JP2009298524A - ロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かご台車をロックする際に、ラッチがかご台車に収容された荷と干渉することを抑制すること。
【解決手段】ロック装置30は、基端部が第2ベースプレート34に回動可能に取着された第1,第2ラッチ60A,60Bと、第2ベースプレート34に回動可能に設けられた第1,第2係合部材とを備えている。第1係合部材50Aには第1ラッチ60Aと係合可能な姿勢となるように付勢する第1ばね部材70Aが取り付けられ、第2係合部材には第2ラッチ60Bと係合可能な姿勢となるように付勢する第2ばね部材が取り付けられている。また、第1,第2ラッチ60A,60Bは、互いの回動中心P1,P2間の距離Tが2つのかご台車10A,10Bの間の距離Kよりも短くなるように配置され、パイプ部19A,19Bが押し付けられると2つのかご台車のパイプ部19A,19B間の領域Sから回り込むように回動して開放位置から保持位置に切り換わる。
【選択図】図3

Description

本発明は、かご台車をロックするロック装置に関する。
搬送装置では、例えば、車輪付き荷台部に上下方向に延びる複数のパイプ部を設けたかご台車をフォーク部に載せて運ぶことがある。ところが、搬送装置において、かご台車を移動可能な状態でフォーク部に載置しその状態のまま走行すると、かご台車は不安定なまま搬送されることになるため、従来、フォーク部上に載置されたかご台車を固定手段によって固定した状態で搬送する搬送装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載された搬送装置における固定手段は、一対の爪部を有する開閉爪機構と、操作部としての取手回動レバーを操作することにより開閉爪機構を駆動して開閉動作を行わせる爪開閉駆動手段とを有している。そして、この搬送装置では、取手回動レバーを回動操作して爪開閉駆動手段を作動させ、開閉爪機構を構成する一対の爪レバーを回動させることで、フォーク部上に載置されたかご台車の上下方向に延びる棒状部分を一対の爪レバーの爪部で挟持してかご台車をロックする。
また、かご台車の下端部を構成する桟をフォークと押圧部材とによって上下から押圧固定することで、かご台車がフォークから離脱することを防止する荷役車両が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
実用新案登録第3093419号公報 特開2005−145364号公報
ところが、特許文献1に記載の搬送装置では、例えば、荷が満杯に積まれているかご台車をロックしようとする場合、一対のラッチとしての爪レバーにおいて、その爪部をかご台車の収容部内にまで入り込ませたうえで、一対のラッチ(爪レバー)を回動させて棒状部分を挟持する。そのため、この搬送装置では、積荷を収容したかご台車をロックしようとする際に、一対のラッチ(爪レバー)の爪部がかご台車の収容部内に収容された積荷に干渉し積荷を傷つけてしまうおそれがあった。
また、特許文献2に記載の荷役車両において押圧固定されるかご台車の部分は、かご台車の下端部を構成する桟であり、特許文献2に記載の荷役車両ではかご台車の上下方向に延びるパイプ部を固定する場合に生じる問題については考慮していない。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、かご台車をロックする際に、ラッチがかご台車に収容された荷と干渉することを抑制するロック装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、2つのかご台車を並設した状態で同時に搬送可能な搬送装置に設置されたベース部と、前記ベース部に回動可能に取着されるとともに、先端部に一方のかご台車の上下方向に延びるパイプ部が押し付けられることを許容する開放位置と、前記パイプ部を係止する保持位置とに移行可能な第1ラッチと、前記ベース部に回動可能に取着されるとともに、先端部に他方のかご台車の上下方向に延びるパイプ部が押し付けられることを許容する開放位置と、前記パイプ部を係止する保持位置とに移行可能な第2ラッチと、前記ベース部に回動可能に設けられるとともに、前記第1ラッチが前記開放位置及び前記保持位置であるときに前記第1ラッチと係合して、前記第1ラッチの回動を規制する第1係合部材と、前記第1係合部材を前記第1ラッチと係合可能な姿勢となるように付勢する第1付勢手段と、前記ベース部に回動可能に設けられるとともに、前記第2ラッチが前記開放位置及び前記保持位置であるときに前記第2ラッチと係合して、前記第2ラッチの回動を規制する第2係合部材と、前記第2係合部材を前記第2ラッチと係合可能な姿勢となるように付勢する第2付勢手段と、操作された場合に、前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記第1係合部材を回動させて前記第1係合