JP5424000B2 - レンズホルダ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明はレンズホルダ駆動装置に関し、特に、携帯型小型カメラに用いられるオートフォーカス用レンズホルダ駆動装置に関する。
カメラ付携帯電話には携帯型小型カメラが搭載されている。この携帯型小型カメラには、オートフォーカス用レンズホルダ駆動装置が用いられる。従来から、種々のオートフォーカス用レンズホルダ駆動装置が提案されている。
例えば、特許文献1(特開2007−72271号公報)は、駆動用コイルに磁界を印加する磁石からの磁束漏れを少なくして、レンズホルダの駆動効率を向上させることができるとともに、磁束漏れによる他のデバイスへの悪影響を減少させることができるレンズ駆動装置を開示している。この特許文献1に開示されたレンズ駆動装置は、レンズを保持するホルダと、このホルダに装着された環状の駆動コイルと、固定部材側に設けられたヨークと、このヨークの内面側に設けられた磁石と、上記ホルダと上記固定部材とを上記レンズの開口部側である上部側及び上記開口部側とは反対側の下部側にてそれぞれ連結する上部バネ部材及び下部バネ部材とを備える。上記ヨークは、軟鉄等の磁性体から成る断面がコの字型の筒状の上部ヨークと、断面がL字型の筒状の下部ヨークとから成る。
この特許文献1では、ヨークは、固定部材によって支持され、かつ固定部材によって覆われている。そして、上部バネ部材及び下部バネ部材は、ヨークと固定部材との間に設けられている。換言すれば、ヨークの外側に、上部バネ部材及び下部バネ部材が配置されている。
特開2007−72271号公報(図1、図2)
前述した特許文献1に開示されたレンズ駆動装置では、ヨークを覆うための固定部材が必要になるので、部品点数が多くなるという問題がある。また、ヨークを固定部材で覆う構造であるため、大型になってしまうという問題もある。
本発明の目的は、部品点数を削減できる、レンズホルダ駆動装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、小型化可能な、レンズホルダ駆動装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、説明が進むにつれて明らかになるだろう。
本発明によれば、レンズ組立体を取り付けることが可能なレンズホルダ(14)と、このレンズホルダの周囲に固定される駆動コイル(16)と、この駆動コイルと対向する磁石(18)と、この磁石を備えた外側ヨーク(20;20A)と、レンズホルダを光軸(O)方向に変位可能に支持する弾性部材(22;24)と、レンズホルダの下側に配置されたベース(12)と、からなるレンズホルダ駆動装置(10)において、外側ヨーク(20;20A)とは別部材で、駆動コイル(16)の内側に配置される部分を有する内側ヨーク(30)を備え、外側ヨーク(20;20A)は、外筒部(202;202A)と、この外筒部の上端に設けられ、開口(204a)を有する外側リング端部(204;204A)とからなり、内側ヨーク(30)は、内側リング端部(302)と、この内側リング端部の内側で、光軸(O)と平行に垂直方向へ延在する垂直延在部(304)とからなり、弾性部材(22;24)は、外側ヨーク(20;20A)の内部に収容されていることを特徴とするレンズホルダ駆動装置が得られる。
上記本発明によるレンズホルダ駆動装置(10)において、外側ヨーク(20;20A)の外筒部(202;202A)は、四角筒状であり、その四隅に磁石(18)が配置されることが好ましく、内側ヨーク(30)の内側リング端部(302)は、四角環状であり、その四隅の内側に垂直延在部(303)が配置されることが好ましい。また、内側ヨーク(30)の内側リング端部(302)と磁石(18)との間は離間されていることが望ましい。その場合、内側ヨーク(30)の内側リング端部(302)と磁石(18)との間には、例えば、離間部材(28)が配置されてよい。
また、上記本発明によるレンズホルダ駆動装置(10)において、内側ヨーク(30)に弾性部材(24)を載置してよい。内側ヨーク(30)は、外側ヨーク(20;20A)内に取り付けられることが好ましい。弾性部材は、レンズホルダ(14)の下側に配置される下側弾性部材(24)であってよい。下側弾性部材(24)は、レンズホルダ(14)に取り付けられる内周側端部(242)と、内側ヨーク(30)に取り付けられる外周側端部(244)とからなってよく、垂直延在部(304)は、外周側端部(244)と内周側端部(242)との間の隙間を介して、垂直に上方へ延在していてよい。
