JP2009275351A - 電動横型ブラインドの制御装置及び電動横型ブラインドのスラット回動方法 - Google Patents

電動横型ブラインドの制御装置及び電動横型ブラインドのスラット回動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スラット全閉時の遮光性を向上させ得る電動横型ブラインドの制御装置を提供する。
【解決手段】チルトドラムからラダーコードを吊下支持し、ラダーコードに多数段のスラットを支持し、昇降テープの下端にボトムレールを取着するとともに、昇降テープの上端部を昇降ドラムに巻着し、チルトドラム及び昇降ドラムをモータで駆動される駆動軸で回転させて、スラットの昇降操作及び角度調節操作を行う電動横型ブラインドにおいて、チルトドラム20を高速で回転させてスラット13を逆全閉方向とした後、チルトドラム20を低速で回転させてスラット13を全閉方向まで回動させる制御コントローラを備えた。
【選択図】図6

Description

この発明は、電動横型ブラインドのスラット昇降操作及び角度調節操作を制御する制御装置に関するものである。
電動横型ブラインドは、ヘッドボックス内に配設されるモーターの駆動力で駆動軸が回転され、その駆動軸の回転に基づいてヘッドボックスからラダーコードを介して吊下支持される多数段のスラットが昇降され、あるいは各スラットが同位相で角度調節される。
スラットが下降されるとき、各スラットは室内側を凹面とする方向で垂直方向に回動された状態で下降される。また、スラットが引き上げられるとき、各スラットは室内側を凸面とする方向で垂直方向に回動された状態で引き上げられる。
図18に示すように、ラダーコード1の縦糸の間隔Dは、スラット2の幅Wより若干大きくなるように形成され、スラットの角度調節操作時にスラットと縦糸との係合を防止するクリアランスCが確保されて、スラットを円滑に回動可能としている。
特開2002−242560号公報
上記のような電動横型ブラインドでは、図19(a)に示すように、スラット2が一方の縦糸側に偏って支持されている状態から矢印A方向に回動されると、同図(b)に示すように、スラットの下方エッジが横糸3上に支持される状態となり、垂直方向に近い角度まで回動される。この状態を図20(a)に示す。
一方、図19(a)に示す状態からスラット2が矢印B方向に回動されると、同図(c)に示すように、スラット2の下方エッジが縦糸4と横糸3の接合部に支持される状態となる。すると、スラット2の凸面が縦糸4に当接して、同図(b)に示す状態に比してスラット2の傾斜角が小さくなる。この状態を図20(b)に示す。
この結果、図20(a)に示す傾斜角α2に対し、同図(b)に示す傾斜角α1が小さくなり、外光を十分に遮光することができない。また、図20(a)に示すスラット2の上下方向の重なり角β2が、図20(b)ではβ1となって小さくなる。
スラット2の下降動作時には、スラット2が室内側を凹面とする方向に回動されるとともに、ボトムレールが下降されてスラット2がラダーコード1の横糸上に支持される状態となる。そして、このような動作が高速で行われる。すると、スラット2の下降動作時には各スラット2は図19(c)に示す状態で保持される。
従って、スラット2を下限まで下降させて全閉状態とするとき、スラット2は図20(b)に示す傾斜角α1までしか回動されず、外光の遮蔽性能が低下する。
特許文献1には、羽根板を実質的に垂直位置まで回動可能とした横桟と羽根板の構成が開示されている。しかし、湾曲した金属板のスラットを全閉状態まで回動させる電動横型ブラインドにおいて、外光の遮蔽性能を向上させるための構成は開示されていない。
この発明の目的は、スラット全閉時の遮光性を向上させ得る電動横型ブラインドの制御装置を提供することにある。
請求項1では、ヘッドボックス内に回転可能に支持されるチルトドラムからラダーコードを吊下支持し、前記ラダーコードに多数段のスラットを支持し、前記スラットに挿通した昇降コードの下端にボトムレールを取着するとともに、前記昇降コードの上端部を前記ヘッドボックス内に回転可能に支持された昇降ドラムに巻着し、前記チルトドラム及び昇降ドラムをモータで駆動される駆動軸で回転させて、前記スラットの昇降操作及び角度調節操作を行う電動横型ブラインドにおいて、前記チルトドラムを高速制御で回転させて前記スラットを逆全閉方向とした後、前記チルトドラムを低速制御で回転させて前記スラットを全閉方向まで回動させる制御コントローラを備えた。