部材と前記第1ラッチとの係合を解除するとともに、前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記第2係合部材を回動させて前記第2係合部材と前記第2ラッチとの係合を解除するロック解除操作部材と、を備え、前記第1ラッチ及び前記第2ラッチは、互いの回動中心間の距離が前記2つのかご台車の前記パイプ部間の距離よりも短くなるように配置され、前記開放位置となっている前記第1ラッチ及び前記第2ラッチは、前記パイプ部が押し付けられると回動して、前記第1係合部材及び前記第2係合部材を回動させるとともに前記先端部が前記2つのかご台車の前記パイプ部間の領域から回り込んで前記保持位置に切り換わることを要旨とする。
この発明では、第1ラッチ及び第2ラッチを開放位置から保持位置にしようとする場合、2つのかご台車のパイプ部がそれぞれ第1ラッチ及び第2ラッチの先端部に押し付けられる。そして、第1ラッチ及び第2ラッチが開放位置から保持位置に移動する途中で、第1ラッチ及び第2ラッチはその先端部が2つのかご台車のパイプ部間の領域から回り込むように回動する。そして、第1ラッチ及び第2ラッチはそれぞれパイプ部を係止するとともに第1係合部材及び第2係合部材と係合して保持位置となる。したがって、第1ラッチ及び第2ラッチが、開放位置から保持位置に移行してかご台車をロックする際に、第1ラッチ及び第2ラッチの先端部がかご台車に収容された荷と干渉することを抑制できる。
また、ロック解除操作部材が操作されると、第1係合部材及び第2係合部材が第1付勢手段及び第2付勢手段の付勢力に抗して回動し、第1係合部材と第1ラッチとの係合、及び第2係合部材と第2ラッチとの係合が解除される。その後、2つのかご台車それぞれのパイプ部を第1ラッチ及び第2ラッチから離間させる方向に移動させれば2つのかご台車のパイプ部に対する係止は解除され、第1ラッチ及び第2ラッチは開放位置に戻る。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1ラッチと前記第2ラッチとは上下に設けられるとともに、前記第1係合部材と前記第2係合部材とは上下に設けられ、前記第1ラッチ及び前記第2ラッチは、一部が重なった状態に配置されていることを要旨とする。
この発明では、左右方向における第1ラッチ及び第2ラッチの回動中心間の間隔を縮めることができるため、搬送装置によって2つのかご台車を搬送する場合に、2つのかご台車の間隔を縮めた状態で2つのかご台車それぞれのパイプ部の移動を第1ラッチ及び第2ラッチで係止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、上下方向に平行な状態で回動可能に設けられた連結リンク部材と、前記連結リンク部材と前記第1係合部材とを連結する第1リンク部材と、前記連結リンク部材と前記第2係合部材とを連結する第2リンク部材と、前記連結リンク部材と前記ロック解除操作部材とを連結する作動用リンク部材と、を備えたことを要旨とする。
この発明では、ロック解除操作部材が操作されると、作動用リンク部材を介して連結リンク部材が回動する。すると、連結リンク部材の回動に伴って第1係合部材及び第2係合部材が同期して回動するため、第1係合部材と第1ラッチとの係合及び第2係合部材と第2ラッチとの係合を解除することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3に記載の発明において、前記ベース部には、前記各かご台車と対向する位置にサポート部材が取り付けられ、前記サポート部材は、前記第1ラッチ及び前記第2ラッチが前記保持位置であるときに前記第1ラッチ及び前記第2ラッチと協働して前記パイプ部を間に挟む突部と、前記かご台車と干渉しないための干渉防止用切り欠き部と、を備えたことを要旨とする。
この発明では、第1ラッチ及び第2ラッチが保持位置に移動したときに、第1ラッチ及び第2ラッチと突部とによってパイプ部を挟持することで、より確実にかご台車をロックすることができる。また、サポート部材には干渉防止用切り欠き部が形成されているため、かご台車のパイプ部を挟持するときに、挟持するパイプ部以外のかご台車の部分とサポート部材とが干渉することを回避できる。
本発明によれば、かご台車をロックする際に、ラッチがかご台車に収容された荷と干渉することを抑制できる。
以下、本発明を搬送装置としてのローリフトトラックに搭載されるロック装置に具体化した一実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。なお、本実施形態では、ローリフトトラックの前進方向を前方と記載し、それを基準に前、後、上、下、左、右を規定する。また、ロック装置の場合には、ローリフトトラックに取り付けられた状態を基準に、ローリフトトラックの前記各方向と対応して前、後、上、下、左、右を規定している。
