JP2009277046A - 座標検出装置の製造方法 - Google Patents

座標検出装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】精度の高い座標検出装置の製造方法を提供する。
【解決手段】抵抗膜と、抵抗膜に電圧を印加する共通電極と、共通電極より前記抵抗膜に電位を供給することにより、抵抗膜に電位分布を発生させ、抵抗膜の接触位置の電位を検出することにより、抵抗膜の接触位置座標を検出する座標検出装置の製造方法において、絶縁体からなる基板上に形成されている抵抗膜上に、フォトレジストを塗布する工程と、所定のマスクを介して露光光を照射し、その後現像することによりレジストパターンを形成する工程と、レジストパターンの形成されていない領域の抵抗膜を除去し、抵抗膜除去領域を形成する工程と、レジストパターンを除去する工程と、抵抗膜除去領域上に、前記共通電極を形成する工程と、からなることを特徴とする座標検出装置の製造方法を提供することにより上記課題を解決する。
【選択図】図7

Description

本発明は、座標検出装置の製造方法に係り、特に、入力位置の座標を検出し、入力位置座標に応じた出力を行う座標検出装置の製造方法に関する。
例えば、コンピュータシステムの入力デバイスとして、タッチパネルがある。タッチパネルは、ディスプレイ上に搭載されて、ディスプレイ上の座標位置を検出し、座標位置に応じた検出信号を取得できる。直接入力を可能として、簡単に、かつ、直感的な入力が可能となるものである。
タッチパネルには、抵抗膜方式、光学方式、容量結合方式など種々の方式が提案されている。タッチパネルとしては、構造がシンプルで、制御系も簡単な抵抗膜方式のものが一般的である。低抵抗方式のタッチパネルには、抵抗膜上への電極の配置の仕方により4線式、5線式、8線式等がある。
このうち、5線式のタッチパネルは、4線式や8線式の抵抗膜方式のタッチパネルと比較して、操作面側に配置される上部基板の導電膜は、単に電位読取専用となっているため、4線式や8線式の欠点であるエッジ摺動の課題がない。このため、厳しい使用環境や長期にわたる耐久年数が望まれる市場において使用されている。
図15に5線式抵抗膜方式タッチパネルの構成図を示す。5線式抵抗膜方式タッチパネル1は、上部基板11と下部基板12から構成されている。下部基板12には、ガラス基板21上に透明抵抗膜22が一面に形成されており、透明抵抗膜22上にX軸座標検出用電極23、24及びY軸座標検出用電極25、26が形成されている。上部基板11には、フィルム基板31上に透明抵抗膜32が形成されており、透明抵抗膜32上に座標検出用電極33が形成されている。
最初に、X軸座標検出用電極23、24に電圧を印加することにより、下部基板12における透明抵抗膜22のX軸方向に電位分布が発生する。このとき、下部基板12の透明抵抗膜22における電位を検出することにより、上部基板11の下部基板12への接触位置のX座標を検出することが可能となる。次に、Y軸座標検出用電極25、26に電圧を印加することにより、下部基板12における透明抵抗膜22Y軸方向に電位分布が発生する。このとき、下部基板12の透明抵抗膜22における電位を検出することにより、上部基板11の下部基板12への接触位置のY座標を検出することができる。
この際、この種のタッチパネルでは、下部基板12の透明抵抗膜22において、いかに均一に電位分布を発生させるかが課題となっている。下部基板12の透明抵抗膜22への電位分布を均一にするために、特許文献1では、電位分布補正パターンを周辺に複数段にわたって設ける方法が開示されている。
また、特許文献2では、入力面の周囲を囲むように共通電極を設ける方法が開示されており、特許文献3では、透明抵抗膜上に設けられた絶縁膜に開口部を形成し、その部分より電位を供給する方法が開示されている。
特開平10−83251号公報 特開2001−125724号公報 特開2007−25904号公報
座標入力装置には、搭載装置などの小型化などから狭額化が求められている。しかしながら、特許文献1に記載されている座標入力装置は、電位分布パターンを周辺に複数段にわたって設ける必要があるため、狭額化が困難であった。
また、特許文献2に記載されている入力面の周囲を囲む用に共通電極を設ける方法では、透明抵抗膜とパターン抵抗との抵抗比を大きくとらないと透明抵抗膜の電位分布が乱れる等の問題点があった。
更に、特許文献3に記載されている形成された絶縁膜に開口部を設ける方法では、上記の2つの問題点を解決することができるものの、製造プロセスが複雑となり、特に、材料や製造上の抵抗値のバラツキにより、製品性能の歩留まりを低下させる要因となる場合があった。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、狭額化され、座標位置の検出精度を向上させた座標検出装置を高い歩留まりで製造することが可能な製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、抵抗膜と、前記抵抗膜に電圧を印加する共通電極と、前記共通電極より前記抵抗膜に電位を供給することにより、前記抵抗膜に電位分布を発生させ、前記抵抗膜の接触位置の電位を検出することにより、前記抵抗膜の接触位置座標を検出する座標検出装置の製造方法において、絶縁体からなる基板上に形成されている前記抵抗膜上に、フォトレジストを塗布する工程と、塗布されたレジストに対し、所定のマスクを介して露光光を照射し、その後現像することによりレジストパターンを形成する工程と、レジストパターンの形成されていない領域の前記抵抗膜を除去し、抵抗膜除去領域を形成する工程と、前記抵抗膜除去領域を形成した後、レジストパターンを除去する工程と、前記レジストパターンを除去した後、抵抗膜除去領域上に、前記共通電極を形成する工程と、からなることを特徴とする。
