JP2009275311A - 帯及びその装着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】帯を3つ又はそれ以上に分離することなく、また、装着時における太鼓部の形や大きさの自由度を少なくすることなく、手先部の装着を簡単にする。
【解決手段】着用者Hの胴部に巻かれて装着される胴回り部10と、該胴回り部10から分離して設けられた太鼓部20と、装着時には胴回り部10の最も外周側にくる該胴回り部10の巻き終り端に連続して設けられた手先部30とを含む帯を設ける。そして、まず、胴回り部10を、着用者Hの胴部に装着し、次に、太鼓部20を、着用者Hの背部に装着する。そして、最後に、手先部30を、胴回り部10との境界で折り返して太鼓部20を該胴回り部10の巻き方向の反対方向に通過するように装着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、着物等の着付けに使用する帯に関する。
着物等の着付けに使用する帯としては、図7及び図8に示す従来例1の帯70のように、着用者Hの胴部に巻かれて装着される胴回り部71と、装着時には胴回り部71の最も外周側にくる該胴回り部71の巻き終り端に連続して設けられた太鼓部72と、装着時には胴回り部71の最も内周側にくる該胴回り部71の巻き始め端に連続して設けられた手先部73とからなる一本ものの帯が一般的であり、次のようにして装着する。すなわち、まず、図8(a)に示すように、手先部73を余らせつつ、胴回り部71を着用者Hの胴部に巻いて装着し、次に、図8(b)に示すように、太鼓部72を着用者Hの背部に綺麗に折り畳んで装着する。その後、図8(c)(d)に示すように、余らせておいた手先部73を、太鼓部72の内側に通して装着する。
特開2004−91931号公報 実用新案登録第3034528号公報
ところが、上記従来例1では、まず第一に、太鼓部72を上手に装着するのが大変であり、第二に、手先部73を上手に装着するのが大変である。
そのため、中には、図9(a)に示す従来例2(特許文献1)の帯80のように、太鼓部82の装着を簡単にするために、胴回り部81から太鼓部82を分離し、また、手先部83の装着を簡単にするために、胴回り部81から手先部83を分離したものがある。
ところが、該従来例2では、帯80を3つに分離することによって、パーツが増え、帯の構造が複雑になってしまう。
そのため、更にそれらの中には、図9(b)に示す従来例3(特許文献2)の帯90のように、胴回り部91から太鼓部92を分離し、また、胴回り部91から手先部93を分離するとともに、該分離した手先部93を太鼓部92に直角に縫い合わせたものもある。
ところが、上記従来例3では、太鼓部92に対する手先部93の位置が決まってしまうため、装着時における太鼓部92の形や大きさを変えようとした際には、その自由度が該手先部93によって制約されて少なくなってしまう。
そこで、本発明は、帯を3つ又はそれ以上に分離することなく、また、装着時における太鼓部の形や大きさの自由度を少なくすることなく、手先部の装着を簡単にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の帯は、着用者の胴部に巻かれて装着される胴回り部と、該胴回り部から分離して設けられた、前記着用者の背部に装着される太鼓部と、装着時には前記胴回り部の最も外周側にくる該胴回り部の巻き終り端に連続して設けられた手先部とを含み構成され、前記手先部は、前記胴回り部との境界で折り返して前記太鼓部を該胴回り部の巻き方向の反対方向に通過するように装着される。
ここで、前記胴回り部は、特に限定されないが、長さ方向両端部に互いに係合し合う面ファスナーを備え、両面ファスナの係合位置を該胴回り部の巻き方向又はその反対方向にずらすことにより胴回りの寸法を調節可能に構成されていることが好ましい。胴回り部の装着が簡単になり、また、装着後においても、緩い場合やきつい場合には、簡単に調節し直すことができるからである。
