JP2010212846A - 原稿読取装置、および、これを備えた画像形成装置。 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿に透過部材を擦らせて取り除くことにより透過部材に付着した塵埃を取り除くことができる原稿読取装置、および、これを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、ペーパガイド75、76、読取部71を備えている。ペーパガイド75、76は、搬送路を構成する。ペーパガイド75には読取ガラス74が嵌め込まれている。読取部71は、第1読取位置を原稿が通過するときに読取ガラス74を透過する光を読み取る。読取ガラス74は、搬送方向の上流側よりも下流側がペーパガイド76側に突き出すように0.8°傾けて取り付けられている。
【選択図】図3

Description

この発明は、原稿を搬送しつつ原稿の読取を行う原稿読取装置、および、これを備えた画像形成装置に関する。
原稿読取装置の中には、原稿を搬送する搬送路と、搬送路に沿って原稿を搬送する搬送部材と、搬送路の一部を成すように取り付けられた透過部材と、透過部材と搬送路を挟んで向き合うよう配置された読取ユニットと、を備え、原稿が透過部材に面する読取位置を通過するときに原稿画像の読取を行なうものがある。
このような原稿読取装置の中には、搬送路の上面の一部を成すように画像読取面(透過部材)を設けることで、搬送路の下面の一部に画像読取面を設けた場合と比較して塵埃が画像読取面に溜まり難くしたものもある(例えば、特許文献1。)。
特開2008−147870号公報
しかし、上記特許文献1に示す原稿読取装置では、透過部材に付着した塵埃を取り除く構成を備えていないため、透過部材に付着した塵埃を除去することはできなかった。
このため、原稿ユニットが読み取った画像に透過部材に付着した塵埃が含まれてしまい、原稿画像の読取を精度良く行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は、透過部材に付着した塵埃を取り除いて原稿を精度良く読み取ることができる原稿読取装置、および、これを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明の原稿読取装置は、第1面部材、第2面部材、透過部材、読取手段を備えている。第1面部材及び第2面部材は、搬送路内を所定の搬送方向に沿って搬送される原稿の第1面及び第2面のそれぞれと対向する。透過部材は、第1面部材に取り付けられている。読取手段は、透過部材に面する位置を原稿が通過するときに透過部材に面する原稿の第1面の読取を行う。透過部材は、搬送方向の上流側よりも下流側が第2面部材側に突き出すように予め設定された角度だけ傾けて第1面部材に取り付けられている。
この構成では、透過部材は、搬送方向の上流側よりも下流側が第2面部材側に接近するように搬送路内にわずかに突き出している。
このため、原稿は透過部材に接触しつつ搬送路内を搬送され、透過部材に付着している塵埃は原稿によって取り除かれる。
この構成において、第1面部材は搬送路の上面を成し、第2面部材は搬送路の下面を成すものとすることが好ましい。このため、第1面部材は搬送路の上面を成し、第1面部材に取り付けられている透過部材には塵埃が付着し難い。
この構成において、第1面部材は搬送路の下面を成し、第2面部材は第1面部材側に突き出すように湾曲して搬送路の上面を成すものとし、透過部材の搬送方向における下流側の端部と隣接した第1面部材の一部には、透過部材の傾きに合わせるように傾斜面が形成されるものとすることが好ましい。これにより、湾曲した搬送路の下流側に向かって原稿をスムーズに案内することができる。
この構成において、第2面部材は第1面部材と接近/離間する方向に変位可能に支持され、第1面部材との間に所定の間隔が形成されるように第2面部材の第1面部材と接近する方向への変位を規制する規制部材と、第1面部材側に第2面部材を付勢する付勢部材とをさらに備えるものとすることが好ましい。これにより、第1面部材の傾きに応じて第2面部材を傾けることができる。
この発明の画像形成装置は、上記発明のいずれかに係る原稿読取装置と、原稿読取装置が読み取った原稿画像に基づいて用紙に画像形成処理を行う画像形成部とを備えている。
これにより、透過部材に付着している塵埃が原稿によって取り除かれるため、塵埃が含まれない原稿画像に基づいた画像形成処理を実行することができる。
