JP2009284952A - 遊技装置用演出装置、及び遊技装置 - Google Patents

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武資 山村
Jinichi Matsumoto
仁一 松本
Kiminori Nomiya
公典 野宮
Kazue Nakai
一栄 中井
Makihito Gunji
牧人 郡司
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Abstract

【課題】 遊技装置において、より視覚的に楽しい演出を実現して娯楽性を高める。
【解決手段】昇降機構250によって、変形立体物260(役物)を、演出画像を表示する液晶ディスプレイ202の前方に降下させる。変形立体物260は昇降機構部250のラック254下端に設けられた立体物回転用モータ210の回転軸に固定されている。変形立体物260の内部には、回転運動に伴う遠心力で外方向に揺動自在な可動部264が、遠心力と逆向きに付勢されている。立体物回転用モータを可動部264に作用する遠心力が付勢力を上回るまで増速することで、変形立体物260から可動部264を出現させて役物の変形演出を実現できる。
【選択図】図10

Description

本発明は、抽選部の抽選結果に応じた演出を実行する遊技装置用演出装置等に関する。
垂直あるいは傾斜して配置された盤面とその盤面を覆う透明なカバーとの間に画成されて「釘」などの障害物が適宜配置された遊技空間に、金属球やメダルといった遊技媒体を投入して、遊技媒体を遊技空間内で移動させて楽しむ遊技装置が知られている。いわゆる、パチンコやピンボールなどの装置がこれに該当する。
例えばパチンコ装置を例に挙げると、パチンコ玉(遊技媒体)が遊技空間内に設けられた「チューリップ」と称される入賞口や「チャッカー」などの特定箇所を通過したことを検知すると、通過したパチンコ玉の数に応じて新たなパチンコ玉が払い出される。また、パチンコ玉が特定箇所を通過したことを検知すると抽選が実行され、所与のルールに従って遊技者に有利な特別遊技状態を実行するか否か、すなわち「大当たり」か「ハズレ」が決定される。抽選結果が「大当たり」の場合には、間口の広い特別な入賞口(大入賞口)が開かれ、あるいは入賞口の開口部がしばらくの間通常より広く開けられたままとなる。この間に、上手くパチンコ玉を入賞口に入れることができれば、通常よりも多くのパチンコ玉が払い出される。払い出されるパチンコ玉は遊技成績を反映したものであり、遊技者はいかに上手くパチンコ玉を入賞口に入れ、抽選で「大当たり」を引いてより多くのパチンコ玉の払い出しを目指して遊技を楽しむ。
近年のパチンコ装置(遊技装置)では、遊技中にどのような演出を行って如何にして遊技者を楽しませるかが、パチンコ装置の人気を左右する重要な要素となっている。例えば、盤面中央に画像表示装置を備えた演出装置を設け、画像表示装置に様々な画像を表示させることで、遊技者をより楽しませるための演出をするものが有る。具体的には、画像表示装置にルーレットのように複数の特別図柄群が変動する画像が表示され、抽選の結果に応じて確定停止する抽選の演出が表示されるものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−181093号公報
上記のように、従来の遊技装置では様々な演出表示の仕方が考え出されているが、より一層、遊技者を楽しませることができる演出が求められている。
本発明は、こうした課題を鑑みてなされたものであり、より視覚的に楽しい演出を実現して娯楽性を高めることを目的とする。尚、上述した演出を行う装置は、パチンコ装置の他、いわゆるプッシャー型のメダルゲーム装置等にも設けられるものであり、メダルゲーム装置においても、同様の課題がある。本明細書では、パチンコ装置やメダルゲーム装置を包括して遊技装置と称して説明する。
上記の課題を解決する第1の発明は、抽選部(例えば、図1のメイン基板112)を具備する遊技装置に設置され、前記抽選部の抽選結果に応じた演出を実行する遊技装置用演出装置であって、
画像表示部(例えば、図4の液晶ディスプレイ202)と、
複数の形態に変形可能な立体物(例えば、図5の変形立体物260)の変形を制御する変形制御部(例えば、図4のサブ基板204、立体物回転用モータ210)と、
前記立体物を前記画像表示部の前方へ出現/退避させる制御を行う立体物移動部(例えば、図4の昇降機構部250、サブ基板204)と、
前記画像表示部の表示制御、前記立体物移動部の制御、及び、前記変形制御部の制御を少なくとも含む複数種類の演出制御のうちの一部又は全部の実行手順を定義した複数種類の演出パターンを、当該演出パターンを実行する抽選結果と対応付けて記憶する記憶部(例えば、図4のサブ基板204に搭載されたICメモリ)と、
前記複数種類の演出パターンのうち、前記抽選部の抽選結果に対応する演出パターンに従って、前記画像表示部の表示制御、前記立体物移動部の制御、及び、前記変形制御部の制御を実行する演出実行部(例えば、図4のサブ基板204、図16のステップS6〜S20)と、を備える遊技装置用演出装置である。
第1の発明によれば演出画像を表示する画像表示部の前方へ複数の形態に変形可能な立体物を出現させ、遊技者の目前で変形させるといった従来に無い要素を演出要素の一つとして加えることができる。よって、より多彩で注目度の高い演出のバリエーションを作り出すことが可能となり、遊技装置の娯楽性を高めることができる。
第2の発明は、前記立体物が、回転に伴って作動して変形する変形機構部(例えば、図5の可動部264、枢軸272、スプリング280)を有し、前記変形制御部が前記立体物を回転させて前記立体物を変形させる、第1の発明の遊技装置用演出装置である。
第2の発明によれば、第1の発明と同様の効果を奏するとともに、立体物を回転させることでその変形を制御することができる。回転の制御は、ステッピングモータを利用するなど既に確立された技術であり、多用される部位でありながら保守性に優れるといったメリットがある。
また、近年、パチンコやスロットマシン等の遊技装置に見られる既存著作物の世界観を踏襲した演出では、ヒーロー物やアニメなどの作品が採用されるケースが多く見られる。そうした原著作物では、主人公が回転運動をして変身したり、主人公が乗り物に搭乗したり、主人公の使用するアイテムが変形するといった要素がふんだんに盛り込まれている。従って、立体物を回転に伴って変形可能とすることは、参照した既存著作物の世界観をより濃密に表現することができるので、特に高い演出効果が得られると言える
第3の発明は、前記立体物が、回転速度及び/又は回転方向によって変形形態が異なり、前記演出パターンには前記変形制御部による回転制御内容が定義されてなる、第2の発明の遊技装置用演出装置である。
