JP2009286614A - 荷の移載装置及び自動倉庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷を左右両側から荷送りベルトで挟持して移動させるタイプの移載装置において、左右荷送りベルトの間隔調節制御構造を簡易にする。
【解決手段】移載装置は一対の移載ユニット17を備えており、左右移載ユニット17は横送りモータによって互いの間隔が調節される。左右の移載ユニット17には荷送りベルト21が配置されており、荷送りベルト21の前後動と周回とによって荷Wが移動する。荷送りベルト21はばね手段65で荷Wに向けて付勢されている。左右の移載ユニット17には、荷送りベルト21の後退動を検知するセンサ67が前後2カ所の部位に配置されている。一方の移載ユニット17のいずれか一方のセンサ67a,67bがONで、かつ、他方の移載ユニット17のいずれか一方のセンサ67c,67dがONになると、横送りモータが停止する。
【選択図】図14

Description

本願発明は、荷の移載装置及びこれを有する自動倉庫に関するものである。
大量の荷を処理する物流設備の一例として自動倉庫がある。自動倉庫は移載機構によって荷を格納庫に入出庫するが、移載機構は、おおよそ、移載通路を水平走行する台車にマスト(コラム)を立設してこれにキャリッジを昇降自在に設けたスタッカクレーン方式と、移載通路に水平走行する自走台車を多段に配置した台車方式とに大別される。
そして、スタッカクレーン方式にしても台車方式にしても荷を格納庫(棚)に受け渡す移載装置が必要であり、この移載装置の一例として、左右の送りベルトで荷を挟持して送り出し・引き込みを行う挟持送り方式がある。すなわちこの挟持送り方式の移載装置は、荷載置部を有する本体に、荷載置部を挟んだ左右両側において棚に向けて進退動する左右の進退フレームを配置し、左右の進退フレームに、当該進退フレームの移動方向に長く延びる送りベルトを設けたものである(例えば特許文献1参照)。
そして、棚から荷を引き込む場合は、左右の送りベルト(特許文献での名称は無端帯状体22)の間隔が荷幅より大きい状態にして左右の進退フレーム(同、基枠23)を棚に向けて前進させ、次いで、左右の進退フレームの間隔を横送り機構(同、挟持駆動装置SD)で狭めることによって左右送りベルトを荷の側面に圧接し、次いで、送りベルトを駆動すると共に進退フレームを後退させる。荷は進退フレームの後退動によって後退しつつ、送りベルトの送り作用によって進退フレームに対して相対的に後退動する。棚への荷の送り出しは逆の手順で行われる。言うまでもないが、スタッカクレーン方式にしても台車方式にしても、入出庫に際しては荷は仮置き台や入出庫コンベヤとの間においても移し替えられる。
ベルト方式の移載装置は、入出庫に際して送りベルトを荷の後面まで進入させる必要がないため荷の出し入れ効率が高い利点がある。なお、特許文献1では、左右の送りベルトで荷が挟持された状態になると進退フレームの送りを停止させる手段として「定位置センサ」を設けているが、「定位置センサ」に関して配置等の具体的な構成は開示されていない。
特開2000−211705号公報
さて、挟持送り方式の移載装置では、荷送りベルト等の荷送り手段を荷に適度の圧力で当接させる必要があり、従って、左右の進退フレームは、荷送り手段が荷に適度の圧力で当接した状態で横送り機構を停止させる必要があるが、荷の剛性は高低様々であり、また、荷送り手段で挟む荷の2つの側面が完全な平行になっているとは限らない。このため、荷の剛性の高低や形状の誤差に関係なく荷送り手段で挟持し続けるための配慮が必要である。
この配慮としては、荷送りベルト等の荷送り手段をばね手段によって荷の側面に当接させるのが好適であり、これにより、荷の多少の変形や形状の相違が吸収されて荷送り手段が荷の側面に圧接した状態を保持できる。そして、荷送り手段がばね手段に抗して後退したことをセンサで検知し、この検知信号によって横送り機構を停止させれば良いと言える。
他方、自動倉庫において格納庫は移載通路を挟んだ両側に相対向して配置されているのが通常であり、従って、荷送り手段(及び進退フレーム)は、スタッカクレーンや自走台車の走行方向を挟んだ両方向に大きく移動する。この場合、荷送り手段が荷に当接することによって後退したことを1つのセンサで検知することも可能ではあり、この場合は、センサは、荷送り手段のうちその移動方向に向かって前後中間部に配置することになる。