この発明によれば、第1面部材に付着している塵埃を搬送される原稿によって取り除くことができるため、読取手段による原稿読取を精度良く行うことができる。
この発明の一実施施形態に係る画像形成装置の正面視における全体の構成を示す図である。 自動原稿搬送装置および読取部の周辺構成を示す概略図である。 搬送ローラ対から排紙ローラ対に至る原稿搬送路周辺の詳細な構成を示す図である。 A−A断面における矢視断面図である。 読取ガラスの周辺の構成を示す図である。 (A)は、搬送方向の上流側で読取ガラスをペーパガイドに取り付けている支持部の断面構成を模式的に示す図である。(B)搬送方向の下流側で読取ガラスをペーパガイドに取り付けている支持部の断面構成を模式的に示す図である。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置10について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に示すように、画像形成装置10は、画像形成部11、自動原稿搬送装置(原稿読取装置)12、読取部(読取手段)71、読取部(読取手段)90、制御部50を備え、原稿読取機能と画像形成機能とを備えた複合機である。画像形成装置10は、用紙に多色及び単色の画像形成処理を行なう。
読取部90は、上面に原稿載置台92を有し、原稿載置台92に載置された原稿の読取を行う。原稿載置台92の端部に隣接して読取ガラス(透過部材)93が設けられている。
自動原稿搬送装置12は、読取ガラス93に面する位置に原稿を逐次搬送し、読取ガラス93に面する第2読取位置を原稿が通過するときに、原稿の第2面の読取を行う。
画像形成部11は、露光ユニット14、中間転写ベルトユニット60、定着ユニット70、画像形成ステーション20K〜20Y、給紙部40、排紙トレイ17、2次転写ユニット30を有し、用紙に画像形成処理を行なう。
画像形成ステーション20K〜20Yは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のカラー画像に応じてそれぞれ配置され、ほぼ同一の構成を備えている。各画像形成ステーション20K〜20Yでは、各色に応じた4種類のトナー像を形成する。なお、図1では、画像形成ステーション20Kのみ符号を付して示している。ここで、画像形成ステーション20Kについて説明する。
画像形成ステーション20Kは、感光体ドラム22を有し、ブラック(K)のカラー画像に応じたトナー像を形成する。画像形成ステーション20Kは、現像器21、帯電器24、クリーナユニット23、中間転写ローラ64が感光体ドラム22の回転方向に沿ってこの順に配置されている。
現像器21は、感光体ドラム22にブラック(K)のトナーを供給し、感光体ドラム22上に形成された静電潜像にトナーを吸着されて顕像化する。
クリーナユニット23は、感光体ドラム22周面に残留したトナーを回収し、導管を経由して排出する。帯電器24は、感光体ドラム22の表面を所定の電位に均一に帯電させるチャージャ型の帯電器である。
中間転写ローラ64は、数百ボルト程度のプラス極性の転写バイアスが印加されている。一方、感光体ドラム22に担持されるトナー像は、マイナス極性に帯電している。これにより、中間転写ベルト61にトナー像を担持させている。
露光ユニット14は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)である。露光ユニット14は、帯電された感光体ドラム22を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。
中間転写ベルトユニット60は、感光体ドラム22の上方に配置され、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ベルトクリーニングユニット65、等を有している。
中間転写ベルト61は、中間転写ベルト従動ローラ63、画像形成ステーション20Y、20M、20C、20K、中間転写ベルト駆動ローラ62を、この順に経由する方向へ回転するように張架されている。
中間転写ベルトクリーニングユニット65は、中間転写ベルト61に付着している残留トナーを回収する。
給紙部40は、手差しトレイ16、給紙カセット15、レジストローラ対33、繰り出し機構41等を備えている。
給紙カセット15は、画像形成処理に使用する用紙が積層されており、露光ユニット14の下側に設けられている。手差しトレイ16は、装置本体の側面側に設けられており給紙カセット15と同様に給紙すべき用紙が載置される。排紙トレイ17は、画像形成部11の上方に設けられており画像形成部11で画像形成処理を行なった用紙を集積する。
