JP2009277820A - コイルユニットおよびそれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コイルユニットを電子機器に取り付ける使用上の自由度を高めるとともに、薄型化し、得られる特性の自由度を高める。
【解決手段】 コイル(30,130)と、配線基板(40,140)と、コイルの磁路を形成する磁性体(60,160)と、を有するコイルユニット(12,22)である。このコイルユニットの配線基板(40,140)は、コイルの両端に接続されるコイル接続端子(40b,140b)と、外部接続端子(41,42,141,142)と、コイル接続端子と外部接続端子とを接続する配線パターン(41a,42a,141a,142a)とを有し、配線基板にはコイル以外の回路素子が実装されていない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無接点電力伝送に好適なコイルユニットおよびそのコイルユニットを用いた電子機器等に関する。
電磁誘導を利用し、金属部分の接点がなくても電力送信を可能にする無接点電力伝送が知られている。この無接点電力伝送の適用例として、携帯電話の充電や家庭用機器(たとえば電話機の子機)の充電などが提案されている。
近年、携帯電話においては小型化が益々求められている。それに伴い、電力伝送を行うコイルユニットのより小型化、特に薄型化が必要となっている。特許文献1には、電池パックを備えた携帯電話に対して、該携帯電話を電力伝送装置の上に置くだけで充電ができる電池パックインタフェースを提供することを目的とし、保護回路(5)と2次電池(4)とが格納された電池パック(3)と充電制御回路(6)とを有する携帯電話機(1)に対して、電力伝送インタフェース(8)および整流回路(7)を内蔵した電池パック蓋(2)が、接触端子(9)及び(10)を介して電力を伝送するように構成した技術が記載されている。
しかし、この特許文献1における電力伝送インタフェース(8)としてのコイルは、整流回路(7)と共に電池パック蓋(2)に内蔵されているので、電池パック蓋(2)は整流回路(7)を内蔵している分、厚手のものとなる。また、電池パック蓋(2)は、電池パック蓋としてのみ使用可能であるから、その使用態様すなわち使用上の自由度は著しく小さなものとなる。
特開2006−311712号公報
本発明の幾つかの態様は、電子機器への装着位置、装着スペース、装着方法の自由度を高めることができるコイルユニットおよびそれを用いた電子機器を提供することができる。
本発明の一態様は、コイル線を巻回したコイルと、配線基板と、前記コイルの磁路を形成する磁性体とを有し、前記配線基板は、前記コイルの両端に接続される接続端子と、外部接続端子と、前記接続端子と外部接続端子とを接続する配線パターンとを有し、前記配線基板には前記コイル以外の回路素子が実装されていないことを特徴とするコイルユニット。
本発明の一態様によれば、コイルユニットは、コイル制御ユニットとは分離されている。このコイルユニットはコイル制御ユニットと外部接続端子を介して接続される。コイルユニットの最小構成要素はコイル、配線基板及び磁性体であり、小型化、薄型化が図られるので、電子機器への装着位置、装着スペース、装着方法の自由度が高まる。コイルと磁性体だけでは、材質によっては保形性を維持しにくいが、剛体である配線基板と一体化することでコイルユニットの保形性も維持できる。
本発明の一態様では、前記コイルを平面状コイルとすることができる。なお、平面状コイルは、前記磁性体をコアとして前記磁性体にコイル線を巻回してもよいし、あるいは平面上にてコイル線をスパイラル状に巻回した空芯コイルなどにて形成できる。平面状コイルにより、コイルユニットの薄型化がさらに担保される。
本発明の一態様では、前記配線基板にコイル収容部を設け、前記コイル収容部に前記コイルを収容することができる。こうすると、コイルの厚さの一部または全部が基板の厚さ内に吸収されるので、コイルユニットの薄型化をさらに担保できる。
本発明の一態様では、前記コイルは、コイル線を平面上で巻回した空芯コイルであり、前記コイル線の内端を、前記コイルの非伝送面側から引き出すことができる。
こうすると、コイル内端引き出し線によって伝送面に凸部が生じるのを防ぐことができる。このため、伝送面を面一にすることができ、一次・二次コイルの伝送面間距離を短縮して、伝送効率を向上させることができる。
本発明の一態様では、前記コイルの前記非伝送面と前記磁性体との間に配置されるスペーサをさらに有することができる。これにより、たとえ磁性体に柔軟性がない場合であっても、コイルの非伝送面側に生じたコイル内端引き出し線に伴う凹凸がスペーサにより吸収される。
本発明の一態様では、前記磁性体を、複数の磁性体の積層体とすることができる。複数の磁性体の各々は、同種の磁性体でも異種の磁性体でも良い。複数の磁性体の積層体とすることで、単一の磁性体だけでは得られないコイル特性(インダクタンス、抵抗、またはQ値等)を得られることができる。また、磁力線は2枚の磁性体を磁路として閉じ込められるので漏れ磁束が低減され、シールド板を必ずしも設けなくて済み、コイルユニットが薄型化される。
前記コイル磁性体を、特性、特に透磁率の異なる第1,第2の磁性体とすることができる。特性の異なる2枚の磁性体を組み合わせることで、一枚の磁性体または同種の磁性体の積層体では得られないコイル特性(インダクタンス、抵抗、またはQ値等)を得られることができる。また、磁力線は2枚の磁性体を磁路として閉じ込められるので漏れ磁束が低減され、シールド板を必ずしも設けなくて済み、コイルユニットが薄型化される。
本発明の一態様では、前記第1の磁性体を前記磁路として用いた時の前記コイルの等価抵抗が、前記第2の磁性体を前記磁路として用いた時の前記コイルの等価抵抗より小さく、前記第1の磁性体を前記磁路として用いた時の前記コイルのインダクタンスを、前記第2の磁性体を前記磁路として用いた時の前記コイルのインダクタンスより大きくすることができる。こうすると、2枚の磁性体のうちの一方のみを単層または複数層としたものでは得られない特性範囲のコイルが得られる。
本発明の一態様では、前記コイル線と前記第2の磁性体との間に前記第1の磁性体を配置することができる。等価抵抗を小さくすることができる第1の磁性体をコイル線に近づけて配置することで、伝送効率は向上する。
本発明の一態様では、温度検出素子と、前記温度検出素子を実装したフレキシブル基板とをさらに有し、前記フレキシブル基板は前記コイル線と前記磁性体との間に介在させることができる。
