JPH10313586A - ブラシレス・センサレス・dcモータおよびその駆動制御装置 - Google Patents

ブラシレス・センサレス・dcモータおよびその駆動制御装置

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JPH10313586A
JPH10313586A JP9119224A JP11922497A JPH10313586A JP H10313586 A JPH10313586 A JP H10313586A JP 9119224 A JP9119224 A JP 9119224A JP 11922497 A JP11922497 A JP 11922497A JP H10313586 A JPH10313586 A JP H10313586A
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JP
Japan
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motor
sensorless
brushless
signal
position signal
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JP9119224A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Takao
信博 鷹尾
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Nidec Corp
Nidec Shimpo Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Nidec Shimpo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再起動時に回転子を同期状態に容易に引き込
んで、起動時間の短縮化や、常に正規の回転方向に起動
可能とする。 【解決手段】 モータ停止指令時に、演算手段12が、
ブラシレス・センサレス・DCモータ4の逆起電圧eか
ら生成された位置信号生成手段5からの回転子(図示せ
ず)の位置信号fを、一定周波数から0まで漸減する同
期駆動手段11からの周波数信号b1に切り替えて、ブ
ラシレス・センサレス・DCモータ4を同期運転させつ
つ停止させるため、ブラシレス・センサレス・DCモー
タ4が停止したときの回転子(図示せず)の位置が容易
に確定し、再びモータ起動させる場合にも、その回転子
(図示せず)を同期状態に容易に引き込むことができ
て、短い起動時間で、ブラシレス・センサレス・DCモ
ータ4の回転方向が起動当初から本来の回転方向に駆動
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動ドアな
どの駆動力源に用いられ、回転子の位置検出器を必要と
しないブラシレス・センサレス・DCモータおよびその
駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のブラシレス・センサレス
・DCモータは、例えば自動ドアなどの駆動力源として
用いられている。この自動ドアは、ドアを開閉する開閉
機構と、この開閉機構を駆動するモータと、モータを駆
動する駆動回路と、駆動回路にモータを正転・停止・逆
転する信号を出力するセンサとからなっている。
【0003】このように、これらの駆動力源として用い
られているブラシレス・センサレス・DCモータは、運
転中の回転子の位置を検出するセンサがないため、モー
タの回転子の位置信号を駆動回路に送るための信号線を
必要としないという特徴を有している。このようなブラ
シレス・センサレス・DCモータの駆動制御装置の構成
について、以下の図4に詳細に示している。
【0004】図4は、従来のブラシレス・センサレス・
DCモータの駆動制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0005】図4において、起動指令または停止指令な
どの制御指令aが同期駆動手段1および演算手段2に入
力可能に構成されている。同期駆動手段1は演算手段2
に接続され、起動指令時に所定周波数の周波数信号bを
演算手段2に出力するようになっている。この演算手段
2は駆動回路3を介してブラシレス・センサレス・DC
