JP2009291739A - ブレードホルダーと、これを具備する塗布装置 - Google Patents

ブレードホルダーと、これを具備する塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】補強板を使用せずにブレードの先端の補強を可能にしたブレードホルダーと、これを具備した塗布装置を提供する。
【解決手段】ブレード3を保持するブレードホルダーBHは、当該ブレード3を挟む一組の押え部81、82を有し、一組の押え部81、82は、その先端からブレード3の一部を突出させるようにして、該ブレード3を上下方向より挟んで保持し、また、この一組の押え部81、82は、各々の押え部の先端81T、82Tからブレード先端3Tまでの距離が異なるようにずらして配置されるようにし、ブレード先端からの距離が近い方の押え部81の先端81Tでブレード先端3Tが支持されることによって、ブレード先端3Tの曲げ剛性が高まるように調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は、塗布液を掻き取るためのブレード、例えば、転写・塗布に用いられるコーティングロールの外周面から塗布液を所定量掻き取るブレードを保持するブレードホルダーと、これを具備する塗布装置に関する。
従来、ロールの外周面からインク等の粘性流体を掻き取る方式としては、例えば特許文献1に記載のドクターブレード方式が知られている。この方式は、同文献の図5乃至図8に示されている通り、本願図9(a)のようにロール(5)の外周面に対し水平にドクターブレード(11)を押し付け、ドクターブレード(11)先端の刃先でロール(5)外周面の粘性流体(余剰インキ)を掻き取るようにしている(同文献1の段落0026の記載も参照)。
ところで、前記ドクターブレード(11)のように粘性流体を掻き取るためのブレードには、必ずその厚みや形状に製造上のバラツキが存在するため、製造ロット間あるいは同じブレードの先端でも場所によって曲げ剛性が異なることは避けられない。曲げ剛性の異なるブレードの先端で掻き取り動作を行うと、たとえそのブレードの先端を同じ条件で押し付けても、ブレード先端の曲がり方が場所によって異なることから、掻き取り量に過不足が生じる等、掻き取り不良が多発する。
前記のような掻き取り不良を防止するために、従来は、ブレード交換時におけるブレード調整作業の一環として、ブレードの曲がり易い部分を補強板で部分的に補強するようにしている。しかしながら、その補強作業は習熟度を要する面倒な作業であり、ブレードの交換作業時間が長くならざるを得ないし、その間、ブレードによる掻き取り作業ラインを含む作業ライン全体の停止を強いられ、作業ライン全体の可動効率が悪化する。また、かかる補強板を消耗品として在庫管理する必要もあり、機器の管理に手間がかかる等の問題点もある。
なお、前記説明の中で使用したカッコ内の符号および図9(a)(b)中の符号は、特許文献1で用いられているものである。
特開平11−320842号公報
本発明は前述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、補強板を使用せずにブレードの先端の補強を可能にしたブレードホルダーと、これを具備する塗布装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るブレードホルダーは、塗布液を掻き取るためのブレードを保持するブレードホルダーであって、前記ブレードホルダーは、前記ブレードを挟む一組の押え部を有し、前記一組の押え部は、その先端から前記ブレードの一部を突出させるようにして、該ブレードを上下方向より挟んで保持し、かつ、各々の押え部の先端からブレード先端までの距離が異なるようにずらして配置していることを特徴とする。
本発明に係るブレードホルダーにおいて、前記一組の押え部の先端のうち、ブレード先端からの距離が遠い方の押え部の先端から前記ブレードの先端までの距離をLとした場合において、ブレード先端からの距離が近い方の押え部の先端は、該距離Lの20〜90%の範囲で当該ブレードの一面を支持するように設置されるように構成してもよい。
