JPH11229819A - インバータ制御ターニング装置 - Google Patents

インバータ制御ターニング装置

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JPH11229819A
JPH11229819A JP10031471A JP3147198A JPH11229819A JP H11229819 A JPH11229819 A JP H11229819A JP 10031471 A JP10031471 A JP 10031471A JP 3147198 A JP3147198 A JP 3147198A JP H11229819 A JPH11229819 A JP H11229819A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主交流電動機の発生トルクが大きく変動する
電動機の回転上昇過程及び同期速度到達直後の場合にお
いても、ターニング装置側の駆動用歯車と車軸側の被駆
動用歯車との間の結合状態を良好に保持することができ
るインバータ制御ターニング装置を提供する 【解決手段】 インバータ制御ターニング装置31は、
被駆動歯車17が設けられた車軸15を回転駆動するタ
ーニング装置であって、被駆動歯車17を駆動する駆動
歯車9と、この駆動歯車9を駆動する主交流電動機7
と、この主交流電動機7に加えられる入力電圧と周波数
を、前記駆動歯車に加えられるトルクが起動初期におい
て低く、その後増加するように制御するインバータ制御
装置33とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動用交流電動機
を備えたターニング装置、例えば事業用火力・原子力発
電所用蒸気タービン等用いられるインバータ制御ターニ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の蒸気タービン用ターニン
グ装置の概略図である。ターニング装置1は、ターニン
グ装置本体3と多段の歯車列5とそれを支持する架台・
ラック・軸・軸受類から構成されており、その入力軸は
主交流電動機7とカップリングを介して結合されてい
る。歯車列5の出力軸には駆動用歯車9が取リ付けられ
ている。この歯車9は、ターニング結合指令信号を受け
て励磁された電磁弁11及びそれにより作動するエアシ
リンダ13により上方へ移動し、車軸15に設置された
被駆動用歯車17と噛み合わされる。歯車列5の入力軸
は、またクラッチを介して副交流電動機19と接続され
ており、これは歯車9と歯車17を噛み合わせる際に、
その噛み合わせを正規の位置に設定するために使用され
る。主交流電動機7の出力回転数は、歯車列5により減
速され、結合された歯車9及び歯車17を介して、車軸
15で2〜20rpmの低速回転数となるよう伝達され
る。タービン起動に伴いタービン内部に蒸気が流入し車
軸15を駆動するようになると、被駆動用歯車17の回
転数が駆動用歯車9のそれを上回り、両歯車の接触して
いる面に隙間が生じる。これにより駆動用歯車9に被駆
動用歯車17からの反作用が加わらなくなると、歯車9
は、それを支持するラックの自重により下方へ移動し、
歯車9と歯車17の係合は解消される。なお、主交流電
動機7及び副交流電動機19には、交流電源21から電
力が供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなターニング
装置において、駆動用歯車9と被駆動用歯車17を噛み
合わせた後、主交流電動機7を同期速度まで回転上昇さ
せると、以下のような問題点があった。すなわち、主交
流電動機7自体のトルク特性は、起動直後の発生トルク
が大きく、また回転数上昇に伴い発生トルクが変動す
る。図9は、誘導電動機である主交流電動機7の一般的
な特性を示した図である。この図からもわかるように、
主交流電動機7のトルク特性は、起動直後と同期速度到
達前にピークを持っている。従って、回転上昇過程及び
同期速度到達直後に、歯車9と歯車17の結合が解消し
てしまうことがある(離脱する)のである。
【0004】−般に交流電動機の発生トルクは、入力電
圧の二乗に比例する。そのため、従来からサイリスタ制
御により主交流電動機7の始動時入力電圧を制御し発生
トルクを低く抑える方法は存在した。しかし、その設定
