JP2009267077A - コイルユニット及びそれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コイルのターン数や線径を一定範囲としてもコイルユニットの特性の自由度を高めることができ、もって、特性としての設計値が得られやすいコイルユニット及びそれを用いた電子機器を提供すること。
【解決手段】 コイル30と、そのコイル30の磁路を形成する磁性体60とを有するコイルユニット12は、磁性体60が、透磁率の異なる第1,第2の磁性体61,62の積層体を含んでいる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、無接点電力伝送に好適なコイルユニット及びそれを用いた電子機器等に関する。
電磁誘導を利用し、金属部分の接点がなくても電力送信を可能にする無接点電力伝送が知られている。この無接点電力伝送の適用例として、携帯電話の充電や家庭用機器(たとえば電話機の子機)の充電などが提案されている。
無接点電力伝送の従来技術として特許文献1がある。この特許文献1では、送電ドライバの出力に接続された共振コンデンサと一次コイルとにより直列共振回路を構成して、送電装置(一次側)から受電装置(二次側)に電力を供給している。
近年、携帯電話においては小型化が益々求められている。それに伴い、電力伝送を行うコイルユニットのより小型化、特に薄型化が必要となっている。
ここで、コイルとそのコイルの磁路を形成する磁性体とを有するコイルユニットの特性は、コイルのQ値、インダクタンス、または等価抵抗などで評価される。コイルのQ値は、コイルのインダクタンス(L)と等価抵抗(R)との比(L/R)に比例する。コイルのQ値は、インダクタンス(L)が大きいほど、あるいはコイルの等価抵抗(R)が小さいほど高くなる。
特開2006−60909号公報
コイルユニットの小型化、薄型化を維持する一方で、コイルユニットの特性を設計値に設定する必要がある。一般に、コイルのインダクタンスを高くするために磁性体が用いられる。コイルと磁性体とで定められるコイルユニットの特性は、磁性体が決まるとコイルの線径やターン数で変更するしかなく、ターン数やコイル線径の変更は、コイルユニットの小型化、薄型化への影響が大きい。
本発明の幾つかの態様は、コイルのターン数や線径を一定範囲としてもコイルユニットの特性の自由度を高めることができ、もって、特性としての設計値が得られやすいコイルユニット及びそれを用いた電子機器を提供することにある。
本発明の一態様は、コイルと、前記コイルの磁路を形成する磁性体と、を有し、前記磁性体は、透磁率の異なる第1,第2の磁性体の積層体を含むことを特徴とする。
磁性体の固有の特性は透磁率(または比透磁率)である。異なる透磁率の磁性体を組み合わせて、コイルの磁路として用いると、コイルのインダクタンス、等価抵抗が変化し、もってコイルのQ値を変更できる。一枚の磁性体の厚さは例えば十数ミクロンオーダと薄くできるので、磁性体を重ねて使用してもコイルユニットの薄型化を維持できる。従って、コイル線のターン数や線径を、コイルユニットの小型化・薄型化を維持できる範囲に設定しながら、コイルユニットの特性の自由度を広げることができる。もちろん、磁性体として透磁率の異なる3枚以上の磁性体を組み合わせても良い。
本発明の一態様では、前記第2の磁性体の透磁率が前記第1の磁性体の透磁率よりも高く、前記第1,第2の磁性体は、前記第1の磁性体を単体で前記磁路として用いた時の第1の使用態様での前記コイルの等価抵抗が、前記第2の磁性体を単体で前記磁路として用いた時の第2の使用態様での前記コイルの等価抵抗より小さく、かつ、前記第1の使用態様での前記コイルのインダクタンスが、前記第2の使用態様での前記コイルのインダクタンスより小さくなる特性を有することができる。
このような特性を有する第1,第2の磁性体を組み合わせることで、以下の通りの特性を有することができる。
