JP2009282700A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を媒体上で指示する。
【解決手段】画像処理部71aでは、画像取得部711が、媒体から画像を取得し、ドット配列生成部712が、画像からドット配列を生成する。また、データ処理部71bでは、符号配列生成部713が、ドット配列から符号配列を生成し、識別情報取得部714が、符号配列から識別情報を取得し、位置情報取得部715が、符号配列から位置情報を取得し、操作受付部718が、コピー操作又はペースト操作を受け付け、出力部719が、識別情報で特定される電子文書上の位置情報で特定される部分をコピー対象部分として切り出す指示、又は、識別情報で特定される電子文書上の位置情報で特定される部分にコピー対象部分をペーストする指示を出力する。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、プログラムに関する。
プリントアウト表面を手動で編集することにより、電子的に記憶された文書に変更を加える技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の技術では、まず、電子的に記憶された文書を、位置コーディングパターンを備えた表面に印刷する。次に、位置コーディングパターン読取り手段を備えたデジタルペンと表面にマーキングを付けるペンポイントとでプリントアウト表面を手動で編集する。すると、このマーキングがコンピュータに転送され、コンピュータ内で解釈され、この解釈に基づいて記憶済み文書に変更が加えられる。
特表2003−528388号公報
本発明の目的は、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を媒体上で指示することにある。
請求項1に記載の発明は、第1の電子文書が印刷された媒体であって当該第1の電子文書の各部分が印刷された位置に当該各部分を特定するための位置情報が印刷された媒体から画像読取装置が読み取った特定の位置情報を取得する取得手段と、前記取得手段による前記特定の位置情報の取得に応じて、当該特定の位置情報が印刷された位置に印刷された前記第1の電子文書の部分を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記特定手段により特定された前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書を管理する文書管理装置から受信する受信手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理として、当該第1の電子文書の部分を、複写対象のデータを一時的に保存する記憶領域に記憶する処理を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記取得手段は、前記第2の電子文書が印刷された媒体であって当該第2の電子文書の各部分が印刷された位置に当該各部分を特定するための位置情報が印刷された媒体から前記画像読取装置が読み取った他の位置情報を更に取得し、前記処理手段は、前記特定手段により特定された前記第1の電子文書の部分を、前記取得手段により取得された前記他の位置情報が印刷された位置に印刷された前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を前記他の位置情報が印刷された位置に印刷された前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理として、当該第1の電子文書の部分と当該他の位置情報とを、当該第2の電子文書を管理する文書管理装置に送信する処理を行うことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、第1の電子文書が印刷された媒体上の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記画像を表示するための表示画面と、前記表示画面に前記画像が表示され、かつ、前記媒体の上方に配置された状態で、所定の操作があると、当該画像の元となる前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、第1の電子文書が印刷された媒体上の点を指示するための指示手段と、前記媒体上の画像を囲む複数の点を前記指示手段で指示した後に所定の操作があると、当該画像の元となる前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、第1の電子文書が印刷された媒体から画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置が読み取った前記画像に基づく情報処理を行う情報処理装置とを備え、前記画像読取装置は、前記媒体から読み取られた前記画像に基づいて、当該媒体上の位置を示す特定の位置情報を取得する取得手段と、前記取得手段による前記特定の位置情報の取得に応じて、当該特定の位置情報を前記情報処理装置に送信する送信手段とを備え、前記情報処理装置は、前記特定の位置情報を前記画像読取装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記特定の位置情報が示す位置に印刷された前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段とを備えたことを特徴とする情報処理システムである。
請求項9に記載の発明は、前記第1の電子文書を管理する文書管理装置を更に備え、前記受信手段は、前記第1の電子文書の部分を前記文書管理装置から受信し、前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理として、前記受信手段により受信された当該第1の電子文書の部分を、複写対象のデータを一時的に保存する記憶領域に記憶する処理を行うことを特徴とする請求項8記載の情報処理システムである。
請求項10に記載の発明は、前記取得手段は、前記第2の電子文書が印刷された媒体から読み取られた画像に基づいて、当該媒体上の位置を示す他の位置情報を更に取得し、前記送信手段は、前記取得手段による前記他の位置情報の取得に応じて、当該他の位置情報を前記情報処理装置に送信し、前記受信手段は、前記他の位置情報を前記画像読取装置から受信し、前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を、前記他の位置情報が示す位置に印刷された前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行うことを特徴とする請求項8記載の情報処理システムである。
請求項11に記載の発明は、前記第1の電子文書を管理する第1の文書管理装置と、前記第2の電子文書を管理する第2の文書管理装置とを更に備え、前記受信手段は、前記第1の電子文書の部分を前記第1の文書管理装置から受信し、前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を前記他の位置情報が示す位置に印刷された前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理として、前記受信手段により受信された当該第1の電子文書の部分と当該他の位置情報とを前記第2の文書管理装置に送信する処理を行うことを特徴とする請求項10記載の情報処理システムである。
請求項12に記載の発明は、コンピュータに、第1の電子文書が印刷された媒体であって当該第1の電子文書の各部分が印刷された位置に当該各部分を特定するための位置情報が印刷された媒体から画像読取装置が読み取った特定の位置情報を取得する機能と、前記特定の位置情報の取得に応じて、当該特定の位置情報が印刷された位置に印刷された前記第1の電子文書の部分を特定する機能と、特定された前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明は、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を媒体上で指示することができるという効果を有する。
請求項2の発明は、第1の電子文書が他の装置で管理されていても、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行うことができるという効果を有する。
請求項3の発明は、第2の電子文書の部分を通常の方法で指定することができるという効果を有する。
請求項4の発明は、第2の電子文書の部分を媒体上で指定することができるという効果を有する。
請求項5の発明は、第2の電子文書が他の装置で管理されていても、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けることができるという効果を有する。
請求項6の発明は、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を媒体上で指示することができるという効果を有する。
