JP2016073059A - 非接触電力伝送装置、非接触電力伝送装置を搭載した電子機器、非接触電力伝送装置の製造方法 - Google Patents

非接触電力伝送装置、非接触電力伝送装置を搭載した電子機器、非接触電力伝送装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置を提供する。【解決手段】受電コイル12が送電コイル16による磁界内での非接触による電力伝送を行う非接触電力伝送装置において、前記送電コイル16は前記受電コイル12と対向面側の反対面のコイル表面に磁性体を有し、前記受電コイル12には前記送電コイル16と対向面側の反対面のコイル表面に磁性体を有しており、前記受電コイル12の外形または外径は、前記送電コイル16の外形または外径に対して相対比を、0.7以下0.3以上とすることにより、送電コイル16と受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、使用上必要とされる送電距離を確保することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、非接触電力伝送装置、非接触電力伝送装置を搭載した電子機器および非接触電力伝送装置の製造方法に関する。
近年、部品の小型化、高性能化は著しく、半導体素子の高集積度化、高密度実装による基板の小型化によって、電子機器の更なる小型化が可能となってきた。さらに、小型高容量な二次バッテリーの供給によって、それらを搭載された電子機器は、使用場所を制限されない携帯機器または、超小型携帯機器として急速に普及しつつある。
また、このような超小型携帯機器に対して、端子レス、物理的接続レスで給電が可能な非接触電力伝送技術が、注目されている。
しかし、現在、市場導入されている非接触電力伝送装置は、コードレス電話、携帯電話、スマートホンに内蔵された二次バッテリーへの電力供給をメインとしており装置的にも供給電力的にも数百mWから数Wと大きいことが実情である。
さらに充電器、すなわち送電装置に備えられた一次コイル(以後、送電コイルと呼ぶ。)と被充電器である受電装置に備えつけられた二次コイル(受電コイルと呼ぶ。)は、現在の小型携帯端末機器の外形に対して決して小型小径なコイルと云えるほどのサイズではない。
また、非接触電力伝送装置の送電装置並び受電装置に備えられている各コイルの相対的な位置に配置して送電を実施するが、両コイルの上下左右の相対的位置関係、コイルを収納する筐体形状寸法においてもコイルサイズの制約、さらにコイルサイズにおける電力の伝送効率(以後、電送効率と呼ぶ。)の制約などの問題点も多く、小型携帯機器への導入が敬遠されている。
そこで、特許文献1に記載の非接触電力伝送装置では、図12のように送電コイルの空芯部に棒状コア118を配置し、扁平な送電コイル116と受電コイル112を用いることで、受電側部材111と送電側部材117を平面状態で対向することが可能となる。さらに、棒状コア118によって送電コイル116で発生させた鎖交磁束を集中させ送電コイルと受電コイルの磁気結合力を向上させ、高効率な電送効率が得られることを紹介している。
さらに送電コイル116の空芯部径φGと受電コイル112の空芯部径φHの関係は、φG<φHの関係であり、送電コイル116と受電コイル112と対向させたときの両コイルの位置ズレ許容値の拡大化を図ることが可能となる。
そして、その結果、受電装置と送電装置との位置合わせ精度を緩和することは、非接触電力伝送装置を組み込まれた携帯機器などの筐体設計において設計自由度の拡大に大きく貢献している。
次に特許文献2に記載の非接触電力伝送装置では、送電効率が送電コイルと受電コイルの外形が略同一径、すなわち、送電コイルの外径と受電コイルの外径の比を、0.7〜1.3とすること、さらに送受電の両コイルの外径内径の比を、0.3〜0.7とすることで、もっとも良い送電効率を得ることが可能となることを紹介している。
さらに、送電受電コイルの上下の配置位置に対してズレが生じた場合、送電受電の両コイルの空芯部のどちらか一方のコイルの空芯部径を1mm大きくすることで、ズレ量1mmでの位置合せ精度の緩和、如いては、この範囲内での位置ズレが生じたとしても基準位置で受電した受電率に対して90%以上で二次電池への急速充電が可能となることを紹介している。
特開平10−12468号公報 WO1999/027603号公報
しかしながら、ブルーツース式カナル型イヤホーンや音楽再生機器などの小型携帯機器へ非接触電力伝送装置を内蔵する場合、小型携帯機器に収納される受電装置の受電コイルは必然的に小型、小径であることが求められる。さらに送電装置の送電コイルも同様に略同一径を採用せざるを得なくなるのが常であった。よって、受電コイル並び送電コイルは、小型、小径となり両者の磁気結合力が乏しくなる為、伝送距離を伸ばすことが難しく、さらに送電電力も小さな電力となるためシステムとしては不効率な電力伝送装置であった。
このように小径コイルによる磁気結合力の不足は、送電コイルと受電コイルの対向する面と面との上下左右の位置ズレが起きた場合において位置合せ許容量が狭く、使用上必要とされる送電距離を確保できないと云う課題が発生していた。
そこで本発明は、送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、使用上必要とされる送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置を提供することにある。
本発明の非接触電力伝送装置は、送電側部材に設けられた電力が加えられる一次コイルと、充電側部材に設けられた電力を受電する二次コイルとからなり、前記送電側部材と前記充電側部材との平面同士の対向における前記一次コイルの軸方向に位置する前記二次コイルが前記一次コイルによる磁界内での非接触による電力伝送を行う非接触電力伝送装置において、前記一次コイルは前記二次コイルと対向面側の反対面のコイル表面に磁性体を有し、前記二次コイルには前記一次コイルと対向面側の反対面のコイル表面に磁性体を有しており、前記二次コイルの外形または外径は、前記一次コイルの外形または外径に対して相対比は、0.7以下0.3以上であることを特長とする。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、使用上必要とされる送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置を提供することができる。
更に本発明の非接触電力伝送装置は、前記一次コイルの前記二次コイルと対向面側の反対面のコイル表面に貼合された磁性体と、前記二次コイルの前記一次コイルと対向する反対側のコイル表面に貼合された磁性体は、薄膜な塑性変形可能なシート状であり、前記一次コイルが有しているシート状の磁性体は、前記一次コイルの厚さ寸法分一次コイル縁部から張出し、ツバ状に形成された送電側磁性体折り曲げツバ部を有し、前記二次コイルが有しているシート状の磁性体は、前記二次コイルの厚さ寸法分二次コイル縁部から張出し、ツバ状に形成された受電側磁性体折り曲げツバ部を有することを特徴とする。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、さらに長く送電距離を確保することができる。
更に本発明の非接触電力伝送装置は、前記送電側磁性体折り曲げツバ部は、一次コイルの側面に沿うように折り曲げ、前記受電側磁性体折り曲げツバ部は、二次コイルの側面に沿うように折り曲げ、前記一次コイルと前記二次コイルが各々のツバ部によってコイル側面を覆うように沿わせて折り曲げられて加工形成されたことを特徴とする。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、さらに長く送電距離を確保することができる。
更に本発明の非接触電力伝送装置は、前記一次コイルに貼合されているシート状の磁性体は、前記一次コイルの厚さ寸法分、凹部が形成しており、さらに前記凹部は前記一次コイルと同一外形寸法で前記一次コイルを埋め込み包むように形成され前記一次コイル全周にツバ部が形成された前記送電側部材と、前記二次コイルに貼合されているシート状の磁性体は、前記二次コイルの厚さ寸法分、凹部が形成しており、さらに前記凹部は前記二次コイルと同一外形寸法で前記二次コイルを埋め込みに包むように形成され前記二次コイル全周にツバ部を形成している前記受電側部材と、を少なくとも何れか一方を有する。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、さらに長く送電距離を確保することができる。
更に本発明の非接触電力伝送装置は、前記二次コイルの中央の空芯部の内径は、前記一次コイルの空芯部の内径に対して相対比は、0.6以上1.0以下とする。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、さらに長く送電距離を確保することができる。
更に本発明の非接触電力伝送装置は、前記二次コイルの前記空芯部には、磁性体が充填されていることを特徴とする請求項5のいずれか一項に記載の非接触電力伝送装置。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、さらに長く送電距離を確保することができる。
本発明の非接触電力伝送装置の製造方法は、送電側部材に設けられた電力が加えられる一次コイルと、充電側部材に設けられた電力を受電する二次コイルとからなり、前記送電側部材と前記充電側部材との平面同士の対向における前記一次コイルの軸方向に位置する前記二次コイルが前記一次コイルによる磁界内での非接触による電力伝送を行う非接触電力伝送装置の製造方法において、前記一次コイルの前記二次コイルの対向面側の反対面のコイル表面に薄膜な塑性変形可能なシート状の磁性体を貼合する一次コイル磁性シート貼合工程と、二次コイルの一次コイルと対向する反対側のコイル表面に薄膜な塑性変形可能なシート状の磁性材料を貼合する二次コイル磁性シート貼合工程と、を有する。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、使用上必要とされる送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置を製造することができる。
更に本発明の非接触電力伝送装置の製造方法は、前記記載の一次コイルが有している塑性可能な磁性材料のツバ部を一次コイルの側面に沿うように折り曲げる一次コイル磁性シート折り曲げ工程と、前記記載の二次コイルが有している塑性可能な磁性材料のツバ部を二次コイルの側面に沿うように折り曲げる二次コイル磁性シート折り曲げ工程と、を更に有する。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、さらに長く送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置を製造することができる。
本発明の非接触電力伝送装置の製造方法は、送電側部材に設けられた電力が加えられる一次コイルと、充電側部材に設けられた電力を受電する二次コイルとからなり、前記送電側部材と前記充電側部材との平面同士の対向における前記一次コイルの軸方向に位置する前記二次コイルが前記一次コイルによる磁界内での非接触による電力伝送を行う非接触電力伝送装置の製造方法において、前記一次コイルの前記二次コイルの対向面側の反対面のコイル表面には貼合された磁性体と、前記二次コイルの前記一次コイルと対向する反対側のコイル表面に貼合された磁性体とを有し、更に前記一次コイル及び前記二次コイルに貼合された前記磁性体は薄膜な塑性変形可能なシート状であって、前記一次コイルに貼合されている前記磁性体には、前記一次コイルの厚さ寸法分と同一外形寸法で、凹部を形成してする一次コイルの磁性シート凹部形成工程と、前記凹部の外周には前記一次コイルを埋め込み包むように形成されることで前記一次コイル全周にツバ部を形成する前記一次コイルの凹部形成磁性シートツバ部外形形成工程と、を有する。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、使用上必要とされる送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置を製造することができる。
