JP2009292886A - ポリオレフィン樹脂用加工助剤、ポリオレフィン樹脂組成物及び成形体 - Google Patents

ポリオレフィン樹脂用加工助剤、ポリオレフィン樹脂組成物及び成形体 Download PDF

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Abstract

【課題】耐熱性に優れ、ポリオレフィン樹脂の成形加工時の溶融張力を向上させるポリオレフィン樹脂用加工助剤、該加工助剤を含有するポリオレフィン樹脂組成物、及び該樹脂組成物を成形した成形体を提供する。
【解決手段】下記一般式(I)で表される単量体及びアルキル基の炭素数が2以上のアルキルメタクリレートを重合して得られる共重合体を含有するポリオレフィン樹脂用加工助剤、該ポリオレフィン樹脂用加工助剤及びポリオレフィン樹脂を含有するポリオレフィン樹脂組成物及びその成形体。
Figure 2009292886

【選択図】なし

Description

本発明は、耐熱性に優れたポリオレフィン樹脂用加工助剤、該加工助剤を含有するポリオレフィン樹脂組成物、及び該樹脂組成物を成形した成形体に関する。
ポリオレフィン樹脂は安価で物理的特性に優れることから各種の成形体に用いられている。しかしながら、ポリオレフィン樹脂は成形加工時の溶融張力が小さいために、真空成形、ブロー成形、発泡成形、カレンダー成形、押出成形において、種々の成形不良を生じるという問題があった。
ポリオレフィン樹脂の成形加工性を改良する方法として、長鎖アルキル基を有するポリアルキルメタクリレートをポリオレフィン樹脂に添加し、溶融張力を向上させる方法が提案されている(特許文献1及び2)。しかしながら、長鎖アルキル基を有するポリアルキルメタクリレートは熱分解が起こりやすいため、成形加工時に熱分解が起こらないように成形加工条件を設定する必要があった。そのため、耐熱性の高い、長鎖アルキル基を有するポリアルキルメタクリレートが求められている。
一方、特許文献3では、ラジカル補足能を有する単量体及びメチルメタクリレートの共重合体を、アクリル樹脂の耐候性向上剤として用いることが提案されている。しかしながら、特許文献3では、アクリル樹脂の耐候性を向上させる効果は見出されているものの、ポリオレフィン樹脂の成形加工性を改良する最適な共重合体組成を見出すには至っていなかった。
特開平8−302098号公報 特開平9−255816号公報 国際公開第2006/126680号パンフレット
本発明の目的は、耐熱性に優れ、ポリオレフィン樹脂の成形加工時の溶融張力を向上させるポリオレフィン樹脂用加工助剤、該加工助剤を含有するポリオレフィン樹脂組成物、及び該樹脂組成物を成形した成形体を提供することにある。
本発明者らは鋭意検討した結果、ラジカル補足能を有する単量体及び特定のアルキルメタクリレートを重合して得られる共重合体が、耐熱性に優れ、ポリオレフィン樹脂の成形加工時の溶融張力を向上させることを見出した。
即ち、本発明のポリオレフィン樹脂用加工助剤は、下記一般式(I)で表される単量体(a)及びアルキル基の炭素数が2以上のアルキルメタクリレート(b)を重合して得られる共重合体(A)を含有する。
Figure 2009292886
(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜2のアルキル基、Xは酸素原子又はイミノ基、Yは水素原子、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数1〜20のアルコキシル基、Zは水素原子又はシアノ基を示す。)
また、本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、前記のポリオレフィン樹脂用加工助剤及びポリオレフィン樹脂を含有する。
さらに、本発明の成形体は、前記のポリオレフィン樹脂組成物を成形して得られる。
本発明のポリオレフィン樹脂用加工助剤は、耐熱性に優れ、ポリオレフィン樹脂の成形加工時の溶融張力を向上させることができる。
本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、成形加工性に優れる。また、成形加工時の熱分解が抑制されるため、成形加工条件を広く設定することができる。
本発明の成形体は、ポリオレフィン樹脂が有する特性を損なうことがない。
本発明の共重合体(A)は、単量体(a)及びアルキル基の炭素数が2以上のアルキルメタクリレート(b)を重合して得られる。
単量体(a)は、ラジカル補足能を有する単量体であり、下記一般式(I)で表される。
Figure 2009292886
(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜2のアルキル基、Xは酸素原子又はイミノ基、Yは水素原子、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数1〜20のアルコキシル基、Zは水素原子又はシアノ基を示す。)
