JPH05202683A - 横型ブラインド - Google Patents
横型ブラインドInfo
- Publication number
- JPH05202683A JPH05202683A JP1335992A JP1335992A JPH05202683A JP H05202683 A JPH05202683 A JP H05202683A JP 1335992 A JP1335992 A JP 1335992A JP 1335992 A JP1335992 A JP 1335992A JP H05202683 A JPH05202683 A JP H05202683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slat
- slats
- ultrasonic motor
- type ultrasonic
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/24—Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
- E06B9/26—Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds
- E06B9/28—Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds with horizontal lamellae, e.g. non-liftable
- E06B9/30—Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds with horizontal lamellae, e.g. non-liftable liftable
- E06B9/32—Operating, guiding, or securing devices therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Blinds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】スラット駆動時の騒音を低減し、かつ小型のス
ラット駆動装置を提供することを目的とする。 【構成】スラット7を昇降及び角度調節するスラット駆
動軸3を複合振動子型超音波モータ9で駆動する。
ラット駆動装置を提供することを目的とする。 【構成】スラット7を昇降及び角度調節するスラット駆
動軸3を複合振動子型超音波モータ9で駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は横型ブラインドのスラ
ットを昇降及び角度調節するためのスラット駆動装置に
関するものである。
ットを昇降及び角度調節するためのスラット駆動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、横型ブラインドの一種類としてヘ
ッドボックス内に配設されたモータの駆動力で同ヘッド
ボックスから吊下支持される多数段のスラットを昇降及
び角度調節する構成としたものがある。すなわち、この
ような横型ブラインドではヘッドボックス内にスラット
駆動軸が回転可能に支持され、そのスラット駆動軸をモ
ータで例えばスラット引き上げ方向へ回転駆動すること
によりまずラダーコードを介してスラットが角度調節さ
れ、各スラットが垂直方向まで傾動された後は各スラッ
トが垂直状態に維持された状態で昇降コードがスラット
駆動軸に巻きとられて、各スラットは下段のスラットか
ら順次引き上げられる。
ッドボックス内に配設されたモータの駆動力で同ヘッド
ボックスから吊下支持される多数段のスラットを昇降及
び角度調節する構成としたものがある。すなわち、この
ような横型ブラインドではヘッドボックス内にスラット
駆動軸が回転可能に支持され、そのスラット駆動軸をモ
ータで例えばスラット引き上げ方向へ回転駆動すること
によりまずラダーコードを介してスラットが角度調節さ
れ、各スラットが垂直方向まで傾動された後は各スラッ
トが垂直状態に維持された状態で昇降コードがスラット
駆動軸に巻きとられて、各スラットは下段のスラットか
ら順次引き上げられる。
【0003】一方、スラット駆動軸をモータでスラット
下降方向へ回転駆動すると、スラットが逆方向へ傾動さ
れるとともに各スラットが下降される。
下降方向へ回転駆動すると、スラットが逆方向へ傾動さ
れるとともに各スラットが下降される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような横型ブラ
インドにおいてスラット駆動軸を駆動するモータとして
直流モータ等の通常の電磁モータを使用したものでは、
スラット駆動軸を回転するために必要な回転速度及び回
転トルクを得るために、モータの出力軸とスラット駆動
軸との間に歯車機構による減速装置が介在されている。
インドにおいてスラット駆動軸を駆動するモータとして
直流モータ等の通常の電磁モータを使用したものでは、
スラット駆動軸を回転するために必要な回転速度及び回