まず、本発明の一態様に係るコイルユニットを、第1の磁性体を単体で使用した第1の使用態様と、第2の磁性体を単体で使用した第2の使用態様と比較する。前記コイルユニットの前記コイルのQ値は、前記第1の使用態様及び前記第2の使用態様での前記コイルの各Q値よりも大きくすることができる。つまり、第1,第2の磁性体を組み合わせることで、コイルのインダクタンス(L)と等価抵抗(R)との比(L/R)に比例するQ値を、第1,第2の磁性体をそれぞれ単体として使用したコイルユニットのQ値よりも大きくすることができる。
このような特性は、前記磁性体が前記コイルの一面側に配置され、かつ、前記コイルと前記第2の磁性体との間に前記第1の磁性体を配置することで得られる。第1,第2の磁性体の配置を逆にすると、Q値は低くなる傾向にあるが、インダクタンスを向上させることができる。この場合には、等価抵抗が比較的大きくなる。
上述したコイルユニットのインダクタンスと等価抵抗とを測定すると、次の通りとなる。前記コイルユニットのコイルのインダクタンスは、前記第1の使用態様でのコイルのインダクタンスよりも大きく、前記第2の使用態様でのコイルのインダクタンスよりも小さい特性を有することができる。また、このコイルユニットのコイルの等価抵抗は、前記第1の使用態様でのコイルの等価抵抗よりも大きく、前記第2の使用態様でのコイルの等価抵抗よりも小さい特性を有することができる。つまり、本発明の一態様に係るコイルユニットは、第1,第2の磁性体をそれぞれ単体で使用した時のインダクタンス・等価抵抗の各中間値であるが、Q値は高くすることができる。第1の使用態様は、等価抵抗は小さい利点がある一方で、インダクタンスが小さい欠点がある。一方、第2の使用態様は、インダクタンスが大きい利点がある一方で、等価抵抗が大きい欠点がある。本発明の一態様に係るコイルユニットは、第1,第2の使用態様の双方の利点を生かすことができる。
次に、本発明の一態様に係るコイルユニットを、第1の磁性体を2枚重ねて使用した時の第3の使用態様と、第2の磁性体を2枚重ねて使用した時の第4の使用態様と比較する。前記コイルユニットの前記コイルのQ値は、前記第3の使用態様での前記コイルのQ値よりも小さく、前記第4の使用態様での前記コイルのQ値よりも大きい特性を有することができる。この場合、前記コイルユニットの前記コイルのインダクタンスは、前記第3の使用態様での前記コイルのインダクタンスよりも大きく、前記第4の使用態様での前記コイルのインダクタンスよりも小さい。また、前記コイルユニットの前記コイルの等価抵抗は、前記第3の使用態様での前記コイルの等価抵抗よりも大きく、前記第4の使用態様での前記コイルの等価抵抗よりも小さい。よって、本発明の一態様に係るコイルユニットは、第1の磁性体を2枚重ねて使用した時の第3の使用態様と、第2の磁性体を2枚重ねて使用した時の第4の使用態様とも異なる特性を有することができる。ここで、第3の使用態様は、等価抵抗は小さい利点がある一方で、インダクタンスが小さい欠点がある。一方、第4の使用態様は、インダクタンスが大きい利点がある一方で、等価抵抗が大きい欠点がある。本発明の一態様に係るコイルユニットは、第3,第4の使用態様の双方の利点を生かすことができる。
本発明の他の態様は、上述したコイルユニットを含む電子機器を定義している。コイルユニットの小型化・薄型化を達成できるので、電子機器の小型化・薄型化に寄与できる。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.充電システム
図1は、電子機器の一例でもある充電器10と、この充電器10で充電される他の電子機器例えば携帯電話機20とを模式的に示す図である。図1は、充電器10に横置きされる携帯電話機20を示している。充電器10から携帯電話機20への充電は、充電器10のコイルユニット12のコイルと携帯電話機20のコイルユニット22のコイルとの間に生じる電磁誘導作用を利用し、無接点電力伝送により行われる。
充電器10と携帯電話機20とは、それぞれ位置決め構造を有することができる。例えば、充電器10には、その筐体の外表面より外方に突出する位置決め突部を設け、一方、携帯電話機20には、その筐体の外表面に形成された位置決め凹部を設けることができる。この位置決めにより、携帯電話機20のコイルユニット22は、充電器10のコイルユニット12と対向する位置に少なくとも配置される。
