JP2009285669A - 溶接方法および燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁における筒体と弁座部材との溶接において、弁座部材の弁座面の熱変を小さくするとともに、筒体と弁座部材との接合強度を高くする。
【解決手段】筒体5の内部に、弁座面が形成された筒状の弁座部材を挿入して、2つのエネルギー印加ヘッド204,205によって筒体5の外側から筒体5に熱エネルギーを印加して筒体5と弁座部材とを筒体5の周方向に沿って環状に溶接する溶接方法であって、筒体5の周方向で異なる2箇所であって且つ筒体5の軸方向で異なる2箇所に熱エネルギーを印加して筒体5および弁座部材における筒体5の軸方向での異なる2箇所を溶接する。
【選択図】図6

Description

本発明は、溶接方法および燃料噴射弁に関する。
従来、燃料噴射弁として、内部を燃料が流通する筒体と、この筒体に挿入された状態で筒体に溶接された筒状の弁座部材と、この弁座部材の内周面に環状に形成された弁座面に離着座可能な弁体と、を備え、弁体と弁座面との間を通過した燃料を噴射する燃料噴射弁がある。
このような燃料噴射弁においては、筒体と弁座部材との溶接によって弁座部材が熱変形して弁座面の形状精度が低下すると、弁体が着座した状態で弁体と弁座面との間から燃料が漏れるおそれがある。
ここで、筒体と弁座部材との溶接方法として、レーザ光を出射する光学ヘッドを、筒体の外周面において筒体の中心軸と直交する平面上の周方向の2箇所に配置して、これら光学ヘッドから筒体の外周面の2箇所にレーザ光を照射しつつ、筒体を回転させて、筒体と弁座部材を周方向に溶融して全周溶接する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−321077号公報
しかしながら、記従来の溶接方法では、筒体と弁座部材とを筒体の軸方向での1箇所しか溶接をしないため、筒体と弁座部材との接合強度が低いという問題がある。
また、筒体と弁座部材との溶接においては、弁座部材の弁座面の熱変形が小さいことが望ましい。
そこで、本発明は、燃料噴射弁における筒体と弁座部材との溶接において、弁座部材の弁座面の熱変形を小さくするとともに、筒体と弁座部材との接合強度を高くすることを目的とする。
本発明の第1の態様は、燃料噴射弁に設けられ内部を燃料が流通可能な筒体の内部に、内周面に弁座面が形成された弁座部材を挿入して、エネルギー印加ヘッドによって前記筒体の外側から前記筒体に熱エネルギーを印加して前記筒体と前記弁座部材とを前記筒体の周方向に沿って溶接する溶接方法において、前記エネルギー印加ヘッドを2個用い、前記筒体の周方向で異なる2箇所であって且つ前記筒体の軸方向で異なる2箇所に熱エネルギーを印加して前記筒体と前記弁座部材とを溶接することを特徴とする。
本発明の第2の態様は、燃料噴射弁に設けられ内部を燃料が流通可能な筒体の内部に、内周面に環状の弁座面が形成された筒状の弁座部材を挿入して二重筒体を形成し、エネルギー印加ヘッドによって前記筒体の外側から前記二重筒体に熱エネルギーを印加して前記筒体と前記弁座部材とを前記筒体の周方向に沿って環状に溶接する溶接方法において、前記エネルギー印加ヘッドを2個用い、前記二重筒体における前記筒体の周方向で異なる2箇所であって且つ前記筒体の軸方向で異なる2箇所に熱エネルギーを印加しながら前記二重筒体を前記エネルギー印加ヘッドに対して相対回転させて、各前記エネルギー印加ヘッドの熱エネルギーによる前記二重筒体の熱歪みを相互に打ち消し合いながら前記筒体および前記弁座部材における前記筒体の軸方向での異なる2箇所を溶接することを特徴とする。
本発明の第3の態様は、内部を燃料が流通する筒体と、内周面に弁座面が形成され前記筒体に挿入された弁座部材と、前記弁座面に離着座可能な弁体と、前記弁体を前記弁座面に離着座させる駆動部と、前記弁体と前記弁座面との間を通過した燃料を噴射する噴射部と、を備える燃料噴射弁において、前記筒体と前記弁座部材とが前記第1又は第2の態様の溶接方法によって溶接されたことを特徴とする。
