JP2009282090A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラモジュールの小型化に伴うレンズ推進力低下を補うこと。
【解決手段】レンズを含む筒状のレンズ体(14)と、このレンズ体の周囲に位置するように固定された駆動コイル(16)と、この駆動コイルと対向する永久磁石(18)と、内壁に永久磁石を備えた外側ヨーク(20A)と、レンズ体の光軸(O)方向両側に設けられ、レンズ体を径方向に位置決めした状態で光軸(O)方向に変位可能に支持する上側弾性部材(22)および下側弾性部材(24)とを備えるレンズ駆動装置(10A)において、駆動コイル(16)への無通電時に、レンズ体(14)は、無限遠位置およびマクロ位置を除いた光軸(O)方向のレンズ焦点調整領域に置かれている。
【選択図】 図7

Description

本発明はレンズ駆動装置に関し、特に、携帯型小型カメラに用いられるオートフォーカス用レンズ駆動装置に関する。
カメラ付携帯電話には携帯型小型カメラが搭載されている。この携帯型小型カメラには、オートフォーカス用レンズ駆動装置が用いられる。従来から、種々のオートフォーカス用レンズ駆動装置が提案されている。
例えば、特許文献1(特開2007−271878号公報)は、レンズ支持体が移動を停止したときにおけるレンズ支持体の振動の収束時間を短くでき、且つ外部からの衝撃に対するスプリングの損傷を防止できるレンズ駆動装置を開示している。この特許文献1に開示されたレンズ駆動装置は、レンズを保持する環状のレンズ支持体と、コイル体と、マグネットと、ヨークと、スプリングとを筐体内に具備する。筐体は、レンズの受光側に設けたフレームと、レンズの結像側に設けたホルダと、フレームとホルダとの間に設けたベースとから構成されている。ホルダは、受光素子を固定した基板に取り付けられている。ヨークは、ベースの内周に環状に設けられ、且つ断面コ字状をしている。マグネットは、ヨークのコ字内に配置されている。スプリングは、筐体とレンズ支持体との間に設けられて、レンズ支持体を光軸方向に移動可能に支持している。このような構成のレンズ駆動装置は、コイル体に給電して生じる電磁力により、レンズ支持体をレンズの光軸方向に駆動して、電磁力とスプリングの付勢力との釣り合いにより所定位置にレンズ支持体を保持する。フレーム及びホルダには各々レンズとの対面位置に開口が形成されている。
特許文献1の第1の形態に係るレンズ駆動装置では、フレームにヨークが密着固定されており、フレームの開口を透明な受光側閉鎖部材で塞いで、フレーム、受光側閉鎖部材、ヨーク、レンズ支持体およびレンズとで囲まれる空間に密閉した受光側ダンパ空間を形成している。コイル体のコイルに給電するとレンズ支持体が受光側又は結像側に瞬時に移動するが、レンズが瞬時に移動すると受光側ダンパ空間の空気圧が高まり又は減圧し、レンズ支持体の移動を抑えるように作用する。
特許文献1の第2の形態に係るレンズ駆動装置では、ベースにヨークが密着固定されてあり、ホルダの開口を透明な結像側閉鎖部材で塞いで、ホルダ、結像側閉鎖部材、ベース、ヨーク、レンズ支持体及びレンズとで囲まれる空間に密閉した結像側ダンバ空間を形成している。コイル体のコイルに給電するとレンズ支持体が受光側又は結像側に瞬時に移動するが、レンズが瞬時に移動すると結像側ダンパ空間の空気圧が高まり又は減圧し、レンズ支持体の移動を抑えるように作用する。
特開2007−271878号公報
前述した特許文献1に開示されたレンズ駆動装置では、「コイル体のコイルに給電するとレンズ支持体が受光側又は結像側に瞬時に移動する」と記載されていることから、コイル体のコイルへの無通電時には、レンズ(レンズ支持体)は、結像側又は受光側の位置にある。ここで、この技術分野において、結像側の位置は無限遠位置と呼ばれ、受光側の位置はマクロ位置と呼ばれる。すなわち、特許文献1に開示されたレンズ駆動装置は、コイル体のコイルへの無通電時に、レンズ(レンズ支持体)は、無限遠位置又はマクロ位置に置かれている。
近年、携帯電話用カメラモジュールには、高画素化、小型化が求められている。高画素化では、出来るだけ大きいレンズが要求されるのに対して、小型化では外形が小さくなる。その為、レンズ駆動装置は内側と外側とから狭まることになる。このように空間が取れなくなると、マグネットや駆動コイルも小型化する必要がある。その為、レンズ可動部を駆動する為の推進力は必然的に下がってしまう。
このような状況において、前述したように、特許文献1に開示されたレンズ駆動装置では、コイル体のコイルへの無通電時に、レンズ(レンズ支持体)は、無限遠位置又はマクロ位置に置かれている。その結果、レンズ焦点調整に必要なストローク量が大きくなるという問題がある。