図2に模式的に示すように、充電器10から携帯電話機20への電力伝送は、充電器10側に設けられた1次コイルL1(送電コイル)と、携帯電話機20側に設けられた2次コイルL2(受電コイル)を電磁的に結合させて電力伝送トランスを形成することで実現される。これにより非接触での電力伝送が可能になる。なお、図2は一次・二次コイルL1,L2の電磁的結合の一例を示したものであり、磁力線の形成を図2とは異ならせた他の電磁的結合方式であっても良い。
2.携帯電話機20のコイルユニット
図3は、携帯電話機20のコイルユニット22を模式的に示す図である。図4は、携帯電話機20のコイルユニット22を模式的に示す分解斜視図である。なお、図3および図4は、図1においてコイルユニット22が充電器10のコイルユニット12と対向する伝送面とは逆側の非伝送面側から、コイルユニット22を見た図である。ここで、伝送面とは、図1に示すように2つのコイルユニット12、22同士が対向したときの対向面側を意味する。非伝送面とは、コイルユニット12、22の伝送面とは逆側の面を意味する。図5は、図3のV−V線に沿った断面を模式的に示す図である。図6はコイル線の断面図である。図6は、コイルユニット22と制御ユニット100とを電気的に接続した形態を示している。
コイルユニット22は、最小構成要素として、コイル30と磁性体60とを有する。本実施形態では、コイルユニット22の保形性を確保するために配線基板40をさらに設けることができる。配線基板40の裏面にコイル30の伝送面を位置させるため、配線基板40にはコイル収容部40aを形成することができる。このコイル収容部40aは、配線基板40の厚さ方向で貫通された穴で構成される。また、本実施形態では、コイル30の伝送面を保護するために、図4に示す配線基板40の裏面側に、保護シート50を含むことができる。
配線基板40には、コイル30の両端が接続される接続端子40bと、外部接続端子41、42と、配線パターン41a、42aとを有する。外部接続端子41,42は、コイルユニット22を外部装置例えば図示しない制御ユニット100と接続するための端子である。配線パターン41a、42aは、コイル30の接続端子40bと外部接続端子41、42とを接続する。本実施形態では、配線パターン41a,42aは例えば図4に示す配線基板40の裏面側(端子40b,41a,42aが形成されていない面)に形成され、スルーホールを介して各端子40b,41a,42aと接続されている。配線パターン41a,41bを配線基板40の表面に設けても良い。
コイル30は平面状コイルであり、磁性体60はシート状または板状である。なお、シート状の磁性体を、以下、磁性シートともいう。磁性シート60は、平面状コイル30の非伝送面側に設けられている。本実施形態では、磁性シート60は、スペーサ(例えば両面テープ)70を介して平面状コイル30の非伝送面側と配線基板40とに貼り付けられている。
平面状コイル30は、平面的なコイルであれば特に限定されないが、たとえば、単芯または多芯の被覆コイル線を平面上で巻回した空芯コイルを適用することができる。この実施の形態では、図6に示すように、断面形状が幅W及び高さHの矩形の単芯のコイル線31を平面上で巻回したコイルを用いる。以下では、空芯部30a(図4、図5参照)を有する平面状コイル30を例にとり、実施の形態に係るコイルユニット22を説明する。
平面状コイル30は、上述したように、配線基板40に設けられたコイル収容部40aに収容されている。このようにコイル収容部40aに平面状コイル30を収容することで、コイル収容部40aに収容された平面状コイル分の厚み(H(図6参照))だけコイルユニット22を薄くすることができる。また、平面状コイル30をコイル収容部40aに収容することで、平面状コイル30の伝送面とその周囲の面とを面一にし易い。事実、本実施形態では保護シート50には凹凸は生じない。また、コイル収容部40aは、平面状コイル30の外形に対応した形状を有する。これにより、平面状コイル30をコイル収容部40aに収容しさえすれば、平面状コイル30を配線基板40に位置決めすることができるため、位置決めが容易となる。