請求項2では、前記チルトドラムと前記昇降ドラムを共通の駆動軸で一体に回転可能とし、前記昇降テープは前記昇降ドラムからの該昇降テープの巻き戻し時に前記スラットが逆全閉方向に回動されるように前記昇降ドラムに巻着し、前記制御コントローラは前記ボトムレールを下限まで高速に下降させた後に、前記スラットを全閉方向に低速で回動させる。
請求項3では、前記制御コントローラは、前記ボトムレールを下限まで下降させた後、前記スラットを逆全閉方向から全閉方向に回動するまでに前記昇降ドラムに巻き取られる昇降テープの長さ分の昇降テープを前記昇降ドラムから巻き戻す。
請求項4では、前記チルトドラムと前記昇降ドラムを共通の駆動軸で一体に回転可能とし、前記昇降テープは前記昇降ドラムからの該昇降テープの巻き戻し時に前記スラットが全閉方向に回動されるように前記昇降ドラムに巻着し、前記制御コントローラは前記ボトムレールを下限まで下降させた状態で、前記スラットを逆全閉方向に高速制御で回動させた後、該スラットを全閉方向に低速制御で回動させる。
請求項5では、前記ヘッドボックス内には前記駆動軸の回転に基づいてパルス信号を出力するエンコーダを設け、前記制御コントローラは前記パルス信号をカウントして、前記ボトムレールの昇降位置と、前記スラットの回動角度を検出する。
請求項6では、前記制御コントローラは、前記スラットが全閉状態から逆全閉状態までの範囲で回動する時間が1.5秒以上となる回転速度で前記モータにより前記駆動軸を回転させる前記低速制御と、前記スラットが全閉状態から逆全閉状態までの範囲で回動する時間が0.4秒以下となる回転速度で前記モータにより前記駆動軸を回転させる前記高速制御とを行う。
請求項7では、モータで回転駆動される駆動軸でチルトドラムを高速に回転させてスラットを逆全閉方向に高速に回動し、次いで前記チルトドラムを低速に回転させてスラットを全閉方向に回動させる。
請求項8では、前記スラットを逆全閉方向に高速に回動した状態でボトムレールを下限まで下降させ、次いで前記スラットを低速で全閉方向に回動する。
請求項9では、前記スラットを全閉方向に高速に回動した状態でボトムレールを下限まで下降させ、次いで前記スラットを高速で逆全閉方向に回動し、次いで前記スラットを低速で全閉方向に回動する。
本発明によれば、スラット全閉時の遮光性を向上させ得る電動横型ブラインドの制御装置を提供することができる。
(第一の実施形態)
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図1に示す電動横型ブラインドは、ヘッドボックス11の左右両側部から垂下されるラダーコード12を介して多数段のスラット13が吊下支持され、そのラダーコード12の下端にボトムレール14が吊下支持されている。
前記ラダーコード12の近傍において、前記ヘッドボックス11から昇降テープ15が吊下支持され、その昇降テープ15の下端に前記ボトムレール14が取着されている。
前記ヘッドボックス11内の左右両側部には前記ラダーコード12及び昇降テープ15を吊下支持する支持部材16が配設され、その支持部材16には六角棒状の駆動軸17が挿通されている。
前記ヘッドボックス11の一端側にはモータ18が配設され、そのモータ18の出力軸に前記駆動軸17の一端が連結されている。そして、モータ18の作動に基づいて前記駆動軸17が正逆転され、駆動軸17の正逆転に基づいて前記ラダーコード12を介して各スラット13が回動され、あるいは前記昇降テープ15を介してボトムレール14が昇降されてスラット13が昇降される。
前記ヘッドボックス11の他端部にはCPUを内蔵した制御コントローラ19が配設されている。そして、制御コントローラ19は内蔵されたプログラムと、操作スイッチ(図示しない)からの操作信号に基づいて前記モータ18の動作を制御するようになっている。
また、制御コントローラ19は、モータ18を高速及び低速の2段階で制御する機能を備えている。そして、スラット13の昇降動作時にはモータ18を高速で回転させてスラット13の昇降動作を速やかに行い、スラット13の角度調節動作時にはモータ18を低速で回転させて、スラット13の角度を細かく調節可能となっている。
制御コントローラ19の制御による前記モータ18の動作を詳述すると、モータ18は低速動作時に毎分6〜10回転(6〜10rpm)の速度で駆動軸17を回転駆動し、高速動作時には毎分40〜50回転(40〜50rpm)の速度で駆動軸17を回転駆動する。
また、スラット13の幅が25mmである場合には、駆動軸17をほぼ90度回転させると、スラット13が全閉状態から逆全閉状態まで回動され、スラット13の幅が35mmである場合には、駆動軸17をほぼ120度回転させると、スラット13が全閉状態から逆全閉状態まで回動される。