第3の発明によれば、第2の発明と同様の効果を奏するとともに、回転速度や回転方向の制御をするだけで変形形態を変えることができる。そして、より多彩な演出パターンを設定できるようになる。
第4の発明は、前記画像表示部の前方で開閉することにより、表示画面を視認可/不可とさせる扉部(例えば、図4の右シャッター226R、左シャッター226L)と、前記扉部の開閉を制御する扉開閉制御部(例えば、図4のサブ基板204、シャッター開閉用モータ230)とを更に備え、
前記演出パターンの演出制御には前記扉開閉制御部の制御が更に含まれ、前記演出実行部は前記抽選部の抽選結果に対応する演出パターンに従って、更に前記扉開閉制御部の制御を実行する、第1〜第3の何れかの発明の遊技装置用演出装置である。
第4の発明によれば、第1〜第3の発明の何れかと同様の効果を奏するとともに、画像表示部の表示画面を意図的に隠して見えない状態を演出要素に加えることができる。例えば、扉部を立体物の出現位置よりも更に前方(遊技者側)に設けるならば、立体物の出現/退避の様子を見せないということも可能になる。より具体的には、扉部を閉じた状態で立体物を出現させておいてから扉を開いてみせることで、無かったはずの物が演出画面の前に現れてその一部を最初から隠すといった印象的な演出手法も可能になる。これに立体物の変形形態違いのバリエーションを加えることも可能になるので、従来の遊技装置に見られないインパクトのある演出を多彩に実現することができる。
第5の発明は、第1〜第4の何れかの発明の遊技装置用演出装置と、を具備した遊技装置である。
第5の発明によれば、第1〜第4の何れかの遊技装置によって実現される従来に無い多彩な演出を使用できるので、娯楽性を格段に高めることができる。
第6の発明は、記抽選部の抽選を指示操作する操作部(例えば、図1の操作ボタン118)を更に備え、前記遊技装置用演出装置は、前記指示操作による抽選結果に基づいて演出を実行する、第5の発明の遊技装置である。
第6の発明によれば、第5の発明と同様の効果を奏するとともに、遊技者による操作に応じて演出の実行を制御するので、遊技者が演出の実行を一時停止させたり、遊技者の操作によって抽選結果(例えば、最終的な当たり/ハズレ)が決定し、その結果に応じて次の演出を実行制御する場合に有効である。
本発明によれば、演出画像を表示する画像表示部の前方へ複数の形態に変形可能な立体物を出現させ、遊技者の目前で変形させるといった従来に無い要素を演出要素の一つとして加えることができる。よって、より多彩で注目度の高い演出のバリエーションを作り出すことが可能となり、遊技装置の娯楽性を高めることができる。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態として、演出装置を遊技装置の一例であるパチンコ装置に搭載した形態を例に挙げて説明する。
[パチンコ装置の概略説明]
図1は、本実施形態における遊技装置であるパチンコ装置100の正面外観図である。パチンコ装置100の上部には、種々の絵柄が施された盤面102と、この盤面102よりも正面側に配置された光透過性のカバー103とが設けられ、盤面102とカバー103との間にパチンコ玉(遊技媒体)が移動可能な遊技空間が画成されている。
遊技装置100の下部には、これから使用するパチンコ玉を入れる打球供給皿部104が設けられている。打球供給皿部104に入れられたパチンコ玉は射出装置105に導かれ、射出装置105によって、遊技者が操作入力する操作ハンドル106の回転操作に応じた強さでレール107に沿って遊技空間内に射出・投入される。
遊技空間内に投入されたパチンコ玉は自由運動し、遊技空間内を落下して移動する。この際、パチンコ玉は遊技空間内に設けられた「釘」などの様々な障害物に当りつつ、時に障害物にガイドされて移動方向を変えながら落下する。パチンコ玉が、上手く遊技空間内の特定箇所、例えば入賞口108に入ったこと(あるいは通過したこと)が検知されると、所定数の新たなパチンコ玉が払出装置114より打球供給皿部104に払い出される。すなわち、払い出された新たなパチンコ玉は遊技の成績の証であり、ゲームの得点に相当する。
また、遊技空間内に投入されたパチンコ玉が、始動入賞口110に入ったことを検知すると、メイン基板112が内部抽選を実行する。
メイン基板112は、CPUや、ROMやRAMといった各種ICチップ、基板間のデータ通信制御用ICチップ、通信ケーブルの端子などを搭載する。内部抽選は予めICチップに記憶されているプログラムをCPU等で実行することによって演算処理により実現される。内部抽選の内容は遊技性の観点から適宜設定可能であるが、本実施形態の内部抽選では、例えば、役(賞)の抽選、抽選された役への当選判定(当たり/ハズレ判定)、確変の発生判定などが行われる。内部抽選の結果は制御信号に含まれて、盤面102のほぼ中央に設けられた演出装置200に送信される。
演出装置200は、メイン基板112からの制御信号を受信可能なように通信ケーブルで接続されており、予め設定されている複数の演出パターンの中から制御信号に含まれる内部抽選結果に対応する演出パターンを一つ選択し、この選択した演出パターンに従って種々の演出を実現する。演出形態としては、例えば、液晶ディスプレイ202での画像(静止画・動画どちらも有る)の表示、「飾り付け」「役物」に相当する立体物の可動、スピーカ116からの放音といったものが組み合わされた種々の形態を含む。
内部抽選の結果、何れかの役に当選判定された場合には、演出中又は演出終了後に当選した役(賞)等に応じた数のパチンコ玉が払出装置114より打球供給皿部104に払い出される。
尚、パチンコ装置100の下部には、操作ボタン118が備えられており、遊技中の様々な操作入力に利用することができる。
[演出装置の構成の説明]
図2〜図4は、本実施形態における演出装置200の構成例を示す図であって、それぞれ正面図、正面向かって右から見た右側面図、主要部分別に分解した斜視分解図に相当する。尚、図3は一部を縦断面図として示している。図4では図の左斜め下方向が正面側(前側)、右斜め上方向が背面側(後側)となる。また、これらの図では信号線や電源線の表示を一部省略しているが、適宜配線が施されているものとする。
演出装置200は、変動図柄や背景画像などの演出用画像を表示するための液晶ディスプレイ202を備える。液晶ディスプレイ202の正面側にはシャッターケース220が結合され、背面側にはサブ基板204(当該演出装置にとっては主たる制御基板に当るがメイン基板112に対する制御上の従属関係からサブ基板と呼称する。)を内側に固定した背面ケース206が結合される。
更に液晶ディスプレイ202の上方には、背面ケース206の棚部208に固定される昇降機構部250と、この昇降機構部250によって液晶ディスプレイ202の表示面前方のシャッターケース220内に昇降される変形立体物260と、変形立体物260を回転駆動させる立体物回転用モータ210とが備えられている。