なお、図4に示すように、配線基板40には複数の位置決め孔40eが、保護シート50にも複数の位置決め孔50a(図4では一つのみ図示)が設けられている。
このコイルユニット22は、例えば冶具を用いて組み立てることができる。まず、冶具のピンに保護シート50の位置決め孔50aと配線基板40の位置決め孔40eを通して、片面テープを有する保護シート50と配線基板40とを積層する。次に、コイル30を配線基板40のコイル収容部40a内に配置して、コイル30を保護シート50に接着する。さらに、コイル30を覆ってスペーサ70を介して配線基板40上に磁性シート60を接着する。最後に、コイル30の両端を、配線基板40の接続端子40bに半田付けして、コイルユニット22が完成する。なお、保護シート50は、少なくとも平面状コイル30を保護するためのシートであるが、本実施形態では配線基板40及び平面状コイル30の伝送面側全体を覆っている。なお、保護シート50は、空芯部30aと対応する位置に穴を有していても良い。
平面状コイル30は、コイル内端を引き出すコイル内端引き出し線30bと、コイル外端を引き出すコイル外端引き出し線30cとを有する。コイル内端引き出し線30bは、図4で示すように、平面状コイル30の非伝送面側から引き出されることが好ましい。非伝送面側からコイル内端引き出し線30bを引き出すことで、伝送面に、コイル内端引き出し線30bによって凸部が生じるのを防ぐことができる。このため、伝送面を面一にすることができると共に、図2の一次・二次コイルL1,L2間の伝送間距離を短縮して、伝送効率を向上させることができる。
配線基板40には、コイル収容部40aと連続して引き出し線収容部40hが設けられている(図3−図5参照)。引き出し線収容部40hは、平面状コイル30のコイル内端引き出し線30bおよびコイル外端引き出し線30cを収容するためのものである。図5では、コイル外端引き出し線30cのみ示してあるが、コイル内端引き出し線30bについても同様である。引き出し線収容部40hがあることで、引き出し線30b、30cがそこに収容されているため、その領域において引き出し線30b、30cの厚み分だけ薄型化をすることができる。また、図4に示すように、引き出し線30b、30c(図4では引き出し線30cのみを図示)は、引き出し線収容部40hにて比較的緩やかに屈曲されて配線回路基板40に乗り上げるため、断線が少なくなる。
コイル内端引き出し線30bおよびコイル外端引き出し線30cは、コイル30の接続端子であるコンタクト電極40bまで引き出され、図3および図5に示すように、半田付け40gにより配線基板40上のパターンと電気的に接続されている。コンタクト電極40bは、配線基板40の非伝送面側(図3および図4では手前側)に設けられている。コイル内端引き出し線30bおよびコイル外端引き出し線30cは、図5に示すように、配線基板40の引き出し線収容部40hに収容されているが、配線基板40に乗り上げられるように屈曲部30dが設けられている。
非伝送面側に配置される電池は、電力伝送システムを用いる場合、通常2次電池を使用する。近年携帯電話やMP3プレーヤー等で多用されているリチウムイオン2次電池やリチウムポリマー2次電池では、物性の特徴から充電時の温度を約45℃以下に規定されている。これ以上の温度で充電を行う場合、電池内部にガスが発生し、電池の劣化や最悪の場合破裂を起こす危険性がある。そのため、充電時の発熱を押さえる必要があり、保護シート50を放熱経路として利用する場合には、非伝送面側の温度上昇を抑えることができる。
また、平面状コイル30の内側端子は、非伝送面側から引き出されたたことで、伝送面が面一になることによって、平面状コイル30と保護シート(放熱シート)50の密着性が高まり、接触熱抵抗が低減されて放熱しやすくなるという効果を奏することができる。
なお、本実施形態では、保護シート50は配線基板40に一致した外形であるが、これに限定されない。保護シート50の形状(面積)は、コイルユニットの伝送面側が接触する外装ケースの内部形状(面積)と接触面積が最大になるように形成することができる。こうすると、放熱効果はより高まる。
