JP2009282122A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】組立てが容易でかつ小型化が可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】ブラック用の感光体ドラムを駆動するブラック用ドラム駆動モータ101Kと、カラー用の感光体ドラムを駆動するカラー用ドラム駆動モータ101Y・101M・101Cと、ブラック用現像ユニットを駆動するブラック用現像駆動モータ102Kと、カラー用現像ユニットを駆動するカラー用現像駆動モータ102Aと、ブラック用クリーニングユニットを駆動するブラック用摺擦駆動モータ103Kと、カラー用クリーニングユニットを駆動するカラー用摺擦駆動モータ103Aとが各々設置される。
【選択図】図4
【解決手段】ブラック用の感光体ドラムを駆動するブラック用ドラム駆動モータ101Kと、カラー用の感光体ドラムを駆動するカラー用ドラム駆動モータ101Y・101M・101Cと、ブラック用現像ユニットを駆動するブラック用現像駆動モータ102Kと、カラー用現像ユニットを駆動するカラー用現像駆動モータ102Aと、ブラック用クリーニングユニットを駆動するブラック用摺擦駆動モータ103Kと、カラー用クリーニングユニットを駆動するカラー用摺擦駆動モータ103Aとが各々設置される。
【選択図】図4
Description
本発明は、本発明は、タンデムカラー複写機などの駆動ユニットに適用される画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置として、特許文献1及び2に示される技術が知られている。これら特許文献に示される画像形成装置は、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック、からなる直列配置された4つのプロセスユニット(第1〜第4のプロセスユニット)を有するものである。
これら各プロセスユニットは、帯電手段及びレーザスキャニングユニットにより画像情報に対応する静電潜像を用紙上に潜像する感光体ドラムと、該感光体ドラムでの静電潜像をトナーにて可視化する現像ユニットと、感光体ドラムに残留したトナーを除去するためのクリーニングユニットと、をそれぞれ具備している。
特開2000‐75765号公報
特開2007‐33670号公報
これら各プロセスユニットは、帯電手段及びレーザスキャニングユニットにより画像情報に対応する静電潜像を用紙上に潜像する感光体ドラムと、該感光体ドラムでの静電潜像をトナーにて可視化する現像ユニットと、感光体ドラムに残留したトナーを除去するためのクリーニングユニットと、をそれぞれ具備している。
上記のような画像形成装置では、一般的に、図6で示すように、各感光体ドラムは、感光体ドラムごとに設けられるドラム駆動モータ92〜95によって駆動される。
一方、ブラック用クリーニングユニットと、シアン用のクリーニングユニットとは、給紙モータ90から動力を伝達されることによって駆動され、マゼンダ用のクリーニングユニットと、イエロー用のクリーニングユニットとが現像駆動モータ91から動力を伝達されることによって駆動されている。
また、ブラック用現像ユニットは、給紙モータから動力を伝達されることによって駆動され、シアン用の現像ユニットとマゼンダ用の現像ユニットとイエロー用の現像ユニットとは、現像駆動モータ91から動力を伝達されることによって駆動される。
一方、ブラック用クリーニングユニットと、シアン用のクリーニングユニットとは、給紙モータ90から動力を伝達されることによって駆動され、マゼンダ用のクリーニングユニットと、イエロー用のクリーニングユニットとが現像駆動モータ91から動力を伝達されることによって駆動されている。
また、ブラック用現像ユニットは、給紙モータから動力を伝達されることによって駆動され、シアン用の現像ユニットとマゼンダ用の現像ユニットとイエロー用の現像ユニットとは、現像駆動モータ91から動力を伝達されることによって駆動される。
