JP2009284284A - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の両面を同質で短時間に読み取ることができるとともに、光量不足による不具合を解消することができる画像読取装置を提供すること。
【解決手段】原稿搬送路31上に複数の読取部32,33を互いに離間させて配置し、各読取部32,33を通過する原稿Gの各面を単一の撮像部4によって読み取ることによって原稿Gの両面を読み取り可能な画像読取装置3において、前記撮像部4を前記各読取部32,33に対して移動可能とし、該撮像部4と各読取部32,33との距離を一定に保持する。具体的には、撮像部4を両読取部32,33間の距離だけ原稿読取面に対して光学的に垂直方向に移動させる。又、撮像部4に設けられた主光源41とは別の副光源34を撮像部4から遠い側の読取部33の近傍に配置し、少なくとも読取部33にて原稿Gが読み取られるときに副光源34を点灯させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、原稿の両面を読取可能な画像読取装置とこれを備えた複写機やプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を採用する複写機等の画像形成装置においては、原稿の画像を読み取るための画像読取装置が設けられており、原稿の画像は画像読取装置によって電気信号に変換して読み取られる。そして、電気信号に変換された現像データに基づいて例えばレーザースキャナユニットからレーザー光が感光ドラム等の像担持体上に露光走査され、像担持体上に静電潜像が形成される。その後、像担持体上の静電潜像は、現像装置によって現像剤であるトナーを用いて現像されてトナー像として顕像化され、このトナー像は転写装置によって用紙上に転写された後、定着装置によって加熱及び加圧されて用紙上に定着される。
ところで、画像読取装置には原稿の両面を読み取り可能なものがあり、斯かる画像読取装置の原稿の両面読取方式としては、原稿搬送路の途中で原稿の表裏を反転させて読取部に原稿を2回通過させてその両面を読み取る方式が一般的であった。
しかしながら、上記読取方式では、原稿の表裏を反転させるための反転機構が必要となるため、装置が複雑化及び大型化するとともに、原稿読取時間が長くなるという問題がある。
そこで、特許文献1には、原稿の両面を2つの撮像部(イメージセンサ)によって各別に読み取る方式が提案されている。この方式によれば、原稿読取時間は短縮されるものの、2つの撮像部を要するためにコストアップを招く他、装置が複雑化及び大型化するという問題がある。
上記問題を解決するため、特許文献2には、S字状に形成された原稿搬送路に2つの読取部を上下に配置し、原稿搬送路に原稿を一方通行で搬送する過程で該原稿が2つの読取部を通過する際にその表面と裏面を単一の撮像部によって読み取るようにした画像読取装置が提案されている。この画像読取装置によれば、装置の複雑化や大型化を招くことなく、原稿の両面を短時間で読み取ることができる。
特開2002−101267号公報 特開2006−319770号公報
しかしながら、特許文献2において提案された画像読取装置においては、2つの読取部と撮像部との距離が異なるため、各読取部での原稿画像に対応する結像に撮像部の受光面を一致させるように焦点合わせを行うためのピント合わせ機構(焦点調整機構)が設ける必要がある。撮像部のレンズ間の距離を調整することによってピント合わせを行う場合、各読取部で読み取られる画像の倍率が異なるという問題が発生する。
従って、本発明の目的とする処は、原稿の両面を同質で短時間に読み取ることができる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
又、撮像部から遠い側の読取部においては、光源からの光量が不足するために画像が暗くなるという問題もある。
従って、本発明の他の目的とする処は、光量不足による不具合を解消することができる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、原稿搬送路上に複数の読取部を互いに離間させて配置し、各読取部を通過する原稿の各面を単一の撮像部によって読み取ることによって原稿の両面を読み取り可能な画像読取装置において、前記撮像部を前記各読取部に対して移動可能とし、該撮像部と各読取部との距離を一定に保持するようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、2つの読取部を原稿搬送路の上下に配置するとともに、前記撮像部を両読取部間の距離だけ原稿読取面に対して光学的に垂直方向に移動させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記撮像部を構成する部品同士の相対位置を一定に保ったまま該撮像部全体を移動させることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記撮像部に設けられた主光源とは別の副光源を撮像部から遠い側の読取部の近傍に配置し、少なくとも撮像部から遠い側の読取部にて原稿が読み取られるときに前記副光源を点灯させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記撮像部に設けられた主光源への印加電圧を可変とし、少なくとも撮像部から遠い側の読取部にて原稿が読み取られるときに前記主光源への印加電圧を高くすることを特徴とする。
請求項6記載の画像形成装置は、請求項1〜5の何れかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする。
請求項1及び2記載の発明によれば、撮像部を両読取部間の距離だけ原稿読取面に対して光学的に垂直方向に移動させることによって撮像部と各読取部との距離を一定に保持するようにしたため、各読取部においてピントが合った状態で原稿を読み取ることができ、画像処理による当倍度調整も不要となり、原稿の両面を良好且つ同質で読み取ることができる。又、原稿搬送路に原稿を一方通行で搬送しながらその両面を単一の撮像部によって短時間に読み取ることができ、装置の複雑化や大型化を招くこともない。
請求項3記載の発明によれば、撮像部を構成するレンズやCCD等の部品同士の相対位置を一定に保ったまま該撮像部全体を移動させるようにしたため、レンズの焦点距離やCCDの当倍度等の調整が不要となり、撮像部からの距離が異なる複数の読取部において原稿の両面を高精度に読み取ることができる。
請求項4記載の発明によれば、撮像部から遠い側の読取部の近傍に配置された副光源を少なくとも撮像部から遠い側の読取部にて原稿が読み取られるときに点灯させるようにしたため、撮像部から遠い側の読取部での光量不足によって画像が暗くなる等の不具合が解消される。
請求項5記載の発明によれば、少なくとも撮像部から遠い側の読取部にて原稿が読み取られるときに主光源への印加電圧を高くして光量を増やすようにしたため、撮像部から遠い側の読取部での光量不足によって画像が暗くなる等の不具合が解消される。
請求項6記載の発明によれば、原稿の両面を同質で短時間に読み取ることによって高質な両面画像を安定的に得ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の本体内部の構成を示す破断正面図、図2は本発明に係る画像読取装置要部の断面図である。
図1に示す画像形成装置1は、両面画像が形成可能であって、その本体2の上部には画像読取装置3が設置され、その下方の画像形成装置本体2の上部には撮像部(スキャナ)4が配置されている。
ところで、画像形成装置本体2の内部の底部に給紙部6が配され、その上方には再給紙部7が配置されている。又、画像形成装置本体2内の前記再給紙部7の上方には、画像形成部8と定着部9及び排紙部10がそれぞれ配置されている。
上記給紙部6は、上面が開放された矩形箱状の給紙カセット11と、該給紙カセット11内に積層収容された複数枚の用紙Pを最上位のものから1枚ずつ取り出すピックローラ12と取り出された用紙Pを分離して搬送パスL1へと送り出す分離ローラ対13を備えている。又、給紙部6には用紙Pを手差しで給紙するための手差しトレイ14も設けられている。そして、搬送パスL1には搬送ローラ対15が設けられており、搬送パスL1から水平に延びる搬送パスL2には、搬送ローラ対15によって搬送される用紙Pを一時待機させた後に所定のタイミングで画像形成部8へと供給するレジストローラ対16が設けられている。
前記画像形成部8は、給紙部6から供給される用紙Pに画像を形成するものであって、回転可能に配された像担持体としての感光ドラム17と、その周囲に配された帯電器18、現像装置19、転写ローラ20及びクリーニング装置21と、これらの上方に配されたレーザースキャナユニット(LSU)22を備えている。
前記定着部9は、画像形成部8において用紙Pに転写されたトナー像を当該用紙Pに定着させるためのものであって、互いに圧接されて回転する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bを備えている。
前記排紙部10は、定着部9においてトナー像が定着された用紙Pを本体2外の排紙トレイ23へと排出させるためのものであって、水平な搬送パスL2の末端に設けられた排紙ローラ対24を備えている。