また、本発明は、抵抗膜と、前記抵抗膜に電圧を印加する共通電極と、前記共通電極より前記抵抗膜に電位を供給することにより、前記抵抗膜に電位分布を発生させ、前記抵抗膜の接触位置の電位を検出することにより、前記抵抗膜の接触位置座標を検出する座標検出装置の製造方法において、絶縁体からなる基板上に形成されている前記抵抗膜上に、フォトレジストを塗布する工程と、塗布されたレジストに対し、所定のマスクを介して露光光を照射し、その後現像することによりレジストパターンを形成する工程と、レジストパターンの形成されていない領域の前記抵抗膜を除去し、抵抗膜除去領域を形成する工程と、からなる座標検出装置の製造方法であって、前記抵抗膜除去領域の外側には前記共通電極が形成されており、前記共通電極の端と、前記抵抗膜除去領域の端の間隔が、0〔mm〕以上、5〔mm〕以下であることを特徴とする。
また、本発明は、前記抵抗膜を除去する工程は、酸を用いたウエットエッチングであることを特徴とする。
また、本発明は、前記抵抗膜を除去する工程は、ドライエッチングであることを特徴とする。
また、本発明は、抵抗膜と、前記抵抗膜に電圧を印加する共通電極と、前記共通電極より前記抵抗膜に電位を供給することにより、前記抵抗膜に電位分布を発生させ、前記抵抗膜の接触位置の電位を検出することにより、前記抵抗膜の接触位置座標を検出する座標検出装置の製造方法において、絶縁体からなる基板上に形成されている前記抵抗膜上における前記抵抗膜を除去する抵抗膜除去領域となる領域上にエッチングペーストを印刷する工程と、熱処理を行うことにより、前記エッチングペーストの形成された領域における抵抗膜を除去する工程と、前記熱処理を行った後、残存する前記エッチングペーストを除去する工程と、前記抵抗膜除去領域上に、前記共通電極を形成する工程と、からなることを特徴とする。
また、本発明は、抵抗膜と、前記抵抗膜に電圧を印加する共通電極と、前記共通電極より前記抵抗膜に電位を供給することにより、前記抵抗膜に電位分布を発生させ、前記抵抗膜の接触位置の電位を検出することにより、前記抵抗膜の接触位置座標を検出する座標検出装置の製造方法において、絶縁体からなる基板上に形成されている前記抵抗膜上における前記抵抗膜が除去される抵抗膜除去領域となる領域上にエッチングペーストを印刷する工程と、熱処理を行うことにより、前記エッチングペーストの形成された領域における抵抗膜を除去する工程と、前記熱処理を行った後、残存する前記エッチングペーストを除去する工程と、からなる座標検出装置の製造方法であって、前記抵抗膜除去領域の外側には前記共通電極が形成されており、前記共通電極の端と、前記抵抗膜除去領域の端の間隔が、0〔mm〕以上、5〔mm〕以下であることを特徴とする。
また、本発明は、抵抗膜除去領域は、前記抵抗膜除去領域の周囲の抵抗膜を除去した部分と、前記部分の内側に形成される抵抗膜残存部とにより形成されるものであって、前記抵抗膜残存部は、前記抵抗膜とは電気的に絶縁された構造であることを特徴とする。
本発明によれば、透明抵抗膜の一部を除去することにより、透明抵抗膜の電位分布を均一にすることが可能な座標検出装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、以下に説明する。
〔第1の実施の形態〕
本発明に係る第1の実施の形態について説明する。本実施の形態は、座標検出装置の製造方法に関するものである。最初に本実施の形態により製造される座標検出装置について説明する。
(システム構成)
図1は、本実施の形態における座標検出装置におけるシステムの構成を示す。本実施の形態では、座標入力システム100として、いわゆる5線式アナログ抵抗膜方式のタッチパネルについて説明する。本実施の形態における座標入力システム100は、パネル部111とインタフェースボード112から構成されている。
パネル部は、111は、下部基板121、上部基板122、スペーサ123、FPCケーブル124から構成されている。下部基板121と上部基板122とは、スペーサ123を介して接着されている。スペーサ123は、絶縁性の両面テープなどから構成され、下部基板121と上部基板122との間に所定の間隙を持たせつつ、下部基板121と上部基板122とを接着する。また、FPCケーブル124は、フレキシブルプリント基板上に第1〜第5の配線を形成した構成とされており、下部基板121に例えば、異方性導電膜等を熱圧着することにより接続されている。
(下部基板121)
次に、下部基板121の構成を図2に基づき説明する。図2(A)は下部基板121の平面図であり、図2(B)は線A−Aにおいて切断した断面図であり、図2(C)は線B−Bにおいて切断した断面図であり、図2(D)は線C−Cにおいて切断した断面図であり、図2(E)は線D−Dにおいて切断した断面図である。
下部基板121は、ガラス基板131、透明抵抗膜132、抵抗膜除去領域133、共通電極134、第1絶縁膜135、配線136、第2絶縁膜137から構成されている。ガラス基板131には、透明抵抗膜132が略全面にわたって形成されている。透明抵抗膜132としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)等を真空蒸着等の手法により形成したものであり、可視域における光を透過すると共に、所定の抵抗を有する膜である。尚、本実施の形態では、抵抗膜除去領域133における透明抵抗膜132のすべてを除去した構成ではなく、抵抗膜除去領域133の周囲の透明抵抗膜132を除去することにより、抵抗膜除去領域133に残存する抵抗膜と、抵抗膜除去領域133の外側にある透明抵抗膜132との電気的な絶縁を取った構成のものである。このように、抵抗膜除去領域133内の透明抵抗膜と、この抵抗膜除去領域133以外の透明抵抗膜132との絶縁を取ることにより、抵抗膜除去領域133内の透明抵抗膜をすべて除去した場合と同様の効果が得られるものであり、除去する透明抵抗膜132が少ないためスループットが向上する。
(抵抗膜除去領域133)
抵抗膜除去領域133は、ガラス基板131の周縁部であって、共通電極134が形成される領域に設けられている。具体的には、透明抵抗膜132において抵抗膜除去領域133が形成されたものの上に、共通電極134が形成される。これにより、隣接する抵抗膜除去領域133間の透明抵抗膜132と共通電極134が接続され、電位供給部141が形成される。本実施の形態では、図3(a)に示すように、相互に隣接する抵抗膜除去領域133間の間隔W、即ち、後述するように、この間に形成される電位供給部141の幅は同一幅で形成されており、パネル部121における第1の辺171−1、第2の辺171−2、第3の辺171−3、第4の辺171−4の両端周辺においては、形成される抵抗膜除去領域133のピッチは広く、中心部に近づくに従い狭くなるように形成されている。具体的には、両端より中心部に向けて、抵抗膜除去領域133のピッチP1、P2、P3、P4・・・が、(P1>P2>P3>P4・・・)となるように形成されている。
(電位供給部141)
電位供給部141は、相互に隣接する抵抗膜除去領域133間における透明抵抗膜132と共通電極134との接触領域において形成される。本実施の形態において、具体的に、図3(b)に基づき説明すると、パネル部121における第1の辺171−1、第2の辺171−2、第3の辺171−3、第4の辺171−4の両端周辺においては、電位供給部141は広いピッチで形成され、中央部では狭いピッチで形成されている。このような構成にすることにより、電位分布が大きく内部に歪みやすい部位である第1の辺171−1、第2の辺171−2、第3の辺171−3、第4の辺171−4における電位分布の歪みを低減し、透明抵抗膜132における電位分布を均一にすることができる。これによって、正確な座標位置検出を行うことが可能となる。
尚、電位供給部141における形状は、図3(b)に示す形状に限定されるものではなく、透明抵抗膜132の一部を除去することにより、透明抵抗膜132と共通電極134との接触する面積がパネル部121の第1の辺171−1、第2の辺171−2、第3の辺171−3、第4の辺171−4の両端で狭くなり、中央部で広くなるような構成であってもよい。
(共通電極134)
共通電極134は、例えば、Ag−Cから構成されており、抵抗膜除去領域133及び、抵抗膜除去領域133間における透明抵抗膜132上に形成される。
(第1の絶縁膜135)
第1の絶縁膜135は、抵抗膜除去領域133の上部に共通電極134を覆うように積層し形成する。第1の絶縁膜135には、下部基板121の4つの角部に第1から第4の貫通孔151−1から151−4が形成されている。第1から第4の貫通孔151−1から151−4は、駆動電圧印加部を構成している。
(第1から第4の配線136−1から136−4)
第1の配線136−1は、例えば、Ag等の低抵抗材料から構成されており、第1の絶縁膜135の上部に、下部基板121の第1辺171−1に沿って形成されている。このとき、第1の配線136−1は、第1の絶縁膜135に形成された第1の貫通孔151−1を埋めるように形成されている。また、第1の配線136−1は、FPCケーブル124の第1の配線に接続されている。
第2の配線136−2は、例えば、Ag等の低抵抗材料から構成されており、第1の絶縁膜135の上部に、下部基板121の第1辺171−1に対向する第2辺171−2に沿って形成される。このとき、第2の配線136−2は、第1の絶縁膜135に形成された第2の貫通孔151−2を埋めるように形成されている。第2の配線136−2は、FPCケーブル124の第2の配線に接続されている。
第3の配線136−3は、例えば、Ag等の低抵抗材料から構成されており、第1の絶縁膜135の上部に、下部基板121の第1の辺171−1、第2の辺171−2に直交する第3の辺171−3の第2の辺171−2側半分に沿って形成されている。第3の配線136−3は、第1の絶縁膜135に形成された第3の貫通孔151−3を埋めるように形成されている。また、第3の配線136−3は、FPCケーブル124の第3の配線に接続されている。
第4の配線136−4は、例えば、Ag等の低抵抗材料から構成されており、第1の絶縁膜135の上部に、下部基板121の第1の辺171−1、第2の辺171−2に直交する第3の辺171−3の第2の辺171−1側半分に沿って形成されている。第4の配線136−4は、第1の絶縁膜135に形成された第3の貫通孔151−3を埋めるように形成されている。また、第4の配線136−4は、FPCケーブル124の第4の配線に接続されている。
第2の絶縁膜137は、第1の絶縁膜135の上部に第1の配線136−1、第2の配線136−2、第3の配線136−3、第4の配線136−4を覆うように形成されている。更に、第2の絶縁膜137の上部にスペーサ123を介し、上部基板122が接着される。
(上部基板122)
次に、上部基板122の構成について、図4に基づき説明する。図4(A)は上部基板122の上面図であり、図4(B)は上部基板122の断面図である。上部基板122は、フィルム基板211、透明抵抗膜212、電極213により構成されている。フィルム基板211は、例えば、PET等の可撓性を有する樹脂フィルムから構成されている。フィルム基板211の下部基板121に対向する側の面には、その全面にわたって透明抵抗膜212が形成されている。透明抵抗膜212は、ITOなどの透明導電材料により構成されている。電極213は、上部基板122の透明抵抗膜212上、X1方向の端部に配置されており、不図示のコンタクトを介して下部基板121に接続されたFPCケーブル124の第5の配線に接続されている。この上部基板122をプローブとして下部基板121の電位をインタフェースボード112により検出することにより座標位置が検出される。
(検出手順)
次に、本実施の形態の座標検出装置における座標位置検出の手順について説明する。図5はインタフェースボード112の処理フローチャート、図6は下部基板121の電位分布を示す図を示す。図6(a)はX座標検出時、図6(b)はY座標検出時の電位分布を示す。
インタフェースボード112は、ステップS1−1で第1の配線136−1及び第2の配線136−2に電圧Vxを印加し、第3の配線136−3、第4の配線136−4を接地する。これによって、透明抵抗膜132に、図6(a)に破線で示すような均等な電界分布を発生させることができる。なお、従来の電位分布は、図6(a)に一点鎖線で示すように歪んでいた。よって、本実施例によれば、正確なX座標検出が可能となる。
次に、インタフェースボード112は、ステップS1−2で下部基板121の電位を検出し、ステップS1−3で下部基板121の電位に応じてX座標を検出する。
次に、インタフェースボード112は、ステップS1−4で第1の配線136−1及び第4の配線136−4に電圧Vyを印加し、第2の配線136−2、第3の配線136−3を接地する。これによって、透明抵抗膜132に、図6(b)に破線で示すような均等な電界分布を発生させることができる。なお、従来の電位分布は、図6(b)に一点鎖線で示すように歪んでいた。よって、本実施例によれば、正確なY座標検出が可能となる。
次に、インタフェースボード112はステップS1−5で下部基板121の電位を検出し、ステップS1−6で下部基板121の電位に応じてY座標を検出する。
本実施例によれば、共通電極134上に配線136−1〜136−4を積層した構成とされているため、パネル部121を狭額化することができる。また、電源供給部141により下部基板121の透明抵抗膜132に、X軸座標検出時又はY座標検出時に印加される電位分布を検出領域で均等にできるため、正確な座標検出可能となる。
(製造方法)
次に、本実施の形態に係る座標検出装置の製造方法について説明する。具体的には、本実施の形態は、上述した下部基板121の製造方法に関するものである。本実施の形態について、図7、図8に基づき説明する。
最初に、図7(a)に示すように、ガラス基板131上にITO等からなる透明抵抗膜132をスパッタリング又は真空蒸着等によって形成する。
次に、図7(b)に示すように、透明抵抗膜132上にレジストパターン138を形成する。具体的には、透明抵抗膜132上にスピンコーター等によりフォトレジストを塗布した後、プリベークを行い、露光装置による露光、現像を行うことによりレジストパターン138を形成する。このレジストパターン138は、透明抵抗膜132において、透明抵抗膜132が除去される領域に開口を有するものである。即ち、後述する抵抗膜除去領域133となる領域に開口を有するものである。
次に、図7(c)に示すように、塩酸又は燐酸等の酸により溶液により化学エッチングを行う。この方法は、ウエットエッチングとも呼ばれるものであり、これにより、レジストパターン138の開口領域における透明抵抗膜132を除去する。尚、本実施の形態では、ウエットエッチングについて説明したが、RIE等のドライエッチングによっても同様の方法により透明抵抗膜132を除去することが可能である。
次に、図7(d)に示すように、有機溶剤等によりフォトレジストを除去する。これにより、ガラス基板131上に、抵抗膜除去領域133の形成された透明抵抗膜132が形成される。
次に、図8(a)に示すように抵抗膜除去領域133の形成されている透明抵抗膜132上にAg−Cからなる共通電極134を形成する。具体的には、Ag−Cを含むペーストを用いスクリーン印刷により印刷した後、ベークをすることにより形成する。これにより、隣接する抵抗膜除去領域133間の透明抵抗膜132上に電位供給部141が形成される。
次に、図8(b)に示すように第1から第4の貫通孔151−1〜151−4を有する第1の絶縁膜135を形成する。具体的には、絶縁ペーストを用いスクリーン印刷法によりパターン印刷したのち、ベークを行うことにより形成する。
次に、図8(c)に示すように第1の絶縁膜135上にAgからなる第1から第4の配線136−1〜136−4を形成する。具体的には、Agを含む導電ペーストをスクリーン印刷法によりパターン印刷した後、ベークを行うことにより形成する。
次に、図8(d)に示すように第2の絶縁膜137を形成する。具体的には、絶縁ペーストを用いスクリーン印刷法によりパターン印刷したのち、ベークを行うことにより形成する。
以上により下部基板121を作製することができる。
尚、上記実施の形態では、5線式抵抗膜方式アナログタッチパネルについて説明したが、これに限定されるものではなく、4線式抵抗膜方式、7線式抵抗膜方式などの他のタッチパネルにも適用可能である。
〔第2の実施の形態〕
本発明に係る第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、座標検出装置の製造方法に関するものであり、具体的には、上述した下部基板121の製造方法に関するものであって、エッチングペーストを用いた方法である。本実施の形態について、図9、図10に基づき説明する。
最初に、図9(a)に示すように、ガラス基板231上にITO等からなる透明抵抗膜232をスパッタリング又は真空蒸着等によって形成する。
次に、図9(b)に示すように、透明抵抗膜232上に、エッチングペースト238を形成する。具体的には、このエッチングペースト238は、スクリーン印刷法等の印刷法により形成されるものであり、後述する抵抗膜除去領域233上に形成される。
次に、図9(c)に示すように、熱処理を行った後、エッチングペースト238を除去する。具体的には、熱処理を行うことにより、エッチングペースト238の形成されている領域の抵抗膜232を除去し、この後、洗浄により残存するエッチングペースト238を除去することにより、ガラス基板231上に、抵抗膜除去領域233の形成された透明抵抗膜232が形成される。
次に、図10(a)に示すように抵抗膜除去領域233の形成されている透明抵抗膜232上にAg−Cからなる共通電極234を形成する。具体的には、Ag−Cを含むペーストを用いスクリーン印刷により印刷した後、ベークをすることにより形成する。これにより、隣接する抵抗膜除去領域233間の透明抵抗膜232上に電位供給部241が形成される。
次に、図10(b)に示すように第1から第4の貫通孔251−1〜251−4を有する第1の絶縁膜235を形成する。具体的には、絶縁ペーストを用いスクリーン印刷法によりパターン印刷したのち、ベークを行うことにより形成する。
次に、図10(c)に示すように第1の絶縁膜235上にAgからなる第1から第4の配線236−1〜236−4を形成する。具体的には、Agを含む導電ペーストをスクリーン印刷法によりパターン印刷した後、ベークを行うことにより形成する。
次に、図10(d)に示すように第2の絶縁膜237を形成する。具体的には、絶縁ペーストを用いスクリーン印刷法によりパターン印刷したのち、ベークを行うことにより形成する。
以上により下部基板121を作製することができる。このようにして本実施の形態において作製された下部基板121は、第1の実施の形態の場合と同様、第1の実施の形態における座標検出装置の下部基板121として用いることができる。
〔第3の実施の形態〕
本発明に係る第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、座標検出装置の製造方法に関するものであり、具体的には、上述した下部基板121の製造方法に関するものである。本実施の形態について、図11に基づき説明する。尚、図11は、下部基板121の製造工程を示す上面図である。
最初に、図11(a)に示すように、ガラス基板上にITO等の透明抵抗膜332がスパッタリング又は真空蒸着等によって形成されたものの上に、共通電極334を形成する。具体的には、Ag−Cを含むペーストを用いスクリーン印刷により印刷した後、ベークをすることにより形成する。
次に、図11(b)に示すように、透明抵抗膜332上にレジストパターン338を形成する。具体的には、透明抵抗膜332上にスピンコーター等によりフォトレジストを塗布した後、プリベークを行い、露光装置による露光、現像を行うことによりレジストパターン338を形成する。このレジストパターン338は、透明抵抗膜332において、透明抵抗膜332が除去される領域に開口を有するものである。即ち、後述する抵抗膜除去領域333となる領域に開口を有するものである。尚、後述する抵抗膜除去領域333は、形成されている共通電極334の内側の領域に形成され、共通電極334の端と抵抗膜除去領域333との端が0〔mm〕以上、5〔mm〕以下となるように形成される。
次に、図11(c)に示すように、塩酸又は燐酸等の酸により溶液により化学エッチングを行う。この方法は、ウエットエッチングとも呼ばれるものであり、これにより、レジストパターン338の開口領域における透明抵抗膜332を除去し、抵抗膜除去領域333を形成する。尚、本実施の形態では、ウエットエッチングについて説明したが、RIE等のドライエッチングによっても同様の方法により透明抵抗膜332を除去することが可能である。
次に、図11(d)に示すように、有機溶剤等によりフォトレジストを除去する。これにより、ガラス基板331上に、抵抗膜除去領域333の形成された透明抵抗膜332が形成される。
この後、第1の実施の形態と同様の方法により、第1の絶縁膜、第1から第4の配線、第2の絶縁膜等を形成することにより、下部基板121を作製することができる。このようにして本実施の形態において作製された下部基板121は、第1の実施の形態の場合と同様、第1の実施の形態における座標検出装置の下部基板121として用いることができる。本実施の形態により作製された下部基板121は、抵抗膜除去領域333上に共通電極334が形成されてはいないが、共通電極334の内側に抵抗膜除去領域333を形成することにより、第1の実施の形態と同様に、抵抗膜332における電位の分布を均一なものとすることができる。このような効果を得るために、共通電極334の端と抵抗膜除去領域333の端との幅Sは、0〔mm〕以上、5〔mm〕以下となるように形成される。
〔第4の実施の形態〕
本発明に係る第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、座標検出装置の製造方法に関するものであり、具体的には、上述した下部基板121の製造方法に関するものである。本実施の形態について、図12に基づき説明する。尚、図12は、下部基板121の製造工程を示す上面図である。
最初に、図12(a)に示すように、ガラス基板上にスパッタリング又は真空蒸着等によって形成されたITO等からなる透明抵抗膜432上にレジストパターン338を形成する。具体的には、透明抵抗膜432上にスピンコーター等によりフォトレジストを塗布した後、プリベークを行い、露光装置による露光、現像を行うことによりレジストパターン438を形成する。このレジストパターン438は、透明抵抗膜432において、透明抵抗膜432が除去される領域に開口を有するものである。即ち、後述する抵抗膜除去領域433となる領域に開口を有するものである。尚、後述する抵抗膜除去領域433は、後述する共通電極434の内側の領域に形成され、共通電極434の端と抵抗膜除去領域433との端が0〔mm〕以上、5〔mm〕以下となるように形成される。
次に、図12(b)に示すように、塩酸又は燐酸等の酸により溶液により化学エッチングを行う。この方法は、ウエットエッチングとも呼ばれるものであり、これにより、レジストパターン438の開口領域における透明抵抗膜432を除去し、抵抗膜除去領域433を形成する。尚、本実施の形態では、ウエットエッチングについて説明したが、RIE等のドライエッチングによっても同様の方法により透明抵抗膜432を除去することが可能である。
次に、図12(c)に示すように、有機溶剤等によりフォトレジストを除去した後、共通電極434を形成する。具体的には、Ag−Cを含むペーストを用いスクリーン印刷により印刷した後、ベークをすることにより形成する。これにより、ガラス基板431上に、抵抗膜除去領域433の形成された透明抵抗膜432が形成される。
この後、第1の実施の形態と同様の方法により、第1の絶縁膜、第1から第4の配線、第2の絶縁膜等を形成することにより、下部基板121を作製することができる。このようにして本実施の形態において作製された下部基板121は、第1の実施の形態の場合と同様、第1の実施の形態における座標検出装置の下部基板121として用いることができる。本実施の形態により作製された下部基板121は、抵抗膜除去領域433上に共通電極434が形成されてはいないが、共通電極434の内側に抵抗膜除去領域433を形成することにより、第1の実施の形態と同様に、抵抗膜432における電位の分布を均一なものとすることができる。このような効果を得るために、共通電極434の端と抵抗膜除去領域433の端との幅Sは、0〔mm〕以上、5〔mm〕以下となるように形成される。
〔第5の実施の形態〕
本発明に係る第5の実施の形態について説明する。本実施の形態は、座標検出装置の製造方法に関するものであり、具体的には、上述した下部基板121の製造方法に関するものである。本実施の形態について、図13に基づき説明する。尚、図13は、下部基板121の製造工程を示す上面図である。
最初に、図13(a)に示すように、ガラス基板上にITO等からなる透明抵抗膜532をスパッタリング又は真空蒸着等により形成されたものの上に、共通電極534を形成する。具体的には、Ag−Cを含むペーストを用いスクリーン印刷により印刷した後、ベークをすることにより形成する。
次に、図13(b)に示すように、透明抵抗膜532上に、エッチングペースト538を形成する。具体的には、このエッチングペースト538は、スクリーン印刷法等の印刷法により形成されるものであり、後述する抵抗膜除去領域533上に形成される。尚、このエッチングペースト538は、形成されている共通電極534の内側の領域に形成され、共通電極534の端と抵抗膜除去領域533との端が0〔mm〕以上、5〔mm〕以下となるように形成される。
次に、図13(c)に示すように、熱処理を行うことにより、エッチングペースト538の形成されている領域の抵抗膜532を除去する。この後、洗浄により残存するエッチングペースト538を除去することにより、ガラス基板531上に、抵抗膜除去領域533の形成された透明抵抗膜532が形成される。
この後、第1の実施の形態と同様の方法により、第1の絶縁膜、第1から第4の配線、第2の絶縁膜等を形成することにより、下部基板121を作製することができる。このようにして本実施の形態において作製された下部基板121は、第1の実施の形態の場合と同様、第1の実施の形態における座標検出装置の下部基板121として用いることができる。本実施の形態により作製された下部基板121は、抵抗膜除去領域533上に共通電極534が形成されてはいないが、共通電極534の内側に抵抗膜除去領域333を形成することにより、第1の実施の形態と同様に、抵抗膜532における電位の分布を均一なものとすることができる。このような効果を得るために、共通電極534の端と抵抗膜除去領域533の端との幅Sは、0〔mm〕以上、5〔mm〕以下となるように形成される。
〔第6の実施の形態〕
本発明に係る第6の実施の形態について説明する。本実施の形態は、座標検出装置の製造方法に関するものであり、具体的には、上述した下部基板121の製造方法に関するものである。本実施の形態について、図14に基づき説明する。尚、図14は、下部基板121の製造工程を示す上面図である。
最初に、図14(a)に示すように、ガラス基板上にITO等からなる透明抵抗膜632をスパッタリング又は真空蒸着等により形成されたものの上に、エッチングペースト638を形成する。具体的には、このエッチングペースト638は、スクリーン印刷法等の印刷法により形成されるものであり、後述する抵抗膜除去領域633上に形成される。尚、このエッチングペースト638は、後述する共通電極634の内側の領域に形成され、共通電極634の端と抵抗膜除去領域633との端が0〔mm〕以上、5〔mm〕以下となるように形成される。
次に、図14(b)に示すように、熱処理を行うことにより、エッチングペースト638の形成されている領域の抵抗膜632を除去する。この後、洗浄により残存するエッチングペースト638を除去することにより、ガラス基板上に、抵抗膜除去領域633の形成された透明抵抗膜632が形成される。
次に、図14(c)に示すように、有機溶剤等によりフォトレジストを除去した後、共通電極634を形成する。具体的には、Ag−Cを含むペーストを用いスクリーン印刷により印刷した後、ベークをすることにより形成する。これにより、ガラス基板上に、抵抗膜除去領域633の形成された透明抵抗膜632が形成される。
この後、第1の実施の形態と同様の方法により、第1の絶縁膜、第1から第4の配線、第2の絶縁膜等を形成することにより、下部基板121を作製することができる。このようにして本実施の形態において作製された下部基板121は、第1の実施の形態の場合と同様、第1の実施の形態における座標検出装置の下部基板121として用いることができる。本実施の形態により作製された下部基板121は、抵抗膜除去領域633上に共通電極634が形成されてはいないが、共通電極634の内側に抵抗膜除去領域633を形成することにより、第1の実施の形態と同様に、抵抗膜632における電位の分布を均一なものとすることができる。このような効果を得るために、共通電極634の端と抵抗膜除去領域633の端との幅Sは、0〔mm〕以上、5〔mm〕以下となるように形成される。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
本実施の形態により製造される座標検出装置のシステム構成図 パネル部111の構成図 電源供給部141の要部平面図 上部基板122の構成図 インタフェースボード112の処理フローチャート 下部基板121の電位分布の状態図 第1の実施の形態における下部基板121の製造工程図(1) 第1の実施の形態における下部基板121の製造工程図(2) 第2の実施の形態における下部基板121の製造工程図(1) 第2の実施の形態における下部基板121の製造工程図(2) 第3の実施の形態における下部基板121の製造工程図 第4の実施の形態における下部基板121の製造工程図 第5の実施の形態における下部基板121の製造工程図 第6の実施の形態における下部基板121の製造工程図 5線式抵抗膜方式タッチパネルの構成図
符号の説明
100 座標入力システム
111 パネル部
112 インタフェースボード
121 下部基板
122 上部基板
123 スペーサ
124 FPCケーブル
131 ガラス基板
132 透明抵抗膜
133 抵抗膜除去領域
134 共通電極
135 第1の絶縁膜
136−1〜136−4 配線
137 第2の絶縁膜
141 電位供給部

Claims (7)

  1. 抵抗膜と、前記抵抗膜に電圧を印加する共通電極と、前記共通電極より前記抵抗膜に電位を供給することにより、前記抵抗膜に電位分布を発生させ、前記抵抗膜の接触位置の電位を検出することにより、前記抵抗膜の接触位置座標を検出する座標検出装置の製造方法において、
    絶縁体からなる基板上に形成されている前記抵抗膜上に、フォトレジストを塗布する工程と、
    塗布されたレジストに対し、所定のマスクを介して露光光を照射し、その後現像することによりレジストパターンを形成する工程と、
    レジストパターンの形成されていない領域の前記抵抗膜を除去し、抵抗膜除去領域を形成する工程と、
    前記抵抗膜除去領域を形成した後、レジストパターンを除去する工程と、
    前記レジストパターンを除去した後、抵抗膜除去領域上に、前記共通電極を形成する工程と、
    からなることを特徴とする座標検出装置の製造方法。
  2. 抵抗膜と、前記抵抗膜に電圧を印加する共通電極と、前記共通電極より前記抵抗膜に電位を供給することにより、前記抵抗膜に電位分布を発生させ、前記抵抗膜の接触位置の電位を検出することにより、前記抵抗膜の接触位置座標を検出する座標検出装置の製造方法において、
    絶縁体からなる基板上に形成されている前記抵抗膜上に、フォトレジストを塗布する工程と、
    塗布されたレジストに対し、所定のマスクを介して露光光を照射し、その後現像することによりレジストパターンを形成する工程と、
    レジストパターンの形成されていない領域の前記抵抗膜を除去し、抵抗膜除去領域を形成する工程と、
    からなる座標検出装置の製造方法であって、
    前記抵抗膜除去領域の外側には前記共通電極が形成されており、前記共通電極の端と、前記抵抗膜除去領域の端の間隔が、0〔mm〕以上、5〔mm〕以下であることを特徴とする座標検出装置の製造方法。
  3. 前記抵抗膜を除去する工程は、酸を用いたウエットエッチングであることを特徴とする請求項1又は2に記載の座標検出装置の製造方法。
  4. 前記抵抗膜を除去する工程は、ドライエッチングであることを特徴とする請求項1又は2に記載の座標検出装置の製造方法。
  5. 抵抗膜と、前記抵抗膜に電圧を印加する共通電極と、前記共通電極より前記抵抗膜に電位を供給することにより、前記抵抗膜に電位分布を発生させ、前記抵抗膜の接触位置の電位を検出することにより、前記抵抗膜の接触位置座標を検出する座標検出装置の製造方法において、
    絶縁体からなる基板上に形成されている前記抵抗膜上における前記抵抗膜を除去する抵抗膜除去領域となる領域上にエッチングペーストを印刷する工程と、
    熱処理を行うことにより、前記エッチングペーストの形成された領域における抵抗膜を除去する工程と、
    前記熱処理を行った後、残存する前記エッチングペーストを除去する工程と、
    前記抵抗膜除去領域上に、前記共通電極を形成する工程と、
    からなることを特徴とする座標検出装置の製造方法。
  6. 抵抗膜と、前記抵抗膜に電圧を印加する共通電極と、前記共通電極より前記抵抗膜に電位を供給することにより、前記抵抗膜に電位分布を発生させ、前記抵抗膜の接触位置の電位を検出することにより、前記抵抗膜の接触位置座標を検出する座標検出装置の製造方法において、
    絶縁体からなる基板上に形成されている前記抵抗膜上における前記抵抗膜が除去される抵抗膜除去領域となる領域上にエッチングペーストを印刷する工程と、
    熱処理を行うことにより、前記エッチングペーストの形成された領域における抵抗膜を除去する工程と、
    前記熱処理を行った後、残存する前記エッチングペーストを除去する工程と、
    からなる座標検出装置の製造方法であって、
    前記抵抗膜除去領域の外側には前記共通電極が形成されており、前記共通電極の端と、前記抵抗膜除去領域の端の間隔が、0〔mm〕以上、5〔mm〕以下であることを特徴とする座標検出装置の製造方法。
  7. 抵抗膜除去領域は、前記抵抗膜除去領域の周囲の抵抗膜を除去した部分と、前記部分の内側に形成される抵抗膜残存部とにより形成されるものであって、前記抵抗膜残存部は、前記抵抗膜とは電気的に絶縁された構造であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の座標検出装置の製造方法。
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