本発明に係るブレードホルダーおいて、前記ブレードホルダーは、その長手方向中心部に設けたセンターピンを基準として、ブレードホルダー全体を時計回り又は反時計回りに回転可能とするセンターピポット機構を有する構成を採用することもできる。
本発明に係る塗布装置は、前記本発明に係るブレードホルダーで保持されたブレードを具備し、該ブレードで掻き取った後の塗布液を塗布することを特徴とする。
前記本発明に係る塗布装置は、塗布液を塗布するためのコーティングロールと、前記コーティングロールの外周面あるいは被塗布面に塗布液を供給する塗布液供給手段と、を具備し、前記ブレードホルダーで保持されたブレードは、前記コーティングロールの外周面あるいは被塗布面に接触し、塗布液を掻き取るように構成することができる。
前記本発明に係る塗布装置において、前記コーティングロールに対する前記ブレードの接触地点は、前記コーティングロールの中心を通る水平面より下方に10°から80°の範囲内にあり、前記コーティングロールに対する前記ブレードの接触角度は、前記ブレードの接触地点を含む水平面より上方に0°を超えて10°の範囲内にあって、この範囲内で前記ブレードは斜めに傾斜して前記コーティングロールに接触するように構成することができる。
前記本発明に係る塗布装置において、前記ブレードの先端は、そのブレード両面のうち片側の面からのみ切削されて一方向に傾斜し、その傾斜の勾配が10°から80°の範囲にあり、前記ブレードは、そのブレード両面のうち切削されていない面の方が前記コーティングロールの外周面に近づくように配置されるように構成することもできる。
前記本発明に係る塗布装置において、前記コーティングロールは外周面に凹凸のないプレーンロールからなり、前記ブレードの先端の平面形状は塗布液を掻き取らない切欠き凹部を少なくとも1箇所有する形状であるものとしてもよい。
本発明にあっては、前記の通り、ブレードホルダーの具体的な構成として、一組の押え部は、各々の押え部の先端からブレード先端までの距離が異なるようにずらして配置される構成を採用した。このため、ブレード先端からの距離が近い方の押え部の先端でブレードの先端が支持されることによって、ブレード先端の曲げ剛性が高まるように調整されるから、補強板を使用せずにブレードの先端の補強を可能にしたブレードホルダーを提供しうる。なお、曲げ剛性とは、曲げ応力に対する反発性のことをいう。
また、本発明によると、補強板を使用しないから、例えば、ブレードの交換時におけるブレード調整作業の一環として、補強板でブレードの曲がり易い部分を補強する等、習熟度を要する面倒な作業はなくなり、ブレードの交換作業時間の短縮を図れ、ブレードによる掻き取り作業ラインを含む作業ライン全体の可動効率を向上させることができ、さらに補強板を消耗品として在庫管理する必要もなく、機器の管理が容易になる等の作用効果も奏し得られる。
本発明のうち、ブレードホルダーの構成として、特にセンターピポット機構を具備する構成を採用したものによると、その機構により、ピポット軸を中心としてブレードホルダー全体を時計回り・反時計回りに回転可能としたので、ブレードホルダーにブレードを装着した後でも、例えばコーティングロールの外周面に対するブレードの平行度の調整を容易に行うことができる。
特に、請求項6から8に記載の発明では、ブレードの構成として、コーティングロールに対するブレードの接触地点を、コーティングロールの中心を通る水平面より下方に10°から80°の範囲内とした上で、更に、コーティングロールに対するブレードの接触角度を、ブレードの接触地点を含む水平面より上方に0°を超えて10°の範囲内とし、この範囲内でブレードが斜めに傾斜してコーティングロールに接触する構成を採用した。このため、粘性流体からなる塗布液の掻き落し端部の盛り上がりが減り、掻き落し不良の発生を抑制することが可能となり、また、転写・塗布後の塗布液の幅方向寸法精度やその膜厚の均一精度の向上も図れるという作用効果が得られた。
前記のようにブレードとコーティングロールとの接触地点を含む水平面より上方に0°を超えて10°の範囲内でブレードを斜めに傾斜させた場合は、ブレードの先端で掻き取られた塗布液が逃げる場所、すなわち、当該ブレードの下面は前記接触地点から登り勾配の天井のようになるから、ブレードの下面より塗布液が自重で剥離・落下しやすくなって、ブレードの両側端から裏面(上面)側への塗布液の回り込みが減ったため、前記のような作用効果が得られたと考えられる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるブレードホルダーの説明図、図2は、図1のブレードホルダーを構成する一組の押え部とブレードの部品図、図3はピポット機構によるブレードの平行度調整操作の説明図である。