単量体(a)としては、例えば、4−(メタ)アクリロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−(メタ)アクリロイルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−(メタ)アクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、4−(メタ)アクリロイルアミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、4−シアノ−4−(メタ)アクリロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンが挙げられる。
尚、本発明においては、(メタ)アクリロイルはアクリロイル又はメタクリロイルを、(メタ)アクリレートはアクリレート又はメタクリレートを、(メタ)アクリルはアクリル又はメタクリルを示す。
これらの単量体は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
共重合体(A)は、耐熱性を向上させる目的で、単量体(a)を共重合することが必要である。
アルキル基の炭素数が2以上のアルキルメタクリレート(b)としては、例えば、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、sec−ブチルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、2−メチルブチルメタクリレート、3−メチルブチルメタクリレート、3−ペンチルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ノニルメタクリレート、デシルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、t−ブチルシクロヘキシルメタクリレート、イソボルニルメタクリレートが挙げられる。
これらの単量体は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの単量体の中では、ポリオレフィン樹脂に対する分散性が優れることから、n−ブチルメタクリレート及びイソブチルメタクリレートが好ましく、イソブチルメタクリレートがより好ましい。
共重合体(A)は、ポリオレフィン樹脂の溶融張力を向上させる目的で、アルキル基の炭素数が2以上のアルキルメタクリレート(b)を共重合することが必要である。
アルキルメタクリレートのアルキル基の炭素数が2以上であれば、ポリオレフィン樹脂との相溶性が向上し、成形加工時の溶融張力を向上させることができる。アルキルメタクリレートのアルキル基の炭素数が1である場合(即ち、メチルメタクリレートである場合)、ポリオレフィン樹脂との相溶性が得られず、成形加工時の溶融張力は向上しない。
共重合体(A)を形成する全単量体(100質量%)に対する単量体(a)の含有率は、0.01〜50質量%が好ましく、0.1〜30質量%がより好ましく、0.1〜20質量%がさらに好ましい。
共重合体(A)を形成する全単量体に対する単量体(a)の含有率が0.01質量%以上であれば、共重合体(A)の耐熱性が向上する。共重合体(A)を形成する全単量体に対する単量体(a)の含有率が50質量%以下であれば、共重合体(A)をポリオレフィン樹脂用加工助剤として用いた場合に、成形加工性が向上する。
共重合体(A)を形成する全単量体(100質量%)に対するアルキルメタクリレート(b)の含有率は、50〜99.99質量%が好ましく、70〜99.9質量%がより好ましく、80〜99.9質量%がさらに好ましい。
共重合体(A)を形成する全単量体に対するアルキルメタクリレート(b)の含有率が50質量%以上であれば、共重合体(A)をポリオレフィン樹脂用加工助剤として用いた場合に、成形加工性が向上する。共重合体(A)を形成する全単量体に対するアルキルメタクリレート(b)の含有率が99.99質量%以下であれば、共重合体(A)の耐熱性が向上する。
共重合体(A)は、必要に応じて、単量体(a)及び(b)以外の、その他の単量体(c)を共重合しても良い。
その他の単量体(c)としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロルスチレン等の芳香族ビニル単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン化ビニル単量体;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル等のビニルエーテル単量体;酢酸ビニル、酪酸ビニル等のカルボン酸ビニル単量体;エチレン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン単量体;ブタジエン、イソプレン、ジメチルブタジエン等のジエン系単量体、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、2−メチルブチルアクリレート、3−メチルブチルアクリレート、3−ペンチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ベンジルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ノニルアクリレート、デシルアクリレート、ドデシルアクリレート等のアクリレート;メチルメタクリレート、フェニルメタクリレート等のメタクリレートが挙げられる。