本発明によれば、エネルギー印加ヘッドを2個用い、筒体の周方向で異なる2箇所であって且つ筒体の軸方向で異なる2箇所に熱エネルギーを印加して筒体および弁座部材における筒体の軸方向での異なる2箇所を溶接することにより、筒体と弁座部材の接合面積が広がり接合強度を高めつつ、溶接一箇所当たりの溶け込み量を低くすることができるため、弁座面の熱変形を小さくすることができる。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態の燃料噴射弁は、四輪車や二輪車などの車両に搭載される内燃機関に用いられる燃料噴射弁への適用例である。以下の説明では、便宜上、燃料噴射弁において燃料を噴射する端部を燃料噴射弁の先端部(軸方向の先端部)、燃料噴射弁に燃料配管から燃料が供給される端部を燃料噴射弁の基端部(軸方向の基端部)と称することにする。また、説明において単に軸方向という場合は、燃料噴射弁の軸方向を指す。図1は、本実施形態にかかる燃料噴射弁を内燃機関と共に示す断面図、図2は、本実施形態にかかる燃料噴射弁を示す断面図(軸方向に沿った断面図)、図3は、本実施形態にかかる燃料噴射弁の先端部を示す断面図(軸方向に沿った断面図)、図4(a)は、本実施形態にかかる筒体と弁座部材との溶接を説明するための説明図、図4(b)は、筒体と弁座部材との溶接の変形例を説明するための説明図、図4(c)は、筒体と弁座部材との溶接の比較例を説明するための説明図である。
図1に示すように、燃料噴射弁1は、その基端部が接続配管101を介して燃料配管103に接続される一方、その先端部が内燃機関105の挿入口105aに挿嵌される。ここで、本実施形態では、挿入口105aは、内燃機関105の吸気管105bに形成されている。燃料噴射弁1から噴射された燃料は、吸気弁105cが開弁することで開放されたエンジンブロック105dのシリンダ105e内に供給されるようになっている。即ち、本実施形態の燃料噴射弁1は、吸気管105bに燃料を噴射する低圧用のものである。
図2に示すように、燃料噴射弁1は、内部に流路3が形成され内部を燃料が流通する略円筒状の金属製の筒体5と、この筒体5の先端部の内部に設けられて流路3を開閉する弁部7と、この弁部7を駆動する駆動部9と、を備えている。
筒体5は、例えば、磁性を有するステンレス等の金属素材に深絞り加工等のプレス加工を施すことにより、段差を有する比較的薄肉の金属管として形成されている。この筒体5には、その基端側に大径部5aが形成されるとともに、その先端側に大径部5aよりも小径な小径部5bが形成されている。筒体5の基端部は、接続配管101に挿入され、筒体5の基端部の外周面には、筒体5と接続配管101との隙間を塞いでそれらの間の液密および気密を確保するOリング11が外挿されている。そして、筒体5の内部には、フューエルポンプ(図示せず)から圧送され燃料配管103内を流れた燃料が接続配管101を介して供給され、供給された燃料は、流路3に沿って筒体5の基端部から先端部に向けて流れるようになっている。
筒体5の基端部には、燃料を濾過する燃料フィルタ13が装着されている。燃料フィルタ13は、筒体5の大径部5aの内部に圧入された筒状の芯金13aと、筒体5よりも軟質な樹脂材料、例えばナイロン、フッ素樹脂等を用いて芯金13aと一体に形成されたフレーム13bと、このフレーム13bに取り付けられて燃料を濾過するメッシュ状のフィルタ本体13cと、を備えている。
弁部7は、図2および図3に示すように、筒体5の先端部の内部に配置されて筒体5に固定された金属製の弁座部材15と、筒体5の内部に配置された金属製の弁体17と、を備えている。
弁座部材15は、図3に示すように、内周面に弁座面15bを有し燃料流通方向下流に向かうに従い肉厚が厚くなる筒状に形成され、軸方向に弁体用孔15aが貫通形成されている。そして、この弁体用孔15aの内部に弁体17が軸方向に移動可能に収容されている。弁体用孔15aの内周面には、円環状の弁座面15bが形成されている。
弁座部材15は、詳しくは、当該弁座部材15の下流部に位置し内周面に弁座面15bを有し下流に向うに従い内径が小さくなる第1の筒部15dと、当該弁座部材15の上流部に位置し即ち第1の筒部15dよりも上流側に位置して当該弁座部材15の入口を構成し下流に向うに従い内径が小さくなる第2の筒部15eと、第1の筒部15dおよび第2の筒部15eを接続した第3の筒部15fと、を有している。第3の筒部15fは、内径および外径が軸方向のどの部分でも略一定な円筒状に形成されている。そして、弁体用孔15aの先端部(下流部)には、第1の筒部15dの下流部に接続した筒状の出口部15cが形成されている。
この弁座部材15は、筒体5の外側からの全周レーザ溶接によって筒体5に固定されている。この溶接は、詳しくは後述するが、隣合う溶接痕19,20同士が互いに離間するように筒体5の軸方向に沿って互いに離間させて2箇所行われている。なお、図中、黒三角が溶接痕を示している。ここで、本実施形態では、図3および図4(a)に示すように、これら2箇所の溶接のうち弁座面15bに近い方の溶接(溶接痕20の方の溶接)における弁座部材15の溶融量を、2箇所の溶接のうち弁座面15bに遠い方の溶接(溶接痕19の方の溶接)における弁座部材15の溶融量よりも小さくしてある。なお、これらの溶接による弁座部材15の合計溶融量は、図4(c)に比較例として示す筒体5と弁座部材15とを筒体5の軸方向の1箇所のみで溶接(溶接痕302で示す溶接)した場合のその溶接による弁座部材15の溶融量よりも、小さい。なお、筒体5と弁座部材15との溶接は、図4(a)に示すものに限ることなく、例えば、図4(b)に示すように、2箇所の溶接におけるそれぞれの弁座部材15の溶融量を相互に同じくしても良い。この場合もこれらの溶接による弁座部材15の合計溶融量は、図4(c)に示す比較例での弁座部材15の溶融量よりも、小さい。この弁座部材15は、筒体5とによって二重筒体50を形成している。
弁座部材15の先端には、噴射部としてのノズルプレート21が弁体用孔15aを覆って固定されている。ノズルプレート21には、オリフィスとしての複数の噴射孔21aが形成されており、この噴射孔21aが内燃機関105の吸気管105b内に開口している。そして、ノズルプレート21は、弁座面15bと弁体17との間を通過した燃料を噴射孔21aから噴射する。ノズルプレート21は、例えばステンレス等の金属によって形成され、噴射孔21aを囲繞する円環状のレーザ溶接によって弁座部材15に固定されている。この溶接箇所(溶接痕)は、図3中に符号23で示してある。
弁体17は、図2および図3に示すように、球状に形成されて、弁座面15bに離着座可能となっている。弁体17は、駆動部9の駆動力によって弁座部材15の弁座面15bに着座する着座位置(図3の位置)と、弁座部材15の弁座面15bから離座する開弁位置(図示せず)との間で軸方向に往復駆動される。
駆動部9は、電磁アクチュエータであり、弁部7のうち具体的には弁体17を駆動するようになっている。駆動部9は、図2に示すように、筒体5の内部に配置されて筒体5に固定された固定鉄心(コア筒)25と、筒体5の内部において固定鉄心25の先端側に配置され軸方向に移動可能な可動鉄心(アンカ)27と、固定鉄心25および可動鉄心27の外側の位置で筒体5に外挿された電磁コイル29と、この電磁コイル29の内周側に配置されたボビン31と、電磁コイル29の外周側に配置されたヨーク33と、を備えている。これら固定鉄心25、可動鉄心27、電磁コイルおよびヨーク33は、閉磁路を形成する。
固定鉄心25は、磁性金属材料によって軸方向に延びる筒状に形成されている。固定鉄心25は、筒体5の小径部5bに圧入されており、その先端面は、燃料噴射弁1が閉弁状態の場合には、可動鉄心27の基端面に比較的小さな隙間δをあけて対面する。固定鉄心25には、軸方向に延在するアジャスタ筒体35が嵌挿されており、固定鉄心25に流入した燃料は、アジャスタ筒体35の内部を経由して、固定鉄心25から流出するようになっている。即ち、固定鉄心25およびアジャスタ筒体35は、流路3の一部を形成している。