本実施形態のブレードホルダーBHは、図1(a)(b)のように塗布液を掻き取るためのブレード3を保持するブレードホルダーであって、ブレード3を挟む一組の押え部81、82を有している。
一組の押え部81、82は、その先端81T、82Tが尖った形状になっていて、この尖った先端81T、82Tからブレード3の一部を突出させるようにして、該ブレード3を上下方向より挟んで保持するようになっている。尚、本実施形態では、押え部81、82の先端を尖った形状としたが、これに限られず、その先端は丸まっている形状や、図6(a)のように角張っている形状でもよい。
一方の押え部81にはその表裏面を貫通するボルト通し孔H1が複数設けられ、他方の押え部82にはそのボルト通し孔H1に対応するネジ孔H2が設けられており、各ボルト通し孔H1に締結ボルトB1を挿入してネジ孔H2に締め付けることによって、一組の押え部81、82は、ブレード3を挟んだ状態で一体化され、その締め付け力によってブレード3を保持している。
一組の押え部81、82のうち一方の押え部81の先端81Tは、図1(a)のように他方の押え部82の先端82Tよりブレード先端3Tに近くなっている。つまり、この一組の押え部81、82は、各々の押え部81、82の先端81T、82Tからブレード先端3Tまでの距離が異なるようにずらして配置してある。そして、ブレード先端3Tからの距離が近い方の押え部81の先端81Tで当該ブレード3の先端が支持されることにより、当該ブレード3の先端は一様にその曲げ剛性が高められる。
一組の押え部81、82の先端81T、82Tのうち、ブレード先端3Tからの距離が遠い方の押え部82の先端82Tからブレード先端3Tまでの距離をLとした場合において、ブレード先端3Tからの距離が近い方の押え部81の先端81Tは、該距離Lの20%〜90%の範囲で当該ブレード3の一面を全体的に支持するように設置される。図1では、その支持の範囲(20%〜90%)の一例として、前記距離Lの約65%の範囲でブレード3の一面が支持される例を示しているが、この例に限定されることはない。
前記支持の範囲を20%以下にすると、ブレード先端3Tからの距離が近い方の押え部81の先端81Tによるブレード3の曲げ補強効果が期待できなくなる。この一方、前記支持の範囲を90%以上にすると、ブレード先端3Tからの距離が近い方の押え部81の先端81Tがその先の部材(例えば、後述するアプリケーションロール1の外周面に供給された塗布液Tをブレード3で掻き取る例の場合はアプリケーションロール1の外周面)に接触しやすくなり、そのような先の部材又は押え部81の先端81Tを損傷させるおそれが高くなる。さらには前記支持の範囲は距離Lの40%〜75%とするのが望ましい。また、図1や後述の図5においてはブレード先端3Tからの距離が近い方の押え部81がアプリケーションロール1から遠い方、つまり図における下側になるように設置したが、ブレード先端3Tからの距離が遠い方の押え部82が図における下側になるように設置してもよい。
他方の押え部82(ブレード先端3Tからの距離が近い方)には、その表裏面を貫く複数の長孔H3が設けられており、これらの長孔H3に取付けボルトB2を挿入してホルダー支持フレームFの対応するネジ孔H4に締付けることによって、本ブレードホルダーBHはホルダー支持フレームFに着脱自在に取り付けられる。
前記ホルダー支持フレームFは、その全長をブレードホルダーBHと略同じ長さとすることで、ブレードホルダーBH全体を支持できるようにしている。
本ブレードホルダーBHはセンターピポット機構12を有している。センターピポット機構12は、ブレードホルダーBHの長手方向中心に位置するピポット軸12Aを中心として、ブレードホルダーBH全体を、ブレード3の平面と平行な平面上で時計回り・反時計回りに回転可能とする機構であり、この機構によってブレード3の平行度が微調整される。
