JP3447449B2 - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JP3447449B2
JP3447449B2 JP29982895A JP29982895A JP3447449B2 JP 3447449 B2 JP3447449 B2 JP 3447449B2 JP 29982895 A JP29982895 A JP 29982895A JP 29982895 A JP29982895 A JP 29982895A JP 3447449 B2 JP3447449 B2 JP 3447449B2
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宏 井和丸
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動台車の走行方
向に沿って棚を設け、移動台車と棚との間に荷物を載せ
替えるように構成した自動倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫において移動台車と棚との間に
荷物を載せ替える手段として、図14に模式的に示すよ
うに、レール80上を走行する移動台車81に、棚82
内に向けて進退動自在な前後一対の移動フレーム83を
設け、この移動フレーム83の両端部にピッカー84を
回動自在に設け、ピッカー84を横向きに突出した姿勢
にして移動フレーム83を進退動させることにより、荷
物Wを棚82から移動台車81に引き出したり移動台車
81から棚82に押し込んだりする構造のものがある。
【0003】このような形態の場合、荷物Wの存在を検
知する等のためにセンサーを設けており、従来は、移動
台車81の本体81aに光電式等のセンサー85を適宜
間隔で設けて、これらのセンサー85によって荷物Wの
存在の有無を確認するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
センサー85を移動台車81の本体81aに固定したも
のでは、荷物Wの奥行き寸法がある程度以下になると、
図14に示すように荷物Wをセンサー81に検知できな
い事態が生じる。また、例えば保守・点検に際して工具
箱等の障害物を移動台車81に置き忘れた場合も、セン
サー85で検知できない場合がある。
【0005】このため、何らかの理由で移動台車81に
荷物Wが残ったままになった状態や、移動台車1上に障
害物が載置された状態において、棚82から荷物Wを移
動台車81に引き出そうとする場合、移動台車1上に残
ったままの荷物Wや障害物の存在を検知できないため、
事故が発生する虞がある。
【0006】この点を防止するには、センサー85の取
付け間隔を小さくしなければならないが、これではセン
サー85の個数が増大するため移動台車のコストが嵩む
と言う問題がある。また、センサーで検知できる物品の
大きさに限度があるため、検知機能完全とは言いがい
た点も問題あった。更に、荷物Wの奥行き寸法の大小に
関係なく移動フレーム83を前進させ切ってから後退さ
せるようにしているため、荷物の出し入れ能率が悪いと
言う問題もあった。本発明は、これらの問題を解消する
ことを目的の一つとしている。
【0007】他方、特公平4−8325号公報には、ス
タッカクレーン式の自動倉庫において、リフトに、荷物
移載用のスライドフォーク(移動フレーム)が中立位置
にあることを検知するリミットスイッチと、リフトを挟
んで一方の側に位置した棚に向けてスライドフォークが
前進し切った状態を検知するリミットスイッチと、リフ
トを挟んで他方の側に位置した棚に向けてスライドヤォ
ークが前進し切った状態を検知するリミットスイッチと
の3つのリミットスイッチを設け、これら3つのリミッ
トスイッチを利用して、スライドフォークが起動してか
ら停止するに当たって、停止前に減速されるように速度
制御することによって荷物の出し入れをスムースに行う
ようにすることが記載されている。
【0008】しかし、この公報の構成では、スライドフ
ォークの進退距離常に一定であるため、奥行き寸法の
異なる荷物を直接に出し入れするタイプの自動倉庫には
適用できないことになる。本発明は、荷物の奥行き寸法
が異なっても荷物を傷付けることなく能率良く出し入れ
できるようにすべく、移動フレームを的確に速度制御で
きるようにすることも目的の一つとしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、基
本構成として、荷物を載せて走行する移動台車と、該移
動台車の走行方向に沿って配置した棚とを備えており、
前記移動台車に、棚の内部に向けて進退動自在な移動フ
