JP2008205213A - コイルユニットおよびその製造方法ならびに電子機器 - Google Patents

コイルユニットおよびその製造方法ならびに電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008205213A
JP2008205213A JP2007039886A JP2007039886A JP2008205213A JP 2008205213 A JP2008205213 A JP 2008205213A JP 2007039886 A JP2007039886 A JP 2007039886A JP 2007039886 A JP2007039886 A JP 2007039886A JP 2008205213 A JP2008205213 A JP 2008205213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
coil unit
planar air
core
magnetic flux
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007039886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5018124B2 (ja
Inventor
Minoru Hasegawa
稔 長谷川
Masaaki Kuroda
真朗 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007039886A priority Critical patent/JP5018124B2/ja
Publication of JP2008205213A publication Critical patent/JP2008205213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5018124B2 publication Critical patent/JP5018124B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 電力伝送とデータ伝送とを併せて行うのに適したコイルユニットおよびその製造方法ならびに電子機器を提供することにある。
【解決手段】 コイルユニットは、第1,第2の平面状空芯コイル32a,32bを積層して配設され、かつ、第1,第2の平面状空芯コイル32a,32bの内周端同士を接続して、第1,第2の平面状空芯コイル32a,32bを直列接続されている。第1,第2の平面状空芯コイル32a,32bのうち電送面側に位置する第1の平面状空芯コイル32aの内周端は、第1,第2の平面状空芯コイル32a,32bの内径の孔を介して、第2の平面状空芯コイル32bの重ね合わせ面とは逆側の非電送面側より取り出されて、第2の平面状空芯コイル32bの内周端に接続されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、コイルを用いた無接点電力伝送および無接点データ伝送に係るコイルユニットおよびその製造方法ならびに電子機器に関する。
電磁誘導を利用し、金属部分の接点がなくても電力送信を可能にする無接点電力伝送が知られている。この無接点電力伝送の適用例として、携帯電話の充電や家庭用機器(たとえば電話機の子機)の充電などが提案されている。
電力供給側のコイルと電力受給側のコイルとの大きさが異なる場合がある。この場合に、電力受給側の電子機器から電力供給側の電子機器にデータ伝送をする場合に、その伝送をするのに十分な電磁誘導を、電力供給側の電子機器から電力受給側の電子機器へと行うのが一般的に難しい。
このような課題を解決しようとする技術が開示された文献として、特許文献1がある。特許文献1は、巻数が異なる2つのコイルを設け、相手方機器への電力転送の場合には巻数が少ないコイルを用いる一方、相手方機器との信号転送の場合には巻数が多いコイルを用いている。
特開平11−332135号公報
本発明の目的は、電力伝送とデータ伝送とを併せて行うのに適したコイルユニットおよびその製造方法ならびに電子機器を提供することにある。
本発明の一態様に係るコイルユニットは、第1,第2の平面状空芯コイルを積層して配設され、かつ、前記第1,第2の平面状空芯コイルの内周端同士を接続して、前記第1,第2の平面状空芯コイルを直列接続したことを特徴とする。
この構成によれば、第1,第2の平面状空芯コイルの内周端同士を接続して、前記第1,第2の平面状空芯コイルを直列接続することで、それらコイル間で相互インダクタンスを用いることができ、コイルの小型化を図ることができる。この発明は、特に、電力伝送およびデータ伝送を伴う電子機器におけるコイルユニットに好適である。
本発明の一態様では、前記第1,第2の平面状空芯コイルのうち電送面側に位置する前記第1の平面状空芯コイルの内周端は、前記第1,第2の平面状空芯コイルの内径の孔を介して、前記第2の平面状空芯コイルの重ね合わせ面とは逆側の非電送面側より取り出されて、前記第2の平面状空芯コイルの内周端に接続することができる。
第1の平面状空芯コイルの引き出し線を第1の平面状空芯コイルと第2の平面状空芯コイルとの間を通した場合には、コイル全体の厚みは1つの空芯コイルの4倍の厚みになる。しかし、この構成によれば、第1の平面状空芯コイルの引き出し線は、第2の平面状空芯コイルと同じ層から引き出されるので、コイル全体の厚みは3倍で済み、コイルユニットの薄型化を図ることができる。