これらの単量体は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
共重合体(A)を形成する全単量体(100質量%)に対するその他の単量体(c)の含有率は、20質量%以下が好ましい。
共重合体(A)を形成する全単量体に対するその他の単量体(c)の含有率が20質量%以下であれば、共重合体(A)をポリオレフィン樹脂用加工助剤として用いた場合に、成形加工性が向上する。
共重合体(A)の質量平均分子量は、15万〜2000万が好ましい。
共重合体(A)の質量平均分子量の下限は、50万がより好ましく、100万がさらに好ましく、160万が特に好ましい。共重合体(A)の質量平均分子量の上限は、1500万がより好ましく、700万がさらに好ましい。
共重合体(A)の質量平均分子量が15万以上であれば、成形加工性が向上し、質量平均分子量が2000万以下であれば、ポリオレフィン樹脂への分散性が良好となる。
共重合体(A)のガラス転移温度(以下、「Tg」という。)は、ハンドリング性の点で、40℃以上であることが好ましい。また、乳化重合法を用いて、共重合体(A)を多層構造の粒子とする場合には、最外層にTgが40℃以上の共重合体層を形成することが好ましい。
共重合体(A)のTgが40℃以上であれば、乳化重合法で共重合体(A)を製造した後に、粉体として回収することが容易となり、良好なハンドリング性が得られる。
尚、上記Tgとしては、Foxの式により求められる計算Tgを用いる。
Foxの式とは、以下に示すような、共重合体のTg(℃)と、共重合に用いる単量体を単独重合した場合のTg(℃)との関係式である。
1/(273+Tg)=Σ(Wi/(273+Tgi))
(式中、Wiは単量体iの質量分率、Tgiは単量体iの単独重合体のTg(℃)を示す。)
尚、単独重合体のTgとしては、具体的には、「Polymer Handbook 3rd Edition」(A WILEY−INTERSCIENCE PUBLICATION、1989年)に記載された値を使用することができる。
本発明の共重合体(A)を製造するための重合方法としては、公知の重合方法が挙げられる。中でも、共重合体(A)を粉体状又は顆粒状の形態で得られることから、乳化重合が好ましい。乳化重合は公知の方法を用いることができる。
共重合体(A)を乳化重合で得る際に用いる乳化剤としては、公知のアニオン性又はノニオン性乳化剤、高分子乳化剤、反応性乳化剤等が挙げられる。
アニオン性乳化剤としては、例えば、商品名「ニューコール560SF」、「同562SF」、「同707SF」、「同707SN」、「同714SF」、「同723SF」、「同740SF」、「同2308SF」、「同2320SN」、「同1305SN」、「同271A」、「同271NH」、「同210」、「同220」、「同RA331」、「同RA332」(以上、日本乳化剤(株)製)、
商品名「ラテムルB−118E」、「レベノールWZ」、「ネオペレックスG15」(以上、花王(株)製)、
商品名「ハイテノールN08」(第一工業製薬(株)製)が挙げられる。
ノニオン性乳化剤としては、例えば、商品名「ノニポール200」、「ニューポールPE−68」(以上、三洋化成工業(株)製)が挙げられる。
高分子乳化剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリビニルピロリドンが挙げられる。
反応性乳化剤としては、例えば、商品名「Antox MS−60」、「同MS−2N」(以上、日本乳化剤(株)製)、
商品名「エレミノールJS−2」(三洋化成工業(株)製)、
商品名「ラテムルS−120」、「同S−180」、「同S−180A」、「同PD−104」(以上、花王(株)製)、
商品名「アデカリアソープSR−10」、「同SE−10」(以上、(株)ADEKA製)、
商品名「アクアロンKH−05」、「同KH−10」、「同HS−10」(以上、第一工業製薬(株)製)等の反応性アニオン乳化剤、
商品名「アデカリアソープNE−10」、「同ER−10」、「同NE−20」、「同ER−20」、「同NE−30」、「同ER−30」、「同NE−40」、「同ER−40」(以上、(株)ADEKA製)、
商品名「アクアロンRN−10」、「同RN−20」、「同RN−30」、「同RN−50」(以上、第一工業製薬(株)製)等の反応性ノニオン性乳化剤が挙げられる。
これらの乳化剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
共重合体(A)を重合する際に用いる開始剤としては、公知の開始剤が挙げられる。
開始剤としては、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩化合物;t−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド等の有機過酸化物;アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系化合物;上記の過硫酸塩化合物又は有機過酸化物と還元剤とを組み合わせたレドックス系開始剤が挙げられる。
これらの中では、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウムが好ましい。
共重合体(A)を重合する際の重合温度は、開始剤の種類によるが、通常40〜80℃である。
乳化重合で得られた共重合体(A)のラテックスを粉体化する方法としては、凝析法及びスプレードライ法が挙げられる。
共重合体(A)のラテックス中での質量平均粒子径は、50〜250nmであることが好ましい。
ラテックス中での共重合体(A)の質量平均粒子径が50nm以上であれば、乳化重合で用いた乳化剤が共重合体(A)及びポリオレフィン樹脂に与える変色及び劣化等の影響を最小限に抑えることができる。ラテックス中での共重合体(A)の質量平均粒子径が250nm以下であれば、共重合体(A)の重合時の停止反応が起こりにくく、例えば質量平均分子量が160万以上の高分子量での分子量制御が容易である。
本発明のポリオレフィン樹脂用加工助剤は、共重合体(A)を含有する。
ポリオレフィン樹脂用加工助剤は、1種の共重合体(A)を含有してもよく、組成、分子量、粒子径等の異なる2種以上の共重合体(A)を併用してもよい。
また、共重合体(A)の他に、ポリオレフィン樹脂用加工助剤としての特性を損なわない範囲において、安定剤、滑剤、難燃剤等の各種添加剤を含有することができる。
本発明で用いるポリオレフィン樹脂は、エチレン又はプロピレンを主成分として構成される樹脂を指し、例えば、エチレン単独重合体、エチレン/プロピレン共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/メタクリル酸共重合体、エチレン/エチルアクリレート共重合体、エチレン/ビニルアルコール共重合体等のエチレン系樹脂;プロピレン単独重合体、プロピレン/1−ブテン共重合体、プロピレン/1−ヘキセン共重合体、プロピレン/(メタ)アクリル酸共重合体、プロピレン/エチルアクリレート共重合体等のプロピレン系樹脂が挙げられる。
エチレン系樹脂としては、例えば、商品名「ノバテック HD HJ360」、「同HJ362N」、「同HJ560」、「同HJ580」、「同HJ490」、「同HJ590N」、「同HY420」、「同HY530」、「同HY430」、「同HY331」、「同HY540」、「同HE421」、「同HE321E」、「同HF313」、「同HF111」、「同HF133」、「同HF560」(以上、日本ポリエチレン(株)製)、
商品名「ハイゼックス」((株)プライムポリマー製)、
商品名「ミネロン」、「ミネエース」、「ミネファン」(以上、三共ポリエチレン(株)製)、
商品名「エバフレックス」、「エルバロイAC」、「ニュクレル」(以上、三井デュポンポリケミカル(株)製)が挙げられる。
プロピレン系樹脂としては、例えば、商品名「ノバテックPP FY4」、「同EA9」、「同MA3」、「同MA3H」、「同MA1B」、「同BC03C」、「同BC03B」、「同BC05B」、「同BC06C」、「ウィンテック」、「ニューコン」、「ニューストレン」、「ニューフォーマー」、「ファンクスター」(以上、日本ポリプロ(株)製)、
商品名「プライムポリプロ J105G」、「同J106G」、「同J106MG」、「同J108M」、「同BJS−MU」、「同J704LB」、「同J704MG」、「同J705MG」、「同J715M」、「同J717ZG」、「同111G」、「同B221WA」、「同J232WA」、「同B241」、「同F113G」、「同F109V」、「同F227D」、「同F219DA」、「同F329RA」(以上、(株)プライムポリマー製)が挙げられる。
ポリオレフィン樹脂は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂用加工助剤及びポリオレフィン樹脂を含有する。
ポリオレフィン樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂100質量部に対して、ポリオレフィン樹脂用加工助剤を0.5〜20質量部含有すること好ましく、1〜15質量部を含有することがより好ましい。
ポリオレフィン樹脂組成物中のポリオレフィン樹脂用加工助剤の含有率が、ポリオレフィン樹脂100質量部に対して0.5質量部以上であれば、ポリオレフィン樹脂に対する成形加工性の改良効果が十分に発現する。ポリオレフィン樹脂組成物中のポリオレフィン樹脂用加工助剤の含有率が、ポリオレフィン樹脂100質量部に対して20質量部以下であれば、ポリオレフィン樹脂が有する特性を損なうことがない。
ポリオレフィン樹脂組成物は、成形加工時の溶融張力が向上するため、真空成形又はブロー成形における溶融樹脂のドローダウン、発泡成形におけるセルの連泡化、カレンダー成形における引取り性が改良され、真空成形、ブロー成形、発泡成形、カレンダー成形等の成形加工性が改良される。
また、押出成形における吐出量、シート及びフィルム等の押出成形体の表面外観が改良され、押出成形の成形加工性も改良される。
ポリオレフィン樹脂組成物には、その特性を損なわない範囲において、必要に応じて、充填剤、安定剤、滑剤、難燃剤、発泡剤等の各種添加剤を添加することができる。
充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、タルク、マイカ、カオリン、チタンホワイト、ホワイトカーボン、カーボンブラック、硝子繊維が挙げられる。
充填剤の中では、炭酸カルシウム、タルクが好ましい。
充填剤の配合により、ポリオレフィン樹脂組成物の剛性や耐熱性が向上し、カレンダー成形におけるロール面への粘着防止等の成形加工性が改良され、また低コスト化が達成できる。
充填剤の配合量は、ポリオレフィン樹脂組成物100質量部に対して、0.1〜400質量部であることが好ましい。ポリオレフィン樹脂組成物100質量部に対して、充填剤の配合量が0.1質量部以上であれば、剛性の改良効果が十分に発現し、400質量部以下であれば、成形品の表面外観が低下しない。
安定剤としては、例えば、ペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、トリエチレングリコール−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等のフェノール系安定剤;トリス(モノノニルフェニル)フォスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト等の燐系安定剤;ジラウリルチオジプロピオネートなどの硫黄系安定剤が挙げられる。
滑剤としては、例えば、ラウリル酸、パルミチン酸、又はオレイン酸のナトリウム、カルシウム又はマグネシウム塩が挙げられる。
難燃剤としては、例えば、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリブトキシエチルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、クレジルフェニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、ジイソプロピルフェニルホスフェート、トリス(クロロエチル)ホスフェート、アルコキシ置換ビスフェノールAビスホスフェート、ヒドロキノンビスホスフェート、レゾルシンビスホスフェート、トリオキシベンゼントリホスフェート等の燐酸エステル化合物;テトラブロモビスフェノールA、デカブロモジフェニルオキサイド、ヘキサブロモシクロドデカン、オクタブロモジフェニルエーテル、ビストリブロモフェノキシエタン、エチレンビステトラブロモフタイルイミド、トリブロモフェノール、ハロゲン化エポキシオリゴマー、ハロゲン化カーボネートオリゴマー、ハロゲン化ポリスチレン、塩素化ポリオレフィン等のハロゲン含有化合物;金属水酸化物;金属酸化物;スルファミン酸化合物が挙げられる。
難燃剤の中では、金属水酸化物が好ましい。
難燃剤の配合量は、ポリオレフィン樹脂組成物100質量部に対して、50〜200質量部であることが好ましい。
発泡剤としては、例えば、二酸化炭素、空気、窒素等の無機発泡剤;プロパン、n−ブタン、イソブタン等の脂肪族炭化水素等、トリクロロフロロメタン、メチルクロライド、エチルクロライド、メチレンクロライド等のハロゲン化炭化水素等の揮発性発泡剤;アゾジカーボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾビスイソブチロニトリリル、重炭酸ナトリウム等の分解型発泡剤が挙げられる。
発泡剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
発泡剤の配合量は、ポリオレフィン樹脂組成物100質量部に対して、0.1〜25質量部であることが好ましい。
本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂用加工助剤、ポリオレフィン樹脂、及び必要に応じて各種添加剤を配合した後、押出混練、ロール混練等の公知の方法で溶融混練することにより調製される。
