JP3603993B2 - 物品移載装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を載置支持する本体載置部と、移載される物品における移載搬送方向に沿う左右両側面を挟持して、前記本体載置部と、その本体載置部を挟んで前記移載搬送方向の何れの側に位置する外方載置部との間でも物品を移載搬送可能な挟持搬送装置とが設けられ、前記挟持搬送装置は、複数の巻掛回転体に巻回支持された無端帯状体と、その無端帯状体を送り駆動する搬送駆動手段と、前記無端帯状体を前記移載搬送方向と直交する方向に移動操作することにより、物品を挟持する挟持状態と、その挟持を解除する挟持解除状態に切換える挟持状態切換手段と、無端帯状体における外方載置部側の端部を前記外方載置部の内方に入り込んだ突入位置とその外方載置部から抜け出た引退位置とに移載搬送方向に移動させる出退駆動手段とが設けられて構成されている物品移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる物品移載装置は、挟持搬送装置にて物品移載装置の本体載置部と外方載置部との間で物品を移載する。
この挟持搬送装置は、複数の巻掛回転体に巻回支持された無端帯状体を移載搬送方向と直交する方向に移動操作することにより、移載される物品における移載搬送方向に沿う左右両側面を挟持する挟持状態と、その挟持を解除する挟持解除状態とに切換え、又、その挟持状態において無端帯状体を送り駆動して物品を移載搬送方向に移動させ、更に、無端帯状体を、それの外方載置部側の端部を外方載置部の内方に入り込んだ突入位置とその外方載置部から抜け出た引退位置とに移載搬送方向に移動させて、物品の移載を行う。
【0003】
すなわち、外方載置部から本体載置部へ物品を移載するときは、挟持解除状態の無端帯状体を突入位置に移動させた後に挟持状態に切換えて、無端帯状体の送り駆動と引退位置への移動とによって物品を外方載置部側から本体載置部へ移動させる。
一方、本体載置部から外方載置部へ物品を移載するときは、挟持状態の無端帯状体にて本体載置部の物品を挟持して、無端帯状体の送り駆動と突入位置への移動とによって物品を本体載置部から外方載置部へ移動させる。そして、外方載置部への移動が完了すると無端帯状体を挟持解除状態として引退位置へ移動させる。
【0004】
このような動作をさせるための物品移載装置の具体構成として、従来、実開昭51−107790号公報に記載のように、左右一対に走行ベルトを備え、その走行ベルトを掛け回すプーリの一方をモータにて回転駆動すると共に、その一対の走行ベルトの接近離間方向への移動並びに棚側への出退移動によって物品を移載していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、一対の走行ベルトを掛け回すプーリを回転駆動するため、そのプーリに対する駆動装置(モータ等)が移載搬送方向の端部に配置されるものとなり、一対の走行ベルトを出退駆動するためには、外方載置部側において上記駆動装置の移動スペースをも確保しておく必要があることから、外方載置部側における物品の収納効率が低下してしまう不都合があった。
【0006】
このような事態を改善するため、平面図である図13に示すように、左右一対に備えられたベルト100の移載方向方向略中央部に一対のテンションプーリ101と駆動プーリ102とを備えて、駆動プーリ102をモータ103にて回転駆動すると共に、その左右一対のベルト100をモータ105及びボールネジ機構106にて接近離間方向に駆動することで、ベルトの駆動装置を移載搬送方向略中央部に配置する構成も考えられるが、このような構成では、ベルト100における移載搬送方向の遊転プーリ104の他に、上記のテンションプーリ101や駆動プーリ102が必要となると共に、一対のベルトにて物品を挟持して搬送するときに、物品が蛇行しないようにするために、これらのプーリを的確に位置調整して物品に均一に挟持力が作用するようにする必要があり、物品移載装置の組み立て調整作業が煩雑となる不都合がある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、装置の組み立て調整作業を簡単なものとしながら、外方載置部側において省スペース化を図る点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記請求項1記載の構成を備えることにより、挟持搬送装置は、無端帯状体を前記挟持状態と前記挟持解除状態とに切換え、又、その挟持状態において無端帯状体を送り駆動して物品を移載搬送方向に移動させ、更に、無端帯状体を前記突入位置と前記引退位置とに移載搬送方向に移動させて物品の移載を行うのであるが、その無端帯状体は、移載搬送方向に沿って複数連ねて設けられ、その複数の無端帯状体を巻回支持する巻掛回転体のうち、移載搬送方向で内方側寄りの巻掛回転体を回動駆動することによって、無端帯状体を送り駆動する。