可動鉄心27は、磁性金属材料によって軸方向に延びる段付き筒状に形成されており、固定鉄心25に対向する大径部27aと、この大径部27aよりも小径に形成され大径部27aの端部から燃料噴射弁1の先端側へ突出する小径部27bと、を備えている。可動鉄心27の先端部には弁体17が溶接によって固定されており、かかる構造によって、弁体17が可動鉄心27と一体に移動するようになっている。可動鉄心27の大径部27aには、固定鉄心25に向けて開口した凹部27cが形成されており、小径部27bには、凹部27cに連通した開口部27dが側面に形成されている。また、可動鉄心27の小径部27bが外周面と筒体5の内周面との間には、背圧室37が形成されている。かかる構造の可動鉄心27では、固定鉄心25から凹部27cに流入した燃料が開口部27dから背圧室37へ流出するようになっている。即ち、可動鉄心27は、流路3の一部を形成している。
可動鉄心27と固定鉄心25との間には、駆動部9を構成する付勢部材としてのコイルバネ39が圧縮状態で介在している。コイルバネ39は、可動鉄心27の凹部27cに挿入された状態で、その一端部(基端部)がアジャスタ筒体35の先端面に当接している一方、その他端部(先端部)が凹部27cの底面に当接している。このコイルバネ39は、可動鉄心27および弁体17を弁体17の閉弁方向に付勢しており、弁体17を弁座面15bに着座させる。
ヨーク33は、段付き筒状に形成されており、電磁コイル29の外周を覆う大径部33aと、この大径部33aよりも小径に形成され大径部33aの端部から燃料噴射弁1の先端側へ突出する小径部33bと、を備えている。ヨーク33は、その小径部33bが筒体5の小径部5bに圧入されて固着されている。
ボビン31は、樹脂材料によって筒状に形成されて筒体5に外挿されている。このボビン31に電磁コイル29が巻装された状態で電磁コイル29が筒体に外挿されている。電磁コイル29には、コネクタ41に設けられたピン43および導電経路45を介して外部電源(図示せず)からの電力が供給されるようになっている。
かかる構成の駆動部9では、電磁コイル29が通電されていない場合には、コイルバネ39の付勢力によって弁体17が弁座面15bに着座した状態が維持される(閉弁状態)。この場合、固定鉄心25と可動鉄心27との間には、軸方向に隙間δが形成されている。一方、電磁コイル29が通電されると、電磁コイル29、固定鉄心25、可動鉄心27およびヨーク33によって閉磁路が形成され、これにより、可動鉄心27に固定鉄心25へ向う方向の磁力が作用する。この磁力によって、可動鉄心27がコイルバネ39の付勢力に抗して固定鉄心25に引き寄せられ、可動鉄心27と一体となって移動する弁座部材15が弁座面15bから離座する(開弁状態)。
また、駆動部9のヨーク33の小径部33bには、Oリング46が外挿されており、このOリング46が、内燃機関105の挿入口105aの内周面とヨーク33の外周面との隙間を塞いで、それらの間の液密および気密を確保する。
また、燃料噴射弁1は、筒体5の中間部を被覆するカバー47と筒体5の先端部を被覆するプロテクタ49とを備えている。カバー47は、例えば樹脂製であり、筒体5の外周側に、ヨーク33や、電磁コイル29等を組み付けた状態で射出成形することによって形成される。カバー47は、コネクタ41と一体成形されているとともに、このカバー47内に導電経路45が形成されている。プロテクタ49は、円筒状に形成されて筒体5の先端部に外装され、筒体5の先端部を保護している。
かかる構成の燃料噴射弁1において、電磁コイル29が通電されて、弁体17が離座して開弁状態となると、筒体5内に供給された燃料は、流路3を流下する。即ち、燃料は、燃料フィルタ13で濾過された後、固定鉄心25および可動鉄心27を経由して背圧室37に流入し、背圧室37から開弁時弁体17と弁座部材15の弁座面15bとの間に形成される隙間を通過して、ノズルプレート21の噴射孔21aから噴射される。