また、ポリオレフィン樹脂用加工助剤及びポリオレフィン樹脂の一部を混合してマスターバッチを作製した後、残部のポリオレフィン樹脂を配合する多段階の配合も可能である。
本発明の成形体は、ポリオレフィン樹脂組成物を公知の方法によって成形して得られる。成形方法としては、例えば、真空成形、ブロー成形、発泡成形、カレンダー成形、押出成形、熱成形、射出成形、溶融紡糸が挙げられる。
本発明の成形体としては、例えば、シート、フィルム、異型成形体、中空成形体、射出成形体、発泡成形体が挙げられる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。但し、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例中の「部」及び「%」は、それぞれ「質量部」及び「質量%」を表す。
また、以下に記載の方法により評価を行なった。
(1)質量平均分子量
以下の方法により、共重合体(A)の質量平均分子量を測定した。
共重合体(A)のテトラヒドロフラン可溶分を試料として、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(商品名:HLC−8220、東ソー(株)製)、カラム(商品名:TSK−GEL SUPER HZM−M、東ソー(株)製)を用いて測定した。
質量平均分子量は、標準ポリスチレンによる検量線から求めた。
(2)質量平均粒子径
以下の方法により、共重合体(A)の質量平均粒子径を測定した。
共重合体(A)のラテックスを脱イオン水で希釈したものを試料として、粒度分布計(商品名:CHDF2000型、MATEC社製)を用いて測定した。
測定条件は、MATEC社が推奨する標準条件で行なった。即ち、専用の粒子分離用キャピラリー式カートリッジ及びキャリア液を用い、液性:ほぼ中性、流速:1.4ml/分、圧力:約4000psi(2600KPa)、温度:35℃を保った状態で、ラテックスを濃度約3%に希釈した試料0.1mlを測定に用いた。
標準粒子径物質としては、粒子径既知の単分散ポリスチレンを20〜800nmの範囲で合計12点用いた。
(3)5%質量減少温度
共重合体(A)の5%質量減少温度を、熱質量減少測定(TGA)により求めた。
共重合体(A)を、熱質量減少測定装置(商品名:TG/DTA220、セイコーインスツル(株)製)を用い、空気を200ml/分でフローしながら、30℃から400℃まで、5℃/分の昇温により、質量減少を測定し、以下の基準で判定した。
○:5%熱質量減少温度が、単独重合体に対して30℃以上向上
×:5%熱質量減少温度が、単独重合体に対して30℃未満向上
(4)溶融張力
ポリオレフィン樹脂組成物について、成形加工性の指標として、溶融張力を以下の条件で評価した。
ポリオレフィン樹脂組成物を、キャピラリー式レオメーター(商品名:ツインキャピラリーレオメーター RH−7、ROSAND社製)を用いて、一定量(0.54cm/分)で押出し、ストランドを一定速度(3m/分)で引き取った。ダイスのL/Dは16.0mm×φ1.0mm、温度は190℃とした。
○:溶融張力がポリプロピレン樹脂(加工助剤なし)よりも向上
×:ストランド切れのため、測定不可
(製造例1) 共重合体(A−1)の製造
温度計、窒素導入管、冷却管及び撹拌装置を備えたセパラブルフラスコに、脱イオン水300部、10%水酸化ナトリウム水溶液0.02部を投入し、次いで、イソブチルメタクリレート99.8部、4−メタクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン0.2部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.1部を添加して容器内を窒素で置換した。
次いで、内温を60℃まで昇温させて、過硫酸カリウム0.15部を添加した。その後、60℃で加熱撹拌を2時間継続して重合を終了し、共重合体(A−1)のラテックスを得た。
得られた共重合体(A−1)のラテックスを室温に冷却した後、スプレードライヤー(L−8型、大川原化工機(株)製)を用いて、熱風入口温度160℃、熱風出口温度60℃、アトマイザー回転数25000rpmにて噴霧乾燥し、共重合体(A−1)を得た。
共重合体(A−1)の組成、質量平均分子量、ラテックス中での質量平均粒子径、5%質量減少温度を表1に示した。
(製造例2〜6) 共重合体(A−2)〜(A−6)の製造
仕込み組成を表1に記載の割合に変更した以外は、製造例1と同様にして、共重合体(A−2)〜(A−6)を得た。
共重合体(A−2)〜(A−6)の質量平均分子量、ラテックス中での質量平均粒子径、5%質量減少温度を表1に示した。尚、製造例3の共重合体(A−3)は高分子量化しており、クロマトグラム上に十分なピーク強度を認めることができなかったため、測定不可とした。
(製造例7) 共重合体(A’−1)の製造
