輪に接続されている。詳しくは後述するが、車両の前進時には、エンジンの回転が第1入力シャフト1および第2入力シャフト2の何れか一方を介して出力シャフト3に伝達され、出力シャフト3が駆動輪を前進させる方向に回転する。一方、車両の後退時には、エンジンの回転が第1入力シャフト1、後述のリバースアイドルギヤ機構R、第2入力シャフト2を介して出力シャフト3に伝達され、出力シャフト3が前進時とは逆方向(駆動輪を後退させる方向)に回転する。
(第1ドライブギヤ1Dv)
変速機Mは、第1入力シャフト1の突出部1xに設けられた第1ドライブギヤ1Dvを有する。第1ドライブギヤ1Dvは、第1入力シャフト1の突出部1xに相対回転不能に固定された奇数段変速ギヤから成り、本実施形態では、1速ドライブギヤ1a、3速ドライブギヤ3a、5速ドライブギヤ5aから構成されている。第1ドライブギヤ1Dvの数は、3個に限られず、1個以上であればよい。
(第2ドライブギヤ2Dv)
変速機Mは、第2入力シャフト2に設けられた複数の歯数の異なる第2ドライブギヤ2Dvを有する。第2ドライブギヤ2Dvは、第2入力シャフト2に相対回転不能に固定された複数の偶数段変速ギヤから成り、本実施形態では、2速ドライブギヤ2a、4速ドライブギヤ4a、6速ドライブギヤ6aから構成されている。第2ドライブギヤ2Dvの数は、3個に限られず、2個以上であればよい。なお、本実施形態とは逆に、第1入力シャフト1の突出部1xに偶数段変速ギヤを設け、第2入力シャフト2に奇数段変速ギヤを設けてもよい。
(第1ドリブンギヤ1Dn)
変速機Mは、第1ドライブギヤ1Dvと噛合するように出力シャフト3に挿通された第1ドリブンギヤ1Dnを有する。第1ドリブンギヤ1Dnは、第1ドライブギヤ1Dvを構成する1速ドライブギヤ1a、3速ドライブギヤ3a、5速ドライブギヤ5aと夫々噛合する、1速ドリブンギヤ1b、3速ドリブンギヤ3b、5速ドリブンギヤ5bから構成されている。これら1速ドリブンギヤ1b、3速ドリブンギヤ3b、5速ドリブンギヤ5bは、夫々、出力シャフト3に回転自在に挿通されている。
(第2ドリブンギヤ2Dn)
変速機Mは、第2ドライブギヤ2Dvと噛合するように出力シャフト3に挿通された第2ドリブンギヤ2Dnを有する。第2ドリブンギヤ2Dnは、第2ドライブギヤ2Dvを構成する2速ドライブギヤ2a、4速ドライブギヤ4a、6速ドライブギヤ6aと夫々噛合する、2速ドリブンギヤ2b、4速ドリブンギヤ4b、6速ドリブンギヤ6bから構成されている。これら2速ドリブンギヤ2b、4速ドリブンギヤ4b、6速ドリブンギヤ6bは、夫々、出力シャフト3に回転自在に挿通されている。
(選択機構S)
変速機Mは、第2ドリブンギヤ2Dnを構成する2速ドリブンギヤ2b、4速ドリブンギヤ4b、6速ドリブンギヤ6bの何れか一つを選択して、出力シャフト3に相対回転不能に固定するための選択機構Sを有する。選択機構Sは、2速ドリブンギヤ2bと4速ドリブンギヤ4bとの間の出力シャフト3に設けられた第1選択機構S1と、6速ドリブンギヤ6bと1速ドリブンギヤ1bとの間の出力シャフト3に設けられた第2選択機構S2とから成る。これら第1選択機構S1および第2選択機構S2は、後述するように、車両後進時の変速機構と前進時の変速機構とを兼ねており、第2選択機構S2は、車両前進時に第1ドリブンギヤ1bを出力シャフト3に相対回転不能に固定することもできる。
第1選択機構S1は、2速ドリブンギヤ2bと4速ドリブンギヤ4bとの間の出力シャフト3に相対回転不能に固定されたハブ71と、ハブ71にスプライン等によって軸方向に移動自在且つ周方向に相対回転不能に係合されたスリーブ81とを有する。スリーブ81の外周面には、シフトフォーク91が係合する係合溝が、周方向に沿って形成されている。シフトフォーク91は、アクチュエータ(電動シリンダ等)101によって出力シャフト3の軸方向と平行に作動される。これにより、スリーブ81が、ハブ71に係合した状態で出力シャフト3の軸方向に沿って移動する。