しかし、荷送り手段は相対向した2つの格納庫のいずれにも進入できるように長く延びており、棚部から荷を引き出すに際しては荷送り手段の端部が荷に当たって一種の片当たり状態になるため、荷送り手段のスライドをガイドしているガイド部材のクリアランスにより、一端部の後退寸法と他端部の後退寸法とが相違する場合があるが、センサを荷送り手段の前後中間部のみに1カ所にしか設けてないと、荷送り手段は充分に後退しているのにセンサがONにならずに荷送り手段を左右間隔が狭くなり過ぎるように送ってしまう事態を招来する虞がある。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、挟持送り方式の移載装置を改良された形態で提供せんとするものである。
本願発明に係る荷の移載装置は、基本構成として、荷を載せて移動する本体に、当該本体と棚部とに荷を移し替るための移載ユニットが、前記本体から棚部を向いた方向を基準視として左右両側に一対配置されている。前記左右移載ユニットは、前記基準視において前後方向に移動自在な進退フレーム(進退部材)と、ばね手段に抗して荷の側面に圧接するように前記進退フレームに取り付けられた荷送り手段とを備えており、前記荷送り手段は前記基準視で前後方向に長く延びている。
前記左右移載ユニットの間隔を横送り機構で狭めることによって荷送り手段で荷を左右両側から挟持し、その状態で荷送り手段を駆動すると共に進退フレームを縦送り機構で前後動させることにより、荷は進退フレームに対して前後方向に相対動しつつ本体と棚部とに移し替えられるようになっている。そして、請求項の1発明では、前記左右移載ユニットの各々には、前記荷送り手段がばね手段に抗して後退動したことを検知する複数のセンサが、前記基準視において少なくとも移載ユニットの前後中間部を挟んだ前後両側に配置されている。
請求項2の発明は請求項1のより好適な態様であり、この発明では、棚部からの荷の引き出しが、「前記縦送り機構で荷送り手段を棚部に前進させる、前記左右移載ユニットを互いの間隔が狭まるように横送り機構で移動させて左右の荷送り手段で荷を挟持する、前記横送り機構を停止させる、前記進退フレームを後退させると共に左右の荷送り手段を駆動する」、という順序で行われるようになっており、そして、棚部からの荷の引き出しにおいて、左移載ユニットにおけるいずれか1つのセンサと右移載ユニットにおけるいずれか1つのセンサとの両方が荷送り手段の後退動を検知したら縦送り機構が停止する、という設定になっている。
請求項3の発明は請求項1又は2を更に具体化したものであり、この発明では、前記左右進退フレームは前記基準視において前後に長く延びる形態であり、前記進退フレームに、当該進退フレームと同じ方向に長く延びる補助フレームが、荷を挟持する方向にばね手段で押された状態で取り付けられており、前記補助フレームに、前記荷送り手段の一例として、平面視で周回して荷を進退フレームに対して相対的に前後動させるエンドレスの2本の送りベルトが、前記補助フレームの長手方向に直列に並ぶように配置されており、前記進退フレーム又は補助フレームに、補助フレームがばね手段に抗して後退動することを検知する2つのセンサが、前記2つの送りベルトに対応して前後に離れて設けられている。
本願発明は自動倉庫も含んでいる。すなわちこの自動倉庫は、請求項4で特定しており、平面視で細長く延びる移載通路を挟んだ両側に多段の棚を有する格納庫が相対向して配置されており、前記移載通路には、水平走行自在な自走台車が多段に配置されているか、又は、昇降自在なキャリッジを有するスタッカクレーンが水平走行自在に配置されており、前記各自走台車又はスタッカクレーンのキャリッジに請求項1〜3のうちのいずれかに記載した移載装置を有している。
本願発明の構成を特定する用語として「棚部」の文言を使用しているが、これは、荷を格納する棚は当然として、移載装置に荷を繰り出したり、移載装置から荷が渡されたりする装置の全体を含んでいる。従って、荷を入庫又は出庫するに際して一時的に置く仮置き棚(或いは仮置き台)も棚部に含まれる。また、場合によっても入庫コンベヤや出庫コンベヤが棚部に含まれる場合もある。
本願発明では、左右の荷送り手段がばね手段に抗して後退動すると、それら左右の荷送り手段の後退動はそれぞれ複数のセンサで検知される。その場合、複数のセンサは少なくとも荷送り手段の送り方向に向かって前後中間点を挟んだ前後両側に配置されているので、仮に荷送り手段のスライドガイド部材にクリアランスであって荷送り手段の後退寸法が一端部と他端部とで相違する事態が生じても、荷送り手段が荷に圧接して後退するとその後退をセンサで的確に検知することができるため、荷送り手段で荷を押圧し過ぎることを防止できるのであり、その結果、荷を軽快に移動させることができると共に、横送り機構や荷送り手段等の部材の耐久性向上にも貢献し得る。
さて、横送り機構はセンサからの信号に基づいて停止させるが、請求項1のように荷送り手段の後退動を複数のセンサで検知する場合、例えば、移載装置を挟んで一方の側に位置した棚部から荷を取り出す場合は一方のセンサからの検知信号によって横送り機構を停止し、移載装置を挟んで他方の側に位置した棚部から荷を取り出す場合は他方のセンサからの検知信号によって横送り機構を停止する、というように、荷の取り出し態様(或いは出し入れ態様)によって複数のセンサを使い分けることも可能である。しかし、この場合は、横送り機構を停止させるための条件が複雑になるため、電気回路(制御回路)が複雑になる虞がある。
この点、請求項2の構成を採用すると、1つの移載ユニットに設けた複数のセンサのうちのいずれが作動しても横送り機構の駆動が停止するため、横送り機構を停止させるための電気回路が簡単になり、それだけ製造コストとメンテナンスのコストとを抑制できる利点がある。
荷送り手段としては、例えば水平回転する多数個の送りローラを狭い間隔で配置するといったことも可能であるが、請求項3のようにエンドレスの荷送りベルトを採用すると、荷荷送りベルトは平面視で荷の側面に線接触するため、例えば吸湿したダンボール箱のように側面部の強度が低下している荷であっても的確に移動させることができる利点がある。また、荷送りベルトの長さが長くなると、高速で周回させると平面視で波うつ現象(バウンド現象)が生じて送りベルトがプーリから外れやすくなる虞が有り得るが、請求項3のように2つの荷送り手段を並列配置すると、一つの荷送りベルトの長さが短くなるため、プーリからの外れを的確に防止した状態で高速周回させることができる利点がある。
本願発明の移載装置は物流設備の荷物中継部に配置することも可能であるが、請求項4のように自動倉庫に適用するとその真価がより的確に発揮される。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、自走台車方式の自動倉庫に適用している。
(1).自動倉庫及び自走台車の概略
図1は自走台車を含むおおまかな斜視図、図2は同じく自走台車を含む大まかな平面図、図3は図2の III-III視断面図である。まず、これらの図に基づいて自動倉庫と自走台車との概略を説明する。
自動倉庫は、平面視で細長く延びる移載通路1を挟んだ両側に相対向して配置された一対の格納庫2を備えている。格納庫2は多数段の棚3を有しており、移載通路1には、各段の棚3に対応して自走台車4が水平走行自在に配置されている。
本願発明(及び本実施形態)では、方向を示す文言として前後・左右の文言を使用するが、この前後方向と左右方向とは、基本的には、図1及び図に矢印を付して明示するように自走台車4から格納庫2を向いた方向を基準視にしている。但し、前進・後退の文言や内面・側面といった文言については、図1,2の基準視に拘束されない場合もある(例えば左方向に前進するといった用法も有り得る。)。
いずれか一方又は両方の格納庫2の端部(一端部若しくは両端部)の箇所に仮置き棚を介して又は介さずにリフト装置が配置されており、各段の自走台車4とリフト装置との間に荷が受け渡され、リフト装置と入出庫コンベヤとに荷が移載される。本実施形態では、棚3は広い棚板5を有するベタ方式の平棚になっており、棚板5の前端縁は、移載通路1に沿って延びるレール6で支持されている。なお、自動倉庫は多数本の支柱を有しており、支柱の群や横桟、レール6等の骨材で骨組みが構成されている。
自走台車4は、平面視で移載通路1の長手方向に長く延びる本体7を有しており、本体7に前後の車輪8と走行駆動装置9とを設けている。走行駆動装置9は、片方のレール6に配置した走行用タイミングベルト10に噛合する方式であり、駆動プーリ11と押さえプーリ12とを有している。片方のレール6には、走行用タイミングベルト10を載せるための段部6aを設けている。自走台車4の本体7は、移載通路1の長手方向に長く延びる前後2本のサイドフレーム13と、前後サイドフレーム13の端部間に連結したエンドフレーム14とを主要メンバーとして平面視四角形になっている。
自走台車4は、荷Wの出し入れを行う左右一対の移載ユニット17を有している。移載ユニット17は、前後方向(自走台車4の走行方向と直交した方向)に長く延びるベースフレーム18と、ベースフレーム18に前後動自在に取り付けられた進退フレーム19と、進退フレーム19に取り付けらた前後長手の補助フレーム20とを有しており、補助フレーム20には、荷送り手段の一例として前後2本のエンドレスの荷送りベルト21が直列配置されている。
左右移載ユニット17の荷送りベルト21で荷Wを左右両側から挟持し、その状態で左右の進退フレーム19を前後動させると共に荷送りベルト21を周回させることにより、荷Wを自走台車4と棚3や仮置き台とに移し替ることができる。なお、ベースフレーム18は第1フレームと言い換え、進退フレーム19は中間フレーム又は第2フレームと言い換え、補助フレーム20は第3フレームと言い換えることも可能である。
左右移載ユニット17のベースフレーム18には、荷Wが載るサイド支持板22が固定されており、また、本体7のうち左右移載ユニット17の間に部位には荷Wが載るセンター支持板23が固定されている。従って、本実施形態では、荷載置部は、固定式のセンター支持板23と可動式の2枚のサイド支持板22とで構成されている。センター支持板23はサイドフレーム13の上面箇所で左右外側に突出した張り出し部を有していて全体として平面視H形に形成されている。サイド支持板22はセンター支持板23の上に重なるようになっており、左右のサイド支持板22は、ごく近接した状態まで接近させることができる。
本体7のうち一方の移載ユニット17の左右外側の位置には、縦送り機構の一環として、補強ステー24を介して横送りモータ25が配置されている。縦送りモータ25を正逆駆動すると、左右移載ユニット17の進退フレーム19が同期して前後動する。また、縦送りモータ25と反対側に位置した他方の移載ユニット17のベースフレーム18には、左右移載ユニット17の間隔を調節するための横送り機構の一環として、横送りモータ26が取り付けられている。更に、左右移載ユニット17における各進退フレーム19の前後中間部には、荷送りベルト21を駆動するための荷送りモータ27が配置されている。荷送りベルト21や荷送りモータ27は荷送りユニットの主要部材を構成している。
(2).横送り機構の詳細
次に、各部位の詳細を図4以下の図面も参照して説明する。まず、横送り機構の詳細を、従前の図に加えて図4〜6も参照して説明する。図4は図2の右端寄り部の概略拡大図、図5は図2の左端寄り部の概略拡大図、図6は図4及び図5のVI−VI視概略断面図である。
図4,5に明示するように、本体7を構成するサイドフレーム13の内側面に左右長手のラックバー29ご固定されており、このラックバー29の内側面に左右長手の固定リニアガイド30が固定されている一方、左右移載ユニット17におけるベースフレーム18の前後両端寄り部位の背面に、平面視で左右外側に開口した略コ字状の第1ブラケット31が固定されており、この第1ブラケット31の下端部に、固定リニアガイド30にスライド自在に装着された可動リニアガイド32が補助板33を介して固定されている。従って、左右移載ユニット17は、固定リニアガイド30にガイドされてスムースに左右動する。
左右の移載ユニット17は正確な姿勢で左右移動する必要がある。そこで、左右ベースフレーム18には前後長手の第1ピニオン軸34,35を回転自在に保持し、ピニオン軸34,35の前後両端に取り付けた幅寄せピニオンギア36をラックバー29の上面に形成したラック歯に噛合させている。
図4に示す第1ピニオン軸34は、1つの第1ブラケット31に固定された軸受け37と横送りモータ26のギアボックス38とに回転自在に保持されている。横送りモータ26のギアボックス38は、ベースフレーム18に固定された第1ブラケット32及び第2ブラケット39に固定されている。図5に示す第2ピニオン軸35は、2つの第1ブラケット31に固定された軸受け37で回転自在に保持されている。
左右の移載ユニット17は互いに接近させたり離反させたり同期して逆方向に移動させる必要がある。このための手段として本実施形態では、本体7に固定した補強ステー24と一方のエンドフレーム14とに第2ブラケット40を介してスプロケット41を回転自在に取り付け、左右のスプロケット41にエンドレスのチェーン42を巻き掛け、一方(図6で左)の移載ユニット17のベースフレーム18は第3ブラケット43を介してチェーン42の上部に固定、他方(図6で右)の移載ユニット17のベースフレーム18は第4ブラケット44を介してチェーン42の下部に固定している。
図12は横送り機構の模式図であり、この図12に示すように、横送りモータ26を駆動すると第1ピニオン軸34が回転して一方の移載ユニット17が移動し、すると、他方の移載ユニット17はチェーン42の引っ張り作用によって一方の移載ユニット17と反対方向に移動する。左右移載ユニット17の移動距離は同じである。スプロケット41は前後方向に延びる軸心周りに回転するようになっており、また、スプロケット41はねじ式テンショナーに取り付けられている。
図では省略しているが、横送りモータ26にはその主軸の回転を検知するエンコーダが設けられており、荷Wを棚3等から取り出すに際しては、荷Wの幅寸法データとエンコーダの信号とに基づいて横送りモータ26の駆動が制御される。
(3).縦送り機構
次に、従前の図に図7も加えて縦送り機構を説明する。図7は移載ユニット17を構成する主要部材の分離平面図である。
例えば図2や図3に示すように、移載ユニット17を構成するベースフレーム18は、基準視で上向き開口コ字状の形態になっており、荷載置部に面した立ち上がり部分は荷Wの位置を規制するガイド片18aになっている。ガイド片18a機前後両端部は平面視で傾斜している。また、図2から明瞭に理解できるように、ベースフレーム18は平面視で移載通路1を挟んだ両側のレール6に部分的に重なる長さになっている。スタッカクレーンに適用する場合は、ベースフレーム18は移載通路1で上下動する前後寸法になる。
進退フレーム19はベースフレーム18の内部に配置されており、ベースフレーム18の背板に向けて開口した正面視コ字形の第1メンバー46と、荷載置部に向けて開口した正面視コ字状の第2メンバー47とで構成されている。図7に示すように、第1メンバー46は1本であるが第2メンバー47は前後2本に分離しており、第1メンバー46と第2メンバー47とは背中合わせ状態に重なって一体に固定されている。
進退フレーム19はベースフレーム18に前後移動自在に取り付けられているが、その取り付け手段として本実施形態では、図3に示すように、前後長手の2つのスライダー48,49がスライド自在に嵌まり合ったリニアガイド部材を使用しており、一方のスライター48をベースフレーム18における背板の内面に固定して他方のスライダー49は第1メンバー46の外側面に固定している。
また、進退フレーム19を前後動させる手段としては、図3に示すように、進退フレーム19における第2メンバー47の下面に前後長手のラック50を固定し、ラック50の下面に形成したラック歯に進退用ピニオン51を噛合させている。左右移載ユニット17の進退用ピニオン51は共通したスプライン軸52に摺動自在で相対回転不能に装着されている。進退用ピニオン51はベースフレーム18の下面に固定した軸受け51′に回転自在で離反不能に保持されている。
スプライン軸52のうち縦送りモータ25に近い一端部は軸受け53で支持されており、軸受け53は機体7に設けた補強ステー54に固定されている。そして、スプライン軸52には縦送りモータ25からタイミングベルト55で動力が伝達される。従って、本実施形態では左右移載ユニット17の進退フレーム19は1つの縦送りモータ25で同期して駆動される。図では省略しているが、縦送りモータ25には主軸の回転を検知するエンコーダが設けられており、荷Wの奥行き寸法データとエンコーダからの信号とに基づいて進退フレーム19の進退距離が演算される。
図3に示すように、ベースフレーム18は本体7におけるサンドフレーム13からある程度の間隔を空けて浮いた状態に配置されており、荷載置部を構成するサイド支持板22はその付け根部が上向きに折り曲げられてベースフレーム18の下面に固定されている。なお、図1〜図3に示すように、ベースフレーム18の前後両端部には上向きに突出した正面視逆L形の補助ブラケット57を固定している。この補助ブラケット57は、進退フレーム19の前後等に伴って変形するケーブル類を支持するためのものである。
(4).荷送りユニットの詳細
次に、従前の図に加えて図8〜11も参照して荷送りユニットの詳細を説明する。図8は移載ユニット17の部分的な平面図、図8で表示したのと反対側の移載ユニット17を図8の IX-IX視方向から見た側面図、図10は図3の X-X視平断面図、図11のうち(A)は図8の XIA-XIA視断面図、(B)は図8の XIB-XIB視断面図、(C)は図8の XIC-XIC視断面図である。
荷送りユニットは荷Wの出し入れに際して荷Wを進退フレーム19に対して相対動させるものであり、主要部材として、補助フレーム20と2本の荷送りベルト21と1つの荷送りモータ27とを有している。補助フレーム20は進退フレーム19と略同じ長さで長く延びている。本実施形態の補助フレーム20は、下板58とこれに重なった上板59とのダブル構造になっているが、単一構造であってもよい。下板58は上板59より厚くなっており、他方、上板59は正面視L形になっている(コ字状形等の他の形状でもよい。)。
例えば図8及び図11(A)に示すように、補助フレーム20は、上下2つのスライダ60,61が左右スライド自在に嵌まり合っているリニアガイド62により、進退フレーム19の上面に取り付けられている。すなわち、リニアガイド62の上スライダ60が補助フレーム20の下面に固定され、下スライダ61を進退フレーム19を構成する第2メンバー47の上面に固定されている。
リニアガイド62は進退フレーム19のうち前後中心部を挟んだ前後両側の箇所に2個ずつ配置しており、従って、補助フレーム20は合計4個のリニアガイド62で進退フレーム19に取り付けられている。言うまでもないが、リニアガイド62の個数や配置位置は任意に選択でき、また、補助フレーム20はリニアガイド62でない他の構造のガイド手段によって進退フレーム19に取り付けることも可能である。
例えば図8及び図11(B)に示すように、補助フレーム20は、外筒63とロッド64とが嵌まり合ったばねユニット65によって荷載置部に向けて押されている。外筒63にはコイルばねが内蔵されており、外筒63とロッド64とはばねの弾性に抗して軸方向に所定寸法だけ相対動し得る。本実施形態では外筒63が進退フレーム19の第2メンバー57に固定され、ロッド64が補助フレーム20の下面にブラケット66を介して固定されている。
ばねユニット65は2つのリニアガイドのセットの前後外側に配置しており、従って、補助フレーム20は合計4個のばねユニット65で付勢されている。言うまでもないが、ロッド64を進退フレーム19に固定して外筒63を補助フレーム20に固定しても良いし、また、ばね手段(付勢手段)としては圧縮コイルばねや引っ張りばね等の各種のばねを使用できる。
例えば図8及び図11に示すように、進退フレーム19における第2メンバー57の上面のうち、前後にずれて配置された一組のリニアガイド62の間の部位(換言すると、進退フレーム19の前後中間点を挟んだ前後2カ所の部位)には、補助フレーム20がばねユニット65に抗して後退動するとこれを検知するセンサ67がブラケット68を介して固定されている。センサ67は先端に前後動式接触子67′を有するリミットスイッチが使用されており、補助フレーム20の下面には、接触子66′が当接し得るドグ69が固定されている。
例えば図7に示すように、前後の荷送りベルト21は全体として前後方向に長い姿勢となるように前後に配置した駆動プーリ71と従動プーリ72とに巻き掛けられており、かつ、荷送りベルト21で囲われた内部には、荷送りベルト21の弛みを阻止するためのアイドルプーリ73が配置されている。例えば図3に示すように、各プーリ71,72,73の支軸74は補助フレーム20にナットで固定されている。
前後荷送りベルト21の駆動プーリ71は補助フレーム20の前後中間部の箇所に位置しており、両駆動プーリ71に設けたギア75に荷送りモータ27のギア76が噛合している。従って、図10に明示するように、荷送りモータ27のギア75が正逆回転すると2つの荷送りベルト21は同じ方向に周回する。
荷送りモータ27は補助フレーム20を構成する下板59の外向き張り出し部59aに固定されている。
荷送りベルト21を周回させるめの駆動プーリ71と従動プーリ72との支軸74は、進退フレーム19における第2メンバー47の前後外側に位置している。見方を変えて述べると、進退フレーム19の第2メンバー47は、駆動プーリ71の支軸74や、各ギア75,76との干渉を回避するため前後2つに分離している。
アイドルプーリ73の支軸74は平面視で進退フレーム19における第2メンバー47と重なっており、そこで、図7に示すように、進退フレーム19の第2メンバー74には、アイドルプーリ73の支軸74との干渉を回避るため、荷載置部に向けて開口した切り開き穴77を形成している。また、進退フレーム19における第2メンバー47の前後両端のコーナー部は、支軸74に当たらないように斜めにカットされている。なお、補助フレーム20の左右動をガイドするためのガイド部材にばねを組み込むことも可能である。
(5).まとめ
次に、全体の動きと制御を図12以下の図面も参照して説明する。図12は横送り機構の模式図、図13はセンサ67の働きを説明するための概略平面図、図14は荷Wの取り出し手順を示す平明図である。棚3や仮置き棚から自走台車4への荷Wの取り込みは、図14に概略を示すように、次の手順で行われる。
すなわち、左右荷送りベルト21の間隔を荷Wの荷幅よりも若干の寸法だけ広げた状態にしておき、その状態で縦送りモータ25を駆動することで荷送りベルト21を荷Wの方向に向けて前進させ、次いで、横送りモータ26を駆動して左右移載ユニット17の間隔を狭めることにより、ばねユニット65の弾性に抗して荷送りベルト21で荷Wを挟持し、次いで横送りモータ26の回転を停止してから、縦送りモータ25と荷送りモータ27とを駆動して、荷送りベルト21を後退させると共に、荷送りベルト21で荷Wを進退フレーム19に対して相対的に移動させる、という手順で行われる。
荷Wの送り出しは逆の手順で行われる(荷Wが自走台車4に載っている状態では、荷Wは荷送りベルト21に挟持状態が保持されている。)。荷Wの取り込み工程において、荷Wを棚3から取り出す場合は、荷Wの幅寸法は予め判っているので、左右の移載ユニット17の初期間隔の設定は予め判っている寸法に基づいて行われる。入庫に際して仮置き棚から取り込む場合のように荷Wの幅寸法が判っていない場合は、移載ユニット17の初期間隔は最大に広げておいたら良い。