すると、スラット13の幅が25mmであれば、駆動軸17の回転速度が40rpmのときスラット13が全閉状態から逆全閉状態となるまでに要する時間はほぼ0.4秒となり、駆動軸17の回転速度が10rpmのとき1.5秒となる。
そして、駆動軸17を40rpm以上で回転させてスラット13を全閉状態あるいは逆全閉状態まで回動させると、図9(b)に示すように、スラット13の下方エッジがラダーコード12の縦糸と横糸の接合部に支持される状態となる。
また、この状態から駆動軸17を10rpm以下で回転させて、スラット13を全閉状態あるいは逆全閉状態まで回動させると、図10(b)に示すように、スラット13の下方エッジがラダーコード12の横糸に保持される状態となる。
図2及び図3に示すように、前記支持部材16には一体に形成されたチルトドラム20及び昇降ドラム21がケース22に回転可能に支持され、そのチルトドラム20及び昇降ドラム21に前記駆動軸17が相対回転不能に挿通されている。従って、前記駆動軸17が回転されると、チルトドラム20及び昇降ドラム21が一体に回転される。
前記チルトドラム20にはチルトテープ23が掛装され、チルトドラム20から垂下されるチルトテープ23の両端部に、前記ラダーコード12の縦糸の上端が連結金具24を介して接続されている。
前記チルトテープ23はチルトドラム20に対し所定の摩擦力を発生させ、常にはチルトドラム20の回転にともなって前記ラダーコード12の縦糸を昇降する。また、図5及び図6に示すように、各スラット13がほぼ垂直方向まで回動されて、一方の連結金具24が前記ケース22に当接して、ラダーコード12の縦糸の同方向への昇降動作が阻止されると、チルトドラム20がチルトテープ23に対し空回りするようになっている。
前記昇降ドラム21には前記昇降テープ15の上端部が巻着されている。そして、昇降ドラム21が昇降テープ15の巻取り方向に回転されると、昇降テープ15が昇降ドラム21に巻き取られてボトムレール14が引き上げられ、そのボトムレール14で各スラット13が下段のものから順次押し上げられる。また、昇降ドラム21が昇降テープ15の巻き戻し方向に回転されると、昇降テープ15が昇降ドラム21から巻き戻されてボトムレール14が下降し、上段のスラット13から順次ラダーコード12に支持される状態に復帰する。
また、ボトムレール14が下降するとき、チルトドラム20が昇降ドラム21と同方向に回転され、ラダーコード12を介して各スラット13の凸面が室内側となる逆全閉方向に回動される。なお、ボトムレール14とともにスラット13が引き上げられるときには、各スラット13はその凸面が室外側となる全閉方向に回動される。
前記ヘッドボックス11内において、一方の支持部材16の近傍には公知のエンコーダ25が配設されている。前記エンコーダ25は、図4に示すように、ケース26内に円盤状のスリット板27が回転可能に支持され、そのスリット板27の中心に前記駆動軸17が相対回転不能に挿通されている。また、ケース26には2つのフォトインタラプター28が取着され、前記スリット板27に形成されたスリットをそれぞれ検出可能となっている。
このような構成により、エンコーダ25は前記駆動軸17の回転時にスリットを検出する毎にパルス信号を前記制御コントローラ19に出力する。そして、制御コントローラ19は入力されたパルス信号をカウントして、前記駆動軸17の回転角度、すなわち各スラット13の回動角度と昇降高さを検出するとともに、スラット13の昇降速度を検出し、それらのデータを一時的に格納するメモリを備えている。
次に、上記のような制御コントローラ19により制御される電動横型ブラインドの動作の一例を図7〜図11に従って説明する。
図7〜図10に示す電動横型ブラインドは、昇降ドラム21が昇降テープ15の巻き戻し方向に回転されてボトムレール14が下降するとき、スラット13はその凸面が室内側となるように回動された状態でラダーコード12に保持される。このような電動横型ブラインドにおいて、ボトムレール14を下限まで下降させてスラット13を全閉状態とする場合の動作を説明する。
図11に示すように、制御コントローラ19が操作スイッチからの下降指令信号すなわちボトムレール14を下限まで下降させ、かつ各スラット13を全閉状態とするための指令信号を受信すると(ステップ1)、制御コントローラ19はモータ18を作動させて、昇降ドラム21を昇降テープ15の巻戻し方向に回転させる(ステップ2)。