本発明の一態様では、前記第1,第2の平面状空芯コイルの外形がそれぞれ実質的に等しく、実質的に内外径が一致するように積層されることができる。
この構成によれば、電力供給側コイルと電力受給側コイルとの結合度を高めることができる。
本発明の一態様では、前記第1,第2の平面状空芯コイルの下方に設けられた磁性部材と、前記磁性部材の下方に設けられた磁束漏れ防止部材と、前記磁束漏れ防止部材の下方に設けられた放熱板と、を有し、前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とを電気的に絶縁することができる。
この構成によれば、コイルとの間に磁性部材、磁束漏れ防止部材を介して放熱板を設けており、コイルと放熱板との間に空間を置いて設けているのではないため、コイルで生じた熱を効果的に放熱することができる。また、磁束漏れ防止部材があるため、放熱板が磁束を受けて誘導加熱が生じるのを回避することができる。さらに、共に金属等で形成される磁束漏れ防止部材と放熱板とが電気的に絶縁されているため、放熱板が磁束を受ける部材として機能してしまうのを防ぐことができる。
本発明の一態様では、前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とは両面接着テープにより絶縁することができる。
この構成によれば、両面接着テープにより磁束漏れ防止部材と放熱板との絶縁が図られているため、別に絶縁体を設ける必要がなく、組み付けが容易となる。
本発明の一態様では、前記放熱板が搭載され、かつ、前記第1,第2の平面状空芯コイルに接続される導電パターンが形成された印刷回路基板をさらに有することができる。
この構成によれば、印刷回路基板に導電パターンが設けられているため、第1,第2の平面状空芯コイルを制御する素子との間の電気的接続を容易に行うことができる。
本発明の一態様では、前記印刷回路基板上であって、前記放熱板が搭載される面に少なくとも一つの実装部品が実装され、前記第1の平面状空芯コイルの上面位置は、前記少なくとも一つの実装部品中の最大高さよりも高く設定することができる。
この構成によれば、第1の平面状空芯コイルの上面位置が他の実装部品の上面より高く設定されているため、組み付けが容易となる。また、第1の平面状空芯コイルの上面をより相手側のコイルユニットに近づけることができる。
本発明の一態様では、前記少なくとも一つの実装部品のうち、最大高さを有する部品は、前記第1または第2の平面状空芯コイルに接続されるコンデンサ部品とすることができる。コンデンサ部品は、電気容量を確保する観点から、サイズを大きく設定する必要がある。このため、実装部品がコンデンサ部品の場合に、この発明の一態様は効果的である。
本発明の一態様では、前記印刷回路基板の前記放熱板が搭載される面とは異なる面に、前記放熱板の温度を検出する温度検出素子を搭載することもできる。これにより、異物などが入りこんで第1,第2の平面状空芯コイルの昇温により放熱板の温度が異常に高くなったとしても、その異常を検知することができる。
本発明の一態様では、前記印刷回路基板の前記放熱板が搭載される面とは異なる面に、前記放熱板の温度に基づいて前記第1,第2の平面状空芯コイルへの電力供給を遮断する素子を搭載することができる。これによれば、電力供給を遮断する回路を簡易かつ確実に構成することができる。
本発明の一態様では、前記印刷回路基板に、前記放熱板、前記磁束漏れ防止部材、前記磁性部材及び前記第1,第2の平面状空芯コイルを収容する組み付け治具に案内される位置決め部を設けることができる。これにより、コイルなどの組み付けが容易となる。
本発明の一態様では、前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とは平面サイズが実質的に同一であり、前記放熱部材は前記磁束漏れ防止部材よりも厚くすることができる。平面サイズが実質的に同一であることにより、磁性漏れ部材により確実に磁束を捕捉することができる。また、放熱板を磁束漏れ防止部材より厚く設定することで、放熱板の放熱性をより高めることができる。
本発明の一態様では、前記第1,第2の平面状空芯コイルの周囲にはスペーサ部材が配置され、前記スペーサ部材は、前記第1,第2の平面状空芯コイルを収容する孔部を含み、前記第1の平面状空芯コイルの上面と前記スペーサ部材の上面とを実質的に面一とすることができる。このように第1の平面状空芯コイルの上面と前記スペーサ部材の上面とを実質的に面一とすることで、伝送面が平らにすることができる。また、コイルの角部に何らかの部材が当たることで、コイルが損傷するのを回避することができる。
本発明の一態様に係る電子機器は、コイルユニットと、前記コイルユニットを収容する外装体を含む電子機器であって、前記外装体は前記第1の平面状空芯コイルと対向する面に穴部を有し、前記穴部が保護カバーにて覆われ、前記外装体が前記少なくとも一つの実装部品の最大高さ位置と対向する位置に補強部が形成され、前記補強部の厚さは前記保護カバーの厚さよりも厚く形成され、前記印刷回路基板から前記保護カバーの外表面までの高さをH1とし、前記印刷回路基板を基準とした前記少なくとも一つの実装部品の最大高さをH2とし、前記補強部の厚さをH3としたとき、H1>H2+H3とすることができる。
保護カバーを薄くして、補強部を厚くすることで、他の実装部品は補強部で確実に保護することができる。また、補強部があることで、実装部品の上の外装体が窪むのを抑えることができ、伝送面付近の外装体を平らにすることができる。また、H1>H2+H3となるように設定することで、実装部品と補強部との間にスペースを確保することができ、実装部品が損傷するのを抑えることができる。
本発明の一態様に係るコイルユニットの製造方法は、組み付け冶具の収容部に、前記第1,第2の平面状空芯コイル、前記磁性部材、前記磁束漏れ防止部材を順次収容する工程(A)と、前記工程(A)の後に、前記磁束漏れ防止部材と電気的に絶縁された状態で前記放熱板を前記収容部に収容する工程(B)と、前記工程(B)の後に、前記組み付け冶具の収容部側にて、当該組み付け冶具と前記印刷回路基板を合わせ、前記印刷回路基板に前記第1,第2の平面状空芯コイル、前記磁性部材、前記磁束漏れ防止部材、前記放熱板を装着する工程と、を含む。
これによれば、組み付け冶具に第1,第2の平面状空芯コイル、磁性部材、磁束漏れ防止部材および放熱板を収容した後に、印刷回路基板を重ねて、その印刷回路基板に第1,第2の平面状空芯コイル等を組み付けるため、一つずつ組み付けていく場合に比べて容易となる。
本発明において、第1,第2の平面状空芯コイル、磁性部材、磁性漏れ部材、放熱板の順で組み付け部材に収容していくが、これらの部材の間に両面接着テープなどの他の部材を介在させることも本発明の範囲に含む。
本発明の一態様では、前記工程(A)と前記工程(B)との間に、前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とを絶縁するための前記絶縁性の両面接着テープを収容する工程を含んでもよい。
本発明の一態様では、前記工程(A)の前に、前記スペーサ部材を前記収容部に収容する工程を含んでもよい。
本発明の一態様では、前記印刷回路基板に位置決め部を有し、かつ、前記組み付け冶具は、前記印刷回路基板の位置決め部に対応する位置決め案内部を有してもよい。このように位置決め部があると、位置決めを容易にすることができ、より組み付けが容易となる。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
図1は、充電器10と被充電器20とを模式的に示す図である。充電器10から被充電器20への充電は、充電器10のコイルユニット12のコイルと電子機器20のコイルユニット22のコイルとの間に生じる電磁誘導作用を利用し、無接点電力伝送により行われる。
本実施の形態の特徴点の一つとして、コイルユニットの構成がある。以下、コイルユニットについて具体的に説明する。
図2は、コイルユニット12,22の分解斜視の模式図である。図3は、図2のA−A線に沿ったコイルユニット12,22の断面模式図である。図4〜図8は、平面状コイル30を説明するための図である。図9は、コイルユニット22における充電器10または被充電器22の部分断面を模式的に示す図である。
コイルユニット12,22は、印刷回路基板80の上に放熱板70、シールド付き磁性部材50および平面状空芯コイル30が順次重なった状態で形成されている。
平面状コイル30は、単芯または多芯の被覆コイル線を平面上で巻回した平面的なコイルであれば特に限定されない。
平面状コイル30は、第1、第2の平面状空芯コイル32a,32bを複数層重ねて設けられている。コイル32a,32bは、両面接着テープ34により固定することができる。そして、図4に示すように、それらコイルの内周端同士が直列に接続されている。これにより、たとえば、次の作用効果を奏することができる。
(1)この構成によれば、相互インダクタンスを利用することができる。つまり、電力供給側コイルのインダクタンスL1と、電力受給側コイルのインダクタンスL2とが同一で、かつ、結合度が100%のときには、次式においてL1=L2=Mが成立する。この場合に、インダクタンスの総和Lは、1つのコイルのインダクタンスL1の4倍となる。したがって、電力供給側コイルと電力受給側コイルとの間で、自己インダクタンスに加えて相互インダクタンスを利用することでき、単層の同一インダクタンスを得るのに、二層コイルではコイルの外径を小さくすることができる。
(式)
インダクタンスの総和L=L1+L2+2M
L1:電力供給側コイルのインダクタンス
L2:電力受給側コイルのインダクタンス
M:相互インダクタンス
(2)電力供給側コイルは、通常、電力受給側コイルよりも大きい。しかし、この構成を電力供給側コイルに適用することにより、電力供給側コイルの外径を小さくすることができるため、電力供給側コイルと電力受給側コイルとの外径の比を実質的に1:1にすることができる。したがって、電力供給側コイルと電力受給側コイルとの結合度を高めることができる。なお、電力供給側コイルと電力受給側コイルとの外径比が1:1の場合に最も結合度が増すことは、本出願人による出願WO99/27603に開示されている。
(3)電力供給側コイルを2枚のコイルを重ねることによって、コイルからの出力端子を3本(コイル両端とその中央端)取り出すことができる。このため、3本の端子のうちの2本を選択することで、インダクタンスの調整が容易となる。なお、1本の銅線で2段巻きにすると、コイルの出力端子が2本(コイルの両端のみ)となり、インダクタンスの調整が困難となる。
また、伝送面側に位置する第1の平面状空芯コイル32aの内周端は、第1,第2の平面状空芯コイル32a,32bの内径の孔を介して、第2の平面状空芯コイル32bの重ね合わせ面とは逆側の非電送面側より取り出されて、第2の平面状空芯コイル32bの内周端に接続されることができる(図5−図7参照)。
これによれば、次の作用効果を奏することができる。