は経過時間に対する上昇率を含めて数個のパラメータし
かなく、またその制御時間も最大で十数秒程度しかとれ
ないようなフレキシビリティの小さいものであった。こ
のため、ターニング装置にとって望ましい電動機出力特
性を得ることは困難であった。
【0005】そこで、本発明は、インバータ制御を採用
し、主交流電動機7の発生トルクが大きく変動する電動
機の回転上昇過程及び同期速度到達直後の場合において
も、ターニング装置側の駆動用歯車9と車軸側の被駆動
用歯車17との間の結合状態を良好に保持することがで
きるインバータ制御ターニング装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】請求項1に対応するインバータ
制御ターニング装置は、被駆動歯車を駆動する駆動歯車
と、この駆動歯車を駆動する主交流電動機と、この主交
流電動機に加えられる入力電圧と周波数を、駆動歯車に
加えられるトルクが起動初期において低く、その後増加
するように制御するインバータ制御装置とを備えている
から、主交流電動機の発生トルクが大きく変動する電動
機の回転上昇過程及び同期速度到達直後の場合において
も、ターニング装置側の駆動歯車と車軸側の被駆動歯車
との間の係合状態を良好に保持することができる。
【0007】請求項2に対応するインバータ制御ターニ
ング装置は、出力電圧・周波数を、主交流電動機の起動
開始から同期速度到達時まで一定の時間間隔毎に任意に
設定できる入力装置を有する。これにより、経過時間に
対する主交流電動機の入力電圧・周波数を随時詳細に設
定できるため、負荷側の要求に応じた回転数及びトルク
特性を得ることができる。
【0008】請求項3に対応するインバータ制御ターニ
ング装置は、インバータ制御装置の出力電圧・周波数の
設定において、主交流電動機の起動開始からの経過時間
に対して、立ち上げ時の傾きを大きく、時間が経つにつ
れて徐々に緩やかになり、最終到達速度近傍でほとんど
傾き0となるように増加させるように設定される。従っ
て、主交流電動機起動直後の発生トルクを小さく抑える
とともに、同期速度到達直前直後における回転数及びト
ルク変動を小さく抑えることができる。
【0009】請求項4に対応するインバータ制御ターニ
ング装置は、駆動歯車を前記被駆動歯車に対してして離
接させ、駆動歯車と被駆動歯車とを係合状態と非係合状
態にする離接手段と、駆動歯車を被駆動歯車に係合させ
るために、駆動歯車を駆動する副交流電動機とをさらに
備え、駆動歯車を駆動させるとともに、離接手段によっ
て駆動歯車を被駆動歯車に係合させて、駆動歯車を被駆
動歯車に噛み合わせるようになされているから、ターニ
ング起動信号を受けたとき、副交流電動機を作動させる
とともに離接手段を作動させて、駆動歯車と被駆動歯車
とを噛み合わせ、主交流電動機始動前にターニング装置
側駆動歯車と車軸側被駆動歯車とを正規の位置に係合さ
せることができる。
【0010】請求項5に対応するインバータ制御ターニ
ング装置は、駆動歯車を被駆動歯車に対してして離接さ
せ、駆動歯車と被駆動歯車とを係合状態と非係合状態に
する離接手段と、駆動歯車が被駆動歯車に係合させるた
めに、駆動歯車を駆動する副交流電動機とをさらに備
え、駆動歯車を短時間の寸動によって慣性回転させ、そ
の後離接手段によって駆動歯車を被駆動歯車に係合させ
て、駆動歯車を被駆動歯車に噛み合わせるようになされ
ているから、両歯車の噛み合わせを円滑に行うことがで
きる。
【0011】請求項6に対応するインバータ制御ターニ
ング装置は、駆動歯車を被駆動歯車に対してして離接さ
せ、駆動歯車と被駆動歯車とを係合状態と非係合状態に
する離接手段を有し、主交流電動機が駆動歯車を駆動さ
せるとともに、離接手段によって駆動歯車を被駆動歯車
に係合させて、駆動歯車を被駆動歯車に噛み合わせるよ
うになされているから、副交流電動機を省略することが
でき、従って、コストダウンを図ることができる。
【0012】請求項7に対応するインバータ制御ターニ
ング装置は、主交流電動機の運用を同期速度到達直後に
商用電源に切り替える。これによりインバータ制御装置
の省電力化を図ることがてきる。
【0013】請求項8に対応するインバータ制御ターニ
ング装置は、主交流電動機の運用を商用電源に切り替え
ず、任意の主交流電動機の速度にて連続してインバータ
制御を実施する。これによリ主交流電動機の同期速度以
外での一定運転が可能になり、状況に応じたフレキシビ
リティのある運用が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 図1は本発明の第1の実施の形態のインバータ制御ター
ニング装置の構成図である。ターニング装置31は、従
来の技術と同様、ターニング装置本体3と多段の歯車列
5とそれを支持する架台・ラック・軸・軸受類から構成
されている。この歯車列5は、その入力軸が主交流電動
機7とカップリングを介して結合されている。また、こ
の歯車列5の出力軸には、駆動用歯車9が取り付けられ
ている。そして、主交流電動機7の回転を減速して駆動
用歯車9に伝達するようになっている。この駆動用歯車
9は、ターニング結合指令信号を受けて励磁された電磁
弁11及びそれにより作動するエアシリンダ13により
上方へ移動し、車軸15に設置された被駆動用歯車17
と噛み合わされる。歯車列5の入力軸は、またクラッチ
を介して副交流電動機19と接続されている。この副交
流電動機19は、駆動用歯車9と被駆動用歯車17の噛
み合わせを正規の位置に設定するために使用される。主
交流電動機7の出力回転数は歯車列5により減速され、
係合された歯車9及び歯車17を介して、車軸15に伝
達される。主交流電動機7と交流電源21は電源ケーブ
ルで接続されるが、その間にはインバータ制御装置33
が設けられている。このインバータ制御装置33は、主
交流電動機7の入力電圧・周波数を制御する。その制御
方法は、主交流電動機の起動からの経過時間に対する入
力電圧・周波数を設定することにより行われる。そし
て、その設定は、インバータ制御装置33に付属する入
力装置35にて随時人間系で入力するようになってい
る。
【0015】次に、このインバータ制御ターニング装置
31の動作を説明する。ターニング結合指令信号を受け
ると、まず副交流電動機19が起動する。その後、励磁
された電磁弁11及びエアシリンダ13によリ、ターニ
ング装置側駆動用歯車9が車軸側被駆動用歯車17に向
かって移動し、両者が噛み合わされる。また、副交流電
動機19は、電磁弁11が励磁される前に、ストールし
て停止する。
【0016】その後、インバータ制御装置33により主
交流電動機7の入力電圧・周波数が制御された状態で主
交流電動機7が起動され、その回転数がターニング装置
31の歯車列5及び結合された歯車9と歯車17によっ
て減速されて車軸15に伝達される。主交流電動機7の
回転上昇に伴い車軸15の回転数も増加し、やがて同期
速度に到達する。そして、同期速度到達直後に商用電源
に切り替えられ、インバータ制御装置は停止する。ま
た、あらかじめ設定された回転数に到達した後、その状
態で一定回転数を保持し、インバータ制御装置を継続し
て運用するようにしてもよい。
【0017】図2はインバータ制御装置により入力電圧
・周波数が制御された状態の主交流電動機7のトルク特
性を、図3は主交流電動機7の入力電圧・周波数を一定
の時間間隔毎に設定した場合の例を、図4は、その設定
を、立ち上げ時の傾きを大きく、時間が経つにつれて徐
々に緩やかになり、最終到達速度近傍でほとんど傾き0
となるように増加させた場合の例である。
【0018】交流電動機の発生トルクは入力電圧の二乗
に比例するので、インバータ制御装置で主交流電動機7
の入力電圧と入力周波数を同じ比率で変化させた場合、
図2に示すように、起動直後の発生トルクを小さくでき
るとともに、低回転数域を中心に発生トルクを全体的に
減少させることができる。また、入力装置35は、主交
流電動機7の入力電圧・周波数を一定の時間間隔で任意
に設定できるため、図2のトルク特性を容易に時間的に
調整することが可能になる。
【0019】図3は、入力電圧・周波数を時間に対して
一次関数的に増加するよう設定した場合の一例である。
【0020】図4は、この入力電圧・周波数の設定を経
過時間に対して立ち上げ時の傾きを大きく、時間が経つ
につれて徐々に緩やかになり、最終到達速度近傍でほと
んど傾き0となるように増加するよう設定した場合を示
す。このようにすれば、主交流電動機7の同期速度到達
前に存在するピークトルク前後でのトルク変動を緩和す
ることができるとともに、同期速度到達後の回転数変動
を最小限にすることができる。
【0021】図5はターニング装置側駆動用歯車9と車
軸側被駆動用歯車17の噛み合わせ時における、電磁弁
11・エアシリンダ13・副交流電動機19及び主交流
電動機7の起動シーケンスを示すものである。この図で
二点鎖線41で示す場合は、ターニング結合指令信号を
受けて、まず副交流電動機19が起動する。その後電磁
弁11が励磁されエアシリンダ13を作動し、歯車9を
歯車17に噛み合わせる。噛み合わせが完了すると二点
鎖線41に示すように副交流電動機19はストールして
停止するとともに、リミットスイッチが作動し主交流電
動機7を起動させる。
【0022】一方、図5において実線43で示す場合
は、ターニング結合指令信号を受けて副交流電動機19
が起動するが、実線43に示すように数秒後には停止す
る。その後、電磁弁11が励磁されエアシリンダ13を
作動し、歯車9を歯車17に噛み合わせる。その際、副
交流電動機19は既に停止しており、歯車列5の慣性力
のみによって噛み合わせ動作が行われるので、より滑ら
かに両歯車の結合を行うことができる。
【0023】なお、このインバータ制御ターニング装置
において、主交流電動機7が同期速度に到達した直後に
商用電源に切り替えるようにしてもよい。このようにす
れば、インバータ制御装置の省電力化を図ることができ
る。
【0024】また、主交流電動機7の電源を商用電源に
切り替えずに、連続してインバータ制御を実施するよう
にしてもよい。このようにすれば、最終到達回転数を負
荷側の要求に応じて自由に設定できるので、より自由度
のある運用を行うことができる。
【0025】本実施の形態によれば、主交流電動機7の
回転上昇過程及び同期速度到達直後においても、ターニ
ング装置側駆動用歯車9と車軸側被駆動用歯車17の結
合状態を良好に保持することができる。
【0026】第2の実施の形態 図7は、本発明の第2の実施の形態のインバータ制御タ
ーニング装置51を示す構成図である。このインバータ
制御ターニング装置51は、第1の実施の形態と異な
り、副交流電動機19がなく、この副交流電動機19に
適用していたシーケンスを主交流電動機7に適用したも
のである。
【0027】図6は、このインバータ制御ターニング装
置51において、ターニング装置側駆動用歯車9と車軸
側被駆動用歯車17を噛み合わせる際の、電磁弁11・
エアシリンダ13及び主交流電動機7の起動シーケンス
を示したものである。この図において、ターニング結合
指令信号を受けると、主交流電動機7は起動するが、そ
の数秒後に実線47に示すように一旦停止する。その後
電磁弁11が励磁されエアシリンダ13を作動し、歯車
9を歯車17に噛み合わせる。噛み合わせが完了すると
リミットスイッチが作動し主交流電動機7を再度起動さ
せ、回転上昇を行う。このように、このインバータ制御
ターニング装置51は、ターニング装置31で副交流電
動機19が行っていた寸動動作を、主交流電動機7に兼
用させるようにしたものである。このようにすることに
よって、第1の実施の形態と同じ機能を果たすことがで
きるとともに、副交流電動機という設備を削減すること
ができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、主交流電動機の入力電
圧及び入力周波数をインバータ制御装置により時間的に
任意に設定することが可能となるため、主交流電動機の
発生トルク特性を負荷側の要求に応じた状態にすること
ができる。従って、ターニング装置側の駆動用歯車と車
軸側の被駆動用歯車の結合状態を、主交流電動機の起動
に伴う過渡状態時の場合でも良好に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のインバータ制御タ
ーニング装置を示す構成図。
【図2】インバータ制御装置によって入力電圧、周波数
が制御された状態における主交流電動機のトルク特性を
示す図。
【図3】インバータ制御装置により主交流電動機の入力
電圧・周波数を時間に対して一次関数的に増加するよう
設定した場合の主交流電動機のトルク変化特性を示す
図。
【図4】インバータ制御装置により主交流電動機の入力
電圧・周波数を時間に対して立ち上げ時の傾きを大き
く、時間が経つにつれて徐々に緩やかになり、最終到達
速度近傍でほとんど傾き0となるように増加するよう設
定した場合の主交流電動機のトルク変化特性を示す図。
【図5】副交流電動機を使用する場合の電磁弁・エアシ
リンダ・副交流電動機及び主交流電動機の起動シーケン
スを示す図。
【図6】副交流電動機を使用しない場合の電磁弁・エア