また、更に、前記両面ファスナーは、特に限定されないが、一方が凸側の面ファスナーであり、他方が該凸側の面ファスナーよりも前記胴回り部の長さ方向に長い凹側の面ファスナーであることが好ましい。このようにすれば、胴回りの寸法を緩め又はきつめに調節した際にも、比較的硬い凸側の面ファスナーが比較的柔らかい凹側の面ファスナーからはみ出して剥き出しになるといったことにはなり難く、帯や着物が傷み難いからである。
また、同目的を達成するため、本発明の帯の装着方法は、着用者の胴部に巻かれて装着される胴回り部と、該胴回り部から分離して設けられた太鼓部と、装着時には前記胴回り部の最も外周側にくる該胴回り部の巻き終り端に連続して設けられた手先部とを含む帯を設け、前記胴回り部を、前記着用者の胴部に装着し、太鼓部を、前記着用者の背部に装着し、前記手先部を、前記胴回り部との境界で折り返して前記太鼓部を該胴回り部の巻き方向の反対方向に通過するように装着する。
本発明では、手先部が、装着時には胴回り部の最も外周側にくる該胴回り部の巻き終り端に連続するため、最も内周側にくる該胴回り部の巻き始め端に連続する場合(従来例1)に比べて該手先部の装着が簡単である。また、その手先部は、上記の通り、胴回り部に連続するため、従来例2とは違い、帯が3つ又はそれ以上に分離されることもない。また、その手先部は太鼓部から独立しているため、従来例3とは違い、装着時における該太鼓部の形や大きさの自由度が少なくなることもない。
本発明では、着用者Hの胴部に巻かれて装着される胴回り部10と、該胴回り部10から分離して設けられた太鼓部20と、装着時には胴回り部10の最も外周側にくる該胴回り部10の巻き終り端に連続して設けられた手先部30とを含む帯を設ける。そして、まず、胴回り部10を、着用者Hの胴部に装着し、次に、太鼓部20を、着用者Hの背部に装着する。そして、最後に、手先部30を、胴回り部10との境界で折り返して太鼓部20を該胴回り部10の巻き方向の反対方向に通過するように装着する。
本実施例1の図1〜図4に示す帯9は、着用者Hの胴部に巻かれて装着される胴回り部10と、該胴回り部10から分離して設けられた太鼓部20と、装着時には胴回り部10の最も外周側にくる該胴回り部10の巻き終り端に連続して該胴回り部10の延長状に設けられた手先部30とを含み構成されている。なお、図1〜図3に示す二点差線は、帯9を構成する各部間の境界又は胴回り部10若しくは太鼓部20を構成する各部分間の境界を示しており、図2〜図4に示す実線及び破線の矢印は、帯9を装着する際に、次に該帯9を折り曲げる方向を示している。
胴回り部10は、図2に示すように、手先部30とともに幅方向に2つに折り曲げられて二重に重ねられた状態で、着用者Hの胴部に巻き方向(図では右巻き)に巻かれて装着される部位である。この胴回り部10は、装着時には着用者Hの前方にくる前帯部分11と、着用者Hの側方にくる両脇部分12,12と、着用者Hの背後にくる長さ方向両端部の巻き始め部分13及び巻き終り部分15とを含み、装着時には、内周側にくる巻き始め部分13の外周面に外周側にくる巻き終り部分15の内周面が当接する。該胴回り部10は、その巻き始め部分13の外周面の幅方向両端部に一対の凸側(フックを備えた側)の巻き始め部面ファスナー14,14を備え、巻き終り部分15の内周面の幅方向両端部に該巻き始め部面ファスナー14,14と係合する一対の凹側(ループを備えた側)の巻き終り部面ファスナー16,16を備えている。詳しくは、凸側の巻き始め部面ファスナー14,14よりも凹側の巻き終り部面ファスナー16,16の方が胴回り部10の長さ方向に長く、該巻き始め部面ファスナー14,14に対する巻き終り部面ファスナー16,16の係合位置を巻き方向又はその反対方向にずらすことによって、胴回りの寸法を調節できるようになっている。なお、該胴回り部10の寸法は、特に限定されないが、例示的にいうと、幅が二重に折り曲げた状態で15cmである。長さは着用者Hの胴回りの寸法に合せて設定する。
太鼓部20は、図3に示すように、幅方向に広げられたままの状態で一部が着用者Hの背部に枕41を介して固定され、その状態から更に固定されていない部分が長さ方向に折り畳まれることによって一重太鼓を形成する部位である。この太鼓部20は、装着時には着用者Hの背後に離間する帯山部分21と、該帯山部分21の上端から連続して延び、該帯山部分21の上端から着用側に曲げられ着用者Hの背部に当接してから下方に延びる曲げ部分22と、帯山部分21の下端から連続して延び、該帯山部分21の下端から着用者側に曲げられ該着用者Hの背部に隣接してから上方に延びる返し部分24と、該返し部分24の上端から連続して延び、該返し部分24の上端から下方に折り返され曲げ部分22に当接してから下方に延びる垂れ部分25とを含み構成されている。その垂れ部分25の下部における帯山部分21の下端よりも下方に突出する部分が垂れ先26を形成する。この太鼓部20は、曲げ部分22の帯山部分21と向かい合う側の面における該帯山部分21との境界又はその付近に、枕41を係合させるための枕用面ファスナー23を備えている。なお、該太鼓部20の寸法は、特に限定されないが、例示的にいうと、その全体の長さが100cmであり、曲げ部分22の長さが20cmであり、垂れ先26の長さが7cmである。
手先部30は、図2に示すように、胴回り部10とともに幅方向に2つに折り曲げられて二重に重ねられた状態で、着用者Hの背部に装着される部位である。この手先部30は、胴回り部10との境界で折り返して太鼓部20を該胴回り部10の巻き方向の反対方向に通過するように装着される。
以上に示した本実施例1の帯9を着用者Hに装着する際の手順を[1]胴回り部の装着、[2]太鼓部の装着、[3]手先部の装着 の順に次に説明する。
[1]胴回り部の装着
まず、図4(a)に示すように、胴回り部10を着用者Hの胴部に巻き方向(図では右巻き)に巻いて装着する。このとき、まず、胴回り部10は、幅方向を上下にして上半分に下半分が重なるように2つに折って二重に重ねる。その後、該胴回り部10の前帯部分11を着用者Hの腹部にあて、巻き始め部分13及び巻き終り部分15を着用者Hの両脇の下から、該着用者Hの背後に通す。そして、該背後にて、巻き始め部分13が内周側になり巻き終り部分15が外周側になるようにして重ねて、巻き始め部面ファスナー14,14に巻き終り部面ファスナー16,16を係合させる。このとき、巻き終り部分15の先に余った手先部30は、着用者Hの側方又は前方に預かっておく。
[2]太鼓部の装着
次に、図4(b)に示すように、太鼓部20を着用者Hの背部に装着する。このとき、まず、枕用面ファスナー23に枕41を係合させる。次に、枕41の長さ方向両端に取り付けられている一対の紐42を、着用者Hの両脇の下から前方に通して該前方で結ぶことによって、曲げ部分22を着用者Hの背部に固定する。これにより、該曲げ部分22が、胴回り部10の巻き終り部分15の上方及び上部の背後に隣接して配される。次に、枕41及びその紐42の上から帯上げ43を巻く。その後、曲げ部分22の上端から太鼓部20を形よく折り畳んでいき、帯山部分21、返し部分24及び垂れ部分25を順に綺麗に仕上げていく。
[3]手先部の装着
次に、図4(c)に示すように、手先部30を着用者Hの背部に装着する。このとき、まず、手先部30を、胴回り部10との境界で折り返して、該手先部30を、太鼓部20の帯山部分21と該太鼓部20の曲げ部分22及び返し部分24との間に通すことによって、該手先部30が太鼓部20を胴回り部10の巻き方向の反対方向に通過するようにする。その後、図4(d)に示すように、該手先部30の上から帯締め46を巻くことによって該手先部30を太鼓部20とともに着用者Hの背部に固定する。
本実施例1では、手先部30が、装着時には胴回り部10の最も外周側にくる該胴回り部10の巻き終り端に連続するため、最も内周側にくる該胴回り部10の巻き始め端に連続する場合(従来例1)に比べて該手先部30の装着が簡単である。また、その手先部30は、上記の通り、胴回り部10に連続するため、従来例2とは違い、帯9が3つ又はそれ以上に分離されることもない。また、手先部30は太鼓部20から独立しているため、従来例3とは違い、装着時における該太鼓部20の形や大きさの自由度が少なくなることもない。
また、胴回り部10の長さ方向両端部13,15には、巻き始め部面ファスナー14,14と巻き終り部面ファスナー16,16とがあり、両面ファスナー14,16の係合位置をずらすことより胴回りの寸法を調節可能に構成されているため、該胴回り部10の装着が簡単であり、また、装着後においても、緩い場合やきつい場合には、簡単に調節し直すことができる。また、それらに加え、比較的硬い凸側の巻き始め部面ファスナー14,14よりも比較的柔らかい凹側の巻き始め部面ファスナー16,16の方が長いため、胴回りの寸法を緩め又はきつめに調節した際にも、比較的硬い凸側の巻き始め部面ファスナー14,14が比較的柔らかい凹側の巻き終り部面ファスナー16,16からはみ出して剥き出しになるといったことにはなり難く、帯9や着物が傷み難い。また、それら巻き始め部面ファスナー14,14及び巻き終り部面ファスナー16,16は一対ずつあるため、外れ難い。
本実施例2の図5に示す帯は、実施例1の帯9と略同様であるが、太鼓部50のみが、実施例1の太鼓部20と相違している。なお、図5に示す二点差線は、太鼓部20を構成する各部分間の境界を示しており、実線の矢印は、太鼓部50を装着する際に、次に該太鼓部50を折り曲げる方向を示している。
その太鼓部50は、図5に示すように、長さ方向の両側に、装着時には内周側にくる中太鼓部51と外周側にくる外太鼓部53とを並べて備え、それら中太鼓部51と外太鼓部53との境界で折り曲げられて二重に重ねられた状態で一部が着用者Hの背部に枕を介して固定され、その状態から更に固定されていない部分が長さ方向に折り畳まれることによって二重太鼓を形成する部位である。中太鼓部51は、外太鼓部53よりも若干長く形成されており、該中太鼓部51の外太鼓部53からはみ出して一重になる部分の一部又は全部が、垂れ先58を形成する。この太鼓部50は、中太鼓部51の外太鼓部53と向かい合う側の面における該外太鼓部53との境界とは反対側の長さ方向端部に中太鼓部面ファスナー52を備え、外太鼓部53の中太鼓部51と向かい合う側の面における該中太鼓部51との境界とは反対側の長さ方向端部に該中太鼓部面ファスナー52と係合する外太鼓部面ファスナー54を備えている。
この太鼓部50は、装着時には着用者Hの背後に離間する帯山部分55と、該帯山部分55の上端から連続して延び、該帯山部分55の上端から着用者側に曲げられて該着用者Hの背部に当接してから下方に延びる曲げ部分56と、帯山部分55の下端から連続して延び、該帯山部分55の下端から着用者側に曲げられて曲げ部分56に当接してから上方に延びる返し部分59とを含み構成されている。曲げ部分56は、帯山部分55の下端よりも下方に長く延び、その下端よりも下方に長く延びた部分が前述の垂れ先58を形成する。この太鼓部50は、曲げ部分56の帯山部分55と向かい合う側の面における該帯山部分55との境界又はその付近に、枕41を係合させるための枕用面ファスナー57を備えている。
なお、該太鼓部50の寸法は、特に限定されないが、例示的にいうと、その全体の長さが150cm、幅が30cmであり、中太鼓部の長さが80cm、外太鼓部の長さが70cmであり、二重に重ねられた状態での曲げ部分56の長さが33cmであり、垂れ先58の長さが7cmである。
以上に示した本実施例2の帯を着用者Hに装着する際の手順を[1]胴回り部の装着、[2]太鼓部の装着、[3]手先部の装着 の順に次に説明する。
[1]胴回り部の装着
実施例1と同様に、胴回り部10を着用者の胴部に装着する。
[2]太鼓部の装着
まず、枕用面ファスナー57に枕を係合させる。次に、枕の長さ方向両端に取り付けられている一対の紐を、着用者の両脇の下から前方に通して該前方で結ぶことによって、曲げ部分56を着用者の背部に固定する。これにより、該曲げ部分56が、胴回り部10の巻き終り部分15の背後に隣接して配される。次に、枕及びその紐の上から帯上げを巻く。その後、曲げ部分56の上端から太鼓部50を形よく折り畳んでいき、帯山部分55及び返し部分59を順に綺麗に仕上げていく。
[3]手先部の装着
まず、手先部30を、胴回り部10との境界で折り返して、該手先部30を、太鼓部50の帯山部分55と該太鼓部50の曲げ部分56及び返し部分59との間に通すことによって、該手先部30が太鼓部50を胴回り部10の巻き方向の反対方向に通過するようにする。その後、該手先部30の上から帯締めを巻くことによって該手先部30を太鼓部50とともに着用者の背部に固定する。
本実施例2によれば、二重太鼓においても実施例1と同様の効果を得ることができる。また、太鼓部50の長さ方向両端部には、中太鼓部面ファスナー52と外太鼓部面ファスナー54とがあるため、二重太鼓の形成が簡単である。
なお、本発明は上記実施例1,2に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもでき、例えば、次の[ア]〜[エ]のように変更してもよい。
[ア]図1〜図4においては、胴回り部10は右巻きであったが、図2とは左右反対に構成して、図6に示すように左巻きにしてもよい。なお、図6に示す二点差線は、帯9を構成する各部間の境界又は胴回り部10を構成する各部分間の境界を示しており、実線の矢印は、帯9を装着する際に、次に該帯9を折り曲げる方向を示している。
[イ]実施例1,2においては、巻き始め部面ファスナー14,14と巻き終り部面ファスナー16,16とがそれぞれ胴回り部10の幅方向両端部に一対ずつあったが、幅方向中央部に一つずつのみにしてもよい。
[ウ]実施例1の太鼓部20にあった枕用面ファスナー23をなくしてもよい。
[エ]実施例2の太鼓部50にあった枕用面ファスナー57、又は中太鼓部面ファスナー52及び外太鼓部面ファスナー54をなくしてもよい。
本発明の実施例1の帯を示す背後からの斜視図である。 同実施例1の帯の胴回り部及び手先部を装着する際の様子を(a)〜(d)に順に示す背後からの斜視図である。 同実施例1の帯の太鼓部を装着する際の様子を(a)〜(c)に順に示す背後からの斜視図である。 同実施例1の帯を着用者に装着する際の様子を(a)〜(d)に順に示す背後からの斜視図である。 実施例2の帯の太鼓部を装着する際の様子を(a)〜(c)に順に示す背後からの斜視図である。 変更例[ア]の帯の胴回り部及び手先部を装着する際の様子を(a)〜(d)に順に示す背後からの斜視図である。 (a)は、従来例1の帯を示す背後からの斜視図、(b)は、その帯を装着した際の様子を示す背面から斜視図である。 同従来例1の帯を着用者に装着する際の様子を(a)〜(d)に順に示す背後からの斜視図である。 (a)は、従来例2の帯を示す背後からの斜視図、(b)は、従来例3の帯を示す背後からの斜視図である。
符号の説明
9 帯
10 胴回り部
13 巻き始め部分(長さ方向端部)
14 巻き始め部面ファスナー(凸側の面ファスナー)
15 巻き終り部分(長さ方向端部)
16 巻き終り部面ファスナー(凹側の面ファスナー)
20 太鼓部
30 手先部
50 太鼓部
H 着用者

Claims (4)

  1. 着用者(H)の胴部に巻かれて装着される胴回り部(10)と、該胴回り部から分離して設けられた、前記着用者(H)の背部に装着される太鼓部(20)と、装着時には前記胴回り部(10)の最も外周側にくる該胴回り部の巻き終り端に連続して設けられた手先部(30)とを含み構成され、
    前記手先部(30)は、前記胴回り部(10)との境界で折り返して前記太鼓部(20)を該胴回り部の巻き方向の反対方向に通過するように装着される帯。
  2. 前記胴回り部(10)は、長さ方向両端部(13,15)に互いに係合し合う面ファスナー(14,16)を備え、両面ファスナの係合位置を該胴回り部の巻き方向又はその反対方向にずらすことにより胴回りの寸法を調節可能に構成された請求項1記載の帯。
  3. 前記両面ファスナー(14,16)は、一方が凸側の面ファスナー(14)であり、他方が該凸側の面ファスナーよりも前記胴回り部(10)の長さ方向に長い凹側の面ファスナー(16)である請求項2記載の帯
  4. 着用者(H)の胴部に巻かれて装着される胴回り部(10)と、該胴回り部から分離して設けられた太鼓部(20)と、装着時には前記胴回り部(10)の最も外周側にくる該胴回り部の巻き終り端に連続して設けられた手先部(30)とを含む帯を設け、
    前記胴回り部(10)を、前記着用者(H)の胴部に装着し、太鼓部(20)を、前記着用者(H)の背部に装着し、前記手先部(30)を、前記胴回り部(10)との境界で折り返して前記太鼓部(20)を該胴回り部の巻き方向の反対方向に通過するように装着する帯の装着方法。
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