(1)コイルの厚みを薄くできることができる。図8に示すように、第1の平面状空芯コイル32aの引き出しを第1,第2の平面状空芯コイル32a,32b間で行った場合には、各コイルの厚み、そして、引き出し線の厚みにより、コイル1つの厚みの4倍となる。しかし、このように第1の平面状空芯コイル32aを第1,第2の平面状空芯コイルの内径の孔を介して引き出すことにより、図7に示すようにコイルの厚さの3倍の厚みで済む。
(2)コイル間がより密着し、相互インダクタンスを高めることができる。
(3)コイルの間に引き出し線があるとテープが張り難いが、コイル間に引き出し線がないためテープが貼りやすく加工性が高まる。
(4)コイル間に引き出し線があると、こすれることにより線のショートが起き易くなる。コイル間に引き出し線がないと線のショートが起き難く、信頼性が向上する。
(5)コイル間に引き出し線があると一部分のみが膨らみ部分的に負荷が生じ、コイルが変形することがある。コイル間に引き出し線がないと、コイルが平らに置け部分的な負荷も無いためコイルが安定的に形状を保持できる。
平面状コイル30の周りには、スペーサ部材40が設けられている。スペーサ部材40には孔部44が形成され、その孔部44に平面状コイル30が収容されている。スペーサ部材40には、切り欠き部44が設けられ、そこから平面状コイル30の引き出し線が引き出されている。平面状コイル30の上面とスペーサ部材40の上面とは実質的に面一となっている。このようにスペーサ部材40を設けることにより、伝送面を平らにすることができると共に、平面状コイル30の損傷(特に平面状コイルの角部の損傷)を低減することができる。また、平面状コイル30の端に何らかのものが引っかかるのを防ぐことができ、その平面状コイル30が剥がれてしまうことを防ぐことができる。スペーサ部材40の材質としては、コイル発熱に対する耐熱性が高く誘電率を持たないものであれば特に限定されず、たとえばポリエチレンテレフタラート樹脂などを挙げることができる。
平面状コイル30の下には、シールド付き磁性部材50が設けられている。シールド付き磁性部材50は、磁性部材52と、その下に設けられた磁束漏れ防止部材54とを含む。
磁性部材52は、磁束を受ける働きをし、インダクタンスを上げる機能を有する。磁性部材52の材質としては、軟磁性材が好ましく、フェライト軟磁性材や金属軟磁性材を適用することができる。
磁束漏れ防止部材54は、磁性部材52が捕捉しきれなかった磁束や磁性部材52の周りから漏れた磁束を吸収する役割を有する。磁束漏れ防止部材54の材質は、磁束を吸収できる材質であれば特に限定されず、非磁性体たとえば、アルミニウムを挙げることができる。伝送特性は、磁性部材の下に接触した状態で形成されているものに影響を受ける。したがって、磁束漏れ防止部材54は、求める伝送特性に応じて、その材質や大きさを規定するのが好ましい。磁束漏れ防止部材54を設けることで、その下に設けられた放熱板70などに磁束が漏れないため、放熱板70等の金属にて誘導加熱が発生するのを防ぐことができる。したがって、特殊な組み付けを回避することができ、組み付けを容易にすることができる。
磁束漏れ防止部材54の下には、絶縁性両面接着テープ60を介して、放熱板70が設けられている。放熱板70は、平面状コイル30で発生した熱を放熱する役割を有する。放熱板70の材質は、熱伝導度の高い材質であれば限定されず、金属例えばAl(アルミニウム)を適用することができる。さらに、放熱板70は、磁性部材、磁性漏れ部材54を介して設平面状コイル30と接触しているので、平面状コイル30での発熱を放熱することができる。
放熱板70の平面サイズを磁性漏れ防止部材54と実質的に同一にした場合、放熱板70を磁束漏れ防止部材54よりも厚くするとよい。平面サイズが実質的に同一であることにより、磁性漏れ部材54により確実に磁束を捕捉することができる。また、放熱板70を磁束漏れ防止部材54より厚く設定することで、放熱板70の放熱性をより高めることができる。
絶縁性両面接着テープ60を介して設けられていることにより、磁束漏れ防止部材54と放熱板70とが絶縁されているため、放熱板70が伝送特性に影響を与えない。すなわち、このように絶縁されていないと、放熱板70も磁束漏れ防止部材54としての役割を負ってしまい、伝送特性に影響を及ぼしてしまうことになるが、絶縁性両面接着テープ60を設け電気的に絶縁することで、磁束漏れ防止部材54と放熱板70とを機能面で確実に分離することができる。また、このため、放熱板70の材質にどのような材質を選択しても伝送特性に影響を与えない。その結果、本実施形態によれば、放熱板70の材質の選択自由度を高くすることができる。絶縁性両面接着テープ60は、公知のものを適用することができる。
放熱板70は、両面接着テープ84を介して印刷回路基板80に取り付けられている。この印刷回路基板80には、実装部品82bが取り付けられ、その実装部品82bと平面状コイル30とを接続する導電パターンが形成されている。実装部品82bは、例えば充電器側を例に挙げれば、特開2005−6460の図1に記載されたコンデンサC1,C2、被充電器を例に挙げれば同図のコンデンサC3,C4を挙げることができる。この種のコンデンサは例えばフィルムコンデンサにて形成されている。