転トルクを得るために、モータの出力軸とスラット駆動
軸との間に歯車機構による減速装置が介在されている。
【0005】このため、モータ作動時に減速装置による
騒音が大きく、屋内に設置される横型ブラインドでは無
視できない問題点となっている。また、スラット駆動軸
を回転駆動するために大きな回転トルクを必要とする場
合にはモータの径が大きくなり、そのモータのヘッドボ
ックス内への収容が困難となるという問題点がある。
騒音が大きく、屋内に設置される横型ブラインドでは無
視できない問題点となっている。また、スラット駆動軸
を回転駆動するために大きな回転トルクを必要とする場
合にはモータの径が大きくなり、そのモータのヘッドボ
ックス内への収容が困難となるという問題点がある。
【0006】また、スラット駆動軸を駆動するモータと
して進行波型超音波モータを使用した横型ブラインドも
提案されている。すなわち、進行波型超音波モータは鉄
あるいはアルミニウムの合金で円盤状あるいは円環状に
形成した振動体に薄い圧電素子を接着して振動子が構成
されている。
して進行波型超音波モータを使用した横型ブラインドも
提案されている。すなわち、進行波型超音波モータは鉄
あるいはアルミニウムの合金で円盤状あるいは円環状に
形成した振動体に薄い圧電素子を接着して振動子が構成
されている。
【0007】このような進行波型超音波モータでは振動
子に対し駆動力となる成分と摩擦力を制御する成分とか
らなる二つの振動成分を入力する構成であるが、摩擦力
の制御だけを独立に行うことはできない。従って、低速
動作を行う場合には摩擦力制御の振動成分も減少するた
め、動作が不安定となり易い。
子に対し駆動力となる成分と摩擦力を制御する成分とか
らなる二つの振動成分を入力する構成であるが、摩擦力
の制御だけを独立に行うことはできない。従って、低速
動作を行う場合には摩擦力制御の振動成分も減少するた
め、動作が不安定となり易い。
【0008】また、大トルクを得るためには振動子の径
を大きくする必要があるため、このような進行波型超音
波モータで前記スラット駆動軸を駆動する構成とする
と、その進行波型超音波モータを収容するために横型ブ
ラインドのヘッドボックスが大型化するという問題点が
ある。
を大きくする必要があるため、このような進行波型超音
波モータで前記スラット駆動軸を駆動する構成とする
と、その進行波型超音波モータを収容するために横型ブ
ラインドのヘッドボックスが大型化するという問題点が
ある。
【0009】この発明の目的は、スラット駆動時の騒音
を低減し、かつ小型のスラット駆動装置を提供するにあ
る。
を低減し、かつ小型のスラット駆動装置を提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、スラットを昇降及び角度調節するスラッ
ト駆動軸を複合振動子型超音波モータで駆動する構成と
した。
成するために、スラットを昇降及び角度調節するスラッ
ト駆動軸を複合振動子型超音波モータで駆動する構成と
した。
【0011】また、操作装置の出力信号に基づいてスラ
ットの昇降操作時には複合振動子型超音波モータでスラ
ット駆動軸を高速駆動し、スラットの角度調節操作時に
は前記複合振動子型超音波モータでスラット駆動軸を低
速駆動する構成とした。
ットの昇降操作時には複合振動子型超音波モータでスラ
ット駆動軸を高速駆動し、スラットの角度調節操作時に
は前記複合振動子型超音波モータでスラット駆動軸を低
速駆動する構成とした。
【0012】
【作用】上記手段により、スラット駆動軸は複合振動子
型超音波モータから出力される高トルクで駆動される。
型超音波モータから出力される高トルクで駆動される。
【0013】また、操作装置の操作によりスラットの昇
降動作は高速で行われ、スラットの角度調節動作は低速
で行われる。
降動作は高速で行われ、スラットの角度調節動作は低速
で行われる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
及び図2に従って説明する。図1に示すように、横型ブ
ラインド1はヘッドボックス2内にスラット駆動軸3が
回転可能に支持され、ヘッドボックス2の両側部にはそ
のスラット駆動軸3で駆動される吊下装置4が配設さ
れ、その吊下装置4から昇降コード5及びラダーコード
6が吊下支持されている。
及び図2に従って説明する。図1に示すように、横型ブ
ラインド1はヘッドボックス2内にスラット駆動軸3が
回転可能に支持され、ヘッドボックス2の両側部にはそ
のスラット駆動軸3で駆動される吊下装置4が配設さ
れ、その吊下装置4から昇降コード5及びラダーコード
6が吊下支持されている。
【0015】前記ラダーコード6には多数段のスラット
7が支持され、前記昇降コード5は各スラット7を貫通
し、その下端にボトムレール8が吊下支持されている。
そして、スラット駆動軸3が回転駆動されるとラダーコ
ード6を介して各スラット7が同位相で角度調節される
とともに、昇降コード5が吊下装置4に巻き取られ、あ
るいは巻き戻されてボトムレール8が昇降されることに
より各スラット7が昇降される。
7が支持され、前記昇降コード5は各スラット7を貫通
し、その下端にボトムレール8が吊下支持されている。
そして、スラット駆動軸3が回転駆動されるとラダーコ
ード6を介して各スラット7が同位相で角度調節される
とともに、昇降コード5が吊下装置4に巻き取られ、あ
るいは巻き戻されてボトムレール8が昇降されることに
より各スラット7が昇降される。
【0016】前記ヘッドボックス2の一側には複合振動
子型超音波モータ9が配設され、その出力軸は前記スラ
ット駆動軸3に連結されている。この複合振動子型超音
波モータ9は特開昭64−1486号公報に開示される
ようにねじり振動子とたて振動子とからなる楕円運動発
生手段と、この楕円運動発生手段に回転子を弾性的に押
し付ける押圧手段とを具備しており、楕円運動発生手段
と回転子とは摩擦接触するように構成されるものであ
る。前記ヘッドボックス2の他側には前記複合振動子型
超音波モータ9の動作を制御するための制御装置10が
配設され、同制御装置10には100Vの商用電源が供
給されている。
子型超音波モータ9が配設され、その出力軸は前記スラ
ット駆動軸3に連結されている。この複合振動子型超音
波モータ9は特開昭64−1486号公報に開示される
ようにねじり振動子とたて振動子とからなる楕円運動発
生手段と、この楕円運動発生手段に回転子を弾性的に押
し付ける押圧手段とを具備しており、楕円運動発生手段
と回転子とは摩擦接触するように構成されるものであ
る。前記ヘッドボックス2の他側には前記複合振動子型
超音波モータ9の動作を制御するための制御装置10が
配設され、同制御装置10には100Vの商用電源が供
給されている。
【0017】前記制御装置10には室内の壁面等に固定
される操作装置11が接続されている。その操作装置1
1は前記スラット7を引き上げる際に押圧操作する上昇
ボタン12と、前記スラット7を下降させる際に押圧す
る下降ボタン13と、スラット7をその上面が室外側に
向くように傾動する際に押圧する角度調節ボタン14
と、スラット7をその上面が室内側に向くように傾動す
る際に押圧する角度調節ボタン15と、前記動作を停止
させる際に押圧する停止ボタンとが設けられている。
される操作装置11が接続されている。その操作装置1
1は前記スラット7を引き上げる際に押圧操作する上昇
ボタン12と、前記スラット7を下降させる際に押圧す
る下降ボタン13と、スラット7をその上面が室外側に
向くように傾動する際に押圧する角度調節ボタン14
と、スラット7をその上面が室内側に向くように傾動す
る際に押圧する角度調節ボタン15と、前記動作を停止
させる際に押圧する停止ボタンとが設けられている。
【0018】前記制御装置10及び複合振動子型超音波
モータ9の具体的構成を図2に従って説明すると、制御
装置10に供給される100Vの商用電源は整流平滑回
路17で直流電圧に変換され、その出力電圧がたて素子
用出力電圧制御回路18及びねじり素子用出力電圧制御
回路19に出力されている。
モータ9の具体的構成を図2に従って説明すると、制御
装置10に供給される100Vの商用電源は整流平滑回
路17で直流電圧に変換され、その出力電圧がたて素子
用出力電圧制御回路18及びねじり素子用出力電圧制御
回路19に出力されている。
【0019】制御装置10内に設けられる基準信号発振
回路20は一定の基準周波数で発振してその出力信号を
2相発振回路21に出力する。そして、2相発振回路2
1は基準信号発振回路20から出力される単相信号を2
相信号に変換して前記たて素子用出力電圧制御回路18
及びねじり素子用出力電圧制御回路19に出力する。
回路20は一定の基準周波数で発振してその出力信号を
2相発振回路21に出力する。そして、2相発振回路2
1は基準信号発振回路20から出力される単相信号を2
相信号に変換して前記たて素子用出力電圧制御回路18
及びねじり素子用出力電圧制御回路19に出力する。
【0020】前記操作装置11からの出力信号は3種類
の信号として制御装置10内の制御入力回路22に入力
される。すなわち、前記操作装置11の上昇ボタン12
が押圧されると上昇信号UPが入力され、下降ボタン1
3が押圧されると下降信号DOWNが入力され、角度調
節ボタン14が押圧されると上昇信号UPと低速信号L
OWが入力され、角度調節ボタン15が押圧されると下
降信号DOWNと低速信号LOWが入力され、停止ボタ
ン16が押圧されると前記各信号の入力が停止される。
の信号として制御装置10内の制御入力回路22に入力
される。すなわち、前記操作装置11の上昇ボタン12
が押圧されると上昇信号UPが入力され、下降ボタン1
3が押圧されると下降信号DOWNが入力され、角度調
節ボタン14が押圧されると上昇信号UPと低速信号L
OWが入力され、角度調節ボタン15が押圧されると下
降信号DOWNと低速信号LOWが入力され、停止ボタ
ン16が押圧されると前記各信号の入力が停止される。
【0021】前記制御入力回路22は前記3種類の信号
に基づいて5種類の信号をドライブ関数発生回路23に
出力する。すなわち、上昇信号UPが入力されると作動
開始信号STARTと上昇信号UPが出力され、下降信
号DOWNが入力されると作動開始信号STARTと下
降信号DOWNが出力され、上昇信号UPと低速信号L
OWが入力されると作動開始信号STARTと上昇信号
UPと低速信号LOWが出力され、下降信号DOWNと
低速信号LOWが入力されると作動開始信号START
と下降信号DOWNと低速信号LOWが出力され、各信
号の入力が停止されると停止信号STOPが出力され
る。
に基づいて5種類の信号をドライブ関数発生回路23に
出力する。すなわち、上昇信号UPが入力されると作動
開始信号STARTと上昇信号UPが出力され、下降信
号DOWNが入力されると作動開始信号STARTと下
降信号DOWNが出力され、上昇信号UPと低速信号L
OWが入力されると作動開始信号STARTと上昇信号
UPと低速信号LOWが出力され、下降信号DOWNと
低速信号LOWが入力されると作動開始信号START
と下降信号DOWNと低速信号LOWが出力され、各信
号の入力が停止されると停止信号STOPが出力され
る。
【0022】前記ドライブ関数発生回路23は前記各入
力信号に対応するドライブ関数を回転方向判別回路24
及び回転速度基準発生回路25に出力する。回転方向判
別回路24はその判別信号を極性切換回路26に出力
し、回転速度基準発生回路25は回転速度を指定する信
号を回転速度比較器27を介して前記たて素子用出力電
圧制御回路18及びねじり素子用出力電圧制御回路19
に出力する。
力信号に対応するドライブ関数を回転方向判別回路24
及び回転速度基準発生回路25に出力する。回転方向判
別回路24はその判別信号を極性切換回路26に出力
し、回転速度基準発生回路25は回転速度を指定する信
号を回転速度比較器27を介して前記たて素子用出力電
圧制御回路18及びねじり素子用出力電圧制御回路19
に出力する。
【0023】たて素子用出力電圧制御回路18及びねじ
り素子用出力電圧制御回路19は前記2相発振回路21
の出力信号周波数の振幅を前記回転速度比較器27の出
力信号に基づいて制御し、たて素子用出力電圧制御回路
18はその出力信号を前記複合振動子型超音波モータ9
のたて振動子28に出力し、ねじり素子用出力電圧制御
回路19は前記極性切換回路26を介して複合振動子型
超音波モータ9のねじり振動子29に出力する。
り素子用出力電圧制御回路19は前記2相発振回路21
の出力信号周波数の振幅を前記回転速度比較器27の出
力信号に基づいて制御し、たて素子用出力電圧制御回路
18はその出力信号を前記複合振動子型超音波モータ9
のたて振動子28に出力し、ねじり素子用出力電圧制御
回路19は前記極性切換回路26を介して複合振動子型
超音波モータ9のねじり振動子29に出力する。
【0024】以上のように複合振動子型超音波モータ9
は摩擦力を制御する圧電素子としてのたて振動子28と
駆動力を発生する超音波振動子としてのねじり振動子2
9とがそれぞれ独立して制御される。従って、正逆回転
が可能となるとともに低速動作時においても摩擦力の制
御を最適に行って動作の安定化を図るとともに高トルク
を得ることができ、出力回転数を切り換えることも容易
である。
は摩擦力を制御する圧電素子としてのたて振動子28と
駆動力を発生する超音波振動子としてのねじり振動子2
9とがそれぞれ独立して制御される。従って、正逆回転
が可能となるとともに低速動作時においても摩擦力の制
御を最適に行って動作の安定化を図るとともに高トルク
を得ることができ、出力回転数を切り換えることも容易
である。
【0025】前記複合振動子型超音波モータ9の出力軸
にはその回転数をパルス数に置き換えるエンコーダで構
成される回転速度検出回路30が内蔵され、その回転速
度検出回路30はその出力信号を前記回転速度比較器2
7に出力する。そして、回転速度比較器27は回転速度
検出回路30の出力信号と回転速度基準発生回路25の
出力信号を比較し、両者を一致させるようにたて素子用
出力電圧制御回路18とねじり素子用出力電圧制御回路
19への出力信号を制御する。
にはその回転数をパルス数に置き換えるエンコーダで構
成される回転速度検出回路30が内蔵され、その回転速
度検出回路30はその出力信号を前記回転速度比較器2
7に出力する。そして、回転速度比較器27は回転速度
検出回路30の出力信号と回転速度基準発生回路25の
出力信号を比較し、両者を一致させるようにたて素子用
出力電圧制御回路18とねじり素子用出力電圧制御回路
19への出力信号を制御する。
【0026】次に、上記のような複合振動子型超音波モ
ータ9を使用したスラット駆動装置の動作を説明する。
さて、例えばスラット7の角度調節を行うために操作装
置11の一方の角度調節ボタン14を押圧すると、操作
装置11から制御装置10の制御入力回路22に上昇信
号UPと低速信号LOWが入力され、その信号に基づい
てドライブ関数発生回路23から回転速度基準発生回路
25に出力される出力信号により複合振動子型超音波モ
ータ9は低速でスラット駆動軸3を回転駆動する。する
と、各スラット7はその下面を室外側に向けるようにゆ
っくりと傾動される。
ータ9を使用したスラット駆動装置の動作を説明する。
さて、例えばスラット7の角度調節を行うために操作装
置11の一方の角度調節ボタン14を押圧すると、操作
装置11から制御装置10の制御入力回路22に上昇信
号UPと低速信号LOWが入力され、その信号に基づい
てドライブ関数発生回路23から回転速度基準発生回路
25に出力される出力信号により複合振動子型超音波モ
ータ9は低速でスラット駆動軸3を回転駆動する。する
と、各スラット7はその下面を室外側に向けるようにゆ
っくりと傾動される。
【0027】一方、角度調節ボタン15を押圧すると操
作装置11から制御装置10の制御入力回路22に下降
信号DOWNと低速信号LOWが入力され、その信号に
基づいてドライブ関数発生回路23から回転速度基準発
生回路25に出力される出力信号により複合振動子型超
音波モータ9は低速でスラット駆動軸3を前記とは逆方
向に回転駆動する。すると、各スラット7はその下面を
室内側に向けるようにゆっくりと傾動される。
作装置11から制御装置10の制御入力回路22に下降
信号DOWNと低速信号LOWが入力され、その信号に
基づいてドライブ関数発生回路23から回転速度基準発
生回路25に出力される出力信号により複合振動子型超
音波モータ9は低速でスラット駆動軸3を前記とは逆方
向に回転駆動する。すると、各スラット7はその下面を
室内側に向けるようにゆっくりと傾動される。
【0028】また、操作装置11の上昇ボタン12を押
圧すると、操作装置11から制御装置10の制御入力回
路22に上昇信号UPが入力され、その信号に基づいて
ドライブ関数発生回路23から回転速度基準発生回路2
5に出力される出力信号により複合振動子型超音波モー
タ9は高速でスラット駆動軸3をスラット引き上げ方向
に回転駆動する。すると、各スラット7はその下面を室
外側に向けて垂直方向に傾動された状態で速やかに引き
上げられる。
圧すると、操作装置11から制御装置10の制御入力回
路22に上昇信号UPが入力され、その信号に基づいて
ドライブ関数発生回路23から回転速度基準発生回路2
5に出力される出力信号により複合振動子型超音波モー
タ9は高速でスラット駆動軸3をスラット引き上げ方向
に回転駆動する。すると、各スラット7はその下面を室
外側に向けて垂直方向に傾動された状態で速やかに引き
上げられる。
【0029】一方、操作装置11の下降ボタン13を押
圧すると、操作装置11から制御装置10の制御入力回
路22に下降信号DOWNが入力され、その信号に基づ
いてドライブ関数発生回路23から回転速度基準発生回
路25に出力される出力信号により複合振動子型超音波
モータ9は高速でスラット駆動軸3をスラット下降方向
に回転駆動する。すると、各スラット7はその下面を室
内側に向けて垂直方向に傾動された状態で速やかに下降
される。
圧すると、操作装置11から制御装置10の制御入力回
路22に下降信号DOWNが入力され、その信号に基づ
いてドライブ関数発生回路23から回転速度基準発生回
路25に出力される出力信号により複合振動子型超音波
モータ9は高速でスラット駆動軸3をスラット下降方向
に回転駆動する。すると、各スラット7はその下面を室
内側に向けて垂直方向に傾動された状態で速やかに下降
される。
【0030】以上のようにこのスラット駆動装置では、
スラット駆動軸3を回転駆動するモータとして複合振動
子型超音波モータ9を使用したことにより、このモータ
の特徴である小型で高トルクを得ることができる。従っ
て、小型のヘッドボックスにも容易に収容可能となると
ともに、減速装置も必要なくなるため、作動時の騒音を
低減することもできる。
スラット駆動軸3を回転駆動するモータとして複合振動
子型超音波モータ9を使用したことにより、このモータ
の特徴である小型で高トルクを得ることができる。従っ
て、小型のヘッドボックスにも容易に収容可能となると
ともに、減速装置も必要なくなるため、作動時の騒音を
低減することもできる。
【0031】また、前記複合振動子型超音波モータ9は
たて振動子28とねじり振動子29が各制御回路18,
19により独立して励振され、たて振動子28とねじり
振動子29を励振する振幅を変更することにより同モー
タ9の出力回転数を変更可能である。従って、操作装置
11の出力信号に基づいてスラット7の角度調節操作時
にはモータ9を低速で駆動してスラット7の傾動角度の
微妙な調整を行うことができるとともに、スラット7の
昇降操作時にはモータ9を高速で駆動してスラット7を
速やかに昇降することができる。
たて振動子28とねじり振動子29が各制御回路18,
19により独立して励振され、たて振動子28とねじり
振動子29を励振する振幅を変更することにより同モー
タ9の出力回転数を変更可能である。従って、操作装置
11の出力信号に基づいてスラット7の角度調節操作時
にはモータ9を低速で駆動してスラット7の傾動角度の
微妙な調整を行うことができるとともに、スラット7の
昇降操作時にはモータ9を高速で駆動してスラット7を
速やかに昇降することができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はスラッ
ト駆動時の騒音を低減し、小型でかつスラットの角度調
節操作時と昇降操作時とでスラット駆動速度を変更し得
るスラット駆動装置を提供することができる優れた効果
を発揮する。
ト駆動時の騒音を低減し、小型でかつスラットの角度調
節操作時と昇降操作時とでスラット駆動速度を変更し得
るスラット駆動装置を提供することができる優れた効果
を発揮する。
【図1】本発明の一実施例の横型ブラインドを示す断面
図である。
図である。
【図2】一実施例の複合振動子型超音波モータの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
3 スラット駆動軸 7 スラット 9 複合振動子型超音波モータ 11 操作装置
フロントページの続き (72)発明者 三浦 雄一 東京都港区海岸1丁目11番1号 立川ブラ インド工業株式会社内 (72)発明者 篠田 清 埼玉県川越市南台1丁目4番地2 東和電 気株式会社内 (72)発明者 青木 敏男 埼玉県川越市南台1丁目4番地2 東和電 気株式会社内 (72)発明者 永倉 俊一 東京都港区芝大門1丁目3番2号 オイレ ス工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 スラット(7)を昇降及び角度調節する
スラット駆動軸(3)を複合振動子型超音波モータ
(9)で駆動することを特徴とする横型ブラインド。 - 【請求項2】 操作装置(11)の出力信号に基づいて
スラット(7)の昇降操作時には複合振動子型超音波モ
ータ(9)でスラット駆動軸(3)を高速駆動し、スラ
ット(7)の角度調節操作時には前記複合振動子型超音
波モータ(9)でスラット駆動軸(3)を低速駆動する
ことを特徴とする横型ブラインド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335992A JPH05202683A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 横型ブラインド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335992A JPH05202683A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 横型ブラインド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05202683A true JPH05202683A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11830908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1335992A Pending JPH05202683A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 横型ブラインド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05202683A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2765046A1 (fr) * | 1997-06-18 | 1998-12-24 | Somfy | Dispositif comprenant un moteur electrique situe dans une enceinte |
JP2008223477A (ja) * | 2008-05-12 | 2008-09-25 | Nichibei Co Ltd | ブラインド |
JP2009275351A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 電動横型ブラインドの制御装置及び電動横型ブラインドのスラット回動方法 |
JP2011208465A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 電動横型ブラインドの制御装置及び電動横型ブラインドの制御方法 |
JP2016029262A (ja) * | 2015-12-01 | 2016-03-03 | 立川ブラインド工業株式会社 | 電動横型ブラインドの制御装置及び電動横型ブラインドの制御方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58210297A (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-07 | ト−ソ−株式会社 | 電動ブラインド駆動制御装置 |
JPS62284881A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-10 | 松下電器産業株式会社 | ブラインド |
JPS641634A (en) * | 1987-06-19 | 1989-01-06 | Iseki & Co Ltd | Speed change operating device for mobile agricultural machinery |
JPH0345172A (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-26 | Nec Corp | 超音波モータ |
JPH03128682A (ja) * | 1989-03-23 | 1991-05-31 | Nec Corp | 超音波モータ及びその駆動方法 |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP1335992A patent/JPH05202683A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58210297A (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-07 | ト−ソ−株式会社 | 電動ブラインド駆動制御装置 |
JPS62284881A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-10 | 松下電器産業株式会社 | ブラインド |
JPS641634A (en) * | 1987-06-19 | 1989-01-06 | Iseki & Co Ltd | Speed change operating device for mobile agricultural machinery |
JPH03128682A (ja) * | 1989-03-23 | 1991-05-31 | Nec Corp | 超音波モータ及びその駆動方法 |
JPH0345172A (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-26 | Nec Corp | 超音波モータ |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2765046A1 (fr) * | 1997-06-18 | 1998-12-24 | Somfy | Dispositif comprenant un moteur electrique situe dans une enceinte |
JP2008223477A (ja) * | 2008-05-12 | 2008-09-25 | Nichibei Co Ltd | ブラインド |
JP2009275351A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 電動横型ブラインドの制御装置及び電動横型ブラインドのスラット回動方法 |
JP2011208465A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 電動横型ブラインドの制御装置及び電動横型ブラインドの制御方法 |
JP2016029262A (ja) * | 2015-12-01 | 2016-03-03 | 立川ブラインド工業株式会社 | 電動横型ブラインドの制御装置及び電動横型ブラインドの制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101155971B (zh) | 具有双模式操作的电动滚筒管系统 | |
JPH05202683A (ja) | 横型ブラインド | |
US6777902B2 (en) | Asymmetric drive motor for a barrier operator or the like | |
JPH0479777A (ja) | 超音波モータの停止制御方法 | |
JPH10331416A (ja) | ゴンドラの制御装置 | |
JP3322614B2 (ja) | 電動ブラインド | |
JPH11229819A (ja) | インバータ制御ターニング装置 | |
JPH079143B2 (ja) | 電動ブラインドの制御装置 | |
JP2546405Y2 (ja) | 電動ローマンシェード | |
JPH0416587B2 (ja) | ||
JP2781107B2 (ja) | 超音波モータ | |
JPH10127092A (ja) | ポンプ用インバータユニット | |
JPH11190182A (ja) | 電動ブラインド | |
JP3482334B2 (ja) | 電動ブラインド | |
JP2660699B2 (ja) | ブラインド制御装置 | |
JP3039261U (ja) | シートシャッターの駆動装置 | |
JP2660710B2 (ja) | 電動式ローマンシェード | |
JPH0485478A (ja) | 電動ブラインド | |
JP2003026375A (ja) | 昇降機械駆動用電動機の制御装置 | |
JPH05202685A (ja) | 電動ロールスクリーン及び電動ブラインド | |
JP2002191458A (ja) | 理美容椅子の起動停止時のショック防止装置 | |
JPH10339467A (ja) | 空気調和機 | |
JP3515458B2 (ja) | 日射遮蔽装置の昇降制御装置 | |
JP2506694Y2 (ja) | 微速つきインバ―タホイスト | |
JPS5833355B2 (ja) | 電動ブラインドの駆動方式 |