シャッターケース220は、左右横長で四角形断面の箱体であって、前側壁及び後側壁の左右中央には後側面に結合される液晶ディスプレイ202の表示面を隠さないように切抜き部222を備える。この切抜き部222を挟んで左右にそれぞれ残る空間の天井及び床面には、左右方向に沿ってガイドレール224が取り付けられており、右シャッター226R及び左シャッター226Lをそれぞれスライド自在に格納する。
右シャッター226R及び左シャッター226Lは、左右から突き合わされる格好で閉じて液晶ディスプレイ202の表示面前方を遮蔽し正面側から見えないようにすることができる扉部を形成する。右シャッター226R及び左シャッター226Lそれぞれの後側面には、ローラガイドレール228が縦方向に取り付けられており、当該レールにはシャッター開閉用モータ230の回転軸に一端が固定されたローラアーム232の他端側のローラが係合される。
シャッター開閉用モータ230は、サブ基板204によって電子制御されるステッピングモータであって、それぞれシャッターケース220の左/右の空間の後部側内壁面に固定されている。シャッター開閉用モータ230を駆動させローラアーム232を傾倒/倒立させると、他端側のローラ位置が上下に移動し、これに伴ってローラガイドレール228と一体の右シャッター226R及び左シャッター226Lがそれぞれガイドレール224に沿ってスライド移動して開閉する。
シャッターケース220の上面の左右中央には、上方に配置される変形立体物260が降下し進入することのできる進入口233が設けられている。
シャッターケース220の下面前方には、取り付けプレート234が下方に向けて延設されている。取り付けプレート234には、演出装置200を遊技盤102に固定するためのビスを挿通するビス穴236が設けられている。
また、シャッターケース220の正面側の側面、切抜き部222の外縁にそって化粧枠240が装着される。化粧枠240は、立体造形でデコレーションされた枠体である。その造形は演出画像及び変形立体物260の造形と合わせてトータルコーディネートされている。化粧枠240の上方中央には、昇降機構部250によって上限位置に持ち上げられている状態の変形立体物260を正面から見えないように隠すシンボルプレート242が設けられている。
尚、演出表示が映画やアニメ、コミックスなどの著作物の世界観を踏襲する場合では、化粧枠240やシンボルプレート242のデザインは、当該著作物に登場するアイテムやキャラクタ、舞台となる場所をモチーフとしたデザインとすると好適である。
背面ケース206は、液晶ディスプレイ202の背面側を覆って保護するカバーである。液晶ディスプレイ202の背面側の内壁には、サブ基板204が固定される。
サブ基板204は、CPUやGPUなどのLSIと、ICメモリと、ステッピングモータ駆動回路と、液晶ディスプレイ駆動回路と、音生成ICと、メイン基板112とのデータ通信用の通信回路とを搭載する。また、通信ケーブルや液晶ディスプレイ制御信号ケーブル、モータ制御信号ケーブルなどを接続するための各種ソケットなどを搭載する。そして、ICメモリに記憶されているプログラムをCPU等で実行することで演出装置200を統合的に制御してさまざまな演出を実現する。
また、背面ケース206の適当箇所には、シャッターケース220と結合させるための連結プレート244と、取り付けプレート246とが延設されている。取り付けプレート246には、演出装置200を遊技盤102に固定するためのビスを挿通するビス穴247が設けられている。
昇降機構部250は、サブ基板204によって動作制御されるステッピングモータ256で駆動される移動機構である。主機構部は、例えば、ラック254と、当該ラックと係合するピニオン(不図示)を内在・支持するとともに当該ラックをスライド自在に支持するピニオンケース252と、からなる所謂「ラック・アンド・ピニオン機構」などで実現できる。勿論、その他の公知の移動機構を利用することもできる。
ラック254は、上下方向に指示され、変形立体物260等の釣り下げロッドを兼ねる。その下端にはサブ基板204によって動作制御される立体物回転用モータ210(例えば、ステッピングモータ)が、回転軸を液晶ディスプレイ202の表示方向前後に略平行にした姿勢で固定されている。そして、その回転軸の前端部には変形立体物260が固定されている。
図5及び図6は、本実施形態における変形立体物260の構成例を示す図であって、(a)正面図、(b)正面向かって右側から見た右側面図である。図5は変形前の状態を示し、図6は変形後の状態を示している。
変形立体物260は、演出表示が映画やアニメ、コミックスなどの著作物の世界観を踏襲する場合では、化粧枠240やシンボルプレート242のデザインと同様に、当該著作物に登場するアイテムやキャラクタ、シンボルマークなどをモチーフとしたデザインとすると好適である。本実施形態では、正面から見ると円盤状を成しており、正面から順に著作物に登場するシンボルマークがプリントされた化粧板262、同著作物をイメージするアイテムを想起させるデザインの可動部264、背面支持板266の積層構造を有する。
背面支持板266は、立体物回転用モータ210の回転軸前方に固定されている。背面支持板266の正面側には、円周を3等分する位置それぞれに、可動部264の枢軸268と、スプリング係止片270とが突設されている。
可動部264は、本実施形態では長い羽のデザインを有し、長辺方向一端側には枢軸268と揺動自在に嵌合する軸孔272とスプリング係止孔274とが設けられている。その重心位置は長辺方向中央より他端側となるように設計されている。
そして、各可動部264は、長辺方向一端側を立体物回転用モータ210の回転方向に向けて、軸穴272を枢軸268に嵌合させて背面支持板266に取り付けられ、スプリング係止孔274とスプリング係止片270とをスプリング280で連結される。
化粧板262は、可動部264を覆い隠すようにして立体物回転用モータ210の回転軸の前端に固定されている。つまり、取り付け状態の可動部264は、正面から見ると化粧板262の背面に隠れて見えないようになっている。
図6に示すように、変形立体物260の変形は、基本的に昇降機構部250によって降下され、液晶ディスプレイ202の表示面前方に配置されてから行われる。(勿論、上に上がった状態で変形しても他の部分と干渉しないレイアウトであれば前方配置後に限らず、上に上がった状態から変形させて、降下されることとしても良い。)
立体物回転用モータ210が駆動すると変形立体物260が回転する。回転すると、可動部264には遠心力が作用し、やがて遠心力がスプリング280の付勢力より大きくなると、枢軸268を支点にして外に向けて揺動する。これを正面から見ると、化粧板262の外縁から羽が現れるように変形して見える。