請求項7の発明は、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を媒体上で指示することができるという効果を有する。
請求項8の発明は、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を媒体上で指示することができるという効果を有する。
請求項9の発明は、第1の電子文書が他の装置で管理されていても第1の電子文書の部分を取得でき、第2の電子文書の部分を通常の方法で指定することができるという効果を有する。
請求項10の発明は、第2の電子文書の部分を媒体上で指定することができるという効果を有する。
請求項11の発明は、第1の電子文書及び第2の電子文書が他の装置で管理されていても、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けることができるという効果を有する。
請求項12の発明は、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を媒体上で指示することができるという効果を有する。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
まず、本実施の形態におけるコンピュータシステムの全体構成について説明する。
図1は、本実施の形態のコンピュータシステムの構成例を示したものである。
図示するように、このコンピュータシステムは、端末装置10と、文書サーバ20と、識別情報サーバ30と、画像形成装置40と、端末装置50とがネットワーク80に接続されることにより構成されている。また、端末装置50には、デジタルペン60が通信装置55を介して接続されている。更に、ネットワーク80には、基地局85が接続されており、基地局85と無線通信可能な範囲に携帯端末70が存在している。
端末装置10は、文書サーバ20に対して電子文書の印刷を要求するコンピュータ装置である。ここで、端末装置10としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、その他のコンピュータを用いるとよい。
文書サーバ20は、電子文書を記憶し管理するコンピュータ装置である。また、端末装置10から電子文書の印刷要求があると、電子文書の画像と、識別情報及び位置情報を表す符号画像とを生成し、これらを合成した合成画像を媒体に印刷する印刷命令を画像形成装置40に対して出力する。この場合、識別情報とは、媒体を一意に特定するための情報であり、位置情報とは、媒体上の座標位置を特定するための情報である。ここで、文書サーバ20としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、その他のコンピュータを用いるとよい。本実施の形態では、文書管理装置、第1の文書管理装置、第2の文書管理装置の一例として、文書サーバ20を設けている。
識別情報サーバ30は、媒体に付与する識別情報を発行するコンピュータ装置である。そして、発行した識別情報を、その識別情報が付与される媒体に印刷される電子文書と関連付けて記憶する。ここで、識別情報サーバ30としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、その他のコンピュータを用いるとよい。本実施の形態では、情報処理装置の一例として、識別情報サーバ30を設けている。
画像形成装置40は、媒体に画像を印刷し、印刷文書として出力する装置である。この画像形成装置40は、単体のプリンタや印刷機であってもよいし、他にスキャナや通信の機能を備えた所謂複合機であってもよい。ここで、画像形成装置40における画像形成方式としては、例えば、電子写真方式を用いるとよいが、その他の方式を用いてもよい。
端末装置50は、印刷文書に対する筆記を電子化した情報(以下、「筆跡情報」という)をデジタルペン60から受け取り、印刷文書に記録された画像の元となる電子文書に反映させるために識別情報サーバ30に送信するコンピュータ装置である。また、筆跡情報を反映する対象の電子文書を図示しないディスプレイに表示し、その上に筆跡情報を重ねて表示するようにしてもよい。更に、端末装置50は、情報処理装置の一例であり、携帯端末70から無線通信により受け取った識別情報及び位置情報を識別情報サーバ30に送信する処理も行う。ここで、端末装置50としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、その他のコンピュータを用いるとよい。尚、本実施の形態では、筆記の内容を電子化した筆記情報の一例として、筆跡情報を用いている。また、筆跡情報を主に手書き情報として説明するが、これに限らず、例えば、建築や機械等の図面データを出力する装置であるプロッタ等によって機械的に描画された情報であってもよい。
通信装置55は、デジタルペン60から筆跡情報を取得して端末装置50に送信する装置である。例えば、デジタルペン60を差し込む差込口を設け、この差込口にデジタルペン60が差し込まれると、デジタルペン60に記憶された筆跡情報を端末装置50に送信するようにするとよい。ここで、端末装置50との間の通信の方式としては、USB(Universal Serial Bus)、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信機能等、種々の方式が考えられる。また、図では、通信装置55をデジタルペン60と別体のものとして示しているが、必ずしも別体である必要はなく、一体に構成してもよい。
デジタルペン60は、画像読取装置の一例であり、印刷文書上に文字又は図形を筆記するために用いられるペンデバイスである。また、媒体に印刷された符号画像を読み取る撮像素子を備える。そして、撮像素子で読み取った符号画像から位置情報を検出し、筆記した文字又は図形をイメージデータ化した筆跡情報をこの位置情報に基づいて生成し記憶する。
携帯端末70は、画像読取装置の一例であり、印刷文書上の符号画像を読み取り、この符号画像から取り出した識別情報及び位置情報を用いた処理を行う。ここで、携帯端末70としては、例えば携帯電話機を用いるとよい。
基地局85は、携帯端末70とネットワーク80との中継点となる装置である。携帯端末70が送信したデータを中継して識別情報サーバ30等に送信したり、識別情報サーバ30等が送信したデータを中継して携帯端末70に送信したりする。
ネットワーク80は、各装置間を双方向通信可能に接続する通信回線である。例えば、LAN(Local Area Network)やインターネットによって実現するとよい。
尚、本明細書では、媒体に記録する画像の元となる電子データを「電子文書」と表記するが、これは、テキストを含む「文書」を電子化したデータのみを意味するものではない。例えば、絵、写真、図形等の画像データ(ラスタデータかベクターデータかによらない)、データベース管理ソフトウェアや表計算ソフトウェアで記録されるデータ、その他の印刷可能な電子データも含めて「電子文書」としている。
また、本明細書において、「媒体」は、画像を印刷可能な媒体であれば、その材質は問わない。代表例は紙であるが、OHPシートや金属板等であっても構わない。
更に、本明細書では、電子文書や媒体について、それぞれを一意に識別するための識別情報を用いて処理を行うが、単に「識別情報」というときは、このうち、媒体の識別情報を意味するものとする。また、この識別情報の一例として、本実施の形態では、媒体へのプリントを行う画像形成装置40の機械番号と画像形成装置40におけるプリントカウントの値とを結合したものを用いる。
まず、このコンピュータシステムの画像形成時の動作について説明する。
図2は、このときの文書サーバ20及び識別情報サーバ30の動作を示したシーケンス図である。
文書サーバ20は、まず、電子文書の印刷要求を端末装置10から受信する(ステップ291)。このうち、電子文書の印刷要求には、電子文書を一意に識別するための識別情報(以下、「文書ID」という)と印刷設定とが含まれる。ここで、文書IDとしては、例えば、URL(Uniform Resource Locator)を用いるとよいが、電子文書を一意に特定することができるものであれば他の情報を用いてもよい。また、印刷設定は、ページ、部数、用紙サイズ、Nアップ(電子文書のNページを媒体の1ページに割り付ける印刷)、余白等の設定を含む。そして、文書サーバ20は、文書IDと印刷設定とを識別情報サーバ30に送信することで、識別情報の発行を要求する(ステップ292)。
これにより、識別情報サーバ30は、文書IDと印刷設定とを受信する(ステップ391)。そして、識別情報を記憶したデータベースから未使用の識別情報を取り出す(ステップ392)。ここで、取り出す識別情報の数は、印刷設定に応じて決められる。つまり、基本的には、印刷するページ数に印刷部数を乗じて得られる数の識別情報が取り出される。但し、設定情報中に、Nアップの指定等がある場合は、それも考慮される。例えば、10ページの電子文書を2アップで5部印刷する場合は、25(=10÷2×5)個の識別情報が取り出される。
次に、識別情報サーバ30は、識別情報と文書IDと印刷設定とを関連付けて記憶する(ステップ393)。そして、ステップ392で発行された識別情報を、文書サーバ20に対して送信する(ステップ394)。
これにより、文書サーバ20は、識別情報を受信する(ステップ293)。そして、識別情報と位置情報とを表す符号画像を生成する(ステップ294)。この符号画像の生成は、具体的には、次のような処理により行われる。
即ち、まず、ステップ293で取得した識別情報を符号化することで識別符号を生成する。尚、識別情報の符号化の詳細については後述する。また、印刷設定を受け取り、印刷設定に応じた範囲の位置情報を符号化することで位置符号を生成する。尚、位置情報の符号化の詳細についても後述する。その後、識別符号と位置符号とを所定のレイアウトに従って配置し、これをパターン画像を用いて画像化することで符号画像を生成する。
また、文書サーバ20は、電子文書の文書画像を生成する(ステップ295)。その際、ステップ291で取得した文書IDに基づいて対象となる電子文書を図示しない記憶手段から読み出す。また、ステップ291で取得した印刷設定に基づいて文書画像を生成する。
そして、ステップ294で生成された符号画像と、ステップ295で生成された文書画像とを合成し、合成画像を生成する(ステップ296)。
その後、合成画像の印刷命令を画像形成装置40に送信する(ステップ297)。ここで、合成画像の印刷命令は、例えば、文書画像の印刷命令の列からなるPDL(Page Description Language)ファイルに対し、符号画像として印刷する内容をPDLコマンドとして設定したPDLの形式で送信される。
これにより、画像形成装置40は、文書画像を例えばC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)のトナーを用いて媒体に印刷する。また、符号画像を例えばK(カーボンを含む黒)のトナー又は特殊トナーを用いて媒体に印刷する。
ここで、特殊トナーとしては、可視光領域(400nm〜700nm)における最大吸収率が7%以下であり、近赤外領域(800nm〜1000nm)における吸収率が30%以上の不可視トナーが例示される。ここで、「可視」及び「不可視」は、目視により認識できるかどうかとは関係しない。印刷文書における画像が可視光領域における特定の波長の吸収に起因する発色性の有無により認識できるかどうかで「可視」と「不可視」とを区別している。また、可視光領域における特定の波長の吸収に起因する発色性が若干あるが人間の目で認識し難いものも、「不可視」に含める。
尚、ここでは、電子文書の画像に符号画像を合成して印刷することとしたが、白紙(ノートや付箋等)に符号画像を印刷する構成としてもよい。その場合は、ステップ291で受信する印刷要求に文書IDを含めないようにし、ステップ393で識別情報と文書ID及び印刷設定との関連付けを行わないようにし、ステップ295における文書画像の生成は実行しないようにすればよい。
次に、本実施の形態で生成される符号画像について説明する。
図3は、符号画像を構成する画像等の一例を示した図である。
まず、符号画像を構成する単位パターンについて説明する。
図3(a)は、単位パターンの一例を示したものである。
単位パターンとは、情報埋め込みの最小単位である。図では、黒塗りの領域と斜線の領域をドット配置可能な領域とし、その間にある白色の領域をドット配置不可能な領域としている。そして、ドット配置可能な領域のうち、黒塗りの領域にドットが配置され、斜線の領域にはドットが配置されていないことを示している。即ち、図は、ドットを配置可能な9箇所の中から選択した2箇所にドットを配置することで単位パターンを構成した例を示したものである。ここで、9箇所の中から2箇所を選択する組み合わせは36(=)通りなので、単位パターンは、36種類存在する。このうち、4種類の単位パターンは、同期パターンとして使用される。同期パターンとは、画像の回転を検出したり、識別符号及び位置符号の相対的な位置を特定したりするためのパターンである。特に、画像の回転を検出する必要があることから、4種類の同期パターンとしては、そのうちの1つの同期パターンを90度回転するとそのうちの別の同期パターンになるようなものが選ばれる。また、この4種類の単位パターンを除く32種類の単位パターンは、識別符号及び位置符号を表現する情報パターンとして使用され、5ビットの情報が表現される。
ところで、図3(a)に示したドットは、あくまで情報表現のためのドットであり、画像を構成する最小の点を意味するドットとは必ずしも一致しない。本実施の形態において、情報表現のためのドット(図3(a)の最小の四角)は、600dpiにおける2ドット×2ドットの大きさを有している。600dpiにおける1ドットの大きさは0.0423mmなので、情報表現のためのドット(図3(a)の最小の四角)の一辺は、84.6μm(=0.0423mm×2)である。情報表現のためのドットは、大きくなればなるほど目に付きやすくなるため、できるだけ小さいほうが好ましい。ところが、あまり小さくすると、プリンタで印刷できなくなってしまう。そこで、情報表現のためのドットの大きさとして、50μmより大きく100μmより小さい上記の値を採用している。但し、上記の値84.6μmは、あくまで計算上の数値であり、実際に印刷されたトナー像では100μm程度になる。尚、本明細書で「ドット」というときは、特に明示しない限り、画像を構成する最小の点を意味するドットではなく、情報表現のためのドットを指すものとする。
次に、このような単位パターンから構成される符号ブロックについて説明する。
図3(b)に、符号ブロックのレイアウトの一例を示す。尚、ここでは、画像ではなく、パターン画像によって置き換えられる直前の符号配列で示している。即ち、図3(b)の最小の四角(以下、「単位ブロック」という)に、図3(a)のような単位パターン(36通りの単位パターンのいずれか)が配置され、その画像が媒体に形成されることになる。
図3(b)のレイアウトでは、符号ブロックの左上の1つの単位ブロックに、同期符号が配置されている。また、同期符号が配置された単位ブロックの右側の4つの単位ブロックにX位置符号が配置され、同期符号が配置された単位ブロックの下側の4つの単位ブロックにY位置符号が配置されている。更に、これらの位置符号が配置された単位ブロックに囲まれた16(=4×4)個の単位ブロックに識別符号が配置されている。
ここで、識別情報の符号化について述べる。
識別情報を符号化する場合、識別情報を構成するビット列は、RS符号化を行うために複数のブロックに分割される。符号化には、いくつかの方法があるが、本実施の形態では、RS符号化が適している。RS符号は多値の符号法であり、この場合、単位ブロックで表現される値がRS符号の多値に対応するからである。例えば、1つの単位ブロックで5ビットの情報を表現する場合、60ビットの識別情報は、ブロック長が5ビットの12個のブロックに分割される。そして、2ブロックの誤りを訂正可能なRS符号を採用したとすると、符号長は16ブロックとなり、図3(b)の符号ブロックにおける識別符号が配置される単位ブロックに収まることになる。尚、符号化方式はRS符号に限定するものでなく、その他の符号化方式、例えば、BCH符号等を使用してもよい。
次に、位置情報の符号化について述べる。
位置情報の符号化には、擬似乱数系列の一種であるM系列符号が使用される。ここで、M系列とは、ある長さのシフトレジスタとフィードバックによって生成される符号系列のうち、その周期が最長になる系列をいう。Kをシフトレジスタの段数とすると、M系列の系列長は2−1となる。このM系列から取り出した任意の連続したKビットは、同じM系列中の他の位置に現れない性質を持つ。そこで、この性質を利用して位置情報を符号化する。
ところで、本実施の形態では、符号化すべき位置情報の長さから、必要なM系列の次数を求め、M系列を生成している。しかしながら、符号化する位置情報の長さが予め分かっている場合は、M系列を毎回生成する必要はない。即ち、固定のM系列を予め生成しておき、それをメモリ等に格納しておけばよい。
例えば、系列長8191のM系列(K=13)を使用したとする。この場合、位置符号も5ビット単位で埋め込むため、系列長8191のM系列から5ビットずつ取り出してブロック化する。
尚、本明細書では、説明を簡単にするために、識別情報と位置情報とは明確に区別して用いている。しかしながら、広範な位置情報を用意しておき、媒体ごとに異なる範囲から位置情報を切り出して埋め込み、位置情報の違いによって媒体を識別するという手法もある。そこで、このような手法においては、媒体を識別する機能が位置情報に備わっているものと見て、位置情報を識別情報としても考えるものとする。
ところで、このような符号画像が印刷された媒体(以下、「符号画像付き媒体」という)には、通常、デジタルペン60で手書きが行われ、その手書きの筆跡を電子化した画像データである筆跡情報が生成される。この場合、符号画像付き媒体に電子文書が印刷されていれば、その印刷の元となる電子文書(以下、「印刷元電子文書」という)に対して、筆跡情報が付加されることもある。