さらに、上記本発明によるレンズホルダ駆動装置(10)において、外側ヨーク(20A)の外側リング端部(204A)と弾性部材(22)との間にスペーサ(34)を設けてよい。弾性部材は、レンズホルダ(14)の上側に配置される上側弾性部材(22)であってよい。
さらにまた、上記本発明によるレンズホルダ駆動装置(10)において、ベース(12)には、撮像素子が取付け可能である。
尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、外側ヨークとは別部材として、内側ヨークを備えているので、部品点数を削減でき、小型化可能である。
本発明の第1の実施の形態によるレンズホルダ駆動装置の外観斜視図である。 図1に示したレンズホルダ駆動装置の断面斜視図である。 図1に示したレンズホルダ駆動装置の分解斜視図である。 図1に示したレンズホルダ駆動装置に使用される外側ヨークと上側弾性部材の左半分のみを、拡大して示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるレンズホルダ駆動装置に使用される外側ヨークと上側弾性部材の左半分のみを、拡大して示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施の形態によるレンズホルダ駆動装置10について説明する。図1はレンズホルダ駆動装置10の外観斜視図であり、図2はレンズホルダ駆動装置10の断面斜視図であり、図3はレンズホルダ駆動装置10の分解斜視図である。
ここでは、図1乃至図3に示されるように、直交座標系(X,Y,Z)を使用している。図1乃至図3に図示した状態では、直交座標系(X,Y,Z)において、X軸は前後方向(奥行方向)であり、Y軸は左右方向(幅方向)であり、Z軸は上下方向(高さ方向)である。そして、図1乃至図3に示す例においては、上下方向Zがレンズの光軸O方向である。
但し、実際の使用状況においては、光軸O方向、すなわち、Z軸方向が前後方向となる。換言すれば、Z軸の上方向が前方向となり、Z軸の下方向が後方向となる。
図示のレンズホルダ駆動装置10は、オートフォーカス可能なカメラ付き携帯電話に備えられる。レンズホルダ駆動装置10は、レンズ組立体(バレル)(図示せず)を取り付けることが可能なレンズホルダ14(後述する)を光軸O方向に移動させるためのものである。レンズホルダ駆動装置10は、Z軸方向(光軸O方向)の下側(後側)に配置されたアクチュエータ・ベース12を有する。このアクチュエータ・ベース12の下部(後部)には、図示はしないが、基板に配置された撮像素子が搭載される。この撮像素子は、レンズ組立体により結像された被写体像を撮像して電気信号に変換する。撮像素子は、例えば、CCD(charge coupled device)型イメージセンサ、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型イメージセンサ等により構成される。したがって、レンズホルダ駆動装置10と、基板と、撮像素子との組み合わせによって、カメラモジュールが構成される。
レンズホルダ駆動装置10は、レンズ組立体(バレル)を保持するための筒状部140を有するレンズホルダ14と、このレンズホルダ14に筒状部140の周囲に位置するように固定された駆動コイル16と、この駆動コイル16と対向する永久磁石18と、永久磁石18を内壁面に備えた外側ヨーク20と、レンズホルダ14の筒状部140の光軸O方向両側に設けられた一対の弾性部材22、24とを備える。レンズ組立体とレンズホルダ14との組み合わせは、レンズ体と呼ばれる。
一対の弾性部材22、24は、レンズホルダ14を径方向に位置決めした状態で光軸O方向に変位可能に支持する。一対の弾性部材22、24のうち、一方の弾性部材22は上側弾性部材と呼ばれ、他方の弾性部材24は下側弾性部材と呼ばれる、尚、図示の弾性部材は板バネから構成される。従って、上側弾性部材22は上側板バネとも呼ばれ、下側弾性部材バネ24は下側板バネとも呼ばれる。
また、前述したように、実際の使用状況においては、Z軸方向(光軸O方向)の上方向が前方向、Z軸方向(光軸O方向)の下方向が後方向となる。したがって、上側弾性部材(上側板バネ)22は前側スプリングとも呼ばれ、下側弾性部材(下側板バネ)24は後側スプリングとも呼ばれる。
図示の外側ヨーク20は、四角筒状をしている。したがって、図示の駆動コイル16も、四角筒状の外側ヨーク20の形状に合わせた、実質的に四角筒状をしている。永久磁石18は、ヨーク20の四角筒の各角部に配置された、4個の矩形状の永久磁石片182から成る。