また、特許文献1に開示されたレンズ駆動装置では、レンズ(レンズ体)の他にそのレンズ(レンズ体)を支持(保持)するためのレンズ支持体も必要である。その為、レンズ駆動装置を小型化することが困難である。また、特許文献1に開示されたレンズ駆動装置では、レンズ可動部が、レンズ(レンズ体)と、レンズ支持体と、駆動コイルとから構成されるので、その重量が重くなるという問題もある。
本発明の主な目的は、カメラモジュールの小型化に伴うレンズ推進力低下を補うことができる、レンズ駆動装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、レンズ焦点調整に必要なストローク量を抑えることができる、レンズ駆動装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、限られたスペースに対応しつつ、レンズ可動部の重量を抑えることができる、レンズ駆動装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、説明が進むにつれて明らかになるだろう。
本発明によれば、レンズを含む筒状のレンズ体(14)と、このレンズ体の周囲に位置するように固定された駆動コイル(16)と、この駆動コイルと対向する永久磁石(18)と、内壁に永久磁石を備えた外側ヨーク(20;20A)と、レンズ体の光軸(O)方向両側に設けられ、レンズ体を径方向に位置決めした状態で光軸(O)方向に変位可能に支持する上側弾性部材(22)および下側弾性部材(24)とを備え、上側弾性部材及び下側弾性部材の各々は、レンズ体に取り付けられた内周側端部(222;242)と外側ヨークに取り付けられた外周側端部(224;244)とを有し、駆動コイル(16)に通電することで、永久磁石(18)の磁界と駆動コイル(16)に流れる電流による磁界との相互作用によって、レンズ体(14)を光軸(O)方向に位置調整可能なレンズ駆動装置(10;10A;10B;10C)において、駆動コイル(16)への無通電時に、レンズ体(14)は、無限遠位置およびマクロ位置を除いた光軸(O)方向のレンズ焦点調整領域に置かれていることを特徴とするレンズ駆動装置が得られる。
上記本発明によるレンズ駆動装置(10;10A)において、外側ヨーク(20;20A)は、永久磁石(18)を内壁に備える外筒部(202;202A)と、この外筒部の上端に設けられた外側リング端部(204;204A)とを有するものであってよい。この場合、外側リング端部(204;204A)の内壁に、レンズ体(14)にかかる衝撃を緩和するための緩衝部材(32)を備えることが好ましい。
また、上記本発明によるレンズ駆動装置(10A)において、光軸(O)方向の下方に配置されたアクチュエータ・ベース(12A)を備えてよい。この場合、アクチュエータ・ベースの内壁に、レンズ体(14)にかかる衝撃を緩和するための緩衝部材(36)を備えることが好ましい。レンズ駆動装置(10a)は、下側弾性部材(24)の外周側端部(244)を、スペーサ(28)を介して固定するための内側ヨーク(30)を更に有してよく、内側ヨーク(30)は、外側ヨーク(20A)の外筒部(202A)の下端で取り付けられた内側リング端部(302)と、この内側リング端部の内側で、光軸(O)と平行に垂直上方へ延在する複数の垂直延在部(304)と、から構成されてよい。この場合、複数の垂直延在部の内壁に、レンズ体(14)にかかる衝撃を緩和するための緩衝部材(38)を備えることが好ましい。尚、内側ヨーク(30)の複数の垂直延在部(304)と永久磁石(18)との間に駆動コイル(16)が配置される。複数の垂直延在部(304)は、下側弾性部材(24)の外周側端部(244)と内周側端部(242)との間の隙間を介して、垂直に上方へ延在する。
上記本発明によるレンズ駆動装置(10;10A)において、駆動コイル(16)はレンズ体(14)を、直接、保持している。駆動コイル(16)は、その内面に、レンズ体(14)を位置決めするための段差(163)を持つことが好ましい。
更に、上記本発明によるレンズ駆動装置(10B;10C)において、上側弾性部材(22)および下側弾性部材(24)は、駆動コイル(16)への無通電時に、レンズ体(14)に対して互いに逆方向でかつ実質的に等しい付勢力(A1,A2;B1、B2)を付与するように取り付けられていることが望ましい。上記本発明によるレンズ駆動装置(10B)において、上側弾性部材(22)および下側弾性部材(24)は、レンズ体(14)を挟み込む方向に、付勢力(A1,A2)を与えることが好ましい。
尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、駆動コイルへの無通電時に、レンズ体が、無限遠位置およびマクロ位置を除いた光軸方向のレンズ焦点調整領域に置かれているので、レンズ焦点調整に必要なストローク量を抑えることができ、その結果として、カメラモジュールの小型化に伴うレンズ推進力低下を補うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施の形態によるレンズ駆動装置10について説明する。図1はレンズ駆動装置10の外観斜視図であり、図2はレンズ駆動装置10の断面斜視図であり、図3はレンズ駆動装置10の分解斜視図である。ここでは、図1乃至図3に示されるように、直交座標系(X,Y,Z)を使用している。図1乃至図3に図示した状態では、直交座標系(X,Y,Z)において、X軸は前後方向(奥行方向)であり、Y軸は左右方向(幅方向)であり、Z軸は上下方向(高さ方向)である。そして、図1乃至図3に示す例においては、上下方向Zがレンズの光軸O方向である。
但し、実際の使用状況においては、光軸O方向、すなわち、Z軸方向が前後方向となる。換言すれば、Z軸の上方向が前方向となり、Z軸の下方向が後方向となる。
図示のレンズ駆動装置10は、オートフォーカス可能なカメラ付き携帯電話に備えられる。レンズ駆動装置10は、レンズを含むレンズ体14を光軸O方向に移動させるためのものである。レンズ駆動装置10は、Z軸方向(光軸O方向)の下側(後側)に配置されたアクチュエータ・ベース12を有する。このアクチュエータ・ベース12の下部(後部)には、図示はしないが、モジュール基板に配置された撮像素子が搭載される。この撮像素子は、レンズ体14のレンズにより結像された被写体像を撮像して電気信号に変換する。撮像素子は、例えば、CCD(charge coupled device)型イメージセンサ、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型イメージセンサ等により構成される。したがって、レンズ駆動装置10と、モジュール基板と、撮像素子との組み合わせによって、カメラモジュールが構成される。
レンズ駆動装置10は、筒状部140を有するレンズ体14と、このレンズ体14に筒状部140の周囲に位置するように固定された駆動コイル16と、この駆動コイル16と対向する永久磁石18と、永久磁石18を内壁面に備えた外側ヨーク20と、レンズ体14の筒状部140の光軸O方向両側に設けられた一対の弾性部材22、24とを備える。
一対の弾性部材22、24は、レンズ体14を径方向に位置決めした状態で光軸O方向に変位可能に支持する。一対の弾性部材22、24のうち、一方の弾性部材22は上側弾性部材と呼ばれ、他方の弾性部材24は下側弾性部材と呼ばれる、尚、図示の弾性部材は板バネから構成される。従って、上側弾性部材22は上側板バネとも呼ばれ、下側弾性部材バネ24は下側板バネとも呼ばれる。
また、前述したように、実際の使用状況においては、Z軸方向(光軸O方向)の上方向が前方向、Z軸方向(光軸O方向)の下方向が後方向となる。したがって、上側弾性部材(上側板バネ)22は前側スプリングとも呼ばれ、下側弾性部材(下側板バネ)24は後側スプリングとも呼ばれる。
図示の外側ヨーク20は、四角筒状をしている。したがって、図示の駆動コイル16も、四角筒状の外側ヨーク20の形状に合わせた、実質的に四角筒状をしている。すなわち、駆動コイル16は、4つの長辺部161と、これら4つの長辺部間に配置された4つの角部162とから成る。
図3に加えて図4をも参照して、レンズ体14の筒状部140は、90°の角度間隔で、面取りされた4つの主接触面140−1を持つ。これら4つの主接触面140−1に、駆動コイル16の4つの長辺部161が接着剤(接着樹脂)で直接結合される。すなわち、駆動コイル16は、4つの接触面140−1でレンズ体14に接着されている。また、駆動コイル16は、その上部の内面で内側に突出した段差(突出部)163を持つ。レンズ体14の筒状部140は、4つの主接触面140−1の上部で、更に面取りされた4つの副接触面140−2を持つ。駆動コイル16の段差(突出部)163は、これら4つの副接触面140−2に接着剤(接着樹脂)で直接結合される。
レンズ体14と駆動コイル16とによってレンズ可動部が構成される。
このように、レンズ体14を保持するレンズホルダを使用せずに、直接、レンズ体14を駆動コイル16で保持しているので、レンズ可動部の重量を軽減できる。それにより、カメラモジュールの小型化に伴う、レンズ可動部の推力低下を補うことができる。また、レンズ体14を支持する駆動コイル16に段差163を持たせることで、レンズ体14を位置決めすることができる。また、レンズ体14と駆動コイル16との結合強度を向上させることができる。
尚、図示の実施の形態に係るレンズ駆動装置10では、レンズ体14を保持するために駆動コイル16に段差163を設けているが、レンズ体14をネジ嵌合で保持してもよい。この場合、レンズ体14の筒状部140の外周壁には雄ネジが切られ、駆動コイル16そのものでその内径部に雌ネジの形状を形成すればよい。