前記「ブレード3の平行度」とは、後述するアプリケーションロール1の外周面など、ブレード3で掻き取る塗布液T(図4参照)が供給されている面に対してのブレード先端3Tの平行度をいう。以下も同様とする。
前記ピポット軸12Aは、ボルダー支持フレームFのブレードホルダー取付け面F1に立設され、押え部82に開設されている軸受孔H5(図2参照)に回転可能に挿入されることで、本ブレードホルダーBHの回転中心になる。
また、本ブレードホルダーBHの両端には平行度調整用ネジN1、N2が設けられており、そのうち、図3(b)のように一方のネジN1を緩め、他方のネジN2を締めることにより、本ブレードホルダーBHはピポット軸12Aを中心に反時計回りに回転することができる。これとは逆に、図3(c)のように他方のネジN2を緩め、一方のネジN1を締めることにより、本ブレードホルダーBHはピポット軸12を中心に時計回りに回転することができ、これらの回転操作によって作業者はブレード3の平行度を調整する。
図4は、本発明に係るブレードホルダーを具備した塗布装置の全体概要図、図5は、ブレードの接触地点と接触角度の説明図、図6は、ブレード先端の切削による傾斜とその勾配の説明図である。尚、コーティングロールとは、後述する、塗布する基材に塗布液を転写するアプリケーションロール、塗布する塗布液を外周面に付着させるピックアップロール、塗布液を基材に塗布する位置に基材を保持するバッキングロールの総称とする。
<塗布装置の概要>
図4において、Tはアプリケーションロール1の外周面に供給される前の塗布液、Tはブレード3で掻き取る前の塗布液、Tはブレード3で掻き取った後の塗布液をそれぞれ示している。本塗布装置Mは、塗布液Tを塗布するためのアプリケーションロール1と、アプリケーションロール1の外周面に塗布液Tを供給する塗布液供給手段2と、アプリケーションロール1の外周面に接触し、その外周面から塗布液Tを掻き取るブレード3と、ブレード3を保持する本発明のブレードホルダーBHと、アプリケーションロール1と並列に配置されたバッキングロール4と、アプリケーションロール1とバッキングロール4の両外周面間に帯状の基材Kを順次供給する基材供給手段5と、塗布液Tが塗布された基材Kを巻き取る巻取手段(巻取ロール11)を備える。
<アプリケーションロール、バッキングロールの詳細構成>
アプリケーションロール1は外周面に凹凸がないプレーンロールからなり、そのロール中心を回転中心として図中矢印R1の方向に回転できるようになっている。バッキングロール4も同様にプレーンロールからなり、そのロール中心を回転中心として図中矢印R2の方向に回転できるようになっている。そして、本塗布装置Mでは、これら両ロール(アプリケーションロール1とバッキングロール4)の外周面間に基材Kが挟み込まれて、アプリケーションロール1外周面の塗布液Tが基材Kの表面に転写・塗布される。
<塗布液供給手段の詳細構成>
塗布液供給手段2は、アプリケーションロール1の外周面とこれに隣接して配置されたロール状ナイフ6の外周面とで断面がロート状の塗布液貯留部7を形成し、この塗布液貯留部7から回転するアプリケーションロール1の外周面に塗布液Tを連続的に供給するようになっている。
この種の塗布液供給手段2は、アプリケーションロール1の外周面に塗布液Tを連続供給できるものであればよい。かかる塗布液供給手段2としては、例えば、図8(a)(b)のように容器12内に貯留されている塗布液Tにコーティングロールの外周面を直接浸ける方式や、同図(c)のように周知のTダイ13から塗布液Tを直接供給する方式など、先に説明した塗布液供給手段2とは異なる他の方式を採用することができる。
図8(a)はコーティングロールが2つの例、図8(b)はコーティングロールが3つあって、そのうち下側のコーティングロール(ピックアップロール8)の外周面を容器12内の塗布液Tに浸けた例を示したが、コーティングロールの数はこれらの例に限定されない。この例ではピックアップロール8としてグラビアロールを用いるのが一般的であるが、それに代えてプレーンロールを用いてもよい。図8(c)はTダイ13からバッキングロール4上の基材Kに塗布液Tを直接供給し塗布する例を示したが、先に説明したアプリケーションロール1に塗布液Tを供給し、アプリケーションロール1から基材Kに塗布液を転写させて塗布するようにしてもよい。