スプリング280は、可動部264に作用する遠心力に抗するように付勢するので、スプリング280を適宜設定することで可動部264が広がり始める変形立体物260の変形開始回転速度ωtを設定することができる。つまり、変形立体物260は、単独の役物でありながら変形開始回転速度ωtを境に、低速側と高速側とで異なる外形を成すこととなり、それだけ多彩な演出が可能になる。
尚、変形立体物260の変形機構は、これらの構造に限られず、カム&シャフト機構や、遊星ギア機構などを適宜利用することができる。
[演出例の説明]
図7〜図11は、本実施形態における演出形態例を示す図である。
図7は、パチンコ玉が始動入賞口110に入る前の演出装置200の様子(待機状態)を示している。同図に示すように、待機状態では右シャッター226Rと左シャッター226Lは閉じた状態であり、液晶ディスプレイ202の表示面を隠している。また、変形立体物260は昇降機構部250によって上に上げられた状態で停止している。
始動入賞口110にパチンコ玉が入ったことが検出されると、メイン基板112で内部抽選が行われるとともに、内部抽選の結果を含む制御信号が演出装置200のサブ基板204に送信される。
サブ基板204は、受信した制御信号に含まれる内部抽選結果に基づいて、予め各結果に対応づけされている演出パターンを一つ選択する。そして、選択した演出パターンに従って、液晶ディスプレイ202に演出画像(例えば、3つの仮想リールでなる仮想スロットマシンの画像を表示し、入賞種類に応じて3つ図柄を揃えたり、反対に図柄が揃うかの様に見せて実際には揃えないように見せたり、図柄の背景画像を変化させたり、所定の動画を再生するといった内容)を表示させたり、左右のシャッター226R,226Lを開閉し、また、昇降機構部250を制御して変形立体物260を液晶ディスプレイ202の前方に昇降したり、立体物回転用モータ210を制御して変形立体物260を変形させ、更にはスピーカ116に音信号を出力するといったことで演出を実現する。
例えば、有る一つの演出パターンでは、図8に示すように、液晶ディスプレイ202に3連リールのスロットマシン風に3つの特別図柄を変動表示させるとともに、シャッター開閉用モータ230をシャッター開け方向に回転させて右シャッター226R及び左シャッター226Lを開け、扉の向こうから変動する特別図柄が現れるように演出表示する。こうした演出パターンは、例えば内部抽選結果が「ハズレ」のケースや、ハズレであるがリーチ演出を行うケースに対応づけることができる。
尚、シャッターの開け方は、一気に左右に開くとしても良いし、3連リールの中央リールに相当する図柄のみ見えるようにした状態で一旦停止して、徐々に左右へ開ききるといった具合に期待感を持たせる開け方をしても良く、シャッター開閉用モータ230(ステッピングモータ)のステップパターンを適宜設定することで様々なバリエーションを用意することができる。
また、別の演出パターンでは、図9に示すように、変形立体物260を降下させて3連リールの中央リールを隠しておいてから、右シャッター226R及び左シャッター226Lを開けるとしても良い。こうした演出パターンでは、変形立体物260が中央リールを目隠しとしつつも、目隠ししている部分以外から何となく様子を伺い知ることができるため、期待感が高まり思わせぶり度合いが高くなるので、リーチ演出などに適している。
勿論、最初に左右のシャッターが開いて、3つのうち左右2つの図柄がそろった時点で変形立体物260が降下してきて中央リールを目隠しするといった順番でも良い。
また、別の演出パターンでは、図10に示すように、図9の状態から更に変形立体物260を変形開始速度ωtを越えない回転速度で回転させるとともに、3連リールの背景画像を特別な画像とする。こうした演出パターンでは、「何か特別なことがおきるのでは」といった特別感が高まるので予告演出や確変演出などに使用すると効果的である。
更には、図11に示すように、変形立体物260を変形開始速度ωtを越えた回転速度で回転させるとともに、例えば3つの特別図柄の変動表示(スロットマシーンの仮想リール)を画面手前から奥に寝かせて表示させたり、更に中央から外へ羽を飛び散らせるといったような派手な背景動画を表示させたりといった具合に特別な表示内容とすることができる。こうした演出パターンは、変形立体物260が目前で変形を始めるといった従来に無い要素を含むため、公知の演出形態に比べて特別感や注目度が格段に高くなる。その効果からして、大賞当選、確変演出など希にしか出現しない抽選結果に対応づけると効果的である。
勿論、変形立体物260に係る演出パターンの構成はこれらの図に示した例に限らず、変形立体物260の昇降速度や、昇降のステップ数、降下位置、回転速度の速度変化、回転方向の変更などを適宜設定することで多数のバリエーションを設定することができる。
また、可動部264の数も3枚に限らず適宜設定できる。また、変形開始速度ωtも一つに限らず、スプリング280の設定違いや可動部264の重さ違いを用意することで、複数の変形開始速度ωtを設定し、複数段階に変形する構成とすることもできる。そうするとより多彩な変形パターンを設定できる。
また、変形立体物260の複数色の発光素子を装備させ、演出パターンに発光色や発光パターンを加えるとより演出性を高めるとともに、多数のバリエーションを持たせることができるので好適である。
[機能ブロックの説明]
次に、演出装置200に係る機能構成について説明する。
図12は、本実施形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように本実施形態では、演出装置200は処理部600と、画像表示部360と、通信部370と、立体物移動部382と、変形駆動部384と、シャッター開閉部386と、記憶部500とを備える。尚、演出装置200は外部の音出力部350に音声信号を出力する構成として図示・説明するが、演出装置200が音出力部350を備える構成としてもよい。
処理部600は、例えばマイクロプロセッサやASIC(特定用途向け集積回路)、ICメモリ、ステッピングモータの駆動回路などの電子部品によって実現され、所定のプログラムやデータ、通信部370で受信するメイン基板112からの制御信号に基づいて各種の演算処理を実行して演出装置200の動作を制御する。図4のサブ基板204がこれに該当する。そして本実施形態における処理部600は、演出制御部610と、音生成部650と、画像生成部660と、通信制御部670とを備える。