すると、図7に示すように、昇降ドラム21と同方向に回転されるチルトドラム20及びラダーコード12を介して各スラット13はその凸面が室内側となる逆全閉方向に回動され、この状態でボトムレール14が下降されて上段のスラット13から順次ラダーコード12に支持される状態となる。
このとき、制御コントローラ19はエンコーダ25から出力されるパルス信号をカウントする(ステップ3)。そして、そのカウント値があらかじめ設定されている下限値に達したとき(ステップ4)、図8に示すように、ボトムレール14が下限位置まで下降される。
このボトムレール14の下降動作時には、モータ18は高速に回転して、各スラット13が逆全閉方向に速やかに回動されるので、図9(b)に示すように、各スラット13の下方エッジはラダーコード12の縦糸と横糸の接合部で保持される状態となる。従って、各スラット13の傾斜角は、図20(b)に示すα1となる。
ステップ4でボトムレール14が下限まで下降されたことを検出すると、制御コントローラ19はカウント値をリセットし、さらにパルス信号をカウントしながらモータ18を昇降テープ15の巻き戻し方向に回転させる(ステップ5)。
そして、スラット13を逆全閉状態から全閉状態まで回動させる間に巻き取られる昇降テープ15の長さ分に相当する数のパルス信号をカウントアップすると(ステップ6)、モータ18の作動を停止させ、カウント値をリセットする(ステップ7)。すると、図9(a)に示すように、スラット13が逆全閉方向に回動され、かつボトムレール14が下限まで下降された状態で、昇降テープ15がヘッドボックス11の下方で弛んだ状態となる。
次いで、制御コントローラ19は昇降テープ15の巻取り方向にチルトドラム20を回転させてスラット13を回動させるアップチルト制御を行う(ステップ8)。このとき、モータ18は低速で回転され、各スラット13は逆全閉方向から全閉方向にゆっくりと回動される。
そして、制御コントローラ19はエンコーダ25から出力されるパルス信号をカウントする(ステップ9)。そして、所定数のパルス信号をカウントアップすると(ステップ10)、図10(a)に示すように、スラット13が全閉方向まで回動された状態となり、制御コントローラ19はモータ18の作動を停止させ(ステップ11)、スラット13を全閉状態とする動作を終了する。
この状態では、各スラット13が低速度で全閉方向に回動されたので、図10(b)に示すように、各スラット13の下方エッジが横糸に保持される状態となり、各スラット13の傾斜角は図20(a)に示すα2となる。
上記のように構成された電動横型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)スラット13を全閉状態とするために、スラット13を逆全閉状態で下降させ、その状態からスラット13を全閉方向にゆっくり(駆動軸17を10rpm以下で)回動させるようにしたので、全閉状態でのスラット13の傾斜角を大きくすることができる。
(2)スラット13を下降させるとき、逆全閉状態で高速に(駆動軸17を40rpm以上で)下降させると、各スラット13の下方エッジをラダーコード12の横糸と縦糸の接合部で保持することができる。そして、この状態からスラット13を全閉方向にゆっくり(駆動軸17を10rpm以下で)回動すると、図10(b)に示すように、各スラット13の下方エッジをラダーコード12の横糸で保持する状態とすることができるので、スラット13の傾斜角を大きくすることができる。
(3)エンコーダ25から出力されるパルス信号を制御コントローラ19でカウントすることにより、スラット13の昇降高さと回動角を検出することができる。
(4)制御コントローラ19の動作により、モータ18の駆動力でスラット13を全閉状態とする制御を自動的に行うことができる。
(5)ボトムレール14が下限まで下降された後、スラット13を逆全閉状態から全閉状態に回動されるときに、昇降ドラム21に巻き取られる昇降テープ15の長さ分だけ昇降テープが巻き戻される。従って、スラット13を逆全閉状態から全閉状態まで回動しても、ボトムレール14を下限位置に保持することができる。
(第二の実施形態)
図12は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、エンコーダを具備せず、ボトムレールの下限位置の検出は、昇降テープの弛みを検出する公知の下限リミットで検出し、スラットが逆全閉方向あるいは全閉方向に回動されたか否かを、タイマーのカウントアップ動作で検出する公知の構成としたものである。