次に、燃料噴射弁1における筒体5と弁座部材15との溶接方法について詳しく説明する。ここで、図5は、本実施形態にかかるレーザ溶接装置を概略的に示す平面図、図6は、本実施形態にかかるレーザ溶接装置の2つのレーザヘッドと筒体との位置関係を示す側面図、図7は、本実施形態にかかる筒体と弁体とが溶接された状態の燃料噴射弁の先端部を示す断面図(軸方向に沿った断面図)、図8は、本実施形態にかかる筒体の溶接痕を示す斜視図である。
筒体5と弁座部材15との溶接は、図5に示す溶接装置としてのレーザ溶接装置201を用いて行われる。レーザ溶接装置201は、レーザ光を発振するレーザ発振器202と、レーザ発振器202によって発振されたレーザ光を2つのレーザ光に分光する分光器203と、エネルギー印加ヘッドであって分光器203で分光されたレーザ光を出射する第1および第2のレーザヘッド204,205と、ワークを第1および第2のレーザヘッド204,205に対して回転させる図示しない回転装置と、を備えている。
分光器203は、第1のミラー203aと、第2のミラー203bと、ビームスプリッタ203cと、第3のミラー203dと、を備えている。ビームスプリッタ203cは、入射されたレーザ光を強さ1:1の2つのレーザ光に分けるハーフミラーである。即ち、ビームスプリッタ203cで分光された各レーザ光は、分光される前のレーザ光の50%の強さとなっている。この分光器203は、レーザ発振器202から出射されたレーザ光を第1のミラー203aおよび第2のミラー203bによってビームスプリッタ203cに導きビームスプリッタ203cによってレーザ光を分光する。そして、ビームスプリッタ203cで分光した一方のレーザ光は、第3のミラー203dで反射された後、図示しないケーブル等を介して第1のレーザヘッド204に入射され、ビームスプリッタ203cで分光した他方のレーザ光は、図示しないケーブル等を介して第2のレーザヘッド205に入射される。
図5および図6に示すように、第1および第2のレーザヘッド204,205は、入射されたレーザ光を1点に収束させてワークである二重筒体50に照射するようになっている。
第1のレーザヘッド204は、出射したレーザ光A1の光軸が筒体5の軸心と直交する第1の平面上に位置するとともに筒体5の軸心を通る位置に、配置されている。また、第2のレーザヘッド204は、出射したレーザ光A2の光軸が筒体5の軸心と直交する第2の平面上に位置するとともに筒体5の軸心を通る位置に、配置されている。これら第1の平面と第2の平面とは筒体5の軸方向で離間した相互に平行な面である。そして、第1および第2のレーザヘッド204,205は、それらのレーザヘッド204,205による2つの溶接の溶接痕19,20同士が離間するように配置されている。ここで、図7に示すように、レーザヘッド204,205による2つの溶接の溶接痕19,20同士の間の間隔をwとすると、0<w≦0.9mmとなるように、第1および第2のレーザヘッド204,205が配置されているのが好適である。また、これら第1および第2のレーザヘッド204,205は、それらが出射した2つのレーザ光A1,A2の光軸方向同士が相互に異なるように、配置されている。ここで、レーザヘッド204,205が出射した2つのレーザ光A1,A2の光軸間の角度θ(図5参照)は、70度〜110度の間であることが好適である。
このレーザ溶接装置201を用いての筒体5と弁座部材15との溶接では、まず、筒体5の内部に弁座部材15を挿入して二重筒体50を形成する。そして、図6および図7に示すように、第1および第2のレーザヘッド204,205によって筒体5の外側から二重筒体50にレーザ光A1,A2を照射することで熱エネルギーを印加して筒体5と弁座部材15とを筒体5の周方向に沿って環状に2箇所に溶接する。詳しくは、上述した第1および第2のレーザヘッド204,205の配置によって、レーザ溶接装置201は、二重筒体50における筒体5の周方向で異なる2箇所であって且つ筒体5の軸方向で異なる2箇所にレーザ光A1,A2による熱エネルギーを印加しながら二重筒体50を第1および第2のレーザヘッド204,205に対して回転装置によって相対回転させて、各レーザヘッド204,205のレーザ光A1,A2の熱エネルギーによる二重筒体50の熱歪みを相互に打ち消し合いながら筒体5および弁座部材15における筒体5の軸方向での異なる2箇所を溶接する。ここで、図8に溶接後の筒体5を示してある。