荷送りベルト21の前進距離は、予め荷Wの奥行き寸法が判っている場合はその奥行き寸法に基づいて設定される。入庫時のように荷Wの奥行き寸法が判っていない場合は、荷送りベルト21を最大寸法だけ前進させたら良い。図示していないが、補助フレーム20の前後両端部には荷Wを検知する非接触式センサを設けており、また、荷送りベルト21にも在荷センサを設けていて、荷Wは荷載置部の前後中間部に位置せしめられる。
荷Wは左右の荷送りベルト21で挟持されねばならず、その場合、挟持力が弱すぎたり強すぎたりしないように、荷Wを適度の力で挟持する必要がある。この点、ばねユニット65を介して荷Wを押圧すると、荷Wの形状が多少いびつであったり変形するものであったりしても、的確に挟持して移動させることができる。
さて、荷Wを左右の荷送りベルト21で挟持してから横送りモータ26を駆動停止させる制御は、センサ67からの信号に基づいて行う。この場合の制御を図13及び図14に基づいて説明する。説明の便宜上、4つのセンサ67を区別するため、一方の移載ユニット17のセンサ67にはa,bの添え字を付し、他方の移載ユニット17のセンサ67にはc,dの添え字を付している。
センサ67a〜67dの信号に基づいて横送りモータ26を停止させる方法の1つとして、荷送りベルト21が左に進入して荷Wを取り出す場合は左側に位置したセンサ67a,67cのON信号に関連付け、荷送りベルト21が右に進入して荷Wを取り出す場合は右側に位置したセンサ67b,67dのON信号に関連付ける方法がある(第1方法)。
補助フレーム20は前後飛び飛びに配置された4つのリニアガイド62で左右動がガイドされているが、各リニアガイド62は多少なりともスライダ60,62の間にクリアランスがあるものであり、このため、図13に二点鎖線で誇張して表示するように、左右補助フレーム20の間隔が、荷Wを挟持している端部において大きくなる現象が生じる可能性があり、すると、荷Wに近いセンサ67a,67cと荷Wから遠いセンサ67b,687dとの応答性が違う場合が有り得る。この点、第1方法では、仮に補助フレーム20が図13の二点鎖線のような姿勢になったとしても、荷Wに近いセンサ67a,67cは応答性良くONになるため横送りモータ26を迅速に停止させて、適度の挟持状態を確保できる。
センサ67a〜67dの信号に基づいて横送りモータ26を停止させる他の方法として、一方の移載ユニット17に設けた2つのセンサ67a,67bのうちのいずれか一方がONで、かつ、他方の移載ユニット17に設けた2つのセンサ67c,67dのうちのいずれか一方がONになることを条件にする方法がある(第2方法)。
本実施形態ではこの第2方法を採用している。既述のとおり、補助フレーム20が図13の二点鎖線で示す姿勢になることは有り得るが、常にそうなるとは限らず、また、センサ67a〜67dの取り付け精度等により、荷Wと反対側に位置したセンサ67が先にONになることも有り得る。第2方法はこのような事情の違いに関係なく、横送りモータ26を停止させることができる点で優れている。
また、第1方法では、荷送りベルト21が左に進入する場合は右に進入する場合とで横送りモータ26の回転を停止させるための条件が相違するため、制御回路が複雑になるが、第2方法では荷送りベルト21の進入方向によって横送りモータ26の停止条件が相違することはないため、制御回路を簡単化できる。この点も第2方法の大きなメリットである。
なお、リニアガイド62の精度やセンサ67の精度によって一概には言えないが、一般的には、荷送りベルト21が左方向に進入する場合は左のセンサ67a,67cが先にONになり、荷送りベルト21が右方向に進入する場合は右のセンサ67b,67dが先にONになることが多いと推測される。
また、例えば一方の移載ユニット17の2つのセンサ67a,67bを例に取ると、いずれか一方(例えば67a)がONになると一方の移載ユニット17における条件は完結することになり、従って、他のセンサ(67b)がONになっても、それは横送りモータ26の回転停止には影響しない(何らかの事情で先にONになったセンサ67aがOFFになった場合は、他のセンサ67bがONになっているとこれが条件完了となって横送りモータ26の回転は停止する。)。
(6).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えばセンサの個数は一つの移載ユニットに2個ずつとは限らず、例えば前後中間部とこれを挟んだ前後2箇所との3箇所ずつに設けるというように、3個以上の個数とすることも可能でをる。センサの種類も接触式のリミットスイッチに限られるものではなく、反射式や透過式等の非接触式センサなど各種のものを使用できる。