しかしながら、印刷元電子文書に対して、他の電子文書の一部を切り出して付加したい場面もある。逆に、印刷元電子文書の一部を切り出して他の電子文書に付加したい場面もある。具体例としては、例えば、新聞から必要な記事のみをスクラップしたり、複数の資料から必要な部分のみを切り出したりして、1つの電子文書上にレイアウトするような場面が考えられる。
そこで、本実施の形態では、デジタルペン60や、符号画像を読み取り可能なカメラ付きの携帯端末70を用いて、符号画像付き媒体の特定の領域に対応する電子文書のデータを切り出す。そして、第一に、切り出したデータを別の電子文書の任意の位置に関連付けたり、貼り付けたりすることができるよう、クリップボードに転送する。また、第二に、切り出したデータを別の符号画像付き媒体の印刷元電子文書の任意の位置に関連付けたり、貼り付けたりする。
以下、前者を第1の実施の形態、後者を第2の実施の形態として詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図4に、第1の実施の形態の概略動作について示す。
まず、ユーザは、(a)に示すように、符号画像付き媒体400のある領域上に携帯端末70を配置したり、符号画像付き媒体400のある領域をデジタルペン60で囲んだりすることで、符号画像付き媒体400の一部の領域を指定する。
この状態でユーザが携帯端末70又はデジタルペン60で所定のボタン(コピーボタン)を押下すると、符号画像付き媒体400の印刷の元となる印刷元電子文書から対応する部分が切り出されて例えばPCのクリップボードに転送される。そして、ユーザが、PC上に保持された別の電子文書(PC上電子文書500)にペーストする操作を行うと、(b)に示すように、印刷元電子文書から切り出されたデータがPC上電子文書500にペーストされる。
このように、符号画像の読取り及びデータの切出しの指示は、携帯端末70又はデジタルペン60によって実現される。
そこで、まず、携帯端末70の機構について説明する。
図5は、携帯端末70の構成例を示した図である。
図示するように、携帯端末70は、端末全体の動作を制御する制御回路71を備える。また、制御回路71は、読み取った符号画像を処理する画像処理部71aと、そこでの処理結果から識別情報及び位置情報を抽出するデータ処理部71bとを含む。
また、制御回路71には、情報を表示するための表示画面の一例としてのLCD(Liquid Crystal Display)72aと、情報を入力するための操作キー72bと、媒体上に赤外光を照射する赤外LED73と、反射光を検知することによって符号画像を読み取る赤外CMOS74とが接続されている。ここで、赤外CMOS74は、赤外光に感度を有するため、符号画像を読み取るために用いられるが、これに加えて、可視光に感度を有する可視光CMOSを備えていてもよい。その場合、可視光CMOSは、撮像手段の一例である。また、制御回路71には、識別情報及び位置情報を記憶するための情報メモリ75と、外部装置と無線通信を行うためのアンテナ76a及び通信回路76bと、端末を駆動するためのバッテリ77と、端末の識別情報(端末ID)を記憶する端末IDメモリ78も接続されている。更に、音声を出力するためのスピーカ79aと、音声を入力するためのマイクロフォン79bも接続されている。
また、デジタルペン60の機構について説明する。
図6は、デジタルペン60の構成例を示した図である。
図示するように、デジタルペン60は、ペン全体の動作を制御する制御回路61を備える。また、制御回路61は、読み取った符号画像を処理する画像処理部61aと、そこでの処理結果から識別情報及び位置情報を抽出するデータ処理部61bとを含む。
また、制御回路61には、デジタルペン60による筆記動作を指示手段の一例であるペンチップ69に加わる圧力によって検出する圧力センサ62が接続されている。更に、媒体上に赤外光を照射する赤外LED63と、反射光を検知することによって符号画像を読み取る赤外CMOS64も接続されている。更にまた、識別情報及び位置情報を記憶するための情報メモリ65と、外部装置と通信するための通信回路66と、ペンを駆動するためのバッテリ67と、ペンの識別情報(ペンID)を記憶するペンIDメモリ68も接続されている。
次に、携帯端末70の制御回路71及びデジタルペン60の制御回路61において実現される機能構成について更に詳細に説明する。但し、制御回路71と制御回路61とで実現される機能構成は略同様なので、ここでは、制御回路71で実現される機能構成について説明する。
図7は、制御回路71の機能構成例を示したブロック図である。尚、図では、制御回路71内の画像処理部71aとデータ処理部71bとに分けて、機能構成例を示している。
図示するように、画像処理部71aは、画像取得部711と、ドット配列生成部712とを備える。また、データ処理部71bは、符号配列生成部713と、識別情報取得部714と、位置情報取得部715と、受信情報取得部716と、操作受付部718と、出力部719とを備える。
画像取得部711は、赤外CMOS74が印刷文書から読み取った符号画像を取得する。また、必要に応じて、符号画像に含まれるノイズを除去する。
ドット配列生成部712は、符号画像におけるドットの位置を参照して、ドット配列を生成する。即ち、2次元の配列上で、例えば、ドットがある位置に「1」を、ドットがない位置に「0」を記憶することにより、画像として検出したドットをデジタルデータに置き換える。そして、この2次元の配列をドット配列として出力する。
符号配列生成部713は、ドット配列上で、符号ブロック内の単位パターンに対応するブロックを検出する。具体的には、単位パターンが配置されるブロックと同じ形状及び大きさの枠をドット配列上で動かし、枠内のドット数が均等になる位置で枠を固定する。例えば、図3(a)の単位パターンを用いる場合であれば、3ドット×3ドットに対応する大きさの枠を動かし、枠内に含まれるドット数が2となる位置で枠を固定する。そして、その枠で区切られた各ブロック内のドット位置から定まる符号値を格納した符号配列を生成する。また、この符号配列が生成されると、予め定められた同期符号の符号値を検索することによって、同期符号の位置が特定される。
識別情報取得部714は、符号配列から同期符号の位置を基準にして識別符号を検出する。そして、画像生成時にRS符号化処理で用いたパラメータを用いて識別符号を復号し、識別情報を取得する。
位置情報取得部715は、符号配列から同期符号の位置を基準にして位置符号を検出する。そして、位置符号からM系列の部分系列を取り出し、画像生成時に使用したM系列におけるこの部分系列の位置を参照し、この位置を同期符号によるオフセットで補正した値を位置情報として取得する。尚、オフセットで補正するのは、位置符号の間に同期符号が配置されているためである。本実施の形態では、特定の位置情報を取得する取得手段の一例として、位置情報取得部715を設けている。
受信情報取得部716は、通信回路76bが外部から受信した情報登録の結果を取得する。
操作受付部718は、操作キー72bを用いたユーザ操作(コピー操作)を受け付ける。
出力部719は、受信情報取得部716が取得した情報登録の結果をLCD72aに出力する。また、操作受付部718が受け付けたユーザ操作(コピー操作)に基づく信号を赤外LED73に出力する。更に、位置情報取得部715が取得した位置情報を、携帯端末70上のLCD72aに表示された画像の範囲を示す情報(以下、「画面範囲情報」という)に変換し、識別情報取得部714が取得した識別情報と共に外部に出力する。その際、通信回路76bが基地局85と通信可能な状態にあれば、通信回路76bに情報を出力し、通信回路76bが基地局85を介して識別情報サーバ30に情報を送信する。また、通信回路76bが基地局85と通信可能な状態になければ、情報メモリ75に情報を出力し、情報メモリ75が情報を記憶する。そして、通信回路76bが、基地局85と通信可能な状態になった時点で、情報メモリ75から情報を取り出し、基地局85を介して識別情報サーバ30に情報を送信する。本実施の形態では、特定の位置情報を送信する送信手段の一例として、出力部719を設けている。
尚、図7に示した携帯端末70の制御回路71の機能構成例と、デジタルペン60の制御回路61の機能構成例との違いは、制御回路71では、操作受付部718が操作キー72bを用いた操作のみを受け付けるのに対し、制御回路61では、操作受付部が、操作キー(ボタン)からの押下信号だけでなく、圧力センサ62からの手書きが行われていることを示す信号も受け付ける点である。
このような携帯端末70から送信された情報は端末装置50によって処理される。そこで、次に、端末装置50の機能構成について説明する。
図8は、端末装置50の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、端末装置50は、制御部51と、受信部52と、クリップボード転送部53と、送信部54とを備える。
制御部51は、端末装置50の全体の動作を制御する。
受信部52は、携帯端末70から識別情報と画面範囲情報とを受信し、文書サーバ20から電子文書の部分を受信する。本実施の形態では、特定の位置情報を取得する取得手段、第1の電子文書の部分を特定する特定手段、第1の電子文書の部分を受信する受信手段、特定の位置情報を受信する受信手段の一例として、受信部52を設けている。
クリップボード転送部53は、受信部52が受信した電子文書の部分をクリップボードに転送する。ここで、クリップボードとは、コピー操作やカット操作により得られたデータを一時的に保存するメインメモリ上の領域である。本実施の形態では、複写対象のデータを一時的に保存する記憶領域の一例として、クリップボードを用い、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段の一例として、クリップボード転送部53を設けている。
送信部54は、クリップボード転送部53による電子文書の部分のクリップボードへの転送の結果を示す結果情報を携帯端末70に送信する。
このような端末装置50から送信された情報は識別情報サーバ30によって処理される。そこで、次に、識別情報サーバ30の機能構成について説明する。
図9は、識別情報サーバ30の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、識別情報サーバ30は、対応情報記憶部31と、受信部32と、文書特定部33と、送信部34とを備える。
対応情報記憶部31は、媒体の識別情報と、電子文書の文書IDと、印刷設定との対応情報を記憶する。この対応情報は、図2のステップ393で生成される。
受信部32は、端末装置50から識別情報と画面範囲情報とを受信する。
文書特定部33は、受信部32が受信した識別情報をキーとして対応情報記憶部31に記憶された対応情報を検索し、一部分を切り出すべき電子文書の文書IDを取得する。また、このとき、受信部32が受信した画面範囲情報に基づいて、電子文書の切り出すべき部分の範囲を特定する情報(以下、「文書範囲情報」という)を取得する。
送信部34は、文書特定部33が取得した文書ID及び文書範囲情報を、文書IDにより特定される文書サーバ20に送信する。
このような識別情報サーバ30から送信された情報は文書サーバ20によって処理される。そこで、次に、文書サーバ20の機能構成について説明する。
図10は、文書サーバ20の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、文書サーバ20は、文書記憶部21と、受信部22と、文書管理部23と、送信部24とを備える。
文書記憶部21は、電子文書を記憶する。
受信部22は、識別情報サーバ30から文書IDと文書範囲情報とを受信する。
文書管理部23は、受信部22が受信した文書IDをキーとして文書記憶部21から電子文書を検索し、その電子文書の文書範囲情報で特定される部分を切り出す。
送信部24は、文書管理部23により切り出された電子文書の部分を端末装置50に送信する。
次に、携帯端末70で媒体上の領域を指定し、この領域に対応する電子文書の部分をクリップボードに転送する際の動作について説明する。
図11は、このときの携帯端末70、端末装置50、識別情報サーバ30、及び文書サーバ20の動作を示したシーケンス図である。
まず、携帯端末70では、媒体に印刷された画像のうちのある領域の画像がLCD72aに表示されているとする。この状態でその領域の画像に対応する電子文書の部分をコピーすることを指示するユーザ操作(コピー操作)があると、操作受付部718が、コピー操作を受け付ける(ステップ701)。
そして、このコピー操作に応じて、出力部719が、媒体から識別情報及び位置情報を読み取るための機構を動作させ、携帯端末70は、識別情報及び位置情報を取得する(ステップ702)。具体的には、赤外LED73が媒体に対して赤外光を照射し、赤外CMOS74がその反射光を受光することにより、符号画像を読み取る。そして、画像取得部711がこの読み取った符号画像を取得する。そして、符号画像にノイズが含まれていれば、これを除去する。次に、ドット配列生成部712が、符号画像に含まれるドット位置をデジタルデータ化し、ドット配列を生成する。そして、符号配列生成部713が、ドット配列からブロックを検出し、ブロックごとの符号値を格納した符号配列を生成する。そして、符号配列において、同期符号の位置を特定する。その後、識別情報取得部714が、同期符号の位置に基づいて識別符号を検出し、これを復号して識別情報を取得する。また、位置情報取得部715が、同期符号の位置に基づいて位置符号を検出し、これを復号して位置情報を取得する。
ところで、ここで取得した位置情報は、あくまで赤外CMOS74に対応する媒体上の位置情報である。一方、LCD72aには、可視光CMOSに対応する媒体上の位置における画像が表示されている。ところが、赤外CMOS74と可視光CMOSの間には位置のズレがある可能性があるので、本実施の形態では、そのズレを補正するようにしている。
即ち、出力部719は、ステップ702で取得した位置情報を、赤外CMOS74の位置と可視光CMOSの位置のズレ量に基づいて変換し、LCD72aに表示された画像の範囲に対応する媒体上の範囲を示す画面範囲情報を求める(ステップ703)。
その後、出力部719は、識別情報と画面範囲情報とを通信回路76bに出力し、通信回路76bが、出力された情報を端末装置50に送信する(ステップ704)。
このようにして携帯端末70から識別情報と画面範囲情報とが送信されると、端末装置50では、まず、受信部52が、それらの情報を受信し、制御部51に受け渡す(ステップ501)。
次に、制御部51は、受信部52から渡された識別情報と画面範囲情報とをそのまま送信部54に受け渡す。そして、送信部54は、これらの情報を識別情報サーバ30に送信する(ステップ502)。
このようにして端末装置50から識別情報と画面範囲情報とが送信されると、識別情報サーバ30では、まず、受信部32が、それらの情報を受信し、文書特定部33に受け渡す(ステップ301)。
次に、文書特定部33が、受信部32から渡された識別情報をキーとして対応情報記憶部31に記憶された対応情報を検索し、この識別情報に対応する文書IDを取得する(ステップ302)。また、受信部32から渡された識別情報をキーとして対応情報記憶部31に記憶された対応情報を検索し、この識別情報に対応する印刷設定を取得し、この印刷設定と画面範囲情報とに基づいて、電子文書の切り出す範囲を示す文書範囲情報を求める(ステップ303)。
そして、送信部34が、文書特定部33が取得した文書IDによって特定される文書サーバ20に対して、文書IDと文書範囲情報とを送信する(ステップ304)。
このようにして識別情報サーバ30から文書IDと文書範囲情報とが送信されると、文書サーバ20では、まず、受信部22が、それらの情報を受信し、文書管理部23に受け渡す(ステップ201)。
すると、文書管理部23は、文書IDをキーとして文書記憶部21を検索し、文書範囲情報を用いて、電子文書の部分を切り出す(ステップ202)。尚、ここで、「切り出す」とは、あくまでコピー処理のために切り出すことであり、電子文書に対して、切り出された部分が消失する等の変更が加えられることはないものとする。
そして、送信部24が、電子文書の切り出した部分を端末装置50に送信する(ステップ203)。
これにより、端末装置50では、まず、受信部52が、電子文書の部分を受信し、制御部51に受け渡す(ステップ503)。
そして、制御部51は、電子文書の部分をクリップボード転送部53に受け渡し、クリップボード転送部53が、電子文書の部分をクリップボードに転送する(ステップ504)。
その後、電子文書の部分のクリップボードへの転送が正常に終了した旨がクリップボード転送部53から伝えられると、制御部51は、その旨を結果情報に設定する。そして、結果情報は送信部54に伝えられ、送信部54が、結果情報を携帯端末70に返信する(ステップ505)。
これにより、携帯端末70では、通信回路76bが結果情報を受信し、受信情報取得部716が通信回路76bから結果情報を取得して出力部719に受け渡す(ステップ705)。そして、結果情報は、出力部719からLCD72aに渡され、LCD72aに表示されることになる。
[第2の実施の形態]
図12に、第2の実施の形態の概略動作について示す。
まず、ユーザは、(a)に示すように、符号画像付き媒体410のある領域上に携帯端末70を配置したり、符号画像付き媒体410のある領域をデジタルペン60で囲んだりすることで、符号画像付き媒体410の一部の領域を指定する。この状態でユーザは携帯端末70又はデジタルペン60で所定のボタン(コピーボタン)を押下する。
次に、ユーザは、(b)に示すように、符号画像付き媒体420のある領域上に携帯端末70を配置したり、符号画像付き媒体420のある領域をデジタルペン60で囲んだりすることで、符号画像付き媒体420上でペーストする位置を指定する。