図1(a)に示すように、ローリフトトラック1の車体2には、その上部にローリフトトラック1の前後進、及びフォーク3による移載を操作する操作コントロール装置4が設けられている。そして、車体2には、その後側に運転者が立ち乗りするデッキ5が設けられるとともに、その前側にバッテリ収納部6と、バッテリ収納部6の下部から前方に延出するフォーク3とが昇降可能に支持されている。バッテリ収納部6には、その左右両側の下部に一対のブラケット7(右側のブラケット7のみ図示する)が設けられるとともに、パイプ状の部材を2箇所で折り曲げて逆U字状に形成された支持フレーム8の両端部が一対のブラケット7を介してバッテリ収納部6に取り付けられている。なお、車体2の下部には複数の後輪9が設けられるとともに、フォーク3の先端側の下部には図示しない複数の前輪が設けられている。
ここで、図1(b)に示すように、フォーク3は、2つのかご台車10A,10Bを並設した状態で載置可能に構成されている。かご台車10Aには、平面視略矩形状に形成された車輪付き荷台部11Aの辺に沿うように3つの柵体12A,13Aが設けられている。3つの柵体12A,13Aは、互いに対向するように配置された一対の側面側の柵体12Aと、一対の側面側の柵体12Aの間に配置された背面側の柵体13Aとから構成されている。柵体12A,13Aは、それぞれ外枠が太いパイプフレーム14A,15Aで形成されるとともに、パイプフレーム14A,15Aの内側に上下方向に延びる補強パイプ16A,17Aが複数平行に並べられた状態で設けられている。パイプフレーム14A,15Aのうち上下方向に延びる一対のパイプ部18A,19Aは並設されている複数の補強パイプ16A,17Aに対して直交するように延びる補強プレート20A,21A(図1(a)参照)によって連結されている。3つの柵体12A,13Aは、柵体12Aのパイプフレーム14Aのパイプ部18Aと柵体13Aのパイプフレーム15Aのパイプ部19Aとが連結具22Aによって連結されることで一体になっている。かご台車10Aでは、3つの柵体12A,13Aによって、荷物を収容可能な空間が区画されている。そして、かご台車10Bはかご台車10Aと同じ構成であり、車輪付き荷台部11B、柵体12B,13B、パイプフレーム14B,15B、補強パイプ16B,17B、パイプ部18B,19B、補強プレート20B,21B、連結具22Bは、それぞれ車輪付き荷台部11A、柵体12A,13A、パイプフレーム14A,15A、補強パイプ16A,17A、パイプ部18A,19A、補強プレート20A,21A、連結具22Aと同じ構成である。そして、フォーク3上に載置された2つのかご台車10A,10Bは互いの背面側の柵体13A,13Bが隣接する状態で並べられるとともに、柵体13A,13Bのパイプフレーム15A,15Bのパイプ部19A,19Bが支持フレーム8のパイプ台座部8aに取り付けられたロック装置30によってロックされるようになる。
図2に示すように、ロック装置30のベース部としての第1ベースプレート31は図示しない固定手段によってパイプ台座部8aに固定されている。第1ベースプレート31には、ブラケット32により連結リンク部材40が回動可能に設けられている。連結リンク部材40はプレート状で、かつ、一方の端部40aが湾曲されてフック形状に形成されている。また、第1ベースプレート31には、その左右両側に、L字形状で、左右対称に一対のブラケット33が設けられている。一対のブラケット33上には、ベース部としての第2ベースプレート34が水平な状態で取り付けられている。第2ベースプレート34の上面には、左右方向における中央線Lよりも右側に第1係合部材50Aが設けられるとともに、第2ベースプレート34の下面には左右方向における中央線Lよりも左側に第2係合部材50Bが設けられている。また、第2ベースプレート34は、左右方向における中央部分が第1ベースプレート31の前側側縁31aよりも前方に延出するように形成されている。そして、延出部34aには、その上面に第1ラッチ60Aの基端部61Aがボルト62Aによって回動可能に取着されるとともに、その下面に第2ラッチ60Bの基端部61Bがボルト62B(図3参照)によって回動可能に取着されている。
図3に示すように、第1係合部材50Aは、ボルト51Aによって第2ベースプレート34に対して回動自在に取り付けられている。そして、第1係合部材50Aにはその第1ラッチ60A側の側部に段部52Aが設けられるとともに、その側部には第1ラッチ60Aに向って突出する係合突部53Aが設けられている。第1係合部材50Aには、回動中心O1を基準として係合突部53Aとは反対側に第1付勢手段としての第1ばね部材70Aの第1端部71Aが取り付けられる被取り付け部54Aが設けられている。なお、第1係合部材50Aの回動中心O1は、ボルト51Aの中心と一致している。また、第1ばね部材70Aの第2端部72Aは、第1ベースプレート31に設けられた図示しない係止部に係止されている。また、第1ばね部材70Aは、図3において第1係合部材50Aを時計回り方向に付勢する引っ張りバネである。