演出制御部610は、記憶部500の演出パターン選択TBL(テーブル)508を参照して、メイン基板112から受信した制御信号に含まれる内部抽選結果等に係る情報に対応する演出パターンを選択する。そして、選択した演出パターンの演出パターンデータを記憶部500の演出パターンデータライブラリ506から読み出し、読み出した演出パターンデータに設定されている各部の制御の実行手順に従って各部を制御して演出を実現する。具体的には、音生成部650に音信号を生成させて音出力部350で放音させる制御、画像生成部660に演出画像を生成させて画像表示部360で表示させる制御、立体物移動部382を可動させて変形立体物260を移動させる制御、変形駆動部384を可動させて変形立体物260を変形させる制御、シャッター開閉部386を可動させシャッターを開閉させる制御のうちの一部又は全部の制御が所定の手順で実行される。
音生成部650は、例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)などのプロセッサやその制御プログラムによって実現され、演出制御部610による処理結果に基づいて効果音を生成し、音出力部350に出力する。
尚、本実施形態では演出装置200のサブ基板204が、音生成部650を有することで公知のパチンコ機で言うところの「音声制御基板」の機能を兼ねた構成となっているが、音制御基板を別に設けた構成としても良いのは勿論である。
音出力部350は、音生成部650から入力される音信号に基づいて効果音等を音出力する装置によって実現される。図1のスピーカ116がこれに該当する。
画像生成部660は、例えば、GPUやデジタルシグナルプロセッサ(DSP)などのプロセッサ、その制御プログラム、フレームバッファ等の描画フレーム用ICメモリ等によって実現される。画像生成部660は、演出制御部610による処理結果に基づいて1フレーム時間(1/60秒)で1枚のゲーム画像を生成したり予め用意されている動画データをデコードなどの再生処理することによって、演出用の画像信号を生成して画像表示部360に出力する。
画像表示部360は、画像生成部660から入力される画像信号に基づいて画像を表示する。例えば、液晶ディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ、ブラウン管(CRT)、プロジェクターといった画像表示装置によって実現できる。図4の液晶ディスプレイ202がこれに該当する。
通信制御部670は、例えばコマンドをシリアル信号へエンコードしたり、デコードするなどのデータ通信に係るデータ処理を実行し、通信部370を介して外部装置(本実施形態ではメイン基板112)とのデータのやりとりを実現する。
通信部370は、通信回線や通信ケーブルと接続して外部との間で電気的信号の送受を行う。例えば、シリアル通信用インターフェース回路、通信ケーブルのジャックなどによって実現される。
立体物移動部382は、変形立体物260を移動させる。図4の昇降機構部250がこれに該当する。本実施形態のようなラック・アンド・ピニオン機構による昇降に限らず、電磁ソレノイドに直結された往復動機構、カム機構による移動、レール伝いに移動する方法など適宜公知の移動機構を利用できる。移動方向も上下に限らず左右でも斜めでも良い。
変形駆動部384は、変形立体物260を変形させる駆動力を発揮する。図4の立体物回転用モータ210がこれに該当するが、その他、油圧や圧搾空気圧で作動するアクチュエータや、超音波モータ、電磁ソレノイドなどのアクチュエータによって駆動力を確保し、直動は勿論、ワイヤーやロッド、ギア、カム、滑車、チューブなどで動力を適宜伝達して実現できる。
シャッター開閉部386は、画像表示部360を遊技者の視界から覆い隠すシャッターを開閉動させる。図4のシャッター開閉用モータ230がこれに該当するが、電磁ソレノイドによる往復動、油圧、カム機構による往復動などその他の公知の移動機構によっても実現できる。
記憶部500は、処理部600に演出装置200を統合的に制御させるための諸機能を実現するためのシステムプログラムや各種データ等を記憶する。また、処理部600の作業領域として用いられ、処理部600が各種プログラムに従って実行した演算結果や通信部370を介して受信したメイン基板112からの制御信号の情報等を一時的に記憶する。この機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスクなどによって実現される。
本実施形態では、記憶部500はシステムプログラム502と、演出制御プログラム504とを記憶している。処理部600が演出制御プログラム504を読み出して実行することによって、処理部600に演出制御部610としての機能を実現させることができる。
また、記憶部500には、予め用意されるデータとして演出パターンデータライブラリ506と、演出パターン選択TBL508と、演出に使用される複数種類の演出画像データを格納する演出画像データライブラリ510と、演出に使用される複数種類の効果音データを格納する効果音データライブラリ512とが記憶されている。また、演出の実行の各種処理に必要となるタイマー値やフラグなども適宜記憶される。
演出パターンデータライブラリ506には、複数種類の演出パターンデータが格納されている。例えば、図13に示すように演出パターンID506aと演出パターンデータ506bが対応づけられている。
各演出パターンデータ506bは、例えば図14に示すように演出の実行時間タイムラインを基準として、(1)画像表示させる演出画像データのIDとその表示タイミング、(2)効果音として再生する効果音データIDとその再生タイミング、(3)シャッター開閉用モータ230の開閉制御タイミング、(4)昇降機構部250の昇降タイミング、(5)立体物回転用モータ210の回転速度、を定義している。
同図の例では、タイムライン0〜t5まではIDが「MV08」の演出画像データの画像を表示し、続くタイムラインt5〜t11まで「MV09」の演出画像データの画像を表示するように定義されている。これに並行して、IDが「SND05」の音声データが再生される。
また、シャッター開閉用モータ230は、演出開始直後にシャッターを開けるが、タイムラインt1付近で一旦開動作を停止して再開するように定義されている。
昇降機構部250のステッピングモータ256は、タイムラインt2になると降下するように制御され、変形立体物260を液晶ディスプレイ202の前方に出現させる。そして、タイムラインt4で降下を止めたままタイムラインt10で上昇するように制御され、変形立体物260を引き上げて元の位置に戻すように定義されている。
立体物回転用モータ210は、昇降機構部250の降下制御の開始に合わせて徐々に回転を上げるも変形開始回転速度ωtに達しない範囲を維持する。そして、演出画像内容が変化するタイムラインt5に合わせて変形開始回転速度ωtを越えるまで再び増速し、変形立体物260を変形させる。そして、昇降機構部250の上昇制御後半に減速して可動部264を閉じた標準形態に戻すように定義されている。