シリンダ及び主交流電動機の起動シーケンスを示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態のインバータ制御タ
ーニング装置を示す構成図。
【図8】従来のターニング装置を示す構成図。
【図9】主交流電動機の一般的なトルク特性を示す図。
【符号の説明】
7 主交流電動機 9 駆動歯車 13 エアシリンダ 15 車軸 17 被駆動歯車 19 副交流電動機 31 インバータ制御ターニング装置 33 インバータ制御装置 35 入力装置 51 インバータ制御ターニング装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被駆動歯車が設けられた軸を回転駆動する
    ターニング装置であって、 前記被駆動歯車を駆動する駆動歯車と、 この駆動歯車を駆動する主交流電動機と、 この主交流電動機に加えられる入力電圧と周波数を、前
    記駆動歯車に加えられるトルクが起動初期において低
    く、その後増加するように制御するインバータ制御装置
    と、を備えたことを特徴とするインバータ制御ターニン
    グ装置。
  2. 【請求項2】前記インバータ制御装置には、前記主交流
    電動機への出力電圧及び周波数を、前記主交流電動機の
    起動開始から一定の時間間隔毎に任意に設定しうる入力
    装置が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    インバータ制御ターニング装置。
  3. 【請求項3】前記インバータ制御装置は、前記主交流電
    動機への出力電圧及び周波数を、その時間経過に対する
    傾きが、起動時には大きく、時間が経つにつれて徐々に
    緩やかになり、最終到達速度近傍でほとんど傾き0とな
    るように設定されうることを特徴とする請求項2記載の
    インバータ制御ターニング装置。
  4. 【請求項4】前記駆動歯車を前記被駆動歯車に対してし
    て離接させ、前記駆動歯車と前記被駆動歯車とを係合状
    態と非係合状態にする離接手段と、 前記駆動歯車を前記被駆動歯車に係合するために、前記
    駆動歯車を駆動する副交流電動機と、をさらに備え、前
    記副交流電動機が前記駆動歯車を駆動させるとともに、
    前記離接手段が前記駆動歯車を前記被駆動歯車に係合さ
    せて、前記駆動歯車を前記被駆動歯車に噛み合わせるよ
    うになされていることを特徴とする請求項1,2又は3
    のいずれかに記載のインバータ制御ターニング装置。
  5. 【請求項5】前記駆動歯車を前記被駆動歯車に対してし
    て離接させ、前記駆動歯車と前記被駆動歯車とを係合状
    態と非係合状態にする離接手段と、 前記駆動歯車を前記被駆動歯車に係合させるために、前
    記駆動歯車を駆動する副交流電動機と、をさらに備え、
    前記副交流電動機が前記駆動歯車を短時間の寸動によっ
    て慣性回転させ、その後前記離接手段が前記駆動歯車を
    前記被駆動歯車に係合させて、前記駆動歯車を前記被駆
    動歯車に噛み合わせるようになされていることを特徴と
    する請求項1,2又は3のいずれかに記載のインバータ
    制御ターニング装置。
  6. 【請求項6】前記駆動歯車を前記被駆動歯車に対してし
    て離接させ、前記駆動歯車と前記被駆動歯車とを係合状
    態と非係合状態にする離接手段を有し、前記主交流電動
    機が前記駆動歯車を駆動させるとともに、前記離接手段
    が前記駆動歯車を前記被駆動歯車に係合させて、前記駆
    動歯車を前記被駆動歯車に噛み合わせるようになされて
    いることを特徴とする請求項1,2又は3のいずれかに
    記載のインバータ制御ターニング装置。
  7. 【請求項7】主交流電動機の同期速度到達直後に商用電
    源に切り替えることを特徴とする請求項4,5又は6の
    いずれかに記載のインバータ制御ターニング装置。
  8. 【請求項8】主交流電動機の同期速度到達後において
    も、任意の主交流電動機の速度にて連続してインバータ
    制御を実施することを特徴とする請求項4,5又は6の
    いずれかに記載のインバータ制御ターニング装置。
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