印刷回路基板80の裏面(放熱板70が搭載されている面とは異なる面)には、平面状コイル30の温度を検出するサーミスタ等の温度検出素子86が搭載されている。温度検出素子86により、異物などが入りこんでコイルの温度が異常に高くなったとしても、その異常を検知することができる。この温度検出素子86により平面状コイル30の異常温度を検出した場合には、伝送を中止する制御を実行することができる。温度検出素子86に代えて、放熱板70の温度に基づいて、その温度が所定値よりも高くなった時に平面状コイル30への通電を遮断する素子を設けても良い。この種の素子としては、高温により溶断されるヒューズ素子や、高温により抵抗値が増大して電流を抑制または遮断するサーミスタ等の素子を用いることができる。
上述したように、平面状コイル30と印刷回路基板80と間に放熱板70を介在している。このため、平面状コイル30は放熱板70の厚みの分、図3に示すように、平面状コイル30の上面位置A1が少なくとも一つの実装部品中の最大高さA2よりも高く設定することが容易な構成となっている。このように平面状コイル30の上面位置A1が少なくとも一つの実装部品中の最大高さA2よりも高く設定できると、モジュールの組み付けが容易となる。また、平面状コイル30の上面をより相手側のコイルユニットに近づけることができる。
次に、外装体14とコイルユニットとの関係を図9を用いて説明する。
外装体14は平面状コイル30と対向する面に穴部14cを有している。この穴部14cが保護カバー16にて覆われている。外装体14には実装部品82bの最大高さ位置と対向する位置に補強部14bが形成され、補強部14bの厚さH3は保護カバー16の厚さH4よりも厚く形成されている。保護カバー16を薄くして、補強部14bを厚くすることで、伝送距離を短くできると共に、他の実装部品は補強部で確実に保護することができる。また、補強部14bがあることで、実装部品82bの上の外装体14が窪むのを抑えることができ、伝送面付近の外装体を平らにすることができる。
回路基板から保護カバーの外表面までの高さをH1とし、印刷回路基板80を基準とした実装部品82bの最大高さをH2とし、補強部の厚さをH3としたとき、H1>H2+H3とすることができる。このように設定することで、実装部品82bと補強部14bとの間にスペースを確保することができ、実装部品82bが損傷するのを抑えることができる。
図2に示すように、印刷回路基板80には、平面状コイル30が装着される領域の横に位置決め部例えば位置決め用の穴部82aが設けられている。この穴部82aがあることで、後述するように、コイルユニットの形成が容易となる。
(製造方法)
次に、図10〜図15を用いて、コイルユニットの製造方法について説明する。
図10に示す組み付け冶具90を用いてコイルユニットを製造する例を説明する。組み付け冶具90は、凹部92が設けられており、その凹部92にコイルユニットの構成材が収容できるようになっている。また、この組み付け冶具90には、位置決め案内用の突起部94が設けられている。以下、具体的に説明する。
まず、図11および図12に示すように、組み付け冶具90の凹部92に、スペーサ部材40、平面状コイル部材30、磁性部材52、磁性漏れ部材54、絶縁性両面接着テープ60、放熱板70および両面接着テープ84を順次収容する。次に、図13および図14に示すように、印刷回路基板80と組み付け冶具90とを冶具90の凹部92側にて合わせる。この合わせるにあたって、組み付け冶具90の突起部94が印刷回路基板80の位置決め用の穴部82aに挿入されるように行う。これにより、位置決めが容易となる。この装着後、組み付け冶具を外すことで、図15に示すように、両面接着シート84を介して組み付け冶具90に収容された構成部材が印刷回路基板80に装着される。
(電子機器の適用例)
本実施の形態は、電力伝送や信号伝送を行うすべての電子機器に適用可能であり、たとえば、腕時計、電動歯ブラシ、電動ひげ剃り、コードレス電話、パーソナルハンディフォン、モバイルパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)、電動自転車などの二次電池を備える被充電機器と充電機器とに適用可能である。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるものである。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
本実施の形態は、無接点電力伝送に係るものであったが、電磁誘導原理を用いた無接点信号伝送にも同様に適用することができる。
上述した実施の形態は、充電機器側のコイルユニットおよび被充電機器側のコイルユニットの双方に適用可能であるが、特に、コイルの巻き数が大きくする必要がある充電機器側のコイルユニットに好適である。
充電器と被充電器とを模式的に示す図である。 コイルユニットの分解斜視の模式図である。 図2のA−A線に沿ったコイルユニットの断面模式図である。 平面状コイルの回路構成図を示す図である。 平面状コイルを模式的に示す平面図である。 図5のB−B線に沿った平面状コイルの断面模式図である。 図5のC−C線に沿った平面状コイルの断面模式図である。 比較例に係る平面状コイルの断面模式図である。 コイルユニットにおける充電器または被充電器の部分断面を模式的に示す図である。 組み付け冶具を模式的に示す図である。 コイルユニットの製造工程を示す模式図である。 コイルユニットの製造工程を示す模式図である。 コイルユニットの製造工程を示す模式図である。 コイルユニットの製造工程を示す模式図である。 コイルユニットの製造工程を示す模式図である。
符号の説明
10 充電器、20 被充電器、12 第1コイルユニット、14 外装体、
14a 穴部、14b 補強部、16 保護カバー、22 第2コイルユニット、
30 平面状コイル、40 スペーサ部材、50 シールド付き磁性部材、