ところで、上記のような画像形成装置では、1台の給紙モータ90と1台の現像駆動モータ91とによって、4つのプロセスユニットのクリーニングユニット及び現像ユニットをそれぞれ駆動しているので、動力を伝達するためのギア構成が複雑となり、組立ての作業性が悪いという問題があった。また、給紙モータ90及び現像駆動モータ91が大型化するという問題があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、組立てが容易でかつ小型化が可能な画像形成装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ブラック用感光体ドラムと、カラー用感光体ドラムと、ブラック用現像ユニットと、カラー用現像ユニットと、ブラック用クリーニングユニットと、カラー用クリーニングユニットとを備える画像形成装置であって、上記ブラック用感光体ドラムを駆動するブラック用ドラム駆動モータと、上記カラー用感光体ドラムを駆動するカラー用ドラム駆動モータと、上記ブラック用現像ユニットを駆動するブラック用現像駆動モータと、上記カラー用現像ユニットを駆動するカラー用現像駆動モータと、上記ブラック用クリーニングユニットを駆動するブラック用摺擦駆動モータと、上記カラー用クリーニングユニットを駆動するカラー用摺擦駆動モータとを備えることを特徴とする。
また、本発明においては、上記ブラック用ドラム駆動モータ及び上記カラー用ドラム駆動モータを備える第1駆動ユニットと、上記ブラック用現像駆動モータ、上記カラー用現像駆動モータ、上記ブラック用摺擦駆動モータ及び上記カラー用摺擦駆動モータを備える第2の駆動ユニットとを備え、上記第1の駆動ユニットと上記第2の駆動ユニットがユニット化されているという構成を採用する。
また、本発明においては、上記ブラック用ドラム駆動モータ及び上記カラー用ドラム駆動モータを第1の支持板上に一列に配置し、これらドラム駆動モータの出力軸側にありかつ該第1の支持板と間隔をおいて設けられた第2の支持板上に、上記ブラック用現像駆動モータ、上記カラー用現像駆動モータ、上記ブラック用摺擦駆動モータ及び上記カラー用摺擦駆動モータを一列に配置してなるという構成を採用する。
また、本発明においては、上記ブラック用ドラム駆動モータの動力及び上記カラー用ドラム駆動モータの動力を上記ブラック用感光体ドラム及び上記カラー用感光体ドラムに伝達するギアがユニット化されて上記第1の支持板と上記第2の支持板との間に配置されているという構成を採用する。
また、本発明においては、上記ブラック用現像駆動モータ、上記カラー用現像駆動モータ、上記ブラック用摺擦駆動モータ及び上記カラー用摺擦駆動モータの外形形状が同一であるという構成を採用する。
本発明によれば、上記ブラック用感光体ドラムを駆動するブラック用ドラム駆動モータと、上記カラー用感光体ドラムを駆動するカラー用ドラム駆動モータと、上記ブラック用現像ユニットを駆動するブラック用現像駆動モータと、上記カラー用現像ユニットを駆動するカラー用現像駆動モータと、上記ブラック用クリーニングユニットを駆動するブラック用摺擦駆動モータと、上記カラー用クリーニングユニットを駆動するカラー用摺擦駆動モータとが各々設置される。
このため、少数のモータから多数のユニットに動力を伝達する必要がなくなり、ギア構成を単純化することができ、組立ての作業性を向上させることができる。また、モータの数が多くなるものの、各々のモータの出力が小さくて済み、大型のモータを設置する場合と比較しても、省スペース化を図ることが可能となり、装置の小型化を図ることができる。
したがって、本発明によれば、組立てが容易でかつ小型化が可能な画像形成装置の提供することができる。
このため、少数のモータから多数のユニットに動力を伝達する必要がなくなり、ギア構成を単純化することができ、組立ての作業性を向上させることができる。また、モータの数が多くなるものの、各々のモータの出力が小さくて済み、大型のモータを設置する場合と比較しても、省スペース化を図ることが可能となり、装置の小型化を図ることができる。
したがって、本発明によれば、組立てが容易でかつ小型化が可能な画像形成装置の提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について説明する。なお、以下に説明においては、本発明の画像形成装置を複写機に適応した場合の例について説明する。また、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は複写機Sの機能構成を示すブロック図、図2は複写機Sの概略構成を示す断面図、図3はレーザスキャニングユニットを示す平面図である。図1に示すように、本実施形態の複写機Sは、表示操作部1、画像読取部2、画像記憶部3、画像処理部4、印刷部5及び制御部6を備えている。