外側ヨーク20は、四角筒形状の外筒部202と、この外筒部202の上端(前端)に設けられた四角形の外側リング端部204とを有する。外筒部202の内壁に上記永久磁石が備えられている。外側リング端部204は、光軸Oと同心の中心を持つ円形開口204aを持つ。また、外側ヨーク20は、その上端(前端)の四隅に、内側に凹んだ4つ凹部(段差部)206を有する。これら4つの凹部(段差部)206は、上側弾性部材22の外周側端部224(後述する)を、永久磁石18の上端との間に挟んで、上側弾性部材22の外周側端部224を保持固定するためのものである。すなわち、これら4つの凹部(段差部)206は、上側弾性部材22の外周側端部224を保持する保持部材として作用する。
図2に示されるように、外側ヨーク20の外筒部202の内周面に、駆動コイル16と間隔を置いて、永久磁石18が配置されている。
上側弾性部材(上側板バネ,前側スプリング)22はレンズホルダ14における光軸O方向上側(前側)に配置され、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24はレンズホルダ14における光軸O方向下端(後側)に配置される。上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22と下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24とは、略同一構成をしている。
上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22は、レンズホルダ14に取り付けられた内周側端部222と、外側ヨーク20に取り付けられた外周側端部224と、内周側端部222と外周側端部224との間を連結するために周方向に沿って設けられた4つのアーム部(図示せず)とを有する。内周側端部222は円環状をしている。外周側端部224は、内周側端部222から離間して設けられ、内周側端部222よりも大きい四角環状をしている。各アーム部は周方向に沿って延出している。
同様に、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24は、レンズホルダ14に取り付けられた内周側端部242と、外側ヨーク20に取り付けられた外周側端部244と、内周側端部242と外周側端部244との間を連結するために周方向に沿って設けられた4つのアーム部(図示せず)とを有する。内周側端部242は円環状をしている。外周側端部244は、内周側端部242から離間して設けられ、内周側端部242よりも大きい四角環状をしている。各アーム部は周方向に沿って延出している。
尚、内周側端部222、242は内輪とも呼ばれ、外周側端部224、244は外輪とも呼ばれる。
上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の内周側端部222は、レンズホルダ14とストッパ26に挟持されて固定されている。換言すれば、ストッパ26は、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の内周側端部222を、レンズホルダ14との間で挟持するように、レンズホルダ14と嵌合する。一方、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の外周側端部224は、外側ヨーク20の4つの凹部(段差部)206と永久磁石18の上端との間に挟持され固定されている。
ストッパ26には、次に述べるような機能がある。すなわち、ストッパ26は、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の内周側端部222をレンズホルダ14にバラツキなく高精度に密着させる機能を持つ。これにより、VCM(ボイス・コイル・モータ)特性のバラツキを改善できる。また、ストッパ26は、上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の接着強度を向上させる機能をもつ。これにより、レンズホルダ駆動装置10の耐衝撃性を向上させている。さらに、ストッパ26は、レンズホルダ駆動装置10の落下衝撃の際の上側弾性部材(上側板バネ、前側スプリング)22の変形を防止する機能を持つ。これによっても、レンズホルダ駆動装置10の耐衝撃性を向上させている。