この実施形態の制御コントローラは、下限リミットの出力信号に基づいてボトムレールが下限まで下降されたことを検出する点と、内蔵するタイマーによるカウント動作を行う点を除いて第一の実施形態と同様な動作を行うので、同一符号を付して説明する。また、その他の同一構成部分は、同一符号を付して説明する。
制御コントローラ19が操作スイッチからの下降指令信号すなわちボトムレール14を下限まで下降させ、かつ各スラット13を全閉状態とするための指令信号を受信すると(ステップ21)、制御コントローラ19はモータ18を作動させて、昇降ドラム21を昇降テープ15の巻戻し方向に回転させる(ステップ22)。
すると、昇降ドラム21と同方向に回転されるチルトドラム20及びラダーコード12を介して各スラット13はその凸面が室内側となる逆全閉方向に回動され、この状態でボトムレール14が下降されて上段のスラット13から順次ラダーコード12に支持される状態となる。
次いで、制御コントローラ19に下限リミットから検出信号が入力されると(ステップ23)、ボトムレール14は下限位置まで下降されている。このとき、モータ18は高速に回転して、各スラット13が逆全閉方向に速やかに回動されるので、各スラット13の下方エッジはラダーコード12の縦糸と横糸の接合部で保持される状態となる。従って、各スラット13の傾斜角は、図20(b)に示すα1となる。
ステップ23でボトムレール14が下限まで下降されたことを検出すると、制御コントローラ19はタイマーによるカウント動作を開始し(ステップ24)、モータ18を昇降テープ15の巻き戻し方向に回転させ続ける。
そして、スラット13を逆全閉状態から全閉状態まで回動させる間に巻き取られる昇降テープの15の長さ分を巻き戻す時間をカウントアップすると(ステップ25)、モータ18の作動を停止させ、カウント値をリセットする(ステップ26)。すると、スラット13が逆全閉方向に回動され、かつボトムレール14が下限まで下降された状態で、昇降テープ15がヘッドボックス11の下方で弛んだ状態となる。
次いで、制御コントローラ19は昇降テープ15の巻取り方向にチルトドラム20を回転させてスラット13を回動させるアップチルト制御を行う(ステップ27)。このとき、モータ18は低速で回転され、各スラット13は逆全閉方向から全閉方向にゆっくりと回動される。
そして、制御コントローラ19はタイマーによるカウント動作を行い(ステップ28)、所定時間をカウントアップすると(ステップ29)、スラット13が全閉方向まで回動された状態となり、制御コントローラ19はモータ18の作動を停止させ(ステップ30)、スラット13を全閉状態とする動作を終了する。
この状態では、各スラット13が低速度で全閉方向に回動されたので、図10(b)に示すように、各スラット13の下方エッジが横糸に保持される状態となり、各スラット13の傾斜角は図20(a)に示すα2となる。
従って、この実施の形態では、第一の実施形態のエンコーダ25に代えて、下限リミットとタイマーを使用して、第一の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
(第三の実施形態)
図13〜図17は、第三の実施形態を示す。この実施形態は、ボトムレールを下降させるとき、スラットは室外側が凸面となる全閉方向とし、ボトムレールが下限まで下降された後に、各スラットを逆全閉方向に高速で回動させ、次いで各スラットを再度全閉方向に回動させるようにしたものである。第一の実施の形態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
なお、この実施形態では、図13に示すように、昇降ドラム21への昇降テープ15の巻取り方向が第一の実施形態とは逆方向であり、昇降テープ15を巻き戻してボトムレール14を下降させるとき、各スラット13はその凸面が室外側となる全閉状態でラダーコード12に支持される。
また、この実施形態の制御コントローラは、第一の実施形態の制御コントローラ19のプログラムを一部変更したものであり、同一符号を付して説明する。
図17に示すように、制御コントローラ19が操作スイッチからの下降指令信号すなわちボトムレール14を下限まで下降させ、かつ各スラット13を全閉状態とするための指令信号を受信すると(ステップ31)、制御コントローラ19はモータ18を作動させて、昇降ドラム21を昇降テープ15の巻戻し方向に回転させる(ステップ32)。
すると、図13に示すように、昇降ドラム21と同方向に回転されるチルトドラム20及びラダーコード12を介して各スラット13はその凸面が室外側となる全閉方向に回動され、この状態でボトムレール14が下降されて上段のスラット13から順次ラダーコード12に支持される状態となる。
このとき、制御コントローラ19はエンコーダ25から出力されるパルス信号をカウントする(ステップ33)。そして、そのカウント値があらかじめ設定されている下限値に達したとき(ステップ34)、図14(a)に示すように、ボトムレール14が下限位置まで下降される。
また、モータ18は高速に回転して、各スラット13が逆全閉方向に速やかに回動されるので、図14(b)に示すように、各スラット13の下方エッジはラダーコード12の縦糸と横糸の接合部で保持される状態となる。従って、各スラット13の傾斜角は、図20(b)に示すα1となる。
ステップ34でボトムレール14が下限まで下降されたことを検出すると、制御コントローラ19はモータ18の作動を停止させてボトムレール14の下降動作を停止させるとともに、パルス信号のカウント値をリセットする(ステップ35)。
次いで、制御コントローラ19はモータ18を逆方向に作動させて、昇降ドラム21を昇降テープ15の巻取り方向に高速で回転させる(ステップ36)。このとき、制御コントローラ19はエンコーダ25から出力されるパルス信号をカウントする(ステップ37)。そして、そのカウント値があらかじめ設定されている値に達すると、すなわちスラット13を全閉状態から逆全閉状態まで回動させる間に巻き取られる昇降テープの15の長さ分に相当する数のパルス信号をカウントアップすると(ステップ38)、モータ18の作動を停止させて昇降テープ15の巻取り動作を終了する。そして、カウント値をリセットする(ステップ39)。
すると、図15(a)に示すように、スラット13が逆全閉方向に回動され、ボトムレール14は下限から若干引き上げられた状態となる。また、図15(b)に示すように、各スラット13はその下方エッジがラダーコード12の縦糸と横糸の接合部に保持された状態となる。
次いで、制御コントローラ19は昇降テープ15の巻き戻し方向にチルトドラム20を回転させてスラット13を回動させるダウンチルト制御を行う(ステップ40)。このとき、モータ18は低速で回転され、各スラット13は逆全閉方向から全閉方向にゆっくりと回動される。
そして、制御コントローラ19はエンコーダ25から出力されるパルス信号をカウントする(ステップ41)。そして、所定数のパルス信号をカウントアップすると(ステップ42)、図16(a)に示すように、スラット13が全閉方向まで回動された状態となり、制御コントローラ19はモータ18の作動を停止させ(ステップ43)、スラット13を全閉状態とする動作を終了する。
この状態では、各スラット13が低速度で全閉方向に回動されたので、図16(b)に示すように、各スラット13の下方エッジが横糸に保持される状態となり、各スラット13の傾斜角は図20(a)に示すα2となる。このような動作により、第一の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
また、上記第三の実施形態に示す動作を、エンコーダ25を使用することなく、第二の実施形態と同様な下限リミット及びタイマーを使用して制御するようにすることもできる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・チルトドラムと昇降ドラムとをそれぞれ独立して回転駆動可能とし、ボトムレールを下限まで下降させた後、スラットを逆全閉状態まで高速に回動させ、次いで低速で全閉方向に回動するようにしてもよい。
・第一の実施形態において、スラット13を逆全閉方向から全閉方向に回動させるとき、昇降ドラムの回転を阻止するクラッチ機構を設けてもよい。
・昇降テープに代えて、昇降コードを使用してもよい。
電動横型ブラインドを示す正面図である。 チルトドラム及び昇降ドラムを示す側面図である。 チルトドラム及び昇降ドラムを示す正面図である。 エンコーダを示す側面図である。 チルトドラム及び昇降ドラムの動作を示す側面図である。 チルトドラム及び昇降ドラムの動作を示す側面図である。 第一の実施形態の動作を示す側面図である。 第一の実施形態の動作を示す側面図である。 (a)(b)は第一の実施形態の動作を示す側面図である。 (a)(b)は第一の実施形態の動作を示す側面図である。 第一の実施形態の制御コントローラの動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態の制御コントローラの動作を示すフローチャートである。 第三の実施形態の動作を示す側面図である。 (a)(b)は第三の実施形態の動作を示す側面図である。 (a)(b)は第三の実施形態の動作を示す側面図である。 (a)(b)は第三の実施形態の動作を示す側面図である。 第三の実施形態の制御コントローラの動作を示すフローチャートである。 ラダーコードとスラットを示す側面図である。 (a)〜(c)はスラットの回動動作を示す側面図である。 (a)(b)はスラットの回動角度を示す側面図である。
符号の説明
11…ヘッドボックス、12…ラダーコード、13…スラット、14…ボトムレール、15…昇降テープ、17…駆動軸、18…モータ、19…制御コントローラ、20…チルトドラム、21…昇降ドラム、25…エンコーダ。

Claims (9)

  1. ヘッドボックス内に回転可能に支持されるチルトドラムからラダーコードを吊下支持し、前記ラダーコードに多数段のスラットを支持し、前記スラットに挿通した昇降テープの下端にボトムレールを取着するとともに、前記昇降テープの上端部を前記ヘッドボックス内に回転可能に支持された昇降ドラムに巻着し、前記チルトドラム及び昇降ドラムをモータで駆動される駆動軸で回転させて、前記スラットの昇降操作及び角度調節操作を行う電動横型ブラインドにおいて、
    前記チルトドラムを高速制御で回転させて前記スラットを逆全閉方向とした後、前記チルトドラムを低速制御で回転させて前記スラットを全閉方向まで回動させる制御コントローラを備えたことを特徴とする電動横型ブラインドの制御装置。
  2. 前記チルトドラムと前記昇降ドラムを共通の駆動軸で一体に回転可能とし、前記昇降テープは前記昇降ドラムからの該昇降テープの巻き戻し時に前記スラットが逆全閉方向に回動されるように前記昇降ドラムに巻着し、前記制御コントローラは前記ボトムレールを下限まで高速制御で下降させた後に、前記スラットを全閉方向に低速制御で回動させることを特徴とする請求項1記載の電動横型ブラインドの制御装置。
  3. 前記制御コントローラは、前記ボトムレールを下限まで下降させた後、前記スラットを逆全閉方向から全閉方向に回動するまでに前記昇降ドラムに巻き取られる昇降テープの長さ分の昇降テープを前記昇降ドラムから巻き戻すことを特徴とする請求項2記載の電動横型ブラインドの制御装置。
  4. 前記チルトドラムと前記昇降ドラムを共通の駆動軸で一体に回転可能とし、前記昇降テープは前記昇降ドラムからの該昇降テープの巻き戻し時に前記スラットが全閉方向に回動されるように前記昇降ドラムに巻着し、前記制御コントローラは前記ボトムレールを下限まで下降させた状態で、前記スラットを逆全閉方向に高速制御で回動させた後、該スラットを全閉方向に低速制御で回動させることを特徴とする請求項1記載の電動横型ブラインドの制御装置。
  5. 前記ヘッドボックス内には前記駆動軸の回転に基づいてパルス信号を出力するエンコーダを設け、前記制御コントローラは前記パルス信号をカウントして、前記ボトムレールの昇降位置と、前記スラットの回動角度を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電動横型ブラインドの制御装置。
  6. 前記制御コントローラは、前記スラットが全閉状態から逆全閉状態までの範囲で回動する時間が1.5秒以上となる回転速度で前記モータにより前記駆動軸を回転させる前記低速制御と、前記スラットが全閉状態から逆全閉状態までの範囲で回動する時間が0.4秒以下となる回転速度で前記モータにより前記駆動軸を回転させる前記高速制御とを行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電動横型ブラインドの制御装置。
  7. モータで回転駆動される駆動軸でチルトドラムを高速に回転させてスラットを逆全閉方向に高速に回動し、次いで前記チルトドラムを低速に回転させてスラットを全閉方向に回動させることを特徴とする電動横型ブラインドのスラット回動方法。
  8. 前記スラットを逆全閉方向に高速に回動した状態でボトムレールを下限まで下降させ、次いで前記スラットを低速で全閉方向に回動することを特徴とする請求項7記載の電動横型ブラインドのスラット回動方法。
  9. 前記スラットを全閉方向に高速に回動した状態でボトムレールを下限まで下降させ、次いで前記スラットを高速で逆全閉方向に回動し、次いで前記スラットを低速で全閉方向に回動することを特徴とする請求項7記載の電動横型ブラインドのスラット回動方法。
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