スリーブ81が4速ドリブンギヤ4bの側に移動されると、スリーブ81が4速ドリブンギヤ4bと係合してそれらが一体的に回転する。一方、スリーブ81が2速ドリブンギヤ2bの側に移動されると、スリーブ81が2速ドリブンギヤ2bと係合してそれらが一体的に回転する。これにより、後述するように変速が達成される。なお、スリーブ81と4速ドリブンギヤ4bとの間、スリーブ81と2速ドリブンギヤ2bとの間には、夫々、シンクロメッシュ機構(同期機構)が設けられることが好ましい。
第2選択機構S2は、第1選択機構S1と同様の構成であり、6速ドリブンギヤ6bと1速ドリブンギヤ1bとの間の出力シャフト3に相対回転不能に固定されたハブ72と、ハブ72にスプライン等によって軸方向に移動自在且つ周方向に相対回転不能に係合されたスリーブ82とを有する。スリーブ82の外周面には、シフトフォーク92が係合する係合溝が、周方向に沿って形成されている。シフトフォーク92は、アクチュエータ102によって出力シャフト3の軸方向と平行に作動される。
スリーブ82は、6速ドリブンギヤ6bの側に移動されると6速ドリブンギヤ6bと係合し、1速ドリブンギヤ1bの側に移動されると1速ドリブンギヤ1bと係合する。これにより、後述するように変速が達成される。スリーブ82と6速ドリブンギヤ6bとの間、スリーブ82と1速ドリブンギヤ1bとの間には、夫々、シンクロメッシュ機構が設けられることが好ましい。
第1選択機構S1のアクチュエータ101、第2選択機構S2のアクチュエータ102は、電子制御ユニット(以下、ECU)10に接続されており、ECU10からの指令に基づき、スリーブ81、82を移動させる。ECU10は、車両の運転室内に設けられたシフト装置11に接続されており、運転者によるシフト装置11の操作に基づいてアクチュエータ101、102に変速指令を与えるマニュアル変速機能と、エンジン運転状態および車両走行状態に応じてアクチュエータ101、102に変速指令を与えるオートマチック変速機能を有する。
(変速機構H)
出力シャフト3には、3速ドリブンギヤ3bと5速ドリブンギヤ5bとの間に、変速機構Hが設けられている。この変速機構Hは、後述するように、車両前進時専用の変速機構であり、後進時に使用することはない。変速機構Hは、上述した第1選択機構S1、第2選択機構S2と同様の構成であり、出力シャフト3に相対回転不能に固定されたハブ73と、ハブ73にスプライン等によって軸方向に移動自在且つ周方向に相対回転不能に係合されたスリーブ83とを有する。スリーブ83の外周面には、シフトフォーク93が係合する係合溝が形成されており、シフトフォーク93は、アクチュエータ103によって出力シャフト3の軸方向と平行に作動される。
スリーブ83は、3速ドリブンギヤ3bの側に移動されると3速ドリブンギヤ3bと係合し、5速ドリブンギヤ5bの側に移動されると5速ドリブンギヤ5bと係合する。これにより、後述するように変速が達成される。スリーブ83と3速ドリブンギヤ3bとの間、スリーブ83と5速ドリブンギヤ5bとの間には、夫々、シンクロメッシュ機構が設けられることが好ましい。
変速機構Hのアクチュエータ103は、ECU10に接続されている。アクチュエータ103は、ECU10からの指令に基づき、変速機構Hのシフトフォーク93を作動する。ECU10は、運転者によるシフト装置11の操作に基づいてアクチュエータ103に変速指令を与えるマニュアル変速機能と、エンジン運転状態および車両走行状態に応じてアクチュエータ103に変速指令を与えるオートマチック変速機能を有する。