前記再給紙部7は、用紙Pの両面に画像を形成する場合に使用されるものであって、水平に延びる両面パスL3とその途中に設けられた複数の搬送ローラ対25を備えている。そして、搬送パスL2の定着部9と排紙ローラ対24の間からは搬送パスL4が分岐しており、この搬送パスL4は、垂直下方へと延びて前記給紙カセット11の下方に設けられた中間トレイ26へと連なり、その途中には搬送ローラ対27と反転ローラ対28が設けられている。
次に、前記画像読取装置3の内部構造を図2に基づいて説明する。
画像読取装置3には、上部に設けられた原稿トレイ29からその下方に設けられた排紙トレイ30まで屈曲した原稿搬送路31が延びており、原稿トレイ29上にセットされた複数枚の原稿Gが1枚ずつ一方通行で搬送され、その過程で各原稿Gの両面が単一の前記撮像部4によって読み取られる。
前記原稿搬送路31は、原稿トレイ29から一端側(図2の左端側)に向かって斜め下方に傾斜する搬入部31aと、該搬入部31aの下端から他端側(図2の右端側)に向かって略水平に延出する第1搬送部31bと、該第1搬送部31bの先端で向きを180°反転する第1反転部31cと、この第1反転部31cの先端から一端側(図2の左端側)に向かって略水平に延びる第2搬送部31dと、該第2搬送部31dの先端で向きを180°反転する第2反転部31eと、該第2反転部31eの先端側から他端側(図2の右端側)に向かって略水平に延びる延出部31fとで構成されている。
そして、上記原稿搬送路31の第1搬送部31bの中間部には、原稿搬送路31を搬送される原稿Gの表面を読み取るための表面読取部32が配設され、第2搬送部31dの先端部には、原稿Gの裏面を読み取るための裏面読取部33が配設されている。ここで、第1搬送部31bと、第1反転31c部と、第2搬送部31d、第2反転部31e及び排出部31fはS字状を形成しており、第1搬送部31bと第2搬送部31dとは互いに平行を成して上下に配されている。そして、第1搬送部31bと第2搬送部31dに前記表面読取部32と裏面読取部33がそれぞれ配設されており、裏面読取部33と表面読取部32は上下に配されている。尚、撮像部4から遠い側の裏面読取部33の近傍には補助的な副光源34が配置されている。
又、原稿トレイ29と原稿搬送路31の搬入部31aとの間には、原稿トレイ29にセットされた原稿Gを1枚ずつ搬送するための搬送ベルト35が設けられており、第1搬送部31bの表面読取部32を挟む両側には搬送ローラ対36,37が設けられ、第1反転部31cと第2反転部31eには搬送ローラ対38,39がそれぞれ設けられている。更に、排出部31fの末端部には搬出ローラ対40が設けられている。
ところで、原稿搬送路31の搬送ローラ対36と表面読取部32の間の第1搬送部31bには、該第1搬送部31bを搬送される原稿Gの先端を検知したときに該原稿Gの搬送を一旦停止するためのセンサS1が設けられている。又、原稿搬送路31の搬送ローラ対38と裏面読取部33の間の第2搬送部31dには、該第2搬送部31dを搬送される原稿Gの先端を検知したときに該原稿Gの搬送を一旦停止するためのセンサS2が設けられている。従って、例えば裏面読取部33に原稿Gが存在するときには、裏面読取部33において原稿Gの裏面の読み取りが完了するまでは裏面読取部33には後続の原稿Gの搬入を阻止することができるため、原稿Gの表面と裏面の交互の読み取りをスムーズに行うことができる。
又、表面読取部32と裏面読取部33との間の原稿搬送路31に沿う距離及び両センサS1,S2間の原稿搬送路31に沿う距離は、原稿Gの原稿搬送路31に沿う長さ以上に設定されている。このため、上流側の表面読取部32において原稿Gの表面が読み取られ、下流側の裏面読取部33へと搬送された原稿Gの後端部が表面読取部32を塞ぐことがないため、裏面読取部33での原稿Gの読み取りが阻害されることがない。
前記撮像部4は、表面読取部32に対向してこれの下方に配置されており、主光源41、複数の反射ミラー42、レンズ43及びCCD44を含んで構成されている。この撮像部4の主光源41から出射された光は、その光軸が表面読取部32と裏面読取部33に位置する原稿Gの表面と裏面の対して直交状となるよう照射される。そして、表面読取部32と裏面読取部33において原稿Gの表面と裏面でそれぞれ反射した光は、撮像部4の反射ミラー42で反射され、レンズ43によってCCD44に結像されて電気信号に変換され、これによって原稿Gの表面と裏面の画像がそれぞれ読み取られる。
即ち、原稿トレイ29上にセットされた原稿Gが1枚ずつ原稿搬送路31を一方通行で搬送されると、該原稿Gが表面読取部32を通過する際にその表面の画像が撮像部4によって読み取られ、次に原稿Gが裏面読取部33を通過する際にその裏面の画像が撮像部4によって読み取られ、両面が読み取られた原稿Gは排出ローラ対40によって排出トレイ23へと排出される。
而して、本実施の形態は、撮像部4を表面読取部32及び裏面読取部33に対して移動可能とし、該撮像部4と各読取部32,33との距離を一定に保持するようにしたことを特徴とする。具体的には、図3に模式的に示すように、撮像部4を両読取部32,33間の距離aだけ各原稿読取面に対して光学的に垂直方向に移動させるようにしている。例えば、撮像部4に近い側の表面読取部32で原稿Gの表面が読み取られる場合には、撮像部4は図3のX位置にあって、該撮像部4と表面読取部32間の光学的な距離(光路長)は図示のAに設定され、撮像部4に遠い側の裏面読取部33で原稿Gの裏面が読み取られる場合には、撮像部4は両読取部32,33間の距離aだけ裏面読取部33方向に図3の位置X’まで移動せしめられ、該撮像部4と裏面読取部33間の光学的な距離(光路長)は同じ値Aに保持される。ここで、撮像部4は、これを構成する反射ミラー42やレンズ43、CCD44等の部品同士の相対位置を一定に保ったままその全体が一体的に移動せしめられる。尚、図3においては、反射ミラー42については図示を省略している。
又、本実施の形態では、撮像部4に設けられた主光源41とは別の副光源34を撮像部4から遠い側の裏面読取部33の近傍に配置し、少なくとも裏面読取部33にて原稿Gが読み取られるときに副光源34を点灯させるようにしている。
以上のように、本実施の形態では、撮像部4を両読取部32,33間の距離aだけ原稿読取面に対して光学的に垂直方向に移動させることによって撮像部4と各読取部32,33との距離(光路長)Aを一定に保持するようにしたため、各読取部32,33においてピントが合った状態で原稿Gを良好に読み取ることができ、画像処理による当倍度調整も不要となり、原稿Gの両面を良好且つ同質で読み取ることができる。又、原稿搬送路31に原稿Gを一方通行で搬送しながらその両面を単一の撮像部4によって短時間に読み取ることができ、画像読取装置3の複雑化や大型化を招くこともない。
そして、本実施の形態では、撮像部4を構成するレンズ43やCCD44等の部品同士の相対位置を一定に保ったまま該撮像部4の全体を移動させるようにしたため、レンズ43の焦点距離やCCD44の当倍度等の調整が不要となり、撮像部4からの距離が2つの読取部32,33において原稿の両面を高精度に読み取ることができる。
又、本実施の形態においては、撮像部4から遠い側の裏面読取部33の近傍に配置された副光源34を少なくとも裏面読取部33にて原稿Gが読み取られるときに点灯させるようにしたため、撮像部4から遠い側の裏面読取部33での光量不足によって画像が暗くなる等の不具合が解消される。尚、副光源34を設ける代わりに、主光源41への印加電圧を可変とし、少なくとも撮像部4から遠い側の裏面読取部33にて原稿Gが読み取られるときに主光源41への印加電圧を高して光量を増やすようにても良く、これによっても撮像部4から遠い側の裏面読取部33での光量不足によって画像が暗くなる等の不具合が解消される。
而して、以上のようにして原稿Gの両面が読み取られると、読み取られた画像データに基づいて用紙Pの両面に画像が形成される。
即ち、プリント開始信号が発信されると、図1に示す画像形成部8においては、感光ドラム17が不図示の駆動手段によって図2の矢印方向(時計方向)に回転駆動され、その表面が帯電器18によって所定の電位に一様に帯電される。そして、撮像部4によって読み取られた原稿Gの表面の画像データに基づくレーザー光がレーザースキャナユニット22から出力されて感光ドラム17上に照射されると、該感光ドラム17上に静電潜像が形成される。そして、この感光ドラム17上に形成された静電潜像は、現像装置19によって現像剤であるトナーを用いて現像されてトナー像として可視像化される。
同時に給紙部6の給紙カセット11からピックローラ12及び分離ローラ対13によって1枚ずつ送り出された用紙Pは、搬送ローラ対15によって搬送パスL1,L2をレジストローラ対16に向かって搬送される。そして、レジストローラ対16においては、用紙Pは、一時待機状態とされた後、感光ドラム17上のトナー像に同期するタイミングで画像形成部8へと供給される。
画像形成部8においては、感光ドラム17と転写ローラ20との間の転写ニップへと供給された用紙Pは、転写ローラ20によって感光ドラム17に押し付けられながら搬送されることによって、その表面(転写面)に感光ドラム17上のトナー像が転写される。そして、トナー像が転写された用紙Pは、定着部9へと搬送され、この定着部9において加熱ローラ9aと加圧ローラ9bによって挟み込まれて搬送される過程で加熱及び加圧されてトナー像の定着を受ける。尚、用紙へのトナー像の転写後に感光ドラム17の表面に残留するトナー(転写残トナー)はクリーニング装置21によって除去される。
表面にトナー像が定着された用紙Pは、その搬送方向が搬送パスL4へと切り替えられ、搬送ローラ対27及び反転ローラ対28によって搬送パスL4を垂直下方へと中間トレイ26まで送られる。中間トレイ26に送られた用紙Pは、反転ローラ28が逆転することによってスイッチバックされて搬送パスL4を両面パスL3に向かって搬送され、搬送ローラ対25によって両面パスL3を搬送パスL1に向かって搬送される。そして、用紙Pは、両面パスL3から搬送パスL1へと受け渡され、搬送パスL1から搬送パスL2を搬送される過程で表裏が反転されてレジストローラ対16へと送られ、前記と同様のプロセスを経てその裏面に画像が形成され、両面に画像が形成された用紙Pは、排紙ローラ対24によって排紙トレイ23へと排出され、これによって一連の両面画像形成動作が完了する。
而して、本実施の形態に係る画像形成装置1においては、画像読取装置3によって原稿Gの両面が同質で短時間に読み取られるため、高質な両面画像が安定的に得られる。
尚、以上は本発明を特に静電複写方式を採用する画像形成装置に適用した形態について説明したが、本発明は、インクジェット方式を採用する画像形成装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係る画像形成装置の内部構造を示す破断正面図である。 本発明に係る画像読取装置要部の断面図である。 本発明に係る画像読取装置の読取部と撮像部との位置関係を模式的に示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 画像形成装置本体
3 画像読取装置
4 撮像部
6 給紙部
7 再給紙部
8 画像形成部
9 定着部
9a 加熱ローラ
9b 加圧ローラ
10 排紙部
11 給紙カセット
12 ピックローラ
13 分離ローラ対
14 手差しトレイ
15 搬送ローラ対
16 レジストローラ対
17 感光ドラム
18 帯電器
19 現像装置
20 転写ローラ
21 クリーニング装置
22 レーザースキャナユニット(LSU)
23 排紙トレイ
24 排紙ローラ対
25 搬送ローラ対
26 中間トレイ
27 搬送ローラ対
28 反転ローラ対
29 原稿トレイ
30 排紙トレイ
31 原稿搬送路
31a 原稿搬送路の搬入部
31b 原稿搬送路の第1搬送部
31c 原稿搬送路の第1反転部
31d 原稿搬送路の第2搬送部
31e 原稿搬送路の第2反転部
31f 原稿搬送路の搬出部
32 表面読取部
33 裏面読取部
34 副原稿
35 搬送ベルト
36〜39 搬送ローラ対
40 排出ローラ対
41 主光源
42 反射ミラー
43 レンズ
44 CCD
a 読取部間の距離
A 光路長
G 原稿
L1,L2 搬送パス
L3 両面パス
L4 搬送パス
P 用紙

Claims (6)

  1. 原稿搬送路上に複数の読取部を互いに離間させて配置し、各読取部を通過する原稿の各面を単一の撮像部によって読み取ることによって原稿の両面を読み取り可能な画像読取装置において、
    前記撮像部を前記各読取部に対して移動可能とし、該撮像部と各読取部との距離を一定に保持するようにしたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 2つの読取部を原稿搬送路の上下に配置するとともに、前記撮像部を両読取部間の距離だけ原稿読取面に対して光学的に垂直方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記撮像部を構成する部品同士の相対位置を一定に保ったまま該撮像部全体を移動させることを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記撮像部に設けられた主光源とは別の副光源を撮像部から遠い側の読取部の近傍に配置し、少なくとも撮像部から遠い側の読取部にて原稿が読み取られるときに前記副光源を点灯させることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像読取装置。
  5. 前記撮像部に設けられた主光源への印加電圧を可変とし、少なくとも撮像部から遠い側の読取部にて原稿が読み取られるときに前記主光源への印加電圧を高くすることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像読取装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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