一方、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の外周側端部244は、スペーサ28を介して内側ヨーク30に固定されている。換言すれば、スペーサ28と下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の外周側端部244とは、内側ヨーク30と永久磁石18の下端との間に挟持されて固定されている。下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の内周側端部242は、レンズホルダ14の下端(後端)側に樹脂の接着力で固定されている。
駆動コイル16に通電することで、永久磁石18の磁界と駆動コイル16に流れる電流による磁界との相互作用によって、レンズホルダ14(レンズア組立体)を光軸O方向に位置調整することが可能である。
尚、内側ヨーク30は、外側ヨーク20の外筒部202の内壁に下端で取り付けられた四角環状の内側リング端部302と、この内側リング端部302の四隅の内側で光軸Oと平行に垂直方向へ延在する4つの垂直延在部304とを有する。
アクチュエータ・ベース12上に内側ヨーク30の内側リング端部302が搭載され、この内側ヨーク30の内側リング端部302上にスペーサ28が搭載され、スペーサ28上に下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の外周側端部244が搭載されている。そして、内側ヨーク30の4つの垂直延在部304は、下側弾性部材(下側板バネ、後側スプリング)24の外周側端部244と内周側端部242との間の隙間を介して、垂直に上方へ延在している。
また、図2に示されるように、外側ヨーク20の外側リング端部204の内壁には、円環状の緩衝材32が固着されている。緩衝材32は、外側リング端部204の円形開口204aと同心である。緩衝材32は、この円形開口204aの直径よりも大きい外径を持ち、円形開口204aの直径よりも小さい内径を持つ。
このように、上側弾性部材22と下側弾性部材24は、外側ヨーク10の内部に収容されている。そのため、上記特許文献1に開示されているような従来のレンズ駆動装置において必要であった、弾性部材(バネ部材)をヨークの外側で固定するための固定部材が不要となる。
詳述すると、従来のレンズホルダ駆動装置では、バネ部材(弾性部材)がヨークの外側に配置されている。そのため、バネ部材(弾性部材)を固定するための固定部材がヨークの外側に必要となる。これに対して、本実施の形態によるレンズホルダ駆動装置20は、上側弾性部材22と下側弾性部材24を外側ヨーク10の内部に収容しているので、外側ヨークを覆う固定部材(カバー)が不要となる。また、固定部材(カバー)が不要であるので、部品点数を少なくでき、レンズホルダ駆動装置20の小型化を図ることができる。
永久磁石18と外側ヨーク20と内側ヨーク30によって磁気回路が構成される。そして、外側ヨーク20において、外側リング端部204は光軸O対物側の面を形成し、外筒部202は側面を形成している。すなわち、光軸O対物側の面及び側面が、磁気回路の一部でかつシールド性能を持つ強磁性材の外側ヨーク20によって形成されている。外側リング端部204に形成された円形開口204aは、カメラモジュールで必要とされる画角から割り出した最小径の孔である。このように、本実施の形態に係るレンズホルダ駆動装置20は、その外観が外側ヨーク20で覆われているので、防塵性に優れている。更に、本実施の形態では、外側ヨーク20とは別に、強磁性部品としての内側ヨーク30を備えている。内側ヨーク30の4つの垂直延在部304と永久磁石18との間の空間に、駆動コイル16が配置されている。
尚、図4に示されるように、上側弾性部材22の外周側端部224を保持固定するために、外側ヨーク20は凹部(段差部)206を備えている。そのため、外側ヨーク20の形状は複雑である。
そのため、複雑な形状の外側ヨーク20の代わりに、図5に示されるような、凹部(段差部)206の無い外側ヨーク20Aを用いても良い。図5に示された外側ヨーク20Aは、四角筒形状の外筒部202Aと、この外筒部202Aの上端(前端)に設けられた四角形の外側リング端部204Aとを有する。外側リング端部204Aは、光軸Oと同心の中心を持つ円形開口204aを持つ。
外側ヨーク20Aは、図4に示されるような、凹部(段差部)206が無い。その代わりに、外側ヨーク20Aの内壁の角部には、図5に示されるような、環状のスペーサ34が設けられる。従って、この環状のスペーサ34に、上側弾性部材22の外周側端部224が保持固定される。尚、スペーサ34は、環状には限定されず、複数個所に設けるようにしても良い。