こうすると、温度検出素子をコイルに近接した任意の位置に配置しながら、コイルユニットの薄型化を維持できる。また、コイルとして空芯コイルを用いた場合には、温度検出素子を空芯部に配置することもできる。空芯コイルでは磁束密度の高い空芯部に異物が混入すると、異物に生ずる渦電流による発熱が特に激しくなる。フレキシブル基板によって空芯コイルの空芯部に配置されたサーミスタ等の温度検出素子により、異物の温度またはコイルの温度を検出できる。
本発明の他の態様に係る電子機器は、上述したコイルユニットを装着する装着部と、前記装着部に装着された前記コイルユニットの前記外部接続端子に接続される本体内とを含むことを特徴とする。コイルユニットの小型・薄型化が図られるので、電子機器における装着部の装着位置や装着スペースの自由度が高まり、また、スロットインや電池蓋等の蓋部へ内蔵する等、コイルユニットの装着方法の自由度も高まる。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.充電システム
図1は、電子機器の一例でもある充電器10と、この充電器10で充電される他の電子機器例えば携帯電話機20とを模式的に示す図である。図1は、充電器10に横置きされる携帯電話機20を示している。充電器10から携帯電話機20への充電は、充電器10のコイルユニット12のコイルと携帯電話機20のコイルユニット22のコイルとの間に生じる電磁誘導作用を利用し、無接点電力伝送により行われる。
充電器10と携帯電話機20とは、それぞれ位置決め構造を有することができる。例えば、充電器10には、その筐体の外表面より外方に突出する位置決め突部を設け、一方、携帯電話機20には、その筐体の外表面に形成された位置決め凹部を設けることができる。この位置決めにより、携帯電話機20のコイルユニット22は、充電器10のコイルユニット12と対向する位置に少なくとも配置される。
図2に模式的に示すように、充電器10から携帯電話機20への電力伝送は、充電器10側に設けられた1次コイルL1(送電コイル)と、携帯電話機20側に設けられた2次コイルL2(受電コイル)を電磁的に結合させて電力伝送トランスを形成することで実現される。これにより非接触での電力伝送が可能になる。なお、図2は一次・二次コイルL1,L2の電磁的結合の一例を示したものであり、磁力線の形成を図2とは異ならせた他の電磁的結合方式であっても良い。
2.携帯電話機20のコイルユニット
図3は、携帯電話機20のコイルユニット(二次側コイルユニット)22を模式的に示す図である。図4は、携帯電話機20のコイルユニット22を模式的に示す分解斜視図である。なお、図3および図4は、図1においてコイルユニット22が充電器10のコイルユニット12と対向する伝送面とは逆側の非伝送面側から、コイルユニット22を見た図である。ここで、伝送面とは、図1に示すように2つのコイルユニット12、22同士が対向したときの対向面側を意味する。非伝送面とは、コイルユニット12、22の伝送面とは逆側の面を意味する。図5は、図3のV−V線に沿った断面を模式的に示す図である。図6はコイル線の一例を示す断面図である。図7は、コイルユニット22と制御ユニット(コイル制御ユニット)100とを電気的に接続した形態を示している。
コイルユニット22は、最小構成要素として、コイル30と配線基板40と磁性体60とを有する。本実施形態では、配線基板40の裏面にコイル30の伝送面を位置させるため、配線基板40にはコイル収容部40aを形成している。このコイル収容部40aは、例えば配線基板40の厚さ方向で貫通された穴で構成される。また、本実施形態では、コイル30の伝送面を保護するために、図4に示す配線基板40の裏面側に、保護シート50を含むことができる。
配線基板40には、コイル30の両端が接続される接続端子40bと、外部接続端子41、42と、配線パターン41a、42aとを有する。配線基板40には、コイル30以外の回路素子は実装されていない。外部接続端子41,42は、コイルユニット22を外部装置例えば図7に示す制御ユニット100と接続するための端子である。配線パターン41a、42aは、コイル30の接続端子40bと外部接続端子41、42とを接続する。配線パターン41a,42aは図4に示す配線基板40の表面側(端子40b,41a,42aが形成されている面)に形成することができるが、配線基盤40の裏面に設けた配線パターン41a,42aを、スルーホールを介して各端子40b,41a,42aと接続してもよい。
本実施形態によれば、図7に示すように、二次側コイルユニット22は二次側制御ユニット100とは分離されている。このコイルユニット22は制御ユニット100と外部接続端子41,42を介して接続される。コイルユニット22の最小構成要素はコイル30、配線基板40及び磁性体60であり、小型化、薄型化が図られるので、電子機器20への装着位置、装着スペース、装着方法の自由度が高まる。コイル30と磁性体60だけでは、材質によっては保形性を維持しにくいが、剛体である配線基板40と一体化することでコイルユニット22の保形性も維持できる。
図7に示す制御ユニット100は、二次側コイル130を駆動制御するための各種電子部品が搭載される基板110を有する。この基板110には、二次側コイルユニット22の基板40に形成された外部接続端子41,42にそれぞれ電気的に接続される外部接続端子111,112が設けられている。なお、制御ユニット100については後述する。
コイル30は例えば平面状コイルであり、磁性体60はシート状または板状である。なお、シート状の磁性体を、以下、磁性シートともいう。磁性シート60は、平面状コイル30の非伝送面側に設けられている。本実施形態では、磁性シート60は、スペーサ(例えば両面テープ)70を介して平面状コイル30の非伝送面側と配線基板40とに貼り付けられている。
平面状コイル30は、平面的なコイルであれば特に限定されないが、たとえば、単芯または多芯の被覆コイル線を平面上で巻回した空芯コイルを適用することができる。この実施の形態では、図6に示すように、断面形状が例えば幅Wで高さHの矩形の単芯のコイル線31を平面上で巻回したコイルを用いるが、断面形状はこれに限定されない。以下では、空芯部30a(図4、図5参照)を有する平面状コイル30を例にとり、実施の形態に係るコイルユニット22を説明する。