表示操作部1は、ユーザと複写機Sとを関係付けるマンマシンインタフェースとして装置の前面に設置される(図2には図示せず)ものであり、タッチパネル1a及び操作キー1bを備えている。タッチパネル1aは、表示面に抵抗膜方式等の透明な面状押圧センサを設けた表示パネルであり、ユーザに提供する情報の表示を行うと共に、ユーザの操作に基づく操作信号を出力する。操作キー1bは、例えば電源ボタンやコピー開始ボタン等の、タッチパネル1aに表示される操作ボタン以外の操作キー(ハードウェアキー)であり、ユーザの操作に基づく操作信号を出力する。
画像読取部2は、制御部6から入力される制御指令に基づいて、ADF(Auto Document Feeder)によって自動給紙される原稿あるいはプラテンガラス上に載置された原稿の画像をラインセンサで読み取って原稿画像データに変換するものであり、この原稿画像データを出力するものである。この画像読取部2は、図2に示すように、複写機Sの上部を構成するものである。そして、上記表示操作部1は、例えば、画像読取部2の近傍に配置される。
図1に戻り、画像記憶部3は、半導体メモリあるいはハードディスク装置等であり、制御部6から入力される制御指令に基づいて、画像読取部2から入力される上記原稿画像データを記憶すると共に当該原稿画像データを読み出して出力する。
画像処理部4は、制御部6から入力される制御指令に基づいて、画像記憶部3から入力される原稿画像データを印刷形式の画像データに変換して出力するものであり、必要に応じて原稿画像データに各種画像処理を施して印刷形式の画像データに変換する。例えば、画像読取部2がカラー画像の形成された原稿を読み取った場合には、画像記憶部3から画像処理部4に入力される原稿画像データは、光の三原色に対応したRGB画像データとなるため、画像処理部4は、このようなRGB画像データを印刷部5の印刷形式に対応した、例えばYMCK画像データ(Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)を基準色とする画像データ)に変換して出力する。
印刷部5は、制御部6から入力される制御指令に基づいて用紙カセット7あるいは給紙トレー8(図2参照)から給紙される記録用紙(印刷媒体)に印刷(画像形成)を行うものであり、図2に示すように、複写機Sの略中央部を構成している。
この印刷部5は、図2に示すように、感光体ドラム10、帯電器20、レーザスキャニングユニット30、現像ユニット40、クリーニングユニット50、中間転写ユニット60、定着器70及び駆動モータユニット100を備えている。
この印刷部5は、図2に示すように、感光体ドラム10、帯電器20、レーザスキャニングユニット30、現像ユニット40、クリーニングユニット50、中間転写ユニット60、定着器70及び駆動モータユニット100を備えている。
感光体ドラム10は、トナーの基準色(Y、M、C、K)に対応して、イエローに対応した感光体ドラム10Y(カラー用感光体ドラム)と、マゼンダに対応した感光体ドラム10M(カラー用感光体ドラム)と、シアンに対応した感光体ドラム10C(カラー用感光体ドラム)と、ブラックに対応した感光体ドラム10K(ブラック用感光体ドラム)とを有している。これらの感光体ドラム10Y・10M・10C・10Kは、図2の紙面奥行き方向に延在すると共に所定間隔にて平行に配列されている。
帯電器20は、各感光体ドラム10に対して対向配置されており、基準色(Y、M、C、K)毎に、感光体ドラム10Yに対向配置される帯電器20Yと、感光体ドラム10Mに対向配置される帯電器20Mと、感光体ドラム10Cに対向配置される帯電器20Cと、感光体ドラム10Kに対向配置される帯電器20Kとを有している。そして、このような帯電器20によって感光体ドラム10の周面が帯電状態とされる。
レーザスキャニングユニット30は、感光体ドラム10の下方に配置されており、各感光体ドラム10に照射されるレーザ光を走査するものである。このレーザスキャニングユニット30は、図2及図3に示すように、基準色(Y、M、C、K)に対応したレーザ光(LY、LM、LC、LK)を射出する光源31Y・31M・31C・31Kを有するレーザ光源装置31と、該レーザ光源装置31から射出されたレーザ光を反射する多角形形状のポリゴンミラー32と、該ポリゴンミラー32を回転駆動させる回転駆動部33と、該ポリゴンミラー32を経由したレーザ光を感光体ドラム10に導光する第1fθレンズ34、第2fθレンズ35、反射ミラー36とを備える。なお、第2fθレンズ35、反射ミラー36は複数設けられており、基準色(Y、M、C、K)に対応して第2fθレンズ、反射ミラーを示す符号35、36の後に、Y1〜Y2、M1〜M2、C1〜C3、Kの符号を付す。
そして、レーザ光源装置から、印刷形式の画像データに基づいて射出された対応する基準色(Y、M、C、K)のレーザ光は、それぞれの基準色において、ポリゴンミラー32の周面において反射され、第1fθレンズ34を透過した後、反射ミラー36Y1によって反射され、その後、第2fθレンズ35Yを透過し、さらに反射ミラー36Y2によって反射されることによって感光体ドラム10Yに導光される。
図2に示すように、現像ユニット40は、感光体ドラム10の周面に対してトナーを供給することによって感光体ドラム10の周面上に静電潜像に基づく画像を現像する現像ローラ41を有するものであり、基準色(Y、M、C、K)毎に、感光体ドラム10Yに対向配置されると共にイエローのトナーを供給する現像ローラ41Yを有する現像ユニット40Y(カラー用現像ユニット)と、感光体ドラム10Mに対向配置されると共にマゼンダのトナーを供給する現像ローラ41Mを有する現像ユニット40M(カラー用現像ユニット)と、感光体ドラム10Cに対向配置されると共にシアンのトナーを供給する現像ローラ41Cを有する現像ユニット40C(カラー用現像ユニット)と、感光体ドラム10Kに対向配置されると共にブラックのトナーを供給する現像ローラ41Kを有する現像ユニット40K(ブラック用現像ユニット)と、が具備されている。
クリーニングユニット50は、感光体ドラム10から中間転写ユニットへ画像が転写された後に、感光体ドラム10に残存するトナーを除去する摺擦ローラ51を有するものであって、基準色(Y、M、C、K)毎に、感光体ドラム10Yに対向配置される摺擦ローラ51Yを有するクリーニングユニット50Y(カラー用クリーニングユニット)と、感光体ドラム10Mに対向配置される摺擦ローラ51Mを有するクリーニングユニット50M(カラー用クリーニングユニット)と、感光体ドラム10Cに対向配置される摺擦ローラ51Cを有するクリーニングユニット50C(カラー用クリーニングユニット)と、感光体ドラム10Kに対向配置される摺擦ローラ51Kを有するクリーニングユニット50K(ブラック用クリーニングユニット)と、が具備されている。
中間転写ユニット60は、感光体ドラム10の上方に配置されており、感光体ドラム10に現像された画像が転写される中間転写ベルト61と、該中間転写ベルト61を回転させるための駆動ローラ62と、中間転写ベルト61に張力を与えるためのテンションローラ63と、中間転写ベルト61の回転に伴って回転する従動ローラ64と、感光体ドラム10上のトナーを中間転写ベルト61に転写するための一次転写ローラ65と、中間転写ベルト61上のトナーを記録用紙に転写するための二次転写ローラ66とを備えている。そして、各感光体ドラム10において現像された画像は、一旦中間転写ユニット60の中間転写ベルト61上において重ね合わされ、その後、記録用紙に一括転写される。すなわち、中間転写ユニット60によって、感光体ドラム10上のトナーが記録用紙に移動されて付着される。
また、装置の下部には給紙ローラ80が設けられており、この給紙ローラ80によって、用紙カセット7あるいは給紙トレー8から給紙される記録用紙(印刷媒体)が、上述した印刷部5に供給される。
駆動モータユニット100は、図4に示すように、感光体ドラム10を駆動するドラム駆動モータ101と、現像ユニット40を駆動する現像駆動モータ102と、感光体ドラム10に残存するトナーを除去するクリーニングユニット50を駆動する摺擦駆動モータ103とを有する。なお、給紙ローラ80を駆動する給紙モータはこれらの図では省略されている。
ドラム駆動モータ101は、符号101Y・101M・101C・101Kで示すように各基準色(Y、M、C、K)に対応して各々配置されている。なお、これらドラム駆動モータ101の内、ドラム駆動モータ101Yは、感光体ドラム10Y(カラー用感光体ドラム)を駆動するイエロー用ドラム駆動モータ101Y(カラー用駆動ドラムモータ)、ドラム駆動モータ101Mは、感光体ドラム10M(カラー用感光体ドラム)を駆動するマゼンダ用ドラム駆動モータ101M(カラー用駆動ドラムモータ)、ドラム駆動モータ101Cは、感光体ドラム10C(カラー用感光体ドラム)を駆動するシアン用ドラム駆動モータ101C(カラー用駆動ドラムモータ)、ドラム駆動モータ101Kは、感光体ドラム10K(ブラック用感光体ドラム)を駆動するブラック用ドラム駆動モータ101K(ブラック用駆動ドラムモータ)となる。
現像駆動モータ102として、カラー用現像ユニット40Y・40M・40Cを駆動するカラー用現像駆動モータ102A、及びブラック用現像ユニット40Kを駆動するブラック用現像駆動モータ102Kがそれぞれ1台ずつ配置されている。また、摺擦駆動モータ103として、カラー用クリーニングユニット50Y・50M・50Cの摺擦ローラ51Y・51M・51Cを駆動するカラー用摺擦駆動モータ103A、及びブラック用クリーニングユニット50Kの摺擦ローラ51Kを駆動するブラック用摺擦駆動モータ103Kがそれぞれ1台ずつ配置されている。
上述した4台のドラム駆動モータ101は、ユニットフレーム104に取り付けられている第1の支持板105に一列に配置され、また、2台の現像駆動モータ102及び2台の摺擦駆動モータ103は、各ドラム駆動モータ101の出力軸側にありかつ該第1の支持板105と間隔をおいて設けられた第2の支持板106上に一列に配置されている。
そして、ユニットフレーム104に取り付けられている第1の支持板105及びその上面のドラム駆動モータ101によって、出力軸側の現像駆動モータ102及び摺擦駆動モータ103が遮蔽され、これら現像駆動モータ102及び摺擦駆動モータ103の音が外部に伝達されることが防止される。
そして、ユニットフレーム104に取り付けられている第1の支持板105及びその上面のドラム駆動モータ101によって、出力軸側の現像駆動モータ102及び摺擦駆動モータ103が遮蔽され、これら現像駆動モータ102及び摺擦駆動モータ103の音が外部に伝達されることが防止される。
また、第1の支持板105上に一列に配置されるドラム駆動モータ101の内、ドラム駆動モータ101Y及び101M(カラー3台の内の2台)が列の一端側(矢印(イ)側)に配置され、ドラム駆動モータ101C及び101K(残りのカラー1台と1台のブラック)が列の他端側(矢印(ロ)側)に配置されている。また、第2の支持板106上に一列に配置される現像駆動モータ102及び摺擦駆動モータ103の内、カラー用現像駆動モータ102A及び摺擦駆動モータ103Aは、列の一端側(矢印(イ)側)のドラム駆動モータ101Y及び101Mの出力軸側に設けられている。また、第2の支持板106上に一列に配置される現像駆動モータ102及び摺擦駆動モータ103の内、ブラック用現像駆動モータ102K及び摺擦駆動モータ103Kは、列の他端側(矢印(ロ)側)のドラム駆動モータ101C及び101Kの出力軸側に設けられている。
なお、これらカラー用現像駆動モータ102A及びカラー用摺擦駆動モータ103A、ブラック用現像駆動モータ102K及び摺擦駆動モータ103Kは外形形状が同一とされた薄型モータが使用されており、現像ユニット41Y・41M・41C・41K、摺擦ローラ51Y・51M・51C・51Kの状態に応じてそれぞれ出力が調整されている。
なお、これらカラー用現像駆動モータ102A及びカラー用摺擦駆動モータ103A、ブラック用現像駆動モータ102K及び摺擦駆動モータ103Kは外形形状が同一とされた薄型モータが使用されており、現像ユニット41Y・41M・41C・41K、摺擦ローラ51Y・51M・51C・51Kの状態に応じてそれぞれ出力が調整されている。
また、ブラック用ドラム駆動モータ101Kの動力及びカラー用ドラム駆動モータ101Y・101M・101Cの動力を感光体ドラム10Y・10M・10C・10Kに伝達するギアがユニット化されたギアユニット107が第1の支持板105と第2の支持板106との間に配置されている。
なお、第1の支持板105及び第2の支持板106は、板金加工により形成されるとともに、モータ101〜103毎に分割されてユニットフレーム104に取り付けられている。また、板金加工により形成された第1の支持板105、第2の支持板106及びこれらを支持するユニットフレーム104の一部は、樹脂により形成されており、この樹脂によって軽量化が図られるとともに振動が抑制される。
また、本実施形態の複写機においては、図4及び図5に示すように、第1の支持板105にドラム駆動モータ101Y・101M・101C・101Kが設置されてユニット化されることによって第1の駆動ユニット100Aが構成され、第2の支持板106にカラー用現像駆動モータ102A及び摺擦駆動モータ103A、ブラック用現像駆動モータ102K及び摺擦駆動モータ103Kが設置されてユニット化されることによって第2の駆動ユニット100Bが構成されている。そして、さらには第1の駆動ユニット100Aと第2の駆動ユニット100Bとがユニット化されて駆動ユニット100が構成されている。
また、本実施形態の複写機においては、図4及び図5に示すように、第1の支持板105にドラム駆動モータ101Y・101M・101C・101Kが設置されてユニット化されることによって第1の駆動ユニット100Aが構成され、第2の支持板106にカラー用現像駆動モータ102A及び摺擦駆動モータ103A、ブラック用現像駆動モータ102K及び摺擦駆動モータ103Kが設置されてユニット化されることによって第2の駆動ユニット100Bが構成されている。そして、さらには第1の駆動ユニット100Aと第2の駆動ユニット100Bとがユニット化されて駆動ユニット100が構成されている。
以上のような複写機Sの駆動モータユニット100では、ブラック用の感光体ドラム10Kを駆動するブラック用ドラム駆動モータ101Kと、カラー用の感光体ドラム10Y・10M・10Cを駆動するカラー用ドラム駆動モータ101Y・101M・101Cと、ブラック用現像ユニット40Kを駆動するブラック用現像駆動モータ102Aと、カラー用現像ユニット40Y・40M・40Cを駆動するカラー用現像駆動モータ102Aと、ブラック用クリーニングユニット50Kを駆動するブラック用摺擦駆動モータ103Kと、カラー用クリーニングユニット50Y・50M・50Cを駆動するカラー用摺擦駆動モータ103Aとが各々設置される。
このため、少数のモータから多数のユニットに動力を伝達する必要がなくなり、ギア構成を単純化することができ、組立ての作業性を向上させることができる。また、モータの数が多くなるものの、各々のモータの出力が小さくて済み、大型のモータを設置する場合と比較しても、省スペース化を図ることが可能となり、装置の小型化を図ることができる。したがって、組立てが容易でかつ小型化が可能な画像形成装置となる。
また、ドラム駆動モータ101と、現像駆動モータ102とは別に、摺擦ローラ51を駆動する専用の摺擦駆動モータ103を設けたので、例えば、感光体ドラム10に付着したトナーを除去するために該摺擦ローラ51を反転させることもでき、装置の状態に応じて該摺擦ローラ51を多様に動作させることができる。
このため、少数のモータから多数のユニットに動力を伝達する必要がなくなり、ギア構成を単純化することができ、組立ての作業性を向上させることができる。また、モータの数が多くなるものの、各々のモータの出力が小さくて済み、大型のモータを設置する場合と比較しても、省スペース化を図ることが可能となり、装置の小型化を図ることができる。したがって、組立てが容易でかつ小型化が可能な画像形成装置となる。
また、ドラム駆動モータ101と、現像駆動モータ102とは別に、摺擦ローラ51を駆動する専用の摺擦駆動モータ103を設けたので、例えば、感光体ドラム10に付着したトナーを除去するために該摺擦ローラ51を反転させることもでき、装置の状態に応じて該摺擦ローラ51を多様に動作させることができる。
また、各基準色(Y、M、C、K)に対応する複数台のドラム駆動モータ101Y・101M・101C・101Kを第1の支持板105上に一列に配置し、該ドラム駆動モータ101の出力軸側にありかつ該第1の支持板105と間隔をおいて設けられた第2の支持板106上に、カラー用現像駆動モータ102A及び摺擦駆動モータ103A、ブラック用現像駆動モータ102K及び摺擦駆動モータ103Kを一列に配置したので、駆動モータユニット100をコンパクト化し、さらに小型化することが可能となる。
また、第1の支持板105及びその上面のドラム駆動モータ101によって、出力軸側の現像駆動モータ102及び摺擦駆動モータ103の音を遮断することができ、モータ音の騒音低減を実現することができる。
また、第1の支持板105及びその上面のドラム駆動モータ101によって、出力軸側の現像駆動モータ102及び摺擦駆動モータ103の音を遮断することができ、モータ音の騒音低減を実現することができる。
また、カラー用現像駆動モータ102A及びカラー用摺擦駆動モータ103A、ブラック用現像駆動モータ102K及び摺擦駆動モータ103Kは外形形状が同一とされた薄型モータが使用されているため、モータの製造コストを低減させることが可能となり、画像形成装置のコストダウンを図ることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳説したが、具体的な構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において設計変更等が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明の画像形成装置の一例として複写機を挙げて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものでなく、ファクシミリやプリンタ、あるいは複合機等に適応することができる。
10……感光体ドラム、10K……ブラック用感光体ドラム、10Y・10M・10C……カラー用感光体ドラム、40……現像ユニット、40K……ブラック用現像ユニット、40Y・40M・40C……カラー用現像ユニット、50……クリーニングユニット、50K……ブラック用クリーニングユニット、50Y・50M・50C……カラー用クリーニングユニット、51……摺擦ローラ、100……駆動モータユニット、100A……第1の駆動ユニット、100B……第2の駆動ユニット、101……ドラム駆動モータ、102 ……現像駆動用モータ、102A……カラー用現像駆動モータ、102K……ブラック用現像駆動モータ、103……摺擦駆動モータ、103A……カラー用摺擦駆動モータ、103K……ブラック用摺擦駆動モータ、104……ユニットフレーム、105……第1の支持板、106……第2の支持板
Claims (5)
- ブラック用感光体ドラムと、カラー用感光体ドラムと、ブラック用現像ユニットと、カラー用現像ユニットと、ブラック用クリーニングユニットと、カラー用クリーニングユニットとを備える画像形成装置であって、
前記ブラック用感光体ドラムを駆動するブラック用ドラム駆動モータと、
前記カラー用感光体ドラムを駆動するカラー用ドラム駆動モータと、
前記ブラック用現像ユニットを駆動するブラック用現像駆動モータと、
前記カラー用現像ユニットを駆動するカラー用現像駆動モータと、
前記ブラック用クリーニングユニットを駆動するブラック用摺擦駆動モータと、
前記カラー用クリーニングユニットを駆動するカラー用摺擦駆動モータと
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ブラック用ドラム駆動モータ及び前記カラー用ドラム駆動モータを備える第1駆動ユニットと、前記ブラック用現像駆動モータ、前記カラー用現像駆動モータ、前記ブラック用摺擦駆動モータ及び前記カラー用摺擦駆動モータを備える第2の駆動ユニットとを備え、前記第1の駆動ユニットと前記第2の駆動ユニットがユニット化されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記ブラック用ドラム駆動モータ及び前記カラー用ドラム駆動モータを第1の支持板上に一列に配置し、これらドラム駆動モータの出力軸側にありかつ該第1の支持板と間隔をおいて設けられた第2の支持板上に、前記ブラック用現像駆動モータ、前記カラー用現像駆動モータ、前記ブラック用摺擦駆動モータ及び前記カラー用摺擦駆動モータを一列に配置してなることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記ブラック用ドラム駆動モータの動力及び前記カラー用ドラム駆動モータの動力を前記ブラック用感光体ドラム及び前記カラー用感光体ドラムに伝達するギアがユニット化されて前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に配置されていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記ブラック用現像駆動モータ、前記カラー用現像駆動モータ、前記ブラック用摺擦駆動モータ及び前記カラー用摺擦駆動モータの外形形状が同一であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の画像形成装置。
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