本発明の非接触電力伝送装置の製造方法は、送電側部材に設けられた電力が加えられる一次コイルと、充電側部材に設けられた電力を受電する二次コイルとからなり、前記送電側部材と前記充電側部材との平面同士の対向における前記一次コイルの軸方向に位置する前記二次コイルが前記一次コイルによる磁界内での非接触による電力伝送を行う非接触電力伝送装置の製造方法において、前記一次コイルの前記二次コイルの対向面側の反対面のコイル表面には貼合された磁性体と、前記二次コイルの前記一次コイルと対向する反対側のコイル表面に貼合された磁性体とを有し、更に前記一次コイル及び前記二次コイルに貼合された前記磁性体は薄膜な塑性変形可能なシート状であって、前記二次コイルに貼合されている前記磁性体には、前記二次コイルの厚さ寸法分と同一外形寸法で、凹部を形成する二次コイルの磁性シート凹部形成工程と、前記凹部の外周には前記二次コイルを埋め込み包むように形成されることで前記二次コイル全周にツバ部を形成する前記二次コイルの凹部形成磁性シートツバ部外形形成工程と、を有する。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、使用上必要とされる送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置を製造することができる。
また、本発明の電子機器はこれらの非接触電力伝送装置を搭載している。
これにより送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、使用上必要とされる送電距離を確保することができる小型な電子機器を提供することができる。
この発明によれば、二次コイルの外形または、外径は、一次コイルの外形、又は、外径に対して相対比を0.7以下であり0.3以上とすることにより、送電コイルと受電コイルの位置ズレが起きた場合においても、使用上必要とされる送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置を提供することにある。
第1実施形態における非接触電力電送装置の構成図である。 磁性材料とコイル特性のインピーダンスの変化の関係を表す図である。 第2実施形態における非接触電力電送装置の構成図である。 第2実施形態における位置ズレ量/傾き/送電距離測定の図である。 比率0.67におけるワイヤレス電送送電距離(mm)と受電率(%)の関係を表す図である。 比率0.45におけるワイヤレス電送送電距離(mm)と受電率(%)の関係を表す図である。 第4実施形態における非接触電力電送装置の構成図である。 ツバ付きコイルの他の形状を表す図である。 ツバ付きコイル使用時の磁性閉回路概念図である。 第1のツバ付きコイル形成工程図ある。 第2のツバ付きコイル形成工程図である。 従来の実施形態における非接触電力電送装置の構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明による非接触電力電送装置の第1実施形態について図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態における非接触電力電送装置の構成図である。
非接触電力伝送装置は、受電装置101と送電装置201の2装置による構成となっている。
受電装置101は、厚さ0.5mmの絶縁体の筐体形成材で形成された受電側筐体4の中に導電部材にて形成された厚さ1.0mmの二次コイルとしての受電コイル2(外径実寸法φD8.13mm、内径φ6.0mm)が外径φ10.0mm、厚さ0.5mmで形成した磁性体1に貼合され収納されている。
送電装置201は、厚さ0.5mmの絶縁体の筐体形成材で形成された受電側筐体7の中に導電部材にて形成された厚さ1.0mmの一次コイルとしての送電コイル6(実寸法外径φB、内径φ6.0mm)が外径φB+2.0mm、厚さ0.5mmで形成した磁性体5が貼合され収納されている。この時、受電側の磁性体1の外径は、受電側コイル2のφDより1.0mm、張出すようにツバ部1aを形成しており直径10.0mmで形成した。さらに、送電側の磁性体5の外径は、送電側コイル6のφBより1.0mm、張出すようにツバ部5aを形成しており直径φB+2.0mmで形成した。
送電コイル6の外径を変化させ、受電装置101で充電量30mAでの送電距離を確認した結果を、表1に示す。なお、このとき送電コイル6の内径は一定であり、受電コイル2との内径比も1.0で一定であった。
表1によると、送電コイル径が大きくなるにつれて送電可能な距離が大きくなることが分かる。また、これによれば、送電コイル径を受電コイル径よりも大口径にすることで送電距離が伸びることが確認できた。
本第1実施形態に使用されている送電コイルの外径φBと受電コイルの外径φDの比は0.33以上0.40以下であった。また、受電コイルの外径と送電コイルの外径との関係はφB>φDの関係であった。このような受電コイルの外径と送電コイルの外径との関係および外径比とすることで、送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置が実現できた。
また、磁性体を使用した場合のインダクタンス値の変化について図2を用いて説明する。図2は、磁性材料とコイル特性のインピーダンスの変化の関係を表す図である。コイル単独と、同じコイルに0.1mmから0.5mmまでの磁性体を張り付けたもののインダクタンス値を比較したものである。また、磁性体は特性値が異なるAタイプ、Bタイプの2種類を用いた。図2によれば、コイル単独でのインダクタンス値が、6.2μHであっても磁性体をコイルに貼合することでインダクタンス値を増加させることが可能であることが分かる。また、特性値が異なる磁性体Aタイプ、Bタイプであっても厚さが増加することでインダクタンス値も増加する傾向にあることが分かった。よって、磁性体に形状、使用方法において送電距離拡大への効果が予想できる。