平面状コイル30は、上述したように、配線基板40に設けられたコイル収容部40aに収容されている。このようにコイル収容部40aに平面状コイル30を収容することで、コイル収容部40aに収容された平面状コイル分の厚みH(図6参照)の一部または全部の厚み分だけ、コイルユニット22を薄くすることができる。また、平面状コイル30をコイル収容部40aに収容することで、平面状コイル30の伝送面とその周囲の面とを面一にし易い。事実、本実施形態では保護シート50には凹凸は生じない。また、コイル収容部40aは、平面状コイル30の外形に対応した形状を有する。これにより、平面状コイル30をコイル収容部40aに収容しさえすれば、平面状コイル30を配線基板40に位置決めすることができるため、位置決めが容易となる。なお、図4に示すように、配線基板40には複数の位置決め孔40eが、保護シート50にも複数の位置決め孔50a(図4では一つのみ図示)が設けられている。
このコイルユニット22は、例えば冶具を用いて組み立てることができる。まず、冶具のピンに保護シート50の位置決め孔50aと配線基板40の位置決め孔40eを通して、片面テープを有する保護シート50と配線基板40とを積層する。次に、コイル30を配線基板40のコイル収容部40a内に配置して、コイル30を保護シート50に接着する。さらに、コイル30を覆ってスペーサ70を介して配線基板40上に磁性シート60を接着する。最後に、コイル30の両端を、配線基板40の接続端子40bに半田付けして、コイルユニット22が完成する。なお、保護シート50は、少なくとも平面状コイル30を保護するためのシートであるが、本実施形態では配線基板40及び平面状コイル30の伝送面側全体を覆っている。なお、保護シート50は、空芯部30aと対応する位置に穴を有していても良い。
平面状コイル30は、コイル内端を引き出すコイル内端引き出し線30bと、コイル外端を引き出すコイル外端引き出し線30cとを有する。コイル内端引き出し線30bは、図4で示すように、平面状コイル30の非伝送面側から引き出されることが好ましい。非伝送面側からコイル内端引き出し線30bを引き出すことで、伝送面に、コイル内端引き出し線30bによって凸部が生じるのを防ぐことができる。このため、伝送面を面一にすることができると共に、図2の一次・二次コイルL1,L2間の伝送間距離を短縮して、伝送効率を向上させることができる。
配線基板40には、コイル収容部40aと連続して引き出し線収容部40hが設けられている(図3−図5参照)。引き出し線収容部40hは、平面状コイル30のコイル内端引き出し線30bおよびコイル外端引き出し線30cを収容するためのものである。図5では、コイル外端引き出し線30cのみ示してあるが、コイル内端引き出し線30bについても同様である。引き出し線収容部40hがあることで、引き出し線30b、30cがそこに収容されているため、その領域において引き出し線30b、30cの厚み分だけ薄型化をすることができる。また、図4に示すように、引き出し線30b、30c(図4では引き出し線30cのみを図示)は、引き出し線収容部40hにて比較的緩やかに屈曲されて配線基板40に乗り上げるため、断線が少なくなる。
コイル内端引き出し線30bおよびコイル外端引き出し線30cは、コイル30の接続端子であるコンタクト電極40bまで引き出され、図3および図5に示すように、半田付け40gにより配線基板40上のパターンと電気的に接続されている。コンタクト電極40bは、配線基板40の非伝送面側(図3および図4では手前側)に設けられている。コイル内端引き出し線30bおよびコイル外端引き出し線30cは、図5に示すように、配線基板40の引き出し線収容部40hに収容されているが、配線基板40に乗り上げられるように屈曲部30dが設けられている。
非伝送面側に配置される電池は、電力伝送システムを用いる場合、通常2次電池を使用する。近年携帯電話やMP3プレーヤー等で多用されているリチウムイオン2次電池やリチウムポリマー2次電池では、物性の特徴から充電時の温度を約45℃以下に規定されている。これ以上の温度で充電を行う場合、電池内部にガスが発生し、電池の劣化や最悪の場合破裂を起こす危険性がある。そのため、充電時の発熱を押さえる必要があり、保護シート50を放熱経路として利用する場合には、非伝送面側の温度上昇を抑えることができる。
また、平面状コイル30の内側端子は、非伝送面側から引き出されたたことで、伝送面が面一になることによって、平面状コイル30と保護シート(放熱シート)50の密着性が高まり、接触熱抵抗が低減されて放熱しやすくなるという効果を奏することができる。
なお、本実施形態では、保護シート50は配線基板40に一致した外形であるが、これに限定されない。保護シート50の形状(面積)は、コイルユニットの伝送面側が接触する外装ケースの内部形状(面積)と接触面積が最大になるように形成することができる。こうすると、放熱効果はより高まる。
スペーサ70は、平面状コイル30の空芯部30aに対応する穴71と、この穴71に連なっていて、上記配線基板40の引き出し線収容部40hに対応する切り欠き部72と、上記配線基板40の位置決め孔40eに対応する切り欠き部73とを有している。引き出し線収容部40hに対応した切り欠き部72を設けることで、平面状コイル30の引き出し線30b、30cの厚みによる凹凸の影響が磁性シート60に及ぶのを防止する(少なくとも抑制する)ことができる。また、上記配線基板40の位置決め孔40eに対応する切り欠き部73を設けることで、上記位置決め孔40e、50aを用いた配線基板40と保護シート50との間で位置決めが行いやすくなる。
磁性シート60は、平面状コイル30からの磁束を受けて磁路を形成する働きをする。磁性シート60は、平面状コイル30のインダクタンスを上げるという機能を有するから、磁性シートの材質としては、軟磁性材、フェライト軟磁性材、金属軟磁性材、等々種々の磁性材料を用いることができる。しかし、仮に、コイル30に対して1枚の磁性シート(磁性体)のみを設けたとすると、この無接点電力伝送に係るコイル特性は、1枚の磁性シートの特性によって大きく支配されてしまう。
そこで本実施形態では、1枚の磁性シートだけでは得られないコイル特性の選択の自由度を高めるべく、複数の磁性シートを用いている。本実施形態では、コイル30に対して特性特に透磁率の異なる2枚の磁性シート61、62を積層して設ける(磁性シート61と62との積層体で磁性シート60を構成する)こととした。このようにすれば、コイル30に隣接して設けられる2枚の磁性シート61、62は特性が異なっているので、1枚の磁性シートを単体で用いた場合や、同一特性の磁性シートを2枚用いた場合に比べて、コイルユニット22として得られる特性を変更できる。なお、第1,第2の磁性体61,62は例えば両面テープ等で接着されて積層される。
3.二次側コイルユニットに関する実験例