レームを設け、この移動フレームの端部に設けたピッカ
ーを荷物の前面又は後面に当てた状態で当該移動フレー
ムを進退動させることにより、奥行き寸法が異なる荷物
を移動台車と棚との間に載せ替えるようになっている。
【0010】そして、前記移動フレームのうち棚の内部
まで深く入り込んで最も奥行き寸法の大きい既格納荷物
の後端を通り過ぎ得る部位に、当該移動フレームの進退
動によって荷物の存在を検知できるセンサーを設けてお
り、前記センサーが荷物の前端と後端とを検知するまで
の移動フレームの進退距離に基づいて荷物の奥行き寸法
を演算できるように設定されている。 更に、.前記セ
ンサーが荷物の前端と後端とを検知するまでの移動フレ
ームの進退距離に基づいて荷物の奥行き寸法を演算し、
この演算された荷物の奥行き寸法に基づいて、移動台車
と棚との間での荷物の移載に際して移動フレームの移動
距離が必要最小限度となるように移動フレームの移動を
制御する、.ピッカーを荷物の後方に前進させてから
後退させることによって荷物を移動させるにおいて、セ
ンサーとピッカーとの間隔寸法に基づいて荷物の後端と
ピッカーとの間隔寸法を演算し、この間隔寸法に基づい
て、ピッカーが荷物の後面に当たる直前までは高速で後
退させてそれから減速し、ピッカーが荷物に当たってか
ら再び高速で後退させるように移動フレームの移動速度
を制御する、というように荷物の出し入れに際しての移
動フレームの移動距離と移動速度とが制御される。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、前
記移動台車の移動フレームは、荷物載置部を挟んだ両側
でかつ荷物載置部よりも高い高さ位置に配置されてお
り、この移動フレームの両端部でかつ荷物載置部よりも
高い高さ位置に前記ピッカーとセンサーとを設けてお
り、移動フレームの進退動に伴うセンサーの移動によっ
て荷物載置部又は棚に障害物が無いか否かをサーチし、
障害物を検知すると移動フレームの進退動を緊急停止さ
せるように制御するものである。
【0012】請求項3の発明では、荷物を載せて走行す
る移動台車と、該移動台車の走行方向に沿って配置した
棚とを備えており、前記移動台車には、荷物載置部と、
この荷物載置部を挟んだ両側でかつ荷物載置部よりも高
い高さ位置において棚内に進退動する移動フレームとを
備えており、この移動フレームの両端部に、荷物の前面
又は後面に当たった状態で移動フレームを進退動させる
ことによって荷物を棚と荷物載置部との間に移し替るピ
ッカーと、移動フレームの進退動に伴って荷物の有無を
検知するセンサーとを、棚への前進方向に向かってセン
サーがピッカーよりも手前側に位置するように配置して
いる。そして、.前記移動フレームを進退動させて荷
物載置部をセンサーでサーチし、センサーで障害物を検
知したら移動フレームを緊急停止させる、.移動フレ
ームの前進動にてピッカーを棚上にある荷物の後方まで
前進させるにおいて、ピッカーの前進途中で荷物の後端
面をセンサーで検知することにより、ピッカーの前進移
動距離を必要最小限度に設定する、.棚内に前進した
ピッカーを後退動させて荷物を引き出すにおいて、セン
サーで荷物の後端を検知することにより、ピッカーが高
速後退してから荷物に当たる直前に減速し、それから高
速後退させるように後退速度を制御する、という制御が
行われる。
【0013】
【発明の奏する効果】本発明のように移動フレームにセ
ンサーを設けると、移動フレームの進退動に伴って、セ
ンサーは移動台車の荷物載置部をサーチしながら移動す
るから、何らかの理由によって移載されることなく移動
台車上に残ったままの荷物や、保守・点検作業後に工具
類を置き忘れた場合のように、移動台車の荷物載置部に
障害物がある場合、障害物の大小にかかわりなくその存
在を検知して移動フレームを緊急停止させることができ
るから、移動台車上に荷物や障害物を載せたままで荷物
を移動台車に引き込んでしまうトラブルを防止できる。
【0014】また、自動倉庫に荷物を取り入れるとき
に、移動フレームの移動距離と、センサーが荷物の前端
及び後端を検知した位置とに基づいて荷物の奥行き寸法
を演算することができるから、その後に棚に荷物を出し
入れするにおいて、移動フレームの進退距離を、荷物を
出し入れできる最小限度の距離に設定することが可能と
なり、これにより、荷物の出し入れの能率を向上するこ
とができる。
【0015】ところで、移動フレームに回動式のピッカ
ーを設けた自動倉庫において、例えば荷物を棚から引き
出す場合、ピッカーを荷物と干渉しない姿勢に後退させ
た状態で移動フレームを棚内に前進させてから、ピッカ
ーを荷物の後方に位置させ、その状態でピッカーを荷物