そして、出退駆動手段が、ベースフレームに対してスライド台を移載搬送方向に出退駆動させるように構成され、スライド台に、本体載置部、無端帯状体、および、搬送駆動手段が支持されている。
【0008】
従って、無端帯状体を複数連ねて設けることで、一つの無端帯状体は一対の巻掛回転体に巻き掛けられるような単純な構成として、無端帯状体を支持する巻掛回転体の数を減じても、移載搬送方向で内側寄りの巻掛回転体を回動駆動することが可能となり、外方載置部側に搬送駆動手段の移動スペースを設ける必要が必ずしもなく、又、巻掛回転体の位置調整の手間を減じることが可能となる。
もって、装置の組み立て調整作業を簡単なものとしながら、外方載置部側において省スペース化を図ることが可能となった。
【0009】
又、上記請求項2記載の構成を備えることによって、移載搬送方向で略同幅を有する二つの無端帯状体が移載搬送方向に二つ並べて設けられ、その二つの無端帯状体を巻回支持する巻掛回転体のうち、二つの無端帯状体が隣り合う側の端部の巻掛回転体を搬送駆動手段が一体に回動駆動する。
従って、二つの無端帯状体を送り駆動する搬送駆動手段が無端帯状体による搬送範囲の略中央部に配置するものとなって、無端帯状体を出退駆動しても外方載置部側の部材との干渉が問題とならないようにすることができるのみならず、巻掛回転体の設置個数も最少とすることが可能であり、更に、移載搬送方向に並べて備えられる一つの搬送駆動手段にて送り駆動できるものとなって、物品移載装置の一層の組み立て調整の簡単化や装置構成の簡素化を図ることができる。
【0010】
又、上記請求項3記載の構成を備えることにより、無端帯状体を支持する巻掛回転体の支軸は、巻掛回転体の上方側においてのみ基枠に支持され、基枠に対して上方側から片持ちで支持されることになる。
従って、無端帯状体の上下方向での存在位置を極力下方に位置させて、物品の下端近くを挟持することが可能となり、もって無端帯状体の送り駆動による物品の移載搬送を円滑に行うことができる。
【0011】
又、上記請求項4記載の構成を備えることにより、無端帯状体を挟持状態と挟持解除状態とに切換えるについて、複数の巻掛回転体を支持する一対の基枠を案内レールにて接近離間方向に移動案内させるのであるが、その案内レールは基枠の長手方向略中央部を支持し、又、基枠における案内レールによる支持箇所の近くを接近離間方向に移動駆動操作するように挟持駆動装置を設けるので、巻掛回転体を支持する一対の基枠を安定性良く接近離間方向に移動させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の物品移載装置を物品保管設備に適用した場合の実施の形態を図面に基づいて説明する。
物品保管設備LSは、図1に示すように、物品の一例としてのコンテナCを収納保管するための設備であり、一対の収納棚2A,2Bと、その一対の収納棚2A,2Bに挟まれる空間を走行通路とするスタッカクレーン3と、一対の収納棚2A,2Bの長手方向一側部に配置されて、収納棚2A,2Bに対して入出庫するコンテナCを載置する一対の荷受け台4と、スタッカクレーン3に対する入出庫の指示並びに収納しているコンテナCの管理等を行う棚管理装置5とが備えられて構成されている。
【0013】
収納棚2A,2Bは、鉛直方向に立設された長尺状の複数本の支柱6と、これら支柱6間に亘って連結固定された横梁7、並びに、必要に応じて配設された複数本のブレース8等によって枠組みされ、横梁7上に物品載置板9が固定されている。隣合う支柱6間の物品載置板9上には、収納棚横方向に3つのコンテナCを並べて収納できるように構成されている。
スタッカクレーン3は、走行台車10と、走行台車10に立設された一対のマスト11と、その一対のマスト11の上端部を連結する連結枠11aと、一対のマスト11に昇降案内される昇降台12とが設けられ、走行台車10が走行通路の床面上に敷設された走行レール13に案内されると共に、連結枠11aが天井側に配置された案内レール14に案内されて走行移動する。
【0014】
昇降台12には、収納棚2A,2B及び荷受け台4との間でコンテナCの移載を行う物品移載装置LTが備えられている。
物品移載装置LTは、平面図である図2に示すように、コンテナCを載置支持する一対の載置板30aを移載搬送方向に並べて備えた本体載置部30と、コンテナCを挾持しながら移載搬送方向に搬送する挟持搬送装置CTとが備えられて構成されている。従って、物品移載装置LTは、上記本体載置部30に対する外方載置部OTに相当する収納棚2A,2Bの物品載置板9及び荷受け台4が、本体載置部30を挟んで移載搬送方向の両側に位置するものとなり、本体載置部30と何れの側に位置する外方載置部OTとの間でもコンテナCを移載搬送できるように構成されている。
【0015】
挟持搬送装置CTには、図3乃至図6に示すように、昇降台12の下部フレーム12aに固定されたベースフレーム20と、そのベースフレーム20の両側端に備えられた案内レール20aにて移載搬送方向に案内されるスライド台21とが設けられ、スライド台21には、無端帯状体としての搬送ベルト22を支持する一対の基枠23が移載搬送方向と直交する方向(移載搬送方向視での左右方向)に移動駆動操作自在に一対に備えられると共に、上述の一対の載置板30aが側枠30bを介して固定取付けされている。
スライド台21は、図4に示すように、ベースフレーム20の下面側に取付けられた出退駆動用モータM1と、その出退駆動用モータM1に駆動される駆動プーリ31と、一対のテンションプーリ32と、ベースフレーム20における移載搬送方向両端位置に配置された遊転プーリ33と、これら各プーリに掛け回されて、端部がスライド台21の移載搬送方向両端部に固定された出退用タイミングベルト34にて構成される出退駆動手段RMにて移載搬送方向に出退駆動される。
【0016】
搬送ベルト22を支持する基枠23は、図5に示すように、それの長手方向中央部から下方に延びる支持部23aを、移載搬送方向と直交する方向(移載搬送方向視での左右方向であり、図5において紙面に垂直方向)に移動自在に案内する一対の案内レール24と、一対の基枠23を接近離間方向に移動駆動操作する挟持駆動装置SDとを備えて構成される挟持状態切換手段SSにて、それらの接近離間方向に移動駆動される。挟持駆動装置SDは、図8に示すように、スライド台21に固定されて、一対の基枠23を接近離間方向に移動駆動するための挟持駆動用モータM2と、挟持駆動用モータM2に回動駆動される挟持駆動用プーリ25と、遊転プーリ26と、これらのプーリに掛け回されると共に一対の基枠23夫々の支持部23aの移載搬送方向の外方側の側面に固定される挟持駆動用タイミングベルト27とを備えて構成されている。
つまり、挟持駆動用モータM2を作動させて、一対の基枠23すなわちその基枠23に夫々支持されて移載搬送方向視で左右方向の両側に配置される搬送ベルト22が互いに接近する方向に移動駆動することにより、コンテナCの移載搬送方向に沿う左右両側面を挟持する挟持状態と、上記左右の搬送ベルト22を互いに離間させてその挟持を解除する挟持解除状態とに切換えるのである。又、案内レール24は基枠23の長手方向略中央部を支持しており、挟持駆動装置SDは、基枠23における案内レール24による支持箇所の近くを移動駆動操作するものとしてある。
【0017】
搬送ベルト22は、図2及び図5に示すように、移載搬送方向視での左右方向夫々の基枠23について、移載搬送方向で略同幅を有するもの移載搬送方向に二つ連ねて設けられ、夫々の搬送ベルト22は一対の巻掛回転体RRに巻回支持され、この一対の巻掛回転体RRのうち移載搬送方向で内方側に位置するのが駆動側プーリ40であり、移載搬送方向で外方側端部に位置するのが遊転プーリ41である。
駆動側プーリ40は、図10にも示すように、ベアリングを介して基枠23に回動自在に支持される回転軸40aの下端部に固定され、遊転プーリ41は、図9にも示すように、基枠23に固定されている支持軸41aの下端側にベアリングを介して回動自在に取付けられ、何れのプーリ40,41も、それらの支軸すなわち回転軸40a並びに支持軸41aが、プーリ40,41の上方側においてのみ基枠23に支持されている。
駆動側プーリ40及び遊転プーリ41には、それの外周面の上下方向中央位置に周方向に凹溝40b,41bが形成され、それに対応して搬送ベルト23の内方側の面に凸条23aが形成されて、凹溝40b,41bと凸条23aとの係合により搬送ベルト23の抜け止めをしている。
【0018】