すると、符号画像付き媒体410の印刷の元となる印刷元電子文書から対応する部分が切り出され、(c)に示すように、切り出されたデータが、符号画像付き媒体420の印刷の元となる印刷元電子文書220にペーストされる。
このように、符号画像の読取り及びデータの切出しの指示は、携帯端末70又はデジタルペン60によって実現される。ここで、携帯端末70及びデジタルペン60の機構については、第1の実施の形態で述べたのと同様なので省略し、携帯端末70の制御回路71及びデジタルペン60の制御回路61において実現される機能構成について説明する。但し、制御回路71と制御回路61とで実現される機能構成は略同様なので、第1の実施の形態と同様、制御回路71で実現される機能構成について説明する。
本実施の形態においても、制御回路71の機能構成は、図7に示したものと同様である。
このうち、画像取得部711、ドット配列生成部712、符号配列生成部713、識別情報取得部714、位置情報取得部715、受信情報取得部716は、第1の実施の形態で述べたのと同様なので、ここでは、操作受付部718及び出力部719についてのみ説明する。
操作受付部718は、操作キー72bを用いたユーザ操作(コピー操作及びペースト操作)を受け付ける。
出力部719は、受信情報取得部716が取得した情報登録の結果をLCD72aに出力する。また、操作受付部718が受け付けたユーザ操作(コピー操作及びペースト操作)に基づく信号を赤外LED73に出力する。更に、コピー操作に応じて、位置情報取得部715が取得した位置情報(以下、「コピー用位置情報」という)を、携帯端末70上のLCD72aに表示された画像の範囲を示す情報(以下、「コピー用画面範囲情報」という)に変換し、識別情報取得部714が取得した識別情報(以下、「コピー用識別情報」という)と共に外部に出力する。更にまた、ペースト操作に応じて、位置情報取得部715が取得した位置情報(以下、「ペースト用位置情報」という)を、携帯端末70上のLCD72aに表示された画像の範囲を示す情報(以下、「ペースト用画面範囲情報」という)に変換し、識別情報取得部714が取得した識別情報(以下、「ペースト用識別情報」という)と共に外部に出力する。その際、通信回路76bが基地局85と通信可能な状態にあれば、通信回路76bに情報を出力し、通信回路76bが基地局85を介して識別情報サーバ30に情報を送信する。また、通信回路76bが基地局85と通信可能な状態になければ、情報メモリ75に情報を出力し、情報メモリ75が情報を記憶する。そして、通信回路76bが、基地局85と通信可能な状態になった時点で、情報メモリ75から情報を取り出し、基地局85を介して識別情報サーバ30に情報を送信する。本実施の形態では、特定の位置情報を送信する送信手段の一例として、出力部719を設けている。
このような端末装置50から送信された情報は識別情報サーバ30によって処理される。そこで、次に、識別情報サーバ30の機能構成について説明する。
本実施の形態においても、識別情報サーバ30の機能構成は、図9に示したものと同様である。
このうち、対応情報記憶部31は、第1の実施の形態で述べたのと同様なので、ここでは、受信部32、文書特定部33、送信部34についてのみ説明する。
受信部32は、携帯端末70からコピー用識別情報とコピー用画面範囲情報とペースト用識別情報とペースト用画面範囲情報とを受信し、文書サーバ20から電子文書の部分を受信する。本実施の形態では、特定の位置情報を取得する取得手段、第1の電子文書の部分を受信する受信手段、特定の位置情報を受信する受信手段の一例として、受信部32を設けている。
文書特定部33は、受信部32が受信したコピー用識別情報をキーとして対応情報記憶部31に記憶された対応情報を検索し、一部分を切り出すべき電子文書の文書ID(以下、「コピー用文書ID」という)を取得し、受信部32が受信したコピー用画面範囲情報に基づいて、電子文書の切り出すべき部分の範囲を特定する情報(以下、「コピー用文書範囲情報」という)を取得する。また、受信部32が受信したペースト用識別情報をキーとして対応情報記憶部31に記憶された対応情報を検索し、受信部32が受信した電子文書の部分を関連付けるべき電子文書の文書ID(以下、「ペースト用文書ID」という)を取得し、受信部32が受信したペースト用画面範囲情報に基づいて、電子文書の関連付け先の部分の範囲を特定する情報(以下、「ペースト用文書範囲情報」という)を取得する。本実施の形態では、第1の電子文書の部分を特定する特定手段の一例として、文書特定部33を設けている。
送信部34は、文書特定部33が取得したコピー用文書ID及びコピー用文書範囲情報を、コピー用文書IDにより特定される文書サーバ20に送信する。また、文書特定部33が取得したペースト用文書ID及びペースト用文書範囲情報と、受信部32が受信した電子文書の部分とを、ペースト用文書IDにより特定される文書サーバ20に送信する。本実施の形態では、第1の電子文書の部分を第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段の一例として、送信部34を設けている。
このような識別情報サーバ30から送信された情報は文書サーバ20によって処理される。そこで、次に、文書サーバ20の機能構成について説明する。
本実施の形態においても、文書サーバ20の機能構成は、図10に示したものと同様である。
このうち、文書記憶部21は、第1の実施の形態で述べたのと同様なので、ここでは、受信部22、文書管理部23、送信部24についてのみ説明する。
受信部22は、識別情報サーバ30からコピー用文書IDとコピー用文書範囲情報とを受信する。また、識別情報サーバ30からペースト用文書IDと文書範囲情報と電子文書の部分とを受信する。
文書管理部23は、受信部22が受信したコピー用文書IDをキーとして文書記憶部21から電子文書を検索し、その電子文書のコピー用文書範囲情報で特定される部分を切り出す。また、受信部22が受信したペースト用文書IDをキーとして文書記憶部21から電子文書を検索し、その電子文書のペースト用文書範囲情報で特定される部分に対して、受信部22が受信した電子文書の部分を関連付けて登録する。
送信部24は、文書管理部23による電子文書の部分の関連付けの結果を示す結果情報を携帯端末70に送信する。
次に、携帯端末70で媒体上の領域を指定してコピー操作を行い、別の媒体上の領域を指定してペースト操作を行うことで、電子文書の部分を別の電子文書の部分に関連付ける際の動作について説明する。
図13は、このときの携帯端末70、識別情報サーバ30、及び文書サーバ20の動作を示したシーケンス図である。
まず、携帯端末70では、媒体に印刷された画像のうちのある領域の画像がLCD72aに表示されているとする。この状態でその領域の画像に対応する電子文書の部分をコピーすることを指示するユーザ操作(コピー操作)があると、操作受付部718が、コピー操作を受け付ける(ステップ751)。
そして、このコピー操作に応じて、出力部719が、媒体からコピー用識別情報及びコピー用位置情報を読み取るための機構を動作させ、携帯端末70は、コピー用識別情報及びコピー用位置情報を取得する(ステップ752)。具体的には、赤外LED73が媒体に対して赤外光を照射し、赤外CMOS74がその反射光を受光することにより、符号画像を読み取る。そして、画像取得部711がこの読み取った符号画像を取得する。そして、符号画像にノイズが含まれていれば、これを除去する。次に、ドット配列生成部712が、符号画像に含まれるドット位置をデジタルデータ化し、ドット配列を生成する。そして、符号配列生成部713が、ドット配列からブロックを検出し、ブロックごとの符号値を格納した符号配列を生成する。そして、符号配列において、同期符号の位置を特定する。その後、識別情報取得部714が、同期符号の位置に基づいて識別符号を検出し、これを復号して識別情報を取得する。また、位置情報取得部715が、同期符号の位置に基づいて位置符号を検出し、これを復号して位置情報を取得する。
次に、ユーザは、別の媒体の上に携帯端末70を配置し、携帯端末70では、その媒体に印刷された画像のうちのある領域の画像がLCD72aに表示されているとする。この状態でその領域の画像に対応する電子文書の部分にペーストすることを指示するユーザ操作(ペースト操作)があると、操作受付部718が、ペースト操作を受け付ける(ステップ753)。
そして、このペースト操作に応じて、出力部719が、媒体からペースト用識別情報及びペースト用位置情報を読み取るための機構を動作させ、携帯端末70は、ペースト用識別情報及びペースト用位置情報を取得する(ステップ754)。具体的には、赤外LED73が媒体に対して赤外光を照射し、赤外CMOS74がその反射光を受光することにより、符号画像を読み取る。そして、画像取得部711がこの読み取った符号画像を取得する。そして、符号画像にノイズが含まれていれば、これを除去する。次に、ドット配列生成部712が、符号画像に含まれるドット位置をデジタルデータ化し、ドット配列を生成する。そして、符号配列生成部713が、ドット配列からブロックを検出し、ブロックごとの符号値を格納した符号配列を生成する。そして、符号配列において、同期符号の位置を特定する。その後、識別情報取得部714が、同期符号の位置に基づいて識別符号を検出し、これを復号して識別情報を取得する。また、位置情報取得部715が、同期符号の位置に基づいて位置符号を検出し、これを復号して位置情報を取得する。
ところで、ここで取得したコピー用位置情報及びペースト用位置情報は、あくまで赤外CMOS74に対応する媒体上の位置情報である。一方、LCD72aには、可視光CMOSに対応する媒体上の位置における画像が表示されている。ところが、赤外CMOS74と可視光CMOSの間には位置のズレがある可能性があるので、本実施の形態では、そのズレを補正するようにしている。
即ち、出力部719は、ステップ752で取得したコピー用位置情報及びステップ754で取得したペースト用位置情報を、赤外CMOS74の位置と可視光CMOSの位置のズレ量に基づいて変換し、LCD72aに表示された画像の範囲に対応する媒体上の範囲を示すコピー用画面範囲情報及びペースト用画面範囲情報を求める(ステップ755)。
その後、出力部719は、コピー用識別情報とコピー用画面範囲情報とペースト用識別情報とペースト用画面範囲情報とを通信回路76bに出力し、通信回路76bが、出力された情報を識別情報サーバ30に送信する(ステップ756)。
このようにして携帯端末70からコピー用識別情報とコピー用画面範囲情報とペースト用識別情報とペースト用画面範囲情報とが送信されると、識別情報サーバ30では、まず、受信部32が、それらの情報を受信し、文書特定部33に受け渡す(ステップ351)。
次に、文書特定部33が、受信部32から渡されたコピー用識別情報をキーとして対応情報記憶部31に記憶された対応情報を検索し、このコピー用識別情報に対応するコピー用文書IDを取得すると共に、このコピー用識別情報に対応する印刷設定を取得し、この印刷設定とコピー用画面範囲情報とに基づいて、電子文書の切り出す範囲を示すコピー用文書範囲情報を求める(ステップ352)。
そして、送信部34が、文書特定部33が取得したコピー用文書IDによって特定される文書サーバ20に対して、コピー用文書IDとコピー用文書範囲情報とを送信する(ステップ353)。
このようにして識別情報サーバ30からコピー用文書IDとコピー用文書範囲情報とが送信されると、文書サーバ20では、まず、受信部22が、それらの情報を受信し、文書管理部23に受け渡す(ステップ251)。
すると、文書管理部23は、コピー用文書IDをキーとして文書記憶部21を検索し、コピー用文書範囲情報を用いて、電子文書の部分を切り出す(ステップ252)。尚、ここで、「切り出す」とは、あくまでコピー処理のために切り出すことであり、電子文書に対して、切り出された部分が消失する等の変更が加えられることはないものとする。
そして、送信部24が、電子文書の切り出した部分を識別情報サーバ30に送信する(ステップ253)。
これにより、識別情報サーバ30では、まず、受信部32が、電子文書の部分を受信し、文書特定部33に受け渡す(ステップ354)。
すると、文書特定部33は、先に受信部32から渡されていたペースト用識別情報をキーとして対応情報記憶部31に記憶された対応情報を検索し、このペースト用識別情報に対応するペースト用文書IDを取得すると共に、このペースト用識別情報に対応する印刷設定を取得し、この印刷設定とペースト用画面範囲情報とに基づいて、電子文書の関連付け対象となる部分の範囲を示すペースト用文書範囲情報を求める(ステップ355)。
そして、送信部34が、文書特定部33が取得したペースト用文書IDによって特定される文書サーバ20に対して、ペースト用文書IDとペースト用文書範囲情報と電子文書の部分とを送信する(ステップ356)。
このようにして識別情報サーバ30からペースト用文書IDとペースト用文書範囲情報と電子文書の部分とが送信されると、文書サーバ20では、まず、受信部22が、それらの情報を受信し、文書管理部23に受け渡す(ステップ254)。
すると、文書管理部23は、ペースト用文書IDをキーとして文書記憶部21を検索し、ペースト用文書範囲情報を用いて、電子文書の関連付け対象の部分を特定し、この部分に対して、切り出した部分を関連付けて登録する(ステップ255)。尚、この場合、電子文書の部分への切り出した部分の関連付けは、電子文書とは別に電子文書上の範囲を示す情報と切り出した部分とを関連付けて記憶しておくものでもよいし、文書記憶部21に記憶された電子文書上の範囲に切り出した部分を直接貼り付けて記憶するものであってもよい。また、コピー用文書範囲情報で示される範囲とペースト用文書範囲情報で示される範囲の大きさが異なる場合には、切り出した部分を拡大又は縮小して関連付けるようにしてもよい。
その後、文書管理部23は、電子文書の部分への切り出した部分の関連付けが正常に終了したことを示す結果情報を送信部24に伝え、送信部24が、結果情報を携帯端末70に返信する(ステップ256)。
これにより、携帯端末70では、通信回路76bが結果情報を受信し、受信情報取得部716が通信回路76bから結果情報を取得して出力部719に受け渡す(ステップ757)。そして、結果情報は、出力部719からLCD72aに渡され、LCD72aに表示されることになる。
尚、本実施の形態では、切り出した部分を関連付ける電子文書の部分を範囲で指定するようにしたが、これには限らない。電子文書の部分を点で指定し、この点を基準とした予め決められた範囲に対して、切り出した部分を関連付けるようにしてもよい。例えば、携帯端末70を用いる場合であれば、LCD72aに表示された画像上の所定の点(中心点等)を指定された点とすればよいし、デジタルペン60を用いる場合であれば、ペン先でポイントした1つの点を指定された点とすればよい。
また、本実施の形態では、電子文書の部分への切り出した部分の関連付けを文書サーバ20で行ったが、このような構成には限らない。例えば、識別情報サーバ30でペースト用文書IDとペースト用文書範囲情報と電子文書の部分とを対応付けて記憶することにより、電子文書の部分への切り出した部分の関連付けを実現してもよい。
更に、上記第1及び第2の実施の形態では、媒体に印刷された識別情報に基づいて電子文書を特定したが、電子文書の特定方法はこれに限らない。例えば、極めて限られた電子文書間でコピー又はペーストが行われるようなサービスでは、媒体に印刷された識別情報を用いずに、予め決められた電子文書について部分の切り出し及び関連付けを行うようにしてもよい。或いは、その他の方法で電子文書を特定するようにしても構わない。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、媒体上の位置を示す位置情報を媒体に印刷し、この位置情報に基づいて電子文書の切り出す範囲及び関連付ける対象の範囲を特定したが、これには限らない。例えば、電子文書上の位置を示す情報を媒体に印刷し、この情報に基づいて電子文書の切り出す範囲及び関連付ける対象の範囲を特定するようにしてもよい。この意味で、位置情報は、電子文書の各部分が印刷された位置に印刷され、各部分を特定するための情報の一例であるということができる。
更にまた、上記第1及び第2の実施の形態では、媒体から取得した位置情報から画面範囲情報への変換を携帯端末70で行い、画面範囲情報から文書範囲情報への変換を識別情報サーバ30で行ったが、これもこの構成には限らない。各変換を行うために用いる情報が伝えられていれば、別の装置でこれらの変換を行うようにしてもよい。
ところで、本実施の形態では、端末装置50又は識別情報サーバ30が電子文書の部分に切り出した部分を関連付ける処理を行うようにした。しかしながら、必ずしも端末装置50又は識別情報サーバ30でこの処理を行わなくてよい。媒体から符号画像を読み取る画像読取装置及び電子文書を管理する文書管理装置と通信可能な状態になっていれば、如何なる装置でこのような処理を行ってもよい。
そこで、これらの処理をコンピュータ90で行うものとして、コンピュータ90のハードウェア構成について説明する。
図14は、コンピュータ90のハードウェア構成を示した図である。
図示するように、コンピュータ90は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)91と、記憶手段であるメインメモリ92及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)93とを備える。ここで、CPU91は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、上述した各機能を実現する。また、メインメモリ92は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置93は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