の後面に当たるように突出させてから移動フレームを後
退させると言うプロセスを経るものであり、この場合、
荷物の奥行き寸法が小 さいにも拘らず、従来のように一
々移動フレームを前進させ切ってから後退させたので
は、移動フレームの移動距離にロスが生じる。
【0016】また、移動フレームを高速で後退させたの
では、ピッカーが荷物に強く当たるため、荷物が変形し
たり、ピッカーや移動フレームの耐久性が低下したりす
る虞がある。さりとて、ピッカーの後退速度を遅くする
と荷物の出し入れの能率が低下する。
【0017】この点について本発明では、移動フレーム
を前進させる行程において荷物の後端位置を検知し得る
から、移動フレームは、必要最小限度だけ前進させるこ
とができ、従って、移動フレームを不必要に移動せさせ
ることを防止できる。
【0018】また、荷物を棚から引き出す場合、安全の
ために、荷物の後端とピッカーとの間にある態度の間隔
を空けた状態にしてから移動フレームを後退させるよう
にしているが、移動フレームを後退させるに際して、ピ
ッカーが荷物の後端に近接するまでは移動フレームを高
速走行させ、ピッカーが荷物の後端に当たる直前に減速
し、次いで、再度高速走行に移行すると言うように速度
制御することができる。荷物を移動台車から棚や排出コ
ンベヤに押し出す場合も、同様の状態に移動フレームの
進退速度を制御できる。
【0019】従って本発明によると、荷物の破損・変形
や、ピッカー或いは移動フレーム等の耐久性低下といっ
た問題を生じることなく、荷物の出し入れを能率良く行
い得る。
【0020】更に、例えば保守・点検や修理に際して棚
に工具箱や工具類を置き忘れるというように棚に障害物
がある場合、移動フレームを棚内に前進させる行程でそ
れら障害物を検知することが可能となるから、荷物やピ
ッカー等が障害物に衝突するトラブルを防止することも
可能となるのである。
【0021】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0022】≪概要≫ 図1は自動倉庫の全体の概略斜視図であり、先ず、図1
に基づいて自動倉庫の概略を説明する。
【0023】自動倉庫は、移動台車1が走行する左右一
対のレール2を上下多段に多数段備えており、レール2
を挟んだ両側には、それぞれ各レール2の高さに対応し
て設けた多段の棚3から成る棚装置4を配設している。
【0024】一方の棚装置4の端部近傍には各段の移
動台車1との間に荷物Wを載せ替えるためのリフト5を
昇降自在に設けている。また、リフト5の近傍には、搬
出入用コンベヤ6の端部を位置させ、コンベヤ6とリフ
ト5との間に荷物Wを載せ替えるようしている。
【0025】なお、各段の棚3は、移動台車1の走行方
向に沿って多数に仕切っている。この場合、仕切られた
各部位の間口寸法を一定に揃えても良いし、間口寸法を
大小異ならせても良い。また、一つの段の棚3に仕切り
を設けずに、1枚板状に構成しても良い。
【0026】図2は、レール2と移動台車1と棚3との
関係を示す概略斜視図であり、この図に明示するよう
に、各棚3は金属板製の棚板7で構成されており、この
ため、幅寸法が大小異なる荷物Wを載置できる。また、
図2に示すように、レール2は断面略下向きコ字状に形
成されており、図示しない機枠に固定されている。
【0027】他方、移動台車1は、走行方向に沿って長
い平面視長方形の本体8を備えおり、本体8には、走
行方向に向かった一端部に偏るようにして荷物載置部9
を設けている。この荷物載置部9はレール2及び棚板7
の上面と同じ高さに設定されている。従って、レール2
を介して荷物Wを棚板7と荷物載置部9との間に滑り移
動させることができる。
【0028】また、本体8の前後両端部には、前記レー
ル2上を転動する前後車輪10を装架している。前後車
輪10のうち本体8の他端寄りに位置した一対の車輪1
0を車軸11で連結し、この車軸11に、本体8に設け
た走行用モータ12からタイミングベルト等の無端帯1
3にて動力を伝達している。従って、走行用モータ12
を正逆回転させることにより、移動台車1を棚3の任意
の部位に走行させることができる。
【0029】移動台車1における本体8のうち荷物載置
部9を挟んだ前後両側には、移動台車1の走行方向と直
交した方向(換言すると棚3の奥行き方向)に沿って延
びる固定フレーム15を固着し、これら前後固定フレー
ム15に第1移動フレーム16を移動自在に装着し、更
に、第1移動フレーム16に第2移動フレーム17を移
動自在に装着している。そして、第2移動フレーム17
の左右両端に、当該第2移動フレーム17の進退動にて
荷物Wを引いたり押したりするためのピッカー18を水
平回動自在に装着している。
