JP2009288163A - 運転評価装置、運転評価方法および運転評価プログラム - Google Patents

運転評価装置、運転評価方法および運転評価プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】エコドライブに関して定量的な運転評価を行うこと。
【解決手段】アクセル一定区間検出部が、アクセル開度率の変動が所定の範囲内である区間を示すアクセル一定区間を検出し、車速低下区間検出部が、検出されたアクセル一定区間における車速に基づいて算出した基準車速および実際の車速を示す実車速に基づいて車速が低下した区間を示す車速低下区間を検出し、復帰加速区間検出部が、検出された車速低下区間の始点に対応する基準アクセル開度率および実際のアクセル開度率を示す実アクセル開度率に基づいて過度の復帰加速が行われた区間を示す復帰加速区間を検出し、良否判定部が、検出された復帰加速区間に基づいてアクセル操作の良否を判定するように運転評価装置を構成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、車両の省燃費運転を評価する運転評価装置、運転評価方法および運転評価プログラムに関し、特に、性能が異なるさまざまな自動車に対して汎用的に用いることができるとともに、エコドライブに関して定量的な運転評価を行うことができる運転評価装置、運転評価方法および運転評価プログラムに関する。
近年、地球環境の悪化に伴い、自動車等の車両の運転においては、地球環境に優しい省燃費運転(エコドライブ)が求められている。たとえば、急加速および急加速を繰り返す運転は、多くの燃料を消費するうえ、排出ガスの量も増えるため、エコドライブの観点からは好ましくない。
このようなエコドライブ意識の高まりに対応するために、運転状態がエコドライブに該当するか否かをドライバーに対して報知する技術が提案されている。たとえば、特許文献1には、車両速度に基づいて加減速の状態を取得し、エコドライブに反する急加速や急減速が行われた場合に、運転評価の点数を減点したうえでドライバーに対して表示する技術が開示されている。
特開2007−22505号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、エコドライブに反する運転状態を抽象的に定義したにすぎず、エコドライブについて具体的な評価手法を提示するものではない。したがって、特許文献1の技術を用いた場合であっても、エコドライブであるか否かを定量的に評価することができないという問題がある。
なお、自車両の燃料消費率に基づいて運転評価を行う自動車も見受けられるが、燃料消費率は、自動車の種類やエンジンの排気量等に応じて異なることが通常である。したがって、燃料消費率に基づいてエコドライブを評価する手法は汎用的な手法とはいえない。
これらのことから、性能が異なるさまざまな自動車に対して汎用的に用いることができるとともに、エコドライブに関して定量的な運転評価を行うことができる運転評価装置、運転評価方法あるいは運転評価プログラムをいかにして実現するかが大きな課題となっている。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、性能が異なるさまざまな自動車に対して汎用的に用いることができるとともに、エコドライブに関して定量的な運転評価を行うことができる運転評価装置、運転評価方法および運転評価プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、車両の省燃費運転を評価する運転評価装置であって、アクセル開度率の変動が所定の範囲内である区間を示すアクセル一定区間を検出するアクセル一定区間検出手段と、前記アクセル一定区間検出手段によって検出された前記アクセル一定区間における車速に基づいて算出した基準車速および実際の車速を示す実車速に基づいて車速が低下した区間を示す車速低下区間を検出する車速低下区間検出手段と、前記車速低下区間検出手段によって検出された前記車速低下区間の始点に対応する基準アクセル開度率および実際のアクセル開度率を示す実アクセル開度率に基づいて過度の復帰加速が行われた区間を示す復帰加速区間を検出する復帰加速区間検出手段と、前記復帰加速区間検出手段によって検出された復帰加速区間に基づいてアクセル操作の良否を判定する良否判定手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、車両の省燃費運転を評価する運転評価装置に適用される運転評価方法であって、アクセル開度率の変動が所定の範囲内である区間を示すアクセル一定区間を検出するアクセル一定区間検出工程と、前記アクセル一定区間検出工程によって検出された前記アクセル一定区間における車速に基づいて算出した基準車速