一方、永久磁石18は、ヨーク20の四角筒の各角部に配置された、4個の断面L字状の永久磁石片182から成る。
外側ヨーク20は、四角筒形状の外筒部202と、この外筒部202の上端(前端)に設けられた四角形の外側リング端部204とを有する。外筒部202の内壁に上記永久磁石18が備えられている。外側リング端部204は、光軸Oと同心の中心を持つ円形開口204aを持つ。また、外側ヨーク20は、その上端(前端)の四隅に、内側に凹んだ4つ凹部(段差部)206を有する。これら4つの凹部(段差部)206は、上側弾性部材22の外周側端部224(後述する)を、永久磁石18の上端との間に挟んで、上側弾性部材22の外周側端部224を保持固定するためのものである。すなわち、これら4つの凹部(段差部)206は、上側弾性部材22の外周側端部224を保持する保持部材として作用する。
図2に示されるように、外側ヨーク20の外筒部202の内周面に、駆動コイル16と間隔を置いて、永久磁石18が配置されている。
上側弾性部材(上側板バネ,前側スプリング)22はレンズ体14における光軸O方向上側(前側)に配置され、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24はレンズ体14における光軸O方向下端(後側)に配置される。上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22と下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24とは、略同一構成をしている。
上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22は、レンズ体14に取り付けられた内周側端部222と、外側ヨーク20に取り付けられた外周側端部224と、内周側端部222と外周側端部224との間を連結するために周方向に沿って設けられた4つのアーム部(図示せず)とを有する。内周側端部222は円環状をしている。外周側端部224は、内周側端部222から離間して設けられ、内周側端部222よりも大きい四角環状をしている。各アーム部は周方向に沿って延出している。
同様に、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24は、レンズホルダ14に取り付けられた内周側端部242と、外側ヨーク20に取り付けられた外周側端部244と、内周側端部242と外周側端部244との間を連結するために周方向に沿って設けられた4つのアーム部(図示せず)とを有する。内周側端部242は円環状をしている。外周側端部244は、内周側端部244から離間して設けられ、内周側端部242よりも大きい四角環状をしている。各アーム部は周方向に沿って延出している。
尚、内周側端部222、242は内輪とも呼ばれ、外周側端部224、244は外輪とも呼ばれる。
上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の内周側端部222は、レンズ体14とストッパ26に挟持されて固定されている。換言すれば、ストッパ26は、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の内周側端部222を、レンズホルダ14との間で挟持するように、レンズ体14と嵌合する。一方、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の外周側端部224は、外側ヨーク20の4つの凹部(段差部)206と永久磁石18の上端との間に挟持され固定されている。
ストッパ26には、次に述べるような機能がある。すなわち、ストッパ26は、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の内周側端部222をレンズ体14にバラツキなく高精度に密着させる機能を持つ。これにより、VCM(ボイス・コイル・モータ)特性のバラツキを改善できる。また、ストッパ26は、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の接着強度を向上させる機能をもつ。これにより、レンズ駆動装置10の耐衝撃性を向上させている。さらに、ストッパ26は、レンズ駆動装置10の落下衝撃の際の上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の変形を防止する機能を持つ。これによっても、レンズ駆動装置10の耐衝撃性を向上させている。