図12に戻って、記憶部500の演出パターン選択TBL508は、演出パターンを選択する条件と、選択すべき演出パターンとの関係を定義する。例えば、図15に示すように、種々の内部抽選結果やゲーム数、或いはメイン基板112の制御信号が示すコマンドなどを選択条件508aとしてそれぞれに演出パターンID508bを対応づけて格納している。演出パターンID508bは、演出パターンデータライブラリ506に格納されている演出パターンデータの識別情報に符合する。
[処理の流れの説明]
図16は、本実施形態の演出装置200における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。ここで説明する一連の処理は、演出装置200に電源が入ってサブ基板204のCPUがICメモリからシステムプログラム502及び演出制御プログラム504を読み出して実行することによって実現され、電源が落とされるまで所定サイクル(例えば、液晶ディスプレイ202のリフレッシュレート相当)で繰り返し実行される。
処理部600は、先ず各部を演出が何ら実行されていない待機状態とする(ステップS2)。本実施形態の待機状態は、右シャッター226R,左シャッター226Lは閉じた状態、昇降機構部250は変形立体物260を上げた状態、立体物回転用モータ210は停止状態(変形立体物260は未変形状態)とされる。
処理部600は、メイン基板112からの制御信号の受信チェックを行い、制御信号を受信した場合には(ステップS4のYES)、通信制御部670で受信した制御信号に含まれる内部抽選結果等の情報をもとに演出パターンを選択する(ステップS6)。具体的には、演出パターン選択TBL508を参照して、選択条件508aに合致する演出パターンID508bを選択し、演出パターンデータライブラリ506から選択した演出パターンIDの演出パターンデータを読み出す(ステップS10)。
そして、読み出した演出パターンデータに従って演出を実現するための処理を実行する。すなわち、処理部600は読み出した演出パターンデータに従って画像生成部660に演出パターンデータ506bで定義されている演出画像データを演出画像データライブラリ510から読み出させる。そして、コンピュータグラフィックスで画像を生成したり、動画データをデコードさせるなどして演出画像の画像信号を生成させ、画像表示部360(液晶ディスプレイ202)で当該演出画像を表示させる(ステップS12)。
また、処理部600は読み出した演出パターンデータに従って、音生成部650に効果音データを効果音データライブラリ512から読み出させる。そして、これをデコードさせて効果音の音声信号を生成させ、音出力部350(スピーカ116)で当該効果音を放音させる(ステップS14)。
また、処理部600は読み出した演出パターンデータに従って、シャッター開閉部386(シャッター開閉用モータ230)を当該演出パターンデータで定義されている作動パターンにしたがって動作させて右シャッター226R及び左シャッター226Lの開閉を制御する(ステップS16)。
また、立体物移動部382(昇降機構部250)を読み出した演出パターンデータで定義されている作動パターンに従って動作させて変形立体物260の移動を制御する(ステップS18)。
また、変形駆動部384(立体物回転用モータ210)を読み出した演出パターンデータで定義されている作動パターンに従って動作させて変形立体物260の変形を制御する(ステップS20)。
そして、その段階で演出が終了していなければ(ステップS26のNO)、ステップS4に移行する。ステップS4においてメイン基板112から制御信号を受信していないと判定されれば(ステップS4のNO)、ステップS6をジャンプして再びステップS10〜S20を実行し演出を継続する。
一方、ステップS20の後、演出が終了したと判定された場合には(ステップS26のYES)、ステップS2に移行し、再び待機状態に戻って次にメイン基板112から制御信号を受信するのを待つ。
以上、本実施形態によれば、演出画像を表示する液晶ディスプレイ202の前方に、演出画像に合わせていわゆる役物(変形立体物260)を出現させる演出を実現できる。また、この役物を運動させ、更には変形させるといった従来に無い演出を実現することができるので、演出の特別感を従来に無く高めることができる。遊技者の注目を集め、より演出の盛り上がりを高めて演出装置200を装備した遊技装置の娯楽性を高めることができる。
パチンコやスロットマシン等の遊技装置に見られる既存著作物の世界観を踏襲した演出では、ヒーロー物やアニメなどの作品が採用されるケースが多く見られる。そうした著作物では、作品中に主人公の変身に伴う回転運動や、主人公の登場するメカや使用するアイテムの変形といった要素がふんだんに盛り込まれている。従って、本実施形態のように立体物を演出画面上で回転させ更に変形可能とすることは、参照した既存著作物の世界観をより濃密に表現することができるので、特に高い演出効果が得られると言える。
〔第2実施形態〕
次に、本発明を適用した第2実施形態として演出装置200を遊技装置の一種であるメダルゲーム装置に搭載した例について説明する。
図17は、本実施形態におけるメダルゲーム装置1000の構成の一例を示す正面外観図である。メダルゲーム装置1000は、透明カバーガラス2で囲まれた遊技空間GSを画成し、この遊技空間GS内に前端がメダル落下口4の上方に向かって延設された固定テーブル6と、この固定テーブル6の上面に沿って延設されるとともにその上面に沿って周期的に往復動されるプッシャーテーブル8とを備えた、所謂「プッシャー型」と称されるメダルゲーム装置に分類される基本構成を有している。通常は、遊技開始前に、遊技装置1000の管理人らによって固定テーブル6並びにプッシャーテーブル8の上面に多数のメダルMが予め載置される。
遊技者がメダル挿入口10に新たなメダルを入れると、挿入されたメダルがメダル収容部12に収容される途中で通過センサ14によってメダルの通過が検出されると、メイン基板50に検出信号が送信される。メイン基板50は、第1実施形態のメイン基板112に相当し、メダルゲーム装置1000の各部を電子制御して遊技全般を制御する。
検出信号を受信したメイン基板50は、メダル射出装置18を制御して、メダル挿入口10から入れられたのと同数のメダルMを、遊技空間GSの天井部内に設けられたメダル貯留部16から取り出し射出させる。
射出されたメダルは、新規メダル投入口20から排出され、遊技空間GS内に落下・投入される。遊技空間GS内に投入されたメダルMは、遊技盤22とカバーガラス24との間に立設された釘26などに当りながら流下し、やがてプッシャーテーブル8の上面に落ちる。
プッシャーテーブル8は、固定テーブル上にスライド移動可能に載置されており、遊技盤22の下方に設けられた挿通口28(出入口)から出入するように、遊技盤22の背面側に搭載された公知の往復動機構(不図示)によって装置前後方向に周期的に往復運動する。
プッシャーテーブル8が、固定テーブル6上をスライドするようにして後進(退行)すると、その上面に載置されているメダルも載置されたまま一緒に後進する。プッシャーテーブル8が後進に伴って挿通孔28に引き込まれると、後進した分だけプッシャーテーブル8の延出長が短くなり、プッシャーテーブル8の上面後方に載置されていたメダルが挿通孔28の周縁に当って相対的に前方に押される格好になる。すると、プッシャーテーブル8に載置されていた他のメダルも玉突き状に連鎖的に前方へ押され、ついには前端側に載っているメダルが固定テーブル6上に落下する。
そして、プッシャーテーブル8の前進(押出動作)に伴ってその前方端面が押出部として機能し、固定テーブル6の上面に落下して固定テーブル6に載置されたメダルは前方に押される(プッシュされる)。すると今度は、固定テーブル6に載置されているメダルが玉突き状に前方へ押される。
固定テーブル6の前端部には、上方に傾いた傾斜部9が設けられており、前方に押されるメダルはこの傾斜部9に沿って登ることとなり、その間、メダルMは固定テーブル6の上面に対して傾斜姿勢となる。メダルMが、更に前方に押されて傾斜部9の傾斜を乗り越えるに至るとメダル落下口4に落下する。そして、メダル落下口4に落下したメダルMは、所定のメダル収容部(不図示)及び搬送機構(不図示)を経て、取得メダル払出口30からメダル受皿32に払い出される。
また、固定テーブル6は、前端すなわちメダル落下端部の横幅がプッシャーテーブル8の横幅よりも広く設定されており、プッシャーテーブル8の前進限界位置近傍から左右に拡幅する形状を成している。そして、拡幅部分の左右側壁部にそれぞれメダルMのみが進入可能な側部メダル落下口11が設けられており、この側部メダル落下口11に落下したメダルMはメダル蓄積部(不図示)に蓄積され、その一部は運搬機構(不図示)によって遊技空間GSの天井部内に設けられたメダル貯留部16へ運搬される。
さて、本実施形態におけるメダルゲーム装置1000は更に、メダル落下口4の所定位置にメダル通過センサ60を備えた始動入賞口62を有する。メダル通過センサ60は、メダルの通過を検出して検出信号をメイン基板50に出力する。
メイン基板50は、メダル通過センサ60からの検出信号を受信すると、第1実施形態のメイン基板112と同様に内部抽選処理を実行する。そして、内部抽選結果に係る情報を含む制御信号を演出装置200に送信する。
本実施形態では遊技盤22をガラス板やアクリル板など光透過性の板材で形成されており、演出装置200は遊技盤22の背面側に配置され、メイン基板112と信号送受可能に通信ケーブルで接続されている。そして、演出装置200は第1実施形態と同様にしてメイン基板112から受信した制御信号に基づいて各種の演出を実行する。
内部抽選によって当選すると、メイン基板50は当選した役の種類に応じた数のボーナスメダルをメダル射出装置19から射出させる。射出されたボーナスメダルは、プッシャーテーブル8に向けて開口するボーナスメダル払出口40より払い出される。
[変形例]
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明の適用形態がこれに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜構成要素の追加・変更・省略を施すことができる。
例えば、演出装置200が搭載される遊技装置は、パチンコ装置やメダルゲーム装置に限らず抽選機能を有する遊技装置であればその他の種類でも良い。
また、上記実施形態では変形可能な立体物が一つの場合を例に挙げているが、複数使用する構成としても良いのは勿論である。
また、変形の形態は回転速度に応じた複数の形態にかぎらず、更に回転方向によって異なる形態に変形する構成とすることもできる。
例えば、図18は、可動部264の変形例(可動部264−2)の一例を示す図であって、(a)正面図、(b)外側面図、(c)A−A断面図に相当する。可動部264−2は、軸孔272やスプリング係止孔274を備えた主体290の長辺方向他端寄りに、副可動部265を枢軸292で揺動自在に支持する。
主体290は、正面から見ると第1実施形態における可動部264と同じ形状と大きさを有している。主体290は、中央より長手方向他端側の背面側に、薄肉に形成された段差部291を有し、この段差部291の長手方向一端側に枢軸292をねじ込むねじ穴291aが設けられている。
副可動部265は、主体290よりも小さく、正面から見ると小羽の形をしている。長手方向一端側には枢軸292を挿通するボス293を有する。ボス293にはリターンスプリング294が備えられており、副可動部295はリターンスプリング294によって内向き(可動部264−2の閉方向に同じ。同図(a)における反時計回り方向。)に極弱く付勢されている。
また、副可動部265は、上端部に背面方向に板状の風当て295が延設されており、図18(c)に示すように、A−A断面で見ると逆L字を成している。そして、リターンスプリング294に付勢されることによって、その下端部は段差部291の内端より背面方向に延設されたストッパー片291bに突き当たって止まっている。
図19は、可動部264−2を装備した変形立体物260の回転方向及び回転速度と、それに伴う変形形態の違いを示す概略図である。
図19(a)に示すように、第1実施形態と同様に変形立体物260が正面向かって時計回り/反時計回りの何れであっても、変形開始速度ωtより小さい回転速度ω1で回転している場合では、主体290は取り付け姿勢のままを維持し、副可動部265も長辺方向が回転方向に沿うため取り付け状態のままを維持する。従って、変形立体物260は変形しないまま回転することとなる。
回転方向は時計回りであるが、回転速度ω2が変形開始速度ωtより大きい場合には、図19(b)に示すように、主体290に作用する遠心力がスプリング280の付勢力に打ち勝って枢軸268を支点に揺動する。一方、副可動部265にも遠心力が作用して枢軸292を支点にして外向きに揺動しようとするが、風当て295に高速回転に伴う流体力Fwが作用してこれを揺動しようとする力を相殺し、取り付け姿勢を維持することとなる。
これに対して、回転速度ω3が正面向かって反時計回りで、且つ変形開始速度wtより大きい場合には、図19(c)に示すように、主体290に作用する遠心力がスプリング280の付勢力に打ち勝って枢軸268を支点に揺動するところまでは同じであるが、副可動部265には遠心力が作用するのに加えて風当て295に高速回転に伴う流体力Fw’が作用する。したがって、副可動部265は、リターンスプリング294の付勢力に打ち勝って枢軸292を支点にして外向きに揺動する。この状態を変形立体物260の正面から見ると、大きな羽の外側から更に小さな羽が飛び出すように変形して見える。
可動部264−2のように、回転速度のみならずその回転方向によっても異なる変形形態となる構造を具備させるならば、更に変形可動部260の変形バリエーションを増やし、より見た目の派手な演出パターンを追加することができる。
