JP3322614B2 - 電動ブラインド - Google Patents

電動ブラインド

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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings

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  • Blinds (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動ブラインド、特
に、誘導電動機を利用してブラインドの開閉を行なう電
動ブラインドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動機の回転に応じて、ブラインドの羽
根を開閉する電動ブラインドは知られており、主に直流
電動機が用いられている。直流電動機と誘導電動機を比
較した場合、コスト的には誘導電動機が有利であるが、
電動ブラインドの制御面からみると、直流電動機の方が
制動のしやすさから機構構造が簡単である。
【0003】誘導電動機では、直流電動機と同様の制動
を得るために電磁ブレーキと併用することが多い。たと
えば実開平3−54357では、誘導電動機内部にブレ
ーキ機構を内蔵したもので、羽根で押されている回転子
に制動板があり、通電されると固定子と回転子が吸引さ
れ、羽根を圧縮され制動板が外れてフリーになる構造と
なっている。
【0004】電動機に誘導電動機を用いている場合、通
常、交流電源の周波数により、昇降および羽根の回転速
度が変化する。また、羽根の開閉においては、電動機の
ON/OFFをリレーなどで切換えて回転させており、
羽根の角度を所定の角度に調整するためには、羽根の位
置を確認しながら、開閉ボタンを操作する必要がある。
【0005】また、最近のインテリジェントビルなどは
複数の電動ブラインドを接続連動し、各ブラインドが同
じ昇降高さ、同じ開閉角度になるような動作を行なう電
動ブラインドが望まれている。
【0006】たとえば、特開平4−4939号の電動ブ
ラインドでは、交流モータとして同期モータを用い、羽
根の開閉の速度を交流電源から得られる信号を分周し制
御し、この時間を基準として羽根角度の調整を行なう仕
組みとなっている。また、同期モータであるので、複数
台数設置されていても、電源周波数に同期して制御を行
なうので、制御しやすい面もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】電動ブラインドの羽根
の開閉に同期モータを用いると、制御はしやすくなる
が、反面コスト的には誘導電動機の方が有利である。
【0008】電動機に誘導電動機を用いている場合は、
回転を停止しようとするとき、制動がすぐにかかるよう
に、電磁ブレーキを併用しているが、前述の実開平3−
54357のような構造では誘導電動機自体が特殊にな
り、汎用性、コスト面で不利である。
【0009】また、電磁ブレーキを誘導電動機と別に構
成した場合、特に羽根の開閉を調整するとき、調整の都
度電磁ブレーキが動作する。このため、電磁ブレーキの
動作音が発生し、操作している者以外のまわりの者まで
に不快感を与えてしまう。また、電磁ブレーキをつけた
ことにより、構造が複雑になってくる。
【0010】また、羽根角度を所定の位置に簡単に設定
することも望まれている。本発明の目的は、電動機に誘
導電動機を用いて制動用の電磁ブレーキを使わずに、逆
方向の回転トルクにより制動し、羽根の回転を指定角度
に容易に操作することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の電動ブライン
ドは、誘導電動機と、誘導電動機の回転に応じて開閉す
る複数の羽根と、羽根の角度検出手段と、羽根の開閉を
指令する指令手段と、指令手段によって誘導電動機を制
御する制御手段と、誘導電動機を一方の方向または他方
の方向に回転するための駆動手段とを有しており、制御
手段は、角度検出手段からの検出出力と同期し、予め定
める正転(羽根の一端をたとえば上方向に動かす方向を
正転とする)時間と反転(前記の羽根の一端をたとえば
下方向に動かす方向を反転とする)時間に基づいて、電
動機を制御し、それにより電動機の制動を行ない、所定
の羽根角度に設定しようとするものである。
【0012】この発明に係る電動ブラインドは制御手段
に予め設定された基準となる正転時間および反転時間
と、角度検出手段から入力される検出出力と同期して、
電動機を制御し、ブラインドの羽根角度を所定の位置に
設定する。
【0013】電源投入時、指令手段から開閉操作信号が
制御手段に入力されると、電動機の回転を制御する制御
手段は、ブラインドが所定の高さとなる位置にあるとき
に予め記憶されている正転時間と反転時間となるように
定められている。所定の駆動力が、電動機に角度検出手
段から入力される検出出力と同期して印加するように制
御する。所定の高さはブラインド昇降軸の回転検出手段
により、上限位置(ブラインドの羽根を上部に移動させ
た状態)から現在位置までのパルスカウント数により高
さ位置を知ることができる。また、角度検出手段から入
力される検出出力は羽根の回転動作に応じたパルス数が
出力される。たとえば羽根角度を水平を含む15分割に
することにより全閉から全開までを15段階にステップ
開閉でき、各1ステップごとに1パルスの信号が出力さ
れることになる。
【0014】その結果、所定の昇降高さとなる位置にあ
るときには、設定された回転時間(周期)と回転方向で
回転することにより、回転軸に取付けられた角度検出手
段から出力された信号と同期することにより、指定され
た位置にブラインドの羽根を停止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の一
例の構成を示すブロック図である。本発明はブラインド
の羽根の開閉に関することが要旨であるから、ブライン
ドの昇降に関しては説明および図面が簡略化されてい
る。
【0016】電源入力部1に入力された100Vの交流
電源は、電源トランス2に与えられ、電源トランス2に
よって所定の電圧に降圧されて、安定化電源部3に与え
られる。安定化電源部3は、たとえばMPUやその他各
部に必要な電源を供給している。また、100Vの交流
電源は零クロス検出部24にも与えられ、交流電源の零
クロスを検出し、零クロス信号をマイクロコンピュータ
(以下、MPUという)6に与えている。
【0017】さらに、100Vの交流電源は、電動機駆
動部5を経由し誘導電動機4に供給されている。
【0018】MPU6には、電動機駆動部5と指令手段
7が接続されている。電動機駆動部5はMPU6を経由
してきた指令手段7からの制御信号に基づいて誘導電動
機4を正転,反転および停止の制御を行なう。
【0019】指令手段7は、羽根の正転スイッチ8およ
び反転スイッチ9を含む。羽根の正転スイッチ8および
反転スイッチ9は、それぞれ逆方向に羽根の開閉を指令
するものである。誘導電動機4には、減速機構41が設
けられていて、この減速機構41にシャフト(図示され
ない)を介して開閉ドラム10が連結される。この開閉
ドラム10はブラインドの羽根12の羽根の開閉を司る
ラダーコード11を上下させるものである。このラダー
コード11は開閉ドラム10に巻きつけて固定されてい
るとともに、複数の羽根12を一定間隔で挟み込んでお
り、その他端はボトムレール13に固定されている。こ
のボトムレール13にブラインドを昇降するためのリフ
ティングテープ14の一端が固定されており、その他端
は複数枚の羽根12に形成された貫通孔を通り、巻上げ
ドラム(図示されない)に固定されている。昇降制御手
段(図示されない)により昇降用電動機(図示されな
い)が駆動され、リフティングテープ14が巻上げドラ
ムに巻取られることにより、ブラインドの昇降が行なわ
れる。昇降ドラムが取付けられているシャフトには、回
転検出手段17が連結されている。回転検出手段17
は。スリット18B,18B,…が全周に設けられた円
盤18Aとフォトインタラプタ19により構成されてい
る。このスリット18Bを挟むようにして、透過型のフ
ォトインタラプタ19が設けられている。そしてフォト
インタラプタ19に含まれる発光素子からの光が回転す
る円盤18Aの周囲に設けられたスリット18Bによっ
透過と遮断が繰り返され、発光素子と対抗して設けら
れた受光素子が断続した光パルスを検出する。昇降ドラ
ムのシャフトが回転して昇降動作が行なわれると、それ
に比例したパルスが出力され、MPU6に与えられる。
MPU6ではこのパルス数をカウントし(降下のときは
カウントアップ、上昇のときはカウントダウン)ブライ
ンドの高さ位置を知ることができる。なお、高さ位置の
起点は、上限スイッチ(羽根およびボトムレールが最上
部に巻き上げられたときにはONされるスイッチ)がO
Nされれば、カウントをクリアする。
【0020】ブラインドの羽根の角度検出手段15は、
スリット10B,10B,…が半周に設けられた円盤1
0Aとフォトインタラプタ16によって構成されてい
る。このスリット10Bを挟むようにして透過型のフォ
トインタラプタ16が設けられている。そして、羽根が
開閉するとフォトインタラプタ16に含まれる発光素子
からの光が回転する円盤10Aの周囲に設けられたスリ
ット10Bによって透過と遮断が繰り返され、発光素子
と対向して設けられた受光素子が断続した光パルスを検
出して、この光パルスをMPU6に与える。円盤10A
の半周に形成された各スリット10Bと羽根12の開閉
停止位置とは1対1に対応していて、羽根12の回転角
度は、あるスリット10Bと連接するスリット10Bの
なす角度を単位として変わるようになっている。
【0021】図2は電動機駆動部5の内部構成の一例の
ブロック図である。電動機駆動部5は、ゲート制御回路
部20,トライアック21および22等により構成され
る。MPU6からの指令により、ゲート制御回路部20
が動作し、誘導電動機4をON/OFFするトライアッ
ク21および22を制御する。たとえば、トライアック
21はONし、トライアック22がOFFすることによ
り、誘導電動機4は正転する。トライアック21がOF
Fし、トライアック22がONすることにより、誘導電
動機4は逆転する。23は進相用のコンデンサである。
【0022】図3は図1に示した電動ブラインドの動作
タイミング図であり、図4は同じくフローチャートであ
る。
【0023】次に、図1ないし図4を参照して、本発明
の実施形態の一例の具体的な動作について説明する。
【0024】指令手段7に含まれる羽根の正転スイッチ
8をONに操作すると、MPU6は羽根の正転指令であ
ることを判別し、電動機駆動部5に正転信号を出力する
(ステップS1)。正転信号は、後で説明するがAC電
源の零クロスを起点にした一定時間の正方向の誘導電動
機の回転信号と、その終了後に一定時間の正方向の回転
トルクを打ち消すための逆方向の誘導電動機の回転信号
とが組合わされた信号である。正転信号に応じて、電動
機駆動部5は誘導電動機4を一定時間正転方向に回転さ
せる。一般的に誘導電動機4の回転は非常に高速である
が、減速機構41によってブラインドの開閉速度に減速
される。誘導電動機4の回転力は減速機構41およびシ
ャフトを介して開閉ドラム10を回転させる。開閉ドラ
ム10にはラダーコード11が固定されており、開閉ド
ラム10の回転に伴って、ラダーコード11は開閉ドラ
ム10とともに回転させられ、ラダーコード11により
吊られている羽根12aも同時に回転する。なお、ボト
ムレール13およびボトムレール13に載っている羽根
12bは回転せずそのままである。
【0025】正転スイッチ8をONに操作すると、MP
U6は羽根の正転指令であることを判別し、現在のブラ
インド高さと電源周波数(零クロス間をMPU6によっ
てタイマーカウントすることによって、50/60Hz
を判別する)をもとに誘導電動機4の正方向の回転時間
(ON時間)N1aと逆方向の回転時間(OFF時間)
N2aと、MPU6に予め記憶された数値テーブル(図
5はその一例であり50Hzの場合である)から引き出
しセットする。図3の例では図5の数値テーブルからた
とえばブラインド高さ4メートルであれば、ON時間N
1aは1.5サイクル(数値テーブルでは3)、OFF
時間N2aは1サイクル(数値テーブルでは2)がセッ
トされる(ステップS2)。
【0026】指令手段7からの信号が入力されると、そ
の直後のAC電源の零クロス点から(ステップS3)、
誘導電動機4のON時間(N1a)に基づいて、トライ
アック21をONする(ステップS4)。このときのO
N時間(N1a)は、羽根を前述のスリット10Bのな
す1スリットの角度分羽根が開方向に移動する時間に、
予めMPU6に記憶設定されている。指定された角度に
なるまで誘導電動機4が動作した後、角度検出手段15
から信号が入力されると(図3(a)のイ部)(ステッ
プS5)、次にOFF時間(N2a)誘導電動機4を逆
方向に動作させるためにOFF時間(N2a)に基づい
て、トライアック22をONする(ステップS6)。こ
のとき、無通電状態に誘導電動機4がなった場合には、
誘導電動機4は正方向に回転しようとする慣性が働くた
めに、この慣性に打ち消し合う逆回転トルクを与えて、
強制的に停止する必要がある。したがって、正回転の慣
性トルクを打ち消し合う時間すなわちOFF時間(N2
a)だけ誘導電動機4を逆方向に動作させることによっ
て、羽根を指定角度で停止することができる。
【0027】次に、指令手段7に含まれる反転スイッチ
9をONに操作すると、MPU6は羽根の反転指令であ
ることを判別し、電動機駆動部5に反転信号を出力する
(ステップS1)。前述の場合と同様に、現在のブライ
ンド高さと電源周波数(零クロス間をMPU6によって
タイマーカウントすることによって50/60Hzを判
別する。)をもとに、誘導電動機のON時間(N1b)
とOFF時間(N2b)とを、MPU6に予め記憶され
た数値テーブルから引き出しセットする。図4の例では
図5の数値テーブルから、たとえばブラインド高さ4メ
ートルであればON時間N1bは2サイクル(数値テー
ブルでは4)、OFF時間N2bは1サイクル(数値テ
ーブルでは2)がセットされる(ステップS2−1)。
これにより半サイクルの整数倍の時間で制御される。反
転の場合ON信号およびOFF信号による誘導電動機の
回転方向は前述の場合と反対となる。
【0028】指令手段からの信号が入力されると、その
直後のAC電源の零クロス点から(ステップS3)、誘
導電動機4のON時間(N1b)に基づいて、トライア
ック22をONする(ステップS4)。このときのON
時間(N1b)は、羽根を前述のスリット10Bのなす
1スリットの角度分羽根が閉方向に移動する時間に、予
めMPU6に記憶設定されている。指定された角度にな
るまで誘導電動機4が動作した後、角度検出手段から信
号が入力されると(図3(b)のロ部)(ステップS
5)、次にOFF時間(N2b)誘導電動機4を逆方向
に動作させるためにOFF時間(N2b)に基づいて、
トライアック21をONする(ステップS6)。正転指
令と同様に、このときに無通電状態に誘導電動機4がな
った場合には、誘導電動機4は以前と同じ方向に回転し
ようとする慣性が働くために、この慣性に打ち消し合う
逆回転トルクを与えて、強制的に停止する必要がある。
したがって、以前と同じ方向の回転トルクを打ち消し合
う時間(OFF時間N2b)だけ誘導電動機4を逆方向
に動作させることによって、羽根を指定角度で停止する
ことができる。
【0029】羽根の反転指令では、誘導電動機4にかか
る回転トルクが違うため、通常正転指令時のON時間お
よびOFF時間と、反転指令でのON時間とOFF時間
とは相違がある。数値テーブルでは、ブラインド高さに
応じたON/OFF時間を設定するとともに、開方向お
よび閉方向のON/OFF時間も考慮する必要がある。
【0030】誘導電動機4のON/OFF制御にトライ
アックを用いているが、これにかかわらず電源周期に同
期してON/OFFできるスイッチング素子を用いるこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】本発明により、誘導電動機を用いてブラ
インドの羽根の開閉を行なった場合、予め定められた羽
根角度に開閉動作を行ない、ステップごとに角度調整が
可能であるとともに、羽根の停止時に騒音が発生するこ
となく羽根の角度の調整ができる。
【0032】零クロス点を検出し、半サイクルごとに制
御することにより、スイッチングをしたときのノイズを
低減できる。
【0033】電源周波数による駆動能力の相違を予め数
値テーブルに記憶しておき、このテーブルのデータに基
づいて誘導電動機を制御することにより、電源周波数に
関係なく、羽根の開閉を確実に所定の角度に調整するこ
とができる。
【0034】羽根の開方向と閉方向とでは自重と重力の
関係から、駆動能力の相違がある。したがってこの相違
を予め数値テーブルに記憶しておき、このテーブルのデ
ータに基づいて誘導電動機を制御することにより、羽根
の開閉方向に関係なく羽根の開閉を確実に所定の角度に
調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例のブロック図である。
【図2】本発明の電動機駆動部のブロック図である。
【図3】(a)は正転時の動作タイミング図であり、
(b)は反転時の動作タイミング図である。
【図4】本発明の一例のフローチャートである。
【図5】数値テーブルの一例の図である。
【符号の説明】 4 誘導電動機 5 電動機駆動部 6 MPU 7 指令手段 8 正転スイッチ 9 逆転スイッチ 10 開閉ドラム 11 ラダーコード 12 羽根 13 ボトムレール 15 角度検出手段 16,19 フォトインタラプタ 17 回転検出手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導電動機と、 誘導電動機の回転に応じて開閉する複数の羽根と、 羽根の角度検出手段と、 羽根の開閉を指令する指令手段と、 指令手段によって誘導電動機を制御する制御手段と、 誘導電動機を一方の方向または反対の方向に回転するた
    めの駆動手段とを有し、 制御手段は指令手段からの指令信号により、駆動手段に
    誘導電動機を一方の方向に回転させる信号を出力して誘
    導電動機を一方の方向に回転させ、角度検出手段からの
    信号により誘導電動機を無通電状態とした後、一方の方
    向の回転の慣性トルクを打ち消すために必要な時間だけ
    誘導電動機を反対の方向に動作させて制動を行なうよう
    に制御することを特徴とする電動ブラインド。
  2. 【請求項2】 交流電源の零クロスを検出する零クロス
    検出手段と、零クロス検出手段によって検出された零ク
    ロス点より、半サイクルごとに誘導電動機を制御する制
    御手段とを有し、指令手段からの指令信号により誘導電
    動機を半サイクルの整数倍の時間で制御することを特徴
    とする請求項1記載の電動ブラインド。
  3. 【請求項3】 羽根を一方の方向に動作させるための誘
    導電動機の一方の方向への回転時間と他方の方向への回
    転時間、および羽根を他の方向に動作させるための誘導
    電動機の前述の一方の方向への逆方向の回転時間と前述
    の反対方向の逆方向の回転時間を数値テーブルにして予
    め制御手段に記憶させ、羽根の開閉動作の指令手段から
    の指令信号により誘導電動機の一方の方向への回転時間
    と反対の方向への回転時間を、該当するブラインドの一
    方の方向への動作または反対の方向への動作の数値テー
    ブルからの数値をもとに制御を行なうことを特徴とする
    請求項1または2記載の電動ブラインド。
  4. 【請求項4】 数値テーブルは、交流電源の電源周波数
    とブラインド高さに関連して誘導電動機のある方向への
    回転時間と反対の方向への回転時間とを半サイクルの整
    数倍で記憶していることを特徴とする請求項3記載の電
    動ブラインド。
  5. 【請求項5】 数値テーブルは羽根の移動方向に対応し
    て誘導電動機の回転方向および時間を記憶していること
    を特徴とする請求項4記載の電動ブラインド。
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