この溶接では、各レーザヘッド204,205による2箇所の溶接のうち弁座面15bに近い方の溶接(第2のレーザヘッド205による溶接)における弁座部材15の溶融量を、2箇所の溶接のうち弁座面15bに遠い方の溶接(第1のレーザヘッド204による溶接)における弁座部材15の溶融量よりも少なくしている。これは、例えば第1のレーザヘッド204の焦点の位置よりも第2のレーザヘッド205の焦点の位置を弁座部材15の中心軸から遠くすることによって実現できる。
また、本実施形態では、この第1および第2のレーザヘッド204,205による2箇所の溶接は、弁座部材15の第2の筒部15eに行っている。即ち、弁座面15bの燃料流通方向上流側に位置する弁座部材15の上流部に第1および第2のレーザヘッド204,205による2箇所の溶接を行なっている。
ここで、上記溶接にかかる実験結果を図9および図10を参照して説明する。図9は、本実施形態にかかる溶接痕の間隔と弁座面の真円度の変化量との関係を示すグラフ、図10は、本実施形態にかかる2つのレーザ光間の角度と弁座面の真円度の変化量との関係を示すグラフである。
第1および第2のレーザヘッド204,205が出射した2つのレーザ光A1,A2の光軸間の角度θ(図5参照)が70度の場合の溶接痕19,20の間隔w(mm)と弁座面15bの真円度(μm)の変化量との関係を調べ、その結果を図9に示した。このとき、比較例としてのレーザヘッドを一つだけ用いて一つの環状溶接を二重筒体50に行なった。この比較例の溶接前後の弁座面15bの真円度変化量(溶接後の弁座面15bの真円度−溶接前の弁座面15bの真円度)は、0.073μmであった。そして、本実施形態では、溶接痕19,20の間隔wが、少なくとも0≦w≦0.9mmの範囲では、比較例よりも溶接前後の弁座面15bの真円度変化量が大幅に小さくなるという結果を得た。なお、ここで説明する数値は、特に説明しない限り、複数回の実験結果の平均値である。
また、第1および第2のレーザヘッド204,205が出射した2つのレーザ光A1,A2の光軸間の角度θと弁座面15bの真円度変化量との関係を比較例とともに調べ、その結果を図10に示した。本実施形態の溶接は、第1および第2のレーザヘッド204,205に対する溶接痕19,20の間隔wが0.3(mm)の場合の結果である。この倍の比較例も、図9における比較例と同じである。
以上説明した本実施形態によれば、エネルギー印加ヘッド(レーザヘッド204,205)を2個用い、筒体5の周方向で異なる2箇所であって且つ筒体5の軸方向で異なる2箇所に熱エネルギーを印加して筒体5および弁座部材15における筒体5の軸方向での異なる2箇所を溶接することにより、筒体5と弁座部材15の接合面積が広がり接合強度を高めつつ、溶接一箇所当たりの溶け込み量を低くすることができるため、弁座面15bの熱変形を小さくすることができる。
また、本実施形態によれば、エネルギー印加ヘッドであるレーザヘッド204,205を2個用い、二重筒体50における筒体5の周方向で異なる2箇所であって且つ筒体5の軸方向で異なる2箇所に熱エネルギーを印加しながら二重筒体50をレーザヘッド204,205に対して相対回転させて、筒体5および弁座部材15における筒体5の軸方向での異なる2箇所を溶接することにより、二重筒体50に筒体5の軸方向で異なる2箇所に溶接がされるので、二重筒体50に筒体5の1箇所にしか溶接がされない場合に比べて、溶接の幅が大きくなり、その分、筒体5と弁座部材15との接合強度を高くすることができる。また、このとき、二重筒体50における筒体5の周方向で異なる2箇所であって且つ筒体5の軸方向で異なる2箇所に熱エネルギーを印加しながら二重筒体50をレーザヘッド204,205に対して相対回転させて、各レーザヘッド204,205の熱エネルギーによる二重筒体50の熱歪みを相互に打ち消し合いながら溶接するので、弁座部材15の弁座面15bの熱変形を小さくすることができる。