一方、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の外周側端部244は、スペーサ28を介して内側ヨーク30に固定されている。換言すれば、スペーサ28と下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の外周側端部244とは、内側ヨーク30と永久磁石18の下端との間に挟持されて固定されている。下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の内周側端部242は、レンズホルダ14の下端(後端)側に樹脂の接着力で固定されている。
駆動コイル16に通電することで、永久磁石18の磁界と駆動コイル16に流れる電流による磁界との相互作用によって、レンズ体14を光軸O方向に位置調整することが可能である。
尚、内側ヨーク30は、外側ヨーク20の外筒部202の内壁に下端で取り付けられた四角環状の内側リング端部302と、この内側リング端部302の四隅の内側で光軸Oと平行に垂直上方へ延在する4つの垂直延在部304とを有する。
アクチュエータ・ベース12上に内側ヨーク30の内側リング端部302が搭載され、この内側ヨーク30の内側リング端部302上にスペーサ28が搭載され、スペーサ28上に下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の外周側端部244が搭載されている。そして、内側ヨーク30の4つの垂直延在部304は、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の外周側端部244と内周側端部242との間の隙間を介して、垂直に上方へ延在している。
アクチュエータ・ベース12と外側ヨーク20と永久磁石18とスペーサ28とによって、レンズ駆動装置10の固定部が構成される。
また、図2に示されるように、外側ヨーク20の外側リング端部204の内壁には、円環状の第1の緩衝部材32が固着されている。第1の緩衝部材32は、外側リング端部204の円形開口204aと同心である。第1の緩衝部材32は、この円形開口204aの直径よりも大きい外径を持ち、円形開口204aの直径よりも小さい内径を持つ。第1の緩衝部材32は、レンズ体14にかかる衝撃を緩和する為のものである。
このように、上側弾性部材22と下側弾性部材24とは、外側ヨーク10の内部に収容されている。そのため、上記特許文献1に開示されているような従来のレンズ駆動装置において必要であった、弾性部材(バネ部材)をヨークの外側で固定するための固定部材が不要となる。
詳述すると、従来のレンズ駆動装置では、バネ部材(弾性部材)がヨークの外側に配置されている。そのため、バネ部材(弾性部材)を固定するための固定部材がヨークの外側に必要となる。これに対して、本実施の形態によるレンズ駆動装置20は、上側弾性部材22と下側弾性部材24を外側ヨーク10の内部に収容しているので、外側ヨークを覆う固定部材(カバー)が不要となる。また、固定部材(カバー)が不要であるので、部品点数を少なくでき、レンズ駆動装置20の小型化を図ることができる。
永久磁石18と外側ヨーク20と内側ヨーク30によって磁気回路が構成される。そして、外側ヨーク20において、外側リング端部204は光軸O対物側の面を形成し、外筒部202は側面を形成している。すなわち、光軸O対物側の面及び側面が、磁気回路の一部でかつシールド性能を持つ強磁性材の外側ヨーク20によって形成されている。外側リング端部204に形成された円形開口204aは、カメラモジュールで必要とされる画角から割り出した最小径の孔である。このように、本実施の形態に係るレンズ駆動装置20は、その外観が外側ヨーク20で覆われているので、防塵性に優れている。更に、本実施の形態では、外側ヨーク20とは別に、強磁性部品としての内側ヨーク30を備えている。内側ヨーク30の4つの垂直延在部304と永久磁石18との間の空間に、駆動コイル16が配置されている。
本発明では、駆動コイル16への無通電時に、レンズ体14は、無限遠位置とマクロ位置との間(無限遠位置とマクロ位置とを除く)のレンズ焦点調整領域内で、上側弾性部材22と下側弾性部材24とにより吊られた状態にある。
図5及び図6を参照して、従来のレンズ駆動装置および本実施の形態に係るレンズ駆動装置10におけるレンズ体14の位置について説明する。
最初に図5を参照して、従来のレンズ駆動装置におけるレンズ体14の位置について説明する。図5において、(A)は駆動コイル16への無通電時でのレンズ体14の状態(位置)を示し、(A)は駆動コイル16に通電したときのレンズ体14の状態(位置)を示す。