尚、本第1実施形態にて使用された磁性体は、Aタイプの透磁率よりも低い磁性体を使用した。
(透磁率については、第1実施形態使用磁性体 < Aタイプ < Bタイプ の関係である。)
(第2実施形態)
本発明による非接触電力電送装置の第2実施形態について図3を用いて説明する。本実施形態においては、受電能力100mAの装置を想定して内径φAが6.06mmかつ外径φBが20.83mmである送電コイル16と内径φCが4.02mmかつ外径φDが14.03mmである受電コイル12とを用いた。なお、受電コイル12と送電コイル16の外形寸法比は、外径比(φD14.03mm/φB20.83mm)=0.67であり、内径比(φC4.02mm/φA6.06mm)=0.63だった。
受電側磁性材11は、受電コイル12の側面部を包むように受電側磁性材折り曲げ部11aを有する。受電側磁性材折り曲げ部11aは、受電コイル12の厚さ分、すなわち、1.0mmを受電コイル12の外周部からツバ状に張り出し、その外径寸法は、受電コイル12の外形φD+2.0mmに等しく加工作製し、さらにそのツバ状の端部を送電装置200に対向するように折り曲げて形成した。
送電側磁性材15は、送電コイル16の側面部を包むように送電側磁性材折り曲げ部15aを有する。送電側磁性材折り曲げ部15aは、送電コイル16の厚さ分、すなわち、1.0mmを送電コイル12の外周部からツバ状に張り出し、その外径寸法は、送電コイル16の外形φB+2.0mmに等しく加工作製し、その端部をさらそのツバ状の端部を受電装置100に対向するように折り曲げて形成した。
そして、筐体形成材厚さ0.5mmの送電側筐体17と受電側筐体14に装着され、前記両コイルは、前記両筐体の形成材を挟んだ形で受電コイル12と送電コイル16が対向した場合送電距離が1mmとなるようにした。
次に、受電コイル12の空芯部の内径φCには、受電側磁性材11と同材質の磁性材を充填して、コア13を形成した。この時、コア13の磁性材は、厚さ0.5mm、受電コイル内径φCと同じ直径の円形状に形成し受電コイル12の厚さ分(本発明品では、受電コイル厚さ1mmであった。)として2枚、重ね合わせて貼合し、受電コイル空芯部内径に充填した。また、受電コイル12に貼合した受電側磁性体11は、コア13に使用した磁性体と同材質である厚さ0.1mm品を使用した。本実施形態で使用した磁性体は、コスト、性能にも良好であり、製品仕様上の制約からAタイプのt=0.1mm品を用いた。
以上の構成からなる本第2実施形態の非接触電力伝送装置において、送電距離であるコイル間距離(以後、コイル間距離と呼ぶ。)を変化させて測定した。詳細は、図4を用いて説明する。
図4は第2実施形態における位置ズレ量/傾き/送電距離測定の図である。受電コイル12と送電コイル16とのそれぞれのコイル中心からの水平方向の距離(コイルの中心ズレ量)Xを0mm〜8mm変化させた場合、受電コイル12と送電コイル16とのそれぞれのコイル中心からの垂直方向の距離であるコイル間距離(以後、コイル間距離と呼ぶ。)Yを1mm〜6mm変化させた場合、送電コイル16に対する受電コイル12の傾き(コイル迎角)Eを0度、15度で変化させた場合での受電率を確認した。
まず、条件1として、コイル迎角E0度の時、コイルの中心ズレ量X、コイル間距離Yを変化させ、X=0mm、Y=1mmの時の測定受電量を基準受電量100%として各条件での受電量を測定した。
また、条件2として、コイル迎角E15度の時、コイル中心ズレ量X、コイル間距離Yを変化させ、条件1でのX=0mm、Y=1mmの時の測定受電量を基準受電量100%として各条件での受電量を測定した。各条件での受電量を測定した結果を表2に示す。
条件1での測定結果をa)、条件2での測定結果をb)に示す。
条件1において、コイル迎角E0度の時、両コイルの中心ズレ量Xが最大7mm、コイル間距離Yが最大5mmであっても基準受電量の95%以上の受電量を得ることができた。
次に条件2において、迎角E15度の時、両コイルのコイル中心ズレ量Xが最大4mm、コイル間距離Yが最大5.8mmであってもコイル仰角E=0度の時の基準受電量に対して95%以上の受電量を得ることができた。
次に、図5を用いて、図4に示すコイル迎角E0度の時のコイルの中心ズレ量X0mm、コイル間距離Y1mmで測定した受電量を基準受電量100%とした時の受電量とコイルセンター間距離との相関を説明する。なお、コイルセンター間距離とは、送電コイル装置のコイル中心P1から受電コイル装置のコイル中心P2までの直線距離を示す。
図5は、比率0.67におけるワイヤレス電送送電距離(mm)と受電率(%)の関係を表す図である。
これによると、P1−P2のセンター間距離の増加に伴って受電率が低下していることがわかる。しかし、従来においては、送電コイルと受電コイルとの中心位置ズレ2mmにおいて受電率60%に満たない状況となるが、本発明によれば5mm以上のコイルセンター間距離が存在しても受電率95%以上を有していることがわかる。
また、本第2実施形態と第1実施形態との結果を加味すると、送電コイルの外径φBと受電コイルの外径φDの比は0.33以上0.67以下で、受電コイルの外径と送電コイルの外径との関係はφB>φDの関係であれば、送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置が実現できることが分かった。
また、送電コイルの空芯部の内径φAと受電コイルの空芯部の内径φCの関係は、0.6以上1.0以下であり送電コイルの空芯部内径φAと受電コイルの空芯部内径φCの関係は、φA≧φCの関係であれば、さらに送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置が実現できることが分かった。