実験に用いたコイル30は、図6に示したような断面形状を有するコイル線31を巻き回して形成した。周波数100kHzで1mAの交流電流をコイル30に流した時、単体でのインダクタンスが6.366μH、抵抗が0.234Ωであった。この平面状コイル30に、特性の異なる磁性シート61、62の少なくとも一方を後述の組み合わせで貼り付けた6種のコイルユニット(1)〜(6)を用意した。
特性特に透磁率の異なる磁性シートとして、シートAとシートBを用いた。シートAは交流周波数100KHzで比透磁率がシートBよりも小さい。
実験に用いたコイルユニット(1)〜(6)は次の通りである。
(1)コイル30の非伝送面側にシートA単体のみを貼付したコイルユニット
(2)コイル30の非伝送面側にシートAを2枚重ねて貼付したコイルユニット、つまりシート61、62の両方をシートAとしたコイルユニット
(3)コイル30の非伝送面側にシートB単体のみを貼付したコイルユニット
(4)コイル30の非伝送面側にシートBを2枚重ねて貼付したコイルユニット、つまりシート61、62の両方をシートBとしたユニット
(5)コイル30の非伝送面側に、順にシートA、シートBを貼付したコイルユニット、つまりシート61としてシートAを用い、シート62としてシートBを用いたユニット
(6)コイル30の非伝送面側に、順にシートB、シートAを貼付したコイルユニット、つまりシート61としてシートBを用い、シート62としてシートAを用いたユニット。
なお、コイルユニット(5)(6)が本実施形態に対応するユニットであり、特にコイルユニット(5)が本装置で採用されたコイルユニットである。比較例として、コイルユニット(1)が第1の使用態様であり、コイルユニット(3)が第2の使用態様であり、コイルユニット(2)が第3の使用態様であり、コイルユニット(4)が第4の使用態様である。
ただし、コイルユニットの構成として、一枚のシートAを磁性体として用いたコイルユニット(1)または一枚のシートBを磁性体として用いたコイルユニット(3)を従来技術とした時、異種のシートA,Bを複数枚例えば2枚重ねたコイルユニット(5)(6)以外に、シートAのみまたはシートBのみを複数枚例えば2枚重ねたコイルユニット(2)(4)もまた、以下に示すように、コイルユニット(1)(3)に比べてコイル特性(インダクタンス、抵抗値、Q値など)の自由度を高められることが分かる。
実験は、上記のコイルユニット(1)〜(6)に、それぞれ1mAの交流電流を、周波数を変えて通電し、各周波数における等価電気抵抗値(Ω)と自己インダクタンス(μH)を測定した。周波数は、50kHzから10kHzおきに150kHzまで変化させた。
図8は上記の実験で得られた周波数−等価抵抗特性を示すグラフ、図9は周波数−インダクタンス特性を示すグラフ、図10はそれら各グラフにおける100kHzでの値を抽出してまとめた表である。なお、図8、図9において、「×」はコイルユニット(1)の測定結果を、「*」はコイルユニット(2)の測定結果を、「黒塗りの□」はコイルユニット(3)の測定結果を、「△」はコイルユニット(4)の測定結果を、「黒塗りの○」はコイルユニット(5)の測定結果を、「○」はコイルユニット(6)の測定結果を、それぞれ示している。図10におけるQ値は測定周波数での(インダクタンス)/抵抗値(Ω・L/R)として得た値である。
以上の実験結果、次のことが明かである。
(a)シートA,Bを単体として比較した時、次のことが言える。シートAを単体でコイルの磁路として用いた時の第1の使用態様に係るコイルユニット(1)でのコイルの等価抵抗(0.318Ω)が、シートBを単体で磁路として用いた時の第2の使用態様でのコイルユニット(3)でのコイルの等価抵抗(0.382Ω)より小さい。コイルユニット(1)でのコイルのインダクタンス(10.131μH)が、コイルユニット(3)でのコイルのインダクタンス(11.392μH)より小さい。
(b)本実施形態に係るコイルユニット(5)(6)のうち、コイルユニット(5)では、コイルのQ値(20.4579)は、第1の使用態様に係るコイルユニット(1)のコイルのQ値(20.01728)及び第2の使用態様でのコイルユニット(3)のコイルのQ値(18.73771)よりも大きい。このことは、シートA,Bを組み合わせた効果であり、インダンスLと等価抵抗Rとの比(L/R)に比例するコイルのQ値が大きいことは、インダクタンスを大きく確保しかつ等価抵抗Rを小さくできるもので、コイルの特性が向上することが分かる。
(c)上記(b)の効果は、コイルに対するシートA,Bの積層順序に依存しており、コイルとシートBとの間にシートAが位置するコイルユニット(5)に特有の効果である。これとは異なり、コイルとシートAとの間にシートBを配置したコイルユニット(6)のQ値(18.3703)は、第1の使用態様に係るコイルユニット(1)のコイルのQ値(20.01728)及び第2の使用態様でのコイルユニット(3)のコイルのQ値(18.73771)よりも、逆に小さくなる。ただし、コイルユニット(6)は、インダクタンス(11.461μH)が最大値を示すので、インダクタンス重視の時に採用できる。なお、コイルユニット(6)は等価抵抗(0.392Ω)も最大となる。
(d)コイルユニット(5)のコイルのインダクタンス(11.168μH)は、第1の使用態様に係るコイルユニット(1)でのコイルのインダクタンス(10.131μH)よりも大きく、第2の使用態様でのコイルユニット(3)のコイルのインダクタンス(11.392μH)よりも小さい。
(e)コイルユニット(5)のコイルの等価抵抗(0.343Ω)は、第1の使用態様に係るコイルユニット(1)でのコイルの等価抵抗(0.318Ω)よりも大きく、第2の使用態様に係るコイルユニット(3)でのコイルの等価抵抗(0.382Ω)よりも小さい。上記(d)(e)から言えることは、本実施形態に係るコイルユニット(5)は、シートA,Bをそれぞれ単体で用いたコイルユニット(1)(3)と比較して、インダクタンス及び等価抵抗が共に中間の値となり、インダクタンスの値を比較的高く確保しながら、等価抵抗の増大を抑えられることが分かる。
(f)次に、本実施形態に係るコイルユニット(6)を、シートAを2枚重ねしたコイルユニット(2)及びシートBを2枚重ねしたコイルユニット(4)と比較する。コイルユニット(5)でのコイルのQ値(20.4579)は、シートAを2枚重ねた第3の使用態様に係るコイルユニット(2)でのコイルのQ値(21.83864)よりも小さく、シートBを2枚重ねた第4の使用態様でのコイルのQ値(18.80811)よりも大きい。ただし、コイルユニット(5)でのコイルのQ値は、最大値を示すコイルユニット(2)でのコイルのQ値の方により近いことが分かる。コイルのQ値は、インダンスLと等価抵抗Rとの比(L/R)に比例する。よって、以上のことは、インダクタンス及び等価抵抗を比較した以下の考察(g)(h)からも裏付けられる。
(g)コイルユニット(5)のコイルのインダクタンス(11.168μH)は、第3の使用態様に係るコイルユニット(2)でのコイルのインダクタンス(10.740μH)よりも大きく、第4の使用態様に係るコイルユニット(4)でのコイルのインダクタンス(11.345μH)よりも小さい。ただし、コイルユニット(5)でのコイルのインダクタンスは、コイルユニット(4)での大きなインダクタンスの方により近いことが分かる。
(h)コイルユニット(5)のコイルの等価抵抗(0.343Ω)は、第3の使用態様に係るコイルユニット(2)でのコイルの等価抵抗(0.309Ω)よりも大きく、第4の使用態様に係るコイルユニット(4)でのコイルの等価抵抗(0.379Ω)よりも小さい。コイルユニット(5)のコイルの等価抵抗は、コイルユニット(2)(4)の各等価抵抗のほぼ中間値である。
(i)まとめとして、特性、特に透磁率の異なる2枚の磁性シート61、62を設けたコイルユニット(5)(6)は、磁性体単体のコイルユニット(1)(3)や同種の磁性体を重ねたコイルユニット(2)(4)と比較して、異なる特性が得られ、特性の自由度を高めることが分かる。よって、コイルのターン数や線径を変更せずに、等価抵抗値やインダクタンスを設計値に近づけることができる。特に、コイルユニット(5)は、コイルのQ値が比較的高く、等価抵抗を小さくし、インダクタンスの低下を抑えることで送電効率を改善することができる。なお、上述した傾向は、100kHzの特性だけでなく、図9及び図10から、測定周波数のほぼ全域で同様の傾向であることが分かる。
他の効果として、シートBは透磁率が高いために磁気シールド性にも優れている。従って、コイルユニット(5)では、コイル30側に近い第1の磁性体(シートA)から漏れた磁束を第2の磁性体62(シートB)にて受け止めて、第2の磁性体62よりもさらに非伝送面側に磁束を漏らすことがない。このため、第2の磁性体62に重ねて磁気シールド板を必ずしも配置する必要がない。
4.充電器(一次)側のコイルユニット
図11は充電器10のコイルユニット12を模式的に示す分解斜視図である。なお、図11は、図1においてコイルユニット12が携帯電話機20のコイルユニット22と対向する伝送面とは逆側の非伝送面側から、コイルユニット12を見た図である。また、図12は、一次側コイルユニット12と、それに接続される一次側制御ユニット190とで構成される送電装置の概略斜視図である。なお、図12では一次側コイルユニット12の基板140のパターンが図11とは一部異なるが、基本的構造は同一である。
図11に示す一次側コイルユニット12は、最小構成要素として、コイル130、配線基板140及び磁性体160を有する。コイル130は、例えば、コイル線131を巻回して形成される平面状コイルである。磁性体(磁性シートともいう)160は、コイル130の磁路を形成する。配線基板140は、コイルユニット12の保形性を維持するのに好ましいことと、平面状コイル130や後述するフレキシブル基板181を電気的に中継接続することができる点で好ましい。
本実施形態によれば、図12に示すように、一次側コイルユニット12は一次側制御ユニット190とは分離されている。このコイルユニット12は、最小構成要素はコイル130、配線基板140及び磁性体160であり、小型化、薄型化が図られるので、電子機器(充電器)10への装着位置、装着スペース、装着方法の自由度が高まる。コイル130と磁性体160だけでは、材質によっては保形性を維持しにくいが、剛体である配線基板140と一体化することでコイルユニット12の保形性も維持できる。
このコイルユニット12は、平面状コイル130が配置される面内にて、平面状コイル130と平行に配置されるフレキシブル基板181と、フレキシブル基板181に搭載された温度検出素子例えばサーミスタ180とを有することができる。
本実施形態のコイルユニット12は、平面状コイル130、配線基板140、磁性シート160及びフレキシブル基板181という薄型構成要素を積層しているので、コイルユニット12の薄型化を維持できる。また、平面状コイル130が配置される面内に温度検出素子例えばサーミスタ180が配置されるので、図2に示す一次コイルL1(130)と二次コイルL2間に異物が混入した時の温度上昇をサーミスタ180にて検出することができる。
平面状コイル130は、本実施形態では、中心に空芯部130aを有し、コイル線131が平面上でスパイラル状に巻回された空芯コイルである。この場合、フレキシブル基板181に搭載されたサーミスタ180は、平面状コイル130の空芯部130aに位置するように配置されている。このサーミスタ180及びフレキシブル基板181の詳細については後述する。
本実施形態では、平面状コイル130の一面を伝送面とし他面を非伝送面としたとき、磁性シート160は平面状コイル130の非伝送面側に配置される。このとき、フレキシブル基板181は、コイル線131と磁性シート160との間、つまり平面状コイル130の非伝送面と磁性シート160との間に配置することができる。こうすると、平面状コイル130の伝送面側にフレキシブル基板181が存在しないので、図2に示す一次コイルL1(130)と二次コイルL2間の伝送間距離を短縮でき、伝送効率が向上する。
本実施形態では、配線基板140にはコイル収容部140aが形成され、このコイル収容部140aは、例えば表裏面に貫通するコイル収容穴にて形成されている。このコイル収容穴140aに平面状コイル130が収容される。これにより、平面状コイル130のスパイラル巻回部分の厚さの全部または一部は、配線基板140のコイル収容穴140aにて吸収され、コイルユニット12の総厚を薄くできる。また、平面状コイル130の伝送面側が配線基板140のコイル収容穴140aを介して露出するので、図2に示す一次コイルL1(130)と二次コイルL2間の伝送間距離を短縮でき、伝送効率が向上する。
なお、配線基板140の伝送面側には、平面状コイル130および配線基板140を保護するための保護シート150を設けることができる。
以下、各構成要素についてさらに具体的に説明する。
平面状コイル130は、平面状のコイルであれば特に限定されないが、たとえば、単芯または多芯の被覆コイル線を平面上で巻回した空芯コイルを適用することができる。本実施形態で10数本の多芯のコイル線を採用している。
平面状コイル130は、上述したように、配線基板140に設けられたコイル収容部140aに収容されている。このようにコイル収容部140aに平面状コイル130を収容することで、上述したコイルユニット12の薄型化に寄与できる他、平面状コイル130の伝送面をその周囲の面と面一にし易い。事実、本実施形態では保護シート150には凹凸は生じない。また、コイル収容穴140aは、平面状コイル130の外形に対応した形状を有する。これにより、平面状コイル130をコイル収容穴140aに収容しさえすれば、平面状コイル130を配線基板140に位置決めすることができるため、位置決めが容易となる。
平面状コイル130は、コイル内端を引き出すコイル内端引き出し線130bと、コイル外端を引き出すコイル外端引き出し線130cとを有する。コイル内端引き出し線130bは、図11で示すように、平面状コイル130の非伝送面側から引き出されることが好ましい。非伝送面側からコイル内端引き出し線130bを引き出すことで、伝送面がコイル内端引き出し線130bによって凸部が生じるのを防ぐことができるため、伝送面を面一にすることができると共に、伝送効率を向上させることができる。
配線基板140には、コイル収容穴140aと連続して引き出し線収容穴140hが設けられている。引き出し線収容穴140hは、平面状コイル130のコイル内端引き出し線130bおよびコイル外端引き出し線130cを収容するためのものである。引き出し線収容穴140hがあることで、引き出し線130b、130cがそこに収容されているため、その領域において引き出し線130b、130cの厚み分だけ薄型化をすることができる。また、引き出し線130b、130cは、引き出し線収容部140hにて比較的緩やかに屈曲されて配線基板140に乗り上げるため、断線が少なくなる。
コイル内端引き出し線130bおよびコイル外端引き出し線130cは、コンタクト電極(コイル接続端子)140bまで引き出され、半田付けにより配線電極140bと電気的に接続されている。コンタクト電極140bは、配線基板140の非伝送面側(図11では手前側)に設けられている。
図11に示すように、配線基板140には、外部接続端子141、142が設けられており、一方の外部接続端子141は、配線基板140の例えば裏面(伝送面)側に設けられた配線141aで一方のコンタクト電極140bに接続され、他方の外部接続端子142は、配線基板140の例えば裏面(伝送面)側に設けられた配線142aで他方のコンタクト電極140bに接続されている。配線パターン141a,142aを配線基板40の表面に設けても良い。配線基板140は、保護シート150と位置決めするための複数例えば2つの位置決め孔140eが設けられている。
保護シート150は、少なくとも平面状コイル130を保護するためのシートであるが、本実施形態では配線基板140及び平面状コイル130の伝送面側全体を覆っている。保護シート150は第一義的には絶縁性のものであれば特に限定されない。保護シート150は、図11に示すように、配線基板140の位置決め孔140eと対応した位置に、位置決め孔150bが設けられている。この位置決め孔140e、150bにより、配線基板140と保護シート150との間で位置決めしやすい。また、本実施形態では、保護シート150は配線基板140に一致した外形であるが、これに限定されない。保護シート150の形状(面積)は、コイルユニットの伝送面側が接触する外装ケースの内部形状(面積)と接触面積が最大になるように形成することができる。こうすると、保護シート150を放熱シートとして利用した時の放熱効果がより高まる。
平面状コイル130の内側端子は、非伝送面側から引き出してある。このようにすることで、伝送面が面一になることによって、平面状コイル130と保護シート(放熱シート)150の密着性が高まり、接触熱抵抗が低減されて放熱しやすくなるという効果を奏することができる。
磁性シート160は、平面状コイル130の非伝送面側に貼り付けられている。磁性シート160は、平面状コイル130からの磁束を受ける働きをし、平面状コイル130のインダクタンスを上げるという基本機能を有する。磁性シートの材質としては、軟磁性材、フェライト軟磁性材、金属軟磁性材、等々種々の磁性材料を用いることができる。
充電器10側の磁性シート160は、比較的柔軟性の高い材質を使用することができる。このため、一次コイル130のコイル内端引き出し線130bやフレキシブル基板181が、一次コイル130の非伝送面側にて突出しても、磁性シート160をその突出部に倣って変形させることができる。従って、一次コイル130と磁性シート160との間に、コイル内端引き出し線130bやフレキシブル基板181の厚みを吸収するスペーサを配置する必要はない。ただし、フレキシブル基板181は極薄いので、磁性シート160の変形はほとんど生じない。
5.一次コイルの温度検出素子
図1に示したような電磁誘導作用を利用した無接点電力伝送システムにおいて、電力伝送時にコイルユニット12とコイルユニット22との間に金属製の異物が存在すると、その異物に渦電流が生じて発熱し、異物および一次コイル130が過加熱状態となることがある。また、異物が存在しなくても、何らかの理由により平面状コイル130が過加熱状態となることもある。
そこで本実施形態では、平面状コイル130により磁力線が形成される領域(磁力線形成領域)に温度検出素子(温度検知センサ)の一例であるサーミスタ180を配置している。本実施形態では特に、平面状コイル130の空芯部130aにサーミスタ180を配置し、平面状コイル130およびその周辺の温度を監視する。本実施形態では、空芯部130aは磁束密度が特に大きく、この空芯部130aに異物が混入した時に、異物に生ずる渦電流による温度上昇が最も激しく、発熱も大きいからである。このようにすると、空芯部130a近くに異物が混入したことを、サーミスタ180により確実に検知できる。
そして、サーミスタ180による検知温度が一定温度以上となったとき、あるいは周囲温度とサーミスタ検知温度が一定値以上となったとき、あるいは温度上昇速度が一定値以上となったときに、充電器10側の平面状コイル130の駆動を停止することができる。
サーミスタ180は、フレキシブル配線基板181を用いて平面状コイル130の空芯部130aに配置される。フレキシブル配線基板181は、その先端にサーミスタ180が設けられ、他端に電極182が設けられている。フレキシブル配線基板181は、平面状コイル130と磁性シート160との間にあって平面状コイル130の非伝送面側において、平面状コイル130の空芯部130aより放射方向(半径方向)に沿って配置される。これによって、フレキシブル基板181の一端側に搭載されたサーミスタ180が、平面状コイル130の空芯部130aに配置される。フレキシブル配線基板181の電極182は、配線基板140の電極143と接続される。
6.一次コイルユニットと制御ユニット
図12は、コイルユニット12と制御ユニット190とを電気的に接続した形態を示している。このコイルユニット12と制御ユニット190とで送電装置が構成される。図12に示すコイルユニット12は、コイル内端・外端引き出し線130b,130cやフレキシブル基板181等の配置が図11とは異なるが、基本的構造は図11と同じである。
図12に示すコイルユニット12では、基板140に収容された平面状コイル130の非伝送面側の磁性シート160は、基板140の表面より突出する平面状コイル130に沿って変形した第1の変形部161と、コイル内端引き出し線130bに沿って変形した第2の変形部162を有する。フレキシブル基板181は極薄いので、磁性シート160はほとんど変形しないでフレキシブル基板181の厚みを吸収できる。
図12に示す制御ユニット190は、コイルユニット12とは別体で形成されている。コイルユニット12の基板140には外部接続端子141,142(図11)に接続される第1のコネクタ145が搭載され、制御ユニット190の基板191には第2のコネクタ192が搭載されている。第1,第2のコネクタ145,192同士を電気的に接続することで、コイルユニット12と制御ユニット190とが電気的に接続される。
制御ユニット190は、コイルユニット12を駆動するための各種回路が搭載されている。例えば、制御ユニット190は、一次コイル130に通電して無接点電力伝送を行うための送電回路を含んでいる。この送電回路には送電制御部が配置される。送電制御部は、コイルユニット12のサーミスタ180からの信号が入力され、異常温度が検出された時に一次コイル130への通電を遮断できる。
7.送電装置及び受電装置
図13は、図7に示す二次側コイルユニット22及びそれに接続させる二次側制御ユニット100(受電装置300)と、図12に示す一次側コイルユニット12及びそれに接続される一次側制御ユニット190(送電装置200)とを含む伝送装置の一例を示す概略ブロック図である。
図13において、送電装置200では、制御ユニット190が送電部210、送電制御部220及び異常温度検出部230を含むことができる。
送電部210は、電力伝送時には所定周波数の交流電圧を生成し、データ転送時にはデータに応じて周波数が異なる交流電圧を生成して、一次コイルL1(130)に供給する。この送電部210は、一次コイルL1の一端を駆動する第1の送電ドライバと、一次コイルL1の他端を駆動する第2の送電ドライバと、一次コイルL1と共に共振回路を構成する少なくとも1つのコンデンサを含むことができる。そして、送電部210が含む第1、第2の送電ドライバの各々は、例えばパワーMOSトランジスタにより構成されるインバータ回路(バッファ回路)であり、送電制御部220により制御される。送電制御部220での制御は、異常温度検出部230からの信号に基づいて、一次コイルL1への通電を停止して送電を停止する制御を含んでいる。
異常温度検出部230は、サーミスタ180からの信号に基づいて異物混入時の異常温度自体を検出しても良いし、あるいはサーミスタ検出温度と環境温度との温度差から異常温度を検出しても良いし、さらには異物混入時に急速に上昇する温度上昇率をサーミスタ温度から検出して異常を検出しても良い。
受電装置300では、制御ユニット100が、受電部310、負荷変調部320、給電制御部330、受電制御部340を含むことができる。受電部310は、二次コイルL2の交流の誘起電圧を直流電圧に変換する。この変換は受電部310に設けられる整流回路により行われる。
負荷変調部320は負荷変調処理を行う。具体的には受電装置300から送電装置20に所望のデータを送信する場合に、送信データに応じて負荷変調部320(二次側)での負荷を可変に変化させて、一次コイルL1の誘起電圧の信号波形を変化させることができる。なお、負荷変調を行う際には、給電制御部330中の給電経路途中のトランジスタがオフにされ、負荷350が受電装置300に電気的に接続されない状態とされる。
給電制御部330は負荷350への電力の給電を制御する。給電制御部350に設けられたレギュレータは、受電部310の整流回路で得られた直流電圧の電圧レベルを調整して、電源電圧を生成し、受電制御部340に供給する。
受電制御部340は、受電装置300の各種制御を行う装置であり、集積回路装置(IC)などにより実現できる。受電制御部340は、送電装置200のID認証、一次・二次コイルL1,L2の位置検出、周波数検出、負荷変調、或いは満充電検出などに必要な各種のシーケンス制御や判定処理を行うことができる。
負荷350は、バッテリ360の充電制御等を行う充電制御部370を含む。この充電制御部370(充電制御IC)は集積回路装置などにより実現できる。なお、スマートバッテリのように、バッテリ360自体に充電制御部370の機能を持たせてもよい。
8.変形例
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるものである。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
上述した実施形態は、電力伝送や信号伝送を行うすべての電子機器に適用可能であり、たとえば、腕時計、電動歯ブラシ、電動ひげ剃り、コードレス電話、パーソナルハンディフォン、モバイルパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)、電動自転車などの二次電池を備える被充電機器と充電機器とに適用可能である。
さらに、本発明が適用されるコイルユニットは、スパイラル状に巻回した空芯のコイルに限らず、他の種々のコイルを使用しても良い。
図14は、上述した実施形態とは異なるタイプのコイルユニット400を示している。このコイルユニット400は、例えば平板状の磁性体コア410(例えば第1,第2の磁性シート410a,410bの積層体)の周囲にコイル線420を巻回したコイル430を有する。このコイルユニット400のコイル線420に交流電流を流すと、磁性体コア410に磁路が形成されると共に、この磁性体コア410と平行に磁束線が形成される。このコイルユニット400を一次及び/または二次コイルとして用いても、一次・二次コイルの磁気結合により無接点電力伝送が可能である。
つまり、本発明は、コイルの一面に磁性体を有するものに限らず、磁性体をコアとして使用したコイルにも適用できる。コイルとそのコイルの磁路を形成する磁性体との組み合わせは、上述したものに限らず、他の種々の形状のコイル及び磁性体を組み合わせても良い。