モータ4に接続されており、駆動回路3は演算手段2か
らの3相信号cによって制御され、ブラシレス・センサ
レス・DCモータ4に駆動用の3相電圧dを出力するよ
うになっている。また、演算手段2は、停止指令時に駆
動回路3を介してブラシレス・センサレス・DCモータ
4を停止制御するように構成されている。さらに、ブラ
シレス・センサレス・DCモータ4の信号出力端は、位
置信号生成手段5を介して演算手段2に接続されると共
に直に演算手段2に接続されており、演算手段2には位
置信号生成手段5からの位置信号fと、ブラシレス・セ
ンサレス・DCモータ4からの逆起電圧eが入力されて
いる。この回転子の位置信号fは、ブラシレス・センサ
レス・DCモータ4の回転数が一定回転数以上にならな
いと逆起電圧eの値が大きくならないので、その逆起電
圧eの値がある程度の大さになるまでは、位置信号生成
手段5ではその位置信号fを生成することができない。
したがって、演算手段2は、ブラシレス・センサレス・
DCモータ4の回転数が一定回転数までは、同期駆動手
段1からの周波数信号bを用いて3相信号cを生成し、
また、ブラシレス・センサレス・DCモータ4の回転数
が一定回転数以上では位置信号fを用いて3相信号cを
生成するように構成されている。この演算手段2内にお
ける、これらの周波数信号bと位置信号fとの切り替え
は、ブラシレス・センサレス・DCモータ4からの逆起
電圧eが一定レベル以上になったときに為されるように
なっている。
【0006】上記構成により、まず、制御指令aとして
起動指令が同期駆動手段1に入力されると、同期駆動手
段1は、ブラシレス・センサレス・DCモータ4の自起
動周波数以下の一定の周波数信号bを演算手段2に出力
する。次に、この周波数信号bが演算手段2に入力され
ると、演算手段2は駆動回路3に、ブラシレス・センサ
レス・DCモータ4を駆動する3相信号cを出力する。
さらに、この3相信号cが駆動回路3に入力されると、
駆動回路3はブラシレス・センサレス・DCモータ4に
3相電圧dを出力する。この3相電圧dがブラシレス・
センサレス・DCモータ4に入力されると、ブラシレス
・センサレス・DCモータ4は、その周波数に比例した
同期速度で回転することになる。このようにして、ブラ
シレス・センサレス・DCモータ4が回転すると、ブラ
シレス・センサレス・DCモータ4は逆起電圧eを発生
する。この逆起電圧eは演算手段2および位置信号生成
手段5に入力される。また、ブラシレス・センサレス・
DCモータ4の回転数が一定回転数以上になると、逆起
電圧eの値が大きくなるので、位置信号生成手段5は、
図示しない回転子の位置信号fを生成することができる
ようになり、生成された位置信号fは演算手段2に入力
されることになる。逆起電圧eの値が予め定められた値
に達すると、演算手段2は同期駆動手段1から入力され
る周波数信号bに代えて、位置信号生成手段5から入力
される位置信号fによって駆動回路3に3相信号cを出
力し、駆動回路3からの3相電圧dによりブラシレス・
センサレス・DCモータ4を非同期回転させることにな
る。
【0007】また、制御指令aとして停止指令が演算手
段2に入力されると、演算手段2はブラシレス・センサ
レス・DCモータ4が停止するように、駆動回路3に対
する3相信号cを停止させるかまたは、ブラシレス・セ
ンサレス・DCモータ4に制動力が働くような3相信号
cを駆動回路3に出力する。このように、駆動回路3に
対する3相信号cを停止させるかまたは、ブラシレス・
センサレス・DCモータ4に制動力が働くような3相信
号cが駆動回路3に入力されると、ブラシレス・センサ
レス・DCモータ4は一定時間後に停止することにな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、ブラシレス・センサレス・DCモータ4が停
止したときの回転子の位置が不定であるために、再び、
ブラシレス・センサレス・DCモータ4を起動するとき
に、その回転子を同期状態に引き込む必要があって、起
動時間が長くかかるため、自動ドアの駆動力源に用いた
場合、特にドアが開くときに、遅く感じられたり、ブラ
シレス・センサレス・DCモータ4が本来の方向とは反
対方向に回転した場合は、開閉機構に無理な力が働くと
いう問題を有していた。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、回転子の停止位置を確定させることで、再起動時に