また、受電コイル12の内径φCで形成される空芯部にコア13の磁性材を充填することで磁気集中が可能となり小型、小径の受電コイル12でも送電距離を伸ばすことが可能となり、さらに送電距離を確保することができる小型な非接触電力伝送装置が実現できることが分かった。
また、送電装置の送電側磁性材15は、導電体部である送電コイル16の外径φBよりも送電コイル16の厚さt1分大きい外径、すなわちφB+2×t1で形成し、その余分に大きくした送電側磁性材15の端は、送電コイル16を包むように折り曲げて形成すること、並び、受電装置の受電側磁性材11は、導電体部である受電コイル12の外径φDよりも受電コイル12の厚さt2分大きい外径、すなわちφD+2×t2で形成し、その余分に大きくした受電側磁性材11の端は、受電コイル12を包むように折り曲げて形成したことにより磁気の閉回路が形成され小型、小径の受電コイルでも送電距離を伸ばすことが可能となる。
(第3実施形態)
本発明による非接触電力電送装置の第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第2実施形態と同様の構成であり受電能力30mAの装置を想定して、受電装置100に搭載した受電コイル12の外径φDがφ9.45mmを用いて第2実施形態で使用した送電装置200を用いた。これにより、受電コイル12と送電コイル16の外形寸法比は、外径比(φD9.45mm/φB20.83mm)=0.45、内径比(φC3.93mm/φA6.06mm)=0.65であった。
条件3としてコイル迎角E0度の時、コイルの中心ズレ量X、コイル間距離Yを変化させ、X=0mm、Y=1mmの時の測定受電量を基準受電量100%として各条件での受電量を測定した。
また、条件4としてコイル迎角E15度の時、コイル中心ズレ量X、コイル間距離Yを変化させ、条件3でのX=0mm、Y=1mmの時の測定受電量を基準受電量100%として各条件での受電量を測定した。
各条件での受電量を測定した結果を表3に示す。
条件3での測定結果をa)、条件4での測定結果をb)に示す。
条件3において、コイル迎角E0度の時、両コイルのコイル中心ズレ量Xが最大7mm、送電距離であるコイル間距離Yが最大5mmであっても基準受電量の95%以上の受電量を得ることができた。
次に条件4において、コイル仰角E15度の時、両コイルのコイル中心ズレ量Xが最大5mm、送電距離であるコイル間距離Yが最大5.3mmであってもコイル仰角E0度の時の基準受電量に対して95%以上の受電率を得ることができた。
次に、図6を用いて、図4に示すコイル仰角E0度の時のコイルの中心ズレ量X0mm、コイル間距離Y1mmで測定した受電量を基準受電量100%とした時の受電量とコイルセンター間距離との相関を説明する。図6は、比率0.45におけるワイヤレス電送送電距離(mm)と受電率(%)の関係を表す図である。
これによると、図5と同様にP1−P2のセンター間距離の増加に伴って受電率が低下していることがわかる。しかしながら、従来においては、送電コイルと受電コイルとの中心位置ズレ2mmにおいて受電率60%に満たない状況となるが、本発明によれば5mm以上のコイルセンター間距離が存在しても受電率97%以上を有していることが分かる。
さらに磁性材にて送電コイル並び受電コイル共に包み込むような形状にすることで受電コイル装置が送電コイル装置上に留まる限り、磁気閉回路が形成されることでコイル間距離5mm以内であれば95%以上の受電率を確保することが出来ることが分かる。
(第4実施形態)
本発明による非接触電力電送装置の第4実施形態について図7を用いて説明する。図7は、第4実施形態における非接触電力電送装置の構成図である。
概ね第2実施形態と同様の構成である。異なる点は、送電側磁性体22は送電コイル16の側面部を包むように配した送電側磁性材折り曲げ部15aに加えて図7のように送電側磁性体折り曲げツバ部22a〜22dを有している点、受電側磁性体21は受電コイル12の側面部を包むように配した受電側磁性材折り曲げ部11aに加えて受電側磁性体折り曲げツバ部21a〜21dを有している点である。さらに詳述すると、受電側磁性材21に円形形状である受電コイル12の外径長(直径)を一辺とした正方形の磁性材を用いた点、送電側磁性材22に送電コイル16の外径直径を一辺とした正方形の磁性材を用いた点が異なる。
第2実施形態の条件1と同様に、コイル迎角E0度の時、コイルの中心ズレ量X、コイル間距離Yを変化させ、条件1でのX=0mm、Y=1mmの時の測定受電量を基準受電量100%として各条件での受電量を測定した。結果を表4に示す。
第4実施形態において、コイル迎角E0度の時、両コイルの中心ズレ量Xが最大8mm、コイル間距離Yが最大6mmであっても基準受電量の95%以上の受電量を得ることができた。また同条件で測定を行った第2実施形態よりも、ツバ部を有する第4実施形態はさらに長い送電距離を確保することができた。
受電側磁性体折り曲げツバ部21a〜21dは、F−F断面のように受電側磁性材21を受電コイル12にそって沈み込ませるようにして受電コイル12の側面を覆い、受電側磁性材21の4隅を受電コイル12の受電側筐体14と接している面と平行にして受電側筐体14上に配した。これにより、磁気結合力をさらに向上させることができた。
また、送電側磁性体折り曲げツバ部22a〜22dも受電側磁性体折り曲げツバ部21a〜21dと同様に、送電側磁性材22を送電コイル16にそって沈み込ませるようにして送電コイル16の側面を覆い、送電側磁性材21の4隅を送電コイル16の送電側筐体17と接している面と平行にして送電側筐体17上に配した。これにより、磁気結合力をさらに向上させることができた。
結果、受電側磁性材21の受電側磁性体折り曲げツバ部21a〜21dと対向すべく送電側磁性材22の送電側磁性体折り曲げツバ部22a〜22dが、各々、接近することで磁気結合が向上し、第1実施形態と同様に受電量を低下させずにコイル位置合せ精度を緩和させること、また、受電コイルと送電コイルの対向距離をさらに拡大化することが表4によって確認できた。
以上のことより本発明による非接触電力電送装置の構成によれば、送電コイルを大きくし、受電コイルを小さくしても受電量を低下させずにコイル位置合せ精度を緩和させること、また、受電コイルと送電コイルの対向距離を拡大化させることが出来る為小型携帯機器への搭載が可能になるとともに小型携帯機器のデザイン性を損なうことなく非接触電力電送装置を採用することが可能となる。
尚、本実施形態においては、巻回された円形の受電コイル並び送電コイルとそれに伴う磁性体を例として説明したが、円形形状に限定されるものではない。他の例について、図8を用いて説明する。図8は、ツバ付きコイルの他の形状を表す図である。図8(a)のようにコイル装置におけるツバ部は、コイル全体に形成してもよい。また、図8(b)長円形状の送電コイル、並び受電コイルとそれに伴う磁性体、又は、図8(c)角型形状の送電コイル並び受電コイルとそれに伴う磁性体、または、これらの形状での複合的な送電装置200と受電装置100との組み合わせによる装置構成でも本発明による構成を実施することで同様な効果を得ることが可能である。
尚、ツバ形状の違いによる送電受電装置の位置ズレが発生した時の磁気結合閉回路について、図9を用いて説明する。図9は、ツバ付きコイル使用時の磁性閉回路概念図である。
図9(a)は、第4実施形態で説明した原型である。図9(b)は、送電装置200のツバ部22aの端部とツバ部22bの端部までの直径と受電装置100のツバ部21aの端部とツバ部21bの端部までの直径と同一と設定した装置構成ある。よって、ツバ部21aとツバ部21bは、ツバ部22aとツバ部22bよりも広い為磁気閉回路を形成しやすく、受電装置100が、送電装置200に対して位置ズレが図のように生じても広いツバ部21aとツバ部21bによって位置ズレ分を許容することが出来る。
図9(c)(d)は、送電装置200、又は、受電装置100の何れかにおいて磁性体の縁にツバ部を形成している径状である。これらの形状によって、受電装置の磁性体にツバ部21a、21b若しくは、送電装置の磁性体にツバ部22a、22bを少なくとも一方の送受電装置を成形することで有効な磁気結合力を得ることが可能となる。
このように、コイル形状に係らず、送電コイル16の直径よりも送電側磁性材15の一辺長を長くした矩形状の送電側磁性材15に送電コイル16を沈めるようにして送電コイル16の周囲にツバ部を形成すると共に受電コイル12の直径よりも送電側磁性材11の一辺長を長くした矩形状の受電側磁性材11に受電コイル12を沈めるようにして受電コイル12の周囲にもツバ部を形成することで受電側磁性材11の端部と送電側磁性材の端部である両ツバ部が接近することで高効率な磁気の閉回路が形成されて小型、小径の受電コイル12でも送電距離の拡大が可能になる。
(製造工程)
次に、本発明の製造工程について、図10及び図11を用いて説明する。図10は第1のツバ付きコイル形成工程図であり、送電装置200と受電装置100の送電コイルである一次コイル、受電コイルである二次コイルを用いた装置製造工程を示した。
第1実施形態による送電装置201の製造工程は、図10(a)の第4工程の一次コイル磁性体貼合工程まであり、受電装置101の製造工程は、図10(b)の第4工程の二次コイル磁性体貼合工程まである。
第2実施形態を例として図10(a)、(b)を用いて説明する。
まず、図10(a)によって、第1から第3の実施形態の送電コイルを含む送電装置の製造工程を説明する。
第1工程では、導電材の細線を巻回形成してコイルを形成した。(一次コイル形成工程)
第2工程では、コイルを貼合される磁性体にゴム系、シリコン系等の粘着材または、熱可塑性型、熱硬化型、光硬化型等の接着剤を塗布する。(磁性シート粘着材塗布工程)尚、今回使用した粘着材は、ゴム系粘着材を用いて塑性変形可能なシート状の磁性体(以後、磁性シートと呼ぶ。)を用いた。
第3工程では、ゴム系粘着材が塗布された磁性シートを送電コイルの外径に対して所定の形状に形成する為抜き型で打ち抜き形成した。(磁性シート外径形成工程)
第4工程では、打抜き形成した磁性シートと第1工程で形成した一次コイルを同一中心上に貼合した。(一次コイル磁性シート貼合工程)尚、第1実施形態での送電装置201は、本工程までで製作された送電コイルユニットを送電側筐体7へ搭載することで完成体となる。
第5工程では、打ち抜きにて形成された磁性シート上にコイルを貼合してはみ出している磁性シートを折り曲げてコイル側面を沿わせるよう変形形成した。(一次コイル磁性シート折り曲げ工程)尚、第2、第3の実施形態での送電装置200は、本工程で受電側筐体7へ搭載することで完成体となる。
次に、図10(b)によって、第1から第3の実施形態の受電コイルを含む受電装置の製造工程を説明する。
第1工程では、導電材の細線を巻回形成してコイルを形成した。(二次コイル形成工程)
第2工程では、コイルを貼合される磁性体にゴム系、シリコン系等の粘着材または、熱可塑性型、熱硬化型、光硬化型等の接着剤を塗布する。(磁性シート粘着材塗布工程)尚、今回使用した粘着材は、ゴム系粘着材を用いて塑性変形可能なシート状の磁性体(以後、磁性シートと呼ぶ。)を用いた。
第3工程では、ゴム系粘着材が塗布された磁性シートを受電コイルの外径に対して所定の形状に形成する為抜き型で打ち抜き形成した。(磁性シート外径形成工程)
第4工程では、打抜き形成した磁性シートの磁性体11と第1工程で形成した受電コイル12を同一中心上に貼合した。(二次コイル磁性シート貼合工程)尚、第1実施形態での送電装置101は、本工程までに製作組立された受電コイル2と磁性体1のコイルユニットを受電側筐体4へ搭載することで完成体となる。
第5工程では、受電コイル12の空芯部φCにコア13を挿入配置する為に粘着材を塗布された第3工程で加工された磁性シート、又は、厚さ違いの同材質の第2工程、第3工程を流動した磁性シートを空芯部φCに挿入可能な径にて打ち抜き受信コイル12の厚さと同様になるよう打ち抜き形成したコア部品同士を重ね貼合形成した。(空芯部コア形成工程)。
第6工程では、第4工程で打抜き形成し組立貼合された磁性体11と受電コイル12は、磁性体11と同材質のコア13を受信コイル12の空芯部に挿入、貼合した。(二次コイル空芯部コア挿入貼合工程)
第7工程では、コア13が挿入貼合された磁性体11と受電コイル12で構成されたコイルユニットの周りに張出している磁性体を折り曲げてコイル側面を沿わせるよう変形形成した。(二次コイル磁性シート折り曲げ工程)尚、第2、第3実施形態での送電装置100は、本工程で受電側筐体14へ搭載することで完成体となる。
次に第4実施形態を例として図11(a)、(b)を用いて説明する。
図11は第2のツバ付きコイル形成工程図であり、ツバ付き送電装置200と受電装置100の送電コイルである一次コイル、受電コイルである二次コイルを用いた装置製造工程を示した。
まず、図11(a)によって、第4実施形態の送電コイルを含む送電装置200の製造工程を説明する。
第1工程では、導電材の細線を巻回形成してコイルを形成した。(一次コイル形成工程)
第2工程では、磁性体にゴム系、シリコン系等の粘着材または、熱可塑性型、熱硬化型、光硬化型等の接着剤を塗布する。(磁性シート粘着材塗布工程)尚、今回使用した粘着材は、ゴム系粘着材を用いて塑性変形可能なシート状の磁性体を用いた。
第3工程では、ゴム系粘着材が塗布された磁性シート15を受電コイルの外径に対しする所定の形状で送電コイル16の厚さと同様な深さ寸法で凹部を形成した。(磁性シート凹部形成工程)
第4工程では、送電コイル16の厚さと同様な深さ寸法にて凹部を形成した磁性体を所定の形状に外形打抜き形成した。(凹部形成磁性シート外形形成工程)この工程での外形打ち抜き時に送電コイル16の外形よりも大きく金型等で枠抜きすることで、送電装置200の磁性体22においてツバ部22a〜ツバ部22dが形成することができる。
第5工程では、第4工程で打ち抜き形成した送電装置側の磁性体22の凹部に送電コイル16を挿入、貼合した。(一次コイル磁性シート貼合工程)尚、第4実施形態での送電装置200は、本工程で送電側筐体17へ搭載することで完成体となる。
次に、図11(b)によって、第4実施形態の受電コイルを含む受電装置100の製造工程である。
第1工程では、導電材の細線を巻回形成してコイルを形成した。(二次コイル形成工程)
第2工程では、磁性体にゴム系、シリコン系等の粘着材または、熱可塑性型、熱硬化型、光硬化型等の接着剤を塗布する。(磁性シート粘着材塗布工程)尚、今回使用した粘着材は、ゴム系粘着材を用いて塑性変形可能なシート状の磁性体を用いた。
第3工程では、ゴム系粘着材が塗布された磁性シート21を受電コイルの外径に対しする所定の形状で受電コイル12の厚さと同様な深さ寸法で凹部を形成した。(磁性シート凹部形成工程)
第4工程では、受電コイル12の厚さと同様な深さ寸法にて凹部を形成した磁性体を所定の形状に外形打抜き形成した。(凹部形成磁性シート外形形成工程)この工程での外形打ち抜き時に受電コイル12の外形よりも大きく金型等で枠抜きすることで、受電装置200の磁性体22においてツバ部22a〜ツバ部22dが形成することができる。
第5工程では、第4工程で打ち抜き形成した送電装置側の磁性体21の凹部に送電コイル12を挿入、貼合した。(二次コイル磁性シート貼合工程)
第6工程では、受電コイル12の空芯部φCにコア13を挿入配置する為に粘着材を塗布された第3工程で加工された磁性シート、又は、厚さ違いの同材質で成形した磁性シートを空芯部φCに挿入可能な径にて打ち抜き受電コイル12の厚さと同様になるよう打ち抜き形成したコア部品同士を重ね貼合形成した。(空芯部コア形成工程)。
第7工程では、第6工程で組立貼合された磁性体11と受電コイル12の構成されたコイルユニットに磁性体11と同材質のコア13を受信コイル12の空芯部に挿入、貼合した。(二次コイル空芯部コア挿入貼付工程)尚、第4の実施形態での送電装置100は、本工程で受電側筐体14へ搭載することで完成体となる。
最後に本工程図は、所要な工程のみで構成された図であるため、この工程にて全てが製造されることを規定していない。
さらに各工程の製造順番に関しても各コイルを製造後に磁性体の加工を実施する、又は、磁性体の加工後にコイルを製造すると云う順番は、特に規定するものではない。
1 受電側磁性体
1a 受電側磁性体ツバ部
2 二次コイル(受電コイル)
4 受電側筐体
5 送電側磁性体
5a 送電側磁性体ツバ部
6 一次コイル(送電コイル)
7 送電側筐体
11 受電側磁性体
11a 受電側磁性体折り曲げ部
12 二次コイル(受電コイル)
13 コア
14 受電側筐体
15 送電側磁性体
15a 送電側磁性体折り曲げ部
16 一次コイル(送電コイル)
17 送電側筐体
21 受電側磁性体
21a〜21d 受電側磁性体折り曲げツバ部
22 送電側磁性体
22a〜22d 送電側磁性体折り曲げツバ部
23 磁性体(送受電側)
23a〜23b 磁性体折り曲げツバ部
24 円形形状のコイル
25 長円形状のコイル
26 角型形状のコイル
100、101 受電装置
200、201 送電装置
111 受電側筐体
112 2次コイル(受電コイル)
116 1次コイル(送電コイル)
117 送電側筐体
118 棒状コア
φA 送電コイル16の空芯部の内径
φB 送電コイル16の外径
φC 受電コイル12の空芯部の内径
φD 受電コイル12の外径
φG 送電コイル116の空芯部の内径
φH 受電コイル112の空芯部の内径
X コイル中心ズレ量
Y コイル間距離
E コイル仰角
P1 送電コイルセンター
P2 受電コイルセンター

Claims (11)

  1. 送電側部材に設けられた電力が加えられる一次コイルと、充電側部材に設けられた電力を受電する二次コイルとからなり、前記送電側部材と前記充電側部材との平面同士の対向における前記一次コイルの軸方向に位置する前記二次コイルが前記一次コイルによる磁界内での非接触による電力伝送を行う非接触電力伝送装置において、
    前記一次コイルは前記二次コイルと対向面側の反対面のコイル表面に磁性体を有し、前記二次コイルには前記一次コイルと対向面側の反対面のコイル表面に磁性体を有しており、