【0030】≪移動フレームの進退構造≫ 次に、移動台車1の詳細を説明する。図3は移動台車1
の平面図、図4は移動フレーム16,17の駆動機構を
模式的に示す斜視図である。
【0031】図3に示すように、前記固定フレーム15
は、その長手方向に沿った両端部をブラケット21にね
じ止めされており、ブラケット21は移動台車1の本体
8にねじ止めされている。
【0032】図5(A)は固定フレーム15と両移動フ
レーム16,17との関係を示す部分斜視図、同図
(B)は(A)のB−B視断面図、図6(A)は図3の
VIA−VIA視断面図である。
【0033】例えば図6に示すように、固定フレーム1
5は、その下端水平片15aが荷物載置部9に向けて延
びるように略L字状に形成されており、その下端水平片
15aの先端縁を上向きに折り曲げることにより、荷物
Wに対するガイド片15bと成している。
【0034】他方、第1移動フレーム16は固定フレー
ム15の内面に沿って延びるように配置されており、固
定フレーム15に向けて開口するような断面コの字状に
形成されている。また、第2移動フレーム17は、荷物
載置部9の方向に向けて開口する断面コ字状に形成され
ており、その上面は固定フレーム15の上面よりも極く
僅かな寸法だけ低くなるように設定している。
【0035】図6に示すように、第1移動フレーム16
の上下内面に、全長にわたって延びる断面山形の第1ガ
イドレール23を相対向して固着する一方、固定フレー
ム15には、前記第1ガイドレール23にきっちり嵌合
する第1ガイドローラ24を長手方向に沿って適宜間隔
で多数個設け、これにより、第1移動フレーム16を固
定フレーム15に対して移動自在に装着している。
【0036】また、第2移動フレーム17のうち第1移
動フレーム16に対向した面に、上下両面を断面山形に
形成した第2ガイドレール25を固着する一方、第1移
動フレーム16に、前記第2ガイドレール25の上面と
下面とにきっちり嵌合する第2ガイドローラ26を長手
方向に沿って適宜間隔で多数個取付け、これにより、第
2移動フレーム17を第1移動フレーム16に対して移
動自在に装着している。
【0037】図4〜図6に示すように、第1移動フレー
ム16のうち固定フレーム15に臨んだ内面には、その
略全長にわたって延びるラック杆27が固着されている
一方、固定フレーム15の外面には、第1ブラケット2
8及び第1軸受け29を介してピニオンギヤ30を水平
回転自在に軸支し、このピニオンギヤ30を、固定フレ
ーム15に刻設した窓穴31から前記ラック杆27に噛
合させている。従って、ピニオンギヤ30を回転させる
と、第1移動フレーム16は棚3の内部に向けて進退動
する。
【0038】図5に明示するように、一方の固定フレー
ム15の外面のうちピニオンギヤ30の近傍に固着した
第2ブラケット32に、前記ピニオンギヤ30に噛合す
るアイドルギヤ33が第2軸受け34を介して水平回転
自在に軸支されており、このアイドルギヤ33の回転軸
35の下端にアイドルスプロケット37を固着してい
る。
【0039】また、両固定フレーム15のうち一方の固
定フレーム15の外面に固着した第3ブラケット38
に、フレーム駆動用モータ39を、その回転軸が下向き
に延びるようにして固着し、このフレーム駆動用モータ
39の回転軸に主動スプロケット40を固着している。
【0040】図4に模式的に示すように、フレーム駆動
用モータ39を取付けていない固定フレーム15に軸支
したピニオンギヤ30の回転軸41の下端には、従動ス
プロケット42を固着している。
【0041】そして、主動スプロケット40と従動スプ
ロケット42とアイドルスプロケット37とに、無端帯
の一例として、フレーム駆動用チェーン36を巻き掛け
している。従って、フレーム駆動用モータ39を正逆回
転すると、両ピニオンギヤ30が同じ方向に回転して、
前後両第1移動フレーム16は同期して同じ方向に同じ
距離だけ移動する。
【0042】図5及び図6に示すように、両第1移動フ
レーム16の下面に固着したブラケット片44の両端に
それぞれスプロケット45を取付け、これら両スプロケ
ット45に、無端帯の一例として、倍速用チェーン46
を巻き掛けし、更に、倍速用チェーン46の下部を、固
定フレーム15の左右中間部に突設した下ブロック体4
7に固着し、倍速用チェーン46の上部を、第2移動フ
レーム17の左右中間部に突設した上ブロック体48に
固着している。
【0043】従って、ピニオンギヤ30によって第1移
動フレーム16が移動すると、第2移動フレーム17も
第1移動フレーム16に対して移動することになり、従
って、第2移動フレーム17は固定フレーム15に対し
て、第1移動フレーム16の移動距離の2倍だけ移動す
るのであり、これにより、第2移動フレーム17は棚3
内に向けて大きく進退動する。
【0044】図6に示すように、ピニオンギヤ30の回
転軸41にはロータリーエンコーダ49を取付けてお
り、これにより、第2移動フレーム17の進退を制御す
るようにしている。
【0045】≪ピッカーの取付け構造≫ 図7はピッカー18の取付け及び駆動手段を示す斜視
図、図8はピッカー18の前進途中での平断面図、図9
はピッカー18を前進させ切った状態での平断面図であ
り、これらの図に基づいてピッカー18について説明す
る。
【0046】図7(A)に示すように、第2移動フレー
ム17の左右中間部には平断面コ字状のブラケット板5
2を固着し、両ブラケット板52に、第2移動フレーム
17の長手方向に延びるねじ軸53を回転自在に装架
し、このねじ軸53にスライダー54を螺合している。
また、ブラケット板52にピッカー駆動用モータ55を
取り付け、このピッカー駆動用モータ55の動力を一対
のギヤ56にてねじ軸53に伝達している。
【0047】従って、ピッカー駆動用モータ55を正逆
回転させるとねじ軸53が正逆回転し、これに連れてス
ライダー54が第2移動フレーム17の長手方向に移動
する。図7(A)に一点鎖線で示すように、前記スライ
ダー54の前面には、第2移動フレーム17の長手方向
に延びる連動杆58を固着している。
【0048】図7(B)及び図8に示すように、前記ピ
ッカー18は、荷物当接部18aと付け根部18bとが
平面視で直角になるように形成されており、且つ、荷物
当接部18aの基端部18cはく字状に折り曲げてお
り、後退した状態(荷物と干渉しない待機状態)では、
荷物当接部18aが平面視で傾斜した状態で第2移動フ
レーム17内に収納されるように設定している。
【0049】そして、ピッカー18の付け根部18aに
上下一対のブラケット片59を取り付け、上下ブラケッ
ト片59に上下長手の支軸60を取り付ける一方、第2
移動フレーム17の上下両内面に、固定部材61aと可
動部材61bから成るリニアガイド61を、第2移動フ
レーム17の長手方向に沿って延びるように取り付け、
このリニアガイド61の可動部材61bに前記支軸60
の上下両端を係止している。
【0050】従って、ピッカー18は、リニアガイド6
1により、第2移動フレーム17の長手方向に沿ってス
ライドさせることができる。リニアガイド61は、第2
移動フレーム17のうち荷物載置部9寄りに偏って設け
ている。また、第2移動フレーム17の上下内面には、
リニアガイド61の可動部材61bに対する後退規制用
ストッパー62を設けている。
【0051】第2移動フレーム17の上下内面において
リニアガイド61よりも奥側に位置した部位には、断面
コ字状の溝形ガイド体63を相対抗するようにして固着
しており、上下の溝形ガイド体63の間の部位に、上下
長手のロッド64を配置し、このロッド64の上下両端
部に、前記溝形ガイド体63にきっちり嵌まるガイドロ
ーラ65と、前記ピッカー18の付け根部18bに当た
る押圧用ローラ66とを水平回転自在に取り付けてい
る。
【0052】また、ロッド64の背面に当て板67を固
着して、この当て板67の上下両端に、溝形ガイド体6
3内を転動自在なローラ68を取り付けている。前記当
て板67には、第2移動フレーム17の左右中央部の方
向に向けて延びる可動ブラケット69を固着し、この可
動ブラケット69に前記連動杆58の左右両端を固着し
ている。
【0053】更に、前記可動ブラケット59とピッカー
18の付け根部18bとの間には、引っ張りばね70を
装架している。従って、ピッカー駆動用モータ55を正
逆回転させると、連動杆58及び可動ブラケット69を
介して押圧用ローラ66が溝形ガイド溝63に沿って移
動し、これに伴って、ピッカー18も第2移動フレーム
17の長手方向に沿って移動する。
【0054】第2移動フレーム17の先端寄りの上下内
面には、リニアガイド61における可動部材61bに対
する前進規制用ストッパー72を設けている。上下前進
規制用ストッパー72の間には、ピッカー18の開き姿
勢を規制するための上下長手の規制ピン(ローラでも良
い)73を回転自在に取り付けている。
【0055】押圧用ローラ66の移動ストローク(換言
すると、スライダー54の移動ストローク)は、リニア
ガイド61における可動部材61bの移動ストロークよ
りも長い寸法に設定されている。
【0056】≪ピッカーの作動≫ ピッカー18は次のように作動する。押圧用ローラ66
が後退した状態では、図7(A)のように、可動ブラケ
ット69とピッカー18の付け根部18bとの間に引っ
張りばね70が装架されていることにより、ピッカー1
8は、その荷物当接部18aが第2移動フレーム17内
に収納された姿勢に保持されている。
【0057】押圧用ローラ66が前進すると、図8に示
すように、ピッカー18は押圧用ローラ66に押されて
前進する。この場合、リニアガイド61の可動部材61
bが前進規制用ストッパー72に当たるまでは、ピッカ
ー18と可動ブラケット69との相対的な位置関係は変
わらないため、ピッカー18はその姿勢を変えることな
く前進する。
【0058】次いで、ピッカー18が前進し切った状態
で押圧用ローラ66が更に前進すると、ピッカー18の
付け根部18bが押圧用ローラ66によって押されるた
め、ピッカー18は支軸60を中心にして水平回動す
る。そして、押圧用ローラ66が前進し切った状態で
は、図9に示すように、ピッカー18は第2移動フレー
ム17と平面視で直交した姿勢になる。
【0059】この状態では、ピッカー18は規制ピン7
3と押圧用ローラ66とによって回動不能に保持されて
いる。この場合、押圧用ローラ66により、ピッカー1
8は横向きに突出した状態にロックされる。
【0060】そして、ピッカー18を後退させた状態で
第2移動フレーム17を棚3内に前進させてから、ピッ
カー18を横向きに突出させ、その状態で第2移動フレ
ーム17を後退させると、荷物Wは棚3から移動台車1
に引き出される。また、ピッカー18を開いた状態で荷
物Wを押すと、荷物Wは移動台車1から棚3に載せ替え
られる。
【0061】前記したように、ピッカー駆動用モータ5
5でスライダ54を移動させることによってピッカー1
8の前後動と開閉動とを行うものであるが、スライダー
54に取り付けた1本の連動杆58の両端に可動ブラケ
ット69を介してロッド64を取り付けているから、一
対の押圧用ローラ66は互いに逆方向に移動することに
る。
【0062】従って、図3に示すように、一方のピッカ
ー18が後退した状態のときには他方のピッカー18は
前進して横向きに突出すると言うように、両ピッカー1
8は互いに逆向きに動く。
【0063】なお、このようにピッカー18を水平回動
式に構成すると、板状に形成してその面積を広くするこ
とができるため、ピッカー18で荷物Wを押し引きする
に当たって荷物Wの損傷を確実に防止することができる
と言った利点や、荷物Wを棚3に載せた後において後方
にずれ動いていても、ピッカー18によって荷物Wを手
前に引き寄せて、確実に引き出すことができると言った
利点を有する。
【0064】≪センサー≫ 図3や図7(B)に示すように、前後一対の第2移動フ
レーム18の左右両端寄り部位下面には、補助ブラケッ
ト17aを介して、投光部と受光部とから成る一対ずつ
の光電式センサー74を設けている。
【0065】このセンサー74は、ピッカー18の基端
部よりも第2移動フレーム17の中心寄りにやや近づい
た位置に設けており、第2移動フレーム17を進退動さ
せると、これら左右両センサー74によって荷物載置部
9の全域がサーチされるように設定している。
【0066】そして、前記センサー74に基づいて、移
動フレーム16,17を例えば次の〜のように制御
できる。
【0067】.センサー74は第2移動フレーム17
と一緒に移動するから、何らかの理由で移動台車1に荷
物W′や障害物があるにも拘わらず棚3から荷物Wを取
り込もうとしている場合、第2移動フレーム17か前進
動すると、移動台車1上の荷物W′や障害物がセンサー
74によって検知されるから、直ちに移動フレーム1
6,17を停止すると共にブザー等によって異常を知ら
せる。
【0068】この場合、センサー74が移動することに
よって荷物載置部9の全域がサーチされるから、奥行き
の小さい荷物であっても検知して、トラブルの発生を防
止できる。
【0069】.前記したように、第2移動フレーム1
7の駆動はロータリーエンコーダ49によって制御され
ており、第2移動フレーム17の移動方向及び移動距離
を演算できるから、センサー74が荷物Wを検知してか
ら通過するまでの距離より、荷物Wの奥行き寸法を検出
することができる。
【0070】従って、例えば図1のリフト5から荷物2
を取り出すに際して荷物Wの奥行き寸法を検出・記憶し
ておいて、その後の載せ変えに際しては、第2移動フレ
ーム18の移動距離が必要最小限度となるように制御す
ることが可能となる。
【0071】.図11(A)に示すように、第2移動
フレーム17を前進させる行程で荷物Wの後端面を検知
し得るから、第2移動フレーム17は、荷物Wの後方に
ピッカー18を安全に回動させ得るスペースが生じる程
度だけ前進させれば良く、それだけ第2移動フレーム1
7の無駄な動きを防止できる。
【0072】また、センサー74とピッカー18との間