定着ユニット70は、転写領域を通過した用紙を挟み込んで加熱処理及び圧着処理を施すローラ対を有している。これにより、用紙の表面に形成されているトナー像を定着させる。定着ユニット70を通過した用紙は、排紙トレイ17へ排出される。
繰り出し機構41は、給紙カセット15の端部に設けられており、給紙カセット15に収納されている用紙を一枚ずつ搬送経路の下流側へ繰り出す。なお、手差しトレイ16の端部にも繰り出し機構41と同様の機能を有する繰り出し機構が設けられている。
レジストローラ対33は、搬送経路の上流側から繰り出される用紙を一旦保持する。そして、中間転写ベルト61に担持されているトナー像の先端を用紙の印刷位置の先端に合わせるタイミングで用紙を上流側の各中間転写ベルト61および2次転写ユニット30の間の転写領域へ搬送する。これにより、トナー像を用紙に転写することができる。
2次転写ユニット30は、複数のローラによって張架された2次転写ベルトと、中間転写ベルト駆動ローラ62との間に2次転写ベルト及び中間転写ベルト61を挟み込むようにして圧接する圧接ローラを有している。
制御部50は、画像形成部11における用紙への画像形成処理を制御する。また、制御部50は、自動原稿搬送装置12における原稿読取を制御し、原稿の両面の画像データを用紙に画像形成処理させる。
図2に示すように、自動原稿搬送装置12は、原稿トレイ80、繰り出しローラ81、搬送ローラ対82、搬送ローラ対83、搬送ローラ対86、排紙ローラ対84、排紙トレイ40を有している。排紙ローラ対84の直下流側には、排紙トレイ40に連通する排紙口が設けられている。
読取部90は、スキャナヘッド54、受光部55、光学ユニット56等を有している。
スキャナヘッド54は、直上方に光を照射する照射ランプ、照射ランプの照射した光の反射光を所定の経路に沿って反射させるミラー等からなる光学系を有している。スキャナヘッド54の近傍には、レンズやミラー等からなる光学ユニット56が配置されており、反射光はスキャナヘッド54から光学ユニット56を経由して受光部55へ誘導される。
受光部55は、複数のラインセンサから成るCCD(Charge Coupled Device)方式のイメージセンサである。
繰り出しローラ81は、原稿トレイ80に載置された原稿を一枚ずつ繰り出す。
図3に示すように、繰り出しローラ81が繰り出した原稿は、搬送ローラ対82によって第1読取領域31へ送り込まれる。第1読取領域31を通過した原稿は、搬送ローラ対83、86によって第2読取領域32へ送り込まれる。第2読取領域を通過した原稿は、排紙ローラ対84によって排紙トレイ40へ排出される。
読取部71は、読取センサ73、LEDランプ72、を有するCIS(Contact Image Sensor)方式のイメージセンサである。LEDランプ72は、第1読取位置に光を照射する。読取センサ73は、第1読取位置からの反射光を受光する。これより、原稿の第1面側の読取を行なうことができる。ここで、第1読取位置は、読取センサ73の直下方に位置する読取ガラス74近傍の位置に設定されている。
読取ガラス74(透過部材)は、搬送路の上面を成すペーパガイド(第1面部材)75の一部を貫通するように嵌め込まれている。一方、搬送路の下面を成すペーパガイド76の読取ガラス74に対向する位置には貫通孔が設けられている。ペーパガイド76の貫通孔には面部材(第2面部材)77が上下方向に変位可能に取り付けられている。ペーパガイド75及びペーパガイド76の間に形成されている搬送路は、本発明の搬送路に相当する。
図4に示すように、面部材77は、支持部95との間に介装された付勢ばね(付勢部材)78によってペーパガイド75側へ付勢されている。面部材77の搬送路の幅方向の両端部にはスペーサ(規制部材)79がそれぞれ設けられている。なお、図4では、スペーサ79、ガラス板52、シェーディング板51についてのみハッチングを付して示しており、他の断面図示は適宜省略している。スペーサ79は、搬送路を通過する原稿と接触しない位置にそれぞれ設けられている。スペーサ79は、搬送方向の長さが読取ガラス74と同じ長さとなるように設けられている。面部材77と読取ガラス74との間の隙間が、例えば0.6mmとなるように所定の厚みに形成されている。これにより、面部材77を読取ガラス74側に平行な状態を保持しつつ付勢することができる。
なお、読取ガラス74の変位に応じて面部材77も変位するため、読取ガラス74の取り付け位置を調整することにより面部材77の位置も読取ガラス74の変位に追従して変位させることができる。
本実施形態のように、面部材77を変位可能に支持させることにより、面部材77の取り付け時に面部材77と読取ガラス74との間の隙間が所定の間隔となるように容易に調整することができる。
本実施形態では、面部材77を変位可能に支持する例を挙げているが、面部材77を固定支持するものとしても良い。但し、面部材77を変位可能に支持する方が読取ガラス74との間の距離や、読取ガラス74との間の平行度を容易に保持することができるのでより好適である。
また、面部材77には読取ガラス74と対向する位置にガラス板52が嵌め込まれており、ガラス板52の読取ガラス74と離間する面にはシェーディング板51が設けられている。シェーディング補正を行うときには、制御部50は第2読取部71にシェーディング板51を読取らせてシェーディング補正を実行する。
なお、本実施形態では、読取部71及び読取ガラス74を搬送路の上面側に設ける例を挙げているが、読取部71及び読取ガラス74を搬送路の下面側に設けるものとしても良い。但し、読取ガラス74を搬送路の下面側に設けると、読取ガラス74に紙粉が付着し易くなるため本実施形態のように搬送路の上面側に設けるほうが好適である。
ここで、図5に示すように、読取ガラス74は両端部を支持部75A、75Bを介してペーパガイド75に取り付けられている。
読取ガラス74は、ペーパガイド75に対して、例えば、0.8°程度傾斜するように両端部をそれぞれ支持部75A、75Bによってペーパガイド75に取り付けられている。これにより、搬送ローラ対86から送り出される原稿を第1読取位置よりも上流側で読取ガラス74を摺擦させている。このため、読取ガラス74の第1読取位置に付着している紙粉等の塵埃を取り除くことができる。この結果、第2読取部71による原稿読取を精度良く行うことができる。
図6(A)に示すように、支持部75Aは、基材204を両面テープ200、201で挟み込むようにして形成されている。図6(B)に示すように、支持部75Bは、基材205を両面テープ202、203で挟み込むように形成されている。
基材204、205は、一例としてポリエチレンテレフタレート等の樹脂からなる部材である。基材205は、基材204よりも読取ガラス74を例えば0.8°程度傾けるために必要な厚み分だけ厚くなるように形成されている。
このように、基材204、205の厚みを調整することにより簡便に読取ガラス74の傾きを調整することができる。
また、読取ガラス74の直上流側のペーパガイド75の表面75Cは、わずかに薄くなるように形成されている。そして、表面75Cには摩擦抵抗の少ないシート材が貼り付けられている。これにより、原稿を下流側の読取ガラス74へスムーズに案内することができる。
また、これにより、第2読取部71が読取った塵埃が含まれない原稿の画像データに基づいて画像形成部11に画像形成処理を実施させることができる。
なお、読取ガラス74の傾斜角度は、原稿の搬送速度や原稿の厚みによる撓み難さ(コシの強さ)等を考慮して0.5°〜3°の範囲で適宜設定すれば良い。
特に、読取ガラス74に付着している紙粉を原稿先端で効率良く擦り取ることができる。また、擦り取られた塵埃は、原稿とともに排紙トレイ40へ排出される。このため、搬送路内に紙粉が溜まるといったことも防止することができる。
また、読取ガラス74を傾けてペーパガイド75に取り付ける代わりに、ペーパガイド75を搬送ローラ対86から送り出される原稿が読取ガラス74を擦るように傾けることも考えられる。しかし、ペーパガイド75を傾けた場合には、読取ガラス74を傾ける場合と比較して傾斜角度の微調整が難しいという問題がある。このため、本実施形態のようにペーパガイド75に対して読取ガラス74を傾けて取り付ける方が、原稿と読取ガラス74との当接具合の調節を容易に行うことができるという利点もある。
また、読取ガラス74は、搬送方向の上流側の端部はペーパガイド75との間に段差が生じないように取り付けられている。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、第1読取位置よりも上流側で原稿が読取ガラス74と当接するのであれば、読取ガラス74の上流側の端部は、搬送路の上面よりも読取部71側に位置するように取り付けても良い。
なお、読取ガラス74を傾斜させて搬送路の上面を形成するペーパガイド75に取り付けることにより、ペーパガイド75の取り付け位置を変更することなく読取ガラス74に対する原稿の当たり具合を調整することができるという利点もある。
ペーパガイド(第2面部材)96は下方に湾曲した搬送路の湾曲部の内周側を形成している。案内部材(第1面部材)94は、上記湾曲部の外周側を形成している。
案内部材(第1面部材)94には読取ガラス93が取り付けられている。読取ガラス93は、搬送方向の上流側よりも下流側が搬送路内にわずかに突出するように所定の角度だけ傾けて案内部材94に取り付けられている。ここで、上記所定の角度は、搬送ローラ対82によって搬送される原稿が第2読取位置よりも上流側で読取ガラス93に接触するように設定されている。これにより、読取ガラス93に当接する原稿によって第2読取位置に付着している塵埃を取り除いている。
案内部材94には、傾斜部94Sが設けられている。傾斜部94Sは、読取ガラス93の直下流側に隣接する搬送路面を形成している。傾斜部94Sは、搬送方向に沿って上方に傾斜している。これにより、原稿を搬送方向の下流側にスムーズに誘導することができる。
本実施形態では、案内部材94は図示しないフレームに固定支持されているが、装置の仕様に応じて面部材77と同様に上下方向に変位可能に支持されるものとしても良い。
なお、本実施形態では、搬送路の一部にペーパガイド96及び案内部材94によって形成される湾曲部を設ける例を挙げているが、本発明は、これに限定されるものではない。湾曲部は設けないものとしても良い。
上記実施形態では、画像形成装置10は、原稿の両面の読取を行なう例を挙げている。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、原稿の第1面のみを読み取るものとしても良い。この場合には、読取部90を設けないものとしても良い。また、原稿の第2面のみを読み取るものとしても良い。この場合には、第2読取部71を設けないものとしても良い。
上記実施形態では、画像形成装置10に自動原稿搬送装置12が備えられている例を挙げている。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、原稿を逐次搬送しながら原稿の読取を行なう原稿読取装置に本発明を適用するものとして良い。
なお、図3〜図6において断面表記は適宜省略して示している。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図されている。
12 自動原稿搬送装置(原稿読取装置)
71 読取部(読取手段)
74 読取ガラス(透過部材)
75 ペーパガイド(第1面部材)
76 ペーパガイド(第2面部材)

Claims (5)

  1. 搬送路内を所定の搬送方向に沿って搬送される原稿の第1面及び第2面のそれぞれと対向する第1面部材及び第2面部材と、
    前記第1面部材に取り付けられた透過部材と、
    前記透過部材に面する位置を原稿が通過するときに前記透過部材に面する原稿の第1面の読取を行なう読取手段と、
    を備え、
    前記透過部材は、前記搬送方向の上流側よりも下流側が前記第2面部材側に突き出すように予め設定された角度だけ傾けて前記第1面部材に取り付けられている、
    原稿読取装置。
  2. 前記第1面部材は前記搬送路の上面を成し、前記第2面部材は前記搬送路の下面を成す、
    請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記第1面部材は前記搬送路の下面を成し、前記第2面部材は前記第1面部材側に突き出すように湾曲して前記搬送路の上面を成し、
    前記透過部材の前記搬送方向における下流側の端部と隣接した前記第1面部材の一部には、前記透過部材の傾きに合わせるように傾斜面が形成されている、
    請求項1に記載の原稿読取装置。
  4. 前記第2面部材は、前記第1面部材と接近/離間する方向に変位可能に支持され、
    前記第1面部材との間に所定の間隔が形成されるように前記第2面部材の前記第1面部材と接近する方向への変位を規制する規制部材と、
    前記第1面部材側に前記第2面部材を付勢する付勢部材と、
    をさらに備えた請求項1から3のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の原稿読取装置と、
    前記原稿読取装置が読み取った原稿画像に基づいて用紙に画像形成処理を行う画像形成部と、
    を備えた画像形成装置。
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