以上、本発明についてその好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明の精神を逸脱しない範囲内で、種々の変形が当業者によって可能であるのは明らかである。例えば、アクチュエータ・ベース12を外側ヨークで覆うようにしても良い。
10 レンズホルダ駆動装置
12 アクチュエータ・ベース
14 レンズホルダ
140 筒状部
16 駆動コイル
18 永久磁石
20、20A 外側ヨーク
202、202A 外筒部
204、204A 外側リング端部
204a 円形開口204a
206 凹部(段差部)
22 上側弾性部材
222 内周側端部(内輪)
224 外周側端部(外輪)
24 下側弾性部材
242 内周側端部(内輪)
244 外周側端部(外輪)
26 ストッパ
28 スペーサ
30 内側ヨーク
302 内側リング端部
304 垂直延在部
32 緩衝材
34 スペーサ
O 光軸

Claims (12)

  1. レンズ組立体を取り付けることが可能なレンズホルダと、該レンズホルダの周囲に固定される駆動コイルと、該駆動コイルと対向する磁石と、前記磁石を備えた外側ヨークと、前記レンズホルダを光軸方向に変位可能に支持する弾性部材と、前記レンズホルダの下側に配置されたベースと、からなるレンズホルダ駆動装置において、
    前記外側ヨークとは別部材で、前記駆動コイルの内側に配置される部分を有する内側ヨークを備え、
    前記外側ヨークは、外筒部と、該外筒部の上端に設けられ、開口を有する外側リング端部とからなり、
    前記内側ヨークは、内側リング端部と、該内側リング端部の内側で、前記光軸と平行に垂直方向へ延在する垂直延在部とからなり、
    前記弾性部材は、前記外側ヨークの内部に収容されていることを特徴とするレンズホルダ駆動装置。
  2. 前記外側ヨークの前記外筒部は、四角筒状であり、その四隅に前記磁石が配置され、
    前記内側ヨークの前記内側リング端部は、四角環状であり、その四隅の内側に前記垂直延在部が配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズホルダ駆動装置。
  3. 前記内側ヨークの前記内側リング端部と前記磁石との間は離間されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズホルダ駆動装置。
  4. 前記内側ヨークの前記内側リング端部と前記磁石との間には、離間部材が配置されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズホルダ駆動装置。
  5. 前記内側ヨークに前記弾性部材を載置したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のレンズホルダ駆動装置。
  6. 前記内側ヨークは、前記外側ヨーク内に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載のレンズホルダ駆動装置。
  7. 前記弾性部材は、前記レンズホルダの下側に配置される下側弾性部材であることを特徴とする請求項6に記載のレンズホルダ駆動装置。
  8. 前記下側弾性部材は、前記レンズホルダに取り付けられる内周側端部と、前記内側ヨークに取り付けられる外周側端部とからなり、
    前記垂直延在部は、前記外周側端部と前記内周側端部との間の隙間を介して、垂直に上方へ延在していることを特徴とする請求項7に記載のレンズホルダ駆動装置。
  9. 前記外側ヨークの前記外側リング端部と前記弾性部材との間にスペーサを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズホルダ駆動装置。
  10. 前記弾性部材は、前記レンズホルダの上側に配置される上側弾性部材であることを特徴とする請求項9に記載のレンズホルダ駆動装置。
  11. 前記ベースには、撮像素子が取付け可能であることを特徴とする、請求項1から10のいずれか1つに記載のレンズホルダ駆動装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1つに記載されたレンズホルダ駆動装置を組み込んだことを特徴とするカメラ。
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