回転子を同期状態に容易に引き込むことができて、起動
時間の短縮化を図ることができると共に、常に正規の回
転方向に起動させることができるブラシレス・センサレ
ス・DCモータおよびその駆動制御装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のブラシレス・セ
ンサレス・DCモータの駆動制御装置は、モータ同期駆
動信号を出力する同期駆動手段と、モータ逆起電圧から
移動子の位置信号を生成する位置信号生成手段と、モー
タ起動指令時に所定レベルのモータ逆起電圧または/お
よび位置信号で、前記同期駆動信号から前記位置信号に
切り替えてモータ駆動制御を行い、モータ停止指令時に
所定レベルのモータ逆起電圧または/および位置信号
で、前記位置信号から前記同期駆動信号に切り替えてモ
ータ同期駆動制御を行ってモータ停止させるように制御
する駆動制御手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0011】この構成により、モータ逆起電圧が低く、
移動子の位置が検出できない時点では、モータ起動時お
よびモータ停止時の何れにおいても同期駆動信号による
モータ同期駆動制御が行われており、モータ停止指令時
に同期状態で停止させるので、モータが停止したときの
移動子の位置が確定しており、再度モータを起動させる
場合にも移動子を同期状態に容易に引き込むことが可能
となり、起動時間が短く、モータをその回転方向が起動
当初から本来の方向になるよう容易に駆動させることが
可能となる。
【0012】また、本発明のブラシレス・センサレス・
DCモータの駆動制御装置は、モータ起動指令時には0
から一定周波数まで漸増するモータ同期駆動信号を出力
し、モータ停止指令時には一定周波数から0まで漸減す
るモータ同期駆動信号を出力する同期駆動手段と、モー
タ逆起電圧から移動子の位置信号を生成する位置信号生
成手段と、モータ起動指令時の所定レベルのモータ逆起
電圧または/および位置信号で、前記同期駆動信号から
前記位置信号に切り替えてモータ駆動制御を行い、モー
タ停止指令時の所定レベルのモータ逆起電圧または/お
よび位置信号で、前記位置信号から前記同期駆動信号に
切り替えてモータ同期駆動制御を行うように制御する駆
動制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】この構成により、モータ停止指令時に一定
周波数から0まで漸減するモータ同期駆動信号でモータ
同期運転を行った後、モータ停止させるので、移動子の
停止位置をスムーズかつ確実に確定させることが可能と
なって、モータ再起動の場合にも移動子の位置に応じた
信号が出力可能で同期運転状態に容易に引き込むことが
可能となって、起動時間が短く、モータをその回転方向
が起動当初から本来の方向になるよう容易に駆動させる
ことが可能となる。
【0014】また、好ましくは、本発明のブラシレス・
センサレス・DCモータの駆動制御装置における駆動制
御手段は、モータ停止中に移動子保持用の多相電圧を出
力することを特徴とする。この移動子保持用の多相電圧
は、好ましくは、周波数0でかつ通常のモータ駆動電圧
よりも小さく構成する。
【0015】この構成により、移動子保持用の電圧で移
動子は停止位置を確定した状態のまま保持されるので、
モータ停止中においても移動子が動く虞はなくなり、モ
ータ再起動時にも移動子の位置に応じた駆動信号を出力
することで、同期運転状態に素早く引き込むことが可能
となって、起動時間が短く、モータをその回転方向が起
動当初から本来の方向になるよう容易に駆動させること
が可能となる。この場合に、その周波数が0で移動子保
持用の電圧が小さい程、移動子に対する保持トルクも小
さくなるが、その分、消費電力は少なくなる。
【0016】さらに、好ましくは、本発明の請求項1〜
3の何れかに記載のブラシレス・センサレス・DCモー
タにおけるコギングトルクを通常のコギングトルクに比
べて大きく構成したことを特徴とする。
【0017】この構成により、モータ停止中における移
動子保持用の電圧を0としても、コギングトルクを通常
値に比べて大きく構成すれば、コギングトルクだけで、
位置が確定した移動子はその状態で動くことなく保持さ
れることになる。
【0018】このように、ブラシレス・センサレス・D
Cモータが保持トルクを持つような構成であれば、モー