更に、コンピュータ90は、外部との通信を行うための通信I/F94と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構95と、キーボードやマウス等の入力デバイス96とを備える。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
本発明の実施の形態が適用されるシステム構成を示した図である。 本発明の実施の形態における印刷文書出力時の動作を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態で生成される符号画像の例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における動作の概要を示した図である。 本発明の実施の形態における携帯端末の機構を示した図である。 本発明の実施の形態におけるデジタルペンの機構を示した図である。 本発明の実施の形態における携帯端末の制御回路の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における端末装置の機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における識別情報サーバの機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における文書サーバの機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における電子文書の部分の切出し及びクリップボードへの転送の時の動作を示したシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態における動作の概要を示した図である。 本発明の実施の形態における電子文書の部分の切出し及び別の電子文書への関連付けの時の動作を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態を実現可能なコンピュータのハードウェア構成図である。
符号の説明
10,50…端末装置、20…文書サーバ、30…識別情報サーバ、40…画像形成装置、60…デジタルペン、70…携帯端末、80…ネットワーク

Claims (12)

  1. 第1の電子文書が印刷された媒体であって当該第1の電子文書の各部分が印刷された位置に当該各部分を特定するための位置情報が印刷された媒体から画像読取装置が読み取った特定の位置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段による前記特定の位置情報の取得に応じて、当該特定の位置情報が印刷された位置に印刷された前記第1の電子文書の部分を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定手段により特定された前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書を管理する文書管理装置から受信する受信手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理として、当該第1の電子文書の部分を、複写対象のデータを一時的に保存する記憶領域に記憶する処理を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記取得手段は、前記第2の電子文書が印刷された媒体であって当該第2の電子文書の各部分が印刷された位置に当該各部分を特定するための位置情報が印刷された媒体から前記画像読取装置が読み取った他の位置情報を更に取得し、
    前記処理手段は、前記特定手段により特定された前記第1の電子文書の部分を、前記取得手段により取得された前記他の位置情報が印刷された位置に印刷された前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を前記他の位置情報が印刷された位置に印刷された前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理として、当該第1の電子文書の部分と当該他の位置情報とを、当該第2の電子文書を管理する文書管理装置に送信する処理を行うことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 第1の電子文書が印刷された媒体上の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された前記画像を表示するための表示画面と、
    前記表示画面に前記画像が表示され、かつ、前記媒体の上方に配置された状態で、所定の操作があると、当該画像の元となる前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 第1の電子文書が印刷された媒体上の点を指示するための指示手段と、
    前記媒体上の画像を囲む複数の点を前記指示手段で指示した後に所定の操作があると、当該画像の元となる前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  8. 第1の電子文書が印刷された媒体から画像を読み取る画像読取装置と、
    前記画像読取装置が読み取った前記画像に基づく情報処理を行う情報処理装置と
    を備え、
    前記画像読取装置は、
    前記媒体から読み取られた前記画像に基づいて、当該媒体上の位置を示す特定の位置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段による前記特定の位置情報の取得に応じて、当該特定の位置情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記特定の位置情報を前記画像読取装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記特定の位置情報が示す位置に印刷された前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う処理手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  9. 前記第1の電子文書を管理する文書管理装置を更に備え、
    前記受信手段は、前記第1の電子文書の部分を前記文書管理装置から受信し、
    前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理として、前記受信手段により受信された当該第1の電子文書の部分を、複写対象のデータを一時的に保存する記憶領域に記憶する処理を行うことを特徴とする請求項8記載の情報処理システム。
  10. 前記取得手段は、前記第2の電子文書が印刷された媒体から読み取られた画像に基づいて、当該媒体上の位置を示す他の位置情報を更に取得し、
    前記送信手段は、前記取得手段による前記他の位置情報の取得に応じて、当該他の位置情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記受信手段は、前記他の位置情報を前記画像読取装置から受信し、
    前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を、前記他の位置情報が示す位置に印刷された前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行うことを特徴とする請求項8記載の情報処理システム。
  11. 前記第1の電子文書を管理する第1の文書管理装置と、
    前記第2の電子文書を管理する第2の文書管理装置と
    を更に備え、
    前記受信手段は、前記第1の電子文書の部分を前記第1の文書管理装置から受信し、
    前記処理手段は、前記第1の電子文書の部分を前記他の位置情報が示す位置に印刷された前記第2の電子文書の部分に関連付けるための処理として、前記受信手段により受信された当該第1の電子文書の部分と当該他の位置情報とを前記第2の文書管理装置に送信する処理を行うことを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  12. コンピュータに、
    第1の電子文書が印刷された媒体であって当該第1の電子文書の各部分が印刷された位置に当該各部分を特定するための位置情報が印刷された媒体から画像読取装置が読み取った特定の位置情報を取得する機能と、
    前記特定の位置情報の取得に応じて、当該特定の位置情報が印刷された位置に印刷された前記第1の電子文書の部分を特定する機能と、
    特定された前記第1の電子文書の部分を、当該第1の電子文書とは異なる第2の電子文書の部分に関連付けるための処理を行う機能と
    を実現させるためのプログラム。
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