図示の例では、図5(A)に示されるように、駆動コイル16への無通電時では、レンズ体14が無限遠位置にあるとしている。図5(B)は、駆動コイル16に通電することにより、レンズ体14をマクロ位置まで駆動した状態を示している。従来のレンズ駆動装置では、レンズ体14を無限遠位置とマクロ位置との間で移動せるために、レンズ焦点調整にストローク量Scが必要となる。
次に図6を参照して、本実施の形態に係るレンズ駆動装置10におけるレンズ体14の位置について説明する。図6において、(A)は駆動コイル16への無通電時でのレンズ体14の状態を示し、(B)は駆動コイル16に通電して、レンズ体14を無限遠位置まで駆動した状態を示し、(C)は駆動コイル16に通電して、レンズ体14をマクロ位置まで駆動した状態を示す。
本実施の形態に係るレンズ駆動装置10においては、レンズ体14を無通電時の位置から無限遠位置まで移動させるために、レンズ焦点調整に第1のストローク量Sだけ必要であり、レンズ体14を無通電時の位置からマクロ位置まで移動させるために、レンズ焦点調整に第2のストローク量Sだけ必要である。
このように、本実施の形態に係るレンズ駆動装置10は、従来のレンズ駆動装置と比較して、レンズ焦点調整に必要なストローク量S、Sを、従来において必要なストローク量Scよりも抑えることができる。これにより、カメラモジュールの小型化に伴う、レンズ推進力低下を補うことができる。
図7を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るレンズ駆動装置10Aについて説明する。図7はレンズ駆動装置10Aの半分のみを、拡大して示す縦断面図である。
図示のレンズ駆動装置10Aは、外側ヨークおよびアクチュエータ・ベースが後述するように変更されていると共に、環状のスペーサ34と第2及び第3の緩衝部材36、38とが更に付加されている点を除いて、図1乃至図3に示したレンズ駆動装置10と同様の構成を有する。したがって、外側ヨークおよびアクチュエータ・ベースに、それぞれ、20Aおよび12Aの参照符号を付してある。図1乃至図3に示されたものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付し、以下では説明の簡略化のために、異なる点についてのみ説明する。
図1乃至図3に示したレンズ駆動装置10では、上側弾性部材22の外周側端部224を保持固定するために、外側ヨーク20は凹部(段差部)206を備えている。そのため、外側ヨーク20の形状は複雑である。
そこで、図示のレンズ駆動装置10Aでは、複雑な形状の外側ヨーク20の代わりに、図7に示されるような、凹部(段差部)206の無い外側ヨーク20Aを用いている。図7に示された外側ヨーク20Aは、四角筒形状の外筒部202Aと、この外筒部202Aの上端(前端)に設けられた四角形の外側リング端部204Aとを有する。外側リング端部204Aは、光軸Oと同心の中心を持つ円形開口204aを持つ。
外側ヨーク20Aには、凹部(段差部)206が無い。その代わりに、外側ヨーク20Aの内壁の角部には、図7に示されるような、環状のスペーサ34が設けられる。従って、この環状のスペーサ34に、上側弾性部材22の外周側端部224が保持固定される。尚、スペーサ34は、環状には限定されず、複数個所に設けるようにしても良い。
アクチュエータ・ベース12Aは、底部に設けられた環状の基底部122Aと、この基底部122Aの外周縁から上方へ延出する筒状の垂直延出部124Aとから構成されている。基底部122Aの内壁には、円環状の第2の緩衝部材36が固着されている。また、内側ヨーク30の4つの垂直延在部304の内壁には、それぞれ、4つの第3の緩衝部材38が固着されている。
したがって、図示の実施の形態に係るレンズ駆動装置10Aは、レンズ焦点調整領域の外側において、レンズ体14にかかる衝撃を緩和する為の第1乃至第3の緩衝部材32、36および38を備えている。これにより、レンズ体14や上側弾性部材22、下側弾性部材24にかかるダメージを抑えることができる。
尚、レンズ駆動装置10Aでは、第1乃至第3の緩衝部材32、36および38を備えているが、その内の少なくとも1つを備えるようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態に係るレンズ駆動装置10、10Aでは、固定部側に緩衝部材32、36および38を備えているが、レンズ体14側に緩衝部材を設けてもよい。
上述した本発明の第1及び第2の実施の形態に係るレンズ駆動装置10、10Aにおいては、駆動コイル16への無通電時に、レンズ体14に付勢力が与えられていない。換言すれば、駆動コイル16への無通電時に、レンズ体14は無負荷の状態に置かれている。その為、レンズ駆動装置10、10Aに外部から振動が加わった際、その振動によりレンズ体14自体も振動し易くなるという問題がある。この問題を解決するために、以下に説明する本発明の第3および第4の実施の形態に係るレンズ駆動装置では、レンズ体14に付勢力を付与するように構成している。