タ停止中に、移動子を保持するためにブラシレス・セン
サレス・DCモータに通電する必要はなくなって省エネ
ルギーとすることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るブラシレス・
センサレス・DCモータおよびその駆動制御装置の実施
形態について図面を参照して説明するが、本発明は以下
に示す実施形態に限定されるものではない。
【0020】図1は本発明の一実施形態のブラシレス・
センサレス・DCモータの駆動制御装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0021】図1において、起動指令または停止指令な
どの制御指令aが同期駆動手段11および演算手段12
に入力可能に構成されており、同期駆動手段11は演算
手段12に接続され、モータ起動指令時には0から一定
周波数まで漸増するモータ同期駆動信号としての周波数
信号b1を演算手段12に出力し、モータ停止指令時に
は一定周波数から0まで漸減するモータ同期駆動信号と
しての周波数信号b1を演算手段2に出力するようにな
っている。この演算手段12は駆動回路3を介してブラ
シレス・センサレス・DCモータ4に接続されており、
駆動回路3は演算手段12からの多相信号としての3相
信号c1によって制御され、ブラシレス・センサレス・
DCモータ4に駆動用の多相電圧としての3相電圧d1
を出力するようになっている。さらに、ブラシレス・セ
ンサレス・DCモータ4の信号出力端は、位置信号生成
手段5を介して演算手段12に接続されると共に直に演
算手段12に接続されており、演算手段2には位置信号
生成手段5からの位置信号fと、ブラシレス・センサレ
ス・DCモータ4からの逆起電圧eが入力されるように
なっている。
【0022】このブラシレス・センサレス・DCモータ
4内の回転子の位置信号fは、ブラシレス・センサレス
・DCモータ4の回転数が一定回転数以上にならないと
逆起電圧eの値が大きくならないので、位置信号fを生
成することができない。したがって、演算手段2は、ブ
ラシレス・センサレス・DCモータ4の回転数がその一
定回転数までは、同期駆動手段11からの周波数信号b
1を用いて3相信号c1を生成し、また、ブラシレス・
センサレス・DCモータ4の回転数がその一定回転数以
上では位置信号fを用いて3相信号c1を生成するよう
に構成されている。この演算手段2内における、これら
の周波数信号b1と位置信号fとの切り替えは、ブラシ
レス・センサレス・DCモータ4からの逆起電圧eが一
定レベル以上になったときに為されるようになってい
る。
【0023】つまり、これらの演算手段12および駆動
回路3により駆動制御手段が構成されており、演算手段
12は、モータ起動指令時の所定以上の逆起電圧eで、
所定の周波数まで漸増する周波数信号b1から位置信号
fに切り替え、この位置信号fに基づいて駆動回路3に
3相信号c1を出力し、駆動回路3からの駆動用の3相
電圧d1によってブラシレス・センサレス・DCモータ
4の駆動制御を行い、また、モータ停止指令時の所定未
満の逆起電圧eで、周波数0まで漸減する周波数信号b
1に位置信号fから切り替え、この周波数信号b1に基
づいて駆動回路3に3相信号c1を出力し、駆動回路3
からの駆動用の3相電圧d1によってブラシレス・セン
サレス・DCモータ4の同期駆動制御を行うようになっ
ている。また、演算手段12は駆動回路3を介してブラ
シレス・センサレス・DCモータ4に、モータ停止中、
回転子(図示せず)の停止位置を保持すべく、周波数0
の相変化のない移動子保持用の多相電圧を出力するよう
に制御する構成となっている。
【0024】このとき、モータ起動指令時に0から一定
周波数まで漸増する周波数信号b1によりモータ同期駆
動を行っているが、モータ負荷が慣性負荷の場合、モー
タ同期駆動を維持できない程度に周波数の漸増率を大き
くすると、加速トルクが不足してブラシレス・センサレ
ス・DCモータ4が脱調することになる。つまり、モー
タ同期駆動を維持しつつ、周波数信号b1を0から一定
周波数まで漸増することで、ブラシレス・センサレス・
DCモータ4の脱調を防止している。ここで、ブラシレ
ス・センサレス・DCモータ4の脱調とは、周波数の増
加や減少などの変化にモータの回転数が追従できなくな
り、モータの回転速度がコントロールできなくなるばか
りか、モータが停止するなどの現象である。