温度計、窒素導入管、冷却管及び撹拌装置を備えたセパラブルフラスコに、脱イオン水300部、イソブチルメタクリレート100部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.1部を投入し、容器内を窒素で置換した。
次いで、内温を60℃まで昇温させて、過硫酸カリウム0.15部を添加した。その後、60℃で加熱撹拌を2時間継続して重合を終了し、共重合体(A’−1)のラテックスを得た。
これ以降の操作は、製造例1と同様にして、共重合体(A’−1)を得た。
共重合体(A’−1)の組成、質量平均分子量、ラテックス中での質量平均粒子径、5%質量減少温度を表1に示した。
(製造例8〜12) 共重合体(A’−2)〜(A’−6)の製造
仕込み組成を表1に記載の割合に変更した以外は、製造例7と同様にして、共重合体(A’−2)〜(A’−6)を得た。
共重合体(A’−2)〜(A’−6)の質量平均分子量、ラテックス中での質量平均粒子径、5%質量減少温度を表1に示した。
(製造例13) 共重合体(A’−7)の製造
仕込み組成を表1に記載の割合に変更した以外は、製造例1と同様にして、共重合体(A’−7)を得た。
共重合体(A’−7)の質量平均分子量、ラテックス中での質量平均粒子径、5%質量減少温度を表1に示した。
Figure 2009292886
表中の略語
iBMA :イソブチルメタクリレート
nBMA :n−ブチルメタクリレート
tBMA :t−ブチルメタクリレート
EMA :エチルメタクリレート
MMA :メチルメタクリレート
HALS :4−メタクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン
nBA :n−ブチルアクリレート
PP :ポリプロピレン樹脂
(実施例1〜6)、(比較例1〜7)
表1に記載の割合で、ポリオレフィン樹脂用加工助剤とポリオレフィン樹脂を配合し、その後、単軸押出機(サーモプラスチクス(株)製)を用いて、バレル温度190℃、スクリュー回転数30rpmにて溶融混練し、ポリオレフィン樹脂組成物のペレットを得た。
ポリオレフィン樹脂用加工助剤として、製造例1〜13で得た、共重合体(A−1)〜(A’−7)を用いた。
ポリオレフィン樹脂として、ポリプロピレン(商品名:ノバテックPP FY4、日本ポリプロ(株)製)を用いた。
溶融張力の測定結果を表1に示した。
(比較例8)
ポリオレフィン樹脂用加工助剤を用いず、ポリオレフィン樹脂をそのまま用いて溶融張力を測定した。溶融張力の測定結果を表1に示した。
表1で明らかなように、製造例1〜6の共重合体(A)は、単量体(a)(表1中のHALS)を含有しない製造例7〜11の共重合体(A’)に比較して、5%質量減少温度の飛躍的な向上が認められた。同様に、製造例13の共重合体(A’)についても、単量体(a)を含有しない製造例12の共重合体(A’)に比較して、5%質量減少温度の飛躍的な向上が認められた。
しかしながら、製造例1〜6の共重合体(A)をポリオレフィン樹脂用加工助剤として配合したポリオレフィン樹脂組成物(実施例1〜6)では、溶融張力の向上が認められたのに対して、製造例13の共重合体(A’)をポリオレフィン樹脂用加工助剤として配合したポリオレフィン樹脂組成物(比較例7)では、共重合体(A’)とポリオレフィン樹脂との相溶性が悪く、ストランド切れが発生し、溶融張力は測定できなかった。
本発明のポリオレフィン樹脂用加工助剤は、耐熱性に優れることから、成形加工時の熱分解が抑制される。このため、成形加工条件を広く設定することができ、ポリオレフィン樹脂の溶融張力を向上させるポリオレフィン樹脂用加工助剤として、極めて有用である。
本発明のポリオレフィン樹脂用加工助剤は、耐熱性に優れ、ポリオレフィン樹脂の成形加工時の溶融張力を向上させることができる。
本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、成形加工性に優れる。また、成形加工時の熱分解が抑制されるため、成形加工条件を広く設定することができるため、極めて有用である。

Claims (3)

  1. 下記一般式(I)で表される単量体(a)及びアルキル基の炭素数が2以上のアルキルメタクリレート(b)を重合して得られる共重合体(A)を含有するポリオレフィン樹脂用加工助剤。
    Figure 2009292886
    (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜2のアルキル基、Xは酸素原子又はイミノ基、Yは水素原子、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数1〜20のアルコキシル基、Zは水素原子又はシアノ基を示す。)
  2. 請求項1記載のポリオレフィン樹脂用加工助剤及びポリオレフィン樹脂を含有するポリオレフィン樹脂組成物。
  3. 請求項2記載のポリオレフィン樹脂組成物を成形して得られる成形体。
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