図8は本発明の第3の実施の形態に係るレンズ駆動装置10Bのレンズ体14の支持方法を示す概略正面断面図である。図示のレンズ駆動装置10Bは、レンズ体14の支持方法が相違する点を除いて、前述したレンズ駆動装置10、10Aと同様の構成を有する。
図示のレンズ駆動装置10Bでは、上側弾性部材22は、駆動コイル16への無通電時に、レンズ体14に、矢印A1で示すような、下向きの付勢力を付与するように取り付けられており、下側弾性部材24は、駆動コイル16への無通電時に、レンズ体14に、矢印A2で示すような、上向きの付勢力を付与するように取り付けられている。下向きの付勢力A1と上向きの付勢力A2とは実質的に同じである。すなわち、駆動コイル16への無通電時に、レンズ体14に対して上側弾性部材22および下側弾性部材24によって上下各々逆方向の付勢力を与えている。図示の例では、上側弾性部材22および下側弾性部材24により、レンズ体14を挟み込む方向に付勢力A1、A2を与えている。
このような構成により、外部から加えられるレンズ駆動装置10Bの振動や衝撃に対して、レンズ体14の動きを鈍化させることができる。したがって、駆動コイル16への無通電時及びレンズモジュールを使用した撮影時に、レンズ駆動装置10Bにかかる振動によりレンズ体14が振動するのを抑制することができる。すなわち、レンズ駆動装置10Bは振動に強いという利点がある。また、上側弾性部材22および下側弾性部材24により、レンズ体14を挟み込む方向に付勢力A1、A2を与えているので、弾性部材22、24とレンズ体14との間の結合力を向上させることができる。
図9は本発明の第4の実施の形態に係るレンズ駆動装置10Cのレンズ体14の支持方法を示す概略正面断面図である。図示のレンズ駆動装置10Cは、レンズ体14の支持方法が相違する点を除いて、前述したレンズ駆動装置10、10Aと同様の構成を有する。
図示のレンズ駆動装置10Cでは、上側弾性部材22は、レンズ体14に、駆動コイル16への無通電時に、矢印B1で示すような、上向きの付勢力を付与するように取り付けられており、下側弾性部材24は、レンズ体14に、駆動コイル16への無通電時に、矢印B2で示すような、下向きの付勢力を付与するように取り付けられている。上向きの付勢力B1と下向きの付勢力B2とは実質的に同じである。すなわち、駆動コイル16への無通電時に、レンズ体14に対して上側弾性部材22および下側弾性部材24によって上下各々逆方向の付勢力を与えている。図示の例では、上側弾性部材22および下側弾性部材24により、レンズ体14を伸張させる方向に付勢力B1、B2を与えている。
このような構成により、外部から印加されるレンズ駆動装置10Cの振動や衝撃に対して、レンズ体14の動きを鈍化させることができる。したがって、駆動コイル16への無通電時及びレンズモジュールを使用した撮影時に、レンズ駆動装置10Cにかかる振動によりレンズ体14が振動するのを抑制することができる。すなわち、レンズ駆動装置10Cは振動に強いという利点がある。
図8及び図9に示したレンズ駆動装置10B、10Cでは、弾性部材22、24をレンズ体14に結合しているが、弾性部材22、24をレンズ体14の周りの可動部材(例えば、駆動コイル16など)に結合してもよい。また、弾性部材として、1枚の上側弾性部材22と1枚の下側弾性部材24とを備えているが、複数枚の上側弾性部材と複数枚の下側弾性部材とを備えてもよい。
以上、本発明についてその好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明の精神を逸脱しない範囲内で、種々の変形が当業者によって可能であるのは明らかである。
本発明の第1の実施の形態によるレンズ駆動装置の斜視図である。 図1に示したレンズ駆動装置の断面斜視図である。 図1に示したレンズ駆動装置の分解斜視図である。 図1に示したレンズ駆動装置のレンズ体と駆動コイルとの結合状態の前半分のみを、拡大して示す側面断面図である。 従来のレンズ駆動装置におけるレンヌ体の位置を説明するための概略正面断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るレンズ駆動装置におけるレンズ体の位置を説明するための概略正面断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るレンズ駆動装置の半分のみを、拡大して示す縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るレンズ駆動装置のレンズ体の支持方法を示す概略正面断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るレンズ駆動装置のレンズ体の支持方法を示す概略正面断面図である。