【0025】また、同期駆動では、起動時と同様に減速
時にも、モータ負荷が慣性負荷の場合、モータ同期駆動
を維持できない程度に周波数の漸減率を大きくすると、
減速トルクが不足してブラシレス・センサレス・DCモ
ータ4が脱調することになる。ところが、周波数信号b
1の漸減率を、停止指令aが演算手段12に入力された
とき、ブラシレス・センサレス・DCモータ4が減速し
て回転速度または逆起電圧eが漸減する漸減率と同様に
構成してもよく、このようにして同期駆動を行うと、ブ
ラシレス・センサレス・DCモータ4の脱調を防止する
ことができるだけではなく、周波数の漸減率を非同期駆
動時の漸減率と同様にすることで、慣性負荷の値に応じ
た最大の漸減率でブラシレス・センサレス・DCモータ
4をより素早く停止させることができる。即ち、慣性負
荷の値に応じた最短の時間でブラシレス・センサレス・
DCモータ4を素早く停止させることができる。
【0026】ここで、非同期駆動とは、回転子の位置に
応じてモータを回転駆動させることであり、モータにか
かる負荷の大きさにより、モータが同期回転時のように
脱調することはなく、同期回転時よりもモータを効率よ
く回転駆動させることができる。
【0027】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0028】図2は同期駆動手段11、図3は演算手段
12の動作を示しており、これらの動作はそれぞれ同期
駆動手段11および演算手段12内の各制御部によりそ
れぞれ為されるが、その制御部は、マイクロコンピュー
タやその制御プログラムおよび制御データが記憶された
記憶部で構成されていてもよく、また、比較回路などで
構成されていてもよい。
【0029】まず、起動指令の場合について説明する。
【0030】図2に示すように、ステップS1で制御指
令aが同期駆動手段11に入力されると、この同期駆動
手段11は、ステップS2でその制御指令aが起動指令
であるかどうかを判定し、その制御指令aが起動指令で
あれば、ステップS3〜S6で、周波数0からブラシレ
ス・センサレス・DCモータ4の自起動周波数以下の一
定周波数まで漸増する周波数信号b1を演算手段12に
出力する。この周波数信号b1は、周波数0から一定周
波数まで段階的またはリニアに漸増するモータ同期駆動
信号である。
【0031】つまり、同期駆動手段11は、ステップS
3で周波数信号b1を漸増させ、さらに、ステップS4
で周波数信号b1の値が所定値Fmax以下かどうかを判
定し、ステップS4で周波数信号b1の値が所定値Fma
x以下であれば、ステップS6でその周波数信号b1を
演算手段12に出力する。さらに、ステップS4で周波
数信号b1の値が所定値Fmax以下でなくなったとき
に、ステップS5でその周波数信号b1の値を所定値F
maxとし、ステップS6で所定値Fmaxの周波数信号b1
を演算手段12に出力する。なお、本実施形態では、ブ
ラシレス・センサレス・DCモータ4の自起動周波数を
所定値Fmaxとしている。
【0032】一方、演算手段12においては、ステップ
S1と同様に、図3に示すように、ステップS11で演
算手段12に制御指令aが入力されている。また、ステ
ップS12で演算手段12に同期駆動手段11から周波
数信号b1が入力されると、演算手段12は駆動回路3
に、ブラシレス・センサレス・DCモータ4を駆動する
3相信号c1を出力する。さらに、この3相信号c1が
駆動回路3に入力されると、駆動回路3はブラシレス・
センサレス・DCモータ4に3相電圧d1を出力する。
この3相電圧d1がブラシレス・センサレス・DCモー
タ4に入力されると、ブラシレス・センサレス・DCモ
ータ4は、その周波数に比例した速度で同期回転する。
このようにして、ブラシレス・センサレス・DCモータ
4が回転すると、ブラシレス・センサレス・DCモータ
4は逆起電圧eを発生する。この逆起電圧eは、ステッ
プS13で演算手段12に入力されると共に、位置信号
生成手段5にも入力されることになる。また、ブラシレ
ス・センサレス・DCモータ4の回転数が一定回転数以
上になると、逆起電圧eの値が大きくなるので、位置信
号生成手段5は、図示しない回転子の位置信号fを生成
することができるようになり、生成された位置信号f
は、ステップS14で演算手段12に入力され得ること
になる。このように、演算手段12には、制御指令a、
周波数信号b1、逆起電圧eおよび位置信号fが入力さ
れることになる。
【0033】また、演算手段12において、ステップS
15でその制御指令aが起動指令であるかどうかを判定
し、その制御指令aが起動指令であれば、ステップS1
6で演算手段12から同期駆動手段11への停止信号g
をオフした後に、ステップS17で逆起電圧eの値が所
定値Emax以上かどうかを判定し、ステップS17で逆
起電圧eの値が所定値Emax以上となるまで、上記の場
合と同様に、ステップS18で周波数信号b1から3相
信号c1を出力する。また、ステップS17で逆起電圧
eの値が所定値Emax以上であると判断した場合、つま
り、ブラシレス・センサレス・DCモータ4からの逆起
電圧eの値が予め定められた所定値Emaxに達すると、
演算手段12では同期駆動手段11から入力されている
周波数信号b1に代えて、ステップS19で位置信号生
成手段5からの位置信号fによって3相信号c1を出力
してブラシレス・センサレス・DCモータ4を非同期回
転させるように制御することになる。
【0034】次に、停止指令の場合について説明する。
【0035】制御指令aとして停止指令が演算手段12
に入力されると、図3のステップS15でその制御指令
aが起動指令ではないと判定し、その制御指令aが停止
指令の場合にはステップS21に移行する。ステップS
21で逆起電圧eの値が所定値Emax以上かどうかを判
定する。ステップS21で逆起電圧eの値が所定値Ema
x以上の場合、ステップS22で演算手段12はブラシ
レス・センサレス・DCモータ4が停止するように、駆
動回路3に対する3相信号c1を停止させるかまたは、
ブラシレス・センサレス・DCモータ4に制動力が働く
ような3相信号c1を駆動回路3に出力する。このよう
な3相信号c1が駆動回路3に入力されると、ブラシレ
ス・センサレス・DCモータ4の回転速度が低くなり、
ブラシレス・センサレス・DCモータ4からの逆起電圧
eが低下してくると共に、同期駆動手段11からの一定
周波数の周波数信号b1と同期可能な回転速度になって
くる。このようにして、逆起電圧eが低下して所定値E
max以上でなくなると、ステップS23で、演算手段1
2は、同期駆動手段11からの周波数信号b1から3相
信号c1を出力して、ブラシレス・センサレス・DCモ
ータ4を同期回転させるように制御する。このようにし
て、ブラシレス・センサレス・DCモータ4が周波数信
号b1による同期回転速度になる。さらに、ステップS
24で演算手段12は、逆起電圧eの値が所定値Emin
以下かどうかを判定し、逆起電圧eの値が所定値Emin
以下になるまで以上の各処理を繰り返し、逆起電圧eの
値が所定値Emin以下になると、ステップS25で演算
手段12は、同期駆動手段11に対して停止信号gを出
力するように制御することになる。
【0036】さらに、同期駆動手段11において、図2
のステップS2でその制御指令aが起動指令であるかど
うかを判定しており、その制御指令aが起動指令ではな
い場合、つまり、制御指令aが停止指令の場合にはステ
ップS31に移行する。ステップS31で演算手段12
から同期駆動手段11に停止信号gが入力されたかどう
かが判定され、停止信号gが入力されるまで上記各処理
が繰り返される。停止信号gが入力されると、ステップ
S32で同期駆動手段11は周波数信号b1の値が所定
値Fmin以下かどうかを判定し、ステップS32で周波
数信号b1の値が所定値Fmin以下になるまで、ステッ
プS33,S34で同期駆動手段11はその周波数信号
b1を漸減するように出力する。その後、ステップS3
2で周波数信号b1の値が所定値Fmin以下になると、
ステップS35,S34で同期駆動手段11はその周波
数信号b1を0にする。このようにして、同期駆動手段
11が、演算手段12への周波数信号b1を0にする
と、ブラシレス・センサレス・DCモータ4は、回転子
(図示せず)の位置が確定した状態で停止することにな
る。
【0037】このように、ブラシレス・センサレス・D
Cモータ4が停止しても、演算手段12は、駆動回路3
からブラシレス・センサレス・DCモータ4に周波数0
の相変化のない3相電圧d1を出力させるように制御す
る。この3相電圧d1によって、停止位置が確定した回
転子(図示せず)の位置保持が為されることになる。こ
のとき、演算手段12は、ブラシレス・センサレス・D
Cモータ4の要求保持トルクに応じて、省エネルギーの
ために3相電圧d1の電圧値をできるだけ低く設定する
こともできる。
【0038】以上のように、モータ停止指令時に、演算
手段12が、ブラシレス・センサレス・DCモータ4の
モータ逆起電圧eから生成された位置信号生成手段5か
らの移動子としての回転子(図示せず)の位置信号f
を、一定周波数から周波数0まで漸減する同期駆動手段
11からの周波数信号b1に切り替えて、ブラシレス・
センサレス・DCモータ4を同期運転させつつ停止させ
るため、ブラシレス・センサレス・DCモータ4が停止
したときの回転子(図示せず)の位置が容易に確定し、
再びモータ起動させる場合にも、その回転子(図示せ
ず)を同期状態に容易に引き込むことができて、短い起
動時間で、ブラシレス・センサレス・DCモータ4の回
転方向が起動当初から本来の回転方向に容易に駆動させ
ることができる。
【0039】なお、本実施形態では、ブラシレス・セン
サレス・DCモータ4に対する同期運転と非同期運転と
の切り替えは、演算手段12が、ブラシレス・センサレ
ス・DCモータ4からの逆起電圧eのレベルにより行っ
ているが、演算手段12が、位置信号生成手段5からの
回転子(図示せず)の位置信号fのレベルによって、同
期運転と非同期運転との切り替えを行うこともできる。
【0040】また、本実施形態では、ブラシレス・セン
サレス・DCモータ4が回転駆動する構成として説明し
たが、本発明はリニアモータの直線駆動に対しても適用
することができる。
【0041】さらに、本実施形態では、モータ停止中の
消費電力を少なくすべく、ブラシレス・センサレス・D
Cモータ4の停止中に、駆動回路3から出力される多相
電圧の出力を、回転子(図示せず)の保持トルクを維持
する程度に小さく構成したが、さらに省エネルギーとす
るべく、演算手段12はモータ停止中の3相電圧d1の
電圧値を0に制御することもできる。このように、この
モータ停止中の多相電圧の出力を0にして、ブラシレス
・センサレス・DCモータ4に通電しないときにも、要
は、ブラシレス・センサレス・DCモータ4の回転子
(図示せず)が保持トルクを持つような構成であればよ
い。回転子(図示せず)が保持トルクを持つ構成とし
て、例えば、ブラシレス・センサレス・DCモータ4の
コギングトルクを通常のコギングトルクに比べて大きく
構成するようにしてもよい。ここで、コギングトルクと
は、モータに通電せずに、モータの出力軸を外部から回
転させたときのトルクリップルである。
【0042】つまり、このコギングトルクが大きいと、
速度制御する場合には角速度変動が大きくなって加減速
時間も長くなり、また、トルク制御する場合にはトルク
値が一定せず、さらに、位置制御する場合には位置精度
を良くすることができないなどの不都合が生じるため、
通常、ブラシレス・センサレス・DCモータ4に限ら
ず、モータはこのコギングトルクが小さくなるように構
成されており、このコギングトルクを、速度制御、トル
ク制御および位置制御などを考慮して、通常のコギング
トルクよりも大きく構成することで、回転子(図示せ
ず)が適度の保持トルクを持つ構成とすることができ
る。
【0043】さらに、本実施形態では、周波数信号b1
の漸減率を、停止指令aが演算手段12に入力されたと
き、ブラシレス・センサレス・DCモータ4が減速して
回転速度または逆起電圧eが漸減する漸減率と同様にな
るように構成したが、このように構成しない場合には、
周波数の漸減率をブラシレス・センサレス・DCモータ
4が駆動できる最大の慣性負荷の値に応じた値にする必
要があり、本実施形態の場合に比べてモータ停止時間が
長くなる。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、モータ
停止指令時に同期運転で移動子を停止させるため、モー
タ停止時の移動子の位置を確定することができて、モー
タ再起動時に、移動子の位置に応じた信号で移動子を同
期状態に容易に引き込むことができて、起動時間が短
く、モータをその回転方向が起動当初から本来の方向に
なるよう回転させることができる。
【0045】また、請求項2によれば、モータ停止指令
時に一定周波数から0まで漸減するモータ同期駆動信号
でモータ同期運転を行った後に、モータ停止させるた
め、移動子の停止位置をスムーズかつ確実に確定するこ
とができて、モータ再起動時に移動子の位置に応じた信
号で同期運転状態に容易に引き込むことができて、起動
時間が短く、モータをその回転方向が起動当初から本来
の方向になるよう容易に回転させることができる。
【0046】さらに、請求項3によれば、移動子保持用
の電圧で移動子は停止位置を確定した状態のまま保持さ
れるため、モータ停止中においても移動子が動く虞はな
くなり、モータ再起動時にも移動子の位置に応じた駆動
信号で、同期運転状態に素早く引き込むことができて、
起動時間が短く、モータをその回転方向が起動当初から
本来の方向になるよう容易に駆動させることができる。
この場合に、その移動子保持用の電圧が小さい程、消費
電力を少なくすることができる。
【0047】さらに、請求項4によれば、コギングトル
クを通常値に比べて大きく構成すれば、コギングトルク
だけで、移動子はその位置を確定した状態を維持するこ
とができて、モータ停止中に移動子保持用の電圧をかけ
る必要がなく、消費電力をさらに少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のブラシレス・センサレス
・DCモータの駆動制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の同期駆動手段の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】図1の演算手段の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】従来のブラシレス・センサレス・DCモータの
駆動制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 駆動回路 4 ブラシレス・センサレス・DCモータ 5 位置信号生成手段 11 同期駆動手段 12 演算手段 a 制御指令 b1 周波数信号 c1 3相信号 d1 3相電圧 e 逆起電圧 f 位置信号 g 停止信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ同期駆動信号を出力する同期駆動
    手段と、モータ逆起電圧から移動子の位置信号を生成す
    る位置信号生成手段と、モータ起動指令時に所定レベル
    のモータ逆起電圧または/および位置信号で、前記同期
    駆動信号から前記位置信号に切り替えてモータ駆動制御
    を行い、モータ停止指令時に所定レベルのモータ逆起電
    圧または/および位置信号で、前記位置信号から前記同
    期駆動信号に切り替えてモータ同期駆動制御を行ってモ
    ータ停止させるように制御する駆動制御手段とを備えた
    ことを特徴とするブラシレス・センサレス・DCモータ
    の駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 モータ起動指令時には0から一定周波数
    まで漸増するモータ同期駆動信号を出力し、モータ停止
    指令時には前記一定周波数から0まで漸減するモータ同
    期駆動信号を出力する同期駆動手段と、モータ逆起電圧
    から移動子の位置信号を生成する位置信号生成手段と、
    モータ起動指令時の所定レベルのモータ逆起電圧または
    /および位置信号で、前記同期駆動信号から前記位置信
    号に切り替えてモータ駆動制御を行い、モータ停止指令
    時の所定レベルのモータ逆起電圧または/および位置信
    号で、前記位置信号から前記同期駆動信号に切り替えて
    モータ同期駆動制御を行うように制御する駆動制御手段
    とを備えたことを特徴とするブラシレス・センサレス・
    DCモータの駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動制御手段は、モータ停止中に移
    動子保持用の電圧を出力することを特徴とする請求項1
    または2に記載のブラシレス・センサレス・DCモータ
    の駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 コギングトルクを通常のコギングトルク
    に比べて大きく構成したことを特徴とするブラシレス・
    センサレス・DCモータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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