(リバースアイドルギヤ機構R)
変速機Mは、第1入力シャフト1の回転を反転させて第2入力シャフト2に伝達するリバースアイドルギヤ機構Rを有する。リバースアイドルギヤ機構Rは、第1ドリブンギヤ1bと第2ドライブギヤ6aとの間に介設されている。リバースアイドルギヤ機構Rは、第1ドリブンギヤ1Dnを構成する1速ドリブンギヤ1bに噛合された第1リバースアイドルギヤ1rと、第2ドライブギヤ2Dvを構成する6速ドライブギヤ6aに噛合された第2リバースアイドルギヤ2rと、第1リバースアイドルギヤ1rの回転を第2リバースアイドルギヤ2rに伝達する状態と伝達しない状態とに切り換える切換機構Kを有する。
第1リバースアイドルギヤ1rは、ミッションケースにベアリングで軸支されたリバースアイドルシャフト4に、相対回転不能に固定されている。リバースアイドルシャフト4は、第1入力シャフト1および第2入力シャフト2と平行に配置されている。第2リバースアイドルギヤ2rは、リバースアイドルシャフト4に、回転自在に挿通されている。切換機構Kは、リバースアイドルシャフト4に相対回転不能に固定されたハブ74と、ハブ74にスプライン等によって軸方向に移動自在且つ周方向に相対回転不能に係合されたスリーブ84とを有する。スリーブ84の外周面には、周方向に沿って係合溝が形成されており、係合溝に、シフトフォーク94が係合されている。シフトフォーク94は、アクチュエータ104によってリバースアイドルシャフト4の軸方向と平行に作動される。これにより、スリーブ84が、ハブ74に係合した状態でリバースアイドルシャフト4の軸方向に沿って移動する。
切換機構Kのスリーブ84が第2リバースアイドルギヤ2rの側に移動されると、スリーブ84が第2リバースアイドルギヤ2rと係合する。これにより、第1リバースアイドルギヤ1rの回転が第2リバースアイドルギヤ2rに伝達され、第1入力シャフト1の回転が反転されて第2入力シャフト2に伝達される状態(リバース状態)となる。一方、スリーブ84が第2リバースアイドルギヤ2rから離間する方向に移動されると、スリーブ84が第2リバースアイドルギヤ2rから離脱する。これにより、第1リバースアイドルギヤ1rの回転が第2リバースアイドルギヤ2rに伝達されることはなく、第1入力シャフト1の回転と第2入力シャフト2の回転とが切り離された状態(リバース解除状態)となる。リバース状態とリバース解除状態を切り換えることで、前進と後進の切換が達成される。なお、スリーブ84と第2リバースアイドルギヤ2rとの間には、シンクロメッシュ機構が設けられることが好ましい。
切換機構Kのアクチュエータ104は、ECU10に接続されており、ECU10からの指令に基づき、シフトフォーク94を作動する。ECU10は、運転者によるシフト装置11の操作に基づき、アクチュエータ104に指令を与え、切換機構Kをリバース状態とリバース解除状態とに切り換える。これにより、車両の前進、後進が切り換えられる。
(前進時)
シフト装置11が運転者によって車両を前進させるように操作されると、第1入力シャフト1および第2入力シャフト2がエンジンの回転から切り離され、図1に示すように、リバースアイドルギヤ機構Rの切換機構Kがリバース解除状態(スリーブ84が第2リバースアイドルギヤ2rから離脱された状態)とされる。その状態で、第2選択機構S2のスリーブ82を1速ドリブンギヤ1bに係合させ、エンジンの回転を第1入力シャフト1にのみ入力する。すなわち、エンジンのクランク軸と第2入力シャフト2との間のクラッチを切った状態で、アクセルペダルの踏み込みに伴って、クランク軸と第1入力シャフト1との間のクラッチを繋ぐ。