符号の説明
10、10A、10B、10C レンズ駆動装置
12、12A アクチュエータ・ベース
14 レンズ体
140 筒状部
16 駆動コイル
163 段差
18 永久磁石
20、20A 外側ヨーク
202、202A 外筒部
204、204A 外側リング端部
204a 円形開口
206 凹部(段差部)
22 上側弾性部材
222 内周側端部(内輪)
224 外周側端部(外輪)
24 下側弾性部材
242 内周側端部(内輪)
244 外周側端部(外輪)
26 ストッパ
28 スペーサ
30 内側ヨーク
302 内側リング端部
304 垂直延在部
32 第1の緩衝部材
34 スペーサ
36 第2の緩衝部材
38 第3の緩衝部材
O 光軸

Claims (10)

  1. レンズを含む筒状のレンズ体と、該レンズ体の周囲に位置するように固定された駆動コイルと、該駆動コイルと対向する永久磁石と、内壁に前記永久磁石を備えた外側ヨークと、前記レンズ体の光軸方向両側に設けられ、前記レンズ体を径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する上側弾性部材および下側弾性部材とを備え、前記上側弾性部材及び前記下側弾性部材の各々は、前記レンズ体に取り付けられた内周側端部と前記外側ヨークに取り付けられた外周側端部とを有し、前記駆動コイルに通電することで、前記永久磁石の磁界と前記駆動コイルに流れる電流による磁界との相互作用によって、前記レンズ体を光軸方向に位置調整可能なレンズ駆動装置において、
    前記駆動コイルへの無通電時に、前記レンズ体は、無限遠位置およびマクロ位置を除いた前記光軸方向のレンズ焦点調整領域に置かれていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記外側ヨークは、前記永久磁石を内壁に備える外筒部と、該外筒部の上端に設けられた外側リング端部とを有し、
    前記外側リング端部の内壁に、前記レンズ体にかかる衝撃を緩和するための緩衝部材を備えたことを特徴とする、請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記光軸方向の下方に配置されたアクチュエータ・ベースを備え、
    該アクチュエータ・ベースの内壁に、前記レンズ体にかかる衝撃を緩和するための緩衝部材を備えたことを特徴とする、請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記下側弾性部材の前記外周側端部を、スペーサを介して固定するための内側ヨークを更に有し、
    前記内側ヨークは、
    前記外側ヨークの前記外筒部の内壁に下端で取り付けられた内側リング端部と、
    該内側リング端部の内側で、前記光軸と平行に垂直上方へ延在する複数の垂直延在部と、から構成され、
    前記複数の垂直延在部の内壁に、前記レンズ体にかかる衝撃を緩和するための緩衝部材を備えたことを特徴とする、請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記内側ヨークの前記複数の垂直延在部と前記永久磁石との間に前記駆動コイルが配置されている、請求項4に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記複数の垂直延在部は、前記下側弾性部材の前記外周側端部と前記内周側端部との間の隙間を介して、垂直に上方へ延在している、請求項5に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記駆動コイルは前記レンズ体を、直接、保持している、請求項1乃至6のいずれか1つに記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記駆動コイルは、その内面に、前記レンズ体を位置決めするための段差を持つ、請求項7に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記上側弾性部材および前記下側弾性部材は、前記駆動コイルへの無通電時に、前記レンズ体に対して互いに逆方向でかつ実質的に等しい付勢力を付与するように取り付けられている、請求項1乃至8のいずれか1つに記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記上側弾性部材および前記下側弾性部材は、前記レンズ体を挟み込む方向に、前記付勢力を与える、請求項9に記載のレンズ駆動装置。
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