<ブレードの詳細構成>
以下の「アプリケーションロール1に対するブレード3の接触地点cp」の説明では、図5のアプリケーションロール1の中心を通る水平面hpを基準(0°)とする。また、以下の「アプリケーションロール1に対するブレード3の接触角度ca」の説明では、図5のブレード3の接触地点cpを含む水平面hpを基準(0°)とする。
アプリケーションロール1に対するブレード3の接触地点cpは、図5に示したように、アプリケーションロール1の中心を通る水平面hpより下方へ10°から80°の範囲内に設定される。図5では、その接触地点cpの一例として、当該水平面hpより下方へ約54°の位置で、ブレード3がアプリケーションロール1に接触するようにした例を示している。
アプリケーションロール1に対するブレード3の接触角度caは、前述したブレード3の接触地点cpを含む水平面hpより上方に0°を超えて10°の範囲内に設定される。図5では、その接触角度caの一例として、当該水平面hpより上方に約5°の傾きをもって、ブレード3が斜めに傾斜してアプリケーションロール1に接触するようにした例を示している。
ブレード3の先端3Tは、図6(a)(b)のように、ブレード両面(S、S)のうち片側の面Sからのみ切削されて一方向に傾斜し、その傾斜の勾配が10°から80°の範囲内に設定される。そして、このブレード3は、本発明のブレードホルダーBHを構成する一組の押え部81、82で挟持され、そのブレード両面(S、S)のうち切削されていない面Sの方がアプリケーションロール1の外周面に近づくように配置することが好ましいが(図3(a)参照)、切削された面Sの方がアプリケーションロール1の外周面に近づくように配置してもよい。図6(a)(b)では、ブレード先端3Tの勾配の一例として、約60°の勾配でブレード3の先端が一方向のみに傾斜している例を示している。
ブレード3の先端3Tの平面形状は、図2(c)と図7に示したように、アプリケーションロール1の外周面から塗布液Tを掻き取らない切欠き凹部9を複数箇所に有する形状とすることができ、その切欠き凹部9で掻き取られなかった塗布液Tがアプリケーションロール1の外周面に筋(ストライプ)状に残り、この筋状の塗布液Tが図1のように基材Kの表面に転写・塗布され、塗布液を部分塗布することができる。
<ブレードホルダーの詳細構成>
本塗布装置Mは図4のように同一構成のブレードホルダーBHを複数備えていることが好ましい。ブレードホルダーBHの具体的な構成は前述したので、その詳細説明は省略する。図4では2組のブレードホルダーBHを備えた例を示している。これら2つのブレードホルダーBHは、同じホルダー支持フレームFによって支持されていて、そのホルダー支持フレームFを中心として180°対向するように配置してある。
前記ホルダー支持フレームFは、その両端に位置する揺動アーム13に取り付けられていて、揺動アーム13を前後方向に傾倒動作させることにより、ホルダー支持フレームFを含むブレードホルダーBH全体が、アプリケーションロール1の外周面に対して近づいたり遠ざかったりするようになっている。
前記ホルダー支持フレームFは、そのフレーム軸方向中心F回りの回転と、該回転のロック(固定)を行うことができるようになっている。図4のように一方のブレードホルダーBHのブレード3が塗布液Tの掻き取り位置にあるとき、他方のブレードホルダーBHのブレード3は、その掻き取り位置後方のスタンバイ位置に配置される。ホルダー支持フレームFを180°回転させれば、それまで掻き取り位置にあった一方のブレードホルダーBHは前記スタンバイ位置に移行し、スタンバイ位置にあった他方のブレードBHのブレードは前記掻き取り位置に移行する。
<基材供給手段の詳細構成>
基材供給手段5は、帯状の基材Kをロール状に巻装した繰出ロール10と、基材Kを巻き取るための巻取ロール11とを備え、図示しないドライブローラによって繰出ロール10からアプリケーションロール1の外周面に向かって基材Kを繰り出する。繰出された基材Kは、アプリケーションロール1とバッキングロール4の両外周面間を通って、巻取手段としての巻取ロール11に巻き取られるようになっている。尚、ドライブローラを設けずに、巻取ロール11をドライブローラとして機能させるように用いてもよい。