52 磁性部材、54 磁束漏れ防止部材、60 絶縁性両面接着テープ、
70 放熱板、80 回路基板、82a 位置決め用の穴部、82b 実装部品、
84 両面接着テープ、86 温度検出素子、90 組み付け冶具、90a 凹部、
90b 位置決め用の突起部

Claims (18)

  1. 第1,第2の平面状空芯コイルを積層して配設され、かつ、前記第1,第2の平面状空芯コイルの内周端同士を接続して、前記第1,第2の平面状空芯コイルを直列接続したことを特徴とするコイルユニット。
  2. 請求項1において、
    前記第1,第2の平面状空芯コイルのうち電送面側に位置する前記第1の平面状空芯コイルの内周端は、前記第1,第2の平面状空芯コイルの内径の孔を介して、前記第2の平面状空芯コイルの重ね合わせ面とは逆側の非電送面側より取り出されて、前記第2の平面状空芯コイルの内周端に接続されることを特徴とするコイルユニット。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1,第2の平面状空芯コイルの外形及び内径がそれぞれ実質的に等しく、実質的に内外径が一致するように積層されていることを特徴とするコイルユニット。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記第1,第2の平面状空芯コイルの下方に設けられた磁性部材と、
    前記磁性部材の下方に設けられた磁束漏れ防止部材と、
    前記磁束漏れ防止部材の下方に設けられた放熱板と、
    を有し、
    前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とを電気的に絶縁したことを特徴とするコイルユニット。
  5. 請求項4において、
    前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とは両面接着テープにより絶縁されていることを特徴とするコイルユニット。
  6. 請求項4または5において、
    前記放熱板が搭載され、かつ、前記第1,第2の平面状空芯コイルに接続される導電パターンが形成された印刷回路基板をさらに有することを特徴とするコイルユニット。
  7. 請求項6において、
    前記印刷回路基板上であって、前記放熱板が搭載される面に少なくとも一つの実装部品が実装され、
    前記第1の平面状空芯コイルの上面位置は、前記少なくとも一つの実装部品中の最大高さよりも高く設定されることを特徴とするコイルユニット。
  8. 請求項7において、
    前記少なくとも一つの実装部品のうち、最大高さを有する部品は、前記第1または第2の平面状空芯コイルに接続されるコンデンサ部品であることを特徴とするコイルユニット。
  9. 請求項6乃至8のいずれかにおいて、
    前記印刷回路基板の前記放熱板が搭載される面とは異なる面に、前記放熱板の温度を検出する温度検出素子が搭載されていることを特徴とするコイルユニット。
  10. 請求項6乃至8のいずれかにおいて、
    前記印刷回路基板の前記放熱板が搭載される面とは異なる面に、前記放熱板の温度に基づいて前記第1,第2の平面状空芯コイルへの電力供給を遮断する素子が搭載されていることを特徴とするコイルユニット。
  11. 請求項6乃至10のいずれかにおいて、
    前記印刷回路基板に、前記放熱板、前記磁束漏れ防止部材、前記磁性部材及び前記第1,第2の平面状空芯コイルを収容する組み付け治具に案内される位置決め部が設けられていることを特徴とするコイルユニット。
  12. 請求項4乃至11のいずれかにおいて、
    前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とは平面サイズが実質的に同一であり、前記放熱部材は前記磁束漏れ防止部材よりも厚いことを特徴とするコイルユニット。
  13. 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
    前記第1,第2の平面状空芯コイルの周囲にはスペーサ部材が配置され、
    前記スペーサ部材は、前記第1,第2の平面状空芯コイルを収容する孔部を含み、前記第1,第2の平面状空芯コイルの上面と前記スペーサ部材の上面とが実質的に面一であることを特徴とするコイルユニット。
  14. 請求項6乃至11のいずかに記載のコイルユニットと、前記コイルユニットを収容する外装体を含む電子機器であって、
    前記外装体は前記第1の平面状空芯コイルと対向する面に穴部を有し、前記穴部が保護カバーにて覆われ、
    前記外装体が前記少なくとも一つの実装部品の最大高さ位置と対向する位置に補強部が形成され、前記補強部の厚さは前記保護カバーの厚さよりも厚く形成され、
    前記印刷回路基板から前記保護カバーの外表面までの高さをH1とし、前記印刷回路基板を基準とした前記少なくとも一つの実装部品の最大高さをH2とし、前記補強部の厚さをH3としたとき、H1>H2+H3としたことを特徴とする電子機器。
  15. 請求項6乃至11のいずれかに記載のコイルユニットの製造方法であって、
    組み付け冶具の収容部に、前記第1,第2の平面状空芯コイル、前記磁性部材、前記磁束漏れ防止部材を順次収容する工程(A)と、
    前記工程(A)の後に、前記磁束漏れ防止部材と電気的に絶縁された状態で前記放熱板を前記収容部に収容する工程(B)と、