これにより、トルクフローが、エンジン、第1入力シャフト1、1速ドライブギヤ1a、1速ドリブンギヤ1b、第2選択機構S2、出力シャフト3となり、出力シャフト3が1速相当で回転し、車両が1速で前進(発進)する。このとき、2速へのシフトアップに先立って、予め、第1選択機構S1のスリーブ81を2速ドリブンギヤ2bに係合させておく。これにより、第2入力シャフト2は、出力シャフト3の回転によって回転駆動されるものの、クランク軸から切り離されているので、エンジンの回転と干渉することはない。
(前進時の変速)
前進時に1速から2速にシフトアップする場合、すなわち、シフト装置11が運転者によってシフトアップ操作された場合、若しくはエンジン運転状態および車両走行状態に応じて自動的にシフトアップされる場合には、エンジン回転の入力対象を、第1入力シャフト1から第2入力シャフト2に切り換える。すなわち、エンジンのクランク軸と第1入力シャフト1との間のクラッチを切ると同時に、クランク軸と第2入力シャフト2との間のクラッチを繋ぐ。これにより、トルクフローが、エンジン、第2入力シャフト2、2速ドライブギヤ2a、2速ドリブンギヤ2b、第1選択機構S1、出力シャフト3となり、出力シャフト3が2速相当で回転し、1速から2速へのトルク切れの無い瞬時のシフトアップが達成される。このとき、第1入力シャフト1は、出力シャフト3の回転によって回転駆動されるものの、クランク軸から切り離されているので、エンジンの回転と干渉することはない。2速から1速へのシフトダウンは、上述と逆の手順を行うことで、同様にトルク切れの無い瞬時のシフトダウンが行える。2速から3速、3速から4速、4速から5速、5速から6速へのシフトアップ、それらのシフトダウンも同様の手順で行うことで、トルク切れの無いシフトアップ、シフトダウンが行える。
(後進時:通常リバース)
図2は、変速機Mの通常リバース時を示す説明図である。シフト装置11が運転者によって車両を後進(通常リバース)させるように操作されると、先ず、第1入力シャフト1および第2入力シャフト2がエンジンの回転から切り離される。そして、図2に示すように、リバースアイドルギヤ機構Rの切換機構Kがリバース状態(スリーブ84が第2リバースアイドルギヤ2rに係合された状態)とされ、第1選択機構S1のスリーブ81が4速ドリブンギヤ4bに係合される。スリーブ84の第2リバースアイドルギヤ2rへの係合と、スリーブ81の4速ドリブンギヤ4bへの係合とは、どちらが先でもよく、同時でもよい。その後、エンジンの回転を第1入力シャフト1のみに入力する。すなわち、エンジンのクランク軸と第2入力シャフト2との間のクラッチを切った状態で、クランク軸と第1入力シャフト1との間のクラッチを繋ぐ。
これにより、トルクフローが、図2に破線で示すように、エンジン、第1入力シャフト1、1速ドライブギヤ1a、1速ドリブンギヤ1b、リバースアイドルギヤ機構R、6速ドライブギヤ6a、第2入力シャフト2、4速ドライブギヤ4a、4速ドリブンギヤ4b、第1選択機構S1、出力シャフト3となる。リバースアイドルギヤ機構Rによって、第1入力シャフト1の回転が反転されて第2入力シャフト2に伝達されるため、出力シャフト3が前進時とは逆方向に回転し、車両が後退する。このとき、エンジンのクランク軸から切り離された第2入力シャフト2は、リバース時のトルクフローを伝達するアイドラーとして利用される。
本実施形態では、第1リバースアイドルギヤ1rを、第1ドリブンギヤ1Dnを成す複数のギヤ(1速ドリブンギヤ1b、3速ドリブンギヤ3b 、5速ドリブンギヤ5b)のうち最も低速段のギヤである1速ドリブンギヤ1bに噛合している。加えて、第2リバースアイドルギヤ2rを、第2ドライブギヤ2Dvを成す複数のギヤ(2速ドライブギヤ2a、4速ドライブギヤ4a、6速ドライブギヤ6a)のうち最も高速段のギヤである6速ドライブギヤ6aに噛合している。この結果、リバース時の減速比を可及的に大きくできる。
(後進時:エクストラリバース)
図3は、変速機Mのエクストラリバース(通常リバースよりも低いギヤ比)時を示す説明図である。シフト装置11が運転者によって車両を通常リバースよりも低いギヤ比で後進(エクストラリバース)させるように操作されると、先ず、第1入力シャフト1および第2入力シャフト2がエンジンの回転から切り離される。そして、図3に示すように、リバースアイドルギヤ機構Rの切換機構Kがリバース状態(スリーブ84が第2リバースアイドルギヤ2rに係合された状態)とされ、第1選択機構S1のスリーブ81が2速ドリブンギヤ2bに係合される。スリーブ84の第2リバースアイドルギヤ2rへの係合と、スリーブ81の2速ドリブンギヤ2bへの係合とは、どちらが先でもよく、同時でもよい。その後、エンジンの回転を第1入力シャフト1のみに入力する。すなわち、エンジンのクランク軸と第2入力シャフト2との間のクラッチを切った状態で、クランク軸と第1入力シャフト1との間のクラッチを繋ぐ。
これにより、トルクフローが、図3に破線で示すように、エンジン、第1入力シャフト1、1速ドライブギヤ1a、1速ドリブンギヤ1b、リバースアイドルギヤ機構R、6速ドライブギヤ6a、第2入力シャフト2、2速ドライブギヤ2a、2速ドリブンギヤ2b、第1選択機構S1、出力シャフト3となる。この結果、出力シャフト3が、通常リバース時と比べて4速と2速の相対ギヤ比(ステップ比、例えば1.9程度)に応じて減速されて前進時とは逆方向に回転する。従って、車両が通常リバース時よりも低いギヤ比で後進し、登坂力が向上する。
(後進時:ハイスピードリバース)
図4は、変速機Mのハイスピードリバース(通常リバースよりも高いギヤ比)時を示す説明図である。シフト装置11が運転者によって車両を通常リバースよりも高いギヤ比で後進(ハイスピードリバース)させるように操作されると、先ず、第1入力シャフト1および第2入力シャフト2がエンジンの回転から切り離される。そして、図4に示すように、リバースアイドルギヤ機構Rの切換機構Kがリバース状態(スリーブ84が第2リバースアイドルギヤ2rに係合された状態)とされ、第1選択機構S1のスリーブ81がニュートラル状態(スリーブ81が2速ドリブンギヤ2b、4速ドリブンギヤ4bと係合しない状態)とされ、第2選択機構S2のスリーブ82が6速ドリブンギヤ6bに係合される。その後、エンジンの回転を第1入力シャフト1のみに入力する。
これにより、トルクフローが、図4に破線で示すように、エンジン、第1入力シャフト1、1速ドライブギヤ1a、1速ドリブンギヤ1b、リバースアイドルギヤ機構R、6速ドライブギヤ6a、6速ドリブンギヤ6b、第2選択機構S2、出力シャフト3となる。この結果、出力シャフト3が、通常リバース時と比べて4速と6速の相対ギヤ比に応じて増速されて前進時とは逆方向に回転する。従って、車両が通常リバース時よりも高いギヤ比で後進し、後進速度が向上する。
(後進時の変速)
後進時に、上述した通常リバース、エクストラリバース、ハイスピードリバースを切り換える(変速する)場合には、変速に先立って、第1入力シャフト1および第2入力シャフト2をエンジンの回転から切り離す。これにより、第1選択機構S1、第2選択機構S2がエンジンのトルクから開放され、変速が可能となる。通常リバースからエクストラリバースに変速する場合には、第1選択機構S1のスリーブ81を4速ドリブンギヤ4bに係合されている状態から2速ドリブンギヤ2bに係合するように移動させる。その後、エンジンの回転を第1入力シャフト1のみに入力する。これにより、通常リバースからエクストラリバースに変速される。エクストラリバースから通常リバースに変速する場合には、スリーブ81の移動方向を逆とする。
通常リバースからハイスピードリバースに変速する場合には、同様に、第1入力シャフト1および第2入力シャフト2をエンジンの回転から切り離す。そして、第1選択機構S1のスリーブ81を4速ドリブンギヤ4bに係合されている状態からニュートラル位置に移動させ、第2選択機構S2のスリーブ82を6速ドリブンギヤ6bに係合するように移動させる。その後、エンジンの回転を第1入力シャフト1のみに入力する。これにより、通常リバースからハイスピードリバースに変速される。ハイスピードリバースから通常リバースに変速する場合には、各スリーブ81、82の移動方向を逆とする。同様にして、エクストラリバースとハイスピードリバースとの間の変速も可能である。
通常リバース、エクストラリバース、ハイスピードリバースの切り換え(シフトアップ、シフトダウン)は、運転者がシフト装置11を操作することによるマニュアル変速に加え、後進時のエンジン運転状態および車両走行状態に応じた自動的なオートマチック変速によってなされてもよい。オートマチック変速の場合、例えば、エクストラリバースによる後進時に、エンジン回転数(rpm)が所定の閾値を超えて上昇すると、ECU10の指令に基づいて第1入力シャフト1および第2入力シャフト2がエンジンの回転から切り離された後、通常リバースにシフトアップされる。同様にして、エンジン回転数をパラメータとして通常リバースからハイスピードリバースにシフトアップされる。シフトダウンについても同様である。
(作用・効果)
本実施形態に係る変速機によれば、図2、図3に示すように、リバース時、第1入力シャフト1の回転は、リバースアイドルギヤ機構Rによって反転されて第2入力シャフト2に伝達され、出力シャフト3に挿通された複数の第2ドリブンギヤ2Dn(2速ドリブンギヤ2b、4速ドリブンギヤ4b、6速ドリブンギヤ6b)が前進時とは反対回りに回転する。よって、選択機構S(第1選択機構S1、第2選択機構S2)により、第2ドリブンギヤ2Dnを構成する2速ドリブンギヤ2b、4速ドリブンギヤ4b、6速ドリブンギヤ6bの何れか一つを選択して出力シャフト3に相対回転不能に固定することで、リバース時の変速が可能となる。
ここで、選択機構S(第1選択機構S1、第2選択機構S2)は、前進時の変速機構を兼ねているので、軸長が長くなる部品(リバース変速のための専用部品)を追加することなく、リバース時の変速が可能となる変速機Mを実現できる。リバース時、第2入力シャフト2は、エンジンの回転から切り離されており、リバース時のトルクフローを伝達するアイドラーとして利用される。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した各実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例または修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
例えば、第2入力シャフト2に、複数の歯数の異なる第2ドライブギヤを夫々回転自在に挿通し、出力シャフト3に、各第2ドライブギヤと夫々噛合する複数の第2ドリブンギヤを固定し、上述した第2ドライブギヤの何れか一つを選択して第2入力シャフトに相対回転不能に固定するための選択機構を設けてもよい。この構成であっても、既述の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
本発明は、リバース時の変速が可能な変速機に利用できる。
1 第1入力シャフト
2 第2入力シャフト
3 出力シャフト
M 変速機
1Dv 第1ドライブギヤ
1a 第1ドライブギヤとしての1速ドライブギヤ
3a 第1ドライブギヤとしての3速ドライブギヤ
5a 第1ドライブギヤとしての5速ドライブギヤ
2Dv 第2ドライブギヤ
2a 第2ドライブギヤとしての2速ドライブギヤ
4a 第2ドライブギヤとしての4速ドライブギヤ
6a 第2ドライブギヤとしての6速ドライブギヤ
1Dn 第1ドリブンギヤ
1b 第1ドリブンギヤとしての1速ドリブンギヤ
3b 第1ドリブンギヤとしての3速ドリブンギヤ
5b 第1ドリブンギヤとしての5速ドリブンギヤ
2Dn 第2ドリブンギヤ
2b 第2ドリブンギヤとしての2速ドリブンギヤ
4b 第2ドリブンギヤとしての4速ドリブンギヤ
6b 第2ドリブンギヤとしての6速ドリブンギヤ
S 選択機構
R リバースアイドルギヤ機構
1r 第1リバースアイドルギヤ
2r 第2リバースアイドルギヤ
K 切換機構

Claims (4)

  1. エンジンの回転が選択的に入力される第1入力シャフトおよび第2入力シャフトと、変速後の回転が出力される出力シャフトとを有する変速機であって、
    前記第1入力シャフトに固定された第1ドライブギヤと、
    前記第2入力シャフトに固定された複数の歯数の異なる第2ドライブギヤと、
    前記出力シャフトに回転自在に挿通され、前記第1ドライブギヤと噛合する第1ドリブンギヤと、
    前記出力シャフトに回転自在に挿通され、前記第2ドライブギヤと夫々噛合する複数の第2ドリブンギヤと、
    これら前記第2ドリブンギヤの何れか一つを選択して前記出力シャフトに相対回転不能に固定するための選択機構と、
    前記第1ドリブンギヤと前記第2ドライブギヤとの間に介設され、前記第1入力シャフトの回転を反転させて前記第2入力シャフトに伝達するリバースアイドルギヤ機構と、を備え、
    前記リバースアイドルギヤ機構が、
    前記第1ドリブンギヤに噛合された第1リバースアイドルギヤと、
    前記第2ドライブギヤの何れかに噛合された第2リバースアイドルギヤと、
    前記第1リバースアイドルギヤの回転を前記第2リバースアイドルギヤに伝達する状態と伝達しない状態とに切り換える切換機構とを有し、
    前記第1リバースアイドルギヤが噛合された前記第1ドリブンギヤと前記第2リバースアイドルギヤが噛合された前記第2ドライブギヤとが、変速機の軸方向に隣り合うように配置された、
    ことを特徴とする変速機。
  2. 前記第1ドライブギヤは、複数の奇数段変速ギヤまたは偶数段変速ギヤから成り、
    前記第2ドライブギヤは、前記第1ドライブギヤが奇数段変速ギヤの場合には複数の偶数段変速ギヤから成り、前記第1ドライブギヤが偶数段変速ギヤの場合には複数の奇数段変速ギヤから成ることを特徴とする請求項に記載の変速機。
  3. 前記第1リバースアイドルギヤが、前記第1ドリブンギヤを成す複数のギヤのうち最も低速段のギヤに噛合され、
    前記第2リバースアイドルギヤが、前記第2ドライブギヤを成す複数のギヤのうち最も高速段のギヤに噛合されたことを特徴とする請求項に記載の変速機。
  4. 前記第2入力シャフトが中空シャフトであり、その内部に前記第1入力シャフトが相対回転自在に挿通されたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の変速機。
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