次に、上記の如く構成された本塗布装置Mの動作について図4を基に説明する。
本塗布装置においては、図4の矢印R1方向にアプリケーションロール1が回転することにより、塗布液貯留部7の塗布液Tがアプリケーションロール1の外周面に供給される。供給された塗布液Tは、その粘性と表面張力でアプリケーションロール1の外周面に付着して、ブレード3の方向へ順次移送され、当該ブレード3の先端で掻き取られる。ブレード3の先端には図7に示すように塗布液Tを掻き取らない切欠き凹部9が存在するので、掻き取り後に残る塗布液Tは切欠き凹部9と略同じ幅の筋状になる。
この一方で、アプリケーションロール1の回転に対応してバッキングロール4が図4の矢印R2方向に回転する。そして、これら両ロール1、4の回転に対応して繰出ロール10から基材Kが繰出され、繰出された基材Kはその両ロール1、4の外周面間を通過する。この時、基材Kの表面に対してアプリケーションロール1外周面の筋状の塗布液Tが転写される。従って、両ロール1、4の外周面間を通過した後の基材Kの表面にはブレード3の切欠き凹部9と略同じ幅で筋状に塗布液Tが部分塗布されることになる。転写・塗布後の基材Kは図示しない乾燥工程等を経て最終的に巻取ロール11に巻き取られる。
先に説明した通り、本実施形態の塗布装置Mにあっては、ブレードホルダーBHの構成として、一組の押え部81、82のうち一方の押え部81の先端81Tは、他方の押え部82の先端82Tより先に突出してブレード先端3Tまでの距離が異なるような構成を採用した。このため、そのブレード先端3Tまでの距離が近い方の押え部81の先端81Tでブレード3の先端3Tが支持されることによって、ブレード先端3Tの曲げ剛性が高まるように調整されるから、ブレード3の交換時におけるブレード調整作業の一環として、従来のようにブレード3の曲がりやすい部分を補強板で補強する等、習熟度を要する面倒な作業は必要としない。どのようなブレード3でも短時間で交換作業を済ませることができる。
本実施形態の塗布装置Mでは、ブレードホルダーBHの構成として、センターピポット機構12を設け、この機構12により、ピポット軸12Aを中心としてブレードホルダーBH全体を時計回り・反時計回りに回転可能とした。このため、ブレードホルダーBHにブレード3を装着した後でも、アプリケーションロール1の外周面に対するブレード3の平行度の調整を容易に行うことができる。また、その調整作業は、平行度調整用ネジN1、N2を締めたり緩めたりする作業で簡単に行うことができ、本塗布装置Mを含む作業ライン全体を停止させる必要もないので、作業ライン全体の稼動効率を高めることができる。
図9(a)は、先に説明した特許文献1のドクターブレード方式による掻き取り動作の説明図である。この従来のドクターブレード方式では、粘性の高い流体を掻き取った場合に、同図(b)に示すように掻き取り後のロール(5)外周面に残る粘性流体の端部(以下、掻き落し端部という)が盛り上がってしまうという掻き落し不良が発生する。その原因は、掻き取られた粘性流体が下方にスムーズに落下せず、ドクターブレード(11)の両側端からその裏側に回り込むことによるものと考えられる。
それに対し、本実施形態の塗布装置Mによると、ブレード3の構成として、(1)アプリケーションロール1に対するブレード3の接触地点cpを、アプリケーションロール1の中心を通る水平面hpより下方に約54°の地点とする構成と、(2)アプリケーションロール1に対するブレード3の接触角度caを、前記接触地点cpを含む水平面hpより上方に約5°とし、この約5°の傾きをもってブレード3がアプリケーションロール1に斜めに傾斜して接触する構成とを採用した。このため、アプリケーションロール1の外周面において、前記のような塗布液の掻き落し端部の盛り上がりが減り、掻き落し不良の発生を抑制することができた。
前記作用効果が生じる原理ないし理由は、次のように考えられる。前記のようなブレード構成を採用した場合は、ブレード3の先端で掻き取られた塗布液が逃げる場所、すなわち、当該ブレード3の下面Sは図6(a)のように前記接触地点cpから登り勾配の天井のようになるので、ブレード3の下面より塗布液が自重で剥離・落下しやすくなって、ブレード3の両側端や切欠き凹部9の隙間からブレード裏面(上面S)側への塗布液の回り込みが少なくなる。
また、本実施形態の塗布装置Mによると、前記の通り、塗布液の掻き落し端部の盛り上がりが減少したことから、その盛り上がり部分が転写の圧力で拡がる量も減り、基材に転写・塗布された塗布液の幅方向寸法精度が向上するとともに、転写・塗布後の塗布液の膜厚の均一精度も向上する。
さらに、下記の2つの条件(条件1と条件2)を満たす場合も、塗布液の掻き落し端部の盛り上がりが減り、掻き落し不良の発生を抑制することができる。その原理ないし理由は次のように考えられる。下記の条件1と条件2を満たすブレード構成を採用した場合には、ブレード3の先端で掻き取られた余剰の塗布液が逃げる方向(コーティングロール1の回転方向R1)に対して当該ブレード3の下面Sが反転する方向に反る形態になることから、ブレード3の下面Sより塗布液が自重で剥離・落下しやすくなって、ブレード3の両側端から裏面(上面S)側への塗布液の回り込みが減る。
<条件1>
ブレード3の接触地点cpが水平面hpより下方に10°から80°の範囲内であること。
<条件2>
ブレード3の接触角度caが水平面hpより上方に0°<ca≦+10°の範囲内にあって、この範囲内でブレード3の先端が斜めに傾斜してコーティングロール1の外周面に接触すること。
なお、前記<条件2>はブレード3が斜めに傾斜していることを要件とするから、ブレード3の接触角度caの中には水平面hpに対して0°となる場合は含まない。このことを明確にするため前記<条件2>中では『0°<ca』とした。
更に、本実施形態の塗布装置Mでは、先に説明した通り、ブレード3の先端はブレード両面S、Sのうち片側の面Sからのみ切削されて一方向に約60°の勾配で傾斜する構成と、そのブレード3はブレード両面S、Sのうち切削されていない面Sの方がアプリケーションロール1の外周面に近づくように配置される構成を採用した。このため、ブレード3の先端で掻き取られた余剰の塗布液は、図6の矢印Cで示すように、その流動によって逃げる方向(アプリケーションロール1の回転方向R1)に対して反転する下向き方向に誘導されるので、更に自重で剥離・落下しやすくなる。このことから、ブレード3の両側端から裏面(上面S)側への塗布液の回り込みが一層減少し、塗布液の掻き落し端部の盛り上がりが更に減り、掻き落し不良の発生抑制効果が高い。
本発明は先に説明した実施形態に限定されない。例えば、プレーンロールからなるコーティングロール(アプリケーションロール1)に代えて、グラビア印刷等の凹版印刷で使用される凹部を有する周知の版胴から塗布液を掻き取る方式にも本発明は適用できる。また、切欠き凹部9のないブレードで塗布液を掻き取る方式にも本発明は適用できる。
図1は本発明の一実施形態であるブレードホルダーの説明図であって、同図中の(a)はブレードホルダーの側面図、(b)は(a)中のBS矢視図である。 図2は図1のブレードホルダーを構成する一組の押え部とブレードの部品図であり、同図中の(a)はブレード先端からの距離が遠い方のブレードホルダーの平面図、(b)はブレード先端からの距離が近い方のブレードホルダーの平面図、(c)はブレードの平面図、(d)は(a)中のD−D断面図、(e)は(b)中のE−E断面図である。 図3はピポット機構によるブレードの平行度調整操作の説明図であり、同図中の(a)はブレードホルダーの基準状態、(b)は基準状態から反時計回りに1度回転した状態、(c)は基準状態から時計回りに1度回転した状態の説明図である。 図4は本発明に係るブレードホルダーを具備した塗布装置の全体概要図である。 図5はブレードの接触地点と接触角度の説明図である。 図6はブレード先端の切削による傾斜とその勾配の説明図であって、同図中の(a)はブレードがコーティングロール(アプリケーションロール)に接触している地点の拡大図、(b)はそのブレード先端の拡大図である。 図7は切欠き凹部を有するブレードと、該ブレードによって掻き取られる前と後の塗布液の説明図である。 図8(a)、(b)、(c)は本発明の他の実施形態の説明図である。 図9は従来のドクターブレード方式による掻き取り動作の説明図、同図(b)は(a)に示すBB線での断面図である。
符号の説明
1 アプリケーションロール(コーティングロール)
2 塗布液供給手段
3 ブレード
3T ブレードの先端
4 バッキングロール(コーティングロール)
5 基材供給手段
6 ロール状ナイフ
7 塗布液貯留部
8 ピックアップロール(コーティングロール)
81 押え部(ブレード先端からの距離が近い方)
82 押え部(ブレード先端からの距離が遠い方)
81T、82T 押え部の先端
9 切欠き凹部
10 繰出ロール
11 巻取ロール
12 ピポット機構
12A ピポット軸
13 揺動アーム
B1 締結ボルト
B2 取付けボルト
BH ブレードホルダー
ca ブレードの接触角度
cp ブレードの接触地点
F ホルダー支持フレーム
フレーム軸方向中心
H1 ボルト通し孔
H2 ネジ孔
H3 長孔
H4 ネジ孔
H5 軸受孔
hp アプリケーションロール(コーティングロール)の中心を通る水平面
hp ブレードの接触地点を含む水平面
K 帯状の基材
N1 N2 平行度調整用ネジ
M 塗布装置
R1 アプリケーションロール(コーティングロール)の回転方向
R2 バッキングロール(コーティングロール)の回転方向
、S ブレード面
塗布液

Claims (8)

  1. 塗布液を掻き取るためのブレードを保持するブレードホルダーであって、
    前記ブレードホルダーは、
    前記ブレードを挟む一組の押え部を有し、
    前記一組の押え部は、その先端から前記ブレードの一部を突出させるようにして、該ブレードを上下方向より挟んで保持し、かつ、各々の押え部の先端からブレード先端までの距離が異なるようにずらして配置していること
    を特徴とするブレードホルダー。
  2. 前記一組の押え部の先端のうち、ブレード先端からの距離が遠い方の押え部の先端から前記ブレードの先端までの距離をLとした場合において、ブレード先端からの距離が近い方の押え部の先端は、該距離Lの20〜90%の範囲で当該ブレードの一面を支持するように設置されること
    を特徴とする請求項1に記載のブレードホルダー。
  3. 前記ブレードホルダーは、その長手方向中心部に設けたセンターピンを基準として、ブレードホルダー全体を時計回り又は反時計回りに回転可能とするセンターピポット機構を有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のブレードホルダー。
  4. 請求項1に記載のブレードホルダーで保持されたブレードを具備し、塗布された塗布液を該ブレードで掻き取ることを特徴とする塗布装置。
  5. 前記塗布装置は、
    塗布液を塗布するためのコーティングロールと、
    前記コーティングロールの外周面あるいは被塗布面に塗布液を供給する塗布液供給手段と、を具備し、
    前記ブレードホルダーで保持されたブレードは、前記コーティングロールの外周面あるいは被塗布面に接触し、塗布液を掻き取ること
    を特徴とする請求項4に記載の塗布装置。
  6. 前記コーティングロールに対する前記ブレードの接触地点は、前記コーティングロールの中心を通る水平面より下方に10°から80°の範囲内にあり、
    前記コーティングロールに対する前記ブレードの接触角度は、前記ブレードの接触地点を含む水平面より上方に0°を超えて10°の範囲内にあって、この範囲内で前記ブレードは斜めに傾斜して前記コーティングロールに接触すること
    を特徴とする請求項5に記載の塗布装置。
  7. 前記ブレードの先端は、そのブレード両面のうち片側の面からのみ切削されて一方向に傾斜し、その傾斜の勾配が10°から80°の範囲にあり、
    前記ブレードは、そのブレード両面のうち切削されていない面の方が前記コーティングロールの外周面に近づくように配置されること
    を特徴とする請求項6に記載の塗布装置。
  8. 前記コーティングロールは外周面に凹凸のないプレーンロールからなり、
    前記ブレードの先端の平面形状は塗布液を掻き取らない切欠き凹部を少なくとも1箇所有する形状であること
    を特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の塗布装置。
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