また、上記実施形態では、回転運動に変形立体物260が変形する例を挙げたが、変形の概念はこれに限らず、例えば立体物の一部または前部を風船で形成し、ラック254伝いに設けたエアチューブで圧搾空気を送り込む、又は引き抜くことで変形させるとしても良い。また、変形立体物260そのものにアクチュエータを搭載して、例えば角が伸縮する、つばさを広げる、といった変形をさせても良い。また、変形立体物260の要所に磁石を装着しておいて、昇降機構部250と同様の機構部に電磁石で吸着された外部パーツを変形立体物260に当接させ、電磁石の電源を切って吸着していた外部パーツを変形立体物260に合体させて変形させるとしても良い。尚、外部パーツを外す場合には、再び昇降機構部250と同様の機構部を外部パーツに当接させ、電磁石を作動させ変形立体物260の磁石より強い吸引力で再吸着して引き離すとしても良い。
また、上記実施形態では演出パターンが開始されると終了まで一気に実行される形態として説明したが、遊技者による操作入力に応じて演出の途中で一時停止/再開可能な構成としても良い。
例えば、演出パターンデータ中の所定箇所に一時停止を設定しておく。そして、図20のステップS21のように、一時停止箇所にさしかかった場合(ステップS21のYES)、演出制御部610が演出の実行を一時中断し(ステップS23)、演出実行再開のための所定操作入力を待つ。そして、例えば操作ボタン118を押すなど、所定操作入力が検出された場合(ステップS25のYES)、ステップS26に移行して演出実行を再開するように処理する。
こうした演出の中断は、遊技者が所要で席を外したり視界を盤面102から外す場合に、遊技者が見ていないところで演出が実行されてしまうといった事態を防ぐのに効果的である。中断箇所の設定としては、例えば3連リールが出現したタイミングや3連リールが3つとも回転している状態、音楽が所定フレーズや所定リズムの繰り返し部分など、演出内容が無限ループ可能な場所に設定すると好適である。
また、上記実施形態では一回の内部抽選のみで役の種類とその当選/ハズレまでが判定され、その結果に対応した演出パターンが選択される構成としたが、スロットマシンのように、メイン基板112が内部抽選で役の種類(ハズレを含む)を抽選するとともに、当たり/ハズレの最終的な抽選の結果を、遊技者が操作ボタン118に為した操作入力のタイミングに応じて判定する構成としても良い。その場合、サブ基板204が、役種類抽選の結果に基づいて1次の演出パターンを選択して実行制御し、次いで最終的な抽選結果の判定結果を含む制御信号を受信したら、当該最終的な抽選結果に基づいて2次の演出パターンを選択して、続けて実行制御する構成とすれば良い。具体的には、図15の例では、「予告演出(A)予告演出」を1次の演出パターンとして実行し、最終的に当選すれば2次の演出パターンとして「小役(A)」の演出パターンを、ハズレの場合には「ハズレ」の演出パターンを選択実行するといった具合である。
第1実施形態の遊技装置(パチンコ装置)の正面外観図。 演出装置の正面図。 演出装置の一部断面表示した右側面図。 演出装置の分解斜視図。 変形立体物の構成例を示す図(変形前)。 変形立体物の構成例を示す図(変形後)。 演出形態例を示す図。 演出形態例を示す図。 演出形態例を示す図。 演出形態例を示す図。 演出形態例を示す図。 演出装置の機能構成例を示す機能ブロック図。 演出パターンデータライブラリのデータ構成例を示す図。 演出パターンデータのデータ構成例を示す図。 演出パターン選択TBLのデータ構成例を示す図。 演出装置における処理の流れについて説明するためのフローチャート。 第2実施形態の遊技装置(メダルゲーム装置)の正面外観図。 可動部の変形例の一例を示す図。 変形例の可動部を装備した変形立体物の回転方向及び回転速度と、それに伴う変形形態の違いを示す概略図。 演出装置における処理の流れの変形例を示すフローチャート。
符号の説明
100 パチンコ装置
112 メイン基板
116 スピーカ
200 演出装置
202 液晶ディスプレイ
204 サブ基板
210 立体物回転用モータ
220 シャッターケース
226R 右シャッター
226L 左シャッター
230 シャッター開閉用モータ
240 化粧枠
250 昇降機構部
260 変形立体物
262 化粧板
264 可動部
265 副可動部
266 背面支持板
280 スプリング

Claims (6)

  1. 抽選部を具備する遊技装置に設置され、前記抽選部の抽選結果に応じた演出を実行する遊技装置用演出装置であって、
    画像表示部と、
    複数の形態に変形可能な立体物の変形を制御する変形制御部と、
    前記立体物を前記画像表示部の前方へ出現/退避させる制御を行う立体物移動部と、
    前記画像表示部の表示制御、前記立体物移動部の制御、及び、前記変形制御部の制御を少なくとも含む複数種類の演出制御のうちの一部又は全部の実行手順を定義した複数種類の演出パターンを、当該演出パターンを実行する抽選結果と対応付けて記憶する記憶部と、
    前記複数種類の演出パターンのうち、前記抽選部の抽選結果に対応する演出パターンに従って、前記画像表示部の表示制御、前記立体物移動部の制御、及び、前記変形制御部の制御を実行する演出実行部と、
    を備える遊技装置用演出装置。
  2. 前記立体物は、回転に伴って作動して変形する変形機構部を有し、
    前記変形制御部は、前記立体物を回転させて前記立体物を変形させる、
    請求項1に記載の遊技装置用演出装置。
  3. 前記立体物は、回転速度及び/又は回転方向によって変形形態が異なり、
    前記演出パターンには、前記変形制御部による回転制御内容が定義されてなる、
    請求項2に記載の遊技装置用演出装置。
  4. 前記画像表示部の前方で開閉することにより、表示画面を視認可/不可とさせる扉部と、
    前記扉部の開閉を制御する扉開閉制御部と、
    を更に備え、
    前記演出パターンの演出制御には、前記扉開閉制御部の制御が更に含まれ、
    前記演出実行部は、前記抽選部の抽選結果に対応する演出パターンに従って、更に前記扉開閉制御部の制御を実行する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技装置用演出装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技装置用演出装置と、
    を具備した遊技装置。
  6. 前記抽選部の抽選を指示操作する操作部を更に備え、
    前記遊技装置用演出装置は、前記指示操作による抽選結果に基づいて演出を実行する、
    請求項5に記載の遊技装置。
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