JP2660699B2 - ブラインド制御装置 - Google Patents
ブラインド制御装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電動ブラインドの制御装置の改良に関するも
のである。 [従来の技術] 直流モータを使用してブラインドの回転軸を回転させ
ることによって、ベネシャンブラインド、ロールブライ
ンド、ローマンシェードを上下に、バーチカルブライン
ド、カーテンを左右に開閉させることは広く行なわれて
いる。スラットを使用するベネシャンブラインドとバー
チカルブラインドは直流モータの回転速度を緩急二段階
に制御してモータの緩速回転時にスラットの傾斜角度を
調整している。又、操作スイッチを手で直接操作して開
閉できるだけでなく、遠隔操作で開閉することができる
ブラインドも増加している。 このように、ブラインド制御装置は多様な機能を果た
さなければならないが、他方ではブラインドのヘッドボ
ックスに内蔵し得るように小型化することも求められて
いる。 直流モータを緩急二段階に制御する装置は、実公昭56
−17676号に開示されているが、その公知の装置はトラ
ンジスタ回路を使用するため、多様な機能をすべて果た
すことができなかっただけでなく、奥行の狭い、例えば
23mm程度のヘッドボックスに内蔵することもできなかっ
た。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、直流モータを多様な機能を果たすよう
に回転させることも、遠隔操作に対応することも可能な
制御装置であって、奥行の狭いブラインドヘッドボック
スにも簡単に内蔵することができるものを提供すること
にある。 [問題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の採用する手段は、
第1図のブロック図に示すように、ブラインドの回転軸
を回転駆動する直流のモータと、ブラインドを開くため
のアツプスイッチと、ブラインドを閉じるためのダウン
スイッチと、ブラインドを停止するためのストップスイ
ッチと、ブラインドの開限度のためのアップリミットス
イッチと、ブラインドの閉限度のためのダウンリミット
スイッチとを備えた電動ブラインドの制御装置におい
て、アップ及びダウンスイッチの操作時間を記憶するア
ップ及びダウン記憶手段と、アップリミットスイッチの
作動状態を記憶するアップリミット記憶手段と、前記ア
ップスイッチの操作、アップリミットスイッチの作動、
ストップスイッチの操作、アップ記憶手段の内容から、
第一及び第三出力端子よりブラインド開方向に前記モー
タを定速で、又は減速で回転させるかもしくはその回転
を停止させる信号を出力する開指令信号手段と、ダウン
スイッチの操作、ダウンリミットスイッチの作動、スト
ップスイッチの操作、ダウン記憶手段の内容、アップリ
ミット記憶手段の内容から、第二及び第三出力端子より
ブラインドの閉方向にモータを定速で又は減速で回転さ
せるかもしくは回転を停止させる信号を出力する閉指令
信号手段と、前記開及び閉指令信号手段の信号によって
モータをブラインドの開方向又は閉方向に定速又は減速
回転させるかもしくはその回転を停止させるモータ制御
回路を設けたことにある。 アップ及びダウン記憶手段、アップリミット記憶手
段、開及び閉指令信号手段は、スイッチに接続されたワ
ンチップのマイクロコンピュータからなり、モータ制御
回路はモータ電流回路を含む。マイクロコンピュータは
内蔵されたプログラムによってモータ制御回路に指令信
号を出力して次の制御を行う。 アップスイッチを予めプログラムした初期時間より長
く操作すると、モータを方向に所定の時間減速回転させ
た後に定速回転させる。 ダウンスイッチをアップリミットスイッチの作動時に
操作すると、モータを反対方向に始めから定速で回転さ
せるが、アップリミットスイッチの非作動時に初期時間
よりも長く操作すると、モータを所定の時間減速逆転さ
せた後に定速逆転させる。 ストップスイッチを作動させるとモータのいずれの方
向の回転も停止させる。 アップリミットスイッチ又はダウンリミットスイッチ
が作動すると、モータの正転又は逆転を停止させる。 初期時間経過前にアップスイッチ又はダウンスイッチ
が放されると、モータを直ちに停止させる。 ワンチップマイクロコンピュータは、モータ制御回路
と同一基盤に取付けられてブラインドのヘッドボックス
に内蔵される。マイクロコンピュータは三個の出力端を
持ち、その第一出力端はモータ制御回路の第一入力端
に、第二出力端は第二入力端に、第三出力端は第三入力
端にそれぞれ接続される。 モータ制御回路は二個の制御端を持ち、その第一及び
第二制御端の出力信号がH、Lのときは直流モータは正
転し、L、Hのときは逆転し、H、H又はL、Lのとき
は停止する。第一及び第二制御端の出力信号は第一及び
第二入力端の入力信号と第三入力端の入力信号に基づい
て、例えば二つの入力信号の論理積に設定される。 [作用] マイクロコンピュータは記憶しているプログラムに従
って、3個の出力端からモータ制御回路の3個の入力端
に指令信号を出力する。第一出力端は、アップスイッチ
が押されると、アップリミットスイッチが作動していな
い限り、H信号を出力するが、電源投入時、アップ又は
ダウンスイッチが初期時間の経過前に放されたときは、
ストップスイッチが押されるか、アップリミットスイッ
チが作動すると、L信号を出力する。第二出力端は、ダ
ウンリミットスイッチが作動していない限り、H信号を
出力するが、電源投入時、アップア又はダウンスイッチ
が初期時間の経過前に放されたとき、ストップスイッチ
が押されたとき、又は、ダウンリミットスイッチが作動
したときL信号を出力する。第三出力端は、アップスイ
ッチが初期時間よりも長く押されたとき、又は、アップ
リミットスイッチの非作動時にダウンスイッチが初期時
間よりも長く押されたとき、所定の幅で断続するHパル
ス信号を所定の時間出力した後に通常のH信号を出力す
るが、アップリミットスイッチの作動時にダウンスイッ
チが押されたときは始めからH信号を出力する。電源投
入時、アップ又はダウンスイッチが初期時間の経過前に
放されたとき、ストップスイッチ、アップ及びダウンス
イッチが作動したときはL信号を出力する。 したがって、アップ又はダウンスイッチを押すと、第
一及び第二制御端の出力信号がH、L又はL、Hにな
り、直流モータは正転又は逆転するが、アップリミット
スイッチの作動時にダウンスイッチを押したときを除
き、初期時間経過後の一定時間は第二入力端にパルス信
号が入るので、その間直流モータは減速回転する。スト
ップスイッチ、アップ及びダウンリミットスイッチが作
動したときにはアゥプ又はダウンスイッチが初期時間経
過前に放されたとき、第一及び第二制御端の出力信号は
L、Lになり直流モータは停止する。 ディップスイッチを介して第三出力端の出力するHパ
ルス信号の幅と時間を変更し、直流モータの減速回転数
と時間を調整する。減速の必要がないカーテン、ロール
ブラインドの場合は、パルスの出力時間を0に設定す
る。 各スイッチはマイクロコンピュータの入力端に接続さ
れるが、十分な数の入力端を備えたマイクロコンピュー
タを使用すると、受信装置を介して遠隔操作用のストッ
プスイッチ、アップスイッチ、ダウンスイッチをマイク
ロコンピュータに接続し、ブラインドを遠隔操作するこ
とも可能である。 [実施例] 本発明の制御装置を第2図ないし第4図に基づいて説
明する。 第2図に示すように、マイクロコンピュータCPUの第
一入力インターフェース回路A1には手動操作のスイッチ
すなわちブラインドを上昇又は左右に開くためのアップ
スイッチUP、下降又は左右に閉じるためのダウンスイッ
チDW、停止させるためのストップスイッチST、開限度の
ためのアップリミットスイッチUPL、閉限度のためのダ
ウンリミットスイッチDWLが、第二入力インターフェー
ス回路A2には遠隔操作のスイッチすなわち赤外線受信器
の出力信号によってブラインドを上昇又は左右に開くた
めのリモートアップスイッチRUP、下降又は左右に閉じ
るためのリモートダウンスイッチRDW、停止のためのリ
モートストップスイッチRSTが、第三入力インターフェ
ース回路A3には4個ディップスイッチDP1、DP2、DP3、D
P4がそれぞれ接続される。出力インターフェース回路B1
は3個の第一、第二、第三出力端BT1、BT2、BT3を備
え、それらの出力端はモータ制御回路MCMの第一、第
二、第三出力端MI1、MI2、MI3にそれぞれ接続される。
モータ制御回路MCMは集積回路からなり、2個の第一及
び第二制御端MO1、MO2を備える。制御端MO1、MO2はモー
タ電流回路MPMに接続され、そのモータ電流回路は第一
及び第二制御端MO1、MO2の信号に応じてモータMに電流
を供給する。 第3図a、b、cに示すように、モータ制御回路MCM
は第一制御端MO1に第一及び第三入力端MI1、MI3に入力
した指令信号の論理積を、第二制御端MO2に第二及び第
三入力端MI2、MI3に入力した指令信号の論理積をそれぞ
れ制御信号として出力する。第3図aに示すように、第
一及び第二制御端MO1、MO2の制御信号が定常(断続しな
い)のH、Lであれば、モータMは所定の速度で正転
し、L、Hであれば逆転し、H、H又はL、Lであれば
停止する。又、制御信号が断続するパルスであればモー
タMは所定の時間Tまでは減速して正転又は逆転し、そ
の後定速で正転又は逆転する。 マイクロコンピュータCPUは内部のプログラムに基づ
き、第一ないし第三出力端BT1、BT2、BT3から各スイッ
チの作動状態に応じた指令信号をモータ制御回路MCMに
対して次の通りに出力する。 a)デップスイッチを除き、スイッチが作動していない
とき、又はストップスイッチSTが作動したとき、もしく
はアップスイッチはダウンスイッチがプログラムされた
初期時間の経過前に放されたとき、すべての出力端はL
信号を出力する。 b)アップスイッチUPが作動すると、第一出力端BT1は
H信号を出力し、第三出力端MT3は所定の幅で断続する
周期50msのHパルス信号を所定の時間出力した後に通常
のH信号を出力する。 c)ダウンスイッチDWが作動すると、第二出力端MT2は
H信号を出力し、第三出力端MT3はアップリミットスイ
ッチUPLが作動していれば始めから通常のH信号を出力
するが、アップリミットスイッチUPLが非作動であれ
ば、所定の幅で断続する周期50msのHパルス信号を所定
の時間出力した後に通常のH信号を出力する。 d)アップリミットスイッチUPLが作動すると、第一出
力端MT1はL信号を出力する。 e)ダウンリミットスイッチDWLが作動すると、第二出
力端MT2はL信号を出力する。 f)第三出力端BT3の単位Hパルス信号の幅はデップス
イッチDP1、DP2により、Hパルス信号の出力の終了時間
(第3図b、cの時間T)はデップスイッチDP3、DP4に
よりそれぞれ次の通りに設定される。 g)初期時間は2secに設定される。 マイクロコンピュータCPUと、モータ電流回路MPMを含
むモータ制御回路MCMは共通の基板に取付けられ、モー
タMと共に第4図のヘッドボックス20に内装される。 次に、本発明の装置によるブラインドの制御を説明す
る。第4図に示すように、ベネシャンブラインド10の初
期状態は、ボトムレール12が実線の上昇限度位置にある
か、一点鎖線の下降限度位置にあるか、又は二点鎖線の
中間位置にあるかのいずれかである。ボトムレール12が
上昇限度位置にあるときのブラインドの制御は第5図a
のフローチャートIに示されるように、初期条件101に
おいてアップリミットスイッチは作動状態にある。ステ
ップ102でマイクロコンピュータの第二及び第三出力端
から通常のH信号が出力されるから、ステップ104でモ
ータは定速逆転しスラット回転後ブライドは高速下降す
る。その間にステップ105のストップスイッチが押され
ると、ステップ106で全出力端の出力はL信号に変り、
ステップ107でモータが停止し、ブラインドはその位置
で停止する。ストップスイッチが押されずに下降限度位
置まで下降すると、ステップ108でダウンリミットスイ
ッチが作動するから、ステップ109で第二出力端の出力
はL信号に変り、ステップ110でモータが停止してブラ
インドは下降限度位置に停止する。 ストップスイッチで停止したブライドを再び操作する
ときは、第5図cの初期条件123になり、ダウンリミッ
トスイッチで停止したブラインドを再び操作するとき
は、第5図bの初期条件111になる。 第4図のボトムレール12が下降限度位置にあるブライ
ンド10の操作は、第5図bのフローチャートIIに示すよ
うに、ステップ111の初期条件から始まり、ステップ112
でアップスイッチを作動すると、ステップ1121で第一出
力端はH信号を第三出力端はHパルス信号をそれぞれ出
力し、モータはステップ1122で減速正転する。ステップ
1123でアップスイッチを放すと、ステップ1124でそれま
でのアップスイッチの操作時間が初期時間よりも短い
と、ステップ106へ移行する。しかし、長ければ、ステ
ップ113で、第一出力端は通常のH信号を出力するが、
第三出力端は所定の時間Hパルス信号を出力するため、
ステップ114でモータが減速正転し、スラットの低速回
転後ブラインドは低速上昇する。その間にステップ115
でストップスイッチが押されると、第5図aのステップ
106に移行しブラインドはその位置で停止する。ストッ
プスイッチが押されずに、所定の出力時間が経過する
と、ステップ117で第三出力端の出力は通常のH信号に
変るから、ステップ118でモータは定速正転しブライン
ドは高速上昇する。その間に、ステップ119でストップ
スイッチが押されると、第5図aのステップ106に移り
ブラインドはその位置で停止する。ストップスイッチが
押されずにブラインドが上限限度に達すると、ステップ
120でアップリミットスイッチが作動し、ステップ121で
第一出力端の出力がL信号に変り、ステップ122でモー
タが停止する。この状態から再操作するときに、第5図
aの初期条件101になる。 第4図のボトムレール12が中間位置にあるブラインド
10は、第5図cのフローチャートIIIに示されるよう
に、初期条件123において、アップリミット及びダウン
リミットスイッチは常に非作動である。ステップ124で
ダウンスイッチが押されると、、ステップ1241で第二出
力端はH信号を第三出力端はHパルス信号をそれぞれ出
力し、ステップ1242でモータは減速逆転する。ステップ
1243でダウンスイッチが放されると、ステップ1244で、
ダウンスイッチの操作時間が初期時間よりも短いとステ
ップ106に移行するが、長ければステップ125で第二出力
端は通常のH信号を出力するが、第三出力端は所定の時
間パルス信号を出力するため、ステップ126でモータは
減速回転してスラットが減速回転した後にブラインドが
低速下降する。その間にステップ127でストップスイッ
チが押されると、第5図aのステップ106に移る。スト
ップスイッチが押されずに、ステップ128で所定のパル
ス出力時間が経過すると、第5図aのステップ103へ移
行する。 又、ステップ129でアップスイッチが押されると第5
図bのステップ113へ移行する。このように、初期時間
よりも短い時間でアップスイッチ又はダウンスイッチを
操作することにより、モータを瞬間的に正転又は逆転さ
せることができるから、ブラインドを木目細かく調整す
ることができる。 実施例はベネシャンブラインドを示したが、同様にモ
ータを減速してスラットの傾斜角度を調整するバーチカ
ルブラインドにも本発明の装置はそのまま使用し得るこ
とはいうまでもない。 又、実施例の装置のマイクロコンピュータCPUに付設
したデップスイッチDP3、DP4を0(オフ)にすれば、第
三出力端BT3は常時始めから通常のH信号を出力し、モ
ータは常に定速回転するから、モータ減速の不要なロー
ルブラインド、カーテン、ローマンシェードにそのまま
使用することができる。 第2図に示すように、マイクロコンピュータCPUの第
二入力インターフェース回路2Aに、図外の赤外線遠隔操
作装置の受信器の出力信号によって動作するリモートア
ップスイッチRUP、リモートダウンスイッチRDN、リモー
トストップスイッチRSTが接続されるので、第4図のス
イッチボックス22に設けられた上昇、下降、停止の押ボ
タンを押してブラインドを操作する以外に、赤外線遠隔
操作装置の送信器の送信窓をヘッドボックス20の受信窓
24に向け、送信器の上昇、下降、停止の押しボタンを押
してブラインドを操作することもできる。 [発明の効果] 上記の通り、本発明の装置は、必要なブラインドの制
御動作がプログラムとして内蔵されたワンチップのマイ
クロコンピュータを使用するので、従来の比較的大型な
トランジスタ回路からなるものとは異なり、小幅のブラ
インドのヘッドボックスに内装可能な上に、モータを多
様に制御することができるという優れた効果が得られ
る。 又、本発明の装置はディップスイッチのオンオフを変
えるだけで制御動作のプログラムを調整することができ
る上に、遠隔操作装置による操作も可能であるから、ほ
とんどすべてのブラインドに使用することができる。そ
の結果、量産が可能になりコストが低減するという効果
も得られる。
のである。 [従来の技術] 直流モータを使用してブラインドの回転軸を回転させ
ることによって、ベネシャンブラインド、ロールブライ
ンド、ローマンシェードを上下に、バーチカルブライン
ド、カーテンを左右に開閉させることは広く行なわれて
いる。スラットを使用するベネシャンブラインドとバー
チカルブラインドは直流モータの回転速度を緩急二段階
に制御してモータの緩速回転時にスラットの傾斜角度を
調整している。又、操作スイッチを手で直接操作して開
閉できるだけでなく、遠隔操作で開閉することができる
ブラインドも増加している。 このように、ブラインド制御装置は多様な機能を果た
さなければならないが、他方ではブラインドのヘッドボ
ックスに内蔵し得るように小型化することも求められて
いる。 直流モータを緩急二段階に制御する装置は、実公昭56
−17676号に開示されているが、その公知の装置はトラ
ンジスタ回路を使用するため、多様な機能をすべて果た
すことができなかっただけでなく、奥行の狭い、例えば
23mm程度のヘッドボックスに内蔵することもできなかっ
た。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、直流モータを多様な機能を果たすよう
に回転させることも、遠隔操作に対応することも可能な
制御装置であって、奥行の狭いブラインドヘッドボック
スにも簡単に内蔵することができるものを提供すること
にある。 [問題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の採用する手段は、
第1図のブロック図に示すように、ブラインドの回転軸
を回転駆動する直流のモータと、ブラインドを開くため
のアツプスイッチと、ブラインドを閉じるためのダウン
スイッチと、ブラインドを停止するためのストップスイ
ッチと、ブラインドの開限度のためのアップリミットス
イッチと、ブラインドの閉限度のためのダウンリミット
スイッチとを備えた電動ブラインドの制御装置におい
て、アップ及びダウンスイッチの操作時間を記憶するア
ップ及びダウン記憶手段と、アップリミットスイッチの
作動状態を記憶するアップリミット記憶手段と、前記ア
ップスイッチの操作、アップリミットスイッチの作動、
ストップスイッチの操作、アップ記憶手段の内容から、
第一及び第三出力端子よりブラインド開方向に前記モー
タを定速で、又は減速で回転させるかもしくはその回転
を停止させる信号を出力する開指令信号手段と、ダウン
スイッチの操作、ダウンリミットスイッチの作動、スト
ップスイッチの操作、ダウン記憶手段の内容、アップリ
ミット記憶手段の内容から、第二及び第三出力端子より
ブラインドの閉方向にモータを定速で又は減速で回転さ
せるかもしくは回転を停止させる信号を出力する閉指令
信号手段と、前記開及び閉指令信号手段の信号によって
モータをブラインドの開方向又は閉方向に定速又は減速
回転させるかもしくはその回転を停止させるモータ制御
回路を設けたことにある。 アップ及びダウン記憶手段、アップリミット記憶手
段、開及び閉指令信号手段は、スイッチに接続されたワ
ンチップのマイクロコンピュータからなり、モータ制御
回路はモータ電流回路を含む。マイクロコンピュータは
内蔵されたプログラムによってモータ制御回路に指令信
号を出力して次の制御を行う。 アップスイッチを予めプログラムした初期時間より長
く操作すると、モータを方向に所定の時間減速回転させ
た後に定速回転させる。 ダウンスイッチをアップリミットスイッチの作動時に
操作すると、モータを反対方向に始めから定速で回転さ
せるが、アップリミットスイッチの非作動時に初期時間
よりも長く操作すると、モータを所定の時間減速逆転さ
せた後に定速逆転させる。 ストップスイッチを作動させるとモータのいずれの方
向の回転も停止させる。 アップリミットスイッチ又はダウンリミットスイッチ
が作動すると、モータの正転又は逆転を停止させる。 初期時間経過前にアップスイッチ又はダウンスイッチ
が放されると、モータを直ちに停止させる。 ワンチップマイクロコンピュータは、モータ制御回路
と同一基盤に取付けられてブラインドのヘッドボックス
に内蔵される。マイクロコンピュータは三個の出力端を
持ち、その第一出力端はモータ制御回路の第一入力端
に、第二出力端は第二入力端に、第三出力端は第三入力
端にそれぞれ接続される。 モータ制御回路は二個の制御端を持ち、その第一及び
第二制御端の出力信号がH、Lのときは直流モータは正
転し、L、Hのときは逆転し、H、H又はL、Lのとき
は停止する。第一及び第二制御端の出力信号は第一及び
第二入力端の入力信号と第三入力端の入力信号に基づい
て、例えば二つの入力信号の論理積に設定される。 [作用] マイクロコンピュータは記憶しているプログラムに従
って、3個の出力端からモータ制御回路の3個の入力端
に指令信号を出力する。第一出力端は、アップスイッチ
が押されると、アップリミットスイッチが作動していな
い限り、H信号を出力するが、電源投入時、アップ又は
ダウンスイッチが初期時間の経過前に放されたときは、
ストップスイッチが押されるか、アップリミットスイッ
チが作動すると、L信号を出力する。第二出力端は、ダ
ウンリミットスイッチが作動していない限り、H信号を
出力するが、電源投入時、アップア又はダウンスイッチ
が初期時間の経過前に放されたとき、ストップスイッチ
が押されたとき、又は、ダウンリミットスイッチが作動
したときL信号を出力する。第三出力端は、アップスイ
ッチが初期時間よりも長く押されたとき、又は、アップ
リミットスイッチの非作動時にダウンスイッチが初期時
間よりも長く押されたとき、所定の幅で断続するHパル
ス信号を所定の時間出力した後に通常のH信号を出力す
るが、アップリミットスイッチの作動時にダウンスイッ
チが押されたときは始めからH信号を出力する。電源投
入時、アップ又はダウンスイッチが初期時間の経過前に
放されたとき、ストップスイッチ、アップ及びダウンス
イッチが作動したときはL信号を出力する。 したがって、アップ又はダウンスイッチを押すと、第
一及び第二制御端の出力信号がH、L又はL、Hにな
り、直流モータは正転又は逆転するが、アップリミット
スイッチの作動時にダウンスイッチを押したときを除
き、初期時間経過後の一定時間は第二入力端にパルス信
号が入るので、その間直流モータは減速回転する。スト
ップスイッチ、アップ及びダウンリミットスイッチが作
動したときにはアゥプ又はダウンスイッチが初期時間経
過前に放されたとき、第一及び第二制御端の出力信号は
L、Lになり直流モータは停止する。 ディップスイッチを介して第三出力端の出力するHパ
ルス信号の幅と時間を変更し、直流モータの減速回転数
と時間を調整する。減速の必要がないカーテン、ロール
ブラインドの場合は、パルスの出力時間を0に設定す
る。 各スイッチはマイクロコンピュータの入力端に接続さ
れるが、十分な数の入力端を備えたマイクロコンピュー
タを使用すると、受信装置を介して遠隔操作用のストッ
プスイッチ、アップスイッチ、ダウンスイッチをマイク
ロコンピュータに接続し、ブラインドを遠隔操作するこ
とも可能である。 [実施例] 本発明の制御装置を第2図ないし第4図に基づいて説
明する。 第2図に示すように、マイクロコンピュータCPUの第
一入力インターフェース回路A1には手動操作のスイッチ
すなわちブラインドを上昇又は左右に開くためのアップ
スイッチUP、下降又は左右に閉じるためのダウンスイッ
チDW、停止させるためのストップスイッチST、開限度の
ためのアップリミットスイッチUPL、閉限度のためのダ
ウンリミットスイッチDWLが、第二入力インターフェー
ス回路A2には遠隔操作のスイッチすなわち赤外線受信器
の出力信号によってブラインドを上昇又は左右に開くた
めのリモートアップスイッチRUP、下降又は左右に閉じ
るためのリモートダウンスイッチRDW、停止のためのリ
モートストップスイッチRSTが、第三入力インターフェ
ース回路A3には4個ディップスイッチDP1、DP2、DP3、D
P4がそれぞれ接続される。出力インターフェース回路B1
は3個の第一、第二、第三出力端BT1、BT2、BT3を備
え、それらの出力端はモータ制御回路MCMの第一、第
二、第三出力端MI1、MI2、MI3にそれぞれ接続される。
モータ制御回路MCMは集積回路からなり、2個の第一及
び第二制御端MO1、MO2を備える。制御端MO1、MO2はモー
タ電流回路MPMに接続され、そのモータ電流回路は第一
及び第二制御端MO1、MO2の信号に応じてモータMに電流
を供給する。 第3図a、b、cに示すように、モータ制御回路MCM
は第一制御端MO1に第一及び第三入力端MI1、MI3に入力
した指令信号の論理積を、第二制御端MO2に第二及び第
三入力端MI2、MI3に入力した指令信号の論理積をそれぞ
れ制御信号として出力する。第3図aに示すように、第
一及び第二制御端MO1、MO2の制御信号が定常(断続しな
い)のH、Lであれば、モータMは所定の速度で正転
し、L、Hであれば逆転し、H、H又はL、Lであれば
停止する。又、制御信号が断続するパルスであればモー
タMは所定の時間Tまでは減速して正転又は逆転し、そ
の後定速で正転又は逆転する。 マイクロコンピュータCPUは内部のプログラムに基づ
き、第一ないし第三出力端BT1、BT2、BT3から各スイッ
チの作動状態に応じた指令信号をモータ制御回路MCMに
対して次の通りに出力する。 a)デップスイッチを除き、スイッチが作動していない
とき、又はストップスイッチSTが作動したとき、もしく
はアップスイッチはダウンスイッチがプログラムされた
初期時間の経過前に放されたとき、すべての出力端はL
信号を出力する。 b)アップスイッチUPが作動すると、第一出力端BT1は
H信号を出力し、第三出力端MT3は所定の幅で断続する
周期50msのHパルス信号を所定の時間出力した後に通常
のH信号を出力する。 c)ダウンスイッチDWが作動すると、第二出力端MT2は
H信号を出力し、第三出力端MT3はアップリミットスイ
ッチUPLが作動していれば始めから通常のH信号を出力
するが、アップリミットスイッチUPLが非作動であれ
ば、所定の幅で断続する周期50msのHパルス信号を所定
の時間出力した後に通常のH信号を出力する。 d)アップリミットスイッチUPLが作動すると、第一出
力端MT1はL信号を出力する。 e)ダウンリミットスイッチDWLが作動すると、第二出
力端MT2はL信号を出力する。 f)第三出力端BT3の単位Hパルス信号の幅はデップス
イッチDP1、DP2により、Hパルス信号の出力の終了時間
(第3図b、cの時間T)はデップスイッチDP3、DP4に
よりそれぞれ次の通りに設定される。 g)初期時間は2secに設定される。 マイクロコンピュータCPUと、モータ電流回路MPMを含
むモータ制御回路MCMは共通の基板に取付けられ、モー
タMと共に第4図のヘッドボックス20に内装される。 次に、本発明の装置によるブラインドの制御を説明す
る。第4図に示すように、ベネシャンブラインド10の初
期状態は、ボトムレール12が実線の上昇限度位置にある
か、一点鎖線の下降限度位置にあるか、又は二点鎖線の
中間位置にあるかのいずれかである。ボトムレール12が
上昇限度位置にあるときのブラインドの制御は第5図a
のフローチャートIに示されるように、初期条件101に
おいてアップリミットスイッチは作動状態にある。ステ
ップ102でマイクロコンピュータの第二及び第三出力端
から通常のH信号が出力されるから、ステップ104でモ
ータは定速逆転しスラット回転後ブライドは高速下降す
る。その間にステップ105のストップスイッチが押され
ると、ステップ106で全出力端の出力はL信号に変り、
ステップ107でモータが停止し、ブラインドはその位置
で停止する。ストップスイッチが押されずに下降限度位
置まで下降すると、ステップ108でダウンリミットスイ
ッチが作動するから、ステップ109で第二出力端の出力
はL信号に変り、ステップ110でモータが停止してブラ
インドは下降限度位置に停止する。 ストップスイッチで停止したブライドを再び操作する
ときは、第5図cの初期条件123になり、ダウンリミッ
トスイッチで停止したブラインドを再び操作するとき
は、第5図bの初期条件111になる。 第4図のボトムレール12が下降限度位置にあるブライ
ンド10の操作は、第5図bのフローチャートIIに示すよ
うに、ステップ111の初期条件から始まり、ステップ112
でアップスイッチを作動すると、ステップ1121で第一出
力端はH信号を第三出力端はHパルス信号をそれぞれ出
力し、モータはステップ1122で減速正転する。ステップ
1123でアップスイッチを放すと、ステップ1124でそれま
でのアップスイッチの操作時間が初期時間よりも短い
と、ステップ106へ移行する。しかし、長ければ、ステ
ップ113で、第一出力端は通常のH信号を出力するが、
第三出力端は所定の時間Hパルス信号を出力するため、
ステップ114でモータが減速正転し、スラットの低速回
転後ブラインドは低速上昇する。その間にステップ115
でストップスイッチが押されると、第5図aのステップ
106に移行しブラインドはその位置で停止する。ストッ
プスイッチが押されずに、所定の出力時間が経過する
と、ステップ117で第三出力端の出力は通常のH信号に
変るから、ステップ118でモータは定速正転しブライン
ドは高速上昇する。その間に、ステップ119でストップ
スイッチが押されると、第5図aのステップ106に移り
ブラインドはその位置で停止する。ストップスイッチが
押されずにブラインドが上限限度に達すると、ステップ
120でアップリミットスイッチが作動し、ステップ121で
第一出力端の出力がL信号に変り、ステップ122でモー
タが停止する。この状態から再操作するときに、第5図
aの初期条件101になる。 第4図のボトムレール12が中間位置にあるブラインド
10は、第5図cのフローチャートIIIに示されるよう
に、初期条件123において、アップリミット及びダウン
リミットスイッチは常に非作動である。ステップ124で
ダウンスイッチが押されると、、ステップ1241で第二出
力端はH信号を第三出力端はHパルス信号をそれぞれ出
力し、ステップ1242でモータは減速逆転する。ステップ
1243でダウンスイッチが放されると、ステップ1244で、
ダウンスイッチの操作時間が初期時間よりも短いとステ
ップ106に移行するが、長ければステップ125で第二出力
端は通常のH信号を出力するが、第三出力端は所定の時
間パルス信号を出力するため、ステップ126でモータは
減速回転してスラットが減速回転した後にブラインドが
低速下降する。その間にステップ127でストップスイッ
チが押されると、第5図aのステップ106に移る。スト
ップスイッチが押されずに、ステップ128で所定のパル
ス出力時間が経過すると、第5図aのステップ103へ移
行する。 又、ステップ129でアップスイッチが押されると第5
図bのステップ113へ移行する。このように、初期時間
よりも短い時間でアップスイッチ又はダウンスイッチを
操作することにより、モータを瞬間的に正転又は逆転さ
せることができるから、ブラインドを木目細かく調整す
ることができる。 実施例はベネシャンブラインドを示したが、同様にモ
ータを減速してスラットの傾斜角度を調整するバーチカ
ルブラインドにも本発明の装置はそのまま使用し得るこ
とはいうまでもない。 又、実施例の装置のマイクロコンピュータCPUに付設
したデップスイッチDP3、DP4を0(オフ)にすれば、第
三出力端BT3は常時始めから通常のH信号を出力し、モ
ータは常に定速回転するから、モータ減速の不要なロー
ルブラインド、カーテン、ローマンシェードにそのまま
使用することができる。 第2図に示すように、マイクロコンピュータCPUの第
二入力インターフェース回路2Aに、図外の赤外線遠隔操
作装置の受信器の出力信号によって動作するリモートア
ップスイッチRUP、リモートダウンスイッチRDN、リモー
トストップスイッチRSTが接続されるので、第4図のス
イッチボックス22に設けられた上昇、下降、停止の押ボ
タンを押してブラインドを操作する以外に、赤外線遠隔
操作装置の送信器の送信窓をヘッドボックス20の受信窓
24に向け、送信器の上昇、下降、停止の押しボタンを押
してブラインドを操作することもできる。 [発明の効果] 上記の通り、本発明の装置は、必要なブラインドの制
御動作がプログラムとして内蔵されたワンチップのマイ
クロコンピュータを使用するので、従来の比較的大型な
トランジスタ回路からなるものとは異なり、小幅のブラ
インドのヘッドボックスに内装可能な上に、モータを多
様に制御することができるという優れた効果が得られ
る。 又、本発明の装置はディップスイッチのオンオフを変
えるだけで制御動作のプログラムを調整することができ
る上に、遠隔操作装置による操作も可能であるから、ほ
とんどすべてのブラインドに使用することができる。そ
の結果、量産が可能になりコストが低減するという効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、
第2図は本発明の一実施例の装置の信号伝達経路図、
第3図a、b、cはマイクロコンピュータの指令信号
と、モータ制御回路の制御信号とモータに印加される電
圧の関係を示す図、 第4図は本発明の装置を備えたベネシャンブラインドの
斜視図、 第5図a、b、cは第2図の装置の制御手段を示すフロ
ーチャートである。 図において、CPU:マイクロコンピュータ(指令手段)、
M:モータ、UP:アップスイッチ、DW:ダウンスイッチ、S
T:ストップスイッチ、UPL:アップリミットスイッチ、DW
L:ダウンリミットスイッチ、BT1:第一出力端、BT2:第二
出力端、BT3:第三出力端、MI1:第一入力端、MI2:第二入
力端、MI3:第三入力端、MO1:第一制御端、MO2:第二制御
端、MCM:モータ制御回路をそれぞれ示す。
と、モータ制御回路の制御信号とモータに印加される電
圧の関係を示す図、 第4図は本発明の装置を備えたベネシャンブラインドの
斜視図、 第5図a、b、cは第2図の装置の制御手段を示すフロ
ーチャートである。 図において、CPU:マイクロコンピュータ(指令手段)、
M:モータ、UP:アップスイッチ、DW:ダウンスイッチ、S
T:ストップスイッチ、UPL:アップリミットスイッチ、DW
L:ダウンリミットスイッチ、BT1:第一出力端、BT2:第二
出力端、BT3:第三出力端、MI1:第一入力端、MI2:第二入
力端、MI3:第三入力端、MO1:第一制御端、MO2:第二制御
端、MCM:モータ制御回路をそれぞれ示す。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.ブラインド回転軸を駆動するモータと、ブラインド
を開くためのアップスイッチと、ブラインドを閉じるた
めのダウンスイッチと、ブラインドを停止するためのス
トップスイッチと、ブラインドの開限度のためのアップ
リミットスイッチと、ブラインドの閉限度のためのダウ
ンリミットスイッチと、マイクロコンピュータと、モー
タ制御回路を備え、前記マイクロコンピュータは前記ア
ップ及びダウンスイッチの操作時間を記憶するアップ及
びダウン記憶手段と、前記アップリミットスイッチの作
動状態を記憶するアップリミット記憶手段と、前記アッ
プスイッチの操作、前記アップリミットスイッチの作
動、前記ストップスイッチの操作、前記アップ記憶手段
の内容から、第一及び第三出力端子よりブラインド開方
向に前記モータを始めから定速で又は始めの所定時間減
速回転後に定速で回転させるかもしくはその回転を停止
させる信号を出力する開指令信号手段と、前記ダウンス
イッチの操作、前記ダウンリミットスイッチの作動、前
記ストップスイッチの操作、前記ダウン記憶手段の内
容、前記アップリミット記憶手段の内容から、第二及び
第三出力端子よりブラインドの閉方向に前記モータを始
めの所定時間減速回転後に定速で回転させるかもしくは
その回転を停止させる信号を出力する閉指令信号手段と
からなり、前記モータ制御回路は、前記開及び閉指令信
号手段の信号によって前記モータの回転を制御すること
を特徴とするブラインド制御装置。 2.マイクロコンピュータにディップスイッチが接続さ
れ、前記ディップスイッチによってモータを減速回転さ
せる前記所定時間及び速度が調整されることを特徴とし
てなる特許請求の範囲第1項記載のブラインド制御装
置。 3.アップスイッチと、ダウンスイッチと、ストップス
イッチは遠隔操作可能なものを含むことを特徴としてな
る特許請求の範囲第1項記載のブラインド制御装置。 4.アップ又はダウンスイッチの操作時間が予め設定さ
れた初期時間よりも短いと、アップ又はダウンスイッチ
が放されると同時に開又は閉指令信号手段はモータを回
転停止させる信号を出力させることを特徴としてなる特
許請求の範囲第1項記載のブラインド制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25389487A JP2660699B2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | ブラインド制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25389487A JP2660699B2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | ブラインド制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0197789A JPH0197789A (ja) | 1989-04-17 |
JP2660699B2 true JP2660699B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=17257576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25389487A Expired - Fee Related JP2660699B2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | ブラインド制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2660699B2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-09 JP JP25389487A patent/JP2660699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0197789A (ja) | 1989-04-17 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |