JP2009275800A - コーナー固定金具の製造方法およびコーナー固定金具 - Google Patents

コーナー固定金具の製造方法およびコーナー固定金具 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は1個の部品で梁と梁、梁と梁桁、タルキと桁等の接続部を十分な強度で、ズレなく、容易な作業で取付けることができる一部品で形成された、安価に製造することができるコーナー固定金具の製造方法およびコーナー固定金具を得るにある。
【解決手段】 ほぼ中央部で所定角度に曲げ加工することができる板状の固定金具本体形成工程と、この固定金具本体形成工程で形成された固定金具本体の中央部を除く両端部に打ち抜き形成で複数個のピン状の釘を形成する複数個のピン状の釘形成工程と、この複数個のピン状の釘形成工程後にほぼ中央部を45度あるいは90度曲げ加工する曲げ加工工程とでコーナー固定金具の製造方法を構成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は梁と梁、梁と梁桁、タルキと桁等の接続部を固定する木材のコーナー固定金具の製造方法およびコーナー固定金具に関する。
従来、本発明者によって、L字状に形成された一方の固定金具本体、この一方の固定金具本体の長辺板に打ち抜き形成された複数個のピン状の釘、前記一方の固定金具本体の短辺板に形成された複数個のピン状の釘挿入孔とからなる一方の固定金具と、この一方の固定金具の短辺板と重なり合う折り曲げ部を介して形成されたクランク状の他方の固定金具本体、この他方の固定金具本体のベース部に打ち抜き形成された複数個のピン状の釘、前記他方の固定金具本体の重なり合う部に前記一方の固定金具の短辺板のピン状の釘挿入孔と対応する部位に形成された釘等の挿入孔とからなる他方の固定金具とからなることを特徴とする木材のコーナー固定金具が考えられ、商品化されている。
このようなコーナー固定金具は接続部のズレを防止し、取付け作業が容易で、十分な強度で接続することができるが、2部品となるため、コスト高になるという欠点があった。
特許第3927931号
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、1個の部品で梁と梁、梁と梁桁、タルキと桁等の接続部を十分な強度で、ズレなく、容易な作業で取付けることができる一部品で形成された、安価に製造することができるコーナー固定金具の製造方法およびコーナー固定金具を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明はほぼ中央部で所定角度に曲げ加工することができる板状の固定金具本体形成工程と、この固定金具本体形成工程で形成された固定金具本体の中央部を除く両端部に打ち抜き形成で複数個のピン状の釘を形成する複数個のピン状の釘形成工程と、この複数個のピン状の釘形成工程後にほぼ中央部を45度あるいは90度曲げ加工する曲げ加工工程とでコーナー固定金具の製造方法を構成している。
本発明はほぼ中央部で所定角度に曲げられた板状の固定金具本体と、この固定金具本体のほぼ中央部を除く両端部に打ち抜き形成された複数個のピン状の釘とでコーナー固定金具を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)ほぼ中央部で所定角度に曲げ加工することができる板状の固定金具本体形成工程と、この固定金具本体形成工程で形成された固定金具本体の中央部を除く両端部に打ち抜き形成で複数個のピン状の釘を形成する複数個のピン状の釘形成工程と、この複数個のピン状の釘形成工程後にほぼ中央部を45度あるいは90度曲げ加工する曲げ加工工程とからなるので、一部品で形成することができる。
したがって、安価に製造することができる。
(2)前記(1)により、ほぼ中央部で所定角度に曲げ加工できるように板状の固定金具本体を形成するとともに、両端部に打ち抜き形成で複数個のピン状の釘を形成し、中央部を45度あるいは90度にひねるように曲げ加工するだけなので、特別な加工装置が不要で、一般に使用されている装置を用いて加工することができ、容易に製造することができる。
(3)請求項2も前記(1)、(2)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図8に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明のコーナー固定金具の製造方法で、このコーナー固定金具の製造方法1はほぼ中央部で所定角度、本発明の実施の形態では90度に曲げ加工することができる、例えば両側部が同一線上に位置するように板状の固定金具本体2をプレス抜き等で形成する固定金具本体形成工程3と、この固定金具本体形成工程3と同時あるいは後に固定金具本体2の中央部を除く両端部に打ち抜き形成で形成された複数個のピン状の釘4を形成する複数個のピン状の釘形成工程5と、この複数個のピン状の釘形成工程5後に、複数個のピン状の釘4が外側に位置するようにほぼ中央部を90度、すなわち前記固定金具本体2の両側部2a、2bが同一線でつながるように曲げ加工する曲げ加工工程6とで構成されている。
なお、複数個のピン状の釘4の形状は釘として使用することができ、かつ打ち抜きで形成できる形状であればどんな形状であっても良い。
このようにして製造されたコーナー固定金具7は中央部で90度曲げられ、両端部の平面部には複数個のピン状の釘4が形成されているため、90度位置のずれている梁と梁、梁と梁桁等、図8に示す位置の接続部を固定する場合に使用することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図9ないし図39に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9ないし図12に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、複数個のピン状の釘4が内側に位置するように曲げ加工工程6Aを行ない、コーナー固定金具7Aを製造した点で、このようなコーナー固定金具の製造方法1Aでコーナー固定金具7Aを製造しても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図13ないし図18に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、中央部で45度に曲げ加工できる、例えば両側部2a、2bの両側へ順次突出する部位の基点0、0間を曲げられる固定金具本体2Aを形成する固定金具本体形成工程3Aを行なうとともに、中央部を45度に曲げ加工する曲げ加工工程6Bを行なった点で、このようなコーナー固定金具の製造方法1Bでコーナー固定金具7Bを製造しても、図18に示すように45度曲がった接続部の固定に使用することができる。
図19ないし図23に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第3の形態と主に異なる点は、複数個のピン状の釘4が内側に位置するように曲げ加工工程6Cを行なった点で、このようなコーナー固定金具の製造方法1Cで製造されたコーナー固定金具7Cにしても、前記本発明を実施するための第3の形態と同様な作用効果が得られる。
図24ないし図28に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、先端部がカギ状の複数個のピン状の釘4Aを形成する複数個のピン状の釘形成工程5Aを用いた点で、このような複数個のピン状の釘形成工程5Aを用いたコーナー固定金具の製造方法1Dでコーナー固定金具7D
を製造しても、より強固に接続部を固定することができる。
図27ないし図32に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための第5の形態と主に異なる点は、両端部の複数個のピン状の釘4のうち、数個だけ先端部がカギ状のピン状の釘4Aに加工する複数個のピン状の釘形成工程5Bを用いた点で、このような複数個のピン状の釘形成工程5Bを用いたコーナー固定金具の製造方法1Eでコーナー固定金具7Eを製造しても、前記本発明の第5の実施の形態よりも接続部を強固に固定することができないが、前記本発明の最良の第1の形態よりも強固に固定できるとともに、容易に取付けることができる。
図33ないし図36に示す本発明を実施するための第7の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、上下面を傾斜面に形成した固定金具本体2Bを用いたコーナー固定金具7Fにした点で、このように形成されたコーナー固定金具7Fは図36に示すように接続される垂木等より上部へ突出する不具合を確実に防止することができる。
図37ないし図39に示す本発明を実施するための第8の形態において、前記本発明を実施するための第7の形態と主に異なる点は、上面を傾斜面に形成した固定金具本体2Cを用いたコーナー固定金具7Gにした点で、このように形成されたコーナー固定金具7Gにしても本発明を実施するための第7の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は梁と梁、梁と梁桁、タルキと桁等の接続部を固定する木材のコーナー固定金具の製造産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の工程図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の固定金具本体の正面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の複数個のピン状の釘形成工程の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の曲げ加工工程の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のコーナー固定金具の正面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のコーナー固定金具の側面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のコーナー固定金具の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の使用状態の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の工程図。 本発明を実施するための第2の形態の曲げ加工工程の説明図。 本発明を実施するための第2の形態のコーナー固定金具の正面図。 本発明を実施するための第2の形態のコーナー固定金具の平面図。 本発明を実施するための第3の形態の工程図。 本発明を実施するための第3の形態の固定金具本体の正面図。 本発明を実施するための第3の形態の曲げ加工工程の説明図。 本発明を実施するための第3の形態のコーナー固定金具の正面図。 本発明を実施するための第3の形態のコーナー固定金具の平面図。 本発明を実施するための第3の形態の使用状態の説明図。 本発明を実施するための第4の形態の工程図。 本発明を実施するための第4の形態の曲げ加工工程の説明図。 本発明を実施するための第4の形態のコーナー固定金具の正面図。 本発明を実施するための第4の形態のコーナー固定金具の側面図。 本発明を実施するための第4の形態のコーナー固定金具の平面図。 本発明を実施するための第5の形態の工程図。 本発明を実施するための第5の形態の複数個のピン状の釘形成工程の説明図。 本発明を実施するための第5の形態のコーナー固定金具の正面図。 本発明を実施するための第5の形態のコーナー固定金具の側面図。 本発明を実施するための第5の形態のコーナー固定金具の平面図。 本発明を実施するための第6の形態の工程図。 本発明を実施するための第6の形態の複数個のピン状の釘形成工程の説明図。 本発明を実施するための第6の形態のコーナー固定金具の正面図。 本発明を実施するための第6の形態のコーナー固定金具の側面図。 本発明を実施するための第7の形態のコーナー固定金具の正面図。 本発明を実施するための第7の形態のコーナー固定金具の側面図。 本発明を実施するための第7の形態のコーナー固定金具の平面図。 本発明を実施するための第7の形態の使用状態の説明図。 本発明を実施するための第8の形態のコーナー固定金具の正面図。 本発明を実施するための第8の形態のコーナー固定金具の側面図。 本発明を実施するための第8の形態のコーナー固定金具の平面図。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E:コーナー固定金具の製造方法、
2、2A:固定金具本体、
3、3A:固定金具本体形成工程、
4、4A:ピン状の釘、
5、5A、5B:ピン状の釘形成工程、
6、6A、6B、6C:曲げ加工工程、
7、7A、7B、7C、7D、7E:コーナー固定金具。

Claims (2)

  1. ほぼ中央部で所定角度に曲げ加工することができる板状の固定金具本体形成工程と、この固定金具本体形成工程で形成された固定金具本体の中央部を除く両端部に打ち抜き形成で複数個のピン状の釘を形成する複数個のピン状の釘形成工程と、この複数個のピン状の釘形成工程後にほぼ中央部を45度あるいは90度曲げ加工する曲げ加工工程とからなるコーナー固定金具の製造方法。
  2. ほぼ中央部で所定角度に曲げられた板状の固定金具本体と、この固定金具本体のほぼ中央部を除く両端部に打ち抜き形成された複数個のピン状の釘とからなることを特徴とするコーナー固定金具。
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