JP2009203779A - 横型ブラインド - Google Patents

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Abstract

【課題】上段部のスラットと下段部のスラットを異なる角度で角度調節可能としながら、操作力を軽減させ得る横型ブラインドを提供する。
【解決手段】第一のラダーコード9を駆動軸4の回転に基づいて回転する第一の吊下げドラム8から吊下支持し、第二のラダーコード16を駆動軸と一体に回転する小径の第二の吊下げドラム15から吊下支持し、第一のスラット10が全閉状態まで回動されるまで第一の吊下げドラム8と駆動軸とを一体に回転させ、第一のスラット10が全閉状態まで回動されたときには第一の吊下げドラム8の同方向へのそれ以上の回転を阻止するとともに駆動軸の回転を許容するクラッチ装置3,7,12,14を設け、第二の吊下げドラム15には第二のスラット17を全閉状態から逆全閉状態まで回動されるとき巻戻される巻戻し量に相当する長さの第二のラダーコード16をあらかじめ巻きつけた。
【選択図】図1

Description

この発明は、上段部のスラットと下段部のスラットを異なる角度で角度調節可能とした横型ブラインドに関するものである。
横型ブラインドは、ヘッドボックスからラダーコードを介して多数段のスラットが吊下支持され、ラダーコードを吊下支持するチルト装置の操作により、各スラットを同位相で角度調節可能である。
このような横型ブラインドでは、スラットの上段部と下段部を異なる角度に角度調節可能したものがある。特許文献1には、上段部のスラットと下段部のスラットとを異なるラダーコードで支持し、各スラットを角度調節する場合には、まず下段部のスラットを全閉方向に回動し、次いで上段部のスラットを全閉方向に回動可能とした横型ブラインドが開示されている。
このような構成により、下段部のスラットを全閉状態とし、上段部のスラットを水平方向に維持することにより、下段部のスラットで室外側からの視界から室内を遮り、上段部のスラットから外光を採り入れ可能である。
特公昭63−55595号公報
特許文献1に記載された横型ブラインドでは、下段部のスラットを全閉状態まで回動した後、上段部のスラットを全閉状態まで回動するとき、下段部のスラットを吊下支持するラダーコードの一方の縦糸も上方へ引き上げられる。従って、上段部のスラットを全閉方向に回動するための操作力が増大するという問題点がある。
この発明の目的は、上段部のスラットと下段部のスラットを異なる角度で角度調節可能としながら、操作力を軽減させ得る横型ブラインドを提供することにある。
請求項1では、ヘッドボックスから第一のラダーコードを介して下段部の第一のスラットを吊下支持するとともに、第二のラダーコードを介して上段部の第二のスラットを吊下支持し、前記ヘッドボックス内には駆動軸の回転に基づいて前記第一及び第二のラダーコードを介して前記第一のスラットと第二のスラットとを異なる角度に角度調節可能とした角度調節装置を備えた横型ブラインドにおいて、前記第一のラダーコードを前記駆動軸の回転に基づいて回転する第一の吊下げドラムから吊下支持し、前記第二のラダーコードを前記駆動軸と一体に回転する第二の吊下げドラムから吊下支持し、前記第二の吊下げドラムを前記第一の吊下げドラムより小径とし、前記第一の吊下げドラムにクラッチ装置を備え、前記クラッチ装置は、前記第一のスラットが全閉状態まで回動されたときには第一の吊下げドラムの同方向へのそれ以上の回転を阻止し、前記第二の吊下げドラムには、前記第一のスラットが全閉状態から逆全閉状態となるまでに第二の吊下げドラムから巻戻される巻戻し量に相当する長さの第二のラダーコードをあらかじめ巻きつけた。
請求項2では、ヘッドボックスから第一のラダーコードを介して下段部の第一のスラットを吊下支持するとともに、第二のラダーコードを介して上段部の第二のスラットを吊下支持し、前記ヘッドボックス内には駆動軸の回転に基づいて前記第一及び第二のラダーコードを介して前記第一のスラットと第二のスラットとを異なる角度に角度調節可能とした角度調節装置を備えた横型ブラインドにおいて、前記第一のラダーコードを前記駆動軸の回転に基づいて回転する第一の吊下げドラムから吊下支持し、前記第二のラダーコードを前記駆動軸と一体に回転する第二の吊下げドラムから吊下支持し、前記第二の吊下げドラムを前記第一の吊下げドラムより小径とし、前記第一の吊下げドラムと前記駆動軸との間にクラッチ装置を設け、前記クラッチ装置は、前記第一のスラットが全閉状態まで回動されるまで前記第一の吊下げドラムと前記駆動軸とを一体に回転させ、前記第一のスラットが全閉状態まで回動されたときには第一の吊下げドラムの同方向へのそれ以上の回転を阻止するとともに駆動軸の回転を許容し、前記第二の吊下げドラムには、前記第一のスラットが全閉状態から逆全閉状態となるまでに第二の吊下げドラムから巻戻される巻戻し量に相当する長さの第二のラダーコードをあらかじめ巻きつけた。
請求項3では、前記クラッチ装置は、前記駆動軸と一体に回転するロック軸と、前記ロック軸に装着されて、前記第一の吊下げドラムと一体に回転するクラッチスプリングと、前記第一の吊下げドラムから前記クラッチスプリングの端部に当接する位置に突出され、前記ロック軸の回転に基づいてクラッチスプリングとロック軸との摩擦力を増大させるロック片と、前記第一のスラットが全閉状態まで回動されたとき、前記クラッチスプリングの端部に当接して、クラッチスプリングとロック軸との摩擦力を減少させる係止片とを備えた。
請求項4では、前記係止片を、前記駆動軸を回転可能に支持する支持部材に設けた。
請求項5では、前記第二のラダーコードは、前記スラットを水平方向に回動した状態で、該第二のラダーコードの上端が前記第二の吊下げドラムの上部半周部に位置するように余巻を付加して前記第二の吊下げドラムに巻きつけた。
請求項6では、前記第二のラダーコードは、前記スラットを水平方向に回動した状態で、該第二のラダーコードの上端が前記第二の吊下げドラムの外周面の最上部に位置するように余巻を付加して前記第二の吊下げドラムに巻きつけた。
本発明によれば、上段部のスラットと下段部のスラットを異なる角度で角度調節可能としながら、操作力を軽減させ得る横型ブラインドを提供することができる。
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図1及び図2に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス1内の長手方向両端部に支持部材2が配設され、その支持部材2にスラットを角度調節するためのチルト装置が支持されている。
そのチルト装置の具体的構成を説明すると、前記支持部材2の一側にはロック軸3の一端部が回転可能に支持され、そのロック軸3に六角棒状の駆動軸4が相対回転不能に挿通されている。
前記ヘッドボックス1の一側において、前記駆動軸4はギヤボックス5に接続され、そのギヤボックス5からヘッドボックス1下方へ操作棒6が垂下されている。ギヤボックス5内には傘歯車等のギヤ機構が収容され、操作棒6の回転操作に基づいて前記駆動軸4が正逆方向に回転されるようになっている。
前記ロック軸3の中間部の外周面には捩りコイルスプリングで構成されるクラッチスプリング7が装着され、ロック軸3の他端部には第一の吊下げドラム8が回転可能に支持されている。
前記第一の吊下げドラム8には第一のラダーコード9が吊下支持され、第一のラダーコード9の下部には下段部のスラットである複数枚の第一のスラット10が支持され、第一のラダーコード9の下端にはボトムレール11が吊下支持されている。
前記第一の吊下げドラム8には、その外周縁から前記クラッチスプリング7側に向かって突出するロック片12が形成され、図3に示すように、そのロック片12は前記クラッチスプリング7の両端部13a,13b間に突出されている。
そして、ロック軸3とともにクラッチスプリング7が回転して、クラッチスプリング7の両端部13a,13bのいずれかがロック片12に当接すると、クラッチスプリング7は縮径されてロック軸3との摩擦が増大する。従って、ロック軸3が回転されると、クラッチスプリング7を介して第一の吊下げドラム8がロック軸3と一体に回転され、このとき第一のラダーコード9を介して第一のスラット10が回動される。
前記支持部材2の底面中央部には、上方に向かって突出する係止片14が形成され、その係止片14は前記クラッチスプリング7の両端部13a,13bの回動軌跡上に位置している。
そして、両端部13a,13bのいずれかが係止片14に当接すると、クラッチスプリング7が拡径されてロック軸3との摩擦が減少し、クラッチスプリング7及び第一の吊下げドラム8に対しロック軸3が空回りするようになっている。
前記支持部材2の他側には第二の吊下げドラム15が回転可能に支持され、その第二の吊下げドラム15には前記駆動軸4が相対回転不能に挿通されている。そして、第二の吊下げドラム15は駆動軸4と一体に回転される。また、第二の吊下げドラム15は前記第一の吊下げドラム8に比して1/3程度の径で形成される。
前記第二の吊下げドラム15から第二のラダーコード16が吊下支持され、その第二のラダーコード16に上段のスラットである複数段の第二のスラット17が支持され第二のラダーコード16の下端には中間ボトムレール18が吊下支持されている。
前記第二のラダーコード16の上端部は、前記第二の吊下げドラム15にそれぞれ数周巻き付けられた状態で吊下支持されている。そして、前記第一のスラット10は前記第一の吊下げドラム8の1回転未満の回転により、全閉状態から逆全閉状態まで回動される。
これに対し、第二のスラット17は第二の吊下げドラム15の回転に基づいて、第二のラダーコード16の一方の縦糸が第二の吊下げドラム15から巻戻され、他方の縦糸が第二の吊下げドラム15に巻き取られて、全閉状態から逆全閉状態までほぼ180度回動される。
前記第一及び第二のラダーコード9,16の近傍位置において、第一及び第二のスラット10,17及び中間ボトムレール18には昇降コード19が挿通され、その昇降コード19の下端は前記ボトムレール11に接続されている。
前記昇降コード19の上端部は、ヘッドボックス1内の案内ローラ20を経て同ヘッドボックス1の一側に案内され、公知のストッパ装置21を経てヘッドボックス1の下方へ垂下されている。そして、昇降コード19をヘッドボックス1から引き出せば、ボトムレール11が引き上げられて第一及び第二のスラット10,17が上方へ畳み込まれ、昇降コード19をヘッドボックス1内へ引き込ませれば、ボトムレール11が下降して、上段のスラットから順次第二及び第一のラダーコード16,9に支持される状態に復帰する。
なお、昇降コード19を手放せば、ストッパ装置21の作用によりスラットの自重降下が阻止され、各スラットを所望高さに吊下支持することができる。
前記第一のラダーコード9の上部の縦糸は、図2に示すように、前記第二のスラット17間で前記第一のスラット10を支持する横糸22aより長い横糸22bで接続されている。そして、第一及び第二のスラット10,17が上方へ畳み込まれるとき、横糸22bにより第一のラダーコード9の縦糸の垂れ下がりを防止するようになっている。
次に、上記のように構成された横型ブラインドの動作を説明する。
昇降コード19の操作により、ボトムレール11を昇降すると、第一及び第二のスラット10,17が昇降される。
図4(a)に示すように、ボトムレール11を下限まで下降させ、かつ第一及び第二のスラット10,17を水平方向に回動した状態から、操作棒6を一方へ回転させると、駆動軸4の回転に基づいてロック軸3が回転される。
すると、クラッチスプリング7の両端部13a,13bの一方がロック片12に当接してクラッチスプリング7とロック軸3との摩擦力が増大し、第一の吊下げドラム8がロック軸3と一体に回転される。このとき、第二の吊下げドラム15は駆動軸4と一体に回転される。
このような動作により、図4(b)に示すように、第一及び第二のスラット10,17が回動され、第一の吊下げドラム8と第二の吊下げドラム15との径の違いにより、下段部の第一のスラット10がほぼ垂直方向まで回動されたとき、上段部の第二のスラット17は僅かに回動された状態となる。
この状態から、操作棒6をさらに同方向へ回転させると、クラッチスプリング7の両端部13a,13bの一方がロック片12に当接して、クラッチスプリング7とロック軸3との摩擦力が減少するため、ロック軸3は第一の吊下げドラム8に対し空回りする状態となる。
すると、第一の吊下げドラム8は回転せず、第二の吊下げドラム15だけが回転され、図4(c)に示すように、第二のスラット17が全閉状態まで回動される。
一方、図4(c)に示す状態から、操作棒6を逆方向へ回転させると、第一及び第二のスラット10,17が逆方向へ回動される。そして、第二のスラット17を水平方向まで回動させ、さらに同方向に回動させた後、操作棒6をまた反対側へ回動させて第二のスラット17を水平方向に回動させると、第一のスラット10も水平方向に回動される。
次に、第二のラダーコード16の上端を第二の吊下げドラム15に取り付ける場合の取付位置について説明する。
図5に示すように、スラット幅Bを50mm、第一の吊下げドラム8の直径Rを27mm、第二の吊下げドラム15の直径rを10mmとする。また、第一及び第二のスラット10,17の最大傾動角度θを60°とすると、第一及び第二のスラット10,17を全閉状態から逆全閉状態まで回動させるために必要となる第一及び第二のラダーコード9,16の引き上げ量Aは、A=Bsinθよりほぼ43mmとなる。
すると、第一のラダーコード9を吊下支持する第一の吊下げドラム8が180°回転すると、27π/2より第一のラダーコード9の引き上げ量はほぼ43mmとなる。従って、上記条件で第一の吊下げドラム8が180°回転されると、第一のスラット10は全閉状態から逆全閉状態まで回動される。
また、第二のラダーコード16で43mmの引き上げ量Aを確保するには、第二の吊下げドラム15を1.37回転させればよい(43/10π)。従って、第二の吊下げドラム15には第二のスラット17が全閉あるいは逆全閉状態となるとき、第二のラダーコード16の一方の縦糸の上端部が第二の吊下げドラム15に1.37周分(回転角度では493°分)巻きつけられる状態とすればよい。
すると、図6に示すように、第二のスラット17が水平方向となっている状態では、第二のラダーコード16の一方の縦糸16aが第二の吊下げドラム15に最初に接する位置から247°離れた位置P1に同縦糸16aの上端を固定すればよい。同様に、第二のラダーコード16の他方の縦糸16bが第二の吊下げドラム15に最初に接する位置から247°離れた位置P2に同縦糸16aの上端を固定すればよい。
しかし、この状態では第二のラダーコード16の両縦糸16a,16bと第二の吊下げドラム15との取付位置P1,P2が第二の吊下げドラム15の下方、すなわちヘッドボックス1の底面に向かう位置であるので、組立作業が煩雑である。
そこで、図7に示すように、第二の吊下げドラム15に巻きつける縦糸16a,16bの長さをさらに増大させて、第二のラダーコード16の両縦糸16a,16bと第二の吊下げドラム15との取付位置P1,P2を第二の吊下げドラム15の少なくとも上部半周部に位置させれば、組立作業が容易となる。すなわち、第二のラダーコード16を第二の吊下げドラム15に余巻L1を付加して巻きつける。
また、図8に示すように、さらに長い余巻L2を付加して、両縦糸16a,16bと第二の吊下げドラム15との取付位置P1,P2を第二の吊下げドラム15の外周面の最上部に位置させれば、組み立て作業がさらに容易となる。このとき、第二の吊下げドラム15に巻きつけられる縦糸16a,16bの長さは、合計で2.5周分となる。
図7及び図8に示すように、第二のラダーコード16を第二の吊下げドラム15に取付ける場合、余巻L1,L2を付与することから第二の吊下げドラム15に巻きつけられる第二のラダーコード16の縦糸16a,16b周回数は約2巻と多くなる。
そこで、図9に示すように、第二の吊下げドラム15は縦糸16a,16bを重なることなく巻き取るために、巻取部23の軸方向の長さを十分に確保することが望ましい。また、第二のラダーコード16の両縦糸16a,16bの上端を巻取部23の両側に位置させ、巻取部23の中間部には各縦糸16a,16bの巻取り位置を分離するフランジ部24を設けるとよい。
上記のように構成された横型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)下段部の第一のスラット10と、上段部の第二のスラット17とを異なる角度に角度調節することができる。
(2)図4(b)に示すように、第一のスラット10を全閉状態まで回動し、第二のスラット17を水平方向に近い状態に保持することができる。この状態では、第一のスラット10で室外からの視界から室内を遮断し、第二のスラット17部分から外光を採り入れることができる。
(3)第二のスラット17を全閉状態まで回動させるとき、ロック軸3を第一の吊下げドラム8に対し空回りさせることができる。従って、第一のラダーコード9を介してボトムレール11及び第一のスラット10を引き上げることはないので、第二のスラット17を全閉状態まで回動させるための操作力を軽減することができる。
(4)第二のラダーコード16の上端部が第二の吊下げドラム15に巻きつけられているので、第二の吊下げドラム15を小径としても第二のスラット17を全閉状態まで回動することができる。
(5)第二のラダーコード16の両縦糸を第二の吊下げドラム15に対し余巻を付加して巻きつけることにより、第二のスラット17を水平方向に保持した状態で、両縦糸の上端を第二の吊下げドラム15の上部半周部に取着することができる。従って、第二のラダーコード16を第二の吊下げドラム15に容易に取り付けることができる。
(6)第二のラダーコード16の両縦糸を第二の吊下げドラム15に対し余巻を付加して巻きつけることにより、第二のスラット17を水平方向に保持した状態で、両縦糸の上端を第二の吊下げドラム15の外周面の最上部に取着することができる。従って、第二のラダーコード16を第二の吊下げドラム15に容易に取り付けることができる。
図10及び図11は、クラッチ装置の第一の別例を示す。この構成では、第一の吊下げドラム25に駆動軸4が挿通され、第一の吊下げドラム25は駆動軸4と一体に回転する。第一の吊下げドラム25の外周面には捩りコイルスプリングで構成されるチルトスプリング26が装着され、そのチルトスプリング26の両端部は折り曲げられて掛止部27a,27bが形成され、その掛止部27a,27bから第一のラダーコード9が吊下支持されている。
支持部材2の底面には、前記掛止部27a,27bの回動軌跡上に位置する係止部28が形成され、掛止部27a,27bの一方が係止部28に当接すると、チルトスプリング26と第一の吊下げドラム25との摩擦が低減されて、チルトスプリング26に対し第一の吊下げドラム25が空回りする。
また、掛止部27a,27bの一方が係止部28に当接している状態から、掛止部27a,27bの他方が係止部に当接するまでの間で、チルトスプリング26が第一の吊下げドラム25と一体に回転し、この範囲で第一のスラット10が全閉状態から逆全閉状態までの範囲で回動される。
このような構成により、駆動軸4の回転に基づいて第一のスラット10を回動操作可能であり、第一のスラット10が全閉状態あるいは逆全閉状態まで回動されると、それ以上の回動が阻止されるクラッチ装置を構成することができる。
図12及び図13は、クラッチ装置の第二の別例を示す。この構成では、第一の吊下げドラム29の外周面に凹条30が形成され、第一のラダーコード9の一方の縦糸をその凹条30に周回させた後、他方の縦糸の上端にクリップ31で連結した構成である。
このような構成により、駆動軸4の回転により第一のスラット10を回動操作可能であり、第一のスラット10が全閉状態あるいは逆全閉状態まで回動されると、第一のラダーコード9が第一の吊下げドラム29に対しスリップし、それ以上の回動が阻止されるクラッチ装置を構成することができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・第一のラダーコード9の横糸22bを省略し、第二のスラット17に設けた挿通孔に第一のラダーコード9の縦糸を挿通して、第一のラダーコード9の縦糸の垂れ下がりを防止するようにしてもよい。
一実施の形態の横型ブラインドを示す正面図である。 一実施の形態の横型ブラインドを示す側面図である。 ロック軸、クラッチスプリング、第一の吊下げドラムを示す側面図である。 (a)〜(c)は角度調節操作を示す側面図である。 第二のラダーコードの設定を示す説明図である。 第二のラダーコードの設定を示す説明図である。 第二のラダーコードの設定を示す説明図である。 第二のラダーコードの設定を示す説明図である。 第二の吊下げドラムを示す断面図である。 クラッチ装置の別例を示す正面図である。 クラッチ装置の別例を示す側面図である。 クラッチ装置の別例を示す正面図である。 クラッチ装置の別例を示す側面図である。
符号の説明
1…ヘッドボックス、2…支持部材、3…クラッチ装置(ロック軸)、4…駆動軸、7…クラッチ装置(クラッチスプリング)、8,25,29…第一の吊下げドラム、9…第一のラダーコード、10…第一のスラット、12…クラッチ装置(ロック片)、14…クラッチ装置(係止片)、15…第二の吊下げドラム、16…第二のラダーコード、17…第二のスラット。

Claims (6)

  1. ヘッドボックスから第一のラダーコードを介して下段部の第一のスラットを吊下支持するとともに、第二のラダーコードを介して上段部の第二のスラットを吊下支持し、前記ヘッドボックス内には駆動軸の回転に基づいて前記第一及び第二のラダーコードを介して前記第一のスラットと第二のスラットとを異なる角度に角度調節可能とした横型ブラインドにおいて、
    前記第一のラダーコードを前記駆動軸の回転に基づいて回転する第一の吊下げドラムから吊下支持し、前記第二のラダーコードを前記駆動軸と一体に回転する第二の吊下げドラムから吊下支持し、
    前記第二の吊下げドラムを前記第一の吊下げドラムより小径とし、
    前記第一の吊下げドラムにクラッチ装置を備え、
    前記クラッチ装置は、前記第一のスラットが全閉状態まで回動されたときには第一の吊下げドラムの同方向へのそれ以上の回転を阻止し、
    前記第二の吊下げドラムには、前記第一のスラットが全閉状態から逆全閉状態となるまでに第二の吊下げドラムから巻戻される巻戻し量に相当する長さの第二のラダーコードをあらかじめ巻きつけたことを特徴とする横型ブラインド。
  2. ヘッドボックスから第一のラダーコードを介して下段部の第一のスラットを吊下支持するとともに、第二のラダーコードを介して上段部の第二のスラットを吊下支持し、前記ヘッドボックス内には駆動軸の回転に基づいて前記第一及び第二のラダーコードを介して前記第一のスラットと第二のスラットとを異なる角度に角度調節可能とした横型ブラインドにおいて、
    前記第一のラダーコードを前記駆動軸の回転に基づいて回転する第一の吊下げドラムから吊下支持し、前記第二のラダーコードを前記駆動軸と一体に回転する第二の吊下げドラムから吊下支持し、
    前記第二の吊下げドラムを前記第一の吊下げドラムより小径とし、
    前記第一の吊下げドラムと前記駆動軸との間にクラッチ装置を設け、
    前記クラッチ装置は、前記第一のスラットが全閉状態まで回動されるまで前記第一の吊下げドラムと前記駆動軸とを一体に回転させ、前記第一のスラットが全閉状態まで回動されたときには第一の吊下げドラムの同方向へのそれ以上の回転を阻止するとともに駆動軸の回転を許容し、
    前記第二の吊下げドラムには、前記第一のスラットが全閉状態から逆全閉状態となるまでに第二の吊下げドラムから巻戻される巻戻し量に相当する長さの第二のラダーコードをあらかじめ巻きつけたことを特徴とする横型ブラインド。
  3. 前記クラッチ装置は、
    前記駆動軸と一体に回転するロック軸と、
    前記ロック軸に装着されて、前記第一の吊下げドラムと一体に回転するクラッチスプリングと、
    前記第一の吊下げドラムから前記クラッチスプリングの端部に当接する位置に突出され、前記ロック軸の回転に基づいてクラッチスプリングとロック軸との摩擦力を増大させるロック片と、
    前記第一のスラットが全閉状態まで回動されたとき、前記クラッチスプリングの端部に当接して、クラッチスプリングとロック軸との摩擦力を減少させる係止片と
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の横型ブラインド。
  4. 前記係止片を、前記駆動軸を回転可能に支持する支持部材に設けたことを特徴とする請求項3記載の横型ブラインド。
  5. 前記第二のラダーコードは、前記スラットを水平方向に回動した状態で、該第二のラダーコードの上端が前記第二の吊下げドラムの上部半周部に位置するように余巻を付加して前記第二の吊下げドラムに巻きつけたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の横型ブラインド。
  6. 前記第二のラダーコードは、前記スラットを水平方向に回動した状態で、該第二のラダーコードの上端が前記第二の吊下げドラムの外周面の最上部に位置するように余巻を付加して前記第二の吊下げドラムに巻きつけたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の横型ブラインド。
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