および実際の車速を示す実車速に基づいて車速が低下した区間を示す車速低下区間を検出する車速低下区間検出工程と、前記車速低下区間検出工程によって検出された前記車速低下区間の始点に対応する基準アクセル開度率および実際のアクセル開度率を示す実アクセル開度率に基づいて過度の復帰加速が行われた区間を示す復帰加速区間を検出する復帰加速区間検出工程と、前記復帰加速区間検出工程によって検出された復帰加速区間に基づいてアクセル操作の良否を判定する良否判定工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、車両の省燃費運転を評価する運転評価装置に搭載される運転評価プログラムであって、アクセル開度率の変動が所定の範囲内である区間を示すアクセル一定区間を検出するアクセル一定区間検出手順と、前記アクセル一定区間検出手順によって検出された前記アクセル一定区間における車速に基づいて算出した基準車速および実際の車速を示す実車速に基づいて車速が低下した区間を示す車速低下区間を検出する車速低下区間検出手順と、前記車速低下区間検出手順によって検出された前記車速低下区間の始点に対応する基準アクセル開度率および実際のアクセル開度率を示す実アクセル開度率に基づいて過度の復帰加速が行われた区間を示す復帰加速区間を検出する復帰加速区間検出手順と、前記復帰加速区間検出手順によって検出された復帰加速区間に基づいてアクセル操作の良否を判定する良否判定手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、アクセル開度率の変動が所定の範囲内である区間を示すアクセル一定区間を検出し、検出されたアクセル一定区間における車速に基づいて算出した基準車速および実際の車速を示す実車速に基づいて車速が低下した区間を示す車速低下区間を検出し、検出された車速低下区間の始点に対応する基準アクセル開度率および実際のアクセル開度率を示す実アクセル開度率に基づいて過度の復帰加速が行われた区間を示す復帰加速区間を検出し、検出された復帰加速区間に基づいてアクセル操作の良否を判定することとしたので、アクセル開度率や車速といった汎用的なデータを用いることで、性能が異なるさまざまな自動車に対して汎用的に適用することができるとともに、エコドライブに関して定量的な運転評価を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る運転評価装置、運転評価方法および運転評価プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る運転評価手法の概要について図1を用いて説明した後に、本発明に係る運転評価手法を適用した運転評価装置についての実施例を説明することとする。
まず、本発明に係る運転評価手法の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る運転評価手法の概要を示す図である。なお、同図に示す「V0」は、一定アクセル開度で走行中の車両の車速を、同図に示す「V1」は、V0から所定の閾値を差し引いた車速低下検出のための車速を、それぞれ指している。
同図に示すように、本発明に係る運転評価手法では、一定アクセル開度で走行中(たとえば、高速道路を走行中)の車両が、登り坂にさしかかり、車両が減速していくシチュエーションにおけるエコドライブの評価を行う。
本発明に係る運転評価手法は、上記のシチュエーションを例にすると、ドライバーが登り坂による車速低下にいち早く気付き、最小のアクセル操作で復帰加速(元の車速に復帰させようとする加速)を行った場合に、省燃費に値する運転が行われたと評価する思想に基づくものである。
具体的には、車速が「V1」まで減速する前に、ドライバーによってアクセル踏み込み操作が行われたならば(同図のA参照)、適正な復帰加速が行われたと判定する。これは、小さな車速の落ち込みから元の車速へ戻すためには、少ないアクセルの踏み込み量で足りるためである。
一方、車速が「V1」を下回る車速まで減速してしまった後に、ドライバーによってアクセル踏み込み操作が行われたならば(同図のB参照)、不適正な復帰加速が行われたと判定する。これは、大きな車速の落ち込みから元の車速へ戻すためには、アクセルの踏み込み量を大きくする必要があるためである。しかし、このような大きなアクセル操作は、燃費を悪化させるので省燃費運転の観点からは好ましくない。
そこで、本発明に係る運転評価手法では、アクセル一定走行中における車速低下を検出したうえで、アクセル操作に基づく復帰加速が適正か否かに応じて省燃費運転の良否を判定することとした。
具体的には、本発明に係る運転評価手法では、まず、アクセル一定走行を検出する(同図の(1)参照)。つづいて、アクセル一定走行中に、所定の車速低下を検出したならば(同図の(2)参照)、所定の判定条件に基づいて不適正な復帰加速を検出する(同図の(3)参照)。そして、復帰加速の検出結果に基づいて省燃費運転を評価する(同図の(4)参照)。
すなわち、本発明に係る運転評価手法は、アクセル操作(アクセル開度率)、車両速度といった汎用的なデータを用いて省燃費運転を評価するので、性能が異なるさまざまな自動車に対して適用することができる。また、アクセル一定走行の検出条件、車速低下の検出条件、不適正な復帰加速の検出条件を用いることで、エコドライブに関して定量的な運転評価を行うことができる。
以下では、上記した運転評価手法を適用した運転評価装置の実施例について説明する。なお、以下に示す実施例では、自動車等の車両に搭載される運転評価装置について説明するが、車両と通信可能なネットワークに設けられたサーバ装置上に、運転評価装置を構成することとしてもよい。
図2は、本実施例に係る運転評価装置10の構成を示すブロック図である。なお、運転評価装置10は、車両200が備えるアクセル開度センサ201および車速センサ202から、アクセル開度率および車速をそれぞれ取得するものとする。なお、車両のECU(エンジンコントロールユニット)経由で、各種車両センサのセンサ値を取得することとしてもよい。また、同図では、メータ12aやディスプレイ12bを含んだ報知部12を備えた運転評価装置10を示したが、報知部12を含まない運転評価装置10を構成することとしてもよい。
同図に示すように、運転評価装置10は、制御部11と、報知部12とを備えている。また、制御部11は、アクセル一定区間検出部11aと、車速低下区間検出部11bと、復帰加速区間検出部11cと、車速変動検出部11dと、車速変動回数積算部11eと、良否判定部11fと、報知処理部11gとをさらに備えている。また、報知部12は、メータ12aと、ディスプレイ12bとをさらに備えている。
制御部11は、車両200に搭載された各種車両センサからの信号値に基づき、アクセル一定区間の検出、アクセル一定区間における車速低下区間の検出、車速低下後の復帰加速区間の検出、復帰加速後の車速変動検出といった運転状況検出処理を行うとともに、検出結果に基づいて運転の良否判定を行う処理部である。また、制御部11は、判定結果を報知部12対して通知する処理を行う処理部でもある。
ここで、制御部11が行う運転状況検出処理の概要について図3を用いて説明しておく。図3は、制御部11が行う運転状況検出処理の概要を示す図である。なお、同図には、アクセル開度率および車速の時間変化を示すグラフと、アクセル開度率あるいは車速に基づいてON/OFF制御される各種判定用フラグ(一定アクセルフラグ、車速低下判定フラグ、復帰加速判定フラグおよび車速変動フラグ)を示している。
まず、同図に示す一定アクセルフラグのON/OFF制御の概要について説明する。まず、アクセル開度率に基づく一定アクセル判定(同図の31参照)を行い、一定アクセルであると判定されたならば、一定アクセルフラグをONにする(同図の(1)参照)。なお、一定アクセルフラグをOFFにするタイミングを含むアクセル一定区間検出処理の詳細については、図4〜図6を用いて後述する。また、アクセル一定区間検出処理は、アクセル一定区間検出部11aによって行われる。
次に、同図に示す車速低下判定フラグのON/OFF制御の概要について説明する。まず、一定アクセルフラグがONの状態で、車速低下区間検出処理に用いられる速度低下基準車速の決定処理が行われる(同図の32参照)。そして、車速が、決定された速度低下基準車速から所定の値「α」だけ低下すると(同図の33参照)、車速低下があると判定し、車速低下判定フラグをONにする(同図の(2)参照)。
なお、車速低下判定フラグをOFFにするタイミングは一定アクセル判定フラグをOFFにするタイミングと同一である。また、速度低下基準車速の決定などの車速低下区間検出処理の詳細については、図7〜図8を用いて後述する。また、車速定格間検出処理は、車速低下区間検出部11bによって行われる。
次に、同図に示す復帰加速判定フラグのON/OFF制御の概要について説明する。まず、復帰加速検出処理では、車速低下判定フラグがONとなった時点におけるアクセル開度率を基準アクセル開度率(同図の34参照)として保存する。そして、一定アクセルフラグおよび車速低下判定フラグが双方ともONの状態で、アクセル開度率が、保存された基準アクセル開度率から所定の値「β」だけ増加すると(同図の35参照)、不適正な復帰加速ありと判定し、復帰加速判定フラグをONにする(同図の(3)参照)。
なお、基準アクセル開度率の保存、復帰加速判定フラグをOFFにするタイミングなどの復帰加速区間検出処理の詳細については、図9〜図11を用いて後述する。また、復帰加速区間検出処理は、復帰加速区間検出部11cによって行われる。
次に、同図に示す車速変動フラグのON/OFF制御の概要について説明する。まず、車速変動検出処理では、復帰加速判定フラグがONとなった時点における車速を復帰加速基準車速(同図の36参照)として保存する。そして、復帰加速判定フラグがONの状態で、車速が、保存された復帰加速基準車速から所定の値「γ」だけ増加すると(同図の37参照)、復帰加速に伴う車速変動ありと判定し、車速変動フラグをONにする(同図の(4)参照)。なお、車速変動検出処理の詳細については、図12を用いて後述する。また、車速変動検出処理は、車速変動検出部11dによって行われる。
図2の説明に戻り、制御部11に含まれる各処理部について説明する。アクセル一定区間検出部11aは、アクセル開度センサ201からの信号値に基づき、アクセル開度率が所定の変動範囲に含まれるか否かを判定することでアクセル開度率が一定の区間(アクセル一定区間)を検出する処理を行う処理部である。なお、このアクセル一定区間検出部11aは、検出結果を、車速低下区間検出部11bおよび復帰加速区間検出部11cへ通知する処理を併せて行う。
ここで、このアクセル一定区間検出部11aが行うアクセル一定区間検出処理の詳細について図4〜図6を用いて説明しておく。図4は、アクセル一定区間検出処理の概要その1を示す図である。なお、同図には、0.1secごとに取得したアクセル開度率に基づき、1secを代表するアクセル開度率の最大値(MAX)および最小値(MIN)を取得する場合について示している。
また、同図に示す「1secカウンタ」は、0.1secごとにカウントアップされるカウンタであり0〜9の値をとる。また、「5secカウンタ」は、1secごとにカウントアップされるカウンタであり0〜4の値をとる。
同図に示すように、0.1secごとにアクセル開度率が取得される。たとえば、1secカウンタが0におけるアクセル開度率が、10個の格納エリアの先頭のエリアに格納される(同図の(1)参照)。また、1secカウンタが1におけるアクセル開度率が、同様に2番目のエリアに格納され(同図の(2)参照)、1secカウンタが9になると、10個の格納エリアに格納された値を比較することによって最小値(MIN)および最大値(MAX)を取得する。
たとえば、4番目のエリアに格納されたアクセル開度率が最小(MIN)であり、7番目のエリアに格納されたアクセル開度率が最大(MAX)であるとすると、1秒間における最小のアクセル開度率(1secMINアクセル開度率)として、4番目のエリアの「MIN」が選択される(同図の(3)参照)。また、最大のアクセル開度率(1secMAXアクセル開度率)として、7番目のエリアの「MAX」が選択される(同図の(4)参照)。
図5は、アクセル一定区間検出処理の概要その2を示す図である。なお、同図には、図4で取得された1secMAXアクセル開度率および1secMINアクセル開度率の組のなかから、直近の5secを代表するMAX値(5secMAXアクセル開度率)およびMIN値(5secMINアクセル開度率)を取得する場合について示している。
同図に示すように、5secカウンタが4となったならば、直近の5secにおける5個の1secMAXアクセル開度率のなかから最大のものを5secMAXアクセル開度率として取得する。また、直近の5secにおける5個の1secMINアクセル開度率のなかから最小のものを5secMINアクセル開度率として取得する。
たとえば、同図のAに示した範囲では、最大の1secMAXアクセル開度率は12であるので、5secMAXアクセル開度率は12となり、最小の1secMINアクセル開度率は2であるので、5secMINアクセル開度率は2となる。また、同図のBに示した範囲では、最大の1secMAXアクセル開度率は10であるので、5secMAXアクセル開度率は10となり、最小の1secMINアクセル開度率は2であるので、5secMINアクセル開度率は2となる。同様に、同図のCに示した範囲では、5secMAXアクセル開度率は11、5secMINアクセル開度率は1となる。
図6は、アクセル一定フラグの更新タイミングを示す図である。なお、同図に示す「条件」としては、(1)車速が所定値(たとえば、40km/h)を上回ること、(2)アクセル開度率が所定値(たとえば、10%)を上回ること、(3)所定期間におけるMAX(最大)アクセル開度率とMIN(最小)アクセル開度率との差分が所定値未満であること、という3つの条件がある。ここで、条件(1)および条件(2)は、低速走行や、アクセル閉状態での走行を、省燃費判定の対象から除外するために設けられる。また、条件(3)で用いられる差分評価のための所定値は、任意の値に設定することができる。
同図に示すように、すべての条件が成立(条件(1)〜条件(3)がすべて成立)すると、一定アクセルフラグはONへ変更される。また、いずれかの条件が不成立(条件(1)〜条件(3)のうち少なくとも1つが不成立)となったならば、不成立時点から2secの猶予時間経過後に、一定アクセルフラグはOFFへ変更される。なお、猶予時間を他の値とすることとしてもよい。
図2の説明に戻り、車速低下区間検出部11bについて説明する。車速低下区間検出部11bは、アクセル一定区間検出部11aからアクセル一定区間の始点を検出した旨の通知を受けた場合に、車速センサ202からの信号値に基づき、所定の条件を満たす車速低下を検出する処理を行う処理部である。なお、この車速低下区間検出部11bは、検出結果を復帰加速区間検出部11cへ通知する処理を併せて行う。
ここで、車速低下区間検出部11bが行う車速低下区間検出処理の詳細について図7および図8を用いて説明しておく。図7は、速度低下基準車速の取得について示す図である。同図に示すように、車速低下区間検出部11cは、一定アクセルフラグがONであることを条件として、保持する基準車速を最大の車速で更新していく処理を行う。すなわち、車速低下基準車速(同図の基準車速)は、一定アクセルフラグがONである場合の、最大の車速である。
たとえば、同図に示すように、一定アクセルフラグがONとなった時点の車速が51km/hだとすると、基準車速には、51km/hが保存される。そして、0.1secごとに、車速が、52km/h、55km/h、60km/hと増加すると、基準車速は、52km/h、55km/h、60km/hへ、それぞれ更新される。一方、車速が60km/hとなった後に、51km/h、50km/へと減少すると、基準車速は、60km/hのまま保持される。
図8は、車速低下判定フラグの更新タイミングを示す図である。なお、同図に示す速度低下基準車速(A)は、図7に示した手順で取得されたものである。すなわち、速度低下基準車速(A)は、一定アクセルフラグがONとなった後の最大車速である(同図の81参照)。
同図に示すように、速度低下基準車速(A)から所定の値(α)を差し引いた値をBとすると、車速がBまで減少した場合に(同図の82参照)、車速低下判定フラグがONへ変更される。また、一定アクセルフラグがOFFとなると、車速低下判定フラグもOFFへ変更される。なお、所定の値(α)は、任意の値に変更することができるものとする。
図2の説明に戻り、復帰加速区間検出部11cについて説明する。復帰加速区間検出部11cは、アクセル一定区間検出部11aによって検出されたアクセル一定区間および車速低下区間検出部11bによって検出された車速低下区間のいずれの区間にも該当する場合に、アクセル開度センサ201からの信号値に基づき、アクセル開度率が許容範囲を超えて大きくなった旨、すなわち、不適正な復帰加速が行われた旨を検出する処理を行う処理部である。また、この復帰加速区間検出部11cは、検出結果を車速変動検出部11dへ通知する処理を併せて行う。
ここで、復帰加速区間検出部11cが行う復帰加速区間検出処理の詳細について図9〜図11を用いて説明しておく。図9は、復帰加速区間検出処理に用いられる基準アクセル開度率の取得について示す図である。なお、同図に示す1secMAXアクセル開度率、1secMINアクセル開度率、5secMAXアクセル開度率および5secMINアクセル開度率は、図5に示したものと同様である。
同図に示すように、車速低下判定フラグがONとなったタイミングにおける5secMAXアクセル開度率を基準アクセル開度率として保存する(同図の(1)参照)。また、車速低下判定フラグがOFFとなったならば、保存していた基準アクセル開度率をクリア(消去)する(同図の(2)参照)。
図10は、復帰加速判定フラグの更新タイミングその1を示す図である。なお、同図に示す基準アクセル開度率(A)は、図9に示した手順によって取得されたアクセル開度率である。なお、復帰加速判定フラグをONに更新する処理は、同図に示すように、一定アクセルフラグおよび車速低下判定フラグが双方ともONの場合に行われる。
同図に示すように、基準アクセル開度率(A)に所定の値(β)を加えた値をBとすると、アクセル開度率がBまで増加した場合に(同図の101参照)、復帰加速判定フラグがONへ変更される(同図の(1)参照)。また、いったんBを上回ったアクセル開度率がBまで低下すると(同図の102)、5secの猶予期間を経て復帰加速判定フラグがOFFへ変更される(同図の(2)参照)。なお、猶予期間および所定の値(β)は、任意の値に変更することができるものとする。
次に、復帰加速判定フラグをOFFに更新する場合の他の例について図11を用いて説明する。図11は、復帰加速判定フラグの更新タイミングその2を示す図である。なお、同図における復帰加速判定フラグをONへ変更するタイミング(同図の(1)参照)は、図10と同様である。
同図に示すように、基準アクセル開度率(A)に所定の値(β)を加えた値をBとし、アクセル開度率がBとなると(同図の111参照)復帰加速判定フラグがONへ変更される(同図の(1)参照)。また、いったんBを上回ったアクセル開度率が基準アクセル開度率(A)まで低下すると(同図の112)、復帰加速判定フラグがOFFへ変更される(同図の(2)参照)。なお、所定の値(β)は、任意の値に変更することができるものとする。
図2の説明に戻り、車速変動検出部11dについて説明する。車速変動検出部11dは、復帰加速区間検出部11cによって検出された復帰加速区間について、車速センサ202からの信号値に基づき、所定の条件を満たす車速上昇を検出する処理を行う処理部である。なお、この車速変動検出部11dは、検出結果を車速変動回数積算部11eへ通知する処理を併せて行う。
ここで、車速変動検出部11dが行う車速変動検出処理の詳細について図12を用いて説明しておく。図12は、車速変動フラグの更新タイミングを示す図である。まず、同図に示すように、復帰加速判定フラグがONへ変更された時点における車速(同図の121参照)を、復帰加速基準車速Bとして保存する(同図の(1)参照)。なお、保存された復帰加速基準車速Bは、復帰加速判定フラグがOFFへ変更された時点でクリア(消去)される(同図の(2)参照)。
そして、復帰加速基準車速(B)に所定の値(γ)を加えた値をAとすると、車速がAまで増加した場合に(同図の122参照)、車速変動フラグがONへ変更される。つづいて、車速変動フラグがONとなったならば、車速変動回数積算部11eが、変動回数をカウントアップし、車速変動フラグをクリア(OFFへ更新)する(同図の(3)参照)。
図2の説明に戻り、車速変動回数積算部11eについて説明する。車速変動回数積算部11eは、車速変動検出部11dが検出した車速変動の回数を積算する処理を行う処理部である。また、この車速変動回数積算部11eは、積算結果を良否判定部11fへ通知する処理を併せて行う。
良否判定部11fは、車速変動回数積算部11eによって積算された車速変動回数に基づいて運転操作の良否を判定する処理を行う処理部である。なお、この良否判定部11fは、車速変動回数の回数に応じて省燃費運転の評価付けを行い、車速変動回数および評価結果を報知処理部11gへ通知する。
なお、本実施例では、車速変動回数積算部11eが、車速変動回数に基づいて運転操作の良否を判定する場合について示すが、車速低下区間検出部11bによって検出された車速低下区間の数、復帰加速区間検出部11cによって検出された復帰加速区間の数などに基づいて運転操作の良否を判定し、これらの区間の数を、省燃費運転の評価結果とともに報知処理部11fへ通知することとしてもよい。
報知処理部11gは、良否判定部11fから通知された車速変動回数および省燃費運転の評価結果を、報知部12へ通知する処理を行う処理部である。
報知部12は、メータ12aおよびディスプレイ12bを備えており、制御部11から通知された情報を、メータ12aあるいはディスプレイ12bへ表示させる。メータ12aは、たとえば、針の回転によって車速変動回数や評価結果のランク付けを表示する。ディスプレイ12bは、たとえば、車速変動回数や評価結果を含んだグラフィカルな表示用画面を表示する。
次に、図2に示した運転評価装置10が実行する処理手順について図13を用いて説明する。図13は、運転評価装置10が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、同図には、車速変動回数積算部11eが車速変動回数を積算するまでの処理手順を示している。
同図に示すように、アクセル一定区間検出部11aは、アクセル一定を検出したか否かを判定する(ステップS101)。そして、アクセル一定を検出したならば(ステップS101,Yes)、車速低下検出用の基準車速を更新する処理を行う(ステップS102)。なお、ステップS101の判定条件を満たさなかった場合には(ステップS101,No)、ステップS101以降の処理を繰り返す。
つづいて、車速低下区間検出部11bは、車速低下を検出したか否かを判定する(ステップS103)。そして、車速低下を検出したならば(ステップS103,Yes)、復帰加速検出用の基準アクセル開度率を取得する(ステップS104)。なお、ステップS103の判定条件を満たさなかった場合には(ステップS103,No)、ステップS102以降の処理を繰り返す。
つづいて、復帰加速区間検出部11cは、不適正な復帰加速を検出したか否かを判定する(ステップS105)。そして、不適正な復帰加速を検出した場合には(ステップS105,Yes)、車速変動検出用の基準車速を取得する(ステップS106)。なお、ステップS105の判定条件を満たさなかった場合には(ステップS105,No)、以降の処理を行うことなく処理を終了する。
つづいて、車速変動検出部11dは、復帰加速に伴う車速変動を検出したか否かを判定する(ステップS107)。そして、車速変動を検出したならば(ステップS107,Yes)、車速変動回数積算部11eは、車速変動回数をカウントアップして処理を終了する(ステップS108)。なお、ステップS107の判定条件を満たさなかった場合には(ステップS107,No)、以降の処理を行うことなく処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、アクセル一定区間検出部が、アクセル開度率の変動が所定の範囲内である区間を示すアクセル一定区間を検出し、車速低下区間検出部が、検出されたアクセル一定区間における車速に基づいて算出した基準車速および実際の車速を示す実車速に基づいて車速が低下した区間を示す車速低下区間を検出し、復帰加速区間検出部が、検出された車速低下区間の始点に対応する基準アクセル開度率および実際のアクセル開度率を示す実アクセル開度率に基づいて過度の復帰加速が行われた区間を示す復帰加速区間を検出し、良否判定部が、検出された復帰加速区間に基づいてアクセル操作の良否を判定するように運転評価装置を構成した。
したがって、アクセル開度率や車速といった汎用的なデータを用いることで、性能が異なるさまざまな自動車に対して汎用的に適用することができるとともに、エコドライブに関して定量的な運転評価を行うことができる。
ところで、上述した実施例では、車両に搭載される運転評価装置が、車両センサ(アクセル開度センサや車速センサなど)に基づいて運転評価を行う場合について説明したが、カーナビゲーション装置から取得したロケーション情報(道路、建物などの配置情報)、車載レーダによって取得した車間距離、天候情報等をさらに使用して運転評価を行うこととしてもよい。このようにすることで、車両の走行状況を加味したさらに精度の高い運転評価が可能となる。
以上のように、本発明に係る運転評価装置および運転評価方法は、エコドライブの評価に有用であり、特に、性能が異なるさまざまな自動車に対して汎用的な運転評価を行いたい場合に適している。
本発明に係る運転評価手法の概要を示す図である。 本実施例に係る運転評価装置の構成を示すブロック図である。 制御部が行う運転状況検出処理の概要を示す図である。 アクセル一定区間検出処理の概要その1を示す図である。 アクセル一定区間検出処理の概要その2を示す図である。 アクセル一定フラグの更新タイミングを示す図である。 速度低下基準車速の取得について示す図である。 車速低下判定フラグの更新タイミングを示す図である。 復帰加速区間検出処理に用いられる基準アクセル開度率の取得について示す図である。 復帰加速判定フラグの更新タイミングその1を示す図である。 復帰加速判定フラグの更新タイミングその2を示す図である。 車速変動フラグの更新タイミングを示す図である。 運転評価装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 運転評価装置
11 制御部
11a アクセル一定区間検出部
11b 車速低下区間検出部
11c 復帰加速区間検出部
11d 車速変動検出部
11e 車速変動回数積算部
11f 良否判定部
11g 報知処理部
12 報知部
12a メータ
12b ディスプレイ
200 車両
201 アクセル開度センサ
202 車速センサ

Claims (11)

  1. 車両の省燃費運転を評価する運転評価装置であって、
    アクセル開度率の変動が所定の範囲内である区間を示すアクセル一定区間を検出するアクセル一定区間検出手段と、
    前記アクセル一定区間検出手段によって検出された前記アクセル一定区間における車速に基づいて算出した基準車速および実際の車速を示す実車速に基づいて車速が低下した区間を示す車速低下区間を検出する車速低下区間検出手段と、
    前記車速低下区間検出手段によって検出された前記車速低下区間の始点に対応する基準アクセル開度率および実際のアクセル開度率を示す実アクセル開度率に基づいて過度の復帰加速が行われた区間を示す復帰加速区間を検出する復帰加速区間検出手段と、
    前記復帰加速区間検出手段によって検出された復帰加速区間に基づいてアクセル操作の良否を判定する良否判定手段と
    を備えたことを特徴とする運転評価装置。
  2. 前記復帰加速区間検出手段は、
    前記アクセル一定区間検出手段によって検出された前記アクセル一定区間において、前記車速低下区間検出手段によって前記車速低下区間が検出され、かつ、前記実アクセル開度率から前記基準アクセル開度率を差し引いた値が所定の閾値を上回った場合に、前記復帰加速区間の始点を検出することを特徴とする請求項1に記載の運転評価装置。
  3. 前記復帰加速区間検出手段は、