一方、第1ラッチ60Aは、ラッチ本体63Aと、ラッチ本体63Aの上面先端側に取り付けられた樹脂製のプレート64Aとから構成されている。プレート64Aは、第1ラッチ60Aの先端部65Aを構成するとともにパイプ部19A,19Bの全周の半分と等しい長さの曲面からなる第1凹部66Aが設けられている。第1ラッチ60Aは、開放位置に配置された状態では第1凹部66Aが中央線Lよりも右側に位置するとともに第1凹部66Aが右斜め前方に向って開放され、背面側の柵体13Aのパイプ部19Aが押し付け可能になっている。また、第1ラッチ60Aには、開放位置であるときに第1係合部材50Aと対向する側部67Aに第1係合部材50Aに向って突出する第1被係合突部68Aが設けられている。そして、第1ラッチ60Aが開放位置である状態において、第1被係合突部68Aはその先端部が係合突部53Aに当接している。また、第1ラッチ60Aには、第2被係合突部69Aが設けられている。第2被係合突部69Aは、図7に示すように、段部52Aの段差面56Aと係合可能な形状に形成されている。図2に示すように、第1ラッチ60A、第1係合部材50A、第1ばね部材70Aの下側には、第2ベースプレート34を間に挟んで第2ラッチ60B、第2係合部材50B、第2付勢手段としての第2ばね部材70Bが配設されている。そして、第2ラッチ60B、第2係合部材50B、第2ばね部材70Bは、それぞれ第1ラッチ60A、第1係合部材50A、第1ばね部材70Aと同じ構成になっている。
図3に示すように、第1ラッチ60A及び第2ラッチ60Bは、開放位置であるとき、その第1凹部66A及び第2凹部66Bの大部分が延出部34aよりも前方に位置している。また、開放位置であるときの第1ラッチ60A及び第2ラッチ60Bは、フォーク3(図1(b)参照)上にかご台車10A,10Bが2つ並設された状態において、その第1凹部66A及び第2凹部66Bが2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19B間の領域Sと対向するように位置している。2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19B間の領域Sとは、フォーク3(図1(b)参照)上に2つのかご台車10A,10Bが互いの背面側の柵体13A,13Bが隣接するように載置された状態において、一方のパイプ部19Aとパイプ部19Bとによって挟まれる領域のことを意味する。また、第1ラッチ60Aと第2ラッチ60Bとは互いの回動中心P1,P2が左右方向に離間している。また、第1ラッチ60Aと第2ラッチ60Bとは、上下方向において一部が重なり、かつ、離間した状態で配置されている。なお、回動中心P1,P2は、それぞれボルト62A,62Bの中心と一致している。そして、回動中心P1,P2間の左右方向における距離Tはフォーク3上に載置される2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19B間の距離Kよりも短くなるように配設されている。第1ラッチ60A及び第2ラッチ60Bは、開放位置から保持位置に切り換わろうとするときに、第1凹部66A及び第2凹部66Bが互いに離れる方向に回動し、先端部65A,65Bが2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19B間の領域Sから回り込む。
一方、図4(a)に示すように、第1ベースプレート31には、後側の辺に対して起立した状態で、右側寄りに位置するように板状のロックレバー用ブラケット80が接合されている。ロックレバー用ブラケット80には、その長手方向の略中央部に連結部81が後側に向って延設されている。そして、図4(b)に示すように、連結部81には、くの字形状に湾曲したロック解除操作部材としてのロックレバー90がボルト91によって回動可能に支持された状態で取り付けられている。ロックレバー90には、その基端部90aに後側に向って延びる係止部92が延設されている。係止部92には、その先端側にバネ部材93の第1端部93aが係止されている。
また、ロックレバー用ブラケット80には、係止部92よりも左側に後側に向って延出する係止部82が設けられている。係止部82にはバネ部材93の第2端部93bが係止されている。バネ部材93はロックレバー90をロック位置ストッパ83側に付勢する引っ張りバネである。そのため、ロックレバー90に外力が加えられていない状態では、ロックレバー90の基端部90aはロックレバー用ブラケット80から後側に突出した直方体形状のロック位置ストッパ83に当接されている。
また、ロック位置ストッパ83の下方にはロックレバー90を間に挟んで、ロックレバー用ブラケット80から後側に突出した直方体形状のロック解除位置ストッパ84が設けられている。ロック解除位置ストッパ84はバネ部材93に抗して下方に操作されたロックレバー90と当接する。