荷送り手段として荷送りベルトのような無端帯を使用する使用する場合、一つの移載ユニットに1本の無端帯を配置することも可能であり、逆に、3本以上の無端帯で構成することも可能である。また、荷送り手段は無端帯には限らず、例えば多数の送りローラが狭い間隔で配置されたローラ群に構成することも可能である。敢えて述べるまでもないが、自動倉庫に適用する場合、棚は上下に開口したラック方式であっても良い。
実施形態に係る自走台車を含んだおおまかな斜視図である。 自走台車を含んだ大まかな平面図である。 図2の III-III視断面図である。 図2の右端寄り部の概略拡大図である。 図2の左端寄り部の概略拡大図である。 図4及び図5のVI−VI視概略断面図である。 移載ユニットを構成する主要部材の分離平面図である。 移載ユニットの部分的な平面図である。 移載ユニットを図8の IX-IX視方向から見た側面図である。 図3の X-X視平断面図である。 (A)は図8の XIA-XIA視断面図、(B)は図8の XIB-XIB視断面図、(C)は図8の XIC-XIC視断面図である。 横送り機構の模式図である。 センサの働きを説明するための概略平面図である。 荷の取り出し手順を示す平明図である。
符号の説明
1 移載通路
2 格納
3 棚
4 移載装置が組み込まれた自走台車
7 本体
17 移載ユニット
18 ベースフレーム
19 進退フレーム
20 補助フレーム
21 荷送り手段の一例としての荷送りベルト
23 荷載置部の一部を構成するセンター支持板
25 縦送り機構の一例を構成する縦送りモータ
26 横送り機構の一例を構成する横送りモータ
27 荷送りユニットを構成する荷送りモータ
62 ガイド手段の一例としてのリニアガイド
65 ばね手段の一例としてのばねユニット
67 センサ


Claims (4)

  1. 荷を載せて移動する本体に、当該本体と棚部とに荷を移し替るための移載ユニットが、前記本体から棚部を向いた方向を基準視として左右両側に一対配置されている、という移載装置であって、
    前記左右移載ユニットは、前記基準視において前後方向に移動自在な進退フレームと、ばね手段に抗して荷の側面に圧接するように前記進退フレームに取り付けられた荷送り手段とを備えており、前記荷送り手段は前記基準視で前後方向に長く延びており、前記左右移載ユニットの間隔を横送り機構で狭めることによって荷送り手段で荷を左右両側から挟持し、その状態で荷送り手段を駆動すると共に進退フレームを縦送り機構で前後動させることにより、荷は進退フレームに対して前後方向に相対動しつつ本体と棚部とに移し替えられるようになっている、
    という構成において、
    前記左右移載ユニットの各々には、前記荷送り手段がばね手段に抗して後退動したことを検知する複数のセンサが、前記基準視において少なくとも移載ユニットの前後中間部を挟んだ前後両側に配置されている、
    荷の移載装置。
  2. 棚部からの荷の引き出しが、「前記縦送り機構で荷送り手段を棚部に前進させる、前記左右移載ユニットを互いの間隔が狭まるように横送り機構で移動させて左右の荷送り手段で荷を挟持する、前記横送り機構を停止させる、前記進退フレームを後退させると共に左右の荷送り手段を駆動する」、という順序で行われるようになっており、そして、棚部からの荷の引き出しにおいて、左移載ユニットにおけるいずれか1つのセンサと右移載ユニットにおけるいずれか1つのセンサとの両方が荷送り手段の後退動を検知したら縦送り機構が停止する、という設定になっている、
    請求項1に記載した荷の移載装置。
  3. 前記左右進退フレームは前記基準視において前後に長く延びる形態であり、前記進退フレームに、当該進退フレームと同じ方向に長く延びる補助フレームが、荷を挟持する方向にばね手段で押された状態で取り付けられており、前記補助フレームに、前記荷送り手段の一例として、平面視で周回して荷を進退フレームに対して相対的に前後動させるエンドレスの2本の送りベルトが、前記補助フレームの長手方向に直列に並ぶように配置されており、前記進退フレーム又は補助フレームに、補助フレームがばね手段に抗して後退動することを検知する2つのセンサが、前記2つの送りベルトに対応して前後に離れて設けられている、
    請求項1又は2にに記載した荷の移載装置。
  4. 平面視で細長く延びる移載通路を挟んだ両側に多段の棚を有する格納庫が相対向して配置されており、前記移載通路には、水平走行自在な自走台車が多段に配置されているか、又は、昇降自在なキャリッジを有するスタッカクレーンが水平走行自在に配置されており、前記各自走台車又はスタッカクレーンのキャリッジに請求項1〜3のうちのいずれかに記載した移載装置を有している、
    自動倉庫。
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