    前記復帰加速区間の始点を検出した後に、前記実アクセル開度率が前記基準アクセル開度率を下回った場合、または、前記実アクセル開度率から前記基準アクセル開度率を差し引いた値が前記所定の閾値以下となってから所定の時間が経過した場合に、当該復帰加速区間の終点を検出することを特徴とする請求項2に記載の運転評価装置。
  4. 前記車速低下区間検出手段は、
    前記基準車速から前記実車速を差し引いた値が所定の閾値を上回った場合に、前記車速低下区間を検出することを特徴とする請求項1、2または3に記載の運転評価装置。
  5. 前記復帰加速区間検出手段によって検出された前記復帰加速区間において、前記実車速から当該復帰加速区間の始点に対応する車速を差し引いた値が所定の閾値を上回った場合に、前記復帰加速に伴う車速変動を検出する車速変動検出手段
    をさらに備え、
    前記良否判定手段は、
    前記車速変動検出手段によって検出された前記車速変動に基づいてアクセル操作の良否を判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の運転評価装置。
  6. 前記車速変動検出手段によって検出された前記車速変動の回数を積算する車速変動回数積算手段
    をさらに備え、
    前記良否判定手段は、
    前記車速変動回数積算出手段によって積算された車速変動回数に基づいてアクセル操作の良否を判定することを特徴とする請求項5に記載の運転評価装置。
  7. 前記アクセル一定区間検出手段は、
    所定期間における最大のアクセル開度率を示す最大アクセル開度率と当該所定期間における最小のアクセル開度率を示す最小アクセル開度率との差分が所定の閾値未満である場合に、前記アクセル一定区間を検出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の運転評価装置。
  8. 前記アクセル一定区間検出手段は、
    所定の単位時間における最大のアクセル開度率を示す最大アクセル開度率および当該単位時間における最小のアクセル開度率を示す最小アクセル開度率の組を時系列に取得したうえで、直近の所定数の前記組のなかで最大の前記最大アクセル開度率および最小の前記最小アクセル開度率の差分が所定の閾値未満である場合に、前記アクセル一定区間を検出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の運転評価装置。
  9. 前記車速低下区間検出手段は、
    前記基準車速として前記アクセル一定区間における最大の車速を用いることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の運転評価装置。
  10. 車両の省燃費運転を評価する運転評価装置に適用される運転評価方法であって、
    アクセル開度率の変動が所定の範囲内である区間を示すアクセル一定区間を検出するアクセル一定区間検出工程と、
    前記アクセル一定区間検出工程によって検出された前記アクセル一定区間における車速に基づいて算出した基準車速および実際の車速を示す実車速に基づいて車速が低下した区間を示す車速低下区間を検出する車速低下区間検出工程と、
    前記車速低下区間検出工程によって検出された前記車速低下区間の始点に対応する基準アクセル開度率および実際のアクセル開度率を示す実アクセル開度率に基づいて過度の復帰加速が行われた区間を示す復帰加速区間を検出する復帰加速区間検出工程と、
    前記復帰加速区間検出工程によって検出された復帰加速区間に基づいてアクセル操作の良否を判定する良否判定工程と
    を含んだことを特徴とする運転評価方法。
  11. 車両の省燃費運転を評価する運転評価装置に搭載される運転評価プログラムであって、
    アクセル開度率の変動が所定の範囲内である区間を示すアクセル一定区間を検出するアクセル一定区間検出手順と、
    前記アクセル一定区間検出手順によって検出された前記アクセル一定区間における車速に基づいて算出した基準車速および実際の車速を示す実車速に基づいて車速が低下した区間を示す車速低下区間を検出する車速低下区間検出手順と、
    前記車速低下区間検出手順によって検出された前記車速低下区間の始点に対応する基準アクセル開度率および実際のアクセル開度率を示す実アクセル開度率に基づいて過度の復帰加速が行われた区間を示す復帰加速区間を検出する復帰加速区間検出手順と、
    前記復帰加速区間検出手順によって検出された復帰加速区間に基づいてアクセル操作の良否を判定する良否判定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする運転評価プログラム。
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