また、上記にて説明した一次側コイルユニット12の構造を二次側コイルユニット22に採用してもよく、逆に、二次側コイルユニット22に採用した構造を一次側コイルユニット12に採用しても良い。
また、例えば二次側コイルユニット22は、図15に実線で示すようにケース22A内に組み込むとともに外部接続端子41、42をケース22A外に露出させ、SDカード等と同様にして、電子機器20に対して例えば図示矢印方向にてスロットイン等により着脱可能に構成してもよい。上述した通り、二次側コイルユニット22は薄型化可能であるので、ケース22A内に組み込んでも薄型化が維持できる。携帯電話機20には、図15の破線で示す装着部21が設けられる。コイルユニット22を装着する時に、コイルユニット22の外部接続端子41、42が、図15に破線で示す本体側端子(装着部内端子)24、25と接続されるように構成することができる。このようにすると、種々の充電特性のコイルユニット22を用意しておき、適宜のコイルユニット22を選択的に電子機器20に装着して、所望の充電特性の電子機器20を得ることが可能になる。あるいは、携帯電話機等の携帯機器の場合には、電池蓋にコイルユニット22を内蔵させても良い。
また、図15に示す着脱可能なコイルユニットは、一次側コイルユニット12にも適用することができる。
充電器と、この充電器に充電される電子機器例えば携帯電話機とを模式的に示す図である。 無接点電力伝送方式の一例を示す図である。 二次側コイルユニットを模式的に示す図である。 二次側コイルユニットを模式的に示す分解斜視図である。 図3のV−V線に沿った断面を模式的に示す図である。 コイル線の断面図である。 二次側コイルユニットと制御ユニットとを電気的に接続した形態を示す図である。 実験で得られた周波数−等価抵抗特性を示す特性図である。 実験で得られた周波数−インダクタンス特性を示す特性図である。 図8及び図9に示す特性における100000Hzでの値を抽出してまとめた表である。 一次側コイルユニットを模式的に示す分解斜視図である。 一次側コイルユニットと制御ユニットとを電気的に接続した伝送装置の概略斜視図である。 図12に示す一次及び二次側コイルユニットと、それらに接続される各制御ユニットの概略ブロック図である。 コイルユニットの変形例の要部を示す模式的な斜視図である。 二次側コイルユニットを電子機器外部から挿脱できる変形例を示す図である。
符号の説明
10 充電器、12 一次側コイルユニット、20 電子機器(携帯電話機)、
22 二次側コイルユニット、30 二次コイル、40 二次側配線基板、
40a コイル収容部、40b コイルの接続端子、41、42 外部接続端子、
41a、42a 配線パターン、60 二次側磁性体、61 第1の磁性体、
62 第2の磁性体、100 二次側制御ユニット、130 一次コイル、
140 一次側配線基板、140b コイルの接続端子、
141、142 外部接続端子、141a、142a 配線パターン、
160 一次側磁性体、180 温度検知センサ、190 一次側制御ユニット、
200 送電装置、300 受電装置、400 コイルユニット

Claims (12)

  1. コイル線を巻回したコイルと、
    配線基板と、
    前記コイルの磁路を形成する磁性体と、
    を有し、
    前記配線基板は、
    前記コイル線の両端に接続される接続端子と、
    外部接続端子と、
    前記接続端子と外部接続端子とを接続する配線パターンと、
    を有し、前記配線基板には前記コイル以外の回路素子が実装されていないことを特徴とするコイルユニット。
  2. 請求項1において、
    前記コイルが平面状コイルであることを特徴とするコイルユニット。
  3. 請求項2において、
    前記配線基板にコイル収容部を設け、前記コイル収容部に前記コイルを収容したことを特徴とするコイルユニット。
  4. 請求項2または3において、
    前記コイルは、前記コイル線を平面上でスパイラル状に巻回した空芯コイルであり、
    前記コイルの一面を伝送面とし、前記コイルの他面を非伝送面としたとき、前記コイル線の内端を、前記コイルの非伝送面側から引き出したことを特徴とするコイルユニット。
  5. 請求項4において、
    前記コイルの前記非伝送面と前記磁性体との間に配置されるスペーサをさらに有することを特徴とするコイルユニット。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記磁性体を、複数の磁性体の積層体としたことを特徴とするコイルユニット。
  7. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記磁性体を、透磁率の異なる第1,第2の磁性体の積層体としたことを特徴とするコイルユニット。
  8. 請求項7において、
    前記第1,第2の磁性体は、前記第1の磁性体を単体で前記磁路として用いた時の第1の使用態様での前記コイルの等価抵抗が、前記第2の磁性体を単体で前記磁路として用いた時の第2の使用態様での前記コイルの等価抵抗より小さく、かつ、前記第1の使用態様での前記コイルのインダクタンスが、前記第2の使用態様での前記コイルのインダクタンスより小さくなる特性を有することを特徴とするコイルユニット。
  9. 請求項8において、
    前記コイルユニットの前記コイルのQ値は、前記第1の使用態様及び前記第2の使用態様での前記コイルの各Q値よりも大きいことを特徴とするコイルユニット。
  10. 請求項9において、
    前記コイル線と前記第2の磁性体との間に前記第1の磁性体が配置されていることを特徴とするコイルユニット。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    温度検出素子と、
    前記温度検出素子を実装して前記配線基板に接続されるフレキシブル基板と、
    をさらに有し、
    前記フレキシブル基板は前記コイル線と前記磁性体との間に介在されることを特徴とするコイルユニット。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載のコイルユニットを装着する装着部と、
    前記装着部に装着される前記コイルユニットの前記外部接続端子に接続される本体側端子と、
    を含むことを特徴とする電子機器。
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