また、本実施形態では、第1および第2のレーザヘッド204,205による2箇所の溶接のうち弁座面15bに近い方の溶接(第2のレーザヘッド205による溶接)における弁座部材15の溶融量(以後、第1の溶融量ともいう)を、2箇所の溶接のうち弁座面15bに遠い方の溶接(第1のレーザヘッド204による溶接)における弁座部材15の溶融量(以後、第2の溶融量ともいう)よりも少なくすることにより、溶接による弁座面15bへの熱伝動を比較的少なくすることができ、弁座面15bの熱変形をより小さくすることができる。
また、本実施形態によれば、弁座部材15は、内周面に弁座面15bを有し燃料流通方向下流に向うに従い内径が小さくなる第1の筒部15dと、第1の筒部15dよりも燃料流通方向上流側に位置して当該弁座部材15の入口を構成し燃料流通方向下流に向うに従い内径が小さくなる第2の筒部15eと、第1の筒部15dおよび第2の筒部15eを接続した第3の筒部15fと、を有し、第1および第2のレーザヘッド204,205による2箇所の溶接を第2の筒部15eに行なうことにより、第1および第2のレーザヘッド204,205による2箇所の溶接を第1の筒部15dや第3の筒部15fに行なう場合に比べて、溶接による弁座面15bへの熱伝導を少なくすることができ、弁座面15bの熱変形をより小さくすることができる。
また、本実施形態によれば、第1および第2のレーザヘッド204,205による2つの溶接の溶接痕19,20同士の間の間隔をwとすると、0<w≦0.9mmとすることにより、弁座部材15の弁座面15bの熱変形をより一層小さくすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。例えば、上記実施形態では、図示しない回転装置によって二重筒体50を第1および第2のレーザヘッド204,205に対して回転させた例を説明したが、これに限ることなく、図示しない回転装置によって第1および第2のレーザヘッド204,205を二重筒体50に対して回転させても良い。
また、エネルギー印加ヘッドとしてレーザビームを出射するレーザヘッドの例を説明したが、これに限ることなく、エネルギー印加ヘッドとしては、電子ビームを出射する電子ビームヘッドであっても良い。
また、上記実施形態では、燃料噴射弁として、吸気管に燃料を噴射する低圧用の燃料噴射弁の例を説明したが、燃料噴射弁としては、シリンダ内に直接燃料を噴射する、シリンダ内直接噴射用の高圧燃料噴射弁であっても良い。
本発明の一実施形態にかかる燃料噴射弁を内燃機関と共に示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかる燃料噴射弁を示す断面図(軸方向に沿った断面図)である。 本発明の一実施形態にかかる燃料噴射弁の先端部を示す断面図(軸方向に沿った断面図)である。 (a)は本発明の一実施形態にかかる筒体と弁座部材との溶接を説明するための説明図、(b)は筒体と弁座部材との溶接の変形例を説明するための説明図、(c)は筒体と弁座部材との溶接の比較例を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態にかかるレーザ溶接装置を概略的に示す平面図である。 本発明の一実施形態にかかるレーザ溶接装置の2つのレーザヘッドと筒体との位置関係を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかる筒体と弁体とが溶接された状態の燃料噴射弁の先端部を示す断面図(軸方向に沿った断面図)である。 本発明の一実施形態にかかる筒体の溶接痕を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる溶接痕の間隔と弁座面の真円度の変化量との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態にかかる2つのレーザ光間の角度と弁座面の真円度の変化量との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 燃料噴射弁
5 筒体
9 駆動部
15 弁座部材
15b 弁座面
15d 第1の筒部
15e 第2の筒部
15f 第3の筒部
17 弁体
19,20 溶接痕
21 ノズルプレート(噴射部)
50 二重筒体
204 第1のレーザヘッド(エネルギー印加ヘッド)
205 第2のレーザヘッド(エネルギー印加ヘッド)

Claims (7)

  1. 燃料噴射弁に設けられ内部を燃料が流通可能な筒体の内部に、内周面に弁座面が形成された弁座部材を挿入して、エネルギー印加ヘッドによって前記筒体の外側から前記筒体に熱エネルギーを印加して前記筒体と前記弁座部材とを前記筒体の周方向に沿って溶接する溶接方法において、
    前記エネルギー印加ヘッドを2個用い、前記筒体の周方向で異なる2箇所であって且つ前記筒体の軸方向で異なる2箇所に熱エネルギーを印加して前記筒体と前記弁座部材とを溶接することを特徴とする溶接方法。
  2. 燃料噴射弁に設けられ内部を燃料が流通可能な筒体の内部に、内周面に環状の弁座面が形成された筒状の弁座部材を挿入して二重筒体を形成し、エネルギー印加ヘッドによって前記筒体の外側から前記二重筒体に熱エネルギーを印加して前記筒体と前記弁座部材とを前記筒体の周方向に沿って環状に溶接する溶接方法において、
    前記エネルギー印加ヘッドを2個用い、前記二重筒体における前記筒体の周方向で異なる2箇所であって且つ前記筒体の軸方向で異なる2箇所に熱エネルギーを印加しながら前記二重筒体を前記エネルギー印加ヘッドに対して相対回転させて、各前記エネルギー印加ヘッドの熱エネルギーによる前記二重筒体の熱歪みを相互に打ち消し合いながら前記筒体および前記弁座部材における前記筒体の軸方向での異なる2箇所を溶接することを特徴とする溶接方法。
  3. 前記2箇所の溶接のうち前記弁座面に近い方の溶接における前記弁座部材の溶融量を、前記2箇所の溶接のうち前記弁座面に遠い方の溶接における前記弁座部材の溶融量よりも少なくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接方法。
  4. 前記弁座部材は、内周面に前記弁座面を有し燃料流通方向下流に向かうに従い肉厚が厚くなる筒状に形成され、
    前記弁座面の燃料流通方向上流側に位置する前記弁座部材の上流部に前記2箇所の溶接を行なうことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の溶接方法。
  5. 前記弁座部材は、内周面に前記弁座面を有し燃料流通方向下流に向うに従い内径が小さくなる第1の筒部と、第1の筒部よりも燃料流通方向上流側に位置して当該弁座部材の入口を構成し燃料流通方向下流に向うに従い内径が小さくなる第2の筒部と、前記第1の筒部および前記第2の筒部を接続した第3の筒部と、を有し、
    前記2箇所の溶接を前記第2の筒部に行なうことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の溶接方法。
  6. 2つの前記溶接の溶接痕同士の間の間隔をwとすると、0<w≦0.9mmであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の溶接方法。
  7. 内部を燃料が流通する筒体と、
    内周面に弁座面が形成され前記筒体に挿入された弁座部材と、
    前記弁座面に離着座可能な弁体と、
    前記弁体を前記弁座面に離着座させる駆動部と、
    前記弁体と前記弁座面との間を通過した燃料を噴射する噴射部と、
    を備える燃料噴射弁において、
    前記筒体と前記弁座部材とが請求項1ないし6のいずれか一項に記載の溶接方法によって溶接されたことを特徴とする燃料噴射弁。
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