搬送ベルト22の送り駆動する搬送駆動手段TDは、図7及び図8に示すように、平面視(図8参照)で基枠23を案内する一対の案内レール24の間で且つそれらと平行に配置されるスプライン軸42と、そのスプライン軸42を回転駆動する搬送駆動用モータM3と、スプライン軸42と嵌合してスプライン軸42の長手方向に移動可能な移動回転体43と、その移動回転体43とベベルギヤ機構44を介して連動連結され且つ基枠23に縦軸心周りに回動自在に支持される駆動軸45と、その駆動軸45の上端部と駆動側プーリ40の回転軸40aの上端部に亘って取付けられて、駆動軸45と二つの回転軸40aとを連動連結するギヤ連結機構46と、上述の駆動側プーリ40及び遊転プーリ41とが備えられて構成されている。従って、ギヤ連結機構46によって、移載搬送方向に並べて配置される搬送ベルト22を巻回支持するプーリのうち移載搬送方向で内方側寄りのもの、より具体的には、二つの搬送ベルト22が隣り合う側の端部の駆動側プーリ40を一体に回動駆動するように構成されており、又、搬送駆動用モータM3の回転駆動力によって移載搬送方向視で左右の搬送ベルト22を送り駆動するように構成されている。
【0019】
次に、上記構成の物品移載装置LTの動作を、図12に基づいて、概略的に説明する。
物品移載装置LTの動作は、図11のブロック構成図に示すように、移載制御装置50によって制御され、その移載制御装置50には、スライド台21の移動によって、搬送ベルト22の先端部が収納棚2A,2Bの内方に入り込んだ突入位置に位置したことを検出する突入位置検出センサ51、スライド台21がその移動範囲の略中央位置すなわちスライド台21が移載搬送方向において昇降台12の略中央位置となる引退位置に位置したことを検出する引退位置検出センサ52、並びに、コンテナCの移載搬送方向における中央位置が物品移載装置LTの載置板30a上の中央位置(スプライン軸42の直上位置)に位置したことを検出する定位置センサ53の検出情報が入力される。
【0020】
収納棚2A,2Bの物品載置板9との間でコンテナCを移載するときは、その物品載置板9の上面と物品移載装置LTの載置板30aの上面とが面一となり、且つ、収納棚横方向における、収納棚2A,2Bの物品載置板9におけるコンテナCの載置位置の中心と物品移載装置LTの載置板30aの中心とが一致するように、スタッカクレーン3の走行台車10の停止位置及び昇降台12の昇降位置が調整される。
上述のように、スタッカクレーン3の走行台車10及び昇降台12を停止させた後、収納棚2A,2Bの物品載置板30a上のコンテナCを昇降台12側へ移載するときは、図12(イ)に示すように、突入位置検出センサ51の検出情報に基づいて出退駆動用モータM1を作動させて物品移載装置LTのスライド台21を収納棚2A,2B側に移動させ、搬送ベルト22における収納棚側の端部が収納棚2A,2Bの内方に入り込んだ突入位置に位置させる。
この搬送ベルト22の突入位置への移動の際は、移載方向視で左右の搬送ベルトの間隔は、コンテナCの幅よりも若干幅広となる程度に離間しており、搬送ベルト22の先端部は、物品載置台30aにおいて隣り合うコンテナCの間の隙間に位置することになる。
【0021】
搬送ベルト22が突入位置に移動すると、図12(ロ)に示すように、挟持駆動用モータM2を作動させて、移載搬送方向視で左右の搬送ベルト22を互いに接近方向に移動させ、搬送ベルト22にてコンテナCの側面を挟持する状態とする。
コンテナCの側面を挟持すると、図12(ハ)に示すように、定位置センサ53の検出情報に基づいて搬送駆動用モータM3を作動させて搬送ベルト22によりコンテナCを載置板30a上に引き込むと共に、引退位置検出センサ52の検出情報に基づいて出退駆動用モータM1を作動させて搬送ベルト22が収納棚2A,2Bから抜け出た引退位置に移動させ、コンテナCの昇降台12への移載が完了する。
一方、物品移載装置LTの載置板30a上に載置しているコンテナCを収納棚2A,2Bへ移載するときは、上述の移載動作の逆の動作となる。
【0022】
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
▲1▼ 上記実施の形態では、物品Cを挟持する無端帯状体として断面が略平板状の搬送ベルト22を例示しているが、断面が略V字状のものを使用しても良いし、あるいは、無端帯状体としてチェーンをしても良い。尚、この場合は、巻掛回転体としてスプロケットを用いる。
▲2▼ 上記実施の形態では、物品移載装置LTを、物品保管設備LSにおけるスタッカクレーン3に用いる場合を例示しているが、例えば、いわゆる無人搬送車に搭載する等、種々の用途に適用できる。