図4(a)に示すように、ロックレバー90の基端部90aと連結リンク部材40とは、両端部に第1,第2ジョイント部100a,100bが設けられた略棒状の作動用リンク部材100を介して連結されている。第1ジョイント部100aはロックレバー90の基端部90aの回動を許容するようにロックレバー90の基端部90aに連結されている。
また、第2ジョイント部100bは、長孔41に挿通されたボルト42(図2参照)を介して連結リンク部材40に連結されている。第2ジョイント部100bは、連結リンク部材40の回動を許容するように連結リンク部材40に連結されている。なお、長孔41の長さは、第1ラッチ60A及び第2ラッチ60Bが開放位置から保持位置に変わる際に第2ジョイント部100bが長孔41に対して相対的に移動することを許容する長さに設定されている。
また、図2に示すように、連結リンク部材40と第1係合部材50Aの後側の端部55A(図3参照)とは、略棒状で、かつ、両端部に第1,第2ジョイント部110a,110bが設けられた第1リンク部材110を介して連結されている。第1リンク部材110は、第1係合部材50Aに対して平行な状態で第1係合部材50Aと連結リンク部材40との間に配設されている。第1リンク部材110の第1ジョイント部110aは連結リンク部材40に連結されるとともに、第1リンク部材110の第2ジョイント部110bは第1係合部材50Aの端部55Aに連結されている。第2係合部材50Bと連結リンク部材40とは、第2係合部材50Bと平行な姿勢の第2リンク部材120を介して連結されている。第2リンク部材120は、第1リンク部材110と同じ構成の部材である。そして、第1リンク部材110及び第2リンク部材120の移動は、連結リンク部材40の回動中心O2(図4(a)参照)を基準として対称となる。
図5に示すように、第1ベースプレート31には、四角箱状のベース部としてのカバー130が取り付けられている。カバー130は、図2で図示する第2ベースプレート34上に設けられた第1,第2係合部材50A,50B及び第1,第2リンク部材110,120を覆うように構成されている。カバー130の前側壁部130aは載置されたかご台車10A,10B(図1(a)及び(b)参照)と対向するとともに、前側壁部130aには第1ラッチ60A及び第2ラッチ60Bを間に挟んで上下両側に位置するように樹脂製の2つのサポート部材140が固定されている。
図5に示すように、各サポート部材140は略ブロック状に形成されるとともに、両端部がボルト141によって固定されている。サポート部材140には、カバー130に固定された状態において、前側に突出する突部142が設けられている。突部142は、その一方の側面142aがパイプ部19A,19Bの周面に沿うように形成されている。突部142は、第1,第2ラッチ60A,60Bが保持位置に移動したときに第1,第2ラッチ60A,60Bの第1,第2凹部66A,66Bからはみ出るパイプ部19A,19Bの部分と係合するように構成されている。また、突部142には、一方の側面142aとは反対側に、かご台車10A,10Bとの干渉を防止する干渉防止用切り欠き部142bが形成されている。干渉防止用切り欠き部142bは、突部142の他方の側面142cと連続して左右方向に平行に延びる平面142dを構成している。平面142dはフォーク3(図1(a)及び(b)参照)に載置されたかご台車10A,10B(図1(a)及び(b)参照)と対向するように形成されている。突部142を間に挟んで平面142dの反対側には、パイプ部19A,19Bを収容可能な程度に間隔を空けた状態で突部142と並ぶように突部144が設けられている。突部144の側面144aは突部142の側面142aに連続するとともに、パイプ部19A,19Bの周面に沿うように形成されている。なお、突部144にはボルト141が挿入されている。
次に、前記のように構成されたロック装置30の作用を説明する。
ローリフトトラック1がかご台車10A,10Bを搬送していない状態(図3参照)において、ロック装置30の第1,第2係合部材50A,50Bの係合突部53A,53Bは、第1,第2ラッチ60A,60Bそれぞれの第1被係合突部68Aを係合し、第1,第2ラッチ60A,60Bが保持位置に向う方向へ回動することを規制して第1,第2ラッチ60A,60Bを開放位置で保持している。
そして、この状態から、荷物Wが満杯に積まれている2つのかご台車10A,10Bをローリフトトラック1によって同時に搬送する場合、図1(b)に示すように、2台のかご台車10A,10Bを並べて配置する。そして、操作コントロール装置4を操作して、一対のフォーク3をそれぞれ2つかご台車10A,10Bの車輪付き荷台部11A,11Bの下方に挿入した後、上昇させることで、2つのかご台車10A,10Bをフォーク3上に載置する。
その後、2つのかご台車10A,10Bをロック装置30に向けて押して、図3に示すように、各かご台車10A,10Bの柵体13A,13Bのパイプ部19A,19Bをそれぞれ第1,第2ラッチ60A,60Bの第1,第2凹部66A,66Bに押し付ける。すると、第1ラッチ60Aは時計回り方向に回動するとともに、第2ラッチ60Bは反時計回り方向に回動し、第1,第2ラッチ60A,60Bの第1,第2凹部66A,66Bは互いに離れるように回動する(図6参照)。そして、先端部65A,65Bが2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19B間の領域Sから回り込むようにして、第1,第2凹部66A,66Bはパイプ部19A,19Bを収容する。このとき、係合突部53Aが第1被係合突部68Aによって押圧されることで(図3参照)第1,第2係合部材50A,50Bは第1,第2ばね部材70A,70Bの付勢方向とは反対方向に回動する。第1,第2係合部材50A,50Bの回動に伴って第1被係合突部68Aと係合突部53Aとの係合が解除される(図6参照)。
その後、第1,第2ラッチ60A,60Bは保持位置となるようにさらに回動する。すると、図7に示すように、第1,第2凹部66A,66Bが互いに正反対側(右左側)を向く状態にまで回動したときには、第2被係合突部69Aが段部52Aと係合し、第1,第2ラッチ60A,60Bの回動が規制されて、保持位置となる。
ここで、第1,第2ラッチ60A,60Bが開放位置から保持位置に至るまでの態様についてより詳細に説明する。まず、図3で示す開放位置においては、第1,第2ラッチ60A,60Bは、その先端部65A,65Bがパイプ部19A,19B間の領域Sに位置し、このとき、ラッチ60A,60Bと前後方向とでなす角度θは、ほぼ45°となっている。そして、第1,第2ラッチ60A,60Bが、図3で示す開放位置の状態から角度θが大きくなるように回動すると、第1,第2ラッチ60A,60Bは、開放位置から保持位置に移行する途中の状態になる(図6参照)。さらに、この状態から、第1,第2ラッチ60A,60Bは、角度θが大きくなるように回動し、角度θが最大(θ=90°)になると、第1,第2ラッチ60A,60Bは、図7で示す保持位置になり、パイプ部19A,19Bを保持するようになる。そして、第1,第2ラッチ60A,60Bが、図3で示す開放位置から図7で示す保持位置に移動するまでの間、第1,第2ラッチ60A,60Bの先端部65A,65Bは、常に荷物Wよりも外側に位置し、先端部65A,65Bが描く回動軌跡は、荷物Wと交わることはない。したがって、先端部65A,65Bはかご台車10A,10Bに収容された荷物Wに干渉することはない。また、パイプ部19A,19Bが曲がっていたとしても、第1,第2ラッチ60A,60Bが開放位置から保持位置に移行するときにかご台車10A,10Bがサポート部材140と干渉することはない。
そして、第1,第2ラッチ60A,60Bが保持位置となったとき、第1,第2凹部66A,66Bと突部142とで各かご台車10A,10Bの柵体13A,13Bのパイプ部19A,19Bを挟持してかご台車10A,10Bをロックする。そして、ロック装置30によって2つのかご台車10A,10Bをロックした状態では、2つのかご台車10A,10Bを載置した状態でローリフトトラック1が後進するのに伴って第1,第2ラッチ60A,60Bに外力が作用しても、段部52A,52Bによって第1,第2ラッチ60A,60Bの回動は規制されるため、第1,第2ラッチ60A,60Bは保持位置のままであり、パイプ部19A,19Bに対するロックは保持される。そのため、第1ラッチ60A及び第2ラッチ60Bによってかご台車10A,10Bをロックすることで、支障なく、ローリフトトラック1が搬送作業を行うことができる。
また、第1,第2ラッチ60A,60Bが各かご台車10A,10Bをロックしている状態において、ロックレバー90がロック位置からロック解除位置に(図4(b)で示す矢印方向に)向けて操作されると、作動用リンク部材100が右側に移動する。すると、作動用リンク部材100の移動に連動して連結リンク部材40が回動し、連結リンク部材40の回動に連動して第1,第2リンク部材110,120が左右対称に移動する。さらに、第1,第2リンク部材110,120の移動に伴って、第1,第2係合部材50A,50Bは、第1,第2ばね部材70A,70Bの付勢方向とは反対方向に回動し、第1,第2ラッチ60A,60Bの第2被係合突部69Aが段部52A,52Bを乗り越える。すると、図8に示すように第2被係合突部69Aと段部52A,52Bとの係合が解除され、第1,第2ラッチ60A,60Bは回動可能となる。この状態から、かご台車10A,10Bがロック装置30から引き出されると、各かご台車10A,10Bのパイプ部19A,19Bはそれぞれ第1,第2凹部66A,66Bから離脱し、第1,第2ラッチ60A,60Bは互いの第1,第2凹部66A,66Bが近づく方向に回動し、開放位置に戻る。
この実施の形態では、以下の効果が得られる。
(1)ロック装置30は、ローリフトトラック1に設置された第1,第2ベースプレート31,34と、第2ベースプレート34に回動可能に設けられた第1,第2ラッチ60A,60Bと、第2ベースプレート34に回動可能に設けられた第1,第2係合部材50A,50Bとを備えている。そして、第1係合部材50Aには第1ラッチ60Aと係合可能な姿勢となるように第1係合部材50Aを付勢する第1ばね部材70Aが取り付けられるとともに、第2係合部材50Bには第2ラッチ60Bと係合可能な姿勢となるように第2係合部材50Bを付勢する第2ばね部材70Bが取り付けられている。また、第1,第2ラッチ60A,60Bは、互いの回動中心P1,P2間の距離Tが2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19B間の距離Kよりも短くなるように配置されるとともに、パイプ部19A,19Bが押し付けられると2つのかご台車10A,10Bの領域Sから回り込むように回動して保持位置に切り換わる。したがって、第1,第2ラッチ60A,60Bが、開放位置から保持位置に移行して2つのかご台車10A,10Bをロックする際に、第1ラッチ60A及び第2ラッチ60Bの先端部65A,65Bがかご台車10A,10Bに収容された荷物Wと干渉することを抑制できる。
また、ロックレバー90がロック位置からロック解除位置に操作されれば、第1係合部材50Aの段部52Aと第1ラッチ60Aの第2被係合突部69Aとの係合、及び第2係合部材50Bの段部52Bと第2ラッチ60Bの第2被係合突部69Aとの係合が解除される。その後、2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19Bを第1,第2ラッチ60A,60Bから離脱させれば、2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19Bに対する係止は解除され、第1,2ラッチ60A,60Bは開放位置に戻る。
(2)第1ラッチ60Aと第2ラッチ60Bとは第2ベースプレート34を間に挟んで上下に設けられるとともに、第1係合部材50Aと第2係合部材50Bとは第2ベースプレート34を間に挟んで上下に設けられている。そして、第1ラッチ60Aと第2ラッチ60Bとは、平面視で一部が重なった状態に配置されている。したがって、同一平面上に位置する第1ラッチと第2ラッチとによって2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19Bをロックする場合に比べて、2つのかご台車10A,10Bの間隔を縮めた状態で各かご台車10A,10Bのパイプ部19A,19Bをロックすることができる。
(3)上下方向に平行な状態でブラケット32にて回動可能に設けられた連結リンク部材40と、連結リンク部材40と第1係合部材50Aとを連結する第1リンク部材110と、連結リンク部材40と第2係合部材50Bとを連結する第2リンク部材120とを備えている。また、連結リンク部材40は、ロックレバー90の基端部90aに作動用リンク部材100によって連結されている。したがって、ロックレバー90をロック位置からロック解除位置に操作すれば、連結リンク部材40の回動に伴って第1係合部材50Aと第2係合部材50Bとを同期して回動させて、第1係合部材50Aと第1ラッチ60Aとの係合及び第2係合部材50Bと第2ラッチ60Bとの係合を解除することができる。
(4)カバー130には、かご台車10A,10Bと対向するようにサポート部材140が取り付けられている。そして、サポート部材140は、パイプ部19A,19Bと係合可能な突部142と、干渉防止用切り欠き部142bとを備えている。したがって、第1,第2ラッチ60A,60Bと突部142とでパイプ部19A,19Bを挟持することで、より確実にかご台車10A,10Bをロックすることができる。また、かご台車10A,10Bのパイプ部19A,19Bを第1,第2ラッチ60A,60Bの第1,第2凹部66A,66Bに押し付けたときに、かご台車10A,10Bがサポート部材140と干渉することを回避できる。
実施の形態は、前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 第1ラッチ60A及び第2ラッチ60Bを配置する位置を変更してもよい。例えば、第1ラッチ60Aと第2ラッチ60Bとを第2ベースプレート34の上面に配置して同一平面上に存在するように構成してもよい。
○ サポート部材140の構成を変更してもよい。例えば、突部144を省略してもよい。
○ 第1,第2ラッチ60A,60Bだけでパイプ部19A,19Bを係止できるのであれば、サポート部材140を省略してもよい。
○ 本発明をローリフトトラック1以外の搬送装置に搭載してもよい。例えば、かご台車を牽引して搬送する牽引車に搭載してもよい。この場合、牽引車の後部にロック装置を取り付け、第1,第2ラッチ60A,60Bの第1,第2凹部66A,66Bが後側を向くように配置すれば、2つのかご台車10A,10Bを並設した状態で、2つのかご台車10A,10Bのパイプ部19A,19Bをそれぞれ係止してロックすることができる。
(a)はローリフトトラック、かご台車、ロック装置の模式側面図、(b)は2つのかご台車が並設された状態を示す模式斜視図。 本実施形態におけるロック装置の部分破断模式斜視図。 本実施形態におけるロック装置の部分模式平面図。 (a)は図2で示すα矢視模式図、(b)はロックレバー、及びロックレバーの支持構造を示す模式側面図。 カバーが取り付けられた状態のロック装置を示す模式斜視図。 本実施形態においてロック装置によるロック途中の状態を示す部分模式平面図。 本実施形態においてロック装置によるロック完了状態を示す部分模式平面図。 本実施形態においてロック装置によるロック解除状態を示す部分模式平面図。
符号の説明
K…距離、S…領域、1…搬送装置としてのローリフトトラック、10A,10B…かご台車、19A,19B…パイプ部、30…ロック装置、34…第2ベースプレート、40…連結リンク部材、50A…第1係合部材、50B…第2係合部材、60A…第1ラッチ、60B…第2ラッチ、65A,65B…先端部、70A…第1付勢手段としての第1ばね部材、70B…第2付勢手段としての第2ばね部材、90…ロック解除操作部材としてのロックレバー、100…作動用リンク部材、110…第1リンク部材、120…第2リンク部材、140…サポート部材、142b…干渉防止用切り欠き部。

Claims (4)

  1. 2つのかご台車を並設した状態で同時に搬送可能な搬送装置に設置されたベース部と、
    前記ベース部に回動可能に取着されるとともに、先端部に一方のかご台車の上下方向に延びるパイプ部が押し付けられることを許容する開放位置と、前記パイプ部を係止する保持位置とに移行可能な第1ラッチと、
    前記ベース部に回動可能に取着されるとともに、先端部に他方のかご台車の上下方向に延びるパイプ部が押し付けられることを許容する開放位置と、前記パイプ部を係止する保持位置とに移行可能な第2ラッチと、
    前記ベース部に回動可能に設けられるとともに、前記第1ラッチが前記開放位置及び前記保持位置であるときに前記第1ラッチと係合して、前記第1ラッチの回動を規制する第1係合部材と、
    前記第1係合部材を前記第1ラッチと係合可能な姿勢となるように付勢する第1付勢手段と、
    前記ベース部に回動可能に設けられるとともに、前記第2ラッチが前記開放位置及び前記保持位置であるときに前記第2ラッチと係合して、前記第2ラッチの回動を規制する第2係合部材と、
    前記第2係合部材を前記第2ラッチと係合可能な姿勢となるように付勢する第2付勢手段と、
    操作された場合に、前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記第1係合部材を回動させて前記第1係合部材と前記第1ラッチとの係合を解除するとともに、前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記第2係合部材を回動させて前記第2係合部材と前記第2ラッチとの係合を解除するためのロック解除操作部材と、を備え、
    前記第1ラッチ及び前記第2ラッチは、互いの回動中心間の距離が前記2つのかご台車の前記パイプ部間の距離よりも短くなるように配置され、
    前記開放位置となっている前記第1ラッチ及び前記第2ラッチは、前記パイプ部が押し付けられると回動して、前記第1係合部材及び前記第2係合部材を回動させるとともに前記先端部が前記2つのかご台車の前記パイプ部間の領域から回り込んで前記保持位置に切り換わることを特徴とするロック装置。
  2. 前記第1ラッチと前記第2ラッチとは上下に設けられるとともに、前記第1係合部材と前記第2係合部材とは上下に設けられ、
    前記第1ラッチ及び前記第2ラッチは、一部が重なった状態に配置されている請求項1に記載のロック装置。
  3. 上下方向に平行な状態で回動可能に設けられた連結リンク部材と、
    前記連結リンク部材と前記第1係合部材とを連結する第1リンク部材と、
    前記連結リンク部材と前記第2係合部材とを連結する第2リンク部材と、
    前記連結リンク部材と前記ロック解除操作部材とを連結する作動用リンク部材と、を備えた請求項2に記載のロック装置。
  4. 前記ベース部には、前記各かご台車と対向する位置にサポート部材が取り付けられ、
    前記サポート部材は、前記第1ラッチ及び前記第2ラッチが前記保持位置であるときに前記第1ラッチ及び前記第2ラッチと協働して前記パイプ部を間に挟む突部と、前記かご台車と干渉しないための干渉防止用切り欠き部と、を備えた請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のロック装置。
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