スペーサ70は、平面状コイル30の空芯部30aに対応する穴71と、この穴71に連なっていて、上記配線基板40の引き出し線収容部40hに対応する切り欠き部72と、上記配線基板40の位置決め孔40eに対応する切り欠き部73とを有している。引き出し線収容部40hに対応した切り欠き部72を設けることで、平面状コイル30の引き出し線30b、30cの厚みによる凹凸の影響が磁性シート60に及ぶのを防止する(少なくとも抑制する)ことができる。また、上記配線基板40の位置決め孔40eに対応する切り欠き部73を設けることで、上記位置決め孔40e、50aを用いた配線基板40と保護シート50との間で位置決めが行いやすくなる。
磁性シート60は、平面状コイル30からの磁束を受ける働きをし、平面状コイル30のインダクタンスを上げるという機能を有するから、磁性シートの材質としては、軟磁性材、フェライト軟磁性材、金属軟磁性材、等々種々の磁性材料を用いることができる。しかし、仮に、コイル30に対して1枚の磁性シート(磁性体)のみを設けたとすると、この無接点電力伝送に係るコイル特性は、1枚の磁性シートの特性によって大きく支配されてしまう。
そこで本実施形態では、1枚の磁性シートだけでは得られないコイル特性の選択の自由度を高めるべく、図5に示すように、コイル30に対して特性特に透磁率の異なる2枚の磁性シート61、62を積層して設ける(磁性シート61と62との積層体で磁性シート60を構成する)こととした。このようにすれば、コイル30に隣接して設けられる2枚の磁性シート61、62は特性が異なっているので、1枚の磁性シートを単体で用いた場合や、同一特性の磁性シートを2枚用いた場合に比べて、コイルユニット22として得られる特性を変更できる。なお、第1,第2の磁性体61,62は例えば両面テープ等で接着されて積層される。
3.一次側コイルユニットに関する実験例
実験に用いたコイル30は、図6に示したような幅W=0.46mm、高さ(厚さ)H=0.23mmの断面形状を有するコイル線31を巻き回して形成した。周波数100kHzで1mAの交流電流をコイル30に流した時、単体でのインダクタンスが6.366μH、抵抗が0.234Ωであった。この平面状コイル30に、特性の異なる磁性シート61、62の少なくとも一方を後述の組み合わせで貼り付けた6種のコイルユニット(1)〜(6)を用意した。
特性特に透磁率の異なる磁性シートとして、シートAとシートBを用いた。シートAは交流周波数100KHzでの比透磁率がシートBよりも小さい。シートA,Bは例えばアモルファス磁性体からなるシートである。
実験に用いたコイルユニット(1)〜(6)は次の通りである。
(1)コイル30の非伝送面側にシートA単体のみを貼付したコイルユニット
(2)コイル30の非伝送面側にシートAを2枚重ねて貼付したコイルユニット、つまりシート61、62の両方をシートAとしたコイルユニット
(3)コイル30の非伝送面側にシートB単体のみを貼付したコイルユニット
(4)コイル30の非伝送面側にシートBを2枚重ねて貼付したコイルユニット、つまりシート61、62の両方をシートBとしたユニット
(5)コイル30の非伝送面側に、順にシートA、シートBを貼付したコイルユニット、つまりシート61としてシートAを用い、シート62としてシートBを用いたユニット
(6)コイル30の非伝送面側に、順にシートB、シートAを貼付したコイルユニット、つまりシート61としてシートBを用い、シート62としてシートAを用いたユニット。
なお、コイルユニット(5)(6)が本実施形態に対応するユニットであり、特にコイルユニット(5)が本装置で採用されたコイルユニットである。比較例として、コイルユニット(1)が第1の使用態様であり、コイルユニット(3)が第2の使用態様であり、コイルユニット(2)が第3の使用態様であり、コイルユニット(4)が第4の使用態様である。
実験は、上記のコイルユニット(1)〜(6)に、それぞれ1mAの交流電流を、周波数を変えて通電し、各周波数における等価電気抵抗値(Ω)と自己インダクタンス(μH)を測定した。周波数は、50kHzから10kHzおきに150kHzまで変化させた。