    前記二次コイルの外形または外径は、前記一次コイルの外形または外径に対して相対比は、0.7以下0.3以上であることを特長とする非接触電力伝送装置。
  2. 前記一次コイルの前記二次コイルと対向面側の反対面のコイル表面に貼合された磁性体と、前記二次コイルの前記一次コイルと対向する反対側のコイル表面に貼合された磁性体は、薄膜な塑性変形可能なシート状であり、
    前記一次コイルが有しているシート状の磁性体は、前記一次コイルの厚さ寸法分一次コイル縁部から張出し、ツバ状に形成された送電側磁性体折り曲げツバ部を有し、
    前記二次コイルが有しているシート状の磁性体は、前記二次コイルの厚さ寸法分二次コイル縁部から張出し、ツバ状に形成された受電側磁性体折り曲げツバ部を有することを特徴とする請求項1記載の非接触電力伝送装置。
  3. 前記送電側磁性体折り曲げツバ部は、前記一次コイルの側面に沿うように折り曲げ、
    前記受電側磁性体折り曲げツバ部は、前記二次コイルの側面に沿うように折り曲げ、
    前記一次コイルと前記二次コイルが各々のツバ部によってコイル側面を覆うように沿わせて折り曲げられて加工形成されたことを特徴とする請求項1または2記載の非接触電力伝送装置。
  4. 前記一次コイルに貼合されているシート状の磁性体は、前記一次コイルの厚さ寸法分、凹部が形成しており、さらに前記凹部は前記一次コイルと同一外形寸法で前記一次コイルを埋め込み包むように形成され前記一次コイル全周にツバ部が形成された前記送電側部材と、
    前記二次コイルに貼合されているシート状の磁性体は、前記二次コイルの厚さ寸法分、凹部が形成しており、さらに前記凹部は前記二次コイルと同一外形寸法で前記二次コイルを埋め込みに包むように形成され前記二次コイル全周にツバ部を形成している前記受電側部材と、を少なくとも何れか一方を有することを特徴とする請求項2または3記載の非接触電力伝送装置。
  5. 前記二次コイルの中央の空芯部の内径は、前記一次コイルの空芯部の内径に対して相対比は、0.6以上1.0以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の非接触電力伝送装置。
  6. 前記二次コイルの前記空芯部には、磁性体が充填されていることを特徴とする請求項5記載の非接触電力伝送装置。
  7. 送電側部材に設けられた電力が加えられる一次コイルと、充電側部材に設けられた電力を受電する二次コイルとからなり、前記送電側部材と前記充電側部材との平面同士の対向における前記一次コイルの軸方向に位置する前記二次コイルが前記一次コイルによる磁界内での非接触による電力伝送を行う非接触電力伝送装置の製造方法において、
    前記一次コイルの前記二次コイルの対向面側の反対面のコイル表面に薄膜な塑性変形可能なシート状の磁性体を貼合する一次コイル磁性シート貼合工程と、
    二次コイルの一次コイルと対向する反対側のコイル表面に薄膜な塑性変形可能なシート状の磁性材料を貼合する二次コイル磁性シート貼合工程と、
    を有することを特徴とする非接触電力伝送装置の製造方法。
  8. 前記記載の一次コイルが有している塑性可能な磁性材料のツバ部を一次コイルの側面に沿うように折り曲げる一次コイル磁性シート折り曲げ工程と、
    前記記載の二次コイルが有している塑性可能な磁性材料のツバ部を二次コイルの側面に沿うように折り曲げる二次コイル磁性シート折り曲げ工程と、を更に有することを特徴とする請求項7記載の非接触電力伝送装置の製造方法。
  9. 送電側部材に設けられた電力が加えられる一次コイルと、充電側部材に設けられた電力を受電する二次コイルとからなり、前記送電側部材と前記充電側部材との平面同士の対向における前記一次コイルの軸方向に位置する前記二次コイルが前記一次コイルによる磁界内での非接触による電力伝送を行う非接触電力伝送装置の製造方法において、
    前記一次コイルの前記二次コイルの対向面側の反対面のコイル表面には貼合された磁性体と、前記二次コイルの前記一次コイルと対向する反対側のコイル表面に貼合された磁性体とを有し、
    更に前記一次コイル及び前記二次コイルに貼合された前記磁性体は薄膜な塑性変形可能なシート状であって、
    前記一次コイルに貼合されている前記磁性体には、前記一次コイルの厚さ寸法分と同一外形寸法で、凹部を形成してする一次コイルの磁性シート凹部形成工程と、
    前記凹部の外周には前記一次コイルを埋め込み包むように形成されることで前記一次コイル全周にツバ部を形成する前記一次コイルの凹部形成磁性シートツバ部外形形成工程と、
    を有する非接触電力伝送装置の製造方法。
  10. 送電側部材に設けられた電力が加えられる一次コイルと、充電側部材に設けられた電力を受電する二次コイルとからなり、前記送電側部材と前記充電側部材との平面同士の対向における前記一次コイルの軸方向に位置する前記二次コイルが前記一次コイルによる磁界内での非接触による電力伝送を行う非接触電力伝送装置の製造方法において、
    前記一次コイルの前記二次コイルの対向面側の反対面のコイル表面には貼合された磁性体と、前記二次コイルの前記一次コイルと対向する反対側のコイル表面に貼合された磁性体とを有し、
    更に前記一次コイル及び前記二次コイルに貼合された前記磁性体は薄膜な塑性変形可能なシート状であって、
    前記二次コイルに貼合されている前記磁性体には、前記二次コイルの厚さ寸法分と同一外形寸法で、凹部を形成する二次コイルの磁性シート凹部形成工程と、
    前記凹部の外周には前記二次コイルを埋め込み包むように形成されることで前記二次コイル全周にツバ部を形成する前記二次コイルの凹部形成磁性シートツバ部外形形成工程と、
    を有する非接触電力伝送装置の製造方法。
  11. 請求項1乃至6項のいずれか一項に記載の非接触電力伝送装置を搭載の電子機器。
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