▲3▼ 上記実施の形態では、一つの基枠23には、二つの搬送ベルト22を備える構成を例示しているが、三つの搬送ベルト22を備えるものとしても良い。この場合でも、図13に示すような構成に比べて、搬送ベルトを支持する巻掛回転体の数を減じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる物品保管設備の一部切り欠き外観斜視図
【図2】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の平面図
【図3】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の要部平面図
【図4】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の要部側面図
【図5】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の側面図
【図6】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の正面図
【図7】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の正面視による要部断面図
【図8】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の要部平面図
【図9】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の要部断面図
【図10】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の要部断面図
【図11】本発明の実施の形態にかかるブロック構成図
【図12】本発明の実施の形態にかかる物品移載装置の動作説明図
【図13】従来技術の説明図
【符号の説明】
CT 挟持搬送装置
OT 外方載置部
RM 出退駆動手段
RR 巻掛回転体
SD 挟持駆動装置
SS 挟持状態切換手段
TD 搬送駆動手段
22 無端帯状体
23 基枠
24 案内レール
30 本体載置部
40a,41a 支軸

Claims (4)

  1. 物品を載置支持する本体載置部と、
    移載される物品における移載搬送方向に沿う左右両側面を挟持して、前記本体載置部と、その本体載置部を挟んで前記移載搬送方向の何れの側に位置する外方載置部との間でも物品を移載搬送可能な挟持搬送装置とが設けられ、
    前記挟持搬送装置は、複数の巻掛回転体に巻回支持された無端帯状体と、その無端帯状体を送り駆動する搬送駆動手段と、前記無端帯状体を前記移載搬送方向と直交する方向に移動操作することにより、物品を挟持する挟持状態と、その挟持を解除する挟持解除状態に切換える挟持状態切換手段と、無端帯状体における外方載置部側の端部を前記外方載置部の内方に入り込んだ突入位置とその外方載置部から抜け出た引退位置とに移載搬送方向に移動させる出退駆動手段とが設けられて構成されている物品移載装置であって、
    前記無端帯状体は、前記移載搬送方向に沿って複数連ねて設けられ、
    前記搬送駆動手段は、前記複数の無端帯状体を巻回支持する巻掛回転体のうち、前記移載搬送方向で内方側寄りの巻掛回転体を回動駆動するように構成され
    前記出退駆動手段が、ベースフレームに対してスライド台を前記移載搬送方向に出退駆動させるように構成され、
    前記スライド台に、前記本体載置部、前記無端帯状体、および、前記搬送駆動手段が支持されている物品移載装置。
  2. 前記無端帯状体は、前記移載搬送方向で略同幅を有する二つの無端帯状体を前記移載搬送方向に並べて設けられ、
    前記搬送駆動手段は、前記二つの無端帯状体を巻回支持する巻掛回転体のうち、二つの無端帯状体が隣り合う側の端部の巻掛回転体を一体に回動駆動するように構成されている請求項1記載の物品移載装置。
  3. 前記巻掛回転体の支軸が、前記巻掛回転体の上方側においてのみ基枠に支持されて構成されている請求項1又は2記載の物品移載装置。
  4. 前記挟持状態切換手段は、前記複数の巻掛回転体を支持する一対の基枠の長手方向略中央部を支持して接近離間方向に案内する案内レールと、前記基枠における前記案内レールによる支持箇所の近くを前記接近離間方向に移動駆動操作する挟持駆動装置とが設けられて構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品移載装置。
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