    前記工程(B)の後に、前記組み付け冶具の収容部側にて、当該組み付け冶具と前記印刷回路基板を合わせ、前記印刷回路基板に前記第1,第2の平面状空芯コイル、前記磁性部材、前記磁束漏れ防止部材、前記放熱板を装着する工程と、
    を含むコイルユニットの製造方法。
  16. 請求項15において、
    前記工程(A)と前記工程(B)との間に、前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とを絶縁するための前記絶縁性の両面接着テープを収容する工程を含む、コイルユニットの製造方法。
  17. 請求項15または16において、
    前記工程(A)の前に、前記スペーサ部材を前記収容部に収容する工程を含む、コイルユニットの製造方法。
  18. 請求項15乃至17のいずれかにおいて、
    前記印刷回路基板に位置決め部を有し、かつ、前記組み付け冶具は、前記印刷回路基板の位置決め部に対応する位置決め案内部を有する、コイルユニットの製造方法。
JP2007039886A 2007-02-20 2007-02-20 電力伝送システム、電力伝送装置及び電子機器 Expired - Fee Related JP5018124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039886A JP5018124B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 電力伝送システム、電力伝送装置及び電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039886A JP5018124B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 電力伝送システム、電力伝送装置及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008205213A true JP2008205213A (ja) 2008-09-04
JP5018124B2 JP5018124B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=39782389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039886A Expired - Fee Related JP5018124B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 電力伝送システム、電力伝送装置及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5018124B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093180A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Showa Aircraft Ind Co Ltd 非接触給電装置
KR100976163B1 (ko) 2009-06-19 2010-08-16 정춘길 무선전력송신용 코어구조를 이용한 무접점 충전 시스템 및 무접점 충전 방법
JP2010257578A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
JP2012191134A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Murata Mfg Co Ltd コイルモジュールおよび非接触電力伝送システム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999027603A1 (en) * 1997-11-20 1999-06-03 Seiko Epson Corporation Electronic device
JPH11238639A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Omron Corp 平面型積層コイル、並びに、電磁波読み取り可能なicシート
JP2000269059A (ja) * 1999-03-16 2000-09-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 磁性部品およびその製造方法
JP2001160518A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Toyota Autom Loom Works Ltd 給電用カプラ
JP2001258182A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Sharp Corp 非接触による電力伝達装置
JP2001325574A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Denso Corp Icカード
JP2003142327A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Furukawa Electric Co Ltd:The 非接触給電装置
JP2006029787A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Citizen Watch Co Ltd 電子機器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999027603A1 (en) * 1997-11-20 1999-06-03 Seiko Epson Corporation Electronic device
JPH11238639A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Omron Corp 平面型積層コイル、並びに、電磁波読み取り可能なicシート
JP2000269059A (ja) * 1999-03-16 2000-09-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 磁性部品およびその製造方法
JP2001160518A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Toyota Autom Loom Works Ltd 給電用カプラ
JP2001258182A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Sharp Corp 非接触による電力伝達装置
JP2001325574A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Denso Corp Icカード
JP2003142327A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Furukawa Electric Co Ltd:The 非接触給電装置
JP2006029787A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Citizen Watch Co Ltd 電子機器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093180A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Showa Aircraft Ind Co Ltd 非接触給電装置
JP2010257578A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
KR100976163B1 (ko) 2009-06-19 2010-08-16 정춘길 무선전력송신용 코어구조를 이용한 무접점 충전 시스템 및 무접점 충전 방법
JP2012191134A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Murata Mfg Co Ltd コイルモジュールおよび非接触電力伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5018124B2 (ja) 2012-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4281837B2 (ja) コイルユニットおよびその製造方法ならびに電子機器
KR101121481B1 (ko) 코일 유닛 및 그 제조 방법 및 전자 기기
JP4508266B2 (ja) コイルユニット及びそれを用いた電子機器
JP4572953B2 (ja) コイルユニットおよびそれを用いた電子機器
JP5118394B2 (ja) 非接触電力伝送機器
JP4947637B2 (ja) 無接点電力伝送コイル、携帯端末及び端末充電装置
KR101339486B1 (ko) 박막 코일 및 이를 구비하는 전자 기기
US8541977B2 (en) Coil unit and electronic instrument
JP4412402B2 (ja) コイルユニット及び電子機器
JP4420073B2 (ja) コイルユニット及び電子機器
EP1962298B1 (en) Coil unit and electronic instrument
WO2013183552A1 (ja) アンテナ装置及び通信端末機器
JP2008294385A (ja) 非接触電力伝送機器及びその受電用コイルブロックの製造方法
US11515084B2 (en) Magnetic component and wireless power-transferring device including the same
JP2015144160A (ja) アンテナ装置、非接触電力伝送用アンテナユニット、電子機器
JP2015149405A (ja) アンテナ装置、非接触電力伝送用アンテナユニット、及び電子機器
JP2008205214A (ja) コイルユニットおよびその製造方法ならびに電子機器
US20090267721A1 (en) Coil unit and electronic apparatus using the same
JP5327329B2 (ja) 電池パック
JP5018124B2 (ja) 電力伝送システム、電力伝送装置及び電子機器
JP5223509B2 (ja) 電力変換伝送装置および非接触型被充電装置
JP2012114222A (ja) コイルモジュールおよびこれを備えるコイルユニット
KR20180017629A (ko) 코일 조립체
KR20130111489A (ko) 박막 코일 및 이를 구비하는 전자 기기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees