JP2604060B2 - 電動開閉装置の制御装置 - Google Patents

電動開閉装置の制御装置

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JP2604060B2 JP2226915A JP22691590A JP2604060B2 JP 2604060 B2 JP2604060 B2 JP 2604060B2 JP 2226915 A JP2226915 A JP 2226915A JP 22691590 A JP22691590 A JP 22691590A JP 2604060 B2 JP2604060 B2 JP 2604060B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、家屋の開口部に日除け,目隠しなどの目的
で設置される電動ブラインド或いは家屋の開口部を開閉
するための電動シャッタのような電動開閉装置の開閉動
作を制御するための電動開閉装置の制御装置に関する。
(従来の技術) 家屋の開口部に電動開閉装置例えば電動ブラインドを
設置した場合には、最初にブラインドの上限位置及び下
限位置を設定する必要がある。このため、電動ブライン
ドのコントロールボックスには上昇スイッチ,下降スイ
ッチ及び停止スイッチの他に、上限設定スイッチ及び下
限設定スイッチが設けられていて、先ず、上限設定スイ
ッチ若しくは下限設定スイッチを押圧操作することによ
り上限設定モード若しくは下限設定モードとし、次に、
上昇スイッチ若しくは下降スイッチを押圧操作すること
によりブラインド駆動用のモータを正転駆動若しくは逆
転駆動させてブラインドを上昇若しくは下降させ、そし
て、ブラインドが所望の上限位置若しくは下限位置とな
った時に停止スイッチを押圧操作してモータを停止さ
せ、その後に、前述の上限設定スイッチ若しくは下限設
定スイッチを再度押圧操作することによりその時のブラ
インドの上限位置若しくは下限位置を上限設定位置若し
くは下限設定位置としてRAMに記憶させるようにしてい
る。
ところが、上述したような構成では、ブラインドの上
限位置,下限位置を設定する場合、使用者は電動ブライ
ンドのコントロールボックスに近付かなければならず、
しかも、コントロールボックスは通常は高所に設置され
ているので、操作性に劣り、又、安全性の面からも問題
がある。
このため、従来では、電動ブランドから信号線を介し
て操作部を導出して、この操作部に前述したような上昇
スイッチ,下降スイッチ,停止スイッチ,上限設定スイ
ッチ及び下限設定スイッチを設け、以て、遠隔制御する
ように構成したものが供させている。しかしながら、こ
のような従来の構成では、各スイッチ毎に信号線が必要
になることから、信号線数が多くなり、且つ、それだけ
配線作業が面倒になって高価になる不具合が生ずる。
そこで、最近では、電動ブランドと操作部との間の信
号線を電源線を含めて例えば3本として、代りに、各種
スイッチからの信号を2進コード化することが考えられ
ている。
(発明が解決しようとする課題) 各種スイッチからの信号を2進コード化した場合、例
えば上昇スイッチ,下降スイッチ或いは停止スイッチが
押圧操作されて操作部から上昇動作指令信号,下降動作
指令信号或いは停止指令信号が出力されても、信号が解
読されてモータが正転駆動,逆転駆動或いは停止される
までに時間遅れが生ずるようになり、従って、ブライン
ドを上限位置,下限位置に設定する場合に、正確な位置
への微小な動作を行なわせることができない問題があ
る。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、電動開閉装置を所望の位置に微小動作させるこ
とができる電動開閉装置の制御装置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の電動開閉装置の制御装置は、モータの駆動に
応じて開閉動作を行なう電動開閉装置を操作部を通じて
遠隔制御するようにしたものにおいて、前記操作部に操
作されると微動指令信号を出力する微動操作手段を設
け、この微動操作手段からの微動指令信号を受けて前記
モータを所定角度だけ回転させる制御手段を設ける構成
に特徴を有する。
(作用) 本発明の電動開閉装置の制御装置によれば、操作部の
微動操作手段の操作に基づいて制御手段がモータに所定
角度だけ回転させるので、電動開閉装置の開閉部材が微
小動作するようになり、従って、開閉部材の上限位置,
下限位置等を設定する場合に好都合である。
(実施例) 以下、本発明を電動ブラインドに適用した一実施例に
つき図面を参照しながら説明する。
先ず、第2図(a),(b)及び第3図に従って電動
開閉装置たる電動ブラインド1について述べる。即ち、
同図において、下面に開口部2aを有する長尺状のケース
2内には、開口部2aを通じて垂下された開閉部材たる矩
形シート状のブラインド3を巻取るためのパイプ4及び
このパイプ4を回転させるための駆動ユニット5が設け
られている。上記駆動ユニット5は、正逆回転可能なモ
ータ6,このモータ6の回転力をパイプ4に伝える減速機
構7,モータ6の回転軸に連結されたブレーキ装置8及び
モータ6の回転位置(ひいてはブラインド3の位置)を
示す位置信号Spを発生するためのロータリエンコーダ9
を組合わせた構成となっている。また、ケース2内に
は、駆動ユニット5の動作を制御するための制御回路ユ
ニット10が設けられている。
制御回路ユニット10は、第1図に示すように、制御手
段たるマイクロコンピュータ11と、このマイクロコンピ
ュータ11からの指令に基づいて駆動ユニット5を動作さ
せるための駆動回路12とを含んで構成されている。尚、
このマイクロコンピュータ11には、駆動ユニット5内の
前記ロータリエンコーダ9から前記位置信号Spが与えら
れるようになっている。
さて、第4図に従って操作部13について述べる。即
ち、同図において、扁平な矩形状をなす本体ケース14の
前面には、位置設定手段たる位置設定装置15と、操作装
置16と、LCDよりなる表示装置17とが設けられている。
また、本体ケース14内には、信号発生手段たるマイクロ
コンピュータ18が設けられている。
この場合、位置設定装置15は、自動復帰形の押釦スイ
ッチからなる上限設定スイッチ15a及び下限設定スイッ
チ15bから構成されており、夫々のオン信号はマイクロ
コンピュータ18に与えられるようになっている。そし
て、マイクロコンピュータ18は、上限設定スイッチ15a
からオン信号が与えられると、2ビットの出力端子から
2進コード化された上限位置設定信号S15aを出力し、下
限設定スイッチ15bからオン信号が与えられると、2ビ
ットの出力端子から2進コード化された下限位置設定信
号S15bを出力するようになっている。
操作装置16は、微動操作手段を兼用するもので、押釦
スイッチよりなる上昇(UP)スイッチ16a,下降(DOWN)
スイッチ16b及び停止(STOP)スイッチ16cから構成さ
れ、夫々のオン信号はマイクロコンピュータ18に与えら
れるようになっている。そして、マイクロコンピュータ
18は、上昇スイッチ16aからオン信号が与えられると、
2ビットの出力端子から2進コード化された上昇動作指
令信号S16aを出力し、下降スイッチ16bからオン信号が
与えられると、2ビットの出力端子から2進コード化さ
れた下降動作指令信号S16bを出力し、停止スイッチ16c
からオン信号が与えられると、2ビットの出力端子から
2進コード化された停止指令信号S16cを出力し、更に、
上昇スイッチ16a及び停止スイッチ16cから同時にオン信
号が与えられると、2ビットの出力端子から2進コード
化された上昇微動指令信号S16dを出力し、下降スイッチ
16b及び停止スイッチ16cから同時にオン信号が与えらる
と、2ビットの出力端子から2進コード化された下降微
動指令信号S16eを出力するようになっている。
表示装置17は、マイクロコンピュータ18により制御さ
れるもので、ブラインド3を昇降させるときの目標位置
をバーグラフ表示するようになっている。具体的には、
例えば、上記バーグラフ表示が100%の状態時がブライ
ンド3の上限位置に相当し、バーグラフ表示が0%の状
態時がブラインド3の下限位置に相当する。
而して、制御回路ユニット10のマイクロコンピュータ
11と操作部13のマイクロコンピュータ18とは信号線19に
よって接続されており、この信号線19は、具体的には、
共通線,通信線及び電源線の3本からなっている。
次に、本実施例の作用につき第5図をも参照して説明
するに、第5図には、説明の便宜上、ブラインド3の
上,下限位置を設定する場合のマイクロコンピュータ11
の制御内容のみが示されている。
即ち、電動ブラインド1に電源が供給されると、これ
にともなってマイクロコンピュータ11にも直流電源が供
給され、この直流電源は信号線19の内の共通線及に電源
線を介してマイクロコンピュータ18にも供給され、以
て、両マイクロコンピュータ11,18が動作を開始(スタ
ート)する。マイクロコンピュータ11は、先ず「位置設
定信号有りか?」の判断ステップS1となり、ここでは操
作部13のマイクロコンピュータ18から信号線19の内の共
通線及び通電線を介して上限位置設定信号S15a若しくは
下限位置設定信号S15bが与えられたか否かを判断するも
ので、「NO」の場合にはこの判断ステップS1を繰返す。
使用者がブラインド3の上限位置若しくは下限位置を
設定すべく上限設定スイッチ15a若しくは下限設定スイ
ッチ15bを押圧操作してオンさせると、そのオン信号は
マイクロコンピュータ18に与えられることにより、該マ
イクロコンピュータ18は上限位置設定信号S15a若しくは
下限位置設定信号S15bを出力して前記信号線19の内の共
通線及び通信線を介してマイクロコンピュータ11に送る
ようになる。これにより、マイクロコンピュータ11は、
判断ステップS1で「YES」と判断して次の「動作指令信
号有りか?」の判断スップS2に移行する。マイクロコン
ピュータ11は、この判断ステップS2ではマイクロコンピ
ュータ18から上昇動作指令信号S16a若しくは下降動作指
令信号S16bが与えられらか否かを判断するもので、「N
O」と判断した時には「微動指令信号有りか?」の判断
ステップS3となる。マイクロコンピュータ11は、この判
断ステップS3ではマイクロコンピュータ18から上昇微動
指令信号S16d若しくは下降微動指令信号S16eが与えられ
たか否かを判断するもので、「NO」と判断した時には
「停止指令信号有りか?」の判断ステップS4となる。そ
して、マイクロコンピュータ11は、この判断ステップS4
ではマイクロコンピュータ18から停止指令信号S16cが与
えられたか否かを判断するもので、「NO」と判断した時
には「位置設定信号有りか?」の判断ステップS5とな
る。マイクロコンピュータ11は、この判断ステップS5
はマイクロコンピュータ18から再度上限位置設定信号S
15a若しくは下限位置設定信号S15bが与えられたか否か
を判断するもので、「NO」と判断した時には前述の判断
ステップS2に戻るようになる。
さて、使用者がブラインド3を上昇若しくは下降させ
るべく上昇スイッチ16a若しくは下降スイッチ16bを押圧
操作してオンさせると、そのオン信号はマイクロコンピ
ュータ18に与えられることから、該マイクロコピュータ
18は上昇動作指令信号S16a若しくは下降動作指令信号S
16bを出力するようになる。これにより、マイクロコン
ピュータ11は、判断ステップS2となった時に「YES」と
判断して「モータ駆動」の出力ステップS6に移行し、駆
動回路12に対し正転駆動信号若しくは逆転駆動信号を与
える。従って、駆動回路12は、正転駆動信号が与えられ
た時にはモータ6を正転駆動させるようになり、これに
基づいてブラインド3がパイプ4に巻取られて上昇(開
放)する。又、駆動回路12は、逆転駆動信号が与えられ
た時にはモータ6を逆転駆動させるようになり、これに
基づいてプラインド3がパイプ4から巻戻されて下降
(閉塞)する。その後、使用者が上昇スイッチ16a若し
くは下降スイッチ16bに対する押圧操作を解除すること
により上昇動作指令信号S16a若しくは下降動作指令信号
S16bの出力は停止されるが、マイクロコンピュータ11は
継続して正転駆動信号若しくは逆転駆動信号を駆動回路
12に与える。そして、マイクロコンピュータ11は再び判
断ステップS2乃至S5を繰返すようになる。
上述したように、ブラインド3が上昇若しくは下降し
ている場合において、そのブラインド3が使用者の望む
ところの上限位置若しくは下限位置近傍に達した時に
は、使用者は停止スイッチ16cを押圧操作してオンさせ
る。これにより、マイクロコンピュータ11は、判断ステ
ップS4になっ時に「YES」と判断して「モータ停止」の
出力ステップS7に移行し、駆動回路12に対する正転駆動
信号若しくは逆転駆動信号の出力を停止する。従って、
モータ6は停止され、ブラインド3の上昇動作若しくは
下降動作が停止される。その後は、マイクロコンピュー
タ11は判断ステップS2乃至S5を再び繰返すようになる。
使用者がブラインド3を微動により上昇若しくは下降
させるべく上昇スイッチ16a及び停止スイッチ16cを同時
に押圧操作してオンさせ若しくは下降スイッチ16b及び
停止スイッチ16cを同時に押圧操作してオンさせると、
マイクロコンピュータ18は上昇移動指令信号S16d若しく
は下降微動指令信号S16eを出力する。これにより、マイ
クロコンピュータ11は、判断ステップS3となった時に
「YES」と判断して次の「モータ所定角度回転後停止」
の出力ステップS8となり、先ず、駆動回路12に対して正
転駆動信号若しくは逆転駆動信号を出力する。従って、
モータ6が正転駆動若しくは逆転駆動されてブラインド
3を上昇若しくは下降動作させるようになるが、この場
合、モータ6が回転を開始するとロータリエンコーダ9
はモータ6の回転角度を示す位置信号Sp即ちパルスを発
生するようになる。そして、この位置信号Sp即ちパルス
はマイクロコンピュータ11に与えられるようになってい
るので、該マイクロコンピュータ11は、このパルスをカ
ウントしてこれが所定値(例えば数パルスに相当する
値)になった時に正転駆動信号若しくは逆転駆動信号の
出力を停止する。この結果、モータ6は所定角度回転し
ただけで停止されるようになり、ブラインド3は微小動
作即ちわずかに上昇若しくは下降しただけで停止され
る。その後は、マイクロコンピュータ11は判断ステップ
S2乃至S5を繰返すようになる。
以上の操作によっても、ブラインド3が使用者の望む
上限位置若しくは下限位置に達しなかった場合には、前
述同様にマイクロコンピュータ18から上昇微動指令信号
S16d若しくは下降微動指令信号S16eを出力させて、出力
ステップS8を繰返し実行さえればよい。このようにし
て、ブラインド3が使用者の望みの上限位置若しくは下
限位置となった時には、使用者が上限設定スイッチ15a
若しくは下限設定スイッチ15bを再び押圧操作する。こ
れにより、マイクロコンピュータ18は再び上限位置設定
信号S15a若しくは下限位置設定信号S15bを出力するよう
になる。従って、マイクロコンピュータ11は、判断ステ
ップS5となった時に「YES」と判断して次の「設定位置
記憶」の処理ステップS9となる。マイクロコンピュータ
11は、この処理ステップS9においては、ロータリエンコ
ーダ9からの位置信号Spに基づいて前述のように位置設
定されたブラインド3の上限位置若しくは下限位置を読
込んでこれをRAMに記憶させるようになり、以上により
動作終了(エンド)となる。
尚、以上はブラインド3の上,下限位置を設定する場
合について述べたものであるが、通常時にブラインド3
を昇降させる場合には次のような動作が行なわれる。
即ち、上昇スイッチ16a若しくは下降スイッチ16bが押
圧操作されると、マイクロコンピュータ18は、その押圧
操作されている間中表示装置17のバーグラフ表示を増大
(上昇)若しくは減少(下降)させ、該上昇スイッチ16
a若しくは下降スイッチ16bに対する押圧操作力が解除さ
れると、そのバーブラフ表示の増減を停止させる。そし
て、このバーグラフ表示の停止位置がブラインド3の昇
降の目標位置となるもので、この時の目標位置データは
マイクロコンピュータ18からマイクロコンピュータ11に
伝送される。更に、前述したように、上昇スイッチ16a
若しくは下降スイッチ16bに対する押圧操作が解除され
ると、マイクロコンピュータ11は所定時間(例えば1
秒)後に正転駆動信号若しくは逆転駆動信号を出力する
ようになり、モータ6が正転駆動若しくは逆転駆動され
てブラインド3を上昇若しくは下降させる。その後、ブ
ラインド3が表示装置17にバーグラフ表示された目標位
置に達すると、マイクロコンピュータ11は、ロータリエ
ンコーダ9の位置信号Spに基づいてこれを検出して正転
駆動信号若しくは逆転駆動信号の出力を停止するように
なり、以て、モータ6が停止されてブラインド3が目標
位置に停止される。この場合、ブラインド3の上昇若し
くは下降中に停止スイッチ16cが押圧操作された時に
は、モータ6が停止される。そして、上昇スイッチ16a
及び停止スイッチ16cが同時に押圧操作された場合若し
くは下降スイッチ16b及び停止スイッチ16cが同時に押圧
操作された場合には、マイクロコンピュータ18が上昇微
動指令信号S16d若しくは下降微動指令信号S16eを出力す
ることに基づいて、マイクロコンピュータ11が出力ステ
ップS8と同様の出力ステップを実行させ、ブラインド3
をわずかに上昇若しくは下降動作させる。
このように、本実施例によれば、操作部13の上昇スイ
ッチ16a及び停止スイッチ16cが同時に押圧操作された場
合若しくは下降スイッチ16b及び停止スイッチ16cが同時
に押圧操作され場合に、マイクロコンピュータ18から上
昇微動指令信号S16d若しくは下降微動指令信号S16eを出
力させて、これに基づきマイクロコンピュータ11により
モータ6を所定角度だけ正回転若しくは逆回転させるよ
うにしたので、ブラインド3を微小動作即ちわずかに上
昇若しくは下降させることができ、従って、ブラインド
3の上限位置,下限位置を設定する場合に、ブラインド
3を使用者が望む位置に正確に昇降動作させることがで
き、確実な位置設定を行なうことができる。この場合、
前述したように、マイクロコンピュータ11は、ロータリ
エンコーダ9からのパルスのカウントを基にモータ6を
所定角度だけ正回転若しくは逆回転させてブラインド3
を微小動作させるので、例えば、モータ6の電源電圧が
変動してモータ6の回転速度が変化しても、ブラインド
3に確実に微小動作を行なわせることができる。
尚、上記実施例では微動操作手段として上昇スイッチ
16a,下降スイッチ16b及び停止スイッチ16cを兼用させる
ようにしたが、これらとは別に特定の微動操作スイッチ
を設けるようにしてもよい。
又、上記実施例ではマイクロコンピュータ18からの信
号をマイクロコンピュータ11に送信するのに信号線19を
用いるようにしたが、代りに、電波、赤外線等の空中伝
播信号を用いて行なう無線式の遠隔制御とするようにし
てもよい。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ
限定されるものではなく、例えば電動ブラインドに限ら
ず電動シャッタにも適用できる等、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論である。
[発明の効果] 本発明の電動開閉装置の制御装置は以上説明したよう
に、操作部の微動操作手段からの微動指令信号に基づい
て電動開閉装置のモータを所定角度だけ回転させるよう
にしたので、電動開閉装置の開閉部材に微小動作を確実
に行なわせることができるという優れた効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は電気的構成
図、第2図(a)及び(b)は電動ブラインドの概略的
な縦断正面図及び縦断側面図、第3図は全体の配置を実
態的に示す図、第4図は操作部の正面図、第5図はブラ
インドの上,下限位置を設定する場合の制御内容を示す
フローチャートである。 図面中、1は電動ブラインド(電動開閉装置)、3はブ
ラインド(開閉部材)、5は駆動ユニット、6はモー
タ、10は制御回路ユニット、11はマイクロコンピュータ
(制御手段)、13は操作部、15は位置設定装置、15aは
上限設定スイッチ、15bは下限設定スイッチ、16は操作
装置(微動操作手段)、16aは上昇スイッチ、16bは下降
スイッチ、16cは停止スイッチ、17は表示装置、18はマ
イクロコンピュータを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 学 愛知県名古屋市西区葭原町4丁目21番地 株式会社東芝名古屋工場内 (56)参考文献 実開 平3−23600(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの駆動に応じて開閉動作を行なう電
    動開閉装置を操作部を通じて遠隔制御するようにしたも
    のにおいて、前記操作部に設けられ操作されると微動指
    令信号を出力する微動操作手段と、この微動操作手段か
    らの微動指令信号を受けて前記モータを所定角度だけ回
    転させる制御手段とを具備してなる電動開閉装置の制御
    装置。
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