図7は上記の実験で得られた周波数−等価抵抗特性を示すグラフ、図8は周波数−インダクタンス特性を示すグラフ、図9はそれら各グラフにおける100kHzでの値を抽出してまとめた表である。なお、図7、図8において、「×」はコイルユニット(1)の測定結果を、「*」はコイルユニット(2)の測定結果を、「黒塗りの□」はコイルユニット(3)の測定結果を、「△」はコイルユニット(4)の測定結果を、「黒塗りの○」はコイルユニット(5)の測定結果を、「○」はコイルユニット(6)の測定結果 を、それぞれ示している。図9におけるQ値は測定周波数での(インダクタンス)/抵抗値(Ω・L/R)として得た値である。
以上の実験結果、次のことが明かである。
(a)シートA,Bを単体として比較した時、次のことが言える。シートAを単体でコイルの磁路として用いた時の第1の使用態様に係るコイルユニット(1)でのコイルの等価抵抗(0.318Ω)が、シートBを単体で磁路として用いた時の第2の使用態様でのコイルユニット(3)でのコイルの等価抵抗(0.382Ω)より小さい。コイルユニット(1)でのコイルのインダクタンス(10.131μH)が、コイルユニット(3)でのコイルのインダクタンス(11.392μH)より小さい。
(b)本実施形態に係るコイルユニット(5)(6)のうち、コイルユニット(5)では、コイルのQ値(20.4579)は、第1の使用態様に係るコイルユニット(1)のコイルのQ値(20.01728)及び第2の使用態様でのコイルユニット(3)のコイルのQ値(18.73771)よりも大きい。このことは、シートA,Bを組み合わせた効果であり、インダンスLと等価抵抗Rとの比(L/R)に比例するコイルのQ値が大きいことは、インダクタンスを大きく確保しかつ等価抵抗Rを小さくできるもので、コイルの特性が向上することが分かる。
(c)上記(b)の効果は、コイルに対するシートA,Bの積層順序に依存しており、コイルとシートBとの間にシートAが位置するコイルユニット(5)に特有の効果である。これとは異なり、コイルとシートAとの間にシートBを配置したコイルユニット(6)のQ値(18.3703)は、第1の使用態様に係るコイルユニット(1)のコイルのQ値(20.01728)及び第2の使用態様でのコイルユニット(3)のコイルのQ値(18.73771)よりも、逆に小さくなる。ただし、コイルユニット(6)は、インダクタンス(11.461)が最大値を示すので、インダクタンス重視の時に採用できる。なお、コイルユニット(6)は等価抵抗(0.392)も最大となる。
(d)コイルユニット(5)のコイルのインダクタンス(11.168)は、第1の使用態様に係るコイルユニット(1)でのコイルのインダクタンス(10.131)よりも大きく、第2の使用態様でのコイルユニット(3)のコイルのインダクタンス(11.392)よりも小さい。
(e)コイルユニット(5)のコイルの等価抵抗(0.343)は、第1の使用態様に係るコイルユニット(1)でのコイルの等価抵抗(0.318)よりも大きく、第2の使用態様に係るコイルユニット(3)でのコイルの等価抵抗(0.382)よりも小さい。上記(d)(e)から言えることは、本実施形態に係るコイルユニット(5)は、シートA,Bをそれぞれ単体で用いたコイルユニット(1)(3)と比較して、インダクタンス及び等価抵抗が共に中間の値となり、インダクタンスの値を比較的高く確保しながら、等価抵抗の増大を抑えられることが分かる。
(f)次に、本実施形態に係るコイルユニット(6)を、シートAを2枚重ねしたコイルユニット(2)及びシートBを2枚重ねしたコイルユニット(4)と比較する。コイルユニット(5)でのコイルのQ値(20.4579)は、シートAを2枚重ねた第3の使用態様に係るコイルユニット(2)でのコイルのQ値(21.83864)よりも小さく、シートBを2枚重ねた第4の使用態様でのコイルのQ値(18.80811)よりも大きい。ただし、コイルユニット(5)でのコイルのQ値は、最大値を示すコイルユニット(2)でのコイルのQ値の方により近いことが分かる。コイルのQ値は、インダンスLと等価抵抗Rとの比(L/R)に比例する。よって、以上のことは、インダクタンス及び等価抵抗を比較した以下の考察(g)(h)から裏付けられる。
(g)コイルユニット(5)のコイルのインダクタンス(11.168)は、第3の使用態様に係るコイルユニット(2)でのコイルのインダクタンス(10.740)よりも大きく、第4の使用態様に係るコイルユニット(4)でのコイルのインダクタンス(11.345)よりも小さい。ただし、コイルユニット(5)でのコイルのインダクタンスは、コイルユニット(4)での大きなインダクタンスの方により近いことが分かる。
(h)コイルユニット(5)のコイルの等価抵抗(0.343)は、第3の使用態様に係るコイルユニット(2)でのコイルの等価抵抗(0.309)よりも大きく、第4の使用態様に係るコイルユニット(4)でのコイルの等価抵抗(0.379)よりも小さい。コイルユニット(5)のコイルの等価抵抗は、コイルユニット(2)(4)の各等価抵抗のほぼ中間値である。
(i)まとめとして、特性、特に透磁率の異なる2枚の磁性シート61、62を設けたコイルユニット(5)(6)は、磁性体単体のコイルユニット(1)(3)や同種の磁性体を重ねたコイルユニット(2)(4)と比較して、異なる特性が得られ、特性の自由度を高めることが分かる。よって、コイルのターン数や線径を変更せずに、等価抵抗値やインダクタンスを設計値に近づけることができる。特に、コイルユニット(5)は、コイルのQ値が比較的高く、等価抵抗を小さくし、インダクタンスの低下を抑えることで送電効率を改善することができる。なお、上述した傾向は、100kHzの特性だけでなく、図8及び図9から、測定周波数のほぼ全域で同様の傾向であることが分かる。
他の効果として、シートBは透磁率が高いために磁気シールド性にも優れている。従って、コイルユニット(5)では、コイル30側に近い第1の磁性体(シートA)から漏れた磁束を第2の磁性体62(シートB)にて受け止めて、第2の磁性体62よりもさらに非伝送面側に磁束を漏らすことがない。このため、第2の磁性体62に重ねて磁気シールド板を必ずしも配置する必要がない。
4.変形例
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるものである。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
上述した実施形態では、図1に示す電子機器のうち、特に小型・軽量化が求められる携帯電話機10側のコイルユニット12に適用した例であったが、充電器20のコイルユニット22に適用しても良い。
また、本実施の形態は、電力伝送や信号伝送を行うすべての電子機器に適用可能であり、たとえば、腕時計、電動歯ブラシ、電動ひげ剃り、コードレス電話、パーソナルハンディフォン、モバイルパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)、電動自転車などの二次電池を備える被充電機器と充電機器とに適用可能である。
さらに、本発明が適用されるコイルユニットは、スパイラル状に巻回した空芯の平面状コイルに限らず、他の種々のコイルを使用しても良い。
図10は、上述した実施形態とは異なるタイプのコイルユニット200を示している。このコイルユニット200は、例えば平板状の磁性体コア26の周囲にコイル線231を巻回したコイル230を有する。このコイルユニット200のコイル線231に交流電流を流すと、磁性体コア260に磁路が形成されると共に、この磁性体コア260と平行に磁束線が形成される。このコイル装置200を一次コイルL1として用いても、二次コイルL2との磁気結合により無接点電力伝送が可能である。磁性体コア260が、第1,第2の磁性体261,262にて形成される。この磁性体コア260も、上述した実施形態の磁性体60と同じくコイルの磁路を形成するものであるから、第1,第2の磁性体261,262を、上述した特性を有する第1,第2の磁性体61,62にて形成することができる。
つまり、本発明は、コイルの一面に磁性体を有するものに限らず、磁性体をコアとして使用するものであっても良い。コイルとそのコイルの磁路を形成する磁性体との組み合わせは、上述したものに限らず、他の種々の形状のコイル及び磁性体を組み合わせても良く、必ずしも平面的な薄型コイルユニットでなくてもよい。
充電器と、この充電器に充電される電子機器例えば携帯電話機とを模式的に示す図である。 無接点電力伝送方式の一例を示す図である。 コイルユニットを模式的に示す図である。 コイルユニットを模式的に示す分解斜視図である。 図3のV−V線に沿った断面を模式的に示す図である。 コイル線の断面図である。 実験で得られた周波数−等価抵抗特性を示すグラフである。 実験で得られた周波数−インダクタンス特性を示すグラフである。 上記各グラフにおける100kHzでの値を抽出してまとめた図である。 他のコイルユニットを示す図である。
符号の説明
10 充電器、12 コイルユニット、20 電子機器(携帯電話機)、
22 コイルユニット、30 コイル、60,260 磁性体、
61,261 第1の磁性体、62,262 第2の磁性体、
200 コイルユニット、230 コイル、231 コイル線

Claims (10)

  1. コイルと、
    前記コイルの磁路を形成する磁性体と、
    を有し、
    前記磁性体は、透磁率の異なる第1,第2の磁性体の積層体を含むことを特徴とするコイルユニット。
  2. 請求項1において、
    前記第2の磁性体の透磁率が前記第1の磁性体の透磁率よりも高く、
    前記第1,第2の磁性体は、前記第1の磁性体を単体で前記磁路として用いた時の第1の使用態様での前記コイルの等価抵抗が、前記第2の磁性体を単体で前記磁路として用いた時の第2の使用態様での前記コイルの等価抵抗より小さく、かつ、前記第1の使用態様での前記コイルのインダクタンスが、前記第2の使用態様での前記コイルのインダクタンスより小さくなる特性を有することを特徴とするコイルユニット。
  3. 請求項2において、
    前記コイルユニットの前記コイルのQ値は、前記第1の使用態様及び前記第2の使用態様での前記コイルの各Q値よりも大きいことを特徴とするコイルユニット。
  4. 請求項3において、
    前記磁性体は前記コイルの一面側に配置され、かつ、前記コイルと前記第2の磁性体との間に前記第1の磁性体が配置されていることを特徴とするコイルユニット。
  5. 請求項4において、
    前記コイルユニットの前記コイルのインダクタンスは、前記第1の使用態様での前記コイルのインダクタンスよりも大きく、前記第2の使用態様での前記コイルのインダクタンスよりも小さいことを特徴とするコイルユニット。
  6. 請求項2乃至5のいずれかにおいて、
    前記コイルユニットの前記コイルの等価抵抗は、前記第1の使用態様での前記コイルの等価抵抗よりも大きく、前記第2の使用態様での前記コイルの等価抵抗よりも小さいことを特徴とするコイルユニット。
  7. 請求項2乃至6のいずれかにおいて、
    前記コイルユニットの前記コイルのQ値は、前記第1の磁性体を2枚重ねて前記磁路として用いた時の第3の使用態様での前記コイルのQ値よりも小さく、前記第2の磁性体を2枚重ねて前記磁路として用いた時の第4の使用態様での前記コイルのQ値よりも大きいことを特徴とするコイルユニット。
  8. 請求項7において、
    前記コイルユニットの前記コイルのインダクタンスは、前記第3の使用態様での前記コイルのインダクタンスよりも大きく、前記第4の使用態様での前記コイルのインダクタンスよりも小さいことを特徴とするコイルユニット。
  9. 請求項7または8において、
    前記コイルユニットの前記コイルの等価抵抗は、前記第3の使用態様での前記コイルの等価抵抗よりも大きく、前記第4の使用態様での前記コイルの等価抵抗よりも小さいことを特徴とするコイルユニット。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載のコイルユニットを含む電子機器。
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