隔は一定であり、且つ、荷物Wの後端とセンサー74と
の間隔は第2移動フレーム17の移動距離に基づいて演
算できるから、第2移動フレーム17が前進して停止し
た状態で、荷物Wの後端とピッカー18と間隔寸法L3
を演算できる。
【0073】従って、図11(B)に実線で示すよう
に、第2移動フレーム17の前進行程ではその全域にわ
たって高速走行し、後退行程では、点線で示すように、
ピッカー18が荷物Wに当たる直前までは高速走行し
て、荷物Wの直前において減速することにより、ピッカ
ー18を荷物Wに対してソフトに当て、それから再度高
速で後退させると言うように第2移動フレーム17の
移動距離と速度とを制御することができる。
【0074】このように、第2移動フレーム17の無駄
な動きを防止できる状態の下で、ピッカー17を減速状
態で荷物Wに当てることができるから、荷物Wの変形や
破損、ピッカー18或いは第2移動フレーム17の耐久
性低下といった問題を生じることなく、荷物の出し入れ
を能率良く行い得る。
【0075】なお、荷物を自動倉庫に取り込むときに、
予め荷物Wの奥行き寸法と載置された棚3とを記憶して
おいて、その後の出し入れ作業では、予め記憶された荷
物Wの奥行き寸法に基づいて第2移動フレーム17の進
退動を制御しても良いが、振動等によって荷物Wが棚3
上でずれ動くこともあり得るため、予め記憶した奥行き
寸法に基づいて第2移動フレーム17の進退動を制御す
るのは、信頼性の点で問題が残る。
【0076】これに対して本願発明では、荷物Wの出し
入れのたびに荷物Wの位置をセンサー74で確認できる
から、能率良く第2移動フレーム17を駆動することを
的確に行うことができる。
【0077】.前記のように、荷物Wの奥行き寸法
L2は、センサー74が荷物Wを検知し続けた状態で第
2移動フレーム17が走行する距離から演算できる一
方、左右ピッカー18間の間隔寸法は一定であるから、
もう一方のピッカー18と荷物Wの前端との距離L4も
演算できる。
【0078】従って、移動台車1に引き出した荷物W
を、もう一方のピッカー18で押して図1のリフト5等
に載せ替えるに際しては、図12(B)に示すように、
ピッカー18が荷物Wの前端に当たる直前まで高速走行
させてから減速し、次いで、再度高速前進させ、荷物W
を載せ変えたら高速で後退させると言うように速度制御
することにより、荷物Wの変形やピッカー18の耐久性
低下等の不具合を招来することなく、能率良く載せ変え
作業を行える。
【0079】.図12のように移動台車1に載せた荷
物Wを横向き突出させたピッカー18で押し出すに際し
て、当該横向き突出したピッカー18寄りのセンサー7
4は、第2移動フレーム17の中心寄りに位置してい
て、ピッカー18よりも先に荷物Wの前端を検知するこ
とになる。
【0080】しかも、センサー74とピッカー18との
間隔は一定であるから、センサー17による荷物Wの検
知信号に基づいて、ピッカー18が荷物Wに当たるまで
の距離を演算し、その数値に基づいて、ピッカー18が
荷物Wに当たる直前で第2移動フレーム17を減速する
ように制御することもできる。
【0081】.図13に示すように、何らかの理由に
より、本来存在すべきでない荷物W′が棚3に残ってい
る場合や、保守・点検や修理に際して棚に工具箱や工具
類を棚3に置き忘れたりした場合、棚3に荷物Wを載せ
るとトラブルが生じる。
【0082】この点については、図13に示すように、
第2移動フレーム17を棚内に前進させる行程でそれら
先行した荷物W′や障害物を検知して非常停止させるこ
とが可能であるから、トラブルの発生を防止し得る。
【0083】≪その他≫ 上記の各実施例は、レール2を多段に設けた各レールに
移動台車1を設けた場合であったが、本発明は、スタッ
カクレーンタイプの移動台車を備えた自動倉庫や、移動
台車が昇降のみするように構成したリフトタイプの自動
倉庫などにも適用できる。
【0084】また、移動フレームは必ずしも2段式にす
る必要はなく、1段式又は3段式以上であっても良い。
また、ピッカーは、特開平6−107305号公報に記
載されいるようなバータイプでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫の概略斜視図である。
【図2】移動台車の概略斜視図である。
【図3】移動台車の平面図である。
【図4】移動フレームの駆動系統を模式的に示す斜視図
である。
【図5】 (A)は移動フレームの駆動機構を示す斜視図、
(B)は (A)の B-B視断面図である。
【図6】 (A)は図3のVI−VI視断面図、 (B)は倍速用チ
ェーンの取付け状態を模式的に示す図である。
【図7】 (A)は第2移動フレームの中央部の斜視図、
(B)は第2移動フレームの端部の斜視図である。
【図8】ピッカーが前進して回動する前の平断面図であ
る。
【図9】ピッカーを横向き突出させた状態での平断面図
である。
【図10】作用を模式的に示す図である。
【図11】作用を模式的に示す図である。
【図12】作用を模式的に示す図である。
【図13】作用を模式的に示す図である。
【図14】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 移動台車 2 レール 3 棚 15 固定フレーム 17 第2移動フレーム 18 ピッカー 74 センサー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷物を載せて走行する移動台車と、該移動
    台車の走行方向に沿って配置した棚とを備えており、 前記移動台車に、棚の内部に向けて進退動自在な移動フ
    レームを設け、この移動フレームの端部に設けたピッカ
    ーを荷物の前面又は後面に当てた状態で当該移動フレー
    ムを進退動させることにより、奥行き寸法が異なる荷物
    を移動台車と棚との間に載せ替えできるように構成され
    ている自動倉庫であって、 前記移動フレームのうち棚の内部まで深く入り込んで最
    も奥行き寸法の大きい既格納荷物の後端を通り過ぎ得る
    部位に、当該移動フレームの進退動によって荷物の存在
    を検知できるセンサーを設けており、.前 記センサーが荷物の前端と後端とを検知するまで
    の移動フレームの進退距離に基づいて荷物の奥行き寸法
    を演算し、この演算された荷物の奥行き寸法に基づい
    て、移動台車と棚との間での荷物の移載に際して移動フ
    レームの移動距離が必要最小限度となるように移動フレ
    ームの移動を制御する、 .ピッカーを荷物の後方に前進させてから後退させる
    ことによって荷物を移動させるにおいて、センサーとピ
    ッカーとの間隔寸法に基づいて荷物の後端とピッカーと
    の間隔寸法を演算し、この間隔寸法に基づいて、ピッカ
    ーが荷物の後面に当たる直前までは高速で後退させてそ
    れから減速し、ピッカーが荷物に当たってから再び高速
    で後退させるように移動フレームの移動速度を制御す
    る、 というように荷物の出し入れに際しての移動フレームの
    移動距離と移動速度とが制御されるように設定されてい
    る、 自動倉庫。
  2. 【請求項2】前記移動台車の移動フレームは、荷物載置
    部を挟んだ両側でかつ荷物載置部よりも高い高さ位置に
    配置されており、この移動フレームの両端部でかつ荷物
    載置部よりも高い高さ位置に前記ピッカーとセンサーと
    を設けており、 移動フレームの進退動に伴うセンサーの移動によって荷
    物載置部又は棚に障害物が無いか否かをサーチし、障害
    物を検知すると移動フレームの進退動を緊急停止させる
    ように制御される、 請求項1に記載した自動倉庫。
  3. 【請求項3】荷物を載せて走行する移動台車と、該移動
    台車の走行方向に沿って配置した棚とを備えており、 前記移動台車には、荷物載置部と、この荷物載置部を挟
    んだ両側でかつ荷物載置部よりも高い高さ位置において
    棚内に進退動する移動フレームとを備えており、この移
    動フレームの両端部に、荷物の前面又は後面に当たった
    状態で移動フレームを進退動させることによって荷物を
    棚と荷物載置部との間に移し替るピッカーと、移動フレ
    ームの進退動に伴って荷物又は障害物の有無を検知する
    センサーとを、棚への前進方向に向かってセンサーがピ
    ッカーよりも手前側に位置するように配置しており、 .前記移動フレームを進退動させて荷物載置部をセン
    サーでサーチし、センサーで障害物を検知したら移動フ
    レームを緊急停止させる、 .移動フレームの前進動にてピッカーを棚上にある荷
    物の後方まで前進させるにおいて、ピッカーの前進途中
    で荷物の後端面をセンサーで検知することにより、ピッ
    カーの前進移動距離を必要最小限度に設定する、 .棚内に前進したピッカーを後退動させて荷物を引き
    出すにおいて、センサーで荷物の後端を検知することに
    より、ピッカーが高速後退してから荷物に当たる直前に
    減速し、それから高速後退させるように後退